JP3258939B2 - 反射鏡アンテナ - Google Patents

反射鏡アンテナ

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JP3258939B2 JP19918097A JP19918097A JP3258939B2 JP 3258939 B2 JP3258939 B2 JP 3258939B2 JP 19918097 A JP19918097 A JP 19918097A JP 19918097 A JP19918097 A JP 19918097A JP 3258939 B2 JP3258939 B2 JP 3258939B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、BS放送やCS放
送等の衛星放送を受信するための反射鏡を備えるアンテ
ナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】BS放送やCS放送等の衛星放送を受信
するためのアンテナとしては、パラボラアンテナが一般
に用いられている。パラボラアンテナは、パラボラ反射
鏡とパラボラ反射鏡により反射されて集束された電波を
受信するホーンを有するコンバータとから構成されてい
る。なお、コンバータのホーンはパラボラ反射鏡の焦点
位置に配置されることから、コンバータは一般に、パラ
ボラ反射鏡を支持している取り付け体に固着されたアー
ムの先端に固着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンバータをパラボラ
反射鏡の焦点位置に支持するアームの延伸方向は、その
性格上パラボラ反射鏡の開口面に直交する方向とされて
いるため、パラボラアンテナを輸送する際の梱包姿勢が
大きくなるという欠点があった。また、衛星放送として
はBS放送やCS放送等が行われているが、衛星放送を
受信するパラボラアンテナにおいて、原理上パラボラ反
射鏡は共通に使用することが可能である。しかしなが
ら、受信するホーンを有するコンバータの仕様が異なる
ため、従来はパラボラ反射鏡を共用することは行われて
いなかった。このため、パラボラ反射鏡の有効活用を図
ることができないという欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、輸送する際に、梱包姿
勢を小さくすることができるように、反射鏡アンテナの
一部を取り外し可能とした反射鏡アンテナを提供するこ
とを目的としている。また、取り外した一部を連結する
際に、確実かつ強固に連結することができる反射鏡アン
テナを提供することを目的としている。さらに、反射鏡
をBS放送及びCS放送において共用して使用できるよ
うにした反射鏡アンテナを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の反射鏡アンテナは、反射鏡の裏面に配置さ
れて該反射鏡を保持すると共に、ポールに取り付けるた
めの取付金具を備えるアンテナ取付本体と、該アンテナ
取付本体において、前記反射鏡の外周縁より外方へ位置
する部分に形成されたアーム取付部に着脱可能に取り付
けられると共に、先端部にコンバータが固着されている
アーム部とを備え、前記アーム取付部に着脱可能に取り
付けられる前記アーム部の連結固定部には、前記アーム
取付部に形成されている溝部に嵌合してスライドされて
いく一対の摺動挿入部と、前記アーム取付部に形成され
ている係合孔に嵌入される板状に突出している突出片
形成されていると共に、前記アーム取付部に前記連結固
定部が装着された際に、前記アームが前記アンテナ取付
本体から抜け出ないと共に、弾性的に装着されるよう
に、前記アーム取付部に弾性的に係合する一対の弾性係
合部が縦方向に配置されるように形成されており、前記
アーム取付部に前記アーム部の連結固定部が装着された
際に、前記弾性係合部により左右方向のガタツキが吸収
されると共に、前記突出片により上下方向のガタツキが
吸収されるようにされて、前記弾性係合部の係合は工具
を使用することなく解除可能とされている。
【0006】また、上記反射鏡アンテナにおいて、前記
連結固定部の摺動方向と直交する方向にボルト挿通孔が
形成されており、前記アーム取付部に前記連結固定部が
装着された際に、前記ボルト挿通孔に挿通されたノブ付
きボルトが前記アーム取付部に螺着されるようにしても
よい。さらに、前記コンバータから中間周波数に変換さ
れた受信信号を伝送する同軸ケーブルを保持する保持片
が、前記アーム取付部の外面に形成されていてもよいも
のである。さらにまた、前記アーム部を2分割して構成
すると共に、2分割されたアーム部を着脱可能に固着で
きるようにしてもよいものである。
