JPH1067362A - スクータ型車両 - Google Patents
スクータ型車両Info
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- JPH1067362A JPH1067362A JP9175031A JP17503197A JPH1067362A JP H1067362 A JPH1067362 A JP H1067362A JP 9175031 A JP9175031 A JP 9175031A JP 17503197 A JP17503197 A JP 17503197A JP H1067362 A JPH1067362 A JP H1067362A
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- crankcase
- ignition coil
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 6
- 239000011499 joint compound Substances 0.000 abstract description 6
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- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/10—Frames characterised by the engine being over or beside driven rear wheel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ユニットスイング型エンジンに設けられるイグ
ニッションコイルなどを始めとする外付けの電装部品を
前輪や後輪から飛び散る水、泥、埃などによる汚損から
保護すると同時に、これらの電装部品に接続されるコー
ド類の耐久性を高める。 【解決手段】本発明に係るスクータ型車両は、ほぼ水平
に前方へ延びるシリンダ部分を備えたクランクケース
と、このクランクケースに連接されて後方へ延び、後部
に後輪を軸支するスイングケースなどによりユニット化
されたユニットスイング型エンジンが、クランクケース
の前部に設けられたピボット軸を中心に上下揺動可能に
緩衝懸架されたスクータ型車両において、クランクケー
ス１３に取り付けられる外付けの電装部品（例えばイグ
ニッションコイル２４）をクランクケース１３の前上部
に設置した。
ニッションコイルなどを始めとする外付けの電装部品を
前輪や後輪から飛び散る水、泥、埃などによる汚損から
保護すると同時に、これらの電装部品に接続されるコー
ド類の耐久性を高める。 【解決手段】本発明に係るスクータ型車両は、ほぼ水平
に前方へ延びるシリンダ部分を備えたクランクケース
と、このクランクケースに連接されて後方へ延び、後部
に後輪を軸支するスイングケースなどによりユニット化
されたユニットスイング型エンジンが、クランクケース
の前部に設けられたピボット軸を中心に上下揺動可能に
緩衝懸架されたスクータ型車両において、クランクケー
ス１３に取り付けられる外付けの電装部品（例えばイグ
ニッションコイル２４）をクランクケース１３の前上部
に設置した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート下に収納ボ
ックスが設置され、その下にユニットスイング型エンジ
ンが配置されたスクータ型車両に関する。
ックスが設置され、その下にユニットスイング型エンジ
ンが配置されたスクータ型車両に関する。
【０００２】
【従来の技術】シート前方にステップボード部を敷設す
るために、シートの載るリアボディが比較的大きいボリ
ュームに設定されて内部に収納ボックスを持ち、その下
にユニットスイング型エンジンが配置されるレイアウト
がスクータ型車両の特徴である。
るために、シートの載るリアボディが比較的大きいボリ
ュームに設定されて内部に収納ボックスを持ち、その下
にユニットスイング型エンジンが配置されるレイアウト
がスクータ型車両の特徴である。
【０００３】図７は従来のスクータ型車両の一例を示す
左側面図である。このスクーター型車両は、ハンドルｃ
で操舵される前輪ａとユニットスイング型エンジンｄで
駆動される後輪ｂとが前後に配され、ハンドルｃとシー
トｅの間が低く湾入してステップボードｆが敷かれ、シ
ートｅは収納ボックスｇを内蔵したリアボディｈ上に載
置され、リアボディｈの下にユニットスイング型エンジ
ンｄが配置されている。
左側面図である。このスクーター型車両は、ハンドルｃ
で操舵される前輪ａとユニットスイング型エンジンｄで
駆動される後輪ｂとが前後に配され、ハンドルｃとシー
トｅの間が低く湾入してステップボードｆが敷かれ、シ
ートｅは収納ボックスｇを内蔵したリアボディｈ上に載
置され、リアボディｈの下にユニットスイング型エンジ
ンｄが配置されている。
【０００４】ユニットスイング型エンジンｄは、ほぼ水
