JPH0641378Y2 - フラットアンテナ - Google Patents

フラットアンテナ

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JPH0641378Y2
JPH0641378Y2 JP1988069434U JP6943488U JPH0641378Y2 JP H0641378 Y2 JPH0641378 Y2 JP H0641378Y2 JP 1988069434 U JP1988069434 U JP 1988069434U JP 6943488 U JP6943488 U JP 6943488U JP H0641378 Y2 JPH0641378 Y2 JP H0641378Y2
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JP
Japan
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converter
antenna
housing
recess
accommodating
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JP1988069434U
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JPH01172715U (ja
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健治 小嶋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、衛星放送の受信等に用いられているフラット
アンテナに関するものである。
[従来の技術] 従来より提供されているこの種のフラットアンテナは、
第3図に示すように、内周面にアルミニウム等の導体よ
りなる地導体(図示せず)が貼着されたハウジング基板
31′に対して給電回路基板12、放射回路基板11、一対の
絶縁スペーサ13,14を積層してアンテナ本体10′を形成
し、ハウジング基板31′の背面側に補強板41を取着し、
補強板41の背面にコンバータカバー42を取着した構成と
なっている。補強板41とコンバータカバー42との間に形
成される空間内にはアンテナ本体10′で受信された電波
の周波数を変換するコンバータ20′が納装されており、
ハウジング基板31′と補強板41との間の空間には、アン
テナ本体10′の給電回路とコンバータ20′とを接続する
ためのコネクタ43が納装される。
ハウジング基板31′の表面側には、第4図に示すよう
に、レドーム44が配設されてハウジング基板31′とレド
ーム44とによりハウジング30が形成され、第5図に示す
ように、ハウジング30の周部には飾り枠45が装着され
る。
[考案が解決しようとする課題] 上記構成の場合、アンテナ本体10′の組立時にはアンテ
ナ本体10′の表面側からのナット46(あるいはねじ)の
締付作業が必要である。一方、アンテナ本体10′の背面
側に補強板41やコンバータカバー42を取り付ける必要が
あり、また、アンテナ本体10′の背面側においてコネク
タ43に対してコンバータ20′を接続しなければならない
から、補強板41やコンバータカバー42の取付作業、およ
びコンバータ20′の接続作業はアンテナ本体10′の背面
側から行なうことになる。つまり、アンテナ本体10′を
組み立てた後、アンテナ本体10′を裏返して残りの作業
をしなければならないのであり、自動組立が困難になっ
ている。また、レドーム44を装着する際にはハウジング
基板31′をもう一度裏返すことが必要になるのである。
さらに、上記構成では、部品点数が多く、組立作業が面
倒なばかりでなく、高価になるという問題がある。
本考案は上記問題点を解決することを目的とするもので
あって、組立時における部品の装着を一方向から行なえ
るようにして自動組立ができるようにし、かつ部品点数
を削減して組立工数や部品コストを低減させたフラット
アンテナを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案では上記目的を達成するために、平板状に形成さ
れたアンテナ本体と、アンテナ本体の給電回路に電気的
に直付けされるコンバータと、アンテナ本体の表面に略
平行に開口しアンテナ本体を収容するアンテナ収容凹所
を有するとともにアンテナ収容凹所の底面に開口しコン
バータを収容するコンバータ収容凹所を有したハウジン
グ基板と、コンバータ収容凹所の開口側からコンバータ
を通りコンバータ収容凹所の底面の一部に螺合すること
によりコンバータをハウジング基板に固着する取付ねじ
と、アンテナ収容凹所の開口側からアンテナ本体を通り
アンテナ収容凹所の底面に螺合することによりアンテナ
本体をハウジング基板に固着する組立ねじとを具備して
いるのである。
[作用] 上記構成によれば、コンバータを取付ねじによってハウ
ジング基板に固着した後に、アンテナ本体を組立ねじに
