JP3695548B2 - 自動車用ヘッドレスト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車用ヘッドレストに関し、特には再生利用のための分解作業が簡単な可倒式ヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車には、乗員の頭部を保護するためにヘッドレストが設けられている。このヘッドレストには、その断面を示す図11のように、枕形状をした枕部73と金属製のスティ76とから構成されるものが多い。前記枕部73は、合成樹脂製発泡体71の表面がファブリックなどの表面材72で覆われており、乗員の頭部と当接して該頭部を支持する。また、金属製スティ76は、上部74が前記発泡体71内に固着されて下部が枕部73の底面75から突出しており、座席の背もたれ上部に挿通されてこのヘッドレスト70を座席に取り付ける。
【0003】
なお、前記構成からなるヘッドレストの成形は、前記スティの上部を配置した発泡用成形型内に発泡原料を注入し、前記スティと強固に接着した枕形状の発泡体を成形し、その後ファブリックなどからなる表面材を前記発泡体に被せることによりなされたり、あるいは前記成形型内に前記スティとともに表面材を配置して、前記スティおよび表面材と強固に接着した枕形状の発泡体を発泡成形することによりなされている。
【0004】
ところで、近年になり、自動車部品の再生利用が進められるようになった。この再生利用は、自動車部品をたとえば金属部分やプラスチック部分などの材質ごとに分離し、各材質から別の部品や製品を成形して再利用を図るものである。この再生利用の要求は、ヘッドレストにおいても例外ではない。
【0005】
しかしながら、従来のヘッドレストは、前記金属製スティと発泡体と表面材が強固に接着されているため、その分離作業は容易ではなかった。そのため、再生利用に手間がかかって経済的に不利を生じたり、完全に分離することができず満足できる再生利用ができない場合がある。また、枕部の傾斜角度を適宜に変えることのできる可倒式ヘッドレストにあっては、その可倒機構が複雑で分解作業に手間がかかる問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような問題点に鑑み提案されたものであって、部材間の分離が容易で再生利用に都合のよい可倒式の自動車用ヘッドレストを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この発明は、プラスチック製の二つのシェル半体が組み合わされてなる中空の枕部シェルと、該枕部シェル内に上部の水平部が脱着可能に固定され、該水平部の両端から下方へ屈曲して延びる脚部がその途中から前記シェル半体の組み合わせ部より外へ突出する中空または中実の棒状スティと、前記枕部シェル表面の少なくとも頭部当接予定面に取り付けられたパッド材とからなる自動車用ヘッドレストであって、前記シェル半体の内面には、スティの水平部を脱着可能に保持するスティ保持部が設けられると共に、開口した箱状の挟持部材取付部が前記スティ保持部の両側に設けられ、かつスティの水平部を回動可能に挟むとともに、該水平部の側面との間の摩擦抵抗により前記スティに対する枕部シェルの傾きを固定する挟持部材が、前記開口した箱状の挟持部材取付部に脱着可能に設けられ、前記シェル半体の組み合わせ部におけるスティ脚部が突出する部分には該シェル半体の組み合わせ部と直交する方向にスティ脚部回動用の凹部が形成されていることを特徴とする自動車用ヘッドレストに係る。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施例に係る自動車用ヘッドレストの正面図、図2はその分解斜視図、図3は図1の3−3線における断面図、図4は図1の4−4線における断面図、図5は係合手段の一例を示す断面図、図6はその係合状態を示す断面図、図7はパッド材の拡大断面図、図8および図9はシェル半体の組み合わせ時を示す斜視図、図10は挟持部材の他の例を示す斜視図である。
【0009】
図1ないし図4に示されるように、この実施例の自動車用ヘッドレスト10は、枕部シェル11とスティ30とパッド材40とからなり、枕部シェル11がスティ30に対して適当な角度で回動可能とされ、かつその傾斜角度が、枕部シェル11内に設けられた挟持部材50により固定可能とされている。
【0010】
枕部シェル11は、プラスチックの射出成形などにより内側が窪んだ形状に形成された二つのシェル半体12,22が、窪んでいる面を対向させて組み合わされることにより中空状とされたものである。この枕部シェル11の外形状は、図示した枕状の他、俵型、弁当箱形状など適当とすることができる。これらシェル半体12,22に使用される材質は、平常時における乗員頭部の押圧により変形しない剛性を有するプラスチックが用いられ、好ましくはポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂などである。
前記枕部シェル11内には、スティ30の上部の水平部31が脱着可能に固定されている。
【0011】
ここでスティ30について説明する。このスティ30は、ヘッドレスト10を座席背もたれに装着するためのもので、図2に示すように、前記枕部シェル11内に回動可能に固定される水平部31と、前記水平部31両端から屈曲して延びる二本の脚部32,32とにより略コの字形に屈曲形成された金属製の中空または中実の棒状体からなる。このスティ30の脚部32下部側面には、座席の背もたれ上部に装置されたクリップ(図示せず)と係合してヘッドレスト10を所望の高さに保持するための切欠33が形成されている。この切欠33は複数形成され、ヘッドレスト10の高さを細かく微調整することができる。
【0012】
前記シェル半体12,22の内面13,23には、スティ保持部24,24が設けられている。このスティ保持部24,24は、スティ30の上部が脱着可能に嵌まる凹部25,25を有しており、シェル半体12,22を組み合わせることにより、前記凹部25,25間でスティ30の上部の水平部31を保持するようになっている。
【0013】
前記シェル半体12のスティ保持部24の両側には、スティ30の水平部31を挟持することにより枕部シェル11の傾きを固定する挟持部材50が設けられる。この挟持部材50はブロック状のゴムや発泡体などからなり、図2に示すように、前記シェル半体12の内面に設けられた、開口した箱状の挟持部材取付部53に脱着可能に設けられている。前記挟持部材50は、スティの水平部31が挿通される挟持部51を有している。前記挟持部51は、スティ30の水平部31の直径よりもやや小さく形成されており、切欠部52を介して内部に水平部31を脱着可能にかつ回動可能に挿通し保持する。
【0014】
この挟持部材50によれば、挟持部51の弾性により、スティの水平部31の側面を押圧して回動可能に挟むとともに、前記挟持部51内面と水平部31側面との摩擦抵抗により水平部31を固定し、それによりスティ30に対する枕部シェル11の傾きを固定する。
なお、この挟持部材50は、ヘッドレストの種類に応じて枕部シェル11に一ないし複数設けることができる。本実施例では、スティ保持部24,24の両側に一つづつ設けられる。
【0015】
また、前記両シェル半体12,22の組み合わせ部16,26には、前記枕部シェル11の底部側となる部分に、スティ脚部回動用凹部17,27が形成されている。前記スティ脚部回動用凹部17,27は、シェル半体12,22の組み合わせにより、前記組み合わせ部16,26と直交する長穴を形成し、この長穴を通ってスティ30の脚部32,32が枕部シェル11内から外へ突出している。この長穴は、図4から理解されるように、スティ30の回動幅を規制して、枕部シェル11の最大傾斜角度を決定する。
なお、両シェル半体12,22の側部内面にはスティ30の左右位置を決める位置決め板18,28が立設されている。この位置決め板18,28は、スティ30の脚部32,32を挟んで、スティ30の左右のずれを防止する。
【0016】
さらに、前記両シェル半体の組み合わせ部16,26の内側近傍には、図5に示すように、係合手段18a,28aを立設することが好ましい。この係合手段18a,28aは、前記両シェル半体12,22の組み合わせ状態を維持するためのもので、係合解除可能なものが好ましい。たとえば、互いに係合可能な爪や、ピンとピン穴の組み合わせなどがある。本実施例では、先端に互いに反対方向へ屈曲した爪部を有する板状のものが、対向するシェル半体12,22に形成されている。そして、前記シェル半体12,22を組み合わせて互いに押圧することにより、図6に示すように先端の爪部が係合してシェル半体12,22が組み合わせられる。なお、この爪部は、両シェル半体12,22を強引に引き離すことにより係合を解除することができる。
【0017】
一方、シェル半体12,22の外面には、パッド材取り付け面19,29が形成されている。このパッド材取り付け面19,29は、周囲に対してパッド材の厚み分の段差を有する凹形状に形成されていて、この面にパッド材を取り付けた際に該パッド材の縁を隠蔽してパッド材と枕部シェル11との一体感を高め、ヘッドレストの外観を良好なものとする。このパッド材取り付け面19,29は、枕部シェル11において乗員の頭部が当接する少なくとも一つのシェル半体の外面に設けられる。本実施例では両シェル半体12,22の上下方向に、前記パッド材取り付け面19,29を設けて、図のようにパッド材40を枕部シェル11の外面に巻き付けるようにした。
【0018】