【0007】このような本発明の反射鏡アンテナによれ
ば、アンテナ取付本体に対してコンパータが取り付けら
れたアーム部を着脱可能に取り付けることができるよう
になるので、アーム部をアンテナ取付本体から取り外し
て梱包することができるようになる。従って、反射鏡ア
ンテナの梱包姿勢を小さくすることができ、輸送効率を
向上することができるようになる。この際に、アーム部
を2分割できるようにすれば、より梱包姿勢を小さくす
ることができる。また、アーム部をアンテナ取り付け本
体に対して、確実かつ強固に連結することができる。
【0008】さらに、アンテナ取付本体とアーム部との
嵌着部をノブ付きボルトにより締着することにより、よ
り強固な取付を行うことができるようになる。さらにま
た、アンテナ取付本体に対してコンパータが取り付けら
れたアーム部が着脱可能とされることから、所望の衛星
放送用のコンバータが取り付けられているアーム部を選
択して取り付けることができる。従って、パラボラ反射
鏡を、特定の衛星放送専用のパラボラ反射鏡とすること
なく、アーム部を選択することにより所望の衛星放送受
信用のパラボラ反射鏡として共用することができるよう
になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の反射鏡アンテナの第1の
実施の形態の構成を図1に示す。図1には、第1の実施
の形態にかかるCS放送を受信する反射鏡アンテナの全
体図が示されており、反射鏡アンテナは、パラボラ形状
の反射鏡1と、反射鏡1を支持しているアンテナ取付本
体4と、アンテナ取付本体4の端部に一端が固定された
アーム部3と、アーム部3の先端に固着されることによ
り反射鏡1の焦点位置に配置されるCSコンバータ2
と、反射鏡アンテナを後述するポールに固着するための
取付金具5とから構成されている。なお、CSコンバー
タ2において反射鏡1の焦点位置に実際に位置している
のは、CSコンバータ2に備えられた電波を受信するホ
ーン部2−1とされている。また、アーム部3はアンテ
ナ取付本体4に着脱可能に取り付けられている。
【0010】図1に示す反射鏡アンテナを斜め後方から
示す図が図2に示されている。図2においては、アンテ
ナ取付本体4に着脱可能に取り付けられたアーム部3の
一端に形成されている弾性係合部3−4が、アンテナ取
付本体4の後面から突出している。この弾性係合部3−
4は一対とされており、指により一対の弾性係合部3−
4を狭持することにより、弾性係合部3−4とアンテナ
取付本体4との係合を解除することができる。これによ
り、アンテナ取付本体4からアーム部3を取り外すこと
ができるようになる。なお、アンテナ取付本体4の上部
からは両翼に一対の反射鏡取付部が延伸するよう形成さ
れており、この反射鏡取付部に反射鏡1が取付ボルトに
より固着されている。また、取付金具5にはポールを狭
持するよう支持するポール狭持片が備えられている。
【0011】図1に示す反射鏡アンテナの斜視図を図3
に示すが、この図においてはアーム部3をアンテナ取付
本体4に取り付ける直前の状態が示されている。なお、
アーム部3の一端には連結固定部3−1が形成されてお
り、この部分がアンテナ取付本体4の端部に形成された
アーム取付部4−1に取り付けられるようにされてい
る。アーム部3は断面コ字状とされており、その強度を
強化するために、図示するように例えば2枚のリブが全
長にわたり内部に形成されている。また、アーム3の先
端に固着されているCSコンバータ2には同軸接栓2−
2が外部に臨むように設けられており、この同軸接栓2
−2に同軸ケーブルを接続することにより、CSコンバ
ータ2から出力される中間周波数に変換された衛星放送
信号が、宅内に配置されたチューナに伝送されている。
【0012】連結固定部3−1とアーム取付部4−1と
の部分を拡大して図4に示す。この図に示すように、ア
ーム部3の一端に形成されている連結固定部3−1は、
アーム部3の軸に直交する面からなるストッパー面板3
−7と、このストッパー面板3−7の下端から延伸する
底面板3−5とから構成されている。そして、ストッパ
ー面板3−7には、弾性を有すると共に先端に係合部が
形成された一対の弾性係合片3−4が略中央部に、レー
ル状に延伸されたレール片3−3が左右に一対づつ形成
されている。さらに、板状に突出している突出片3−2
がストッパー面板3−7の上部に形成されている。ま
た、アーム取付部4−1は断面略コ字状とされ、その左
右内面に一対づつの溝部4−3が形成されていると共
に、上部中央に係合孔4−2が形成されている。
【0013】そして、連結固定部3−1におけるレール
片3−3を、アーム取付部4−1における溝部4−3に
嵌合してスライドしていくことにより、連結固定部3−
1をアーム取付部4−1に取り付けることができる。な
