JPH0746240B2 - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JPH0746240B2 JPH0746240B2 JP60076189A JP7618985A JPH0746240B2 JP H0746240 B2 JPH0746240 B2 JP H0746240B2 JP 60076189 A JP60076189 A JP 60076189A JP 7618985 A JP7618985 A JP 7618985A JP H0746240 B2 JPH0746240 B2 JP H0746240B2
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- JP
- Japan
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- image forming
- rotation
- potential
- photosensitive drum
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は所謂反転現像方式を採用した電子写真式の画像
形成方法に関する。
形成方法に関する。
(従来技術) 従来、レーザーや発光ダイオードアレイ、或いは液晶シ
ヤツタアレイにより被記録画像信号に対応して変調され
た光束により電子写真感光体上を露光走査して画像を書
き込むプリンタにおいては、上記光束により露光した感
光体部分を現像するイメージスキヤン方式が主流であ
る。しかし、この場合には、現像される部分が露光され
た部分であり、現像しない部分よりも低電位となつてい
る。このように、露光されて低電位となつた明部電位VL
の部分を現像し、露光されない暗部電位VDの部分を現像
しない方法は、反転現像方法と呼ばれている。この反転
現像方法にあつては、感光体の一次帯電電位と同極のト
ナー(即ちVDと同極に帯電したトナー)を用いて現像す
るため、現像器の現像バイアスは、感光体と同極であつ
て暗部電位VDよりも梢低い電位となつている。
ヤツタアレイにより被記録画像信号に対応して変調され
た光束により電子写真感光体上を露光走査して画像を書
き込むプリンタにおいては、上記光束により露光した感
光体部分を現像するイメージスキヤン方式が主流であ
る。しかし、この場合には、現像される部分が露光され
た部分であり、現像しない部分よりも低電位となつてい
る。このように、露光されて低電位となつた明部電位VL
の部分を現像し、露光されない暗部電位VDの部分を現像
しない方法は、反転現像方法と呼ばれている。この反転
現像方法にあつては、感光体の一次帯電電位と同極のト
ナー(即ちVDと同極に帯電したトナー)を用いて現像す
るため、現像器の現像バイアスは、感光体と同極であつ
て暗部電位VDよりも梢低い電位となつている。
また、上記プリンタは、通常、パーソナルコンピユータ
ーやワードプロセツサー等のホスト装置と組み合わされ
たり、フアクシミリの印字装置として使用されるため、
プリンタとホスト装置との処理スピードが異なり、ラン
ダムな時期にプリンタにプリント信号が送られてくるの
が普通である。プリンタは、画像形成時又は前回転時に
次の画像形成動作開始信号が送られてくると、通常のシ
ーケンスでその動作を続行して連続プリントを行なう。
しかし、後回転中に次の画像形成動作開始信号が入つた
場合、従来は、後回転が終了するまで信号を遅らせ、後
回転が終了したら直ちに前回転に入るようになつてい
る。
ーやワードプロセツサー等のホスト装置と組み合わされ
たり、フアクシミリの印字装置として使用されるため、
プリンタとホスト装置との処理スピードが異なり、ラン
ダムな時期にプリンタにプリント信号が送られてくるの
が普通である。プリンタは、画像形成時又は前回転時に
次の画像形成動作開始信号が送られてくると、通常のシ
ーケンスでその動作を続行して連続プリントを行なう。
しかし、後回転中に次の画像形成動作開始信号が入つた
場合、従来は、後回転が終了するまで信号を遅らせ、後
回転が終了したら直ちに前回転に入るようになつてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来技術の場合には、後回転中に次の画
