JP3255655B2 - 下受ピンの立設方法 - Google Patents

下受ピンの立設方法

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JP3255655B2 JP09201091A JP9201091A JP3255655B2 JP 3255655 B2 JP3255655 B2 JP 3255655B2 JP 09201091 A JP09201091 A JP 09201091A JP 9201091 A JP9201091 A JP 9201091A JP 3255655 B2 JP3255655 B2 JP 3255655B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下受ピンの立設装置及
び立設方法に係り、詳しくは、両面実装基板を下方から
支持する下受ピンを、作業性よく差し替えるための手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品をチップマウンタにより基板に
搭載したり、あるいはスクリーン印刷装置により基板に
回路パターンやクリーン半田を塗布する際に、基板を水
平に保持するために、下受ピンにより、基板を下方から
押し上げることが知られている。
【0003】図5は、このような従来の下受手段を示す
ものであって、マトリクス状に多数個の孔部101が形
成されたプレート100と、この孔部101に着脱自在
に挿着される下受ピン102から成っている。このもの
は、位置決めを行う基板の品種に対応して、下受ピン1
02を所定の孔部101に挿着し、この下受ピン102
により、基板が水平となるようにこれを押し上げるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
手段は、基板の品種が変更される度に、その基板に対応
できるように下受ピン102を着脱して、その挿着位置
を変更しなければならないため、基板の品種変更にとも
なう段取り替えに多大な手間を要する問題点があった。
殊に両面実装基板の場合、下受ピンが基板下面の電子部
品に当たらないようにその挿着位置を設定しなければな
らないことから、その段取り替えは極めて面倒であっ
た。
【0005】そこで本発明は、上記従来手段の問題点を
解消する両面実装基板の下受ピンの立設方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明の下受
ピンの立設方法は、表裏両面にチップが実装される両面
実装基板を位置決めする位置決めテーブルと、この位置
決めテーブル上にあって、ピン孔が多数個形成された台
座と、このピン孔に着脱自在に装着されて基板を下方か
ら支持する下受ピンと、下受ピンが着脱自在に装着され
た予備テーブルと、この位置決めテーブルの上方にあっ
て、前記台座のピン孔に装着された下受ピンを前記台座
からテイクアップし、上記台座に対して相対的にXY方
向に移動して、下受ピンが両面実装基板の下面のチップ
に当らない位置のピン孔に差し替える機能と、前記台座
と前記予備テーブルの間で下受ピンの差し替えを行う
能を有する差し換え手段とを備えた下受ピンの立設装置
を用いる下受ピンの立設方法であって、両面実装基板に
搭載されるチップの座標データを含むマウントデータ
と、各々のチップの寸法データを含むチップデータに基
いて、両面実装基板を位置決めする位置決めテーブル上
に設けられた台座に装着される下受ピンの装着許容エリ
ア若しくは装着禁止エリアを設定し、下受ピンのテイク
アップ手段を有する差し換え手段を上記台座に対して相
対的にXY方向に移動させながら、下受ピンをこの台座
の装着禁止エリアのピン孔から装着許容エリアのピン孔
に差し替えるようにしている。
【0007】
【作用】上記構成において、基板の品種が変わり、これ
にともなって下受ピンの立設位置を変更する必要が生じ
た場合には、差し換え手段を台座に対して相対的にXY
方向に移動させながら、下受ピンを台座からテイクアッ
プし、他のピン孔に装着していくことにより、下受ピン
の立設位置を変更する。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0009】図1は下受ピンの立設装置の斜視図であ
る。1はXYテーブルであり、その上面にはプレート状
の台座2が設けられている。MXはXモータ、MYはY
モータである。この台座2にはピン孔3がマトリクス状
に多数個形成されており、このピン孔3に、下受ピン4
が着脱自在に装着されている。
【0010】図2に示すように、XYテーブル1に設け
られた保持手段5により、基板6が保持され、下受ピン
4により、この基板6を下方から支持する。すなわち、
XYテーブル1は基板6の位置決めテーブルとなってい
る。
【0011】この基板6は両面実装基板であって、その
表裏両面にチップPが実装される。図2に示すように、
基板6の一方の面にチップPを実装したのち、基板6を
表裏反転させて他方の面にチップPを実装する場合、下
受ピン4は裏面のチップPに当らない位置に立設しなけ
ればならない。
【0012】図1において、10はチップマウンタのロ
ータリーヘッドであり、移載ヘッド11がその円周方向
に沿って多数個設けられている。このチップマウンタ
は、ロータリーヘッド10が矢印方向にインデックス回
転することにより、移載ヘッド11のノズル12にフィ
ーダ(図外)のチップPを吸着してテイクアップし、基
板6に搭載する。この搭載位置は、XYテーブル1を駆
動して基板6をXY方向に移動させることにより定めら
れる。なおチップマウンタとしては、位置決めテーブル
