JP3263588B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP3263588B2
JP3263588B2 JP03006996A JP3006996A JP3263588B2 JP 3263588 B2 JP3263588 B2 JP 3263588B2 JP 03006996 A JP03006996 A JP 03006996A JP 3006996 A JP3006996 A JP 3006996A JP 3263588 B2 JP3263588 B2 JP 3263588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油系溶剤等を用
いてドライクリーニングした後の洗濯物を乾燥するため
の衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の衣類乾燥機における工程は、溶
剤を回収しつつ洗濯物を乾燥させる回収乾燥工程、洗濯
物に残留した溶剤を揮発させ洗濯物を完全に乾燥させる
排気乾燥工程、乾燥を終了した洗濯物をほぐしつつ冷却
するクールダウン工程、洗濯物に残る溶剤臭を取り除く
脱臭工程から成る。回収乾燥工程では、衣類乾燥機本体
内の空気の循環路は閉じた状態にされる。すなわち、ヒ
ータで加熱した空気を洗濯物を収容したドラム内へ送り
込み、洗濯物に浸透している溶剤を蒸発させ、その揮発
した溶剤を含む空気をクーラへ送り、その空気を冷却す
ることにより溶剤を凝縮液化して回収する。溶剤が除去
された空気は再度ヒータで加熱されドラム内へと循環さ
れる。ヒータのパイプ中には蒸気ボイラにて加熱された
蒸気が、クーラのパイプ中には冷却装置から冷却水が送
り込まれる。
【0003】上記の回収乾燥工程において、冷却装置の
異常等によりクーラの冷却効果が悪化すると循環する空
気に含まれる溶剤が液化しにくくなり、空気が循環する
毎に空気中の溶剤濃度が高まる。このため、溶剤濃度の
高い空気がヒータで再加熱されることになる。石油系溶
剤の場合、空気中の溶剤濃度が0.6〜0.8%以上に
なると引火の危険性があるため、これを防止するため一
般に次のような安全対策が講じられている。
【0004】すなわち、クーラの空気出口側に温度セン
サを設置し、冷却不足を想定して予め決められた異常検
知温度以上の状態が所定時間継続した場合に、ヒータ加
熱を停止したり、吸気弁及び排気弁を開放して循環路内
に外気を取り入れ排気乾燥を実行したりする。また、そ
のような処置を行なっても検出温度が下がらず、上記異
常検知温度よりも更に高い温度である第2の異常検知温
度以上の状態が所定時間継続した場合には、乾燥運転を
完全に停止し「冷却不足エラー」等の表示を行なうよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の安全装置では次の如き問題がある。作業者
が乾燥スタートの入力キー操作を行ない乾燥運転を実行
している途中で、冷却不足により運転が自動的に停止し
たものとする。作業者が冷却装置等の異常に気付き正常
な冷却動作が行なえるような状態にした後に、すぐに乾
燥の再スタートを指示する。このような場合、クーラの
動作が正常であっても定常的な冷却状態に至るまでには
暫く時間を要するため、暫く運転が続いた後に再び異常
検知が作動して運転が停止する。このようなことを繰り
返すと、循環路内の溶剤濃度が高まり危険な状態になり
得る。すなわち、クーラに異常がなくとも、作業者が運
転停止から充分に時間を置かずに乾燥の再スタートを繰
り返すことにより、引火事故等の危険を増長させてしま
うことになる。
【0006】本発明は上記問題を解決するために成され
たもので、その目的とするところは、安全性を一層高め
ることのできる衣類乾燥機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された第1の発明に係る衣類乾燥機は、衣類を収容