像形成動作開始信号が入つた場合、後回転が終了するま
で待つて前回転に入るため、空回転時間が長くなり、感
光体の寿命に大きな影響を与えることになると同時にネ
ツトワークを組む場合に大きな時間的ロスとなる。
像形成動作開始信号が入つた場合、後回転が終了するま
で待つて前回転に入るため、空回転時間が長くなり、感
光体の寿命に大きな影響を与えることになると同時にネ
ツトワークを組む場合に大きな時間的ロスとなる。
そこで、後回転中にプリント信号が入つた場合、直ちに
後回転を途中で打ち切り前回転に入るようにすることも
考えられるが、この場合には、感光体が後回転中である
のでその一部が帯電されていないにもかかわらず現像バ
イアスが印加されるという状態が生じるため、感光体に
トナーが付着する部分が一部形成され、トナーが浪費さ
れたり、装置内は汚れるという問題点が生じる。
後回転を途中で打ち切り前回転に入るようにすることも
考えられるが、この場合には、感光体が後回転中である
のでその一部が帯電されていないにもかかわらず現像バ
イアスが印加されるという状態が生じるため、感光体に
トナーが付着する部分が一部形成され、トナーが浪費さ
れたり、装置内は汚れるという問題点が生じる。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、後回転中に画像
形成動作開始信号が来た場合には、迅速にプリント動作
に入ることにより、不要な空回転時間を少なくし、感光
体の寿命を延ばすと共に、感光体にトナーが無駄に付着
しるのを防止した画像形成方法を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、後回転中に画像
形成動作開始信号が来た場合には、迅速にプリント動作
に入ることにより、不要な空回転時間を少なくし、感光
体の寿命を延ばすと共に、感光体にトナーが無駄に付着
しるのを防止した画像形成方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、電子写真感光
体の露光部分に現像剤を付着させる反転現像方式により
画像を形成する画像形成工程と、該画像形成工程の前及
び後に設けられる当該前回転工程及び当該後回転工程
と、を有し、画像形成動作開始信号が入ることにより前
記画像形成を開始する画像形成方法において、前記後回
転工程の途中であって、帯電器がオフの状態で、かつ現
像バイアスがオンの状態で前記画像形成動作開始信号が
入った場合には、帯電器をオンとし、現像バイアスを所
定時間オフした後、直ちに前記前回転工程に移行するよ
うに構成されている。
体の露光部分に現像剤を付着させる反転現像方式により
画像を形成する画像形成工程と、該画像形成工程の前及
び後に設けられる当該前回転工程及び当該後回転工程
と、を有し、画像形成動作開始信号が入ることにより前
記画像形成を開始する画像形成方法において、前記後回
転工程の途中であって、帯電器がオフの状態で、かつ現
像バイアスがオンの状態で前記画像形成動作開始信号が
入った場合には、帯電器をオンとし、現像バイアスを所
定時間オフした後、直ちに前記前回転工程に移行するよ
うに構成されている。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第1図
は、本発明を用いたレーザービームプリンターの一例で
あり、第2図はレーザービームプリンターのタイミング
チヤートと感光ドラム上の電位の変化を示したものであ
る。
は、本発明を用いたレーザービームプリンターの一例で
あり、第2図はレーザービームプリンターのタイミング
チヤートと感光ドラム上の電位の変化を示したものであ
る。
第1図はレーザービームプリンター本体の断面図を示し
ている。図において1は半導体レーザー及びポリゴンミ
ラー等から構成されるスキヤナーユニツトであり、半導
体レーザーから射出された被記録画像信号に対応して変
調されたレーザービームは高速回転するポリゴンミラー
によつて矢印方向に回転する電子写真感光ドラム3上を
繰り返し走査する。2はレーザービームをドラム3上に
集光するf−θレンズ、2′はレーザービームをドラム
3上に指向させる折り返しミラーである。本装置に用い
られている半導体レーザーは、波長770〜800nmであり感
光ドラムは、この波長に感度のある感光部材、例えば、
フタロシアニン系有機光導電体、アモルフアスシリコン
