JP3256824B2 - 電子写真用トナー - Google Patents

電子写真用トナー

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JP3256824B2
JP3256824B2 JP33703694A JP33703694A JP3256824B2 JP 3256824 B2 JP3256824 B2 JP 3256824B2 JP 33703694 A JP33703694 A JP 33703694A JP 33703694 A JP33703694 A JP 33703694A JP 3256824 B2 JP3256824 B2 JP 3256824B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルレス熱ロール定
着用の電子写真用トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては米国特許第
2,297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報及び特公昭43−24748号公報等に記載され
ている如く、多数の方法で知られているが、一般には光
導電性物質を利用し、種々の手段により感光体上に電気
的潜像を形成し、次いで該潜像をトナーを用いて現像
し、必要に応じて紙等の転写材にトナー画像を転写した
後、加熱,圧力或は溶剤蒸気などにより定着し複写物を
得るものである。
【0003】上述の最終工程であるトナー像を紙などの
シートに定着する工程に関しては種々の方法や装置が開
発されている。現在最も一般的な方法は加熱ローラーに
よる圧着加熱方式である。
【0004】加熱ローラーによる圧着加熱方式は、トナ
ーに対し離型性を有する材料で表面を形成した加熱ロー
ラーの表面に、被定着シートのトナー像面を加圧下で接
触しながら通過せしめることにより定着を行なうもので
ある。この方法は加熱ローラー表面と被定着シートのト
ナー像とが加圧下で接触するため、トナー像を被定着シ
ート上に融着する際の熱効率が極めて良好であり、迅速
に定着を行なうことができ、高速度電子写真複写機にお
いて非常に有効である。しかしながら、上記方法では、
加熱ローラー表面とトナー像とが溶融状態で加圧下で接
触するためにトナー像の一部が定着ローラー表面に付着
・転移し、次の被定着シートにこれが再転移していわゆ
るオフセット現象が生じ、定着シートを汚すことがあ
る。加熱定着ローラーの表面に対してトナーが付着しな
いようにすることが加熱ローラー定着方式の必須の条件
である。
【0005】そこで、従来定着ローラー表面にトナーを
付着させない目的で、例えばローラー表面をトナーに対
して離型性の優れた材料、シリコーンゴムや弗素系樹脂
などで形成し、さらにその表面にオフセット防止及びロ
ーラー表面の疲労を防止するためにシリコーンオイル、
フッ素オイルの如き離型性の高い液体の薄膜でローラー
表面を被覆することが行なわれている。しかしながら、
この方法はトナーのオフセットを防止する点では極めて
有効であるが、オフセット防止用液体を供給するための
装置が必要なため、定着装置が複雑になること等の問題
点を有していることはもちろんのこと、このオイル塗布
が定着ローラーを構成している層間のはく離を起こし結
果的に定着ローラーの短寿命化を促進するという弊害が
つきまとう。これら定着器を用いトナー像を定着せしめ
る転写材としは、一般に各種紙類、コーティング紙、プ
ラスチックフィルム等が用いられる。中でもプレゼンテ
ーション用としてオーバーヘッドプロジェクターを利用
するトランスペアレンシーフィルム(OHP)の必要性
が近年注目されている。特にOHPにおいては紙と異な
り、オイル吸収能力が低いため現状得られる複写OHP
はオイル塗布によるベタベタ感が避けられず、得られた
画像の品質に大きな問題が残されている。また、シリコ
ーンオイルなどが熱により蒸発し、機内を汚染したり、
回収オイルの処理等の問題も発生する可能性が大きい。
そこでシリコーンオイルの供給装置などを用いないで、
かわりにトナー中から加熱時にオフセット防止液体を供
給しようという考えから、トナー中に低分子量ポリエチ
レン、低分子量ポリプロピレンなどの離型性を添加する
方法が提案されている。ところが、充分な効果を出すた
めに多量にこのような添加剤を加えると、感光体へのフ
ィルミングや、キャリアやスリーブなどのトナー担持体
