JPH08125425A - アンテナユニット - Google Patents

アンテナユニット

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Publication number
JPH08125425A
JPH08125425A JP6286001A JP28600194A JPH08125425A JP H08125425 A JPH08125425 A JP H08125425A JP 6286001 A JP6286001 A JP 6286001A JP 28600194 A JP28600194 A JP 28600194A JP H08125425 A JPH08125425 A JP H08125425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
antenna unit
cover
top cover
bottom cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6286001A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yajima
英男 矢嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP6286001A priority Critical patent/JPH08125425A/ja
Priority to US08/508,024 priority patent/US5757327A/en
Publication of JPH08125425A publication Critical patent/JPH08125425A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーブルのアンテナユニット側の根元部分を効
果的に拘束し得て、ケーブルの動きが受信状態を安定さ
せるための安定用シールド板に影響することのないよう
にされた、アンテナユニットを提供すること。 【構成】回路基板及びアンテナ本体等を収容するための
ボトムカバー10とトップカバー20らなるケースを備
え、ボトムカバーの下面に受信状態を安定させるための
安定用シールド板30が取り付けられ、前記トップカバ
ーに前記回路基板に接続されたケーブル40を外部に引
き出すための引出口27が設けられてなる、アンテナユ
ニットにおいて、前記引出口は、その下部が切欠された
切欠円形状とされ、かつ該引出口の切欠部27aの幅a
が前記ケーブルの外径bより小さくされてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナユニットに係
り、より詳細には回路基板及びアンテナ本体等を収容す
るためのボトムカバーとトップカバーからなるケースを
備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アンテナユニットとして、図
12に示される如くのものが知られている。このアンテ
ナユニットは、自動車のルーフパネル等の設置場所に必
要に応じて吸着保持できるようにされたもので、アルミ
ダイキャスト製のボトムカバー1とそれに被着されるト
ップカバー2とで形成されるケース内に、多数の電子部
品が組み付けられた回路基板3、この回路基板3を覆う
金属製シールドカバー3a、及び静止衛星等からの電波
を受信するアンテナ本体4等が収容されている。
【0003】また、前記ボトムカバーの底面には凹所が
形成され、この凹所には取付片7aを介して複数の取付
ネジ6で固定される強磁性体製のバックヨーク7が配置
され、このバックヨーク7の下面側にはリング状永久磁
石8が吸着保持され、さらに、このリング状永久磁石8
の下面側に受信状態を安定させるための板金製の安定用
シールド板30が取り付けられており、前記リング状永
久磁石8の磁力により当該アンテナユニットが設置場所
に吸着保持され得る構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のアンテナユニットにおいては、図13に示すよ
うに、前記トップカバー2に、前記回路基板3に接続さ
れたケーブル40を外部に引き出すための引出口50が
設けられているが、この引出口50はケーブル40の外
径より大きくされており、ボトムカバー10の引出口5
0と、トップカバー20と、安定用シールド板30間に
ケーブル40を挟んで把持されているので、ケーブル4
0のアンテナユニット内の根元部分は、該ケーブル40
との間に形成される隙間分程度は動き得る状態で保持さ
れている。
【0005】そのため、梱包あるいは流通の段階で、ケ
ーブル40は当該アンテナユニットから外に出ている部
分が後方に若干引っ張られたり、左右・上下にちょと振
られただけでも、その動きが安定用シールド板30を、
図13の一点鎖線に示すように起こし、永久磁石8の下
面側から剥離されることが多々あり、製品としての有効
性を損なうという問題があり、その結果、製品歩留りを
悪くするという問題があった。
【0006】かかる点に鑑み本発明は、ケーブルのアン
テナユニット側の根元部分を効果的に拘束し得て、ケー
ブルの動きが受信状態を安定させるための安定用シール
ド板に影響することのないようにされた、アンテナユニ
ットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るアンテナユニットは、基本的には、回
路基板及びアンテナ本体等を収容するためのボトムカバ
ーとトップカバーとからなるケースを備え、ボトムカバ
ーの下面に受信状態を安定させるための安定用シールド
板が取り付けられ、前記トップカバーに前記回路基板に
接続されたケーブルを外部に引き出すための引出口が設
けられている。そして、前記引出口は、その下部が切欠
された切欠円形状とされ、かつ該引出口の切欠部の幅が
前記ケーブルの外径より小さくされていることを特徴と
している。
【0008】