系光導電体、セレン系導電体を用いる。
ている。図において1は半導体レーザー及びポリゴンミ
ラー等から構成されるスキヤナーユニツトであり、半導
体レーザーから射出された被記録画像信号に対応して変
調されたレーザービームは高速回転するポリゴンミラー
によつて矢印方向に回転する電子写真感光ドラム3上を
繰り返し走査する。2はレーザービームをドラム3上に
集光するf−θレンズ、2′はレーザービームをドラム
3上に指向させる折り返しミラーである。本装置に用い
られている半導体レーザーは、波長770〜800nmであり感
光ドラムは、この波長に感度のある感光部材、例えば、
フタロシアニン系有機光導電体、アモルフアスシリコン
系光導電体、セレン系導電体を用いる。
4は、例えば負極性の帯電器としての一次帯電器であ
り、感光部材が被覆された感光ドラム3上に一様に一次
(即ち感光化)帯電を行うものである。この一次帯電器
4によつて負極性に帯電された感光ドラム3は、前述の
レーザービームによつて走査され、静電潜像が形成され
る。
り、感光部材が被覆された感光ドラム3上に一様に一次
(即ち感光化)帯電を行うものである。この一次帯電器
4によつて負極性に帯電された感光ドラム3は、前述の
レーザービームによつて走査され、静電潜像が形成され
る。
この画像形成では顕像化される部分をレーザービームで
走査する。即ち、レーザービームが照射された部分を現
像する、いわゆるイメージスキヤン方式を用いている。
走査する。即ち、レーザービームが照射された部分を現
像する、いわゆるイメージスキヤン方式を用いている。
この静電潜像は、次の現像器5によつて負極性に帯電し
たトナーにより顕像化される。この現像器のトナーを担
持搬送するスリーブ5′は現像電極となり電源(図示せ
ず)によつて現像バイアス電圧として直流電圧が重畳さ
れた交流電圧が印加されている。現像バイアス電圧の
内、直流電圧成分はVLの電位とVDの電位との間の値であ
るが、いずれにせよ現像バイアスを現像電極に印加する
ことにより、周知のようにカブリのない、エッヂ効果の
ない顕画像が得られる。
たトナーにより顕像化される。この現像器のトナーを担
持搬送するスリーブ5′は現像電極となり電源(図示せ
ず)によつて現像バイアス電圧として直流電圧が重畳さ
れた交流電圧が印加されている。現像バイアス電圧の
内、直流電圧成分はVLの電位とVDの電位との間の値であ
るが、いずれにせよ現像バイアスを現像電極に印加する
ことにより、周知のようにカブリのない、エッヂ効果の
ない顕画像が得られる。
一方積載台S上の転写シートPは、給送ローラ6と感光
ドラム3上の画像と同期するようタイミングをとつて回
転するレジストローラ7によつて、ドラム3上に送り込
まれる。そして、一次帯電器4とは逆極性である正極性
の転写帯電器8によつて感光ドラム3上のトナー像は、
シートP上に転写される。その後、分離手段9aによつて
ドラム3から分離されたシートPは、ガイド9によつて
定着装置10に導かれたシートP上のトナー像が定着され
た後に、排出ローラ11によりトレイ12上に排出される。
一方、転写後の感光体ドラム3に残留したトナーはクリ
ーナ13によつて除去される。
ドラム3上の画像と同期するようタイミングをとつて回
転するレジストローラ7によつて、ドラム3上に送り込
まれる。そして、一次帯電器4とは逆極性である正極性
の転写帯電器8によつて感光ドラム3上のトナー像は、
シートP上に転写される。その後、分離手段9aによつて
ドラム3から分離されたシートPは、ガイド9によつて
定着装置10に導かれたシートP上のトナー像が定着され
た後に、排出ローラ11によりトレイ12上に排出される。
一方、転写後の感光体ドラム3に残留したトナーはクリ
ーナ13によつて除去される。
16は、一次帯電の前でドラムに光を照射し、これによつ
て感光ドラム3に残留している電荷を除去し、光メモリ
ーを緩和させる前露光手段であり、その光源としてハロ
ゲンランプ、白熱球、LED等を用いるとよい。
て感光ドラム3に残留している電荷を除去し、光メモリ
ーを緩和させる前露光手段であり、その光源としてハロ
ゲンランプ、白熱球、LED等を用いるとよい。
第2図に前露光、一次帯電器、転写帯電器、レーザービ
ームのタイミングチヤートを示す。各手段の作動状態を
示す線で低レベル部分はOFF、高レベル部分はONしてい