お、ストッパー面板3−7がアーム取付部4−1の前面
に当接するまでアーム取付部4−1をスライドした際
に、弾性係合片3−4の先端に形成された係合部がアー
ム取付部4−1の後面に係合すると共に、その先端部が
図2に示すように後方に突出するようになる。このよう
に、連結固定部3−1をアーム取付部4−1に嵌着する
ことにより、アーム部3がアンテナ取付本体4に取り付
けられるようになる。
【0014】また、連結固定部3−1に形成された弾性
係合片3−4は、縦方向に配置されているので、嵌入時
のガイドになると共に、嵌着時には左右方向のガタツキ
を吸収する作用を奏するようになる。さらに、係合孔4
−2に嵌入される突出片3−2により上下方向のガタツ
キを吸収する作用が奏されるようになる。なお、アーム
部3はアンテナ取付本体4に対して着脱可能に取り付け
られており、アーム取付部4−1の後面から突出してい
る一対の弾性係合片3−4の先端部を指で挟んで、その
間隔を狭めるよう狭持することにより、アーム取付部4
−1から連結固定部3−1を取り外すことができるよう
になる。このようなアーム部3およびアンテナ取付本体
4は、ASA樹脂やPBT樹脂、ABS樹脂等を材料と
して一体成型により作成することができる。
【0015】なお、反射鏡1は図4および図5に示すよ
うに一対の取付ボルト1−1および一対の取付ボルト1
−2によりアンテナ取付本体4に固着されている。ま
た、アーム取付部4−1の両側面には、CSコンバータ
2の同軸接栓2−2に接続されている同軸ケーブルを保
持するケーブル保持片4−4がそれぞれ形成されてお
り、一方のケーブル保持片4−4は4Cの同軸ケーブル
保持用とされており、他方のケーブル保持片4−4は5
Cの同軸ケーブル保持用とされている。上記したように
アンテナ取付本体4に対して、アーム部3は着脱可能と
されているため、CSコンバータ2が固着されているア
ーム部3に替えて、図6に示すように先端にBSコンバ
ータ22が固着されているアーム部3をアンテナ取付本
体4に取り付けることができる。これにより、反射鏡1
をBS放送とCS放送とで共用することができる。
【0016】次に、本発明の反射鏡アンテナを梱包する
際の説明を行う。本発明の反射鏡アンテナを梱包する際
には、アーム部3をアンテナ取付本体4から取り外して
おくようにする。そして、図7に示すように取付金具5
を回動して反射鏡1の背面に沿わせるようにする。この
際に、ポールの先端が当接されるようにされたストッパ
ー5−1を取付金具5に沿うように回動しておく。この
ような図7に示す状態において梱包するようにする。そ
して、別途梱包したCSコンバータ2あるいはBSコン
バータ22とともに梱包箱に収納するようにする。これ
により、反射鏡アンテナの梱包姿勢を小さくすることが
でき、梱包箱の奥行きを短くすることができるので、一
度に輸送することのできる量を増加することができる。
従って、輸送経費や倉庫経費を削減することができる。
【0017】ところで、アンテナ取付本体4の上部の両
側にはそれぞれ円弧状の摺動溝4−4が形成されてお
り、動作時にはこの摺動溝4−4内に取付金具5の隅に
挿通された仰角調整ボルト5−4が固着される。また、
仰角調整ボルト5−4に対向するよう枢軸ボルト5−6
が取付金具5の隅に挿通されており、この枢軸ボルト5
−6がアンテナ取付本体4に挿通されることにより、取
付金具5がアンテナ取付本体4に対して回動可能とされ
ている。なお、取付金具5をアンテナ取付本体4に対し
て回動させると、仰角調整ボルト5−4が摺動溝4−4
内を摺動していくようになる。さらに、取付金具5にお
ける金具本体5−3の一側面との間でポールを狭持する
ポール狭持片5−2が、2本の狭持ボルト5−5により
金具本体5−3の一側面に取り付けられている。
【0018】次に、取付金具5における仰角調整ボルト
5−4をアンテナ取付本体4に形成されている摺動溝4
−4内に係合した状態を図8に示す。この状態が本発明
の反射鏡アンテナの組立後の状態であり、枢軸ボルト5
−6を回動中心として金具本体5−3に対してアンテナ
取付本体4を回動することができる。この際の反射鏡1
の仰角を示す先鋭な仰角指針5−7が仰角調整ボルト5
−4の挿通孔の下に形成されている。そして、仰角指針
5−7に対応するアンテナ取付本体4の位置に、仰角目
盛が刻印されている。従って、所望の仰角を仰角指針5
−7が指すように反射鏡アンテナを枢軸ボルト5−6を
回動中心として回動することにより、反射鏡アンテナの
仰角方向を所望の通信衛星の仰角方向に一致させること
ができる。
【0019】また、ポールに反射鏡アンテナを取り付け
た際にポールの上端面に当接するストッパー5−1が、
破線で示す収納位置から実線で示す位置へ回動される。
この場合の回動中心はストッパー5−1に形成された回