の表面を汚染し、画像が劣化し事実上問題となる。そこ
で画像を劣化させない程度に少量の離型剤をトナー中に
添加し、若干の離型性オイルの供給もしくはオフセット
したトナーを巻き取り式の例えばウェブの如き部材を用
いた装置又はクリーニングパットを用いクリーニングす
る装置を併用することが行なわれている。
【0006】しかし最近の小型化,軽量化,高信頼性の
要求を考慮するとこれらの補助的な装置すら除去するこ
とが必要であり好ましい。従ってトナーの定着、オフセ
ットなどのさらなる性能向上がなければ対応しきれず、
それはトナーのバインダー樹脂、離型剤等のさらなる改
良がなければ実現することが困難である。
【0007】さらに、特にフルカラー分野においては、
離型剤を含有させることにより、転写材にOHPを用い
た際、離型剤の高結晶化や樹脂との屈折率差等の原因の
ため定着後の画像の透明性やヘイズが若干落ちてしまう
問題が生じてしまう。
【0008】トナー中に離型剤としてワックスを含有さ
せることは知られている。例えば特公昭52−3304
号公報、特公昭52−3305号公報、特開昭57−5
2574号公報等に技術が開示されている。
【0009】また、特開平3−50559号公報、特開
平2−79860号公報、特開平1−109359号公
報、特開昭62−14166号公報、特開昭61−27
3554号公報、特開昭61−94062号公報、特開
昭61−138259号公報、特開昭60−25236
1号公報、特開昭60−252360号公報、特開昭6
0−217366号公報などにワックス類を含有させる
技術が開示されている。
【0010】ワックス類は、トナーの低温時や高温時の
耐オフセット性の向上や、低温時の定着性の向上のため
に用いられているが反面、耐ブロッキング性を悪化させ
たり、複写機等の昇温などによって熱にさらされると現
像性が悪化したり、また長期トナーを放置した際にワッ
クスがトナー表面にマイブレーションして現像性が悪化
したりする。
【0011】従来のトナーでは、これらの面をすべてを
満足するものは無く、何らかの問題点が生じていた。例
えば、高温オフセットや現像性は優れているが低温定着
性が今一歩であったり、低温オフセットや低温定着性に
は優れているが、耐ブロッキング性にやや劣り、機内昇
温で現像性が低下するなどの弊害があったり、低温時と
高温時の耐オフセット性が両立できなかったり、OHP
透明性が極度に悪かったりしていた。
【0012】特にOHPの透明性に関しては、ワックス
自身の結晶化を落とすために、結晶化核剤等をワックス
に添加する提案(特開平4−149559号公報、特開
平4−107467号公報)や、ワックス自身の結晶化
度の小さいものを使用する提案(特願平3−09110
8号公報、特願平3−242397号公報)やバインダ
ーとの相溶性が良好で、バインダーより溶融粘度が低い
物質をバインダー中に添加することにより、定着後のト
ナー層の表面平滑性を良好にする提案が特願平3−21
2652号公報などでされているが、これも溶融粘度の
低い物質のマイグレーションが問題となる。
【0013】また、特開平1−267561号公報では
エポキシ樹脂に1価カルボン酸類を反応させる方法も提
案されているが、用いられている1価のカルボン酸自身
の離型効果が小さいため、オイル塗布の定着ローラー以
外ではオフセットが発生する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は多量の
オイルを塗布することなく、またはオイルを全く塗布す
ることなく定着し得る電子写真用トナーを提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、着色
剤,結着樹脂を主成分とする電子写真用トナーにおい
て、結着樹脂として、エポキシ樹脂をCH3(CH2X
COOH(X=35〜250)でエステル化変性させた
結着樹脂を用いることを特徴とする電子写真用トナーで
ある。
【0016】本発明者はこれまでに離型効果が高く定着
ローラーにシリコーンオイルの塗布の必要のないトナー
に関して検討したが、結着樹脂に離型効果の高い離型剤
を添加しても離型剤と結着樹脂との相溶性,分散性,透
明性やワックスのマイグレーション等で問題があり、離
型剤を樹脂に変性させることを考え、特に離型効果の高
いCH3(CH2XCOOH(X=35〜250)で示
される(I)化合物を反応活性点の多いエポキシ樹脂に
