JPH0336088Y2 - - Google Patents

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JPH0336088Y2
JPH0336088Y2 JP801184U JP801184U JPH0336088Y2 JP H0336088 Y2 JPH0336088 Y2 JP H0336088Y2 JP 801184 U JP801184 U JP 801184U JP 801184 U JP801184 U JP 801184U JP H0336088 Y2 JPH0336088 Y2 JP H0336088Y2
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JP
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flange
arm
primary radiator
reflecting mirror
radiator body
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JP801184U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は放送衛星その他の送信設備から送ら
れてくるマイクロ波電波を受信する為のパラボラ
アンテナに関するものである。
従来のパラボラアンテナにあつて反射鏡の一部
にアームを取付け、そのアームの先端に一次放射
器本体を固定した構造のものは、輸送に当つて一
次放射器本体に振動が加わつたりするとその電気
的な特性が悪くなつたり、或いは上記持出状のア
ームに上記本体による大きな重量負担が加わつて
アームの一部が変形をおこしたりする問題点があ
つた。これを解決する為にアームと一次放射器本
体とを別体に構成して別梱包で輸送し、現地にお
いて両者を一体に組立てることも考えられるが、
そのようにするとアームと一次放射器本体との位
置関係にずれが生じ、ひいては一次放射器本体と
反射鏡との位置関係がずれて前記マイクロ波電波
の受信特性が悪化する問題点が生じていた。
そこで本考案は、上述の問題点を除くようにし
たもので、反射鏡と、元部を反射鏡に止付け先端
部を反射鏡の前方に持出させたアームと、上記ア
ームの先端部に取付けるようにした一次放射器本
体とから成るパラボラアンテナにおいて、上記一
次放射器本体の左右両側には夫々フランジを突出
具備させると共に、上記フランジにおける反射鏡
側とは反対の面を基準面と定め、上記の両側に突
出するフランジの各反射鏡側とは反対の側には、
上記基準面に対接させる二又片を挿入する為の挿
入溝を夫々具備させ、一方上記アームの先端部に
は上記の両挿入溝に差し込んで上記フランジに対
向させる為の二又片を備えさせると共に、その二
又片において上記フランジの基準面と夫々対向さ
せる反射鏡の側の面を基準面と定め、上記フラン
ジと二又片の夫々の基準面相互の関係を、両基準
面を重合させたときに一次放射器本体が所定角度
で反射鏡と対向する関係に設定し、更に上記フラ
ンジと二又片には上記両基準面を重合させた状態
でもつて両者を相互に締付固定するようにした締
付部を備えさせることにより、アームと一次放射
器本体とを別梱包にできて何れも損傷少なく輸送
することができ、又現地で組立てる場合も両者の
位置関係を正確に組立てることができて良好な受
信特性を発揮させることができるようにした構造
のパラボラアンテナを提供しようとするものであ
る。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。1は屋根の頂部、2は頂部1の上に設置具2
aを用いて設置したポール、3はポールの上端に
取付けた支持具、4は支持具3に取付けたパラボ
ラアンテナ(オフセツトパラボラアンテナ)を示
す。このアンテナにおいて、5は反射鏡で裏面に
は周知の補強用のリブ6を有している。そしてそ
のリブが支持具3に止付けてある。7はアーム
で、元部の止付部7aと先端部7bとそれらをつ
なぐ腕部7cから成り、その止付部7aがボルト
7a′を用いて反射鏡5に着脱自在に取付けてあ
る。上記部分7a,7bは夫々アルミダイカスト
で形成され部分7cは角形アルミパイプで形成し
てある。それらはリベツトで相互に一体化してあ
る。尚それらはアルミダイカストで一体形成して
もよい。8,8は先端部7bと一体形成の二又片
を示し、反射鏡5と対向する側の面が基準面9と
なつている。10は位置決部を示す。11は補助
腕で反射鏡5及びアーム7の先端部に夫々連結し
てある。次に14はアーム7の先端部に取付けら
れた一次放射器本体を示す。この本体14は一次
