JP3261341B2 - スクータ型車両 - Google Patents
スクータ型車両Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
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- B62K11/02—Frames
- B62K11/10—Frames characterised by the engine being over or beside driven rear wheel
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Description
ックスが設置され、その下にユニットスイング型エンジ
ンが配置されたスクータ型車両に関する。
るために、シートの載るリアボディが比較的大きいボリ
ュームに設定されて内部に収納ボックスを持ち、その下
にユニットスイング型エンジンが配置されるレイアウト
がスクータ型車両の特徴である。
左側面図である。このスクーター型車両は、ハンドルc
で操舵される前輪aとユニットスイング型エンジンdで
駆動される後輪bとが前後に配され、ハンドルcとシー
トeの間が低く湾入してステップボードfが敷かれ、シ
ートeは収納ボックスgを内蔵したリアボディh上に載
置され、リアボディhの下にユニットスイング型エンジ
ンdが配置されている。
平に前方へ延びるシリンダiを備えたクランクケースj
と、このクランクケースjの一側(例えば左側)に連接
されて後方に延びるスイングケースk等によりユニット
化されており、スイングケースkの後部に後輪bが軸支
され、この後輪bがクランクケースjの直ぐ後方に位置
している。
対の支持アームlが設けられており、この支持アームl
の先端に架設されて車幅方向に延びるピボット軸mがフ
レームnに軸支されている。このため、ユニットスイン
グ型エンジンdはフレームnに対し、ピボット軸mを中
心に上下揺動可能とされ、かつスイングケースkの後上
部がリアクッションユニットoで支持されることによっ
て緩衝懸架される。
出され、吸気管qはクランクケースjの前上面に導入さ
れる。吸気管qに接続されたキャブレタrはクランクケ
ースjの後上方に位置し、さらにその後方にエアクリー
ナsが接続される。これら排気管p、吸気管q、キャブ
レタr、エアクリーナs等は、ユニットスイング型エン
ジンdと共にピボット軸mを中心に上下方向に回動す
る。
ブレタr、エアクリーナs等の部品類は、エンジンの吸
気性能を向上させるため、可能な限りシリンダiに近付
けて配置する必要がある。しかしながら、これらの部品
類はユニットスイング型エンジンdと収納ボックスgと
の間に挟まれて設けられているため、その配置に多大な
制約があり、例えばこれらの部品類をシリンダiに近付
けてエンジン性能を向上させようとすると、収納ボック
スgの底面を上げ底状にして干渉を避ける必要が生じ、
収納ボックスgの容量を大きく確保することができなく
なる。
ング型エンジンdの揺動ストロークを削減したり、シー
トeを高くすることも考えられるが、こうするとスクー
タ型車両の乗り心地やライダの足付き性が損なわれてし
まう。
されたものであり、乗り心地やライダの足付き性を犠牲
にすることなく、収納ボックスの容量確保とエンジン性
能の向上を両立させることができるスクータ型車両を提
供することを目的とする。
車両は、上述した課題を解決するために、ハンドルとシ
ートの間に下方へ深く湾入する足載せ部が設けられ、上
記シート下方のリアボディ内に収納ボックスが設置さ
れ、上記リアボディの下方に、前方に延びる形状のシリ
ンダを備えたクランクケースと、このクランクケースに
連接されて後方へ延び、後部に後輪を軸支するスイング
ケースと、クランクケースおよびスイングケースの上方
に設けられた吸気管、キャブレタ、エアクリーナとをユ
ニット化したユニットスイング型エンジンが上記クラン
クケースに設けられたピボット軸を中心に上下揺動可能
に軸支されるとともに上記スイングケースの後上部をリ
アクッションユニットにより支持することにより緩衝懸
架されたスクータ型車両において、車両平面視で、最前
部の吸気管が車幅方向中央側に位置して最後部のエアク
リーナが吸気管よりも車幅方向外側に位置するように、
上記吸気管とキャブレタとエアクリーナとをユニットス
イング型エンジンの上部に、車両後方側に向けて車幅方