注目して鋭意検討の結果、本発明に至った。本来(I)
化合物は結晶性が高くトナーの透明性を悪化させるが、
(I)化合物との反応性の高いエポキシ樹脂に変性させ
ることで(I)化合物の分子集合体の問題(結晶性)を
なくし、(I)化合物1分子の離型効果を樹脂に与えう
ることを本発明者らは見い出した。
【0017】本発明では(I)化合物をエポキシ樹脂に
対して2〜40重量%で変性させることが好ましい。2
重量%未満ではオイルレス定着に対するトナーの離型効
果が不十分で、40重量%を超える場合では未反応の
(I)化合物が樹脂中に残存し、トナーの保存性,定着
画像の透明性等を悪化させる。
【0018】本発明に用いられる(I)化合物は次の様
に合成される。
【0019】エチレンをチーグラー触媒を用いて重合
後、酸化して触媒金属とポリエチレンとのアルコキシド
を生成する。この後加水分解することにより長鎖アルキ
ルアルコールを合成し、この長鎖アルキルアルコールを
さらに酸化し、(I)化合物である長鎖アルキルカルボ
ン酸を得る。
【0020】(I)化合物のアルキル鎖の長さを示すx
は35〜250、好ましくは35〜200である。xが
34以下の場合は、十分な離型効果が得られず、オイル
レス熱ロール定着ではオフセットが生じやすい。またト
ナーの保存性が低下しやすい。xが251を超える場合
はカラートナーにおけるOHP透明性が低下し、また、
ポリオール樹脂に均一に変性させることが難しい。
【0021】本発明に用いられるポリオール樹脂として
はビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの重縮合物
が望ましく、このようなポリオール樹脂としてエポキシ
樹脂があげられ、市販のものの代表として旭エポキシレ
ジン330R,331R,331B,331C,331
D,331L,331K,337,354,X229
8,X2302(以上旭化成工業(株)製)、アデカレ
ジンEP−4100,EP−4900,EP−434
0,EP−4100TX,EP−4200,EP−43
00,EP−4400,EP−4500A,EP−45
20,EP−5100−75X,EP−5100−75
T,EP−4340−90X,EP−4340−90
T,EP−6027,EP−6030,EP−400
4,EP−5100,EP−5400,EP−570
0,EP−5900,EP−4080(以上旭電化工業
(株)製)、スミエポキシELA−115,ELA−1
17,ELA−118,ELA−127,ELA−12
8,ELA−134,ESA−011,ESA−01
2,ESA−014,ESA017,ESA019(以
上住友化学工業(株)製)、D.E.R.−317,
D.E.R.−330,D.E.R.−331,D.
E.R.−332,D.E.R.−337,D.E.
R.−383,D.E.R.−324,D.E.R.−
361,D.E.R.−343(以上ダウケミカル日本
(株)製)等がある。
【0022】またこれらのエポキシ樹脂と(2)式で表
わされるビスフェノール誘導体
【0023】
【化1】 との重付加反応で得られるもの等が挙げられる。
【0024】本発明の電子写真用トナーは、その帯電性
をさらに安定化させる為に必要に応じて荷電制御剤を用
いることができる。荷電制御剤は、結着樹脂100重量
部当り0.1〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量
部使用するのが好ましい。
【0025】今日、当該技術分野で知られている荷電制
御剤としては、以下のものが挙げられる。
【0026】例えば有機金属錯体、キレート化合物が有
効である。モノアゾ金属錯体、芳香族ヒドロキシカルボ
ン酸、金属錯体、芳香族ジカルボン酸系の金属錯体が挙
げられる。他には、芳香族ハイドロキシカルボン酸、芳
香族モノ及びポリカルボン酸及びその金属塩、無水物、
エステル類、ビスフェノールのフェノール誘導体類が挙
げられる。
【0027】本発明のトナーを磁性トナーとして用いる
場合、磁性トナーに含まれる磁性材料としては、マグネ
タイト、マグヘマイト、フェライト等の酸化鉄、及び他
の金属酸化物を含む酸化鉄;Fe,Co,Niのような
金属、あるいは、これらの金属とAl,Co,Cu,P
b,Mg,Ni,Sn,Zn,Sb,Be,Bi,C
d,Ca,Mn,Se,Ti,W,Vのような金属との
合金、およびこれらの混合物等が挙げられる。