平に前方へ延びるシリンダ部分ｉを備えたクランクケー
スｊと、このクランクケースｊの一側（例えば左側）に
連接されて後方に延びるスイングケースｋなどによりユ
ニット化されており、スイングケースｋの後部に後輪ｂ
が軸支され、この後輪ｂがクランクケースｊの直ぐ後方
に位置している。
平に前方へ延びるシリンダ部分ｉを備えたクランクケー
スｊと、このクランクケースｊの一側（例えば左側）に
連接されて後方に延びるスイングケースｋなどによりユ
ニット化されており、スイングケースｋの後部に後輪ｂ
が軸支され、この後輪ｂがクランクケースｊの直ぐ後方
に位置している。
【０００５】クランクケースｊには前方へ延びる左右一
対の支持アームｌが設けられており、この支持アームｌ
の先端に架設されて車幅方向に延びるピボット軸ｍがフ
レームｎに軸支されている。このため、ユニットスイン
グ型エンジンｄはフレームｎに対し、ピボット軸ｍを中
心に上下揺動可能とされ、かつスイングケースｋの後上
部がリアクッションユニットｏで支持されることによっ
て緩衝懸架される。
対の支持アームｌが設けられており、この支持アームｌ
の先端に架設されて車幅方向に延びるピボット軸ｍがフ
レームｎに軸支されている。このため、ユニットスイン
グ型エンジンｄはフレームｎに対し、ピボット軸ｍを中
心に上下揺動可能とされ、かつスイングケースｋの後上
部がリアクッションユニットｏで支持されることによっ
て緩衝懸架される。
【０００６】また、排気管ｐはシリンダ部分ｉから下方
へ導出され、吸気管ｑはクランクケースｊの前上部に導
入される。吸気管ｑに接続されたキャブレタｒはクラン
クケースｊの後上方に位置し、さらにその後方にエアク
リーナｓが接続される。これら排気管ｐ、吸気管ｑ、キ
ャブレタｒ、エアクリーナｓなどは、ユニットスイング
型エンジンｄと共にピボット軸ｍを中心に上下方向に回
動する。
へ導出され、吸気管ｑはクランクケースｊの前上部に導
入される。吸気管ｑに接続されたキャブレタｒはクラン
クケースｊの後上方に位置し、さらにその後方にエアク
リーナｓが接続される。これら排気管ｐ、吸気管ｑ、キ
ャブレタｒ、エアクリーナｓなどは、ユニットスイング
型エンジンｄと共にピボット軸ｍを中心に上下方向に回
動する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ユニットスイング型エンジンｄの周辺にはイグニッショ
ンコイルなどを始めとする各種の電装部品を設ける必要
があるが、ユニットスイング型エンジンｄの直ぐ上方に
は収納ボックスｇが位置しているため、これらの外付け
の電装部品はどうしても設置位置が低くなり、走行路面
に近付く。このため、スクータ型車両の走行時に前輪ａ
や後輪ｂから飛び散る水、泥、砂、埃などによって電装
部品が汚損されやすい。
ユニットスイング型エンジンｄの周辺にはイグニッショ
ンコイルなどを始めとする各種の電装部品を設ける必要
があるが、ユニットスイング型エンジンｄの直ぐ上方に
は収納ボックスｇが位置しているため、これらの外付け
の電装部品はどうしても設置位置が低くなり、走行路面
に近付く。このため、スクータ型車両の走行時に前輪ａ
や後輪ｂから飛び散る水、泥、砂、埃などによって電装
部品が汚損されやすい。
【０００８】しかも、各電装部品をユニットスイング型
エンジンｄ自体に設けた場合、ユニットスイング型エン
ジンｄがフレームｎに対しピボット軸ｍを中心に上下に
揺動可能であることから、フレームｎに搭載されたバッ
テリなどから各電装部品に接続されるコード類がユニッ
トスイング型エンジンｄの揺動の度に頻繁に屈伸され、
その耐久性が懸念されていた。
エンジンｄ自体に設けた場合、ユニットスイング型エン
ジンｄがフレームｎに対しピボット軸ｍを中心に上下に
揺動可能であることから、フレームｎに搭載されたバッ
テリなどから各電装部品に接続されるコード類がユニッ
トスイング型エンジンｄの揺動の度に頻繁に屈伸され、
その耐久性が懸念されていた。
【０００９】本発明に係るスクータ型車両は、前記問題
点を解決するためのものであり、その第１の目的は、ユ
ニットスイング型エンジンに設けられるイグニッション
コイルなどを始めとする外付けの電装部品を前輪や後輪
から飛び散る水、泥、砂、埃などによる汚損から保護す
ると同時に、これらの電装部品に接続されるコード類の
耐久性を高めることにある。
点を解決するためのものであり、その第１の目的は、ユ
ニットスイング型エンジンに設けられるイグニッション
コイルなどを始めとする外付けの電装部品を前輪や後輪
から飛び散る水、泥、砂、埃などによる汚損から保護す
ると同時に、これらの電装部品に接続されるコード類の
耐久性を高めることにある。
【００１０】また、本発明の第２の目的は、イグニッシ
ョンコイルから延びて点火プラグに繋がるハイテンショ
ンコードを極力短縮化してエンジン点火性能を向上させ
ると同時に、ハイテンションコードの耐久性を高めるこ
とにある。
ョンコイルから延びて点火プラグに繋がるハイテンショ
