JP3253667B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3253667B2
JP3253667B2 JP06439392A JP6439392A JP3253667B2 JP 3253667 B2 JP3253667 B2 JP 3253667B2 JP 06439392 A JP06439392 A JP 06439392A JP 6439392 A JP6439392 A JP 6439392A JP 3253667 B2 JP3253667 B2 JP 3253667B2
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    • H01L21/822Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being a semiconductor, using silicon technology
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及び半導体
装置の製造方法の技術分野に関するものである。更に詳
細には、本発明の1実施形態においては、PNP、NP
N及びMOS装置を単一の基板上に設けた半導体装置及
びその製造方法を提供している。幾つかの実施例によれ
ば、PNPトランジスタは、付加的なマスキング又は処
理ステップを必要とすることなしに、NPN及び電界効
果トランジスタと共に製造される。
【0002】
【従来の技術】バイポーラ及び金属−酸化物−半導体
(MOS)トランジスタ及びそれらの製造方法は公知で
ある。両方のタイプのトランジスタを単一の回路内に有
益的に組込むために単一基板上にMOSデバイスとバイ
ポーラデバイスの両方を製造することが望ましい場合が
多々ある。結合したバイポーラ及びCMOSデバイス即
ち装置は、本明細書においては「BiCMOS」装置と
呼ぶ。例示的なBiCMOS装置及びBiCMOS装置
の製造方法は、本願出願人に譲渡されている米国特許第
4,764,480号(Vora)に開示されている。
改良型のBiCMOS装置及びその製造方法は、例え
ば、本願出願人に譲渡されている米国特許出願第07/
502,943号に開示されている。
【0003】単一回路内にNPN及びPNPトランジス
タの両方を組込むことが望ましいことが多々ある。ある
場合には、PNPトランジスタをBiCMOS回路内に
組込むことが望ましい場合もある。PNPトランジスタ
をスタンダードなプロセスに組込むことは、しばしば、
実質的な困難性を提起する。例えば、製造プロセス内に
PNPトランジスタを組込むことは、しばしば、製造プ
ロセス内に付加的なマスキング又はその他の製造ステッ
プを付け加えることを必要とする。あるプロセスでは、
不所望な又は著しい妥協の産物としての性能特性を持っ
た装置となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、NP
N及び/又はMOSトランジスタに関連してPNPトラ
ンジスタを製造する方法及び改良した装置を提供するこ
とが望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】NPN及び/又はMOS
トランジスタと共通のダイ上にPNPトランジスタを製
造する方法が提供され、且つPNP、NPN及び/又は
MOSトランジスタを組込んだ改良した半導体装置が提
供される。本発明の好適実施例によれば、PNP及び/
又はMOSトランジスタと共にPNPトランジスタを製
造する方法は、付加的なマスキングステップを必要とす
るものではなく、且つ性能特性が改善された装置を提供
する。
【0006】本発明の1実施形態によれば、Nチャンネ
ル電界効果(NMOS)トランジスタと共に共通基板内
にPNPトランジスタを有する半導体装置を製造する方
法が提供され、該方法は、基板の第一及び第二領域内に
