JP3254235B2 - 電子写真装置のプロセス制御装置 - Google Patents

電子写真装置のプロセス制御装置

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JP3254235B2
JP3254235B2 JP03521692A JP3521692A JP3254235B2 JP 3254235 B2 JP3254235 B2 JP 3254235B2 JP 03521692 A JP03521692 A JP 03521692A JP 3521692 A JP3521692 A JP 3521692A JP 3254235 B2 JP3254235 B2 JP 3254235B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準トナー像の濃度に
基づいて電子写真プロセスの各部を制御することにより
安定した形成画像を得るようにした電子写真装置のプロ
セス制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やレーザープリンタ等の電子写真
装置においては、環境の変化によって感光体表面電位が
大きく変化する。例えば、OPC感光体は、低温環境下
において、光キャリアの移動度の温度依存性により、常
温時の電位に比べて約100V程の電位低下があった。
また、複写や印刷を繰り返すにつれてクリーニングブレ
ードによる研磨等の機械的なストレスが蓄積し、膜べり
が生じて感光層の膜厚が減少し、表面電位が徐々に低下
する傾向があった。このような表面電位の変化が生じる
と、形成画像の画質に濃度低下等の大きな影響を及ぼす
ことになる。
【0003】一方、現像剤は、粉体であるため湿度変化
に対し敏感である。一般的には、湿度が低いと現像剤の
電気抵抗が高くなることにより、摩擦帯電されたトナー
の電荷保持力が高くなる。この結果、トナーの帯電量が
高くなり、画質に変化を来すようになる。また、使用を
重ねていくことによる現像剤の劣化などでも、大きな画
質変化が生じる。
【0004】これに対し、例えば、特公昭61−295
02号公報に係る装置では、感光体上に形成された静電
潜像を読み取り、その結果に応じて静電潜像の形成を制
御することにより画質安定化を図っている。また、これ
以外では、感光体上のトナー像の光学濃度を検出する手
段を備え、この検出結果に応じて電子写真プロセスを最
適な画質が得られるように制御する手法を採用している
ものがある。この手法は、例えば、トナーパッチと呼ば
れる方形(30mm×30mm程度)のトナー像を感光
体上に複数作成し、個々に光学濃度を検出するというも
のであった。
【0005】上記従来の手法で複写機においてプロセス
制御を行う場合、トナーパッチがそれぞれ異なる濃度と
なるように作成される。このように作成されたトナーパ
ッチの光学濃度は、図15に示す光学センサの出力か
ら、トナーパッチ毎に変化していることが分かる。上記
の光学センサとしては、反射型のフォトインタラプタ等
が用いられる。
【0006】なお、図15の制御例は、以下の設定で行
われた。 (1)トナーパッチ 3個(回転方向の長さ30mm) (2)プロセススピード 220mm/s (3)現像バイアス電圧 200V (4)メインチャージャのワイヤー印加電圧 6.5〜7.0kV (5)メインチャージャのグリッド電圧 第1のトナーパッチ(図中A部)作成時 450V 第2のトナーパッチ(図中B部)作成時 350V 第3のトナーパッチ(図中C部)作成時 250V (6)メインチャージャのトータル電流 800μA また、コピーランプをOFFにし、各トナーパッチ間
は、ブランクランプを約50ms点灯させて間隔を設け
た。
【0007】トナーパッチ作成の過程を図16のタイム
チャートを参照にして説明すると、感光体ドラムは、異
なる位置にそれぞれ異なるグリッド電圧で帯電され、帯
電された領域にブランクランプがOFFして光が照射さ
れない。また、コピーランプはOFFしており、露光は
行われない。このため、上記の帯電領域には電荷が残
り、この領域を一定の現像バイアス電圧で現像すること
により、それぞれ濃度の異なるトナーパッチが形成され
る。
【0008】トナーパッチの濃度検出を行う際、感光体
ドラムがブランクランプと光学センサとの間の移動する