に位置決めされた基板に対して移載ヘッドをXY方向に
水平移動させてチップを基板に搭載する方式のものもあ
り、本発明はこのような方式のチップマウンタにも適用
できる。
【0013】図1において、30は下受ピン4の差し換
え手段である。この差し換え手段30は、XYテーブル
31と、このXYテーブル31に装着されたテイクアッ
プ手段32から成っている。
【0014】図3に示すように、このテイクアップ手段
32は、シリンダ32aのロッド32bに、カギ型のフ
ック32cを取り付けて構成されており、ロッド32b
が突没することにより、フック32cは昇降し、下受ピ
ン4の上端部に開孔された孔部4aに係脱して、この下
受ピン4をテイクアップする。なおフック32cに替え
てクランプ手段を設け、このクランプ手段により下受ピ
ン4の上端部をクランプしてテイクアップするようにし
てもよい。
【0015】なお、差し換え手段30により下受ピン4
の差し替えを行う場合、移載ヘッド11は差し換え手段
30の障害になりやすいので、XYテーブル1を駆動し
て、台座2をロータリーヘッド10の直下から退去させ
たうえで、差し替えを行う。
【0016】図1において、8は予備テーブルであり、
その上面には台座9が設けられている。この台座9には
下受ピン4が着脱自在に装着されており、台座2上の下
受ピン4が足りないときは、この予備テーブル8上の下
受ピン4を上記差し換え手段30によりテイクアップし
て使用する。次に、図4を参照しながら、下受ピン4の
装着エリアと装着禁止エリアの設定方法を説明する。
【0017】図4(a)において、P1,P2・・・P
nは、基板6に実装されるチップである。各々のチップ
の座標データ(X1,Y1)、(X2,Y2)・・・
(Xn,Yn)と、チップの品種データは、チップマウ
ンタのマウントデータとして予め用意されている。また
各々のチップのタテヨコ寸法データL,Wも、チップマ
ウンタのチップデータとして予め用意されている。
【0018】そこで、このマウントデータとチップデー
タを基にして、チップの存在エリアを包含するように、
下受ピン4の装着禁止エリアA1〜Anを設定する(同
図(b1)参照)。このエリアA1〜An以外のエリア
Bは、下受ピン4の装着許容エリアBとなる。
【0019】次に、同図(b2)に示す台座2と、上記
装着禁止エリアA1〜Anを重ね合わせて、同図(c)
に示す合成図を作成する。図において、各エリアA1〜
Anの内部に含まれるベタ黒のピン孔3には、下受ピン
4を装着してはならない。何故ならば、このピン孔3に
下受ピン4を装着すれば、両面実装基板である基板6の
下面のチップPに当るからである。そこで、同図(d)
に示すように、装着許容エリアBにのみ下受ピン4を装
着する。
【0020】基板6の品種が変われば、台座2に対する
下受ピン4の装着位置を変更しなければならない。この
下受ピン4の差し替えは、上記差し換え手段30により
自動的に行うことができる。
【0021】図4で示した下受ピン4の装着位置の設定
方法と、図1〜図3で示した差し換え手段30は、必ず
しも組み合わせる必要はないものであるが、両者を組み
合わせれば、各々の長所を十分に発揮させて、作業性よ
く基板の品種変更にともなう下受ピンの段取り替えを行
うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、両
面実装基板を支持する下受ピンの装着位置の変更を作業
性よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る下受ピンの立設装置の斜視図
【図2】本発明に係る下受ピンの立設装置の正面図
【図3】本発明に係る下受ピンの交換中の正面図
【図4】本発明に係る下受ピンの立設位置の設定方法を
示すプロセス図
【図5】従来手段に係る下受ピンの立設装置の斜視図
【符号の説明】
1 XYテーブル 2 台座 3 ピン孔 4 下受ピン 30 差し換え手段 32 テイクアップ手段 A 装着禁止エリア B 装着許容エリア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏両面にチップが実装される両面実装基
    板を位置決めする位置決めテーブルと、この位置決めテ
    ーブル上にあって、ピン孔が多数個形成された台座と、
    このピン孔に着脱自在に装着されて基板を下方から支持
    する下受ピンと、下受ピンが着脱自在に装着された予備
    テーブルと、この位置決めテーブルの上方にあって、
    記台座のピン孔に装着された下受ピンを前記台座から
    イクアップし、上記台座に対して相対的にXY方向に移
    動して、下受ピンが両面実装基板の下面のチップに当ら
    ない位置のピン孔に差し替える機能と、前記台座と前記
    予備テーブルの間で下受ピンの差し替えを行う機能を有
    する差し換え手段とを備えた下受ピンの立設装置を用い
    る下受ピンの立設方法であって、両面実装基板に搭載さ
    れるチップの座標データを含むマウントデータと、各々
    のチップの寸法データを含むチップデータに基いて、両
    面実装基板を位置決めする位置決めテーブル上に設けら
    れた台座に装着される下受ピンの装着許容エリア若しく
    は装着禁止エリアを設定し、下受ピンのテイクアップ手
    段を有する差し換え手段を上記台座に対して相対的にX
    Y方向に移動させながら、下受ピンをこの台座の装着禁
    止エリアのピン孔から装着許容エリアのピン孔に差し替
    えることを特徴とする下受ピンの立設方法。
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