P型ドーパントを注入し、尚前記第一及び第二領域は前
記PNPトランジスタの埋め込み層の少なくとも一部及
び前記NMOSトランジスタのウエル領域を形成し、少
なくとも前記第一及び第二領域上にエピタキシャルシリ
コン層を形成し、前記エピタキシャルシリコン層の第一
部分は前記PNPトランジスタのベース領域を形成し且
つ前記エピタキシャルシリコン層の第二部分は前記PM
OSトランジスタのチャンネル領域を形成し、前記PN
Pトランジスタのベース領域と接触してエミッタ領域を
形成し、且つ前記NMOSトランジスタのチャンネル領
域と接触してソース及びドレイン領域を形成する、上記
各ステップを有している。
【0007】本発明の別の実施例によれば、改良された
半導体装置が提供され、該装置はNPNバイポーラトラ
ンジスタ及び電界効果トランジスタと共に共通基板上に
PNPトランジスタ構成体を有している。該装置内にお
いては、コレクタ領域が設けられており、前記コレクタ
領域と接触し且つその上側に位置してベース領域が設け
られており、前記ベース領域と接触してベースコンタク
トが設けられており、前記ベースコンタクトは少なくと
もその一つの側壁上に酸化物側壁を有しており、且つ前
記ベース領域と接触してエミッタが設けられており、前
記エミッタの一部は上側に位置したエミッタコンタクト
からエピタキシャル層内に拡散されたものであり、前記
エミッタの残部は前記エミッタコンタクトと前記ベース
コンタクトとの間に注入したものである。
【0008】
【実施例】I.概説 図1Aは本発明の一実施例に基づいて構成されたBiC
MOS装置1を示した概略断面図である。本装置は、N
PNバイポーラトランジスタ2、PNPバイポーラトラ
ンジスタ4、NチャンネルMOSトランジスタ(NMO
Sトランジスタ)6及びPチャンネルMOSトランジス
タ(PMOSトランジスタ)8を有しており、それらは
同一の基板内に形成されている。NMOSトランジスタ
6及びPMOSトランジスタ8は、適宜接続されて、C
MOS構成体10を形成している。
【0009】基板12上にデバイス即ち装置が製造され
る。図1Aに示した実施例においては、該基板は、約1
×1013及び1×1016の間で好適には2×1014と3
×1015/cm3 の間の範囲内のドーパント濃度を持っ
たP−基板である。該基板の上に減圧ドープN型エピタ
キシャルシリコン層14を成長させ、その中に該デバイ
スを製造する。
【0010】ほとんどの実施例において、NMOSトラ
ンジスタはPタブ即ちPウエル16内に形成し、且つP
MOSトランジスタはNタブ即ちNウエル18内に形成
する。好適実施例においては、レトログレードNウエル
18は、チャンネル領域内において約1×1016と2×
1017/cm3 の間の好適なピーク濃度を有している。
レトログレードPウエル16は、約1×1016乃至1×
1017/cm3 の好適なピークドーパント濃度を有して
いるが、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに、広
範囲のドーパント濃度を使用することが可能である。ウ
エル16及び18は、単一の基板上に相補的な導電型の
デバイス即ち装置を形成することを可能としている。
【0011】NPNトランジスタ2は、高度にドープし
たN+埋め込み層20及びコレクタシンク22が設けら
れており、それらは、一体となって、コレクタコンタク
ト24とコレクタ26との間に低抵抗接続領域を与えて
いる。好適実施例においては、埋め込み層20及びシン
ク22は、約1×1017と1×1020/cm3 の間で好
適には約5×1017乃至1×2020/cm3 の範囲内の
ピーク濃度へドープされている。
【0012】PNPトランジスタ4は、高度にドープし
たP型埋め込み層30が設けられている。好適実施例に
おいては、埋め込み層30は、P型タブ16と同一のド
ーパント濃度へドープされている。なぜならば、一実施
例に基づいてこれらの部分を形成するために同一の注入