するためのドラムと、該ドラムをその一部に含む空気の
循環路と、該循環路に外気を取り入れるための吸気口
と、前記循環路から空気を外部に排出するための排気口
と、前記吸気口に設けられる吸気弁又は前記排気口に設
けられる排気弁の少なくとも一方と、前記ドラムが位置
しない前記吸気口及び前記排気口の間の循環路に配置さ
れる溶剤回収のためのクーラと、前記吸気口と前記ドラ
ムとの間の循環路に配置される空気を加熱するためのヒ
ータとを具備し、前記吸気弁又は排気弁の少なくとも一
方を閉鎖し外気を前記循環路内に導入せずに溶剤の回収
を行ないつつ衣類の乾燥を行なう回収乾燥を行なう衣類
乾燥機において、 a)前記クーラの近傍に配置した温度センサと、 b)乾燥開始直後における前記温度センサによる検出温度
が第1の異常検知温度以上であるか否かを判定する第1
の判定手段と、 c)この第1の判定手段において第1の異常検知温度より
低いと判定された場合、乾燥開始から所定時間経過した
時点において前記温度センサによる検出温度が前記第1
の異常検知温度よりも低い第2の異常検知温度以上であ
るか否かを判定する第2の判定手段と、 d)前記第1の判定手段において第1の異常検知温度以上
であると判定された場合 、又は前記第2の判定手段にお
いて第2の異常検知温度以上であると判定され た場合に
乾燥運転を停止する運転制御手段と、を備えることを特
徴としている。
【0008】
【0009】
【0010】また、上記第1の発明に係る衣類乾燥機
は、更に、前記温度センサによる検出温度が所定時間以
上継続して前記第2の異常検知温度よりも低い第3の異
常検知温度以上であるか否かを判定する第3の判定手段
を備え、前記運転制御手段は、該第3の判定手段におい
て異常が検知された場合に、前記少なくとも一方が設け
られた吸気弁と排気弁の両方を開放し前記循環路内に外
気を導入しつつ衣類の乾燥を行なう排気乾燥を実行する
ことがより好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態、及び、発明の効果】第1の発明に
係る衣類乾燥機において、第2の判定手段は、乾燥運
転の開始から所定時間が経過したときにクーラの冷却不
足による異常な状態を検知し得る。これに対し、第1の
判定手段は時間的な遅延を有さず、乾燥運転開始の直後
からクーラの冷却不足による異常な状態を検知する。す
なわち、乾燥運転開始直後にクーラ近傍の空気の温度が
第1の異常検知温度以上であると、速やかに乾燥運転が
停止される。また、そのクーラ近傍の空気の温度が第1
の異常検知温度より低くても、所定時間が経過した後に
第2の異常検知温度以上であったりすると同様に乾燥運
転が停止される。一般的に、第1の異常検知温度が第2
の異常検知温度よりも数℃乃至10℃程度高く設定する
ことが望ましい。
【0012】第の発明によれば、クーラの冷却異常
時、又は、クーラの動作は正常であっても冷却動作が定
常状態に至る以前に作業者が繰り返し乾燥スタートを指
示した場合に、冷却不足であることが迅速に検知され乾
燥運転が停止されるので、溶剤濃度が異常に高まって引
火に至るような危険を未然に回避することができる。
【0013】
【0014】更に、第3の判定手段を追加する構成とす
れば、すぐに危険を生じるほどではないがクーラによる
冷却が若干不足であるという判断も可能になり、この場
合には、引火等の危険のない排気乾燥を所定時間、実行
することにより乾燥運転を続行する。このため、乾燥作
業が途中で中断しないので、効率的な乾燥作業が行なえ
る。また、この排気乾燥の期間中にクーラが定常冷却運
転に復帰すれば、所定時間、排気乾燥を行なった後に再
度回収乾燥を実行することもできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明による衣類乾燥機の一実施例を
図に基づいて説明する。図1は衣類乾燥機の断面図、図
2は電気系構成図、図3は乾燥動作における制御フロー
チャートである。
【0016】まず、図1に基づき全体構成について説明
する。乾燥室1の内部には周囲に多数の通風穴を有する
円筒形状のドラム2が回転自在に支持され、ドラム2内
に乾燥すべき衣類が収容される。乾燥機本体内には左部
通気路3a、乾燥室1、右部通気路3b、上部通気路3
cから成る空気の循環路が形成され、ブロアモータ9に
より回転駆動されるファン8の吸引力によりこの循環路
に沿って空気が流れる。上部通気路3cと左部通気路3
aとの間には開閉可能な吸気弁5を有する吸気口4が配
置され、また、右部通気路3bと上部通気路3cとの間
には開閉可能な排気弁7を有する排気口6が配置され
る。すなわち、吸気弁5及び排気弁7が開放されている
ときには、図中の破線の矢印のように、吸気口4から取
り入れられた空気は左部通気路3a、乾燥室1、右部通
気路3bを通って排気口6から外部に排出される。一
方、吸気弁5及び排気弁7が閉鎖されているときには、
図中の実線の矢印のように、循環路内の閉じられた空気
が左部通気路3a、乾燥室1、右部通気路3b、上部通
気路3cを通って循環する。
【0017】左部通気路3aにはヒータ10が設けら
れ、ボイラ(図示せず)からの高温の蒸気が蒸気バルブ
11a、11bを介してヒータ10のパイプ中に供給さ
れる。従って、左部通気路3aを通る空気はヒータ10
により熱せられて乾燥室1に送り込まれる。ヒータ10
の出口側には、熱風の温度を検出するための第1の温度
センサ12が設けられる。また、右部通気路3bのファ
ン8の直前には、衣類から出る糸屑等を捕集するための
リントフィルタ13が設けられる。更に、上部通気路3
cにはクーラ14が設けられ、冷却装置(図示せず)か
ら冷却バルブ15を介して冷却した冷媒が循環供給され
る。右部通気路3b側から循環してきた空気がクーラ1
4にて急激に冷却されると、空気中に含まれる溶剤は液
化して滴下する。この液化した溶剤は排液口16から流
れ出て水分離器18に至る。水分離器18は、回収した
液体を溶剤と水とに比重分離し、溶剤のみを溶剤タンク
19に戻すためのものである。なお、クーラ14の出口
側には、冷却異常を検知するための第2の温度センサ1
7が設置される。
【0018】次に、図2に基づき電気系の構成について
説明する。制御部20は主にCPU21及びメモリ22
から構成され、制御部20には操作部23からのキー入
力信号、第1及び第2の温度センサ12、17からの検
出信号、更には図示しないスイッチ類等からの信号が入
力される。また、制御部20は、その内部のメモリ22
に記憶されている運転プログラムの実行及び上記各入力
信号に従って駆動回路25に適当な指令を与え、ドラム
駆動モータ26及びブロアモータ9の回転駆動、吸気弁
5及び排気弁7の開閉、蒸気バルブ11a、11b及び
冷却バルブ15の開閉をそれぞれ制御する。更に、制御
部20は、操作部23の入力信号に応じた表示及び運転
状況のモニタのための表示を表示部24に行なわせる。
【0019】上記構成を有する衣類乾燥機の動作を図3
のフローチャートに沿って以下に説明する。作業者が
「乾燥スタート」の入力キーを操作し運転開始を指示す
ると、制御部20はメモリ22に記憶されている運転プ
ログラムに従い回収乾燥工程を実行する。まず、ブロア
モータ9、ドラム駆動モータ26、冷却装置をオンする
と共に冷却バルブ15、蒸気バルブ11a、11bを開
放し、更に、吸気弁5及び排気弁7を閉鎖する(ステッ
プS1)。
【0020】吸気弁5及び排気弁7が閉鎖された状態で
ブロアモータ9が回転されると、ファン8の回転による
吸引力により上述したように循環路内で空気が循環す
る。すなわち、ヒータ10で熱せられた空気は乾燥室1
内に送り込まれ、ドラム2の通風孔を通過してドラム2
内の衣類に当たり衣類に浸透している溶剤を揮発させ
る。この溶剤を含む空気は、乾燥室1から右部通気路3
bへ抜けクーラ14に至る。上述の如く、クーラ14で
空気が冷却される際に溶剤は凝縮液化し集められる。
【0021】回収乾燥運転開始後、第2の温度センサ1
7による検出温度に基づき、クーラ出口の温度が30℃
以上であるか否かが判定される(ステップS2)。温度
が30℃以上である場合には温度が高過ぎて引火等の危
険性が高いと判断され、速やかにステップS7へ進み、
表示部24に「冷却異常エラー」が表示されると共に乾
燥運転が停止される(ステップS8)。
【0022】ステップS2にてクーラ出口の温度が30
℃より低い場合にはステップS3へ進み、ステップS2
の始めの判定後1分を経過したか否かが判定される。1
分を経過するまではステップS2へ戻り、クーラの出口
温度が30℃以上であるか否かが繰り返し判定されるこ
とになる。ステップS3で1分を経過した場合にはステ
ップS4へ進み、クーラの出口温度が20℃以上である
か否かが判定される。温度が20℃以上である場合には
ステップS7、S8へと進み、先の場合と同様に表示部
24に「冷却異常エラー」が表示されると共に乾燥運転
が停止される。すなわち、この場合、乾燥運転を開始し
た後ほぼ1分経過してもクーラ出口温度が20℃以上で
あるため、循環路内の空気の溶剤濃度が高まって危険で
あると判断される。
【0023】ステップS4にてクーラ出口温度が20℃
より低い場合にはステップS5へ進み、その温度が16
℃以上であるか否かが判定される。温度が16℃以上で
ある場合ステップS9へ進み、ステップS5の始めの判
定後1分経過したか否かが判定され、1分経過するまで
はステップS9、S4、S5のルーチンの繰り返しによ
り継続的に温度が16℃以上であるか否かが判定され
る。ステップS9にて1分が経過した場合にはステップ
S10へ進み、吸気弁5及び排気弁7が開放される。こ
の状態では、吸気口4から流入した外気がヒータ10で
熱せられ乾燥室1内へ送り込まれる。ドラム2内を通過
して溶剤を含んだ熱風は、右部通気路3bを通り、開放
された排気口6から外部へ排出される。すなわち、回収
乾燥ではなく、溶剤が回収されない排気乾燥が実行され
る。排気乾燥では、常に外部から新鮮な空気が循環路内
に取り入れられ、溶剤を含んだ空気は殆ど全て外部へ排
出されるため、循環路内の空気中の溶剤濃度が高まるこ
とはない。
【0024】吸気弁5及び排気弁7を開放した後、3分
経過するまでは排気乾燥が続行される(ステップS1
1)。3分経過した後に、回収乾燥工程の途中で排気乾
燥を実行したことを示すフラグF0をセットする(ステ
ップS12)。そして、吸気弁5及び排気弁7が再び閉
鎖され(ステップS13)、ステップS2へ戻り、再び
回収乾燥が実行される。
【0025】乾燥スタートキーが操作されてからの乾燥
時間は、CPU21の内部タイマで計時される。ステッ
プS5にてクーラ出口温度が16℃より低い場合、ステ
ップS6においてこの内部タイマの経過時間がチェック
され、予め設定されている回収乾燥工程の時間が経過し
たか否かが判定される。そして、乾燥時間が経過するま
ではステップS4へ戻り、回収乾燥が続行される。乾燥
時間が経過した場合には、回収乾燥工程を終了し次の排
気乾燥工程へ移行する。
【0026】また、ステップS6以外でも内部タイマの
チェックは実行され、例えばステップS11の繰り返し
の処理の途中でも予め設定されている回収乾燥工程の時
間が経過した場合には、速やかにそのルーチンから抜け
出し次の排気乾燥工程へ移行する。
【0027】なお、一連の全ての乾燥工程が終了し乾燥
機の運転を停止する際には、フラグF0がチェックされ
る。そして、フラグF0がセットされている場合には、
表示部24に「冷却異常エラー」が表示される。すなわ
ち、回収乾燥工程の途中で異常温度検知により排気乾燥
を一時的に実行した場合には、乾燥運転を途中で中断し
ないが、乾燥運転終了後にエラー表示を行なうことによ
り作業者の注意を喚起する。作業者はこのエラー表示に
より冷却異常を知り、冷却装置の運転異常やクーラの異
常等の不具合箇所を点検、修理することができる。
【0028】上記実施例の制御フローチャートにおいて