動軸とされており、回動された際に、ストッパー5−1
の下部に形成されたストッパー片5−10により金具本
体5−3の上端縁が包持される。この状態が図9に示さ
れている。そして、反射鏡アンテナがポール6に取り付
けられている態様が図10に示されている。この図に示
すようにポール6の上端面がストッパー5−1の下端面
に当接され、金具本体5−3の凹部が形成された一側面
とポール狭持片5−2との間にポール6が狭持されて、
狭持ボルト5−5により締着されている。
【0020】これによりポール6に反射鏡アンテナを確
実に固着することができる。なお、狭持ボルト5−2を
本締めする前においても、ポール6の上端面がストッパ
ー5−1の内面に当接しているため、反射鏡アンテナは
ポール6に仮止めされている。従って、この状態におい
てポール6を中心として反射鏡アンテナを水平方向に回
転させることにより、方位角を調整することができる。
この場合に、ストッパー5−1におけるストッパー片5
−10(図8および図9参照)により、反射鏡アンテナ
の姿勢が変化することなく確実に保持されている。
【0021】この金具本体5−3の詳細構成を図11
(a)から(c)に示す。図11(a)は金具本体5−
3の平面図、同図(b)はその一面を示す正面図、同図
(c)は上面図である。これらの図に示すように、金具
本体5−3は板金をコ字状に加工したコ字状部5−9か
ら構成されており、その一側面には凹部5−10が形成
されている。この凹部5−10はポール6が当接されて
ポール6を狭持する部分とされている。さらに、コ字状
部5−9の一部が一側面と同一面上で連接するように切
り開かれている。この切り開かれた部分には、一対のネ
ジ部5−8が切られており、このネジ部5−8にはポー
ル狭持片5−2に挿通された狭持ボルト5−5が螺着さ
れるようにされている。
【0022】また、コ字状部5−9の下部に形成された
仰角調整ボルト5−4が挿通される挿通孔5−14の周
囲内面は、粗面部5−11とされて仰角調整ボルト5−
4を締着した後において、摺動溝4−4に対して仰角調
整ボルト5−4が移動しないようにされている。これに
より、使用中において反射鏡アンテナの仰角が変化する
ことを防止することができる。さらに、挿通孔5−14
に対向する位置には枢軸ボルト5−6が挿通される挿通
孔5−16が形成されていると共に、挿通孔5−14の
対角にはストッパー5−1を回動自在に指示する軸孔5
−12が形成されている。
【0023】次に、ストッパー5−1の詳細構成を図1
2(a)〜(c)に示す。図12(a)はストッパー5
−1の正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は下面
図とされている。これらの図に示すように、ストッパー
5−1の下部には1対の回動軸5−11が形成されてお
り、この回動軸5−11が金具本体5−3に形成された
軸孔5−12に嵌合されることにより、ストッパー5−
1が金具本体5−3に対して回動自在とされる。また、
ストッパー5の上部はポール6の上端面が当接されるス
トッパー面5−11とされており、下部には金具本体5
−3の上端縁を包持する断面U字状のストッパー片5−
10が形成されている。
【0024】次に、本発明の反射鏡アンテナにおける第
2の実施の形態の構成を図13および図14に示す。た
だし、図13においては第2の実施の形態の特徴点であ
るアーム部13とアンテナ取付本体14との嵌合部分の
みの構成を示しており、図14は図13におけるA−A
線で切断した断面図を示している。これらの図に示すよ
うに、第2の実施の形態においてはアーム部13のアン
テナ取付本体14に対する取付強度を向上するために、
アーム部13に形成されている連結固定部13−1をア
ーム取付部14−1に嵌合後に、連結固定部13−1に
ノブ付きボルト17を挿通してノブ付きボルト17をア
ンテナ取付本体14−1に螺着するようにしている。こ
れにより、連結固定部13−1をアーム取付部14−1
により強固に取り付けることができるようになる。
【0025】次に、本発明の反射鏡アンテナの第3の実
施の形態を図15および図16に示す。ただし、図15
においては第3の実施の形態の特徴点であるアーム部2
3とアンテナ取付本体24とを嵌合する前の構成を示し
ており、図16はアーム部23とアンテナ取付本体24
とを嵌合した後の構成を示している。この実施の形態に
おいては、アーム取付部24−1の下面が閉じられてお
り、アーム取付部24−1に形成された空間内に、アー
ム部23の一端に形成された連結固定部23−1の一対
の挿入片23−3と一対の弾性係合片23−4が嵌入さ
れている。
【0026】そして、連結固定部23−1がアーム取付
部24−1に嵌合された状態において、弾性係合片23