が使用されるからである。好適実施例によれば、CMO
Sトランジスタ用のスレッシュホールド調節(P型)注
入は、PNPコレクタコンタクト/シンク抵抗値を減少
するために使用され、この注入は50keV(ボロン)
を使用して約3.5×1012/cm2 のドーズを有して
いる。従って、PNPシンク22に対するシンク注入は
必要ではない。
【0013】NPNトランジスタと隣接するデバイスと
の間にP+チャンネルストップ38が設けられており、
埋め込み層20と隣接するデバイスとを接続させるであ
ろうような軽度にドープした基板の表面反転を防止して
いる。N+チャンネルストップ40がPNPトランジス
タと隣接するデバイスとの間に設けられている。酸化物
分離領域42a,42b,42c,42d,42e,4
2f,42gが、種々のデバイスの間の装置分離のため
及びバイポーラトランジスタのコレクタシンク及びベー
ス領域の分離のために設けられている。これらの領域
は、更に、ポリシリコン相互接続体及び基板により形成
される寄生MOSデバイスに対して非常に高いスレッシ
ュホールド電圧を与えている。
【0014】デバイスの表面に沿って且つ付着形成した
多結晶シリコン(ポリシリコン)の単一の層44から形
成してPNPベースコンタクト46、PNPエミッタコ
ンタクト48、PNPコレクタコンタクト34、抵抗5
0、NPNベースコンタクト52、NPNエミッタコン
タクト54、NPNコレクタコンタクト24、NMOS
ドレインコンタクト58、NMOSゲート60、NMO
Sソース/ウエルタップ62、PMOSドレイン64、
PMOSゲート66、PMOSソース/ウエルタップコ
ンタクト68が設けられている。
【0015】NPNトランジスタは、ベース領域72b
に対しての低抵抗経路として作用する低抵抗外因的乃至
はリンクベース領域72aが設けられている。NPNエ
ミッタ領域76がNPNエミッタコンタクト54から単
結晶エピタキシャル層内に拡散されている。PNPエミ
ッタ領域74が、部分的に、PNPエミッタコンタクト
48から拡散されたドーパントから形成されており且つ
部分的にベースコンタクト46とエミッタコンタクト4
8との間に注入されたドーパントから形成されている。
PNPトランジスタのベース領域は、一層高度にドープ
されたリンク乃至は外因的領域70aを有すると共に一
層軽度にドープされた真性ベース領域70bを有してい
る。領域74及び76は本明細書においてはエミッタコ
ンタクトと呼ぶが、これらの領域は、時々当業者により
それのみで又はその下側に存在する拡散領域と共に、エ
ミッタと呼ばれることがあることに注意すべきである。
本明細書においては、これらの用語上の差異に意味があ
るわけではない。側壁酸化物がNPNエミッタコンタク
54上及びPNPエミッタコンタクト48上に形成さ
れている。側壁酸化物は、PNPベースコンタクトの内
側側壁上、即ちエミッタコンタクトに最も近い側壁上に
形成されている。
【0016】薄いゲート酸化物層がNMOS及びPMO
Sトランジスタゲートの下側に設けられており、且つ側
壁酸化物がNMOS及びPMOSゲート上に設けられて
いる。好適実施例においては、NMOSゲートは高度に
ドープされ注入されたN+ポリシリコンから形成されて
おり、一方PMOSゲートはN+又はP+注入ポリシリ
コンから形成することが可能である。PMOSゲートに
おいてはN型ドーパントが好適である。なぜならば、N
+は一層高いキャリア移動度を持った埋め込み型チャン
ネルデバイスを提供し、一方P+は表面チャンネルデバ
イスを与えるからである。
【0017】例えばシリサイドコンタクトなどのような
金属性コンタクト78(即ち、金属を含有するコンタク
ト)がP+PNPエミッタコンタクト上に形成されてい
る。該シリサイドはエミッタコンタクトの頂部をカバー
すると共に、ベースコンタクト46上の側壁酸化物に到
達するまで単結晶エミッタ領域の上表面をカバーしてい
る。シリサイドコンタクト80は、PNPトランジスタ
