JPS58171178A - 電子式写真機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被写体像を記憶した画像の一部を電子的に拡
大すると同時に、その画像が瞬時に得られる電子式写真
機に関する。

従来の写真フィルムを用いる写真機、（Ｘわゆるスチル
−カメラは、被写体像を撮影した画像を瞬時に見ること
かできず、きわめて不便である欠点を有している。

即ち、従来の写真機を用いて撮影した画像は、撮影後フ
ィルムを現像した後でなければ見ることができす、撮影
者の希望通りの撮影ができたか否か、撮影してから相当
時間経た後てなけれは、結果か判らないものである。

この不便を解消するものとして、自己現像型の写真機か
開発された。

自己現像型の写真機は、撮影した画像を、従来の写真機
に比し、時間を大幅に短縮し焼付するので、数分間で見
られる利点を有する。しかし、この写真機は従来の写真
機同様、撮影した画面をすぐに見ることはできず、逆に
撮影した画像の解像度か落ちるとか、長期の保存がきか
ない、焼増に不便がある等、別の欠点を生しているか、
最も大きな欠点は、ハードコピーとする前に映像の良否
を判定する機能かな（、／％−トコピーとなった失敗作
は無駄となる。

そこで、最近電子写真機が提案され、現在実用化の段階
にいたっている。

しかし、この電子写真機も現在提案されているものは、
写真機内に取付けられた記憶装置からの出力を、写真機
とは別体のディスプレイ装置にて再生しないと、撮影し
た画像をすくに見ることはできない欠点を有している。

更に、極めて大きな問題としてディスプレイ装置と接続
して撮影した画面を見ても、画面の全体は判るが、表示
スペースの制限等から、個々の細かい部分がどのように
写っているかまでは明確に見ることかできない新たな欠
点を生じている。

以上い（つか従来の写真機の主なものにつき説明したが
、従来の写真機は全て、これまで説明した欠点ばかりで
なく、操作面、経済性の面、その他の面でも数多くの欠
点を有している。

これらの欠点についての説明は、ここでは省略する。

本発明は斜上の従来の欠点を除去するものであり、その
目的は被写体像を記憶した記憶部の記憶から、画素群中
の所望の一部を電子的な操作により拡大すると同時に、
その画像か瞬時に得られる電子式写真機を提供すること
にある。

以下本発明につき詳細に説明する。

本発明の電子式写真機は、被写体像を入射する光学系を
介し被写体像を結像する開傘群を有する光電変換部と、
光電変換部からの出力を記憶する記憶部と、記憶部の記
憶から画素群中の所望の一部を電子的に拡大する機能を
有する部分とを少くとも具備し構成される。

又、本発明の電子式写真機は、これらと一体もしくは別
体としてディスプレイ部を具備しているものでも構わな
い。更に、プリンタ部を具備しているものでも構わない
。

被写体像は、まずレンズ等の光学系を介し、画素群を有
する光電変換部へ導がれる。

光学系は、周知のカメラ、システムて構ゎす、こ−の部
分の説明は省略する。勿論、システムとしてオートゲイ
ン・コントロールを併用したものでもよい。

光学系からの出力は、光電変換部において光電変換され
、その信号は蓄積機能を持つ一次元あるいは二次元に配
列された画素群ｌζて蓄積され、次に各画素に蓄積され
た信号電荷を、時系列で順次取り出す自己走査機能を持
つ記憶部に伝達される。

走査は、たとえば本発明者が既に提案した静電誘導トラ
ンジスタ（Ｓ　Ｉ　Ｔ）を用いたセンサ、ＭＯＳトラン
ジスタによるセンサ、その他を用い、各画素に順次選択
パルスを送り、そこに蓄積された信号電荷を読み出して
いくＸＹ子アドレス走査形　ＣＯＤ　（Ｃｈａｒｇｅ　
Ｃｏｕｐｌｅｄ　Ｄｅｖｉｃｅ）のように自己転送機能
を持つデバイスで、各画素に蓄積された信号電荷を一方
的に順次転送して、最後に信号として取り出す電荷転送
形等を用いて行う。