−4の先端部はアーム取付部24−1の後面から外方へ
突出するようになる。このようにアーム取付部24−1
の下面を有させることによっても、アーム部23をアン
テナ取付本体24に強固に取り付けることができるよう
になる。上記した第2の実施の形態および第3の実施の
形態におけるアーム部13,23およびアンテナ取付本
体14,24は、ASA樹脂やPBT樹脂、ABS樹脂
等を材料として一体成型により作成することができる。
【0027】次に、前記した本発明の第1の実施の形態
の反射鏡アンテナにおけるアーム部の他の構成を図17
(a)から(c)に示す。この図に示すアーム部は2分
割されて構成されており、第1のアーム部34と第2の
アーム部35とから構成されている。第1のアーム部3
4は、図17(a)に示すように、アームの下部に所定
長さの凹部34−2が形成されており、この凹部34−
2内に一対の係合片34−1が立設されている。また、
第2のアーム部35は、図17(b)に示すように、ア
ームの上部に凸部35−2が形成されており、この凸部
35−2の一部に係合溝35−1が形成されている。
【0028】この2分割された第1のアーム部34にお
ける凹部34−2内に、第2のアーム部35における凸
部35−2を嵌合すると共に、一対の係合片34−1を
係合溝35−1内に挿入して係合する。これにより、凹
部34−2内に凸部35−2が嵌まり込んで嵌着される
と共に、係合片34−1が係合溝35−1の出口に係合
するようになる。従って、第2のアーム部35に対して
第1のアーム部34を確実に固着することができるよう
になる。以上の構成により、係合片34−1の両端を指
により狭持することにより、第1のアーム部34を第2
のアーム部35から取り外すことができ、この状態で梱
包することができる。従って、梱包姿勢をより小さくす
ることができるようになる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、アンテナ取付本体に対してコンパータが取り付けら
れたアーム部を着脱可能に取り付けることができるよう
になり、アーム部をアンテナ取付本体から取り外して梱
包することができるようになる。従って、反射鏡アンテ
ナの梱包姿勢を小さくすることができ、輸送効率を向上
することができるようになる。この際に、アーム部を2
分割できるようにすれば、より梱包姿勢を小さくするこ
とができる。また、アーム部をアンテナ取り付け本体に
対して、確実かつ強固に連結することができる。
【0030】さらに、アンテナ取付本体とアーム部との
嵌着部をノブ付きボルトにより締着することにより、よ
り強固な取付を行うことができるようになる。さらにま
た、アンテナ取付本体に対してコンパータが取り付けら
れたアーム部が着脱可能とされることから、所望の衛星
放送用のコンバータが取り付けられているアーム部を選
択して取り付けることができる。従って、パラボラ反射
鏡を、特定の衛星放送専用のパラボラ反射鏡とすること
なく、アーム部を選択することにより所望の衛星放送受
信用のパラボラ反射鏡として共用することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態の
構成を示す平面図である。
【図2】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態の
構成における後方からみた斜視図である。
【図3】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態の
構成における斜視図である。
【図4】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態の
構成における連結固定部とアーム取付部との詳細構成を
示す図である。
【図5】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態の
構成における正面図である。
【図6】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態の
構成における変形例を示す図である。
【図7】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態の
構成における梱包姿勢を示す図である。
【図8】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態に
おける取付金具の構成を示す図である。
【図9】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態に
おけるストッパー片と金具本体との関係を示す図であ
る。