放射器要素15とコンバータ要素16とから構成
されている。それらの要素は一次放射器要素15
の後端に第4図の如く両側に突設させたフランジ
17と、コンバータ要素16における本体16a
の先端部とを相互に合着させた状態で両者を第5
図に示すように止付ねじ19,19によつて一体
化させてある。なお、コンバータ要素16の構成
は後述する。次に20は基準面を示し、フランジ
17の反射鏡5の側とは反対側の面をもつて構成
してある。21,21は上記二又片8,8を受入
れる為の挿入溝である。これはフランジ17,1
7における反射鏡5の側とは反対の側の面、即ち
基準面20と、上記本体16aの外周部18と、
蓋体16bの前端面とで囲まれる位置に形成して
ある。これらの挿入溝21には前記二又片8が挿
入され、その二又片8とフランジ17とが止付ね
じ22で一体化固定してある。23は一次放射器
要素15の内部に形成されている円形導波管で、
図示はしないが円偏波を直線偏波に変換する変換
器が内蔵されている。23aはステツプアツプア
ダプタ、24はコンバータ要素におけるケース本
体16aに形成された矩形導波管を夫々示す。又
コンバータ要素16において25は内部に備えら
れた回路基板で、マイクロ波の受信回路が備わつ
ている。26は出力端子を示す。
上記構成のパラボラアンテナはこれを輸送する
場合、ポール2と支持具3を分離し又反射鏡5と
アーム7、補助腕11、一次放射器本体14等を
夫々別個にした状態で各々を梱包して輸送する。
上記のようにアンテナを輸送する場合、各部材
を相互に分離して別梱包で送る為、全体形状は小
型化され輸送運賃が安く済む。又アーム7、反射
鏡5等には余計な外力が加わることはなくそれら
の変形が防止される。更に又一次放射器本体14
にあつては、アーム7の先端部に取付けたままの
状態で輸送する場合のような振動が伝わり難く、
その結果コンバータ要素16の内部の高度なマイ
クロ波信号回路が破損したりすることも防止され
る。
次に上記のようにして輸送されてきたものを設
置するに当つては、先ず地上において支持具3、
反射鏡5、アーム7、補助腕11等を相互に組み
立てる。次にそのようにして組立てられたものと
ポール2と設置具2aと一次放射器本体14とを
携えて屋根1の上に登る。そしてそこで先ず屋根
1の上に設置具2aを用いてポール2を立設させ
る。次にそのポール2の上端に支持具3を取付け
る。これにより反射鏡5はポール2の上方に設置
されたこととなる。然る後アーム7の先端部に一
次放射器本体14を取り付ける。その取付けは次
のようにして行なう。先ず二又片8,8が夫々挿
入溝21内に嵌り込むように一次放射器本体14
を第2図に矢印で示される方向に移動させる。そ
して基準面20が基準面9と重合し且つフランジ
17の下端が位置決部10に当接するようにす
る。この状態においては、第4図に示されるよう
に二又片8が挿入溝21内に嵌り込んでいる為、
アーム7の先端部から一次放射器本体14が脱落
するようなことが防止される。即ち仮止状態とな
る。然る後止付ねじ22を用いて二又片8に対し
フランジ17をしつかりと固定する。この状態に
おいては一次放射器要素15が反射鏡5に対して
適正な角度で対向し、且つ反射鏡5の焦点の位置
に一次放射器要素15の先端が位置する状態とな
る。
上記のように設置の為にアンテナを屋根上に持
上げる場合、一次放射器本体14をアーム7とは
別体で持上げる為、上記持上げの途中において反
射鏡5やアーム7が屋根にぶつかつたりして大き
な衝撃が加わつても、一次放射器本体14が破損
するようなことが防止される 上記設置状態において放送衛星からマイクロ波
の電波例えば11.71398〜12.0095GHzの電波が到来
するとその電波が反射鏡5で反射され一次放射器
要素15に向けて集束する。その集束してきた電
波は放射器要素15内に導入され円形導波管2
3、ステツプアツプアダプタ23a等を通つて、
コンバータ16における受入部であるところの矩
形導波管24内に入り込む。そこへ入り込んだ上
記電波は周知の如く同軸モードに変換され回路基
板25に備えられた高周波増幅部、周波数変換部
等を経て中間周波(1.03598〜1.33150GHz)の信
号に変換され、更にその変換された中間周波の信
号は出力端子26から伝送ケーブル(例えば同軸
ケーブル)27に送り出され、そのケーブルを経
て室内の受信機に送られる。
次に、上記コンバータ要素16のケースは夫々
アルミニウムで形成された本体16aと蓋体16
b,16bとから成り、蓋体16bは本体16a
に対して固定用ビス16cによつて着脱自在に取
付けてある。また二又片8との連結構造は上述の
ようにしてあるので、ケース内部の電子回路を点
検したり調整したりする場合は、二又片8に取付