向外側に順次段階的に配置する一方、車両側面視で、上
記ピボット軸を上記クランクケースと収納ボックス底面
との間であってキャブレタよりも前方に配置し、上記リ
アクッションユニットをエアクリーナと重なる配置と
し、上記収納ボックスの底面を上記シリンダの前上方か
らエアクリーナの前上方までに及ぶ平坦状に形成してフ
ルフェースのヘルメットを収納可能にし、上記スイング
ケースが上方にスイングした時にキャブレタが収納ボッ
クスの後部底に近付き、さらに、キャブレタの側面プロ
フィール上部とエアクリーナの側面プロフィール上部と
を結ぶ基準線が後上がり傾斜となるようにキャブレタと
エアクリーナの上部輪郭の高さを後方に向かって段階的
に高く設定するとともに、上記ピボット軸の側面プロフ
ィールとエアクリーナの側面プロフィール上部とを結ぶ
基準線がシリンダの上方を通るようなピボット軸の高さ
としたものである。
ットスイング型エンジンのクランクケースおよびスイン
グケースの上方に設けられた吸気管とキャブレタとエア
クリーナを収納ボックスの底面に干渉させることなく、
可能な限りシリンダに近付けてエアクリーナから吸気管
までの吸気経路を最短かつ直線状とすることができ、収
納ボックスの容量を大きく確保するとともに、吸気抵抗
を減少させてエンジン性能の向上を図ることができる。
ストローク量を増大して乗り心地を改善するとともに、
シート高を低くしてライダの足付き性を良くすることが
できる。さらに、キャブレタやエアクリーナが車体側方
に突出することも防止できる。
図に就いて説明する。図1は本発明に係るスクータ型車
両の左側面図であり、図2は平面図、図3は右側面図で
ある。
される前輪1とユニットスイング型エンジン4で駆動さ
れる後輪2を備え、ハンドル3とシート5の間が低く湾
入して足載せ部としてのステップボード6が設置される
一方、シート5を載せるリアボディ7が比較的大きいボ
リュームに設定され、その下に上記後輪2を軸支するユ
ニットスイング型エンジン4が配置されている。
8が設置され、後部に燃料タンク9とオイルタンク10
が配置される。収納ボックス8は、フルフェースのヘル
メット11を収納できる容積を持ち、その底面8aが平
坦状に形成されている。
ぼ水平に前方へ延びる形状のシリンダ12を備えたクラ
ンクケース13と、このクランクケース13の一側(例
えば左側)に連接されて後方へ延び、後部に後輪2を軸
支するスイングケース14等によりユニット化されてい
る。後輪2はクランクケース13の直ぐ後方に位置して
いる。
延びる左右一対の支持アーム15が設けられており、こ
の支持アーム15の先端に架設されて車幅方向に延びる
ピボット軸16がフレーム17に軸支されている。この
ため、ユニットスイング型エンジン4はフレーム17に
対し、ピボット軸16を中心に上下揺動可能とされ、か
つスイングケース14の後上部がリアクッションユニッ
ト18で支持されることによって緩衝懸架される。ま
た、図3中に符号16aで示すように、ピボット軸をク
ランクケース13の前上方と収納ボックス8の底面8a
との間に設置するのも好ましい。
19が下方へ導出され、この排気管19は後方に湾曲し
てスイングケース14の反対側の後輪2側方に配置され
たマフラ20に連続する。排気管19およびマフラ20
は、ユニットスイング型エンジン4と一体になってピボ
ット軸16(16a)を中心に上下方向に回動する。
方かつ収納ボックス8の下方には吸気管21とキャブレ
タ22とエアクリーナ23が設けられている。吸気管2
1の前端はクランクケース13の前上面に導入され、吸
気管21の後端にキャブレタ22が連結され、キャブレ
タ22の後部にエアクリーナ23が連結されている。こ
れらの部品21,22,23も、ユニットスイング型エ
ンジン4と一体になってピボット軸16(16a)を中
心に上下方向に回動する。即ち、図1に示すように、車
両側面視において、ユニットスイング型エンジン4がピ
ボット軸16(16a)廻りに上方に揺動すると、キャ
ブレタ22、エアクリーナ23および後輪2が収納ボッ
クス8の底面8aに近付く。
吸気管21とキャブレタ22とエアクリーナ23は、車
両後方側から車両後方側に向けて車幅方向外側に順次段
階的に配列されており、最前部の吸気管21は車幅方向
略中央部に位置し、最後部のエアクリーナ23は吸気管
21よりも車幅方向外側に寄って後輪2の右側側方に位
置するように配置され、吸気管21のクランクケース1