【作用】上述の如くの構成とされた本発明に係るアンテ
ナユニットにおいては、トップカバーに設けられた引出
口にケーブルの根元部分をその切欠部分を介して押し込
むことにより、該ケーブルがアンテナユニットに拘束さ
れて固定される。
【0009】そのため、ケーブルはアンテナユニットか
ら外に出ている部分が後方に若干引っ張られたり、左右
にちょっと振られたりしても、その動きは前記拘束固定
されている引出口部分にて止められ、安定用シールド板
には伝えられず、その結果、安定用シールド板はボトム
カバーから剥離することなく、有効な製品が得られるこ
ととなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1及び図3は、本発明に係るアンテナユニッ
トの一実施例を示すそれぞれ断面図である。
【0011】図示のアンテナユニットは、前述した従来
のものと同様に、自動車のルーフパネル等の設置場所に
必要に応じて吸着保持できるようにされたもので、樹脂
製のボトムカバー10とそれに被着されるトップカバー
20とで形成されるケース内に、多数の電子部品が組み
付けられた回路基板3、この回路基板3を覆う金属製シ
ールドカバー3a、及び静止衛星等からの電波を受信す
るアンテナ本体4等が収容されている。
【0012】そして、前記ボトムカバー10は、図6〜
図8にも示される如くに、円形底板部16,この上に連
設されたリング状部12、及びこのリング状部12の内
周側において同一円周上に位置するように周方向に沿っ
て等角度間隔(90度間隔)で左右前後に4個の係合壁
部14,14,14,14(14A,14B)が設けら
れ、それらの係合壁部14,14,14,14(14
A,14B)の外周面側ににそれぞれ上下方向に若干傾
斜した断面三角形状の凸条15,15,15,15(1
5A,15B)が形成されている。この凸条15,1
5,15,15(15A,15B)の両端部は山状に尖
った形状にされている。
【0013】なお、前記した左右前後の4個の係合壁部
14のうちの後部側の係合壁部14は、ケーブル40を
引き出せるように相互に所定の間隔が開けられた壁部1
4Aと14Bとに分割構成され、前記壁部14A,14
Bにはやはり分割構成の凸条15A,15Bが設けられ
ている。
【0014】また、前記リング状部12における、前記
壁部14Aと14Bの間隙の下部に位置する部位にはケ
ーブル40を引き出すための内側引出口17が形成され
ている。
【0015】一方、前記トップカバー20は、図9〜図
12にも示される如くに、前記ボトムカバー10を覆い
得る概略半球状の覆蓋部21と、この内部に下向に突設
されたリング状部22と、を備えており、前記リング状
部22の内周側に、該トップカバー20を前記ボトムカ
バー10に被せつつ適当角度(ここでは40〜50度)
回転させることによって前記凸条15に嵌合するように
された、前記凸条15によく似た形状の線条突起24,
24,24,24が等角度間隔(90度)を持って形成
されている。また、前記覆蓋部21には、その底面部に
凸部28や前記ボトムカバー10に係合する係合凸部2
5等が適宜設けられ、この凸部28の下面でアンテナ本
体4の上周縁が係止されるように構成されている。
【0016】さらに、前記ボトムカバー10とトップカ
バー20とには、それらを組み付けた後のゆるみ止めに
供すべく、トップカバー20には覆蓋部21の前部から
下方に垂れ下がるように断面矩形で先端の尖った係止片
29が形成され、ボトムカバー10の前端縁部にはその
係止片29が係合せしめられる凹部19が形成されてい
る。
【0017】そして、前記覆蓋部21には、図11を参
照すればよくわかるように、後部側にケーブルの引出口
27が形成されている。この引出口27は、その下部が
切欠された切欠円形状とされ、かつ該引出口27の切欠
部27aの幅aが前記ケーブル40の外径bより小さく
されている
【0018】そして、前記ボトムカバー10における環
状に突設された周側部12の左右2箇所に、図1に加え
て図4を参照すればよくわかるように、それぞれ側方に
開口するとともに下部に一対の係止突片部13a,13
bを有する挿入部13,13が対向するように設けられ
ており、この挿入部13,13にそれぞれバックヨーク
付きマグネット54が挿着保持されている。
【0019】すなわち、バックヨーク52は、長辺部5
2cとその両端に垂設された短辺部52a,52bとか
らなるコ字状とされており、このバックヨーク52の各
辺52a,52b,52cで画成される空間に直方体状
のマグネット54が装着されてその磁力で吸着保持され
る。なお、必要に応じてバックヨーク52にマグネット
54を接着材等で固定してもよい。
【0020】このような構成とされた本実施例のアンテ
ナユニットにおいては、ボトムカバー10にトップカバ
ー20を組み付け固定するにあたっては、前記ケーブル
40をボトムカバー10より下方に垂らした状態で、ト
ップカバー20にボトムカバー10を嵌挿させつつ、該
ボトムカバー20をトップカバー10に対して時計回り
の方向に40〜50度の適当角度回転させる。
【0021】そうすると、前記ボトムカバー10に設け
られた係合壁部14の傾斜凸条15に前記トップカバー
20に設けられた突起24が嵌合せしめられ、それによ
って、ボトムカバー10に対してトップカバー20が組
み付けられる。この際、該突起24とボトムカバー12
の上面との間に防水用パッキンゴム26が設けられて、
ボトムカバー10とトップカバー20とは緩みなく組み
付けられる。
【0022】また、前記ボトムカバー10とトップカバ
ー20とには、それぞれ係止片19とそれが係合せしめ
られる凹部29とが設けられているので、回転組み付け
完了後のゆるみが防止され、ボトムカバーにトップカバ
ーが確実に固定保持されることとなる。
【0023】このようにされることにより、ボトムカバ
ー10とトップカバー20との組み付け固定をネジを使
用することなく簡単かつ容易に行うことができて、部品
点数の削減を図ることができる。