【0028】磁性材料としては、従来、四三酸化鉄(F
34)、三二酸化鉄(γ−Fe23)、酸化鉄亜鉛
(ZnFe24)、酸化鉄イットリウム(Y3Fe
512)、酸化鉄カドミウム(CdFe24)、酸化鉄
ガドリニウム(Gd3Fe5−O12)、酸化鉄銅(CuF
24)、酸化鉄鉛(PbFe12−O19)、酸化鉄ニッ
ケル(NiFe24)、酸化鉄ネオジム(NdFe
23)、酸化鉄バリウム(BaFe1219)、酸化鉄マ
グネシウム(MgFe24)、酸化鉄マンガン(MnF
24)、酸化鉄ランタン(LaFeO3)、鉄粉(F
e)、コバルト粉(Co)、ニッケル粉(Ni)等が知
られているが、本発明によれば、上述した磁性材料を単
独で或いは2種以上の組合せで選択使用する。本発明の
目的に特に好適な磁性材料は、四三酸化鉄又はγ−三二
酸化鉄の微粉末である。
【0029】これらの強磁性体は平均粒径が0.1〜2
μm程度で、10Kエルステッド印加での磁気特性が抗
磁力20〜150エルステッド飽和磁化50〜200e
mu/g(好ましくは50〜100emu/g)、残留
磁化2〜20emu/gのものが望ましい。
【0030】結着樹脂100重量部に対して、磁性体1
0〜200重量部、好ましくは20〜150重量部使用
するのが良い。
【0031】また、一成分,二成分を問わず着色剤とし
ては、カーボンブラック,チタンホワイトやその他あら
ゆる顔料及び/又は染料を用いることができる。例えば
本発明のトナーを磁性カラートナーとして使用する場合
には、染料としては、C.I.ダイレクトレッド1、
C.I.ダイレクトレッド4、C.I.アシッドレッド
1、C.I.ベーシックレッド1、C.I.モーダント
レッド30、C.I.ダイレクトブルー1、C.I.ダ
イレクトブルー2、C.I.アシッドブルー9、C.
I.アシッドブルー15、C.I.ベーシックブルー
3、C.I.ベーシックブルー5、C.I.モーダント
ブルー7、C.I.ダイレクトグリーン6、C.I.ベ
ーシックグリーン4、C.I.ベーシックグリーン6等
がある。顔料としては、黄鉛、カドミウムイエロー、ミ
ネラルファストイエロー、ネーブルイエロー、ナフトー
ルイエローS、ハンザイエローG、パーマネントイエロ
ーNCG、タートラジンレーキ、赤口黄鉛、モリブデン
オレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオ
レンジ、ベンジジンオレンジG、カドミウムレッド、パ
ーマネントレッド4R、ウオッチングレッドカルシウム
塩、エオシンレーキ、ブリリアントカーミン3B、マン
ガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレット
レーキ、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレー
キ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、
ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC、
クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、
マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリー
ンG等がある。
【0032】また、本発明のトナーを二成分フルカラー
用トナーとして使用する場合には、次の様なものが挙げ
られる。マゼンタ用着色顔料としては、C.I.ピグメ
ントレッド1,2,3,4,5,6,7,8,9,1
0,11,12,13,14,15,16,17,1
8,19,21,22,23,30,31,32,3
7,38,39,40,41,48,49,50,5
1,52,53,54,55,57,58,60,6
3,64,68,81,83,87,88,89,9
0,112,114,122,123,163,20
2,206,207,209、C.I.ピグメントバイ
オレット19、C.I.バットレッド1,2,10,1
3,15,23,29,35等が挙げられる。
【0033】かかる顔料を単独で使用しても構わない
が、染料と顔料と併用してその鮮明度を向上させた方が
フルカラー画像の画質の点からより好ましい。かかるマ
ゼンタ用染料としては、C.I.ソルベントレッド1,
3,8,23,24,25,27,30,49,81,
82,83,84,100,109,121、C.I.
