JP3379248B2 - アンテナユニット - Google Patents

アンテナユニット

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JP3379248B2
JP3379248B2 JP28600394A JP28600394A JP3379248B2 JP 3379248 B2 JP3379248 B2 JP 3379248B2 JP 28600394 A JP28600394 A JP 28600394A JP 28600394 A JP28600394 A JP 28600394A JP 3379248 B2 JP3379248 B2 JP 3379248B2
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英男 矢嶋
俊和 荻野
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、アンテナユニットに係
り、より詳細には回路基板及びアンテナ本体等を収容す
るためのボトムカバーとトップカバーからなるケースを
備えたものに関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、アンテナユニットとして、図
6に示される如くのものが知られている。このアンテナ
ユニットは、自動車のルーフパネル等の設置場所に必要
に応じて吸着保持できるようにされたもので、アルミダ
イキャスト製のボトムカバー1とそれに被着されるトッ
プカバー2とで形成されるケース内に、多数の電子部品
が組み付けられた回路基板3、この回路基板3を覆う金
属製シールドカバー3a、及び静止衛星等からの電波を
受信するアンテナ本体4等が収容されている。40はケ
ーブルである。 【0003】また、前記ボトムカバーの底面には凹所が
形成され、この凹所には取付片7aを介して複数の取付
ネジ6で固定される強磁性体製のバックヨーク7が配置
され、このバックヨーク7の下面側にはリング状マグネ
ット8が吸着保持され、このリング状マグネット8の磁
力により当該アンテナユニットが設置場所に吸着保持さ
れ得る構成となっている。30は、自動車のルーフパネ
ル等に設置された場合に、受信状態を安定させるための
板金製の安定シールド板である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のアンテナユニットにおいては、マグネット8を
ボトムカバー1に取り付けるにあたっては、(1) バ
ックヨーク7をボトムカバー1にネジ6で固定すること
が必要とされるので、部品点数が多くなるとともに組み
付け作業が面倒である、(2) ボトムカバー1にタッ
プ加工が必要となり手間がかかる、(3) バックヨー
クの形状が複雑になるとともに穴加工(ネジ用)が必要
となる、等の問題があり、製造コストが高くなるきらい
があった。 【0005】かかる点に鑑み本発明は、ボトムカバーに
バックヨーク付きマグネットを簡単に取り付けることが
でき、しかも、部品点数を削減できるとともに、タップ
加工や穴加工等の手間のかかる作業を不要とでき、か
つ、バックヨーク及びマグネットの形状を単純化できる
ようにして製造コストの低減化を図り得るアンテナユニ
ットを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るアンテナユニットは、基本的には、回
路基板及びアンテナ本体等を収容するためのボトムカバ
ーとトップカバーとからなるケースを備えていて、前記
ボトムカバーの周側部の複数箇所に側方に開口するとと
もに下部に係止部を有する挿入部が設けられ、該挿入部
にマグネットをバックヨークに吸着させた状態で挿着保
持させていることを特徴としている。 【0007】 【作用】上述の如くの構成とされた本発明に係るアンテ
ナユニットにおいては、ボトムカバーにバックヨーク及
びマグネットを取り付けるにあたっては、例えば、予め
バックヨークにマグネットをその磁力で吸着保持させる
とともに接着材等により固定し、このバックヨーク付き
マグネットをボトムカバーの周側部に設けられた係止部
付きの挿入部に側方から挿入して挿着保持させる。 【0008】上記のように本発明のアンテナユニットで
は、ボトムカバーの挿入部にバックヨーク付きマグネッ
トを挿入するだけでよいので、ボトムカバーにバックヨ
ーク付きマグネットを簡単かつ容易に取り付けることが
でき、しかも、ネジ類を使用しないので、部品点数を削
減できるとともに、タップ加工や穴加工等の手間のかか