3への導入部とキャブレタ22とエアクリーナ23とを
結ぶ配列軸線Z−Zが、車体前後中心線A−Aに対して
鋭角に交わるようにされている。ここで、配列軸線Z−
Zは車体後方に向かって右側に寄るように傾いている。
は、キャブレタ22の側面プロフィール上部とエアクリ
ーナ23の側面プロフィール上部とを結ぶ共通接線状の
基準線X−Xを仮想した場合に、この基準線X−Xが後
上がり傾斜となるように、キャブレタ22とエアクリー
ナ23の上部輪郭の高さが後方に向かって段階的に高く
設定されている。
Xは、ユニットスイング型エンジン4のクランクケース
13と収納ボックス8の底面8aとの間に設けたピボッ
ト軸16aの側面プロフィール上部とエアクリーナ23
の側面プロフィール上部とを結ぶ基準線でもあるが、こ
の基準線X−Xがシリンダ12の上方を通るようにピボ
ット軸16aの高さ位置が設定されている。さらに、ピ
ボット軸16aの車両側面視における前後位置は、キャ
ブレタ22よりも前方、例えばシリンダ12の上方付近
とされている。
は、ユニットスイング型エンジン4のシリンダ12の前
上方からエアクリーナ23の前上方にまで及ぶ長さに設
定されている。
られるフロート室27(図4参照)が、クランクケース
13と後輪2との間の凹みに侵入するようにして低く構
えられる。即ち、図1に示すようにキャブレタ22の下
部はクランクケース13またはスイングケース14と車
両側面視において重なっている。
は、図5に示すようにオイルポンプ25が設けられてい
る。このオイルポンプ25は吸気管21のクランクケー
ス13への導入部の直ぐ横(例えば左側)に配置されて
いる。オイルポンプ25と吸気管21との間はオイル供
給パイプ25aで接続され、オイルポンプ25が吐出す
るオイルが吸気管21内を流れる燃料混合気に混合され
てエンジン内部に供給されるようになっている。
ン4は強制空冷式であり、クランクケース13の一側
(例えば右側)にはシリンダ12までを覆う形状の送風
ファンケーシング26が被着され、その内部にはクラン
クシャフトに駆動される図示しない送風ファンが設けら
れ、この送風ファンが起こす冷却風がシリンダ12に導
かれてシリンダ12を冷却するようになっている。
ング26の最上部の前後位置は吸気管21およびオイル
ポンプ25の横に並ぶ位置とされ、その高さは吸気管2
1およびオイルポンプ25と同等またはそれ以下にされ
ている。なお、クランクケース13の前上部、かつ送風
ファンケーシング26の反対側(ここでは左側)にはイ
グニッションコイル24が設けられている。
両平面視で吸気管21とキャブレタ22とエアクリーナ
23が、車両後方側に向けて車両幅方向外側に順次段階
的に配列されており、最前部の吸気管21が車幅方向略
中央部に位置し、最後部のエアクリーナ23が吸気管2
1よりも車幅方向外側に位置するように配列軸線Z−Z
に沿って前方から順に直線的に吸気通路が形成される。
キャブレタ22とエアクリーナ23の側面プロフィール
上部同士を結ぶ基準線X−Xが後上がり傾斜となるよう
にキャブレタ22とエアクリーナ23の高さが設定され
ているため、エンジン吸気系を構成する各部品21,2
2,23を可能な限りシリンダ12に近付けてエアクリ
ーナ23から吸気管21までの吸気通路を最短かつ直線
状とし、吸気抵抗を減少させて吸気性能の向上、すなわ
ちエンジンの出力向上を図るとともに、キャブレタ22
やエアクリーナ23の車体側方への突出を防止できる。
ダ12の前上方からエアクリーナ23の前上方までに及
ぶ平坦状に形成されていることから、収納ボックス8の
容量を最大限に確保し、かつ大形な収容物でもシート5
の底面を突き上げることなく安定的に収容可能にすると
ともに、ユニットスイング型エンジン4の上方揺動時に
おける収納ボックス8の底面8aと吸気管21、キャブ
レタ22、エアクリーナ23等の部材との干渉を有効に
回避し、ユニットスイング型エンジン4の揺動ストロー
ク量を増大して乗り心地を改善するとともに、シート5
の高さを低くしてライダの足付き性を良くすることがで
きる。
部の直ぐ横にオイルポンプ25を配置したことにより、
オイルポンプ25から吸気管21に繋がるオイル供給パ
イプ25aを最短にすることができ、オイルの流路抵抗
を減少させて潤滑性能の向上を図ることができる。
をクランクケース13と後輪2との間に形成される平面
視U字形の溝32の中に収めたので、キャブレタ22の