【0024】そして、上記のようにボトムカバー10に
トップカバー20を組み付け固定した後、垂れ下げられ
ているケーブル40の根元部分を前記引出口27にその
切欠部27aを介して押し込む。それにより、該ケーブ
ル40がアンテナユニットのトップカバー20に拘束さ
れて固定される。
【0025】そのため、ケーブル40はアンテナユニッ
トから外に出ている部分が後方に若干引っ張られたり、
左右にちょと振られたりしても、その動きは前記引出口
27の切欠部27aに遮られて止められ、該ケーブル4
0の動きは前記安定用シールド板30に伝えられず、そ
の結果、安定用シールド板30はボトルカバー10の下
面から剥離することがない。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るアンテナユニットは、ケーブルのアンテナユニ
ット側の根元部分を効果的に拘束し得て、ケーブルのケ
ース外の動きが伝え難くされ、その結果、ケーブルがボ
トルカバーと安定用シールド板とを剥離することがない
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナユニットの一実施例を示
す中央縦断面図。
【図2】図1のY−Y線で切断し、トップカバーを省略
した断面図。
【図3】図1のX−X線断面図。
【図4】図1に示されるボトムカバーに設けられた挿入
部とそこに挿着されるバックヨーク及びマグネットを示
す分解斜視図。
【図5】図1に示される実施例のボトムカバーの平面
図。
【図6】図5に示されるボトムカバーの左側面図。
【図7】図5に示されるボトムカバーの後側面図。
【図8】図1に示される実施例のトップカバーの底面
図。
【図9】図8に示されるトップカバーのC−C断面図。
【図10】図8に示されるトップカバーのD−D断面
図。
【図11】図8に示されるトップカバーの後側面図。
【図12】従来のアンテナユニットの一例を示す、分解
斜視図。
【図13】図12に示されるアンテナユニットにおける
ケーブル固定の説明に供される部分拡大断面図。
【符号の説明】
10 ボトムカバー 14 係合壁部 15 凸条 19 凹部 20 トップカバー 22 リング状部 24 突起 27 引出口 27a 切欠部 29 係止片 30 安定用シールド板 40 ケーブル a 切欠部の幅 b ケーブルの外径

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板及びアンテナ本体等を収容する
    ためのボトムカバーとトップカバーとからなるケースを
    備え、ボトムカバーの下面に受信状態を安定させるため
    の安定用シールド板が取り付けられ、前記トップカバー
    に前記回路基板に接続されたケーブルを外部に引き出す
    ための引出口が設けられてなる、アンテナユニットにお
    いて、 前記引出口は、その下部が切欠された切欠円形状とさ
    れ、かつ該引出口の切欠部の幅が前記ケーブルの外径よ
    り小さくされていることを特徴とするアンテナユニッ
    ト。
JP6286001A 1994-07-29 1994-10-26 アンテナユニット Pending JPH08125425A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6286001A JPH08125425A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 アンテナユニット
US08/508,024 US5757327A (en) 1994-07-29 1995-07-27 Antenna unit for use in navigation system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6286001A JPH08125425A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 アンテナユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08125425A true JPH08125425A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17698727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6286001A Pending JPH08125425A (ja) 1994-07-29 1994-10-26 アンテナユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08125425A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001068912A (ja) * 1999-08-30 2001-03-16 Mitsumi Electric Co Ltd 平面アンテナ
JP2006279161A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置及びアンテナ素子
JP2010004377A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Yupiteru Corp アンテナユニット
JP2011166460A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Yupiteru Corp コードの取り付け構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010004377A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Yupiteru Corp アンテナユニット
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