る作業を不要とでき、さらに、バックヨーク及びマグネ
ットの形状を単純化できる等の利点も得られる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1〜図3は、本発明に係るアンテナユニット
の一実施例を示す断面図である。 【0010】図示のアンテナユニットは、前述した従来
のものと同様に、自動車のルーフパネル等の設置場所に
必要に応じて吸着保持できるようにされたもので、樹脂
製のボトムカバー10とそれに被着されるトップカバー
20とで形成されるケース内に、多数の電子部品(図示
省略)が組み付けられた回路基板3、この回路基板3を
覆う金属製シールドカバー3a、及び静止衛星等からの
電波を受信するアンテナ本体4等が収容されている。 【0011】前記ボトムカバー10は、円形底板部1
6,この外周上に環状に突設された周側部12、及びこ
の周側部12の上面において同一円周上に位置するよう
に周方向で見て等角度間隔(90度間隔)で左右前後に
4個の係合壁部14が設けられ、それらの係合壁部14
の外周面側にそれぞれ上下方向に若干傾斜した(図3に
おいて点線で示されている)断面三角形状の凸条15が
形成されている。この凸条15の両端部は山状に尖った
形状にされている。 【0012】なお、前記した左右前後の4個の係合壁部
14のうちの後部側の係合壁部14は、ケーブル40を
引き出せるように分割構成とされておりその分割部分に
はケーブル40を引き出すための内側引出口17が形成
されている。 【0013】そして、前記ボトムカバー10における環
状に突設された周側部12の左右2箇所に、図1に加え
て図4を参照すればよくわかるように、それぞれ側方に
開口するとともに下部に一対の係止突片部13a,13
bを有する挿入部13,13が対向するように設けられ
ており、この挿入部13,13にそれぞれバックヨーク
付きマグネット54が挿着保持されている。 【0014】すなわち、バックヨーク52は、長辺部5
2cとその両端に垂設された短辺部52a,52bとか
らなるコ字状とされており、このバックヨーク52の各
辺52a,52b,52cで画成される空間に直方体状
のマグネット54が装着されてその磁力で吸着保持され
る。なお、必要に応じてバックヨーク52にマグネット
54を接着材等で固定してもよい。 【0015】上記バックヨーク52にマグネット54を
吸着保持させた状態で、このバックヨーク52付きマグ
ネット54を前記挿入部13に挿入すると、前記バック
ヨーク52の短片部52a,52bが前記挿入部13の
係止突片部13a,13bに係止され、それにより、バ
ックヨーク52付きマグネット54が前記挿入部13に
挿着保持される。 【0016】一方、前記トップカバー20は、前記ボト
ムカバー10を覆いえる概略半球状の覆蓋部21と、こ
の内部に下向に突設されたリング状部22と、を備えて
おり、前記リング状部22の内周側に、該トップカバー
20を前記ボトムカバー10に被せつつ適当角度(ここ
では40〜50度)回転させることによって前記凸条1
5に嵌合するようにされた、前記凸条15によく似た形
状の線条突起24が等角度間隔(90度)を持って形成
されている。 【0017】また、前記覆蓋部21には後部側にケーブ
ルの引出口27が形成されるとともに、その底面部には
凸部28や前記ボトムカバー10に係合する係合凸部
(図示省略)等が適宜設けられ、凸部28の下面でアン
テナ本体4の上周縁が係止されるように構成されてい
る。 【0018】さらに、前記ボトムカバー10とトップカ
バー20とには、それらを組み付けた後のゆるみ止めに
供すべく、トップカバー20には覆蓋部21の前部から
下方に垂れ下がるように断面矩形で先端の尖った係止片
29(図2)が形成され、ボトムカバー10の前端縁部
にはその係止片29が係合せしめられる凹部19(図
2)が形成されている。 【0019】上記のような構成とされた本実施例のアン
テナユニットにおいては、ボトムカバー10にトップカ
バー20を組み付け固定するにあたっては、トップカバ
ー20にボトムカバー10を嵌挿させつつ、該ボトムカ
バー20をトップカバー10に対して時計回りの方向に
40〜50度の適当角度回転させる。 【0020】そうすると、前記ボトムカバー10に設け
られた係合壁部14の傾斜凸条15に前記トップカバー
20に設けられた突起24が嵌合せしめられ、それによ
って、ボトムカバー10に対してトップカバー20が組
み付けられる。この際、該突起24とボトムカバー12
の上面との間にクッション材26が設けられて、ボトム
カバー10とトップカバー20とは緩みなく組み付けら