ンコードを極力短縮化してエンジン点火性能を向上させ
ると同時に、ハイテンションコードの耐久性を高めるこ
とにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記第１の目的を達成す
るため、本発明に係るスクータ型車両は、ハンドルとシ
ートの間が深く湾入してステップボード部となり、シー
ト下方のリアボディ内に収納ボックスが設置され、その
リアボディ下に、ほぼ水平に前方へ延びるシリンダ部分
を備えたクランクケースと、このクランクケースに連接
されて後方へ延び、後部に後輪を軸支するスイングケー
スなどによりユニット化されたユニットスイング型エン
ジンが、クランクケースの前部に設けられたピボット軸
を中心に上下揺動可能に緩衝懸架されたスクータ型車両
において、クランクケースに取り付けられる外付けの電
装部品をクランクケースの前上部に設置したことを特徴
とする。
るため、本発明に係るスクータ型車両は、ハンドルとシ
ートの間が深く湾入してステップボード部となり、シー
ト下方のリアボディ内に収納ボックスが設置され、その
リアボディ下に、ほぼ水平に前方へ延びるシリンダ部分
を備えたクランクケースと、このクランクケースに連接
されて後方へ延び、後部に後輪を軸支するスイングケー
スなどによりユニット化されたユニットスイング型エン
ジンが、クランクケースの前部に設けられたピボット軸
を中心に上下揺動可能に緩衝懸架されたスクータ型車両
において、クランクケースに取り付けられる外付けの電
装部品をクランクケースの前上部に設置したことを特徴
とする。
【００１２】また、前記第２の目的を達成するため、本
発明に係るスクータ型車両は、前記ユニットスイング型
エンジンがクランクケースの一側に送風ファンケーシン
グを備えた強制空冷式である場合において、前記電装部
品としてのイグニッションコイルを送風ファンケーシン
グの反対側に寄せてクランクケースの前上部に設置し
た。
発明に係るスクータ型車両は、前記ユニットスイング型
エンジンがクランクケースの一側に送風ファンケーシン
グを備えた強制空冷式である場合において、前記電装部
品としてのイグニッションコイルを送風ファンケーシン
グの反対側に寄せてクランクケースの前上部に設置し
た。
【００１３】このように、クランクケースに取り付けら
れる外付けの電装部品をクランクケースの前上部に設置
すれば、走行時に前輪や後輪から飛び散る水、泥、砂、
埃などがシリンダ部分とクランクケースとにより電装部
品に対して遮蔽されるため、電装部品が汚損から保護さ
れる。しかも、電装部品がピボット軸の近傍に位置する
ため、ユニットスイング型エンジンの揺動に伴う電装部
品の揺動半径が大幅に短縮され、これによって電装部品
から延出するコード類の屈伸の度合が小さくなり、コー
ド類の耐久性が大きく向上する。
れる外付けの電装部品をクランクケースの前上部に設置
すれば、走行時に前輪や後輪から飛び散る水、泥、砂、
埃などがシリンダ部分とクランクケースとにより電装部
品に対して遮蔽されるため、電装部品が汚損から保護さ
れる。しかも、電装部品がピボット軸の近傍に位置する
ため、ユニットスイング型エンジンの揺動に伴う電装部
品の揺動半径が大幅に短縮され、これによって電装部品
から延出するコード類の屈伸の度合が小さくなり、コー
ド類の耐久性が大きく向上する。
【００１４】また、イグニッションコイルを送風ファン
ケーシングの反対側に寄せてクランクケースの前上部に
設置すれば、シリンダ部分周囲のデッドスペースを有効
に活用してイグニッションコイルをシリンダ部分の先端
に設けられている点火プラグに近付けることができ、こ
れによってイグニッションコイルから延びて点火プラグ
に繋がるハイテンションコードが短縮され、エンジン点
火性能が向上すると共に、ハイテンションコードの耐久
性が高まる。
ケーシングの反対側に寄せてクランクケースの前上部に
設置すれば、シリンダ部分周囲のデッドスペースを有効
に活用してイグニッションコイルをシリンダ部分の先端
に設けられている点火プラグに近付けることができ、こ
れによってイグニッションコイルから延びて点火プラグ
に繋がるハイテンションコードが短縮され、エンジン点
火性能が向上すると共に、ハイテンションコードの耐久
性が高まる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を示す
図に就いて説明する。
図に就いて説明する。
【００１６】先ず、図１は本発明の一実施形態を示すス
クータ型車両の左側面図であり、図２は平面図、図３は
右側面図である。
クータ型車両の左側面図であり、図２は平面図、図３は
右側面図である。
【００１７】このスクータ型車両は、ハンドル３で操舵
される前輪１とユニットスイング型エンジン４で駆動さ
れる後輪２とを備え、ハンドル３とシート５の間が低く
湾入してステップボード６が敷かれ、シート５を載せる
リアボディ７は比較的大きいボリュームに設定され、そ
の下に上記後輪２と一体のユニットスイング型エンジン
４が配置されている。