よってハウジング基板に固着することによって、アンテ
ナ本体とコンバータとをハウジング基板に対して一方向
から順に組み付けることができるのであって、アンテナ
本体とコンバータとを結合した後にこの結合物をハウジ
ング基板に固定する場合に比較すれば、組立手順が単純
になって自動組立が容易になり、しかも、ハウジング基
板に固着されたコンバータにアンテナ本体を電気的に接
続するとともにアンテナ本体をハウジング基板に固着す
るから、アンテナ本体とコンバータとの電気的接続箇所
に外力が作用せず、電気的接続状態が不安定になるのを
防止することができる。また、従来必要であった補強板
やコンバータカバーの機能をコンバータ収容凹所で実現
し、しかも、コンバータをアンテナ本体に直結している
から、部品点数が大幅に削減され、組立作業が容易にな
るとともに、組立コストがさらには、アンテナ収容凹所
の底面にコンバータ収容凹所を形成し、かつアンテナ本
体とコンバータとを電気的に直付けしていることによっ
て、コンバータカバーを別途に設け、またアンテナ本体
とコンバータとの間にコネクタが存在する場合に比較す
ると、ハウジング基板の厚み寸法を小さくすることが可
能になり、上記構成を採用したことによって、薄型化に
つながるのである。
[実施例] 第1図および第2図に示すように、アンテナ本体10は、
放射回路基板11、給電回路基板12、一対の絶縁スペーサ
13,14、地導体15を積層して形成される。放射回路基板1
1および給電回路基板12は、それぞれプリント基板に放
射回路パターンおよび給電回路パターンを形成したもの
である。また、絶縁スペーサ13,14は、合成樹脂発泡体
により形成されており、放射回路パターンに合わせて格
子状に打ち抜いた形状に形成されている。一方の絶縁ス
ペーサ13は放射回路基板11と給電回路基板12との間に介
装され、他方の絶縁スペーサ14は給電回路基板12と地導
体15との間に介装される。地導体15は、アルミニウム箔
により形成される。アンテナ本体10の給電回路基板12に
形成された給電回路パターンには、コンバータ20の接続
端子21が結合されるようになっている。
ハウジング30は、ハウジング基板31とレドーム(第4図
参照)とを飾り枠(第4図参照)で結合して形成され
る。ハウジング基板31は、板金等で形成されていて、前
面(第1図中上面)が開放された箱状のアンテナ収容凹
所32を有し、アンテナ収容凹所32の底面の中央部には前
面が開口するコンバータ収容凹所33が形成される。すな
わち、アンテナ本体10はアンテナ収容凹所32に収容さ
れ、コンバータ20はコンバータ収容凹所33に収容される
のである。
しかるに、ハウジング基板31にアンテナ本体10とコンバ
ータ20とを組み付けるには、まず、コンバータ20に設け
られた取付片22を通して取付ねじ23をハウジング基板31
に螺合させると、コンバータ20がハウジング基板31に固
定される。コンバータ20をハウジング基板31に固定する
と、コンバータ20の出力コネクタ24は、コンバータ収容
凹所33に形成された出力窓34から露出する。コンバータ
20上には、地導体15、絶縁スペーサ14、給電回路基板12
が順に載置され、給電回路基板12を通してコンバータ20
の固定片24に螺合するねじ25により、給電回路基板12と
絶縁スペーサ14と地導体15とがコンバータ20に機械的に
結合される。このとき、給電回路パターンにコンバータ
20の接続端子21を接続するのである。ここに、絶縁スペ
ーサ14内にはスペーサ16が配設される。また、地導体15
は絶縁スペーサ14に貼着するのが望ましい。給電回路基
板12の上には、絶縁スペーサ13を介して放射回路基板11
が載置され、放射回路基板11から挿入される組立ねじ26
がハウジング基板31に螺合して、アンテナ本体10が組み
立てられるのである。ここでも、組立ねじ26が挿入され
る部位では、絶縁スペーサ13,14にスペーサ16が配設さ
れ、組立ねじ26の締付力によって、放射回路基板11や給
電回路基板12が撓まないようになっている。
以上のようにして、ハウジング基板31のコンバータ収容
凹所33内にコンバータ20が収容され、アンテナ収容凹所
32内にアンテナ本体10が収容されるのである。また、上
述のようにハウジング基板31に対するアンテナ本体10と
コンバータ20との組み付けが、すべて同じ方向から行な
われるのであり、最終的にレドームを装着する方向と一
致しているから、自動組立が容易になるのである。さら
に、従来必要とされていた補強板やコンバータカバーの
機能をコンバータ収容凹所33が備えており、しかも、コ
ネクタを用いずにコンバータ20を給電回路に直結してい
るから、部品点数が少なくなるのである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、平板状に形成されたアンテナ本
体と、アンテナ本体の給電回路に電気的に直付けされる
コンバータと、アンテナ本体の表面に略平行に開口しア
ンテナ本体を収容するアンテナ収容凹所を有するととも