のに0.713sec 要するため、ブランクランプがOF
Fするとタイマーを動作させ、0.713sec 後に光学
サンセの出力が読み取られる。そして、検出された各ト
ナーパッチの濃度に基づいて、グリッド電圧、現像バイ
アス電圧、またはコピーランプの印加電圧等が制御さ
れ、画質が補正される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術では、各トナーパッチの濃度検出に136msかか
っており、検出に要する時間が500msに達してい
た。また、図15のトナーパッチのセンサ出力の平均値
は、A部において、A1 部で0.6V、A2 部で0.8
V、A3 部で1.2Vとなっており、一定ではない。こ
れは、A2 部では、最も安定した出力が得られるが、A
1 部では、電子写真方式に特有のエッジ効果により前縁
部のレベルが低下しており、A3 部では、カケにより後
縁部のレベルが上昇しているからである。
【0010】上記のセンサ出力を複写画像の濃度と対応
させると、図17のようになるが、この図によれば、A
1 部とA3 部とは、A2 部に対し約±0.1の濃度差が
あることが分かる。したがって、最も信頼できる検出値
として採用できるのは、図15に示すA2 部の45ms
の間に得られたデータだけである。換言すれば、30m
mの大きさのトナーパッチで採用できるデータが得られ
るのは、トナーパッチにおける1/3の領域からだけで
ある。
【0011】また、トナーパッチの濃度検出のタイミン
グは、タイマー制御により行われるが、タイマーは、メ
インチャージャのONまたはブランクランプのOFFに
より動作するようになっていた。しかしながら、感光体
ドラムの周辺におけるメインチャージャまたはブランク
ランプと濃度センサとの取付位置には大きな隔たりがあ
るため、機械的精度による感光体ドラムの回転速度のバ
ラツキ等により、トナーパッチにおける有効なデータが
得られる領域で濃度検出を行うのが困難であった。
【0012】このような不都合を解消するには、トナー
パッチを大きく作成することが考えられるが、トナーパ
ッチを大きくすると、トナー消費量が増加するうえ、大
きくなった分だけ検出時間が長引くという別の問題が生
じ、実用性に欠けることになる。
【0013】さらに、トナーパッチは、1個から1デー
タしか得ることができないため、より細かな制御を行う
には、多数のデータが得られるようにトナーパッチの数
を増やす必要がある。しかしながら、トナーパッチの数
を増やすと、上記と同様、トナー消費量や検出時間の点
で問題が生じる。
【0014】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、トナーパッチの濃度検出のタイミングを正
確に制御するとともに、トナー消費量の低減および検出
時間の短縮を図ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真装置の
プロセス制御装置は、感光体に形成された基準トナー像
の濃度を光学的に検出する濃度検出手段を有し、その検
出結果に基づいて電子写真プロセスの各部を制御して形
成画像の画質を安定化させる電子写真装置のプロセス制
御装置において、上記の課題を解決するために、以下の
手段を講じていることを特徴としている。
【0016】すなわち、上記基準トナー像の階調を、
出始端を最高濃度とし、該検出始端側から終端側に向け
て、高濃度から低濃度へ連続的に変化させる第1階調制
御手段を備えており、その具体的な手段として、上記第
1階調制御手段は、例えば感光体において基準トナー像
に対応する潜像の始端部を帯電直後に感光体の光除電を
行う帯電後除電手段により消去させるとともに、感光体
の帯電電位の制御、感光体を露光する光量の制御、また
は現像バイアス電圧の制御により基準トナー像の階調制
御を行なうように構成されている。
【0017】
【作用】上記本発明に係る電子写真装置のプロセス制御
装置(以降、適宜、プロセス制御装置と称する)では、
第1階調制御手段により、検出始端側から終端側に向け
て、階調が高濃度から低濃度へ連続的に変化する基準ト
ナー像が作成される。すなわち、たとえばスコロトロン
型帯電器に印加するグリッド電圧を低下させ、露光用の
光源としてのコピーランプの印加電圧を上昇させ、また
は現像バイアス電圧を上昇させることにより、基準トナ
ー像の階調制御が行われる。