前記枕部シェル11の底部側の組み合わせ部には、このパッド材取り付け面19,29から連続してパッド材用凹部19a,29aが形成されている。このパッド材用凹部19a,29aは、図3に示すように、前記パッド材取り付け面19,29に巻き付けられたパッド材40の両端付近をシェル半体12,22内に導入するとともに、両シェル半体12,22の組み合わせにより挟む部分である。それによって、パッド材40の反発弾性により両シェル半体12,22が開くのを防ぐことができる。なお、このパッド材取り付け面19,29およびパッド材用凹部19a,29aは、用いられるパッド材40の幅および厚みに応じて適当な寸法に形成される。
【0019】
パッド材40は、頭部に対する衝撃を緩和するためのもので、図7に示すように、軟質ウレタンフォームなどのクッション体41と、その表面を覆うファブリックなどの表面材42とからなる。このパッド材40は、前記パッド材取り付け面19,29を覆うことのできる幅および長さのものが用いられ、この実施例では、前記枕部シェル11のパッド材取り付け面全周よりも数cm長い布団状のものが用いられる。なお、このパッド材40の厚みは、要求される緩衝性に応じて適当とされる。また、前記表面材42は、クッション体41の裏面を含む全周に設けてもよい。
【0020】
なお、前記シェル半体12,22の外面は、前記パッド材取り付け面19,29以外の部分をシボ模様とすることが好ましい。この部分はパッド材40により覆われることなく露出するため、シボ模様とすることによりヘッドレストの外観を一層向上させることができる。
また、前記実施例において、両シェル半体12,22は互いに分離した例を示したが、ヒンジを介して両者が連結されていてもよい。
【0021】
次に、前記各部材からヘッドレスト10を組み立てる手順について説明する。まず、図2に示すように、前記パッド材40の裏面側に、前記両シェル半体12,22をその内側を上向きとして近接させ、スティ脚部回動用凹部17,27をパッド材40の両端43に向けて配置する。その際、前記パッド材取り付け面19,29にパッド材40が位置するように、両シェル半体12,22とパッド材40との位置関係を調整する。
【0022】
続いて、図8に示すように、挟持部材50の切欠部52を介して挟持部51内にスティ30の水平部31を挿入する。前記挟持部材50は、スティ30を挟んだままでシェル半体12,22の挟持部材取付部53に取り付けられる。そして、スティ30の脚部32を、スティ脚部回動用凹部17からシェル半体外部へ突出させる。
しかる後、図9に示すように、前記パッド材40の両端43を、シェル半体12,22に形成された前記パッド材用凹部18,28から、当該シェル半体12,22の内面側へ折り曲げて該シェル半体12,22内に導入し固定する。その固定は、パッド材40の前記両端43をシェル半体内面にタッカー止めすることにより、あるいはシェル半体内面に立設したピン(図示せず)にパッド材の両端43を突き刺すなどにより行なう。
【0023】
次いで、前記シェル半体12,22を、内部にスティ30の水平部31を保持した状態で、窪んでいる側どうしを対向させて組み合わせる。そして、各シェル半体12,22を互いに押圧し、係合手段18a,28aを係合させることにより、その組み合わせ状態が固定される。
【0024】
このようにして形成されたヘッドレスト10は、前記スティ30を介して座席の背もたれに装着される。そして、枕部シェル11の傾斜を調節する際には、枕部シェル11を幾分大なる力で前後に回転させ、枕部シェル11が所望の傾斜角度となった時点で枕部シェル11に加える力を解除する。それにより、前記スティ30の水平部31と、該水平部31を挟持する挟持部材50と間の摩擦抵抗によって、枕部シェル11の傾斜が固定される。
【0025】
一方、自動車の廃車などにより、このヘッドレスト10を再生利用する必要が生じた場合には、前記両シェル半体12,22の組み合わせ部16,26にねじまわしのような先端の細い工具を挿入してこじることにより、両シェル半体12,22を分離させる。それによって、前記スティ30をシェル半体12,22から外すことができるようになる。また、前記パッド材40については、その両端をタッカー針から引きちぎり、その後タッカー針をペンチなどで引き抜いたり、あるいはピン止めの場合にはピンからパッド材40の両端を抜くことにより、両シェル半体12,22から外すことができる。したがって、各部材を容易に分離させることができ、各部材の再生利用が可能となる。
【0026】
図10は挟持部材の他の例を示したものである。この挟持部材60は、断面略コの字状に形成された金属製の板バネよりなり、その端縁61を外向きに屈曲させてスティの水平部31を回動可能に保持するようになっている。