ディスパースレッド9、C.I.ソルベントバイオレッ
ト8,13,14,21,27、C.I.ディスパース
バイオレット1等の油溶染料、C.I.ベーシックレッ
ド1,2,9,12,13,14,15,17,18,
22,23,24,27,29,32,34,35,3
6,37,38,39,40、C.I.ベーシックバイ
オレット1,3,7,10,14,15,21,25,
26,27,28等の塩基性染料が挙げられる。
【0034】その他の着色顔料として、シアン用着色顔
料としては、C.I.ピグメントブルー2,3,15,
16,17、C.I.バットブルー6、C.I.アシッ
ドブルー45又は化3式で示される構造を有するフタロ
シアニン骨格にフタルイミドメチル基を1〜5個置換し
た銅フタロシアニン顔料等である。
【0035】
【化2】
【0036】イエロー用着色顔料としては、C.I.ピ
グメントイエロー1,2,3,4,5,6,7,10,
11,12,13,14,15,16,17,23,6
5,73,83、C.I.バットイエロー1,3,20
等が挙げられる。
【0037】尚、着色剤の使用量は結着樹脂100重量
部に対して、0.1〜60重量部好ましくは0.5〜5
0重量部である。
【0038】また、本発明に於て、必要に応じて一種又
は二種以上の離型剤を、トナー中に含有させてもかまわ
ない。
【0039】本発明に用いられる負帯電性流動化剤とし
ては、着色剤含有樹脂粒子に添加することにより、流動
性が添加前後を比較すると増加し得るものであれば、ど
のようなものでも使用可能である。例えば、フッ化ビニ
リデン微粉末、ポリテトラフルオロエチレン微粉末等の
フッ素系樹脂粉末、酸化チタン微粉末、アルミナ微粉
末、湿式製法シリカ、乾式製法シリカ等の微粉末シリ
カ、それらをシランカップリング剤、チタンカップリン
グ剤、シリコーンオイル等により表面処理を施した処理
シリカ等がある。
【0040】例えば乾式製法シリカとしては、ケイ素ハ
ロゲン化合物の蒸気相酸化により生成された微粉体であ
り、いわゆる乾式法シリカ又はヒュームドシリカと称さ
れるもので、従来公知の技術によって製造されるもので
ある。例えば、四塩化ケイ素ガスの酸水素焔中における
熱分解酸化反応を利用するもので、基礎となる反応式は
次の様なものである。
【0041】 SiCl2+2H2+O2→SiO2+4HCl
【0042】また、この製造工程において、例えば塩化
アルミニウム又は塩化チタン等他の金属ハロゲン化合物
をケイ素ハロゲン化合物と共に用いることによってシリ
カと他の金属酸化物の複合微粉体を得ることも可能であ
り、それらも包含する。その粒径は、平均の一次粒径と
して、0.001〜2μmの範囲内であることが望まし
く、特に好ましくは、0.002〜0.2μmの範囲内
のシリカ微粉体を使用するのが良い。
【0043】本発明に用いられるケイ素ハロゲン化合物
の蒸気相酸化により生成された市販のシリカ微粉体とし
ては、例えば以下の様な商品名で市販されているものが
ある。
【0044】 AEROSIL(日本アエロジル社) 130 200 300 380 TT600 MOX170 MOX80 COK84 Ca−O−SiL(CABOT Co.社) M−5 MS−7 MS−75 HS−5 EH−5 Wacker HDK N 20 V15 (WACKER−CHEMIE GMBH社) N20E T30 T40 D−C Fine Silica(ダウコーニングCo.社) Fransol(Fransil社)
【0045】さらには、該ケイ素ハロゲン化合物の気相
酸化により生成されたシリカ微粉体に疎水化処理した処
理シリカ微粉体を用いることがより好ましい。該処理シ
リカ微粉体において、メタノール滴定試験によって測定
された疎水化度が30〜80の範囲の値を示すようにシ
リカ微粉体を処理したものが特に好ましい。
【0046】疎水化方法としては、シリカ微粉体と反応
あるいは物理吸着する有機ケイ素化合物等で化学的に処
理することによって付与される。好ましい方法として