【0018】このように、階調の変化する基準トナー像
を作成することにより、1個の基準トナー像から複数の
異なる濃度データを得ることができる。それゆえ、濃度
の異なる複数の基準トナー像を作成する必要がなくな
り、濃度検出時間の短縮を図ることができる。しかも、
基準トナー像の階調が検出始端側で高濃度であるので、
基準トナー像の上記検出始端部での濃度変化が大きくな
り、濃度検出の開始位置を容易に検知することができ
る。
【0019】
【実施例】本発明を複写機に適用した実施例を図1ない
し図14に基づいて説明する。なお、以下の説明に用い
られる図3ないし図10および図16においては、各波
形の位相をトナーパッチの作成位置を基準にして表して
いる。
【0020】本発明の基礎となる構成について図1ない
し図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0021】本構成に係る複写機は、図1に示すよう
に、感光体である円筒状の感光体ドラム1を備えてい
る。この感光体ドラム1は、装置内でA方向に回転可能
に設けられており、肉厚2mm、直径100mm、長さ
340mmのアルミニウム素管からなるドラム基体の外
周面に、膜厚1μmの電荷発生層、および膜厚34μm
の電荷輸送層が順次均一に塗布された有機半導体として
構成されている。感光体ドラム1の上方には、原稿Mを
載置するための透明な原稿載置台2が設けられ、この原
稿載置台2と感光体ドラム1との間には、コピーランプ
4、複数のミラー5…、およびレンズ6からなる露光光
学系3が配設されている。
【0022】上記露光光学系3は、図示一点鎖線で示す
ように、原稿載置台2上の原稿Mに対してコピーランプ
4からの出射光により光走査を行い、この反射光を各ミ
ラー5…、およびレンズ6を介して感光体ドラム1表面
に照射して露光を行うようになっている。この露光によ
り、後述のメインチャージャ7により一様に帯電された
感光体ドラム1表面に、原稿Mの画像パターンに応じた
静電潜像が形成されるようになっている。
【0023】また、感光体ドラム1の周囲には、メイン
チャージャ7、ブランクランプ8、現像ユニット9、転
写チャージャ10、剥離チャージャ11、クリーナーユ
ニット12および除電ランプ13等が配設されている。
【0024】メインチャージャ7は、感光体ドラム1の
表面を目標の電位に帯電させる帯電器である。帯電後除
電手段としてのブランクランプ8は、帯電後の感光体ド
ラム1の表面の非画像領域を除電する除電器である。現
像ユニット9は、感光体ドラム1の表面に形成された潜
像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像
装置である。転写チャージャ10は、感光体ドラム1表
面に形成されたトナー像を転写紙Pに転写する転写器で
ある。剥離チャージャ11は、トナー像が転写された転
写紙Pを感光体ドラム1から剥離する剥離器である。ク
リーナーユニット12は、感光体ドラム1表面に残留す
るトナーを回収する清掃装置である。除電ランプ13
は、感光体ドラム1表面に残留する電荷を除去する除電
器である。
【0025】本複写機における排紙側には、定着ユニッ
ト14が配設されている。この定着ユニット14は、感
光体ドラム1から剥離されて図示しない搬送装置により
搬送されてきた転写紙Pにトナー像を加熱定着させるよ
うになっている。
【0026】さらに、本複写機には、プロセス制御部1
5が設けられている。上記プロセス制御部15は、光学
センサ16と、増幅器17と、A/D変換器18と、C
PU19とを備えており、上記のように、感光体ドラム
1等により構成される電子写真プロセス部を制御するよ
うになっている。
【0027】濃度検出手段としての光学センサ16は、
感光体ドラム1表面に形成される基準トナー像としての
トナーパッチの光学濃度を検出する検出器であり、クリ
ーナーユニット12の下側近傍に配されている。光学セ
ンサ16は、増幅器17およびA/D変換器18を介し
てCPU19に接続されており、その検出信号が、増幅
器17による増幅後、A/D変換器18でディジタル化
され、濃度データとしてCPU19に入力されるように
なっている。
【0028】光学センサ16は、図2の(a)〜(c)
に示すように、細長く形成されたケース20により外形
が形成されており、このケース20における最大面積の