のベースコンタクトの上表面をカバーしている。シリサ
イド82はPNPコレクタコンタクト34をカバーして
いる。
【0018】シリサイドは、更に、NPNバイポーラト
ランジスタベースコンタクト52とコンタクトしてい
る。シリサイドコンタクト84は、ベースコンタクトの
上部分、ベースコンタクトの側壁、及びベースコンタク
トの側壁からエミッタの側壁酸化物に到達するまでNP
Nベース領域の水平な上表面をカバー即ち被覆してい
る。別のシリサイドコンタクト86が、側壁スペーサ酸
化物領域の間のNPNエミッタの上部部分に沿って設け
られている。ここで示した耐火性金属コンタクトはコン
タクトの固有抵抗を減少させており、従ってこの様なデ
バイスを使用する製品の動作速度を向上させている。
【0019】同様に、シリサイドコンタクトがNPNコ
レクタコンタクト24、NMOSゲート60、PMOS
ゲート6、及びP+/N+ソース及びドレイン多結晶
コンタクト58,62,64,68に対して設けられて
いる。NPNエミッタ54に対するコンタクトと同じ
く、NMOS及びPMOSゲートのそれぞれに対するシ
リサイドコンタクト88及び90が側壁酸化物から側壁
酸化物にのみ延在している。逆に、NMOS及びPMO
Sソース及びドレインコンタクト用のシリサイドコンタ
クトが、ポリシリコンコンタクトの側壁をカバーし且つ
該ゲートの側壁酸化物に到達するまでソース及びドレイ
ンの水平方向部分に沿って延在している。本構成体は、
更に、相互接続のために使用される金属層94からデバ
イスを絶縁するために厚い(0.8乃至1.3ミクロン
で好適には約1.3ミクロン)酸化物層92を有してい
る。オプションとして、第一金属層と種々のシリサイド
領域との間の酸化物層92内の開口を充填するためにタ
ングステンプラグ96を設けることが可能である。付加
的な金属/酸化物相互接続層(不図示)を設け、更にそ
の上にパッシベーション層(不図示)を設けることも可
能である。
【0020】図1Aに示した装置は、各デバイスから最
適化された性能を有する単一基板内におけるPNP、N
PN、NMOS、PMOSデバイスの結合した利点を与
えている。同時に、最小のエキストラな処理ステップに
よりPNPデバイスを付加することが可能である。
【0021】図1Bは、図1Aに示したPNPトランジ
スタ4の別の実施例を示している。この実施例において
は、ベースコンタクト46が、エミッタコンタクト48
の延長部分の間に形成されている。図示した如く、この
実施例においては、ベースコンタクト46がエミッタコ
ンタクトストリップ48の間の中央ストリップである。
更に、Nウエル94が付加的な分離を与えている。
【0022】図1Cは、図1Aに示したPNPトランジ
スタ4の別の実施例を示している。この実施例において
は、エミッタ48が二つのストリンガ乃至はフィンガ4
8a及び48bに分割されている。シリサイドがそれら
の内側側壁に沿って及びそれらの間の単結晶領域の上部
に沿って両方の部分の上部を取囲んでいる。二つの多結
晶領域48a及び48bの間の単結晶領域はP型ドーパ
ントで注入されており、上側に存在するポリシリコンエ
ミッタコンタクトから拡散されたドーパントと関連して
P+エミッタ領域74を形成している。基本的には、縦
型PNPがP+ポリシリコンにより又はシリコン内への
P+注入により形成することが可能である。この実施例
においては、Si内へのP+注入は縦型PNPトランジ
スタのエミッタを形成することが意図されており、且つ
P+ポリシリコンはそのエミッタへのコンタクトを形成
するためにのみ使用される。
【0023】II.製造シーケンス 図2A乃至図2Eは、図1Aに示した如きPNP及びN
PNトランジスタを有するBiCMOSデバイス(装
置)の製造過程を示している。特に、図2Aはその製造
過程における第一段階においてのデバイスの断面を示し
ている。この段階に到達するためには、基板をデヌード
処理し、且つスクリーン酸化物層を形成する。次いで、