ることを示す。前回転工程では先ず感光ドラム回転開始
と同時に前露光が点灯し、これと同時、または若干遅れ
て一次帯電器が放電を開始する。転写帯電器は一次帯電
器の作動後に作動開始する。これは、転写帯電器の極性
が正のため、一次帯電器と逆極性の正電荷を一次帯電さ
れなかつた感光ドラム部分に帯電させると、感光ドラム
に帯電メモリーが残るためである。従つて、感光ドラム
に一次帯電を行つた後、この一次帯電を受けた部分に重
なるように転写帯電が開始される。このようにすると、
感光ドラム上の電位は、一次帯電と逆極性の高い電位に
帯電させることがなく、ドラムに帯電メモリーを残すこ
ともない。このように、前回転工程では感光ドラムを1
回転以上回転させ、これによつて感光体ドラムの感度を
安定化させる。
ームのタイミングチヤートを示す。各手段の作動状態を
示す線で低レベル部分はOFF、高レベル部分はONしてい
ることを示す。前回転工程では先ず感光ドラム回転開始
と同時に前露光が点灯し、これと同時、または若干遅れ
て一次帯電器が放電を開始する。転写帯電器は一次帯電
器の作動後に作動開始する。これは、転写帯電器の極性
が正のため、一次帯電器と逆極性の正電荷を一次帯電さ
れなかつた感光ドラム部分に帯電させると、感光ドラム
に帯電メモリーが残るためである。従つて、感光ドラム
に一次帯電を行つた後、この一次帯電を受けた部分に重
なるように転写帯電が開始される。このようにすると、
感光ドラム上の電位は、一次帯電と逆極性の高い電位に
帯電させることがなく、ドラムに帯電メモリーを残すこ
ともない。このように、前回転工程では感光ドラムを1
回転以上回転させ、これによつて感光体ドラムの感度を
安定化させる。
前回転後、画像形成工程が実行される。この画像形成工
程では、被記録画像信号により変調されたレーザーで画
像露光が行なわれ、前記のように静電潜像が形成され、
この潜像が現像され、トナー像が転写シートに転写され
る。転写シートへのトナー像転写の終了により画像形成
工程が終了し、次に後回転工程が実行される。後回転工
程において、転写帯電が放電を停止した後、ドラムが転
写帯電器の作用位置から一次帯電器の作用位置まで回転
するに要する時間だけ一次帯電器が放電を継続し、転写
帯電を受けた感光ドラム上の電位を、一度略VDに近い電
位にした後、このVDを減衰させるため、略一回転して前
露光を、感光ドラム全周に均一に照射する。このように
後回転工程に於いて感光ドラムの電位を一度負電位にし
た後、光を照射することによつてトナーをドラムに付着
させることなく感光ドラム上の電位を均一にかつほとん
ど減衰させることができて帯電メモリーを残さず、ま
た、光メモリーも殆んど除去できる。このタイミングに
おいて、転写帯電器は、転写材が転写帯電器を通り過ぎ
てから放電を中止しなければならない。また一次帯電器
は、転写帯電器の放電を受けた感光ドラム部分を余さず
帯電してから放電を中止しなくてはならない。
程では、被記録画像信号により変調されたレーザーで画
像露光が行なわれ、前記のように静電潜像が形成され、
この潜像が現像され、トナー像が転写シートに転写され
る。転写シートへのトナー像転写の終了により画像形成
工程が終了し、次に後回転工程が実行される。後回転工
程において、転写帯電が放電を停止した後、ドラムが転
写帯電器の作用位置から一次帯電器の作用位置まで回転
するに要する時間だけ一次帯電器が放電を継続し、転写
帯電を受けた感光ドラム上の電位を、一度略VDに近い電
位にした後、このVDを減衰させるため、略一回転して前
露光を、感光ドラム全周に均一に照射する。このように
後回転工程に於いて感光ドラムの電位を一度負電位にし
た後、光を照射することによつてトナーをドラムに付着
させることなく感光ドラム上の電位を均一にかつほとん
ど減衰させることができて帯電メモリーを残さず、ま
た、光メモリーも殆んど除去できる。このタイミングに
おいて、転写帯電器は、転写材が転写帯電器を通り過ぎ
てから放電を中止しなければならない。また一次帯電器
は、転写帯電器の放電を受けた感光ドラム部分を余さず
帯電してから放電を中止しなくてはならない。
さらに、前露光は一次帯電を受けた感光ドラム部分を全
て照射する必要があるため、感光ドラムは、一次帯電器
が放電を中止してから一回転以上回転しなくてはならな