外面のほぼ中央部に取付部21が突起して設けられてい
る。この取付部21には、波長890nmの赤外線発光
ダイオード22とフォトトランジスタ23とが近接して
取り付けられている。また、ケース20の一端側には、
コネクタ状に形成された端子部24が設けられており、
この端子部24には、電源端子25と、出力端子26
と、GND端子27とが間隔をおいて並設されている。
【0029】上記光学センサ16は、赤外線発光ダイオ
ード22から感光体ドラム1の表面に作成されたトナー
パッチに光を照射し、この反射光をフォトトランジスタ
23にて受光することによりトナーパッチの光学濃度を
検出して、この検出結果を検出信号として出力するよう
になっている。
【0030】CPU19は、ランプ駆動回路28、電源
29、現像バイアス電源30、およびトナー補給駆動装
置31に接続されている。ランプ駆動回路28は、コピ
ーランプ4を点灯させる印加電圧を発生する回路であ
る。電源29は、メインチャージャ7のグリッド電極に
印加するグリッド電圧を発生する電源装置であり、現像
バイアス電源30は、現像ユニット9の現像スリーブに
印加する現像バイアス電圧を発生する電源装置である。
トナー補給駆動装置31は、図示しないトナーホッパー
から現像槽へのトナーの供給を行う装置である。
【0031】上記CPU19は、ランプ駆動回路28、
電源29、現像バイアス電源30、およびトナー補給駆
動装置31に制御信号を与え、ランプ印加電圧、グリッ
ド電圧、現像バイアス電圧、および現像剤のトナー供給
量を最適に制御するようになっている。
【0032】CPU19は、具体的には、トナーパッチ
作成用のプログラムを実行することにより、3個のトナ
ーパッチを作成するようになっており、メインチャージ
ャ7の印加電圧であるグリッド電圧をトナーパッチ毎に
異ならせることにより、各トナーパッチの階調をそれぞ
れ異ならせるようになっている。また、CPU19は、
感光体ドラム1におけるトナーパッチより先に光学セン
サ16に読み取られる位置に、スタートマークをトナー
像として作成するようになっている。
【0033】本構成では、スタートマークの作成方法と
して、コピーランプ4をOFFにした状態で、感光体ド
ラム1においてスタートマークが作成される部分(以
降、スタートマーク作成部と称する)を一定レベルのグ
リッド電圧で帯電させ、(1)ブランクランプ8のON
・OFF制御、または(2)現像バイアス電圧の制御を
行うという二通りの手法を採用している。以下、それぞ
れについて説明する。
【0034】 (1)スタートマーク作成部に対しブランクランプ8を
OFFし光を照射させない。 (2)スタートマーク作成部を他の領域の現像を行う際
の現像バイアス電圧より低い現像バイアス電圧で現像す
る。
【0035】ブランクランプ8のON・OFF制御によ
るトナーパッチ作成時における本複写機の動作を図3の
タイムチャートを参照に説明する。
【0036】メインチャージャ7は、グリッド電圧−7
00Vでごく短い期間だけONし、続いて50ms後に
再びONし、以降は所定の間隔をおいて異なるグリッド
電圧で2回ONする。このようにしてメインチャージャ
7により帯電された感光体ドラム1の帯電領域は、ブラ
ンクランプ8がOFFすることにより光が照射されず、
電荷が残留する。他の領域は、ブランクランプ8の光が
照射されるため、電荷が存在しない。
【0037】感光体ドラム1に形成された潜像が現像ユ
ニット9により−200Vの現像バイアス電圧で現像さ
れることにより、グリッド電圧に対応して濃度の変化す
るトナー像が作成される。このトナー像は、先頭の幅の
狭いものがスタートマークとなり、それ以降に続く幅の
広いものがトナーパッチとなる。
【0038】続いて、現像バイアス電圧の制御によるト
ナーパッチ作成時における本複写機の動作を図4のタイ
ムチャートを参照に説明する。
【0039】メインチャージャ7は、グリッド電圧−7
00VでONした後、所定の間隔をおいて異なるグリッ
ド電圧で2回ONする。このようにしてメインチャージ
ャ7により帯電された感光体ドラム1の帯電領域は、現
像ユニット9により、スタートマーク作成部が−100
Vの現像バイアス電圧で現像され、トナーパッチ作成部
が−200Vの現像バイアス電圧で現像される。これに
より、感光体ドラム1には、グリッド電圧に対応する濃
度のトナー像がスタートマークおよびトナーパッチとし