れる。 【0021】また、前記ボトムカバー10とトップカバ
ー20とには、それぞれ係止片19とそれが係合せしめ
られる凹部29とが設けられているので、回転組み付け
完了後のゆるみが防止され、ボトムカバーにトップカバ
ーが確実に固定保持される。これにより、ボトムカバー
10とトップカバー20との組み付け固定をネジを使用
することなく簡単かつ容易に行うことができて、部品点
数の削減を図ることができる。 【0022】その上、この前記ボトムカバー1の下面側
には、必要に応じて、受信状態を安定させるための板金
製の安定シールド板30が取り付けられて、前記マグネ
ット54の磁力により当該アンテナユニットが設置場所
(自動車のルーフパネル等)に吸着保持される構成とな
っている。 【0023】上記に加え、本実施例のアンテナユニット
にあっては、前述したように、ボトムカバー1にバック
ヨーク52及びマグネット54を取り付けるにあたって
は、例えば、予めバックヨーク52にマグネット54を
その磁力で吸着保持させるとともに接着材等により固定
し、このバックヨーク52付きマグネット54をボトム
カバー10の周側部12に設けられた係止突片部13
a,13b付きの挿入部13に側方から挿入して挿着保
持させる。 【0024】このようにされることにより、ボトムカバ
ー10の挿入部13にバックヨーク52付きマグネット
54を挿入するだけでよいので、ボトムカバー10にバ
ックヨーク52付きマグネット54を簡単かつ容易に取
り付けることができ、しかも、ネジ類を使用しないの
で、部品点数を削減できるとともに、タップ加工や穴加
工等の手間のかかる作業を不要とでき、さらに、バック
ヨーク及びマグネットの形状を単純化できる等の利点も
得られる。 【0025】なお、バックヨーク52付きマグネット5
4を挿着保持させる挿入部の構成としては、上述した係
止突片部13a,13b付きのものの他、例えば、図5
に示される如くの袋形状にしたもの13’でもよく、こ
の場合は下辺部13cが係止部となる。 【0026】さらに、上記バックヨーク52付きマグネ
ット54を挿着保持させる挿入部13は、挿入方向前方
に向かって、若干狭くなるように構成すると、バックヨ
ーク52付きマグネット54は挿入につれて圧着保持さ
れることとなって、ボトムカバー10にバックヨーク5
2付きマグネット54をガタつきなく簡単かつ容易に取
り付けることができることとなる。 【0027】 【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るアンテナユニットは、ボトムカバーに設けた挿
入部にバックヨーク付きマグネットを挿入するだけでよ
いので、ボトムカバーにバックヨーク付きマグネットを
簡単かつ容易に取り付けることができ、しかも、ネジ類
を使用しないので、部品点数を削減できるとともに、タ
ップ加工や穴加工等の手間のかかる作業を不要とでき、
さらに、バックヨーク及びマグネットの形状を単純化で
きる等の利点も得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るアンテナユニットの一実施例を示
す中央縦断面図。 【図2】図1のY−Y線で切断し、トップカバーを省略
した断面図。 【図3】図1のX−X線断面図。 【図4】図1に示されるボトムカバーに設けられた挿入
部とそこに挿着されるバックヨーク及びマグネットを示
す分解斜視図。 【図5】ボトムカバーに設けられる挿入部の他の例を示
す斜視図。 【図6】従来のアンテナユニットの一例を示す、分解斜
視図。 【符号の説明】 10 ボトムカバー 12 周側部 13 挿入部 13a,13b 係止突片部 14 係合壁部 15 凸条 20 トップカバー 24 突起 52 バックヨーク 54 マグネット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/22 H01Q 1/32 H01Q 1/42

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 回路基板及びアンテナ本体等を収容する
    ためのボトムカバーとトップカバーとからなるケースを
    備えていて、 前記ボトムカバーの周側部の複数箇所に側方に開口する
    とともに下部に係止部を有する挿入部が設けられ、該挿
    入部にマグネットをバックヨークに吸着させた状態で挿
    着保持させていることを特徴とするアンテナユニット。
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