設置位置が著しく低くなり、収納ボックス8の容量確保
に一層貢献することができる。
やライダの足付き性を損なうことなく、収納ボックス8
の容量確保と、吸気性能ならびに潤滑性能の両面におけ
るエンジン性能の向上の両立を図ることができる。な
お、ユニットスイング型エンジン4は水冷式あるいは自
然空冷式のものであってもよい。
トスイング型エンジン4上面部の側面プロフィールにお
いて画かれる凹凸の頂部は、その部品の性格上、シリン
ダ12、ファンケーシング26のように自由度のないも
のと、キャブレタ22やエアクリーナ23、オイルポン
プ25、イグニッションコイル24等のように比較的自
由度の高いものとに大別される。
ロットルレバー29が側面に位置して、スロットルレバ
ーボックス28が被着され、その前面からスロットルケ
ーブル30が前方へ導出され、上面部に突出部が存在し
ないものが用いられている。そして、前述したようにフ
ロート室27がクランクケース13と後輪2との間に形
成される平面視U字形の溝32の中に収まるように低く
構えられる。
ニットスイング型エンジン4が揺動する時には、その上
面部の側面プロフィールは基準線X−Xと共に揺動し、
収納ボックス8の底面8aや燃料タンク9、オイルタン
ク10との位置関係および揺動軌跡が単純化され、最大
揺動ストロークの場合は、X1−X1に示す形になる。
のストローク量を増大して乗り心地を改善し、シート5
の高さを低くして足付き性をよくし、さらに収納ボック
ス8の底面8aの形状を制約なく設定して容量を拡大さ
せることが無理なく可能になる。
ルポンプ25の側面プロフィール上部と、後輪2の側面
プロフィール上部の2か所に接する共通接線状の直線を
基準線Y−Yとして仮想し、キャブレタ22およびエア
クリーナ23の側面プロフィール上部が、この基準線Y
−Yと一致するか、それ以下に位置するように、キャブ
レタ22およびエアクリーナ23を設置してもよい。
心にしてユニットスイング型エンジン4が揺動する時に
は、その上面部の側面プロフィールは基準線Y−Yと共
に揺動し、収納ボックス8の底面8aや燃料タンク9、
オイルタンク10との位置関係および揺動軌跡が単純化
され、最大揺動ストロークの場合は、Y1−Y1に示す
形になる。
ト18のストローク量を増大して乗り心地を改善し、シ
ート5の高さを低くして足付き性をよくし、さらに収納
ボックス8の底面8aの形状を制約なく設定して容量を
拡大させることが無理なく可能になる。
定した場合も、基準線X−XまたはY−Y以上に突出物
がないので、車体との干渉を避けやすく、ユニットスイ
ング型エンジン4を車体に取着け、取外す時の作業性が
大巾に向上する。
両は、車両平面視で吸気管とキャブレタとエアクリーナ
をユニットスイング型エンジンの上部に前方から車両後
方向に向けて車幅方向外側に順次段階的に、かつ最前部
の吸気管が車幅方向略中央側に位置して最後部のエアク
リーナが吸気管よりも車幅方向外側に位置するように配
置するとともに、車両側面視でピボット軸をクランクケ
ースと収納ボックスの底面との間であってキャブレタよ
りも前方に配置する一方、上記収納ボックスの底面をシ
リンダの前上方からエアクリーナの前上方までに及ぶ平
坦状に形成し、さらに車両側面視でキャブレタの側面プ
ロフィール上部とエアクリーナの側面プロフィール上部
とを結ぶ基準線が後上がり傾斜となるようにキャブレタ
とエアクリーナの上部輪郭の高さを後方に向かって段階
的に高く設定し、上記ピボット軸の側面プロフィールと
エアクリーナの側面プロフィール上部と結ぶ基準線がシ
リンダの上方を通るようにピボット軸の高さを設定した
ことを特徴とするため、吸気管、キャブレタ、エアクリ
ーナを収納ボックスの底面に干渉させることなく可能な
限りシリンダに近付け、かつユニットスイング型エンジ
ン上に平面的に配置でき、部品配置の効率性を向上させ
る一方、エアクリーナから吸気管までの吸気通路を最短
かつ直線状に構成して吸気抵抗を減少させ、吸気性能の
向上を図ってエンジン性能を向上させることができる。
さらに、ユニットスイング型エンジンの上下揺動ストロ
ーク量を十分に確保し、シート高を低めて、乗り心地や
ライダの足付き性を良好にして操縦安定性を向上させる
ことができる等の効果を奏する。また、収納ボックスの
底面を平坦状に形成してボックス加工性を向上させるこ
とができ、収納ボックス底面をできるだけ下降させるこ