て作成される。
【0040】トナーパッチの濃度を図3および図4に示
すような検出タイミングで検出する場合、光学センサ1
6によりスタートマークが検出されてからタイマーが動
作し、50ms後に光学センサ16の出力がサンプリン
グされる。これにより、トナーパッチにおいて濃度の安
定した中間部で確実に濃度検出を行うことができる。
【0041】このように、本構成に係る複写機では、ブ
ランクランプ8のON・OFF制御または現像バイアス
電圧の制御により作成したスタートマークを用いて濃度
検出のタイミングをとるようにしているので、予めスタ
ートマークとトナーパッチとの時間差を所定時間に設定
しておくことにより、容易かつ高精度にトナーパッチの
濃度検出を行うことができる。それゆえ、小さいトナー
パッチでも、確実に有効な濃度データを得ることができ
る。
【0042】本発明の一実施例について図5ないし図1
4に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本
実施例を含む以降の各構成において、上述の構成要素と
同等とみなせる構成要素については、同一の符号を付記
してその説明を省略する。
【0043】本実施例に係る複写機は、図1に示すよう
に、感光体ドラム1、コピーランプ4、メインチャージ
ャ7、現像ユニット9等からなるプロセス部を制御する
プロセス制御部15を備えている。
【0044】このプロセス制御部15の制御装置として
設けられるCPU19は、トナーパッチ作成用プログラ
ムを実行することにより、トナーパッチの階調を高濃度
から低濃度へ連続的に変化させるようになっており、第
1階調制御手段としての機能を有している。
【0045】本実施例では、トナーパッチに階調を与え
る方法として、(1)グリッド電圧の制御、(2)コピ
ーランプ4の印加電圧の制御、または(3)現像バイア
ス電圧の制御を行うという三通りの手法を採用してい
る。以下、それぞれについて説明する。
【0046】 (1)所定の電圧から直線的に低くなるようにグリッド
電圧を制御する。 (2)所定の電圧から直線的に高くなるようにランプ印
加電圧を制御する。 (3)所定の電圧から直線的に高くなるように現像バイ
アス電圧を制御する。 なお、上記(2)のランプ印加電圧を制御する場合、原
稿載置台2の一端部に設けられた標準白色板32を感光
体ドラム1の表面に露光することにより、トナーパッチ
を作成するようになっている。
【0047】ところで、本実施例においては、トナーパ
ッチの濃度変化が最高濃度から徐々に低下するように上
記のように各電圧を制御するが、それでもトナーパッチ
の始端部が最高濃度とならない場合があるので、CPU
19の制御により、トナーパッチに対応する潜像の始端
部にブランクランプ8の光を照射させることで、上記始
端部を消去するようにしており、この機能も第1階調制
御手段に含まれる。
【0048】グリッド電圧の制御によるトナーパッチ作
成時における本複写機の動作を図5のタイムチャートを
参照に説明する。なお、以下の制御においては、プロセ
ススピードを220mm/sとし、トナーパッチの大き
さ(回転方向の長さ)を44mmとした。また、グリッ
ド電圧を−450Vから−250Vまで連続的に変化さ
せた。
【0049】感光体ドラム1は、メインチャージャ7に
より−450Vでしばらく帯電された後、感光体ドラム
1におけるトナーパッチが作成される部分(以降、トナ
ーパッチ作成部と称する)が、−450Vから−250
Vまで連続して低下するグリッド電圧で帯電される。感
光体ドラム1の帯電領域(潜像)は、一定のグリッド電
圧で帯電された領域にブランクランプ8の光が照射さ
れ、それ以降の領域にはブランクランプ8の光が照射さ
れない。これにより、光の照射された領域が除電される
ことになる。このとき、コピーランプ4がOFFしてい
るので、感光体ドラム1の帯電電位が変化する部分は、
グリッド電圧に応じた電荷量を保持する潜像となる。こ
の潜像が現像ユニット9により一定の現像バイアス電圧
で現像されると、階調が高濃度側から低濃度側に徐々に
変化するトナーパッチが得られる。
【0050】比較例として、上記の制御において潜像の
始端部が消去されない場合について説明する。この場合
は、図6に示すように、上記の場合と同様、グリッド電
圧が徐々に低下するように制御されるが、感光体ドラム