い。このように感光ドラム上の電位が均一になつた後
に、感光ドラムの回転が停止し、好ましくはそれと同時
に、或いは前か後に前露光が消灯し、後回転工程が終了
する。
て照射する必要があるため、感光ドラムは、一次帯電器
が放電を中止してから一回転以上回転しなくてはならな
い。このように感光ドラム上の電位が均一になつた後
に、感光ドラムの回転が停止し、好ましくはそれと同時
に、或いは前か後に前露光が消灯し、後回転工程が終了
する。
上記のタイミングをとると、感光ドラムを一様に一次帯
電した後、光を照射するため帯電メモリー、光メモリー
は、ほとんど残らない。
電した後、光を照射するため帯電メモリー、光メモリー
は、ほとんど残らない。
この画像形成方法において感光体の画像領域前では感光
体が始動後前露光を点灯し一次、次いで一次帯電器に電
圧を印加しそれによりコロナイオンが感光体へ向かい表
面電位が略暗電位(第2図A)になる。この帯電領域が
現像位置に到達したと同時、又はその直後に現像バイア
スの直流成分を現像電極に印加する(B)。この直流成
分はVD電位より低くVL電位より高い電圧であるから、VD
電位部分にはトナーは付着しない。感光体の電位が一様
に暗電位になつた後、レーザービームによる画像露光が
開始され画像領域が現像位置に到達する直前に現像電極
に現像バイアスの交流成分が印加される(C)。この交
流成分によつてトナーが感光ドラムとスリーブとの間隙
を往復飛翔し、最終的にVL電位部分にトナーが付着残留
する。
体が始動後前露光を点灯し一次、次いで一次帯電器に電
圧を印加しそれによりコロナイオンが感光体へ向かい表
面電位が略暗電位(第2図A)になる。この帯電領域が
現像位置に到達したと同時、又はその直後に現像バイア
スの直流成分を現像電極に印加する(B)。この直流成
分はVD電位より低くVL電位より高い電圧であるから、VD
電位部分にはトナーは付着しない。感光体の電位が一様
に暗電位になつた後、レーザービームによる画像露光が
開始され画像領域が現像位置に到達する直前に現像電極
に現像バイアスの交流成分が印加される(C)。この交
流成分によつてトナーが感光ドラムとスリーブとの間隙
を往復飛翔し、最終的にVL電位部分にトナーが付着残留
する。
画像露光が終了し、画像領域の後端部が現像位置を通過
した後、現像バイアスの交流成分が切られ(D)、その
後転写帯電器は転写材がドラムを通過した後に切られ
る。次いで一次帯電器がOFFになる。続いて、表面電位
が前露光によつてVLないしゼロ付近まで落ちた感光ドラ
ム領域の先端が現像位置に到達する直前に現像バイアス
の直流成分が切られ、その後前露光も切られる。尚、現
像バイアスの直流成分と交流成分とは同時にON,OFFして
もよい。
した後、現像バイアスの交流成分が切られ(D)、その
後転写帯電器は転写材がドラムを通過した後に切られ
る。次いで一次帯電器がOFFになる。続いて、表面電位
が前露光によつてVLないしゼロ付近まで落ちた感光ドラ
ム領域の先端が現像位置に到達する直前に現像バイアス
の直流成分が切られ、その後前露光も切られる。尚、現
像バイアスの直流成分と交流成分とは同時にON,OFFして
もよい。
次に、第2図に示す後回転工程の期間中において、一次
帯電がONしている期間Pに画像形成動作開始信号Sが来
た場合、第3図(a)に示すように、現像バイアスの直
流成分はONにしたまま、直ちに第2図の前回転工程の始
めに戻つて、次のプリント動作を開始する。このシーケ
ンスで通常のシーケンス(第2図)と異なるには、前回
転の始めから現像バイアスの直流分がONとなることであ
る。
帯電がONしている期間Pに画像形成動作開始信号Sが来
た場合、第3図(a)に示すように、現像バイアスの直
流成分はONにしたまま、直ちに第2図の前回転工程の始
めに戻つて、次のプリント動作を開始する。このシーケ
ンスで通常のシーケンス(第2図)と異なるには、前回
転の始めから現像バイアスの直流分がONとなることであ
る。
一方、後回転中の期間Q、即ち一次帯電がOFFしている
期間に画像形成動作開始信号Sが来た場合、まだ現像バ
イアスの直流成分が印加されている状態にあつた場合は
第3図(b)に示すように、現像バイアスの直流成分は
直ちにOFFし、第2図の前回転の始めに戻つて、次のプ
リント動作を開始する。このシーケンスが本発明の特徴
である。そして、この場合のシーケンスは、第2図で示