にアンテナ収容凹所の底面の一部に開口しコンバータを
収容するコンバータ収容凹所を有したハウジング基板
と、コンバータ収容凹所の開口側からコンバータを通り
コンバータ収容凹所の底面に螺合することによりコンバ
ータをハウジング基板に固着する取付ねじと、アンテナ
収容凹所の開口側からアンテナ本体を通りアンテナ収容
凹所の底面に螺合することによりアンテナ本体をハウジ
ング基板に固着する組立ねじとを具備しているものであ
り、コンバータを取付ねじによってハウジング基板に固
着した後に、アンテナ本体を組立ねじによってハウジン
グ基板に固着することによって、アンテナ本体とコンバ
ータとをハウジング基板に対して一方向から順に組み付
けることができるので、アンテナ本体とコンバータとを
結合した後にこの結合物をハウジング基板に固定する場
合に比較すれば、組立手順が単純になって自動組立が容
易になるという利点がある。また、従来必要であった補
強板やコンバータカバーの機能をコンバータ収容凹所で
実現し、しかも、コンバータをアンテナ本体に直結して
いるから、部品点数が大幅に削減され、組立作業が容易
になるとともに、組立コストが低減されるという利点が
ある。さらには、アンテナ収容凹所の底面にコンバータ
収容凹所を形成し、かつアンテナ本体とコンバータとを
電気的に直付けしているので、コンバータカバーを別途
に設け、アンテナ本体とコンバータとの間にコネクタを
設けている場合に比較すると、ハウジング基板の厚み寸
法を小さくすることが可能になって薄型化につながると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解断面図、第2図は同
上の一部切欠分解斜視図、第3図は従来例を示す分解断
面図、第4図は同上の前面側の斜視図、第5図は同上の
背面側の斜視図である。 10…アンテナ本体、12…給電回路基板、20…コンバー
タ、23は取付ねじ、26は組立ねじ、31…ハウジング基
板、32…アンテナ収容凹所、33…コンバータ収容凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状に形成されたアンテナ本体と、アン
    テナ本体の給電回路に電気的に直付けされるコンバータ
    と、アンテナ本体の表面に略平行に開口しアンテナ本体
    を収容するアンテナ収容凹所を有するとともにアンテナ
    収容凹所の底面の一部に開口しコンバータを収容するコ
    ンバータ収容凹所を有したハウジング基板と、コンバー
    タ収容凹所の開口側からコンバータを通りコンバータ収
    容凹所の底面に螺合することによりコンバータをハウジ
    ング基板に固着する取付ねじと、アンテナ収容凹所の開
    口側からアンテナ本体を通りアンテナ収容凹所の底面に
    螺合することによりアンテナ本体をハウジング基板に固
    着する組立ねじとを具備して成るフラットアンテナ。
JP1988069434U 1988-05-26 1988-05-26 フラットアンテナ Expired - Lifetime JPH0641378Y2 (ja)

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JP1988069434U JPH0641378Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 フラットアンテナ

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JP1988069434U JPH0641378Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 フラットアンテナ

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JPH01172715U JPH01172715U (ja) 1989-12-07
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ID=31294711

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JP1988069434U Expired - Lifetime JPH0641378Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 フラットアンテナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6224512U (ja) * 1985-07-29 1987-02-14

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JPH01172715U (ja) 1989-12-07

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