走査法は、ＸＹ子アドレス走査形電荷転送形に限らず、
その他の方法によっても構わない。

特に小電力、高速伝達を行わせるには、光電変換部と記
憶部の両者を含んた撮像記憶部の少（とも一部がゲート
部にコンデンサを持つべくされた静電誘導トランジスタ
より構成されれはよい。

これは、ＭＯＳＦＥＴでも同様である。

このようにして記憶部に記憶した信号を、テイスプレィ
部にて表示し、次に電子的な操作により記憶部の記憶か
ら画素群中の所望の一部を拡大する。

これは、電子式スイッチング機構を用いて、垂直、水平
部分のアドレスを指定し、その部分を拡大する。

即ち、画像がきちんと写っているか否か、画像全体を拡
大するのではなく、全体像の所望の一部を拡大し、たと
えば人間を写した場合であれば、目をきちんと見開いて
いるか確認の上、必要とする部分の画像を得る。

これは、希望する画像の垂直、水平部分のアドレスを、
たとえば指示ボタンにて指示すれば、自動的に即座にそ
の部分を拡大できる。

従って、良く写った画像部分のみを残すことができると
共に、必要な写真のみの選択もできる。

なお、スイッチング機構は、電子式スイソチンクに限ら
す、機械的なものでも構わないか、機械的スイッチング
機構の場合は電子式のもの所望の一部を拡大した画像は
、写真機内に有する記憶部、或いは別のメモリに記憶さ
せておき、それとディスプレイ部を電気的に接続して直
接見ても、或いはプリンタ部を用いて、その場で所望の
枚数焼付してもよい。

ディスプレイ部、プリンタ部は、写真機と一体でも別体
でも差し支えない。

ディスプレイ部は、記憶部からの出力信号を表示するも
のであれは何でもよい。たとえば薄型ブラウン管とか液
晶テレビ等は、小型、軽量で一体化に適している。

プリント部は、アドレスに従い、ハード、コピー等によ
りコピーする作用を行う部分である。

以上説明したように本発明の電子式写真機は、被写体像
を入射する光学系を介し、被写体像書結像する画素群を
有する光電変換部と、光電変換部からの出力を記憶する
記憶部と、記憶部の記憶から画素群中の所望の−部を電
子的に拡大する機能を有する部分とを少くとも具備して
構成するものであり、被写体像を記録した画像を、これ
と一体もしくは別体として形成されたディスプレイ部に
より瞬時に見ることができると共に、更に拡大部におい
て、全体の画像中、希望する部分のみ拡大し、希望画像
を得ることができ、取捨叢択ののち、これを写真機内の
記憶部、或いは別のメモリに記憶させておき、写真機と
一体もしくは別体として形成されたプリント部でプリン
トするなり、ディスプレイするなりできる利点を有する
。

全体画像の一部を拡大する機能を有していることは、全
体の写真中不要な部分を除去し、希望する′部分の画像
が得られるばかりでな（、たとえは全体画像の左上端部
と右下端部とを同時に合成できるということでもあり、
写真機として画期的なものといえる。

本発明の電子式写真機は、上述した利点のみてなく、書
き換え可能、小型、軽量、その他説明しきれない程多く
の利点を有しており、工業的価値の極めて高いものであ
る。

４９５−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　被写体像を入射する光学系を介し被写体像を
   結像する画素群を有する光電変換部、該変換部からの出
   力を記憶する記憶部、該記憶部の記憶から両断群中の少
   （とも所望の一部を電子的に拡大する機能を有する部分
   とを少く　　３とも具備したことを特徴とする電子式写
   真機。 （２）　　前記特許請求の範囲第１項記載の写真機にお
   いて、更に一体も−しくは別体としてディスプレイ部を
   具備したことを特徴とする電子式（３）　　前記特許請
   求の範囲第１項記載の写真機において、更に一体もしく
   は別体としてプリン↓ り部、又はハード記憶部の少くとも１つ具備したことを
   特徴とする電子式写真機。 （４）撮像記憶部の少くとも一部かゲート部にコンデン
   サを持つへくされた静電誘導トランジスタより構成され
   ることを特徴とする特許許請求の範囲第１項乃至第３項
   記載の電子式（５）撮像記憶部の少くとも一部がゲート
   部にコンデンサを持つべくされたＭＯＳＦＥＴより構成
   されることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項乃至
   第３項記載の電子式写真機。