【図10】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態
におけるポール取付状態を示す図である。
【図11】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態
における金具本体の詳細構成を示す図である。
【図12】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施の形態
の構成におけるストッパーの詳細構成を示す図である。
【図13】本発明の反射鏡アンテナの第2の実施の形態
の構成を示す図である。
【図14】図13に示す本発明の反射鏡アンテナの第2
の実施の形態の構成の断面図である。
【図15】本発明の反射鏡アンテナの第3の実施の形態
の嵌着前の構成を示す図である。
【図16】本発明の反射鏡アンテナの第3の実施の形態
の嵌着後の構成を示す図である。
【図17】本発明の反射鏡アンテナにおけるアーム部の
他の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 反射鏡 2 CS用コンバータ 3,13,23 アーム部 3−1 連結固定部 3−4 弾性係合片 4,14,24 アンテナ取付本体 4−4 ケーブル保持片 4−1 アーム取付部 5 取付金具 5−1 ストッパー 6 ポール 17 ノブ付きボルト 22 BS用コンバータ 34 第1のアーム部 35 第2のアーム部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−148819(JP,A) 特開 平9−36626(JP,A) 特開 平7−231218(JP,A) 特開 平1−205604(JP,A) 特開 平9−8521(JP,A) 特開 平8−148928(JP,A) 特開 平8−148929(JP,A) 特開 平7−249912(JP,A) 特開 平7−283650(JP,A) 特開 平7−231210(JP,A) 実開 昭55−79106(JP,U) 実開 昭60−119116(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 19/13 H01Q 1/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射鏡の裏面に配置されて該反射鏡を保持
    すると共に、ポールに取り付けるための取付金具を備え
    るアンテナ取付本体と、 該アンテナ取付本体において、前記反射鏡の外周縁より
    外方へ位置する部分に形成されたアーム取付部に着脱可
    能に取り付けられると共に、先端部にコンバータが固着
    されているアーム部とを備え、 前記アーム取付部に着脱可能に取り付けられる前記アー
    ム部の連結固定部には、前記アーム取付部に形成されて
    いる溝部に嵌合してスライドされていく一対の摺動挿入
    と、前記アーム取付部に形成されている係合孔に嵌入
    される板状に突出している突出片が形成されていると共
    に、前記アーム取付部に前記連結固定部が装着された際
    に、前記アームが前記アンテナ取付本体から抜け出ない
    と共に、弾性的に装着されるように、前記アーム取付部
    に弾性的に係合する一対の弾性係合部が縦方向に配置さ
    れるように形成されており、 前記アーム取付部に前記アーム部の連結固定部が装着さ
    れた際に、前記弾性係合部により左右方向のガタツキが
    吸収されると共に、前記突出片により上下方向のガタツ
    キが吸収されるようにした ことを特徴とする反射鏡アン
    テナ。
  2. 【請求項2】前記連結固定部の摺動方向と直交する方向
    にボルト挿通孔が形成されており、前記アーム取付部に
    前記連結固定部が装着された際に、前記ボルト挿通孔に
    挿通されたノブ付きボルトが前記アーム取付部に螺着さ
    れることを特徴とする請求項1記載の反射鏡アンテナ。
  3. 【請求項3】前記コンバータから中間周波数に変換され
    た受信信号を伝送する同軸ケーブルを保持する保持片
    が、前記アーム取付部の外面に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の反射鏡アンテナ。
  4. 【請求項4】前記アーム部を2分割して構成すると共
    に、2分割されたアーム部の一方に係合片が形成される
    と共に、他方に前記係合片が係合される被係合部が形成
    されることにより、前記2分割されたアーム部が着脱可
    能とされていることを特徴とする請求項1記載の反射鏡
    アンテナ。
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