N+タブ即ちウエル18、NPN埋め込み層20、N+
チャンネルストップ40の砒素、アンチモンなどでの同
時的注入のためにマスクを行なう。これらの領域を形成
するために使用する注入エネルギは、好適には、約50
乃至200keVであり、且つ好適な範囲は約60乃至
80keVである。次いで、P+チャンネルストップ3
8、NMOSタブ即ちウエル16、及びPNP埋め込み
層30の同時的形成のためにマスクを行なう。これらの
領域を形成する場合に使用する注入エネルギは、好適に
は、約50乃至200keVの間であり、好適な範囲は
140乃至200keVである。P+領域を、好適に
は、ボロンでドープする。次いで、マスク及び酸化物を
除去し且つ例えば約1.1ミクロンの厚さを持ったドー
プしたN型エピタキシャルシリコン層14を基板の表面
に亘って成長させる。N型エピタキシャルシリコン層の
ドーパント濃度は、PMOSトランジスタのチャンネル
領域のみならずPNPトランジスタの真性ベース領域を
形成すべくセットされ且つ選択されている。次いで、付
着形成した熱酸化物及び窒化物の層を本装置の表面上に
形成する。
【0024】図2Bは次のシーケンスの製造ステップを
行なった後の装置を示している。熱酸化物及び窒化物の
サンドイッチした層を付着形成した後に、酸化物領域4
2a乃至42gが形成されるべきエピタキシャルシリコ
ンを露出させ且つ本装置の活性領域を保護するために、
ホトレジストマスクを表面上に形成する。該酸化物領域
は、一実施例においては公知の「アイソプレーナ」プロ
セスを使用して形成する。該プロセスは、シリコンエッ
チ手順及び深さを変化させることにより、且つ例えば米
国特許出願第07/502,943号に開示されている
如く異なった酸化物/窒化物/酸化物側壁層を選択する
ことにより修正することが可能である。次のシーケンス
の製造ステップを行なった後の装置の状態を図2Cに示
してある。フィールド酸化物領域を形成する場合に使用
した窒化物/酸化物を剥離し且つ約250Åの厚さを持
った成長形成したスクリーン酸化物層が基板の表面上に
形成されている。次いで、マスクを形成し、NPNトラ
ンジスタのシンク領域22のみを露出させる。ドーパン
トとして燐を使用し約1×1014及び1×1016/cm
2 の間のドーズで約100乃至190keVの注入エネ
ルギを使用してNPNシンク注入を実施する。次いで、
シンクマスクを除去し、且つ別のマスク/イオン注入を
実施して、ドーパントとして燐を使用して、PMOSト
ランジスタのチャンネル領域及びウエルをドープする。
好適実施例においては、PMOSウエル領域のために使
用する注入エネルギは、約50乃至200keVの間の
エネルギで、好適には約100乃至200keVのエネ
ルギである。次いで、シンク及びNウエルをアニールし
且つ窒素中において従来の熱サイクルで加熱することに
よりドライブインを行なう。
【0025】その後に、基板の表面上にマスクを形成
し、NMOS及びPMOSトランジスタ領域及びPNP
トランジスタのシンクのみを露出させる。このマスク
は、スレッシュホールド電圧注入のために使用される。
該注入は、スレッシュホールド電圧注入のために使用さ
れる。該注入は、必要に応じてNMOS及びPMOSト
ランジスタのスレッシュホールド電圧を調節するために
使用され、典型的に約|0.6|及び|1.0|Vの間に調
節される。好適実施例においては、スレッシュホールド
電圧注入は約1×1013乃至5×1013/cm2 の間の
ドーズで且つ好適には30乃至60keVのエネルギで
ボロンで注入を行なう。該ボロン及びPウエルから上方
拡散するP+がNMOSトランジスタに対するスレッシ
ュホールド電圧を設定する。Nウエル注入に関連してス
レッシュホールド電圧注入がPMOSスレッシュホール
ド電圧を設定する。好適実施例においては、スレッシュ
ホールド電圧注入は、究極的に、NMOSに対して0.
75±0.1且つPMOSトランジスタに対して−0.