1の帯電領域にはブランクランプ8の光が照射されな
い。このため、潜像が現像されて得られたトナーパッチ
は、濃度が、グリッド電圧の立ち上がりの変化に比べ低
濃度側から緩やかに変化し、最高値に達してから低濃度
側に徐々に変化するものとなる。
【0051】次に、ランプ印加電圧の制御によるトナー
パッチ作成時における本複写機の動作を図7のタイムチ
ャートを参照に説明する。
【0052】感光体ドラム1が、メインチャージャ7に
より一定電圧で帯電され、その帯電領域(潜像)の始端
部がブランクランプ8により除電される。標準白色板2
8のが露光される際、ランプ印加電圧が60Vから徐々
に上昇して70Vまで変化するため、この変化に応じて
コピーランプ4の光量が増大する。したがって、感光体
ドラム1の露光された部分は、ランプ印加電圧に応じた
電荷量を保持する潜像となる。この潜像が現像ユニット
9により一定の現像バイアス電圧で現像されると、階調
が高濃度側から低濃度側に徐々に変化するトナーパッチ
が得られる。
【0053】比較例として、上記の制御において潜像の
始端部が消去されない場合について説明する。この場合
は、図8に示すように、上記の場合と同様、ランプ印加
電圧が徐々に上昇するように制御されるが、感光体ドラ
ム1の帯電領域にはブランクランプ8の光が照射されな
い。このため、潜像が現像されて得られたトナーパッチ
は、濃度が、グリッド電圧の立ち上がりに比べて緩やか
に低濃度側から最高濃度に変化し、しばらくその値を保
持した後、低濃度側に徐々に変化するものとなる。
【0054】続いて、現像バイアス電圧の制御によるト
ナーパッチ作成時における本複写機の動作を図9のタイ
ムチャートを参照に説明する。
【0055】感光体ドラム1が、メインチャージャ7に
より一定電圧で帯電され、その帯電領域(潜像)の始端
部がブランクランプ8により除電される。このとき、コ
ピーランプ4がOFFしているので、残された帯電領域
は一定の電荷量を保持する潜像となっている。この潜像
が現像ユニット9により現像される際、現像バイアス電
圧が−350Vから徐々に上昇して−550Vまで変化
するため、この変化に応じて感光体ドラム1へのトナー
付着量が変化する。この結果得られたトナーパッチは、
階調が高濃度側から低濃度側に徐々に変化するものとな
る。
【0056】比較例として、上記の制御において潜像の
始端部が消去されない場合について説明する。この場合
は、図10に示すように、上記の場合と同様、現像バイ
アス電圧が徐々に上昇するように制御されるが、感光体
ドラム1の帯電領域にはブランクランプ8の光が照射さ
れない。このため、潜像が現像されて得られたトナーパ
ッチは、濃度が、しばらく最高濃度に保たれた後、低濃
度側に徐々に変化するものとなる。
【0057】ここで、ブランクランプ8により潜像の始
端部を消去した場合のトナーパッチ全体の濃度変化につ
いて説明する。図11に示すように、トナーパッチの階
調を連続的に変化させることにより、トナーパッチの濃
度検出に要した時間が200msになり、中間の100
msの間に得られた光学センサ16の出力が、エッジ効
果やカケ等の影響を受けない有効なものとして採用が可
能になる。
【0058】また、上記の光学センサ16の出力の変化
を検出開始時付近を図12に拡大して示すと、光学セン
サ16の出力は、検出開始時から出力が最低値(最高濃
度)に達するまでに3msを要する。このように、トナ
ーパッチの始端部の変化率を大きくすることにより、ト
ナーパッチの始端部を容易に検知することができる。
【0059】これに対し、ブランクランプ8により潜像
の始端部を消去しなかった場合の光学センサ16の出力
の変化を図13に示すと、光学センサ16の出力は、変
化が開始した時点から出力が最低値(最高濃度)に達す
るまでに25msを要する。このことから、潜像の始端
部を消去することにより、トナーパッチの始端部の検出
が、より容易になると考えられる。
【0060】さらに、図14に1個のトナーパッチによ
る感光体ドラム1の表面電位に対するトナーパッチの濃
度変化(実線)と、複数のトナーパッチによる表面電位
に対するトナーパッチの濃度変化(破線)とを示す。こ
の図において、1個のトナーパッチでは、濃度の検出結
果が実際の濃度とほぼ一致しているが、複数のトナーパ
ッチでは、測定点以外の濃度については、推測する以外
に求めることができない。例えば、濃度の変化率が大き