は、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生成され
たシリカ微粉体を有機ケイ素化合物で処理する。
【0047】そのような有機ケイ素化合物の例は、ヘキ
サメチルジシラザン、トリメチルシラン、トリメチルク
ロルシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチルジク
ロルシラン、メチルトリクロルシラン、アリルジメチル
クロルシラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジ
ルジメチルクロルシラン、ブロムメチルジメチルクロル
シラン、α−クロルエチルトリクロルシラン、ρ−クロ
ルエチルトリクロルシラン、クロルメチルジメチルクロ
ルシラン、トリオルガノシリルメルカプタン、トリメチ
ルシリルメルカプタン、トリオルガノシリルアクリレー
ト、ビニルジメチルアセトキシシラン、ジメチルエトキ
シシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジエ
トキシシラン、ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジ
ビニルテトラメチルジシロキサン、1,3−ジフェニル
テトラメチルジシロキサンおよび1分子当り2から12
個のシロキサン単位を有し末端に位置する単位にそれぞ
れ1個宛のSiに結合した水酸基を含有するジメチルポ
リシロキサン等がある。これらは1種あるいは2種以上
の混合物で用いられる。
【0048】本発明に用いられる流動化剤として、前述
した乾式法シリカを、次に挙げるアミノ基を有するカッ
プリング剤或いは、シリコーンオイルで処理したものを
本発明の目的を達成する為に必要に応じて用いてもかま
わない。
【0049】
【化3】
【0050】
【化4】
【0051】シリコーンオイルとしては一般に次式の側
鎖にアミノ基を有する部分構造を具備しているアミノ変
性シリコーンオイルなどが用いられる。
【0052】
【化5】
【0053】(ここでR1は水素、アルキル基、アリー
ル基、又はアルコキシ基を表わし、R2はアルキレン
基、フェニレン基を表わし、R3,R4は水素、アルキル
基或いはアリール基を表わす。但し、上記アルキル基、
アリール基、アルキレン基、フェニレン基はアミンを含
有していても良いし、また帯電性を損ねない範囲でハロ
ゲン等の置換基を有していても良い。m及びnは正の整
数を示す。)
【0054】そのようなアミノ基を有するシリコーンオ
イルとしては例えば以下のものがある。
【0055】 25℃における粘度 アミン当量 商品名 (cPs) SF8417(トーレ・シリコーン社製) 1200 3500 KF393 (信越化学社製) 60 360 KF857 (信越化学社製) 70 830 KF860 (信越化学社製) 250 7600 KF861 (信越化学社製) 3500 2000 KF862 (信越化学社製) 750 1900 KF864 (信越化学社製) 1700 3800 KF865 (信越化学社製) 90 4400 KF369 (信越化学社製) 20 320 KF383 (信越化学社製) 20 320 X−22−3680(信越化学社製) 90 8800 X−22−380D (信越化学社製) 2300 3800 X−22−3801C(信越化学社製) 3500 3800 X−22−3810B(信越化学社製) 1300 1700
【0056】なお、アミン当量とは、アミン1個あたり
の当量(g/eqiv)で、分子量を1分子あたりのア
ミン数で割った値である。
【0057】本発明に用いられる流動化剤は、BET法
で測定した窒素吸着による比表面積が30m2/g以
上、好ましくは50m2/g以上のものが良好な結果を
与える。トナー100重量部に対して流動化剤0.01
〜8重量部、好ましくは0.1〜4重量部使用するのが
良い。
【0058】本発明の電子写真用トナーを作製するには
結着樹脂、着色剤及び/又は磁性体、荷電制御剤または
その他の添加剤を、ヘンシェルミキサー、ボールミルの