85±0.1のスレッシュホールド電圧を有するトラン
ジスタを与える。この注入は、更に、PNPのコレクタ
抵抗を減少させる。次いで、スクリーン酸化物を剥離し
且つ薄い(135乃至165Åの程度)ゲート酸化物層
96を、当業者に公知の方法を使用して成長させる。次
いで、ポリシリコンの薄い(400乃至600Åの程
度)層を該薄いゲート酸化物層の上に付着形成し、且つ
マスクを該ポリシリコン層上に形成してNMOSゲート
及びPMOSゲートを画定する。プラズマエッチによ
り、NMOS及びPMOSゲート酸化物領域上のものを
除いて、基板の全ての領域から不所望のポリシリコンを
除去する。次いで、ウエットエッチングを使用して、下
側に存在する酸化物を除去する。この薄いポリシリコン
層によるゲート酸化物の保護は、著しく欠陥の少ないM
OSゲートを提供する。なぜならば、その場合に、ゲー
トは直接的にホトレジストに対して露出されていないか
らである。
【0026】ゲート酸化物マスクを除去し、且つ約10
00乃至4000Åで好適には約3200Åの厚さを有
する真性ポリシリコン44からなる別の層を、基板の表
面全体に亘って付着形成し、且つポリシリコン層44の
熱酸化によりキャップ酸化物層を形成する。次いで、ホ
トレジストでマスクして、少なくともバイポーラトラン
ジスタのベース領域及びレジスタの軽度にドープした領
域を露出させる。ある実施例においては、NMOS及び
PMOSトランジスタ領域のみが該マスクにより保護さ
れる。次いで、ベース注入を実施し且つベースをアニー
ルする。好適実施例においては、このベース注入は、約
30乃至100keVの間のエネルギを使用し、且つ好
適には約30乃至50keVの間の注入エネルギを使用
する。この注入のドーズは、好適には、約3×1013
至8×1015の間の範囲である。好適実施例において
は、アニールは、基板を30乃至60分の間900乃至
950℃へ加熱することにより実施され、その結果、ド
ーパント濃度が約1×1018乃至1×1019/cm3
間で且つ好適には約5×1018/cm3 であり約100
0乃至2000Åの厚さを有するP−ベース領域が得ら
れる。
【0027】オプションとして、PNPの特性に関し精
密な制御が要求される場合には、一つのエキストラなマ
スキング及び注入ステップを使用してPNPトランジス
タのN型ベースを形成する。このN型ベースは、NPN
トランジスタに対してP型ベースを形成したのと同一の
態様で形成される。一方、このN型ベースは、ポリシリ
コンの付着形成(層44)の前に形成することが可能で
ある。
【0028】その後に、マスクを形成して、領域48,
34,52,62を露出させ、それらの領域は、究極的
には、PNPエミッタコンタクト、PNPコレクタコン
タクト、抵抗の一部、ベースNPNコンタクト、コンタ
クト62となるものである。これらの領域は、ボロンを
使用して約1×1019乃至1×1020/cm3 の間のド
ーパント濃度で好適には約6×1019/cm3 のドーパ
ント濃度へP+へドープさせる。このP+マスクを除去
し、且つ別のマスクを本装置の表面上に形成して、領域
46,54,24,68を露出させる。これらの領域
は、究極的には、PNPベースコンタクト、NPNエミ
ッタコンタクト、NPNコレクタコンタクト、ソース/
ドレインコンタクト、MOSトランジスタのゲートとし
て使用されるものである。該領域は、約100keVの
エネルギで約5×1019乃至1×1020/cm3 の間の
濃度へ砒素注入を使用することによりN+へドープさせ
る。上述した如く、PMOSゲートは、N+又はP+の
何れかとすることが可能であり、従ってN+又はP+マ
スクの何れに設けることも可能である。次いで、約10
00乃至1200Åの間の厚さを持った窒化物層98
を、下側に存在するポリシリコンのエッチアンダーカッ
トを防止し且つ後のリンク注入がゲート及び種々のコン
タクト内に入込むことを防止する目的のために付着形成