される前輪１とユニットスイング型エンジン４で駆動さ
れる後輪２とを備え、ハンドル３とシート５の間が低く
湾入してステップボード６が敷かれ、シート５を載せる
リアボディ７は比較的大きいボリュームに設定され、そ
の下に上記後輪２と一体のユニットスイング型エンジン
４が配置されている。
【００１８】リアボディ７内には、前部に収納ボックス
８が設置され、後部に燃料タンク９とオイルタンク１０
が配置される。収納ボックス８は、フルフェースのヘル
メット１１を収納できる容積を持つ。
８が設置され、後部に燃料タンク９とオイルタンク１０
が配置される。収納ボックス８は、フルフェースのヘル
メット１１を収納できる容積を持つ。
【００１９】前記ユニットスイング型エンジン４は、ほ
ぼ水平に前方へ延びるシリンダ部分１２を備えたクラン
クケース１３と、このクランクケース１３の一側（例え
ば左側）に連接されて後方へ延び、後部に後輪２を軸支
するスイングケース１４などによりユニット化されてい
る。後輪２はクランクケース１３の直ぐ後方に位置す
る。
ぼ水平に前方へ延びるシリンダ部分１２を備えたクラン
クケース１３と、このクランクケース１３の一側（例え
ば左側）に連接されて後方へ延び、後部に後輪２を軸支
するスイングケース１４などによりユニット化されてい
る。後輪２はクランクケース１３の直ぐ後方に位置す
る。
【００２０】クランクケース１３の前下部には、前方へ
延びる左右一対の支持アーム１５が設けられており、こ
の支持アーム１５の先端に架設されて車幅方向に延びる
ピボット軸１６がフレーム１７に軸支されている。この
ため、ユニットスイング型エンジン４はフレーム１７に
対し、ピボット軸１６を中心に上下揺動可能とされ、か
つスイングケース１４の後上部がリアクッションユニッ
ト１８で支持されることによって緩衝懸架される。
延びる左右一対の支持アーム１５が設けられており、こ
の支持アーム１５の先端に架設されて車幅方向に延びる
ピボット軸１６がフレーム１７に軸支されている。この
ため、ユニットスイング型エンジン４はフレーム１７に
対し、ピボット軸１６を中心に上下揺動可能とされ、か
つスイングケース１４の後上部がリアクッションユニッ
ト１８で支持されることによって緩衝懸架される。
【００２１】また、排気管１９はシリンダ部分１２から
下方へ導出され、スイングケース１４の反対側の後輪２
側方に配置されたマフラ２０に連続する。一方、吸気管
２１は、クランクケース１３の後上方に位置したキャブ
レタ２２からクランクケース１３の前上部に導入され、
さらにキャブレタ２２の後方にエアクリーナ２３が接続
されている。これら排気管１９、マフラ２０、吸気管２
１、キャブレタ２２、エアクリーナ２３などは、シリン
ダ部分１２、クランクケース１３、スイングケース１４
と共にピボット軸１６を中心に上下方向に回動する。
下方へ導出され、スイングケース１４の反対側の後輪２
側方に配置されたマフラ２０に連続する。一方、吸気管
２１は、クランクケース１３の後上方に位置したキャブ
レタ２２からクランクケース１３の前上部に導入され、
さらにキャブレタ２２の後方にエアクリーナ２３が接続
されている。これら排気管１９、マフラ２０、吸気管２
１、キャブレタ２２、エアクリーナ２３などは、シリン
ダ部分１２、クランクケース１３、スイングケース１４
と共にピボット軸１６を中心に上下方向に回動する。
【００２２】このユニットスイング型エンジン４は強制
空冷式であり、クランクケース１３の一側（例えば右
側）にはシリンダ部分１２までを覆う形状の送風ファン
ケーシング２６が被着され、その内部にはクランクシャ
フトに駆動される図示しない送風ファンが設けられ、こ
の送風ファンが起こす冷却風がシリンダ部分１２に導か
れてシリンダ部分１２を冷却するようになっている。さ
らに、クランクケース１３の上面部には、図５に示すよ
うに、吸気通路２１の導入部と並列して、エンジン各部
潤滑用のオイルポンプ２５が配置される。
空冷式であり、クランクケース１３の一側（例えば右
側）にはシリンダ部分１２までを覆う形状の送風ファン
ケーシング２６が被着され、その内部にはクランクシャ
フトに駆動される図示しない送風ファンが設けられ、こ
の送風ファンが起こす冷却風がシリンダ部分１２に導か
れてシリンダ部分１２を冷却するようになっている。さ
らに、クランクケース１３の上面部には、図５に示すよ
うに、吸気通路２１の導入部と並列して、エンジン各部
潤滑用のオイルポンプ２５が配置される。
【００２３】そして、クランクケース１３に取り付けら
れる外付けの電装部品がクランクケース１３の前上部に
設けられる。この実施形態では、例えば上記電装部品と
してのイグニッションコイル２４がクランクケース１３
の前上部に、かつ送風ファンケーシング２６の反対側
（ここでは左側）に寄せて設置されており、イグニッシ
ョンコイル２４から延びるハイテンションコード２４ａ
がシリンダ部分１２の先端に設けられた点火プラグ１２
ａに繋げられている。
れる外付けの電装部品がクランクケース１３の前上部に