けたままの状態で蓋体16bを開いてそれらの作
業を行なうことができる。
以上のようにこの考案にあつては、アーム7と
一次放射器本体14とは別体構成であるから、そ
れらを輸送する場合には両者を別梱包して輸送で
きる特長がある。このことは、アーム7に関して
は、一次放射器本体14が取付いていないことか
らその本体14の重量を支えることが不要で、機
械的な故障(変形)を防止できる効果があり、一
次放射器本体14に関しては、アームの先という
振動の加わり易い場所から縁が切られている為、
大きな振動が加わらずその電気的特性を良好に維
持できる効果がある。
しかも上記の如くアーム7と一次放射器本体1
4とが別体のものであつても、それらを組み上げ
る場合には、二又片8,8が溝21,21に差込
まれるようにすることによつて一次放射器本体1
4をアーム7の先端部に仮止でき、その後二又片
8,8とフランジ17,17とを締め付けて本固
定でき、組み立作業を簡易に行ない得る効果があ
る。しかも上記組み立てた状態では二又片8の基
準面9とフランジ17の基準面20とが重合して
一次放射器本体14を反射鏡に対し適正角度で対
向させることができ、到来電波を反射鏡5で反射
した後その電波を一次放射器本体14に正確に入
力させることができて適正受信を行ない得る効果
もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は設
置状態のアンテナを示す側面図、第2図はアーム
と一次放射器本体とを分離した状態の斜視図、第
3図はアーム先端部と一次放射器本体との関係を
示す部分拡大図、第4図は−線断面図、第5
図は一次放射器本体の要部平面図、第6図は同斜
視図。 5……反射鏡、7……アーム、8……二又片、
14……一次放射器本体、17……フランジ、2
1……挿入溝、9,20……基準面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射鏡と、元部を反射鏡に止付け先端部を反射
    鏡の前方に持出させたアームと、上記アームの先
    端部に取付けるようにした一次放射器本体とから
    成るパラボラアンテナにおいて、上記一次放射器
    本体の左右両側には夫々フランジを突出具備させ
    ると共に、上記フランジにおける反射鏡側とは反
    対の面を基準面と定め、上記の両側に突出するフ
    ランジの各反射鏡側とは反対の側には、上記基準
    面に対接させる二又片を挿入する為の挿入溝を
    夫々具備させ、一方上記アームの先端部には上記
    の両挿入溝に差し込んで上記フランジに対向させ
    る為の二又片を備えさせると共に、その二又片に
    おいて上記フランジの基準面と夫々対向させる反
    射鏡の側の面を基準面と定め、上記フランジと二
    又片の夫々の基準面相互の関係を、両基準面を重
    合させたときに一次放射器本体が所定角度で反射
    鏡と対向する関係に設定し、更に上記フランジと
    二又片には上記両基準面を重合させた状態でもつ
    て両者を相互に締付固定するようにした締付部を
    備えさせたことを特徴とするパラボラアンテナ。
JP801184U 1984-01-23 1984-01-23 パラボラアンテナ Granted JPS60119116U (ja)

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JP801184U JPS60119116U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 パラボラアンテナ

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JP801184U JPS60119116U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 パラボラアンテナ

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JPS60119116U JPS60119116U (ja) 1985-08-12
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JPH0546335Y2 (ja) * 1987-07-15 1993-12-03

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JPS60119116U (ja) 1985-08-12

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