した通常の前回転と同じである。
期間に画像形成動作開始信号Sが来た場合、まだ現像バ
イアスの直流成分が印加されている状態にあつた場合は
第3図(b)に示すように、現像バイアスの直流成分は
直ちにOFFし、第2図の前回転の始めに戻つて、次のプ
リント動作を開始する。このシーケンスが本発明の特徴
である。そして、この場合のシーケンスは、第2図で示
した通常の前回転と同じである。
上記のように、一次帯電がOFFせずに帯電を続行してい
る時、即ち感光ドラム上の電位が連続的に暗部電位VDの
ままであれば、現像バイアスの直流成分をONしたままに
することにより、感光ドラムへの反転トナー(即ち、一
次帯電極性と逆極性に帯電した異常トナー)の付着を減
少することができる。つまり、一次帯電がON状態の時、
現像バイアスをOFFとすると、感光ドラム上の電位VDと
くらべて現像スリーブの電位が小さくなりすぎるため、
現像中に生じた反転トナーがドラム上に付着してしまう
ことになる。従つて、一次帯電がON状態の時には現像バ
イアスの直流成分をONしたままにすることにより、反転
トナーは現像スリーブに吸着されるため、感光ドラムへ
の反転トナーの付着を少なくすることができる。
る時、即ち感光ドラム上の電位が連続的に暗部電位VDの
ままであれば、現像バイアスの直流成分をONしたままに
することにより、感光ドラムへの反転トナー(即ち、一
次帯電極性と逆極性に帯電した異常トナー)の付着を減
少することができる。つまり、一次帯電がON状態の時、
現像バイアスをOFFとすると、感光ドラム上の電位VDと
くらべて現像スリーブの電位が小さくなりすぎるため、
現像中に生じた反転トナーがドラム上に付着してしまう
ことになる。従つて、一次帯電がON状態の時には現像バ
イアスの直流成分をONしたままにすることにより、反転
トナーは現像スリーブに吸着されるため、感光ドラムへ
の反転トナーの付着を少なくすることができる。
また、一次帯電が一部でもOFFしている区間があると、
その部分の電位は低下するため、通常の現像バイアスの
直流成分を印加していると、現像されることになる。従
つて、この場合は上記した本発明に係るシーケンス、即
ち直流成分を所定時間OFFすることにより、感光ドラム
上の電位が低下した部分を現像しないようにすることが
できる。この場合、現像バイアスをOFFすると、現像ス
リーブがフローテイング状態となつて+に帯電したりす
る場合があり、感光ドラムの電位と現像スリーブの電位
との差が大きくなり、反転トナーがドラム上に付着する
ことがあるが、少量であつてほとんど問題とならない。
その部分の電位は低下するため、通常の現像バイアスの
直流成分を印加していると、現像されることになる。従
つて、この場合は上記した本発明に係るシーケンス、即
ち直流成分を所定時間OFFすることにより、感光ドラム
上の電位が低下した部分を現像しないようにすることが
できる。この場合、現像バイアスをOFFすると、現像ス
リーブがフローテイング状態となつて+に帯電したりす
る場合があり、感光ドラムの電位と現像スリーブの電位
との差が大きくなり、反転トナーがドラム上に付着する
ことがあるが、少量であつてほとんど問題とならない。
上記したように、本発明の一実施例に係るシーケンスと
して、後回転工程の途中であって、一次帯電がOFFの状
態で、かつ現像バイアスの直流成分がONの状態で画像形
成動作開始信号Sが入った場合には、一次帯電をONと
し、現像バイアスの直流成分を所定時間OFFすることに
より、感光ドラムを不用意に現像することなく、前回転
工程に移行するので、画像出力の効率化を図ることがで
きる。
して、後回転工程の途中であって、一次帯電がOFFの状
態で、かつ現像バイアスの直流成分がONの状態で画像形
成動作開始信号Sが入った場合には、一次帯電をONと
し、現像バイアスの直流成分を所定時間OFFすることに
より、感光ドラムを不用意に現像することなく、前回転
工程に移行するので、画像出力の効率化を図ることがで
きる。
なお、上記の実施例では、現像バイアスとして直流成分
を重畳した交流を用いた一成分現像方法の場合について
説明したが、これに限定されるわけではなく、2成分現
像方法で直流成分のみの現像バイアスを印加する場合
や、一成分現像方法で、直流成分のみの現像バイアスを
印加する現像方法においても同様に適用できることはも