設けられる。この実施形態では、例えば上記電装部品と
してのイグニッションコイル２４がクランクケース１３
の前上部に、かつ送風ファンケーシング２６の反対側
（ここでは左側）に寄せて設置されており、イグニッシ
ョンコイル２４から延びるハイテンションコード２４ａ
がシリンダ部分１２の先端に設けられた点火プラグ１２
ａに繋げられている。
【００２４】このように、イグニッションコイル２４を
クランクケース１３の前上部に設置することにより、ス
クータ型車両の走行時に前輪１や後輪２から飛び散る
水、泥、砂、埃などがシリンダ部分１２とクランクケー
ス１３とによりイグニッションコイル２４に対して遮蔽
される。このため、イグニッションコイル２４が汚損か
ら効果的に保護される。
クランクケース１３の前上部に設置することにより、ス
クータ型車両の走行時に前輪１や後輪２から飛び散る
水、泥、砂、埃などがシリンダ部分１２とクランクケー
ス１３とによりイグニッションコイル２４に対して遮蔽
される。このため、イグニッションコイル２４が汚損か
ら効果的に保護される。
【００２５】しかも、イグニッションコイル２４がピボ
ット軸１６の近傍に位置するため、ユニットスイング型
エンジン４の揺動に伴うイグニッションコイル２４の揺
動半径が大幅に短縮され、これによってイグニッション
コイル２４に接続されるコード類（図示しない電源コー
ド）の屈伸の度合が小さくなり、コード類の耐久性が大
きく向上する。
ット軸１６の近傍に位置するため、ユニットスイング型
エンジン４の揺動に伴うイグニッションコイル２４の揺
動半径が大幅に短縮され、これによってイグニッション
コイル２４に接続されるコード類（図示しない電源コー
ド）の屈伸の度合が小さくなり、コード類の耐久性が大
きく向上する。
【００２６】さらに、イグニッションコイル２４を送風
ファンケーシング２６の反対側に寄せてクランクケース
１３の前上部に設置したため、シリンダ部分１２周囲の
デッドスペースを有効に活用してイグニッションコイル
２４を点火プラグ１２ａに近付けることができ、これに
よりイグニッションコイル２４から延びて点火プラグ１
２ａに繋がるハイテンションコード２４ａの長さが最小
限になる。従って、エンジン点火性能を向上させると同
時に、ハイテンションコード２４ａの耐久性を高めるこ
とが可能になった。
ファンケーシング２６の反対側に寄せてクランクケース
１３の前上部に設置したため、シリンダ部分１２周囲の
デッドスペースを有効に活用してイグニッションコイル
２４を点火プラグ１２ａに近付けることができ、これに
よりイグニッションコイル２４から延びて点火プラグ１
２ａに繋がるハイテンションコード２４ａの長さが最小
限になる。従って、エンジン点火性能を向上させると同
時に、ハイテンションコード２４ａの耐久性を高めるこ
とが可能になった。
【００２７】なお、この実施形態ではクランクケース１
３の前上部に設置される外付けの電装部品としてイグニ
ッションコイル２４を例にあげたが、イグニッションコ
イル２４に限らず、エンジン始動用のスタータモータや
他の点火装置（ＣＤＩユニットなど）をクランクケース
１３の前上部に設置することにより、イグニッションコ
イル２４の場合と同様に汚損防止、コード類の耐久性向
上を図ることができる。
３の前上部に設置される外付けの電装部品としてイグニ
ッションコイル２４を例にあげたが、イグニッションコ
イル２４に限らず、エンジン始動用のスタータモータや
他の点火装置（ＣＤＩユニットなど）をクランクケース
１３の前上部に設置することにより、イグニッションコ
イル２４の場合と同様に汚損防止、コード類の耐久性向
上を図ることができる。
【００２８】また、ピボット軸は、クランクケース１３
の前上方に設定されたもの（例えば図３の１６ａ）でも
よく、さらにユニットスイング型エンジン４を水冷式あ
るいは自然空冷式にして前述のイグニッションコイル２
４などの電装部品の取付構造を適用することもできる。
の前上方に設定されたもの（例えば図３の１６ａ）でも
よく、さらにユニットスイング型エンジン４を水冷式あ
るいは自然空冷式にして前述のイグニッションコイル２
４などの電装部品の取付構造を適用することもできる。
【００２９】ところで、上記のように構成されたユニッ
トスイング型エンジン４上面部の側面プロフィールにお
いて画かれる凹凸の頂部は、その部品の性格上、シリン
ダ部分１２、ファンケーシング２６のように自由度のな
いものと、キャブレタ２２やエアクリーナ２３、オイル
ポンプ２５、そして外付けのエンジン電装部品であるイ
グニッションコイル２４などのように比較的自由度の高
いものとに大別される。
トスイング型エンジン４上面部の側面プロフィールにお
いて画かれる凹凸の頂部は、その部品の性格上、シリン
ダ部分１２、ファンケーシング２６のように自由度のな
いものと、キャブレタ２２やエアクリーナ２３、オイル
ポンプ２５、そして外付けのエンジン電装部品であるイ
グニッションコイル２４などのように比較的自由度の高
いものとに大別される。