【0027】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、この発明の自動車用ヘッドレストによれば、枕部シェルが二つのシェル半体の組み合わせからなって、その枕部シェルにスティが脱着可能に固定されている。また、パッド材は前記枕部シェルの外面にあって、枕部シェル内のスティと接着されていない。そのため、ヘッドレストを再生利用する際には、枕部シェルを二つのシェル半体に分離させればスティをシェル半体から容易に外すことができ、分離作業を簡単に行なえる利点がある。しかも、枕部シェルの可倒機構は、シェル半体内面に着脱可能に設けられた挟持部材にスティの水平部を回動可能かつ脱着可能に挟持してなるものである。したがって、スティには、パッド材が部分的に接着したまま残ることもなく、スティと枕部シェルおよび発泡体とを完全に分離することができ、良好な再生品が期待できる。また、この可倒機構は、ヘッドレスト構造を複雑にすることがなく、再生利用時の分離だけでなく、ヘッドレストの組立作業も簡単で経済的となる。
【0028】
さらに、この発明の自動車用ヘッドレストにおいて、パッド材が一つのシェル半体の外面または枕部シェルの外面に巻き付けられ、該パッド材の両端がシェル半体の組み合わせ部から枕部シェル内に導入されて、当該パッド材両端の隠蔽および固定がされたものにあっては、パッド材がその両端のみで枕部シェルに固定されるので、分離の際にパッド材を引きちぎる等により容易にパッド材と枕部シェルとを分けることができる。したがって、枕部シェルとパッド材についても再生利用のための分離作業が容易なものとなる。加えて、パッド材取り付け面が凹形状とされて、シェル半体の組み合わせ部から前記パッド材の両端が枕部シェル内に導入されたものにあっては、パッド材の両端および両側が隠蔽されて外から見えず、枕部シェルとの一体感が増し、ヘッドレストの外観を良好なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る自動車用ヘッドレストの正面図である。
【図2】 その分解斜視図である。
【図3】 図1の3−3線における断面図である。
【図4】 図1の4−4線における断面図である。
【図5】 係合手段の一例を示す断面図である。
【図6】 その係合状態を示す断面図である。
【図7】 パッド材の拡大断面図である。
【図8】 シェル半体の組み合わせ時を示す斜視図である。
【図9】 シェル半体の組み合わせ時を示す斜視図である。
【図10】 挟持部材の他の例を示す斜視図である。
【図11】 一般的なヘッドレストの断面図である。
【符号の説明】
10 ヘッドレスト
11 枕部シェル
12 シェル半体
16 組み合わせ部
17 スティ脚部回動用凹部
19 パッド材取り付け面
22 シェル半体
26 組み合わせ部
27 スティ脚部回動用凹部
29 パッド材取り付け面
30 スティ
31 水平部
40 パッド材
50 挟持部材

Claims (5)

  1. プラスチック製の二つのシェル半体が組み合わされてなる中空の枕部シェルと、該枕部シェル内に上部の水平部が脱着可能に固定され、該水平部の両端から下方へ屈曲して延びる脚部がその途中から前記シェル半体の組み合わせ部より外へ突出する中空または中実の棒状スティと、前記枕部シェル表面の少なくとも頭部当接予定面に取り付けられたパッド材とからなる自動車用ヘッドレストであって、
    前記シェル半体の内面には、スティの水平部を脱着可能に保持するスティ保持部が設けられると共に、開口した箱状の挟持部材取付部が前記スティ保持部の両側に設けられ、かつスティの水平部を回動可能に挟むとともに、該水平部の側面との間の摩擦抵抗により前記スティに対する枕部シェルの傾きを固定する挟持部材が、前記開口した箱状の挟持部材取付部に脱着可能に設けられ、前記シェル半体の組み合わせ部におけるスティ脚部が突出する部分には該シェル半体の組み合わせ部と直交する方向にスティ脚部回動用の凹部が形成されていることを特徴とする自動車用ヘッドレスト。
  2. 請求項1において、パッド材がクッション材とその表面を覆う表面材とからなることを特徴とする自動車用ヘッドレスト。
  3. 請求項1または請求項2において、二つのシェル半体が互いに係合する係合手段を有すると共に、前記両シェル体の側部内面にはスティの脚部を挟んでスティの左右のずれを防止する位置決め板が立設され、前記係合手段の係合により二つのシェル半体の組み合わせが維持されることを特徴とする自動車用ヘッドレスト。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、一つのシェル半体の外面または組み合わされた二つのシェル半体の外面にパッド材が巻き付けられて、該パッド材の両端がシェル半体の組み合わせ部から枕部シェル内に導入されて当該パッド材両端の隠蔽および固定がなされていることを特徴とする自動車用ヘッドレスト。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかにおいて、シェル半体のパッド材取り付け面が凹形状とされていることを特徴とする自動車用ヘッドレスト。
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