ちろんである。
を重畳した交流を用いた一成分現像方法の場合について
説明したが、これに限定されるわけではなく、2成分現
像方法で直流成分のみの現像バイアスを印加する場合
や、一成分現像方法で、直流成分のみの現像バイアスを
印加する現像方法においても同様に適用できることはも
ちろんである。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、後回転の
途中であって、帯電器がオフの状態で、かつ現像バイア
スがオンの状態で画像形成動作開始信号が入った場合に
は、帯電器をオンとし、現像バイアスを所定時間オフし
た後、直ちに前回転工程に移行するようにしたことか
ら、感光体を不用意に現像することがなくなるので、現
像剤の有効使用ができ、かつ画像出力の効率化を図るこ
とができると共に、プリンター側で発生する時間のロス
を極力少なくすることができ、効率を大幅に改善するこ
とができる。また、感光体を不用意に現像することがな
くなることから、感光体上への無駄なトナーの付着を極
力少なくすることができるので、装置内のトナー汚れも
解決することができる。さらに、後回転の途中でも画像
形成動作開始信号が入った場合には、直ちに前回転に移
行するため、空回転時間を少なくすることができ、感光
体の寿命を延ばすことができるといった種々の効果を有
している。
途中であって、帯電器がオフの状態で、かつ現像バイア
スがオンの状態で画像形成動作開始信号が入った場合に
は、帯電器をオンとし、現像バイアスを所定時間オフし
た後、直ちに前回転工程に移行するようにしたことか
ら、感光体を不用意に現像することがなくなるので、現
像剤の有効使用ができ、かつ画像出力の効率化を図るこ
とができると共に、プリンター側で発生する時間のロス
を極力少なくすることができ、効率を大幅に改善するこ
とができる。また、感光体を不用意に現像することがな
くなることから、感光体上への無駄なトナーの付着を極
力少なくすることができるので、装置内のトナー汚れも
解決することができる。さらに、後回転の途中でも画像
形成動作開始信号が入った場合には、直ちに前回転に移
行するため、空回転時間を少なくすることができ、感光
体の寿命を延ばすことができるといった種々の効果を有
している。
第1図は本発明を用いたレーザービームプリンターの一
例を示す概略図であり、第2図はレーザービームプリン
ターのタイミングチヤートと感光ドラム上の電位変化を
示した説明図、第3図(a),(b)は、本発明の後回
転工程から前回転工程に入る時のシーケンスの説明図で
ある。 符号の説明 1……半導体レーザー・スキヤナー等から構成されるス
キヤナーユニツト 3……感光ドラム、4……一次帯電器 5……現像器、8……転写帯電器 10……定着装置、13……クリーナー 16……前露光手段
例を示す概略図であり、第2図はレーザービームプリン
ターのタイミングチヤートと感光ドラム上の電位変化を
示した説明図、第3図(a),(b)は、本発明の後回
転工程から前回転工程に入る時のシーケンスの説明図で
ある。 符号の説明 1……半導体レーザー・スキヤナー等から構成されるス
キヤナーユニツト 3……感光ドラム、4……一次帯電器 5……現像器、8……転写帯電器 10……定着装置、13……クリーナー 16……前露光手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−95252(JP,A) 特開 昭57−32468(JP,A) 特開 昭59−218469(JP,A) 特開 昭59−104675(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】電子写真感光体の露光部分に現像剤を付着
させて反転現像方式により画像を形成する画像形成工程
と、該画像形成工程の前及び後に設けられる当該前回転
工程及び当該後回転工程と、を有し、 画像形成動作開始信号が入ることにより前記画像形成を
開始する画像形成方法において、 前記後回転工程の途中であって、帯電器がオフの状態
で、かつ現像バイアスがオンの状態で前記画像形成動作
開始信号が入った場合には、帯電器をオンとし、現像バ
イアスを所定時間オフした後、直ちに前記前回転工程に