は、例えば20℃以上の異常温度検知を行なうに際し、
ステップS2とS3との繰り返しのルーチンにより1分
経過するまで待ち、1分経た後にステップS4にて温度
の判定を行なうようにしていた。しかしながら、1分の
間、継続的に検出温度が20℃以上であるか否かを判定
し、継続的に20℃以上であるときにステップS7へ進
むようにしても良い。
【0029】また、上記実施例の構成では、排気口6に
開閉可能な排気弁7を備えていたが、実際上、排気弁7
がなくとも吸気弁5の開閉制御のみで回収乾燥と排気乾
燥とを選択的に実行することができる。すなわち、吸気
弁5を閉鎖した状態でファン8を回転させれば、循環路
内の空気圧は外気圧よりも若干低い状態で安定し、排気
口6が開放されていてもそこから空気は逃げずに循環路
内で循環することになる。従って、排気弁7を設けなく
とも上記と同様の効果が得られる。
【0030】なお、上記実施例中で示した数値は一例で
あって、適宜変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である衣類乾燥機の断面
図。
【図2】 図1の実施例による衣類乾燥機の電気系構成
図。
【図3】 本実施例における回収乾燥工程の制御フロー
チャート。
【符号の説明】 1…乾燥室 2…ドラム 3a…左部通気路 3b…右部通気路 3c…上部通気路 4…吸気口 5…吸気弁 6…排気口 7…排気弁 10…ヒータ 12…第1の温度センサ 14…クーラ 17…第2の温度センサ 20…制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣類を収容するためのドラムと、該ドラム
    をその一部に含む空気の循環路と、該循環路に外気を取
    り入れるための吸気口と、前記循環路から空気を外部に
    排出するための排気口と、前記吸気口に設けられる吸気
    弁又は前記排気口に設けられる排気弁の少なくとも一方
    と、前記ドラムが位置しない前記吸気口及び前記排気口
    の間の循環路に配置される溶剤回収のためのクーラと、
    前記吸気口と前記ドラムとの間の循環路に配置される空
    気を加熱するためのヒータとを具備し、前記吸気弁又は
    排気弁の少なくとも一方を閉鎖し外気を前記循環路内に
    導入せずに溶剤の回収を行ないつつ衣類の乾燥を行なう
    回収乾燥を行なう衣類乾燥機において、a)前記クーラの
    近傍に配置した温度センサと、b)乾燥開始直後における前記 温度センサによる検出温度
    が第1の異常検知温度以上であるか否かを判定する第1
    の判定手段と、c)この第1の判定手段において第1の異常検知温度より
    低いと判定された場合、 乾燥開始から所定時間経過した時点において前記温度セ
    ンサによる検出温度が前記第1の異常検知温度よりも低
    い第2の異常検知温度以上であるか否かを判定する第2
    の判定手段と、d)前記第1の判定手段において第1の異常検知温度以上
    であると判定された場合 、又は前記第2の判定手段にお
    いて第2の異常検知温度以上であると判定され た場合に
    乾燥運転を停止する運転制御手段と、 を備えることを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の衣類乾燥機は、更に、前
    記温度センサによる検出温度が所定時間以上継続して前
    記第2の異常検知温度よりも低い第3の異常検知温度以
    上であるか否かを判定する第3の判定手段を備え、前記
    運転制御手段は、該第3の判定手段において異常が検知
    された場合に、前記少なくとも一方が設けられた吸気弁
    と排気弁の両方を開放し前記循環路内に外気を導入しつ
    つ衣類の乾燥を行なう排気乾燥を実行することを特徴と
    する衣類乾燥機。
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