とができてボックス容量の増大が図れる一方、ユニット
スイング型エンジンのピボット廻りの揺動量の調整が容
易となり、エンジンの着脱作業性を向上させることがで
きる。
側面図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドルとシートの間に下方へ深く湾入
する足載せ部が設けられ、上記シート下方のリアボディ
内に収納ボックスが設置され、上記リアボディの下方
に、前方に延びる形状のシリンダを備えたクランクケー
スと、このクランクケースに連接されて後方へ延び、後
部に後輪を軸支するスイングケースと、上記クランクケ
ースおよびスイングケースの上方に設けられた吸気管、
キャブレタ、エアクリーナとをユニット化したユニット
スイング型エンジンが上記クランクケースに設けられた
ピボット軸を中心に上下揺動可能に軸支されるとともに
上記スイングケースの後上部をリアクッションユニット
により支持することにより緩衝懸架されたスクータ型車
両において、 車両平面視で、最前部の吸気管が車幅方向中央側に位置
して最後部のエアクリーナが吸気管よりも車幅方向外側
に位置するように、上記吸気管とキャブレタとエアクリ
ーナとをユニットスイング型エンジンの上部に、車両後
方側に向けて車幅方向外側に順次段階的に配置する一
方、 車両側面視で、上記ピボット軸を上記クランクケースと
収納ボックス底面との間であってキャブレタよりも前方
に配置し、上記リアクッションユニットをエアクリーナ
と重なる配置とし、上記収納ボックスの底面を上記シリ
ンダの前上方からエアクリーナの前上方までに及ぶ平坦
状に形成してフルフェースのヘルメットを収納可能に
し、上記スイングケースが上方にスイングした時にキャ
ブレタが収納ボックスの後部底に近付き、さらに、キャ
ブレタの側面プロフィール上部とエアクリーナの側面プ
ロフィール上部とを結ぶ基準線が後上がり傾斜となるよ
うにキャブレタとエアクリーナの上部輪郭の高さを後方
に向かって段階的に高く設定するとともに、上記ピボッ
ト軸の側面プロフィールとエアクリーナの側面プロフィ
ール上部とを結ぶ基準線がシリンダの上方を通るような
ピボット軸の高さとしたことを特徴とするスクータ型車
両。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP17503297A JP3261341B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | スクータ型車両 |
Related Parent Applications (1)
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JP16854490A Division JP3193709B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-28 | スクータ型車両 |
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Family
ID=15989036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17503297A Expired - Lifetime JP3261341B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | スクータ型車両 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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JP5158231B2 (ja) * | 2011-05-16 | 2013-03-06 | スズキ株式会社 | スクータ型車両 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17503297A patent/JP3261341B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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Legal Events
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