【００３０】図１〜図３に示す実施形態では、例えばク
ランクケース１３の上部に突出するイグニッションコイ
ル２４の側面プロフィール上端と、エアクリーナ２３の
側面プロフィール上端の２か所に接する共通接線状の直
線を基準線Ｘ−Ｘとして仮想し、キャブレタ２２の側面
プロフィール上端が、この基準線Ｘ−Ｘと一致するか、
それ以下に位置するように、キャブレタ２２を設置して
いる。
ランクケース１３の上部に突出するイグニッションコイ
ル２４の側面プロフィール上端と、エアクリーナ２３の
側面プロフィール上端の２か所に接する共通接線状の直
線を基準線Ｘ−Ｘとして仮想し、キャブレタ２２の側面
プロフィール上端が、この基準線Ｘ−Ｘと一致するか、
それ以下に位置するように、キャブレタ２２を設置して
いる。
【００３１】すなわち、キャブレタ２２は、図４に示す
ように、スロットルレバー２９が側面に位置して、スロ
ットルレバーボックス２８が被着され、その前面からス
ロットルケーブル３０が前方へ導出され、上面部に突出
部が存在しないものが用いられている。そしてフロート
室２７がクランクケース１３と後輪２の間の凹みに侵入
するようにして低く構えられる。
ように、スロットルレバー２９が側面に位置して、スロ
ットルレバーボックス２８が被着され、その前面からス
ロットルケーブル３０が前方へ導出され、上面部に突出
部が存在しないものが用いられている。そしてフロート
室２７がクランクケース１３と後輪２の間の凹みに侵入
するようにして低く構えられる。
【００３２】こうして、ピボット軸１６を中心にしてユ
ニットスイング型エンジン４が揺動する時には、その上
面部の側面プロフィールは基準線Ｘ−Ｘと共に揺動し、
収納ボックス８の底面８ａや燃料タンク９、オイルタン
ク１０との位置関係および揺動軌跡が単純化され、最大
揺動ストロークの場合は、Ｘ1 −Ｘ1 に示す形になる。
ニットスイング型エンジン４が揺動する時には、その上
面部の側面プロフィールは基準線Ｘ−Ｘと共に揺動し、
収納ボックス８の底面８ａや燃料タンク９、オイルタン
ク１０との位置関係および揺動軌跡が単純化され、最大
揺動ストロークの場合は、Ｘ1 −Ｘ1 に示す形になる。
【００３３】これにより、リアクッションユニット１８
のストローク量を増大して乗り心地を改善し、シート５
の高さを低くして足付き性をよくし、さらに収納ボック
ス８の底面８ａの形状を制約なく設定して容量を拡大さ
せることが無理なく可能になる。
のストローク量を増大して乗り心地を改善し、シート５
の高さを低くして足付き性をよくし、さらに収納ボック
ス８の底面８ａの形状を制約なく設定して容量を拡大さ
せることが無理なく可能になる。
【００３４】また、図６に示す実施形態のように、イグ
ニッションコイル２４の側面プロフィール上端と、後輪
２の側面プロフィール上端の２か所に接する共通接線状
の直線を基準線Ｙ−Ｙとして仮想し、キャブレタ２２お
よびエアクリーナ２３の側面プロフィール上端が、この
基準線Ｙ−Ｙと一致するか、それ以下に位置するよう
に、キャブレタ２２およびエアクリーナ２３を設置して
もよい。
ニッションコイル２４の側面プロフィール上端と、後輪
２の側面プロフィール上端の２か所に接する共通接線状
の直線を基準線Ｙ−Ｙとして仮想し、キャブレタ２２お
よびエアクリーナ２３の側面プロフィール上端が、この
基準線Ｙ−Ｙと一致するか、それ以下に位置するよう
に、キャブレタ２２およびエアクリーナ２３を設置して
もよい。
【００３５】この場合、ピボット軸１６を中心にしてユ
ニットスイング型エンジン４が揺動する時には、その上
面部の側面プロフィールは基準線Ｙ−Ｙと共に揺動し、
収納ボックス８の底面８ａや燃料タンク９、オイルタン
ク１０との位置関係および揺動軌跡が単純化され、最大
揺動ストロークの場合は、Ｙ1 −Ｙ1 に示す形になる。
ニットスイング型エンジン４が揺動する時には、その上
面部の側面プロフィールは基準線Ｙ−Ｙと共に揺動し、
収納ボックス８の底面８ａや燃料タンク９、オイルタン
ク１０との位置関係および揺動軌跡が単純化され、最大
揺動ストロークの場合は、Ｙ1 −Ｙ1 に示す形になる。
【００３６】これにより、やはりリアクッションユニッ
ト１８のストローク量を増大して乗り心地を改善し、シ
ート５の高さを低くして足付き性をよくし、さらに収納
ボックス８の底面８ａの形状を制約なく設定して容量を
拡大させることが無理なく可能になる。
ト１８のストローク量を増大して乗り心地を改善し、シ
ート５の高さを低くして足付き性をよくし、さらに収納
ボックス８の底面８ａの形状を制約なく設定して容量を
拡大させることが無理なく可能になる。
【００３７】なお、基準線Ｘ−Ｘ，Ｙ−Ｙのどちらを設
定した場合も、基準線Ｘ−ＸまたはＹ−Ｙ以上に突出物
がないので、車体との干渉を避けやすく、ユニットスイ
ング型エンジン４を車体に取着け、取外す時の作業性が
大巾に向上する。
定した場合も、基準線Ｘ−ＸまたはＹ−Ｙ以上に突出物
がないので、車体との干渉を避けやすく、ユニットスイ
ング型エンジン４を車体に取着け、取外す時の作業性が