如き混合機により充分混合し、ニーダー、エクストルー
ダーの如き熱混練機を用いて溶融、捏和及び練肉して樹
脂類を互いに相溶せしめ、溶融混練物を冷却固化後に固
化物を粉砕し、粉砕物を分級して本発明のトナーを得る
ことができる。
【0059】さらに、流動化剤とトナーをヘンシェルミ
キサーの如き混合機により充分混合し、トナー粒子表面
に添加剤を有する本発明の静電荷像現像用現像剤を得る
ことができる。
【0060】本発明における透明性とグロス(光沢度)
の測定法について以下に説明する。
【0061】1)透明性について 得られた定着画像の単位面積あたりの各トナー量に対す
る透過率及び曇価(ヘイズ)を測定し、画像濃度1.5
における数値を用い、透明性を評価した。以下に透過率
とヘイズの測定方法を述べる。
【0062】透過率の測定は、島津自記分光光度計UV
2200(島津製作所社製)を使用し、OHPフィルム
単独の透過率を100%とし、 マゼンタトナーの場合:650nm シアントナーの場合:500nm イエロートナーの場合:600nm での最大吸収波長に於ける透過率を測定する。
【0063】また、ヘイズ測定は、ヘイズメーターND
A−300A(日本発色工業社製)を用いて測定した。
【0064】2)グロス(光沢度)測定法 VG−10型光沢度計(日本電色製)を用い、色度測定
に用いた各ベタ画像を試料として、測定を行う。
【0065】測定としては、まず定電圧装置により6V
にセットする。次いで投光角度,受光角度をそれぞれ6
0°に合わせる。
【0066】0点調整及び標準板を用い、標準設定の後
に試料台の上に前記試料画像を置き、さらに白色紙を3
枚上に重ね測定を行い、標示部に示される数値を%単位
で読みとる。この時S,S/10切替SWはSに合わ
せ、角度,感度切替SWは45−60に合わせる。
【0067】尚、画像濃度1.5±0.1の試料を使用
する。
【0068】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。な
お部は全て重量部である。
【0069】 (樹脂製造例1) エポキシ樹脂(旭エポキシレジン330R,旭化成工業社製)100部 式(2)で示されるビスフェノール誘導体 50部 (R=プロピレン基,x+y=2.1) トルエン 50部 をN2雰囲気下80℃まで昇温し、0.1Nの水酸化カ
リウム水溶液を添加し、190℃まで昇温し、減圧下で
トルエンを留去する。これにCH3(CH260COOH
を20部添加し10時間反応させ、Tg=61℃,Tm
=103℃の樹脂(A)を得た。
【0070】(樹脂製造例2)樹脂製造例1においてC
3(CH260COOHをCH3(CH236COOHに
代える以外はすべて樹脂製造例1と同様に合成して、T
g=65℃,Tm=108℃の樹脂(B)を得た。
【0071】(樹脂製造例3)樹脂製造例1においてC
3(CH260COOHをCH3(CH2248COOH
に代える以外はすべて樹脂製造例1と同様に合成し、T
g=68℃,Tm=112℃の樹脂(C)を得た。
【0072】 (樹脂製造例4) エポキシ樹脂(EP−4340,旭電化工業社製)100部 式(2)で示されるビスフェノール誘導体 30部 (R=エチレン基,x+y=2.2) トルエン 50部 をN2雰囲気下90℃まで昇温し、0.1Nの水酸化ナ
トリウム水溶液を添加し、185℃まで昇温し、減圧下
でトルエンを留去した後、これにCH3(CH2120
OOHを10部添加し10時間反応させ、Tg=58
℃,Tm=99℃の樹脂(D)を得た。
【0073】(樹脂製造例5)樹脂製造例4においてC
3(CH2120COOHをCH3(CH2200COOH
に代える以外はすべて樹脂製造例4と同様に合成し、T
g=63℃,Tm=107℃の樹脂(E)を得た。
【0074】(樹脂製造例6)樹脂製造例4においてC
3(CH2120COOHをCH3(CH245COOH
に代える以外はすべて樹脂製造例4と同様に合成し、T
g=57℃,Tm=94℃の樹脂(F)を得た。
【0075】(樹脂製造例7)樹脂製造例4においてC