く変わる200Vでは、濃度の差が0.08程度あり、
従来の測定方法に大きな誤差があることが分かる。
【0061】以上述べたように、本実施例では、トナー
パッチを1個作成し、その階調を高濃度側から低濃度側
へ変化させることにより、1個のトナーパッチから複数
の濃度データを得ることができる。それゆえ、トナーパ
ッチの濃度検出に要する時間を短縮するとともに、より
多くの有効な検出データを得ることができる。また、ブ
ランクランプ8により潜像の始端部を消去することによ
り、トナーパッチの始端部を最高濃度にすることがで
き、トナーパッチの始端部を容易に検出することができ
る。これにより、トナーパッチの濃度検出開始のタイミ
ングを正確に制御することが可能になる。さらに、トナ
ーパッチの濃度とグリッド電圧、ランプ印加電圧、また
は現像バイアス電圧とが正確に対応付けられるので、プ
ロセス制御の精度を向上させることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る電子写真装
置のプロセス制御装置は、基準トナー像の階調を、検出
始端側から終端側に向けて、高濃度から低濃度へ連続的
に変化させる第1階調制御手段を備えている構成であ
る。
【0063】これにより、階調の変化する基準トナー像
が作成されるので、1個の基準トナー像により所望の濃
度のデータを得ることができ、濃度検出時間の短縮を図
ることができる。しかも、基準トナー像の階調が検出始
端側で高濃度であるので、基準トナー像の上記検出始端
部での濃度変化が大きくなり、濃度検出の開始を容易に
検知することができる。そのうえ、基準トナー像の濃度
と、この濃度を制御する制御量とが正確に対応付けられ
る。
【0064】したがって、基準トナー像を小さくして、
トナー消費量の低減、プロセス制御に要する時間の短
縮、プロセス制御の精度向上等を図ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る複写機の概略構成図で
ある。
【図2】図1の複写機に設けられる光学センサの構成を
示す平面図、正面図および側面図である。
【図3】本発明の基礎となる複写機においてトナーパッ
チ作成時にブランクランプによりスタートマークが作成
されるときのプロセス制御の動作を示すタイムチャート
である。
【図4】本発明の基礎となる複写機においてトナーパッ
チ作成時に現像バイアス電圧によりスタートマークが作
成されるときのプロセス制御の動作を示すタイムチャー
トである。
【図5】本発明の一実施例に係る複写機においてトナー
パッチ作成時にグリッド電圧によりトナーパッチの階調
が制御されるときのプロセス制御の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図6】図5に基づくプロセス制御に対する比較例であ
って、その制御においてブランクランプをOFFしたと
きのプロセス制御の動作を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の一実施例に係る複写機においてトナー
パッチ作成時にランプ印加電圧によりトナーパッチの階
調が制御されるときのプロセス制御の動作を示すタイム
チャートである。
【図8】図7に基づくプロセス制御に対する比較例であ
って、その制御においてブランクランプをOFFしたと
きのプロセス制御の動作を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の一実施例に係る複写機においてトナー
パッチ作成時に現像バイアス電圧によりトナーパッチの
階調が制御されるときのプロセス制御の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図10】図9に基づくプロセス制御に対する比較例で
あって、その制御においてブランクランプをOFFした
ときのプロセス制御の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図11】図5、図7および図9に基づくプロセス制御
により作成されたトナーパッチの濃度を読み取ったとき
の光学センサの出力変化を示す特性図である。
【図12】図11における光学センサ出力のトナーパッ
チ前半部の変化を拡大して示した特性図である。
【図13】図6、図8および図10に基づくプロセス制