大巾に向上する。
【００３８】さらに、このような基準線Ｘ−Ｘ，Ｙ−Ｙ
を設定する場合においても、ピボット軸はクランクケー
ス１３の前上方に設定されたもの（例えば図３の１６
ａ）でもよく、またユニットスイング型エンジン４は強
制空冷式以外に、水冷式、自然空冷式であってもよい。
を設定する場合においても、ピボット軸はクランクケー
ス１３の前上方に設定されたもの（例えば図３の１６
ａ）でもよく、またユニットスイング型エンジン４は強
制空冷式以外に、水冷式、自然空冷式であってもよい。
【００３９】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係わるスクータ型
車両は、ユニットスイング型エンジンのクランクケース
に取り付けられる外付けの電装部品をクランクケースの
前上部に設置したため、走行時に前輪や後輪から飛び散
る水、泥、砂、埃などをシリンダ部分とクランクケース
とにより電装部品に対して遮蔽させ、電装部品を汚損か
ら保護することができる。
車両は、ユニットスイング型エンジンのクランクケース
に取り付けられる外付けの電装部品をクランクケースの
前上部に設置したため、走行時に前輪や後輪から飛び散
る水、泥、砂、埃などをシリンダ部分とクランクケース
とにより電装部品に対して遮蔽させ、電装部品を汚損か
ら保護することができる。
【００４０】しかも、電装部品がピボット軸の近傍に位
置するため、ユニットスイング型エンジンの揺動に伴う
電装部品の揺動半径を大幅に短縮し、これによって電装
部品から延出するコード類の屈伸の度合を小さくしてコ
ード類の耐久性が大きく向上させることができる。
置するため、ユニットスイング型エンジンの揺動に伴う
電装部品の揺動半径を大幅に短縮し、これによって電装
部品から延出するコード類の屈伸の度合を小さくしてコ
ード類の耐久性が大きく向上させることができる。
【００４１】また、本発明に係わるスクータ型車両は、
前記電装部品としてのイグニッションコイルを送風ファ
ンケーシングの反対側に寄せてクランクケースの前上部
に設置したので、シリンダ部分周囲のデッドスペースを
有効に活用してイグニッションコイルをシリンダ部分の
先端に設けられている点火プラグに近付けることがで
き、これによってイグニッションコイルから延びて点火
プラグに繋がるハイテンションコードを短縮し、エンジ
ン点火性能を向上させると共に、ハイテンションコード
の耐久性を高めることができる。
前記電装部品としてのイグニッションコイルを送風ファ
ンケーシングの反対側に寄せてクランクケースの前上部
に設置したので、シリンダ部分周囲のデッドスペースを
有効に活用してイグニッションコイルをシリンダ部分の
先端に設けられている点火プラグに近付けることがで
き、これによってイグニッションコイルから延びて点火
プラグに繋がるハイテンションコードを短縮し、エンジ
ン点火性能を向上させると共に、ハイテンションコード
の耐久性を高めることができる。
【図１】本発明の一実施形態を示すスクータ型車両の左
側面図。
側面図。
【図２】スクータ型車両の平面図。
【図３】スクータ型車両の右側面図。
【図４】キャブレタを拡大した側面図。
【図５】オイルポンプを拡大した平面図。
【図６】スクータ型車両の別な実施形態を示す左側面
図。
図。
【図７】従来のスクータ型車両の左側面図。
１ 前輪 ２ 後輪 ３ ハンドル ４ ユニットスイング型エンジン ５ シート ６ ステップボード ７ リアボディ ８ 収納ボックス １２ シリンダ部分 １２ａ 点火プラグ １３ クランクケース １４ スイングケース １６ ピボット軸 ２４ クランクケースに取り付けられる外付けの電装部
品の１つであるイグニッションコイル ２４ａ ハイテンションコード ２６ 送風ファンケーシング
品の１つであるイグニッションコイル ２４ａ ハイテンションコード ２６ 送風ファンケーシング
Claims (2)
- 【請求項１】 ハンドルとシートの間が深く湾入してス
テップボード部となり、シート下方のリアボディ内に収
納ボックスが設置され、そのリアボディ下に、ほぼ水平
に前方へ延びるシリンダ部分を備えたクランクケース
と、このクランクケースに連接されて後方へ延び、後部
に後輪を軸支するスイングケースなどによりユニット化
されたユニットスイング型エンジンが、クランクケース
の前部に設けられたピボット軸を中心に上下揺動可能に
緩衝懸架されたスクータ型車両において、クランクケー
スに取り付けられる外付けの電装部品をクランクケース
の前上部に設置したことを特徴とするスクータ型車両。 - 【請求項２】 前記ユニットスイング型エンジンがクラ
ンクケースの一側に送風ファンケーシングを備えた強制
空冷式である場合において、前記電装部品としてのイグ
ニッションコイルを送風ファンケーシングの反対側に寄
せてクランクケースの前上部に設置した請求項１に記載