移行することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60076189A JPH0746240B2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60076189A JPH0746240B2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61233753A JPS61233753A (ja) | 1986-10-18 |
JPH0746240B2 true JPH0746240B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=13598178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60076189A Expired - Lifetime JPH0746240B2 (ja) | 1985-04-10 | 1985-04-10 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746240B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11269284B2 (en) * | 2017-04-27 | 2022-03-08 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Pattern discharge to photoconductor |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02143871A (ja) * | 1988-11-26 | 1990-06-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4999237B2 (ja) * | 2001-05-01 | 2012-08-15 | パナソニックシステムネットワークス株式会社 | 画像形成装置 |
EP1579278B1 (en) | 2002-12-24 | 2009-09-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and method |
JP5532382B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2014-06-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5695252A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-01 | Canon Inc | Method and apparatus of copying controlling |
JPS5732468A (en) * | 1980-08-06 | 1982-02-22 | Canon Inc | Fomation of picture |
JPS59104675A (ja) * | 1982-12-07 | 1984-06-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電子写真プリンタの停止方法 |
JPS59218469A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-08 | Canon Inc | 画像形成方法 |
-
1985
- 1985-04-10 JP JP60076189A patent/JPH0746240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11269284B2 (en) * | 2017-04-27 | 2022-03-08 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Pattern discharge to photoconductor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61233753A (ja) | 1986-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |