JP3256071B2 - 可倒式ヘッドレストの製造方法 - Google Patents

可倒式ヘッドレストの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可倒式ヘッドレスト
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のヘッドレストは、乗員頭部を支
持するための枕部と、その枕部の底面から突出した取り
付け用ステーとよりなる。前記ヘッドレストとして、近
年、枕部を好みの角度に回動させて枕部の傾斜角度を調
節できるようにした可倒式ヘッドレストが使用されてい
る。その可倒式ヘッドレストにあっては、ステーの基部
に取り付けた可倒装置が枕部内に埋設されている。な
お、ステーに可倒装置を取り付けたものは、インサート
と称されている。
【0003】ところで、従来における前記可倒式ヘッド
レストの製造は、図10のように、分割式のキャビティ
型51の上部両外側部に、分割式の蓋型52,52を観
音開き可能に連結して、前記蓋型52,52が中央から
外側へ開くようにした成形型50内に、可倒装置53お
よびステー54の基部をセットし、前記成形型50内に
注入した発泡原料Pを可倒装置53と一体に発泡させて
枕部を成形することによりなされる。その際、発泡原料
Pが可倒装置に侵入して内部で発泡し、あるいは硬化し
て可倒機構を損なうのを防ぐため、あらかじめ可倒装置
を中空プラスチック成形品55で密封することがなされ
ている。そして、図11に示されるように、発泡終了後
にステー回りの発泡体および前記中空プラスチック成形
品55を切除して、ステーの回動空間を形成していた。
【0004】しかしながら、前記可倒装置を密封するた
めの中空プラスチック成形品は、ヘッドレストの製造後
は不要であるにもかかわらず枕部内に残ってしまうた
め、枕部のクッション性を損ねる場合もある。加えて、
前記中空プラスチック成形品による可倒装置の密封作業
および中空プラスチック成形品の開口作業が余分に必要
となるなど製造上の問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
可倒装置を中空プラスチック成形品で密封することな
く、極めて簡単、かつ合理的に可倒式ヘッドレストを製
造できる方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
ステーの水平部または前記水平部両端に形成されたステ
ーの脚部の基部を、ステー可倒装置の回動保持部にほぼ
面接触して設けられた回動体に固着して前記ステーを回
動可能にしたインサートを、前記可倒装置が成形型のキ
ャビティ型に吊り下がるようにして成形型の蓋型に保持
し、次いで前記成形型内に発泡原料を注入して、前記可
倒装置と一体に発泡体を形成した後、型開きし、成形品
を脱型する可倒式ヘッドレストの製造方法において、前
記ステー水平部の上側面、および成形型内に位置するス
テーの脚部周囲を前記蓋型の内面に設けた凸型部で覆っ
た状態で前記発泡原料を発泡させ、前記成形品の発泡終
了後にステーの脚部を強制的に回動させることにより、
前記ステーおよび回動体をそれら表面に付着した発泡体
から分離させることを特徴とする可倒式ヘッドレストの
製造方法に係る。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の製造方法に用いられるインサ
ートの一例を示す斜視図、図2はその作動を示す断面
図、図3ないし図6はこの発明の製造方法を実施する成
形型の一例をインサートのステー脚部間で切断した図を
示したもので、図3は発泡が完了した状態を示す断面
図、図4は可動側キャビティ型が固定側キャビティ型に
対してわずかに開いた状態を示す断面図、図5は固定側
蓋型を開いた状態を示す断面図、図6は製品の脱型状態
を示す断面図、図7はこの発明の製造方法に用いられる
成形型の部分拡大断面図、図8は主クランプ部材および
補助クランプ部材の一例を示す側面図、図9はその補助
クランプ部材の作動を示す側面図である。
【0008】この発明の製造方法によれば、まず、可倒
装置によってステーを回動可能に構成したインサートを
成形型の蓋型に保持して、可倒装置をキャビティ型内に
吊り下げ、前記キャビティ型内に発泡原料を注入して前
記可倒装置と一体に発泡体が形成される。
【0009】図1および図2にそのインサートの一例を
示す。符号11はステー、12は可倒装置である。ステ
ー11はヘッドレストの枕部を自動車座席に取り付ける
ためのもので、水平部13と前記水平部13の両端から
一方向へ屈曲形成された脚部14,14とからなり、図
のような略凵形状に形成されている。このステー11
は、後に述べる可倒装置12の回動体17に、その水平
部13または脚部14の基部が固着されている。
【0010】ステーの可倒装置12は、ステー11を前
後に回動可能にすることにより、ヘッドレストの枕部を
傾けたり起こしたりするためのもので、回動体保持部1
6と回動体17とを備えている。回動体保持部16は、
回動体17を回動可能に軸着するためのもので、図のよ
うに屈曲させた金属板などの両端に設けられており、所
定間隔離れて対向している。回動体17は前記ステー1
1を前後動可能に構成するためのもので、前記回動体保
持部16にほぼ面接触して設けられているとともに、枕
部底部側(図では上側)となる面に前記ステー11の水
平部13が固着されている。その水平部13に代えて脚
部14の基部が固着されていてもよい。
【0011】なお、この例において前記回動体保持部1
6には、回動体17を両側から挟むように回動規制部1
8が立設されている。この回動規制部18は、回動体1
7の回動角度を規定するためのもので、図2に示される
ように、枕部上部側(図では下側)となる回動体17表
面に突出形成された回動規制部19と当接し、ステー1
1の回動角度を制限する。
【0012】このような構成よりなるインサート10
が、発泡成形型の蓋型に保持され、キャビティ型内に吊
り下げられる。図3などにこの発明の製造方法を実施す
る発泡成形型の一例を示す。この発泡成形型20は、ヘ
ッドレストの枕部形状を規定するキャビティ型21と蓋
型22とから構成されている。
【0013】キャビティ型21は固定側キャビティ型2
1aと可動側キャビティ型21bとからなり、ヒンジな
どの開閉連結部材23でその底部が連結され開閉自在と
されている。また、蓋型22は固定側蓋型22aと可動
側蓋型22bとから構成されている。固定側蓋型22a
は開閉連結部材24を介して前記固定側キャビティ型2
1aの上部外側に、可動側蓋型22bは同様に開閉連結
部材25を介して前記可動側キャビティ型21bの上部
外側に、それぞれ開閉自在に連結されている。
【0014】この例では、前記固定側蓋型22aと可動
側蓋型22bとによって、ステーの脚部14が挟持さ
れ、その可倒装置12がキャビティ型21内に吊り下げ
られる。なおその際、ステーの脚部14に形成されてい
るヘッドレストの高さ調節用の凹凸15(図1および図
2に示す)を、蓋型22上面に形成されているステー保
持爪(図示せず)と係合させることにより、可倒装置が
キャビティ型内の所定位置にされる。
【0015】前記蓋型22の内面には、凸型部26が設
けられている。凸型部26は、固定側蓋型22a内面に
設けられた固定側凸型部26aと、可動側蓋型22b内
面に固着された可動側凸型部26bとで構成される。こ
の凸型部26は、成形型20の一部をステーの脚部間で
切断した拡大断面を示す図7のように、成形型20内の
ステー水平部13の上側面および成形型20内に突出す
るステー11の脚部14,14の周囲を、固定側凸型部
26aと可動側凸型部26b間で挟んで覆うように設け
られている。そしてこの凸型部26により、ステーの水
平部13上側面と、ステーの脚部14,14周囲がシー
ルされる。また、凸型部26がステーの脚部14,14
周囲を覆う空間の大きさは、ヘッドレスト枕部の傾斜角
度調整時に必要なステー脚部14,14の回動空間と等
しくされる。
【0016】それによって、キャビティ型21内に注入
される発泡原料が、ステーの水平部13の上側面と、回
動体17とステー11との固着部およびその近傍、さら
には脚部14,14の周囲に充満するのを防いで、後記
するステー水平部13と発泡体との分離、および回動体
17と発泡体との分離作業を容易にし、かつ枕部の傾斜
角度調整時に必要な脚部の回動空間を形成する。なお、
凸型部26と蓋型22とは一体のものでも、あるいは分
離したものをボルトなどで固着したものでもよい。
【0017】その後、前記キャビティ型21内に発泡原
料を注入し発泡させる。その際、前記キャビティ型21
と蓋型22とは、主クランプ部材によって強固に型締め
される。その主クランプ部材の一例を図8に示す。図示
の主クランプ部材30は、アーム部材31と固定部材3
2とからなる。アーム部材31は蓋型22を押圧する押
圧部36を備え、一端が固定側キャビティ型21aに回
動自在に軸着され、他端には固定部材32が回動自在に
軸着されている。固定部材32は、ハンドル部33と係
合部34が図のようなL字形に形成され、その屈曲部3
5を介して前記アーム部材31に取り付けられている。
【0018】この主クランプ部材30は、キャビティ型
21と蓋型22とを閉じた状態で、前記アーム部材31
を回動させて蓋型22上に掛け渡し、次いで固定部材3
2のハンドル部33を下方へ回動させて係合部34をキ
ャビティ型の係着部37に引っ掛けることにより、キャ
ビティ型21と蓋型22とを強固に型締めする。
【0019】そして、前記キャビティ型21内の発泡原
料を可倒装置と一体に発泡硬化させて、所定形状の成形
品を得る。符号Fは発泡体である。前記したように、蓋
型22の内面には凸型部26が設けられていて、その凸
型部26によりステーの水平部13上側面とキャビティ
型21内のステー脚部14,14の周囲が覆われている
ので、得られた成形品のステー水平部13上側面および
脚部14の基部周囲には、発泡体が形成されていない。
【0020】続いて、図4ないし図6に示されるよう
に、型開きされて成形品が脱型される。その際、成形型
20は、図4から理解されるように、まず可動側キャビ
ティ型21bが、固定側キャビティ型21aに対してわ
ずかに開いた状態にされる。それによって、その後の蓋
型22の型開きに際して凸型26が成形品などに干渉す
ることがなく、スムーズに型開きすることができるよう
になる。
【0021】前記成形型をわずかに開いた状態で一旦型
開きを止める機構の一例として、この実施例では図8に
示す補助クランプ部材40を用いている。図示の補助ク
ランプ部材40は、アーム部材41と、係合ピン43
と、ばね45とよりなる。アーム部材41は、前記係合
ピン43と解除可能に係合する鉤形状の係合爪42が一
端に形成されたもので、その係合爪42が可動側キャビ
ティ型21bの側面を回動するようにして、アーム部材
41の中間部が固定側キャビティ型21aの側面に軸着
されている。
【0022】一方係合ピン43は、型閉じ時に係合爪4
2内側との間に所定量の間隔を残して係合爪42が緩く
係合するように、可動側キャビティ型21bの側面に立
設されている。それにより、前記主クランプ部材30の
クランプ解除時に、図9に示すように、可動側キャビテ
ィ型21bが固定側キャビテイ型21aから所定量開い
た時点で、アーム部材の係合爪42が係合ピン43に係
合し、可動側キャビティ型21bの開きを停止する。な
お、前記係合爪42と係合ピン43の間隔は、凸型部2
6の形状、成形品の形状などによって異なるが、一例と
して固定側キャビティ型21aと可動側キャビティ型2
1bの上部の開きが5〜10mm程度となるような間隔
を挙げる。また、ばね45は前記アーム部材41を、そ
の一端の係合爪42が係合ピン43と係合するように付
勢するためのもので、前記係合爪42と反対側のアーム
部材41端部と固定側キャビティ間21a間に設けられ
ている。
【0023】その後、前記可動側キャビティ型21bが
固定側キャビティ型21aに対してわずかに開いた状態
で、図5および図6に示されるように、固定側蓋型22
aを回動させて開く。この際、固定側凸型部26aが成
形品(発泡体F)と干渉して発泡体を破ったり、固定側
蓋型22aの回動を妨げることがない。次いで、図8に
示した補助クランプ部材40のアーム部材41の係合爪
42を係合ピン43から外して、図6の鎖線のように、
可動側キャビティ型22aおよび可動側蓋型22bを回
動させて成形品を取り出す。
【0024】取り出された成形品は、ステーの脚部1
4,14およびステー水平部13上側面(枕部底部側の
ステー表面)に発泡体が付着していないので、発泡体と
ステー11との接着部分はわずかである。しかも、ステ
ー11が固着している可倒装置12の回動体17と、そ
の回動体17を回動可能に保持している回動体保持部1
6とが、ほぼ面接触状態にあるため、回動体17と回動
体保持部16間には殆ど発泡体が侵入してなく付着もわ
ずかである。また、回動体17と回動体保持部16間に
発泡体が付着していても、回動体17の回動によって回
動体17と回動体保持部16間に剪断力が発生するた
め、容易に発泡体が切断される。そのため、脱型後の成
形品の脚部14,14を強制的に回動させるだけで、当
該ステー11および回動体17を、それらに付着した発
泡体から容易に分離させることができ、従来方法のよう
に、ステーの可倒装置をあらかじめ中空プラスチック成
形品などで密封する必要がなくなる。
【0025】さらに、形成された発泡体はクッション性
を有して弾性変形可能であるため、回動体17と接して
または回動体17近くに発泡体が存在しても、回動体1
7の回動時に発泡体が回動体17で押されて容易に変形
し、回動体の回動、すなわち枕部の傾斜角度調整を妨げ
ることがない。なお、前記発泡体を分離させるためのス
テー11の回動作業は、前記実施例のような脱型後に限
られず、発泡完了後から脱型までの間に行なってもよ
い。たとえば、固定側蓋型22aを開けた後の、未だ成
形品がキャビティ型21に保持された状態でステー11
を回動させる場合には、成形品(発泡体)部分を別手段
で保持する必要がなく、作業性に優れる。
【0026】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
可倒式ヘッドレストの製造方法によれば、可倒装置を中
空プラスチック成形品で密封しなくても、可倒装置の作
動が損なわれない可倒式ヘッドレストを製造することが
でき、極めて製造作業が簡単になる。しかも、余分な中
空プラスチック成形品を用いない分だけ経済的である。
また、製造された可倒式ヘッドレストは、前記密封用中
空プラスチック成形品が枕部内に存在しないため、枕部
のクッション性が良好となり、かつ軽量性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の製造方法に用いられるインサートの
一例を示す斜視図である。
【図2】その作動を示す断面図である。
【図3】この発明の製造方法を実施する成形型の一例を
インサートのステー脚部間で切断した図を示したもの
で、発泡が完了した状態を示す断面図である。
【図4】同じく、可動側キャビティ型が固定側キャビテ
ィ型に対してわずかに開いた状態を示す断面図である。
【図5】さらに、固定側蓋型を開いた状態を示す断面図
である。
【図6】製品の脱型状態を示す断面図である。
【図7】この発明の製造方法に用いられる成形型の部分
拡大断面図である。
【図8】主クランプ部材および補助クランプ部材の一例
を示す側面図である。
【図9】その補助クランプ部材の作動を示す側面図であ
る。
【図10】一般的な可倒式ヘッドレストの製造方法を示
す断面図である。
【図11】成形品から中空プラスチックを切除する状態
を示す一部を切り欠いた側面図である。
【符号の説明】
10 インサート 11 ステー 12 可倒装置 13 水平部 14 脚部 16 回動体保持物品 17 回動体 20 発泡成形型 21 キャビティ型 22 蓋型 23,24,25 開閉連結部材 26 凸型部 F 発泡体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29K 105:04 B29K 105:04 B29L 31:58 B29L 31:58 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 39/10 B29C 39/22 - 39/36 B29C 33/12 - 33/14 B29C 33/42 - 33/44 A47C 7/38 B60N 2/48 B60R 21/055

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステーの水平部または前記水平部両端に
    形成されたステーの脚部の基部を、ステー可倒装置の回
    動保持部にほぼ面接触して設けられた回動体に固着して
    前記ステーを回動可能にしたインサートを、前記可倒装
    置が成形型のキャビティ型に吊り下がるようにして成形
    型の蓋型に保持し、次いで前記成形型内に発泡原料を注
    入して、前記可倒装置と一体に発泡体を形成した後、型
    開きし、成形品を脱型する可倒式ヘッドレストの製造方
    法において、 前記ステー水平部の上側面、および成形型内に位置する
    ステーの脚部周囲を前記蓋型の内面に設けた凸型部で覆
    った状態で前記発泡原料を発泡させ、前記成形品の発泡
    終了後にステーの脚部を強制的に回動させることによ
    り、前記ステーおよび回動体をそれら表面に付着した発
    泡体から分離させることを特徴とする可倒式ヘッドレス
    トの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、キャビティ型は固定
    側キャビティ型と、該固定側キャビティ型に開閉連結部
    材で底部が連結されて開閉自在とされた可動側キャビテ
    ィ型とよりなり、一方蓋型は、前記固定側キャビティ型
    の上部外側に開閉連結部材で連結された固定側蓋型と、
    前記可動側キャビティ型の上部外側に開閉連結部材で連
    結された可動側蓋型とよりなり、また凸型部は、前記固
    定側蓋型内面に設けられた固定側凸型部と、前記可動側
    蓋型内面に設けられた可動側凸型部とよりなって、 成形品脱型時に、まず可動側キャビティ型を固定側キャ
    ビティ型に対してわずかに開き、その状態で固定側蓋型
    を回動させて型開きを行なうことを特徴とする可倒式ヘ
    ッドレストの製造方法。
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