のスクータ型車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9175031A JPH1067362A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | スクータ型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9175031A JPH1067362A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | スクータ型車両 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16854390A Division JP3220448B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-28 | スクータ型車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1067362A true JPH1067362A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=15989016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9175031A Pending JPH1067362A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | スクータ型車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1067362A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2792973A1 (fr) * | 1999-04-27 | 2000-11-03 | Honda Motor Co Ltd | Structure pour montage d'unite de bobine d'allumage sur un bloc moteur du type basculant |
| EP1369560A2 (en) * | 2002-06-03 | 2003-12-10 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Forced air-cooled type engine for motorcycle |
| EP2157010A2 (en) | 2008-08-19 | 2010-02-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
| JP2014185585A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Honda Motor Co Ltd | Ｏｈｃ型内燃機関の可変動弁装置 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9175031A patent/JPH1067362A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2792973A1 (fr) * | 1999-04-27 | 2000-11-03 | Honda Motor Co Ltd | Structure pour montage d'unite de bobine d'allumage sur un bloc moteur du type basculant |
| EP1369560A2 (en) * | 2002-06-03 | 2003-12-10 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Forced air-cooled type engine for motorcycle |
| EP1369560A3 (en) * | 2002-06-03 | 2004-05-26 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Forced air-cooled type engine for motorcycle |
| EP2157010A2 (en) | 2008-08-19 | 2010-02-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
| EP2157010A3 (en) * | 2008-08-19 | 2012-06-27 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
| JP2014185585A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Honda Motor Co Ltd | Ｏｈｃ型内燃機関の可変動弁装置 |
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