御により作成されたトナーパッチの濃度を読み取ったと
きの光学センサの出力のトナーパッチ前半部の変化を示
す特性図である。
【図14】本発明の一実施例に係る複写機で作成された
トナーパッチと従来の複写機で作成されたトナーパッチ
との感光体ドラムの表面電位に対する濃度変化を示す特
性図である。
【図15】従来の複写機で作成された複数のトナーパッ
チの濃度を読み取ったときの光学センサの出力変化を示
す特性図である。
【図16】従来の複写機において複数のトナーパッチを
作成するときのプロセス制御の動作を示すタイムチャー
トである。
【図17】従来の複写機における形成画像の画像濃度に
対するトナーパッチの検出濃度を示す光学センサの出力
変化を示す特性図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(感光体) 3 露光光学系 4 コピーランプ 7 メインチャージャ 8 ブランクランプ(帯電後除電手段) 9 現像ユニット 15 プロセス制御装置 16 光学センサ(濃度検出手段) 19 CPU(第1階調制御手段) 28 ランプ駆動回路 29 電源 30 現像バイアス電源 32 標準白色板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 邦夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−253277(JP,A) 特開 昭60−260066(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 303

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に形成された基準トナー像の濃度を
    光学的に検出する濃度検出手段を有し、その検出結果に
    基づいて電子写真プロセスの各部を制御して形成画像の
    画質を安定化させる電子写真装置のプロセス制御装置に
    おいて、 上記基準トナー像の階調を、検出始端側から終端側に向
    けて、高濃度から低濃度へ連続的に変化させる第1階調
    制御手段を備え、 上記第1階調制御手段が、基準トナー像に対応する潜像
    の始端部を帯電直後に感光体の光除電を行う帯電後除電
    手段により消去させるとともに、感光体の帯電電位を制
    御することにより基準トナー像の階調制御を行い、検出
    始端側を最高濃度にするように構成されていることを特
    徴とする電子写真装置のプロセス制御装置。
  2. 【請求項2】感光体に形成された基準トナー像の濃度を
    光学的に検出する濃度検出手段を有し、その検出結果に
    基づいて電子写真プロセスの各部を制御して形成画像の
    画質を安定化させる電子写真装置のプロセス制御装置に
    おいて、 上記基準トナー像の階調を、検出始端側から終端側に向
    けて、高濃度から低濃度へ連続的に変化させる第1階調
    制御手段を備え、 上記第1階調制御手段が、感光体において基準トナー像
    に対応する潜像の始端部を帯電直後に感光体の光除電を
    行う帯電後除電手段により消去させるとともに、感光体
    を露光する光量を制御することにより基準トナー像の階
    調制御を行い、検出始端側を最高濃度にするように構成
    されていることを特徴とする電子写真装置のプロセス制
    御装置。
  3. 【請求項3】感光体に形成された基準トナー像の濃度を
    光学的に検出する濃度検出手段を有し、その検出結果に
    基づいて電子写真プロセスの各部を制御して形成画像の
    画質を安定化させる電子写真装置のプロセス制御装置に
    おいて、 上記基準トナー像の階調を、検出始端側から終端側に向
    けて、高濃度から低濃度へ連続的に変化させる第1階調
    制御手段を備え、 上記第1階調制御手段が、基準トナー像に対応する潜像
    の始端部を帯電直後に感光体の光除電を行う帯電後除電
    手段により消去させるとともに、現像バイアス電圧を制
    御することにより基準トナー像の階調制御を行い、検出
    始端側を最高濃度にするように構成されていることを特
    徴とする電子写真装置のプロセス制御装置。
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