3(CH2120COOHをCH3(CH225COOH
(モンタン酸)に代える以外はすべて樹脂製造例4と同
様に合成し、Tg=53℃,Tm=90℃の樹脂(G)
を得た。
【0076】(樹脂製造例8)樹脂製造例4においてC
3(CH2120COOHをCH3(CH215COOH
(ステアリン酸)に代える以外はすべて樹脂製造例4と
同様に合成し、Tg=67℃,Tm=125℃の樹脂
(H)を得た。
【0077】(樹脂製造例9)樹脂製造例4においてC
3(CH2120COOHをCH3(CH2273COOH
に代える以外はすべて樹脂製造例4と同様に合成し、T
g=60℃,Tm=110℃の樹脂(I)を得た。
【0078】実施例1 樹脂製造例1における樹脂(A)を用いて下記の処方で
ヘンシェルミキサーで前混合した後、100℃〜130
℃で二軸混練押出機にて溶融混練を行なった混練物を冷
却後カッターミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用い
て微粉砕、更に風力分級機で分級し、重量平均径D4
8.0μmの着色微粒子を得、該着色微粒子100部に
対し、シランカップリング剤で表面処理した酸化チタン
微粒子(BET100m2/g)1.0部をヘンシェル
ミキサーで外添添加してトナーとした。
【0079】該トナーをシリコーン樹脂で表面を被覆さ
れたCu−Zn−フェライトキャリア(平均径50μ
m)とトナー/キャリア重量比5%で混合し現像剤化し
た。
【0080】<マゼンタトナー> 樹脂A 100部 C.I.ピグメントレッド122 4部 ジ−tert−ブチル−サリチル酸クロム錯体 4部 <イエロートナー> 樹脂A 100部 C.I.ピグメントイエロー17 5部 ジ−tert−ブチル−サリチル酸クロム錯体 4部 <シアントナー> 樹脂A 100部 銅フタロシアニン顔料 4部 ジ−tert−ブチル−サリチル酸クロム錯体 4部 <ブラックトナー> 樹脂A 100部 カーボンブラック(トーカブラック4400) 5部 ジ−tert−ブチル−サリチル酸クロム錯体 4部 これら4色のトナーおよび現像剤をオイル塗布システム
および定着ローラーウエッブを除去したキヤノン製カラ
ー複写機CLC800で画出し試験を行なった。画出し
試験はフルカラー両面画像で50枚連続複写を2000
回繰り返した後、耐オフセット性を調べるために定着ロ
ールの汚れおよび10000枚目の両面画像の光沢度
(グロス)、さらに透明性について調べ、その結果を表
1に示す。
【0081】両面10000枚目でも初期画像と同等な
非常に良好な画像が得られた。
【0082】また該トナーを50℃,7日間放置したと
きのトナーの外観(トナーの耐ブロッキング性)の評価
も表1に併記した。
【0083】実施例2〜6 表1に示す様に樹脂B〜Fで実施例1と同様に評価し
た。実施例1と同様、良好な結果が得られた。
【0084】比較例1〜3 表1に示す様に樹脂G〜Iで実施例1と同様に評価し
た。比較例1,2はオイルレス定着システムに対しては
耐オフセット性が十分ではない。比較例3は透明性が悪
く、耐ブロッキング性も十分ではない。
【0085】
【表1】
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、定着ローラーとの離型
性を著しく向上させ、定着オイルを塗布しない定着シス
テムにも適用可能な電子写真用トナーを見い出すことが
できた。しかも透明性に優れ、耐ブロッキング性も良
く、コンパクトなフルカラー画像形成システムに非常に
好適なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤,結着樹脂を主成分とする電子写
    真用トナーにおいて、結着樹脂として、エポキシ樹脂を
    CH3(CH2XCOOH(X=35〜250)でエス
    テル化変性させた結着樹脂を用いることを特徴とする電
    子写真用トナー。
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