させる。次いで、ポリシリコン層44を約15分の時間
の間900℃でアニールする。
【0029】次の一組の製造ステップを行なった後の装
置を図2Dに示してある。バイポーラトランジスタのベ
ース、エミッタ及びコレクタコンタクト及びNMOS及
びPMOSトランジスタのソース、ゲート及びドレイン
を保護するために、窒化物の表面上にマスクを形成す
る。塩素を使用してのドライエッチにより、MOSトラ
ンジスタのゲートのみならず、ベース、エミッタ、コレ
クタ、ソース及びドレインコンタクトが形成される。こ
のエッチは、バイポーラベース及びMOSFETのゲー
トに隣接したエピタキシャル領域が約1000乃至20
00Åだけ元のエピタキシャル表面より下側にエッチン
グされるように実施される。エッチマスクを除去する。
軽度にドープしたドレイン(LDD)注入を行なって、
NMOSトランジスタのソース及びドレインを、例え
ば、約20乃至50keVの間の注入エネルギで好適に
は約20乃至40keVの間の注入エネルギを使用して
例えば燐などのN型ドーパントで軽度に注入を行なう。
この注入の結果、約5×1017乃至1×1019/cm3
のドーパント濃度でNMOSゲートに対して自己整合さ
れたソース及びドレイン領域が得られる。
【0030】キャップ酸化物を成長させるための酸化ス
テップの後、例えばBF2 などのドーパントを使用した
P型LDDがNPNバイポーラトランジスタ及びPMO
Sトランジスタの表面に亘って実施され、PMOSトラ
ンジスタのソース及びドレイン及びNPNバイポーラト
ランジスタのベース領域がマスクにより露出される。エ
ミッタに自己整合されたより高度にドープされたP領域
が、PNPバイポーラトランジスタのベース内に形成さ
れ、且つゲートに対して自己整合された一層高度にドー
プされたP領域がPMOSトランジスタのゲートの周り
に形成される。注入エネルギは、好適には、約40乃至
60keVの範囲内である。図示した如く、一層高度に
ドープされたウエル結合部もNMOS及びPMOSコン
タクトから拡散される。更に、エミッタ領域が、PNP
及びNPNトランジスタの上側に存在するエミッタコン
タクトから拡散され、且つ高度にドープされた外因的ベ
ース領域がNPN及びPNPトランジスタのベースコン
タクトから拡散される。
【0031】窒化物を本装置の表面から剥離し、且つ低
温酸化物(LTO)付着が行なわれる。シリサイド排除
マスク(不図示)を本装置上で、シリサイド形成が所望
されない箇所(例えば、抵抗の中央部分の上)のポリシ
リコン領域上に形成する。次いで、酸化物をエッチバッ
クし、当業者の公知の方法を使用して、ソースコンタク
ト、ドレインコンタクト、ゲート、エミッタ、ベースコ
ンタクト及びコレクタコンタクトの露出された側部上に
スペーサ酸化物を残存させる。次いで、図2Dに示した
マスクを、NPN及びPNPエミッタ、NMOS及びP
MOSトランジスタのゲート、PNPベースコンタクト
の内側側壁(即ち、エミッタコンタクトに最も近いベー
スコンタクトの側壁)、及び抵抗上の少なくとも側壁酸
化物を保護するために、本装置上に形成する。本装置
を、約1分間の間BOEでエッチングし、且つ露出され
た酸化物を抵抗/ベースコンタクト、コレクタコンタク
ト、及びNMOS及びPMOSトランジスタのソース及
びドレインコンタクトの側壁から除去する。
【0032】図2Eを参照すると、マスクを形成し、且
つそこに示した領域、即ちPMOSトランジスタのソー
ス/ドレインの領域、NPNトランジスタの外因的ベー
ス領域、及びPNPトランジスタのエミッタコンタクト
に隣接した露出された単結晶領域において高度のP+
(BF2 )注入を行なう。この注入の目的は、MOSト
ランジスタのソース及びドレイン及びNPNトランジス
タの外因的ベース領域の抵抗値を更に低下させることで
ある。この注入は、TiSi2 (シリサイド)とN型エ
ピタキシャルとの間の寄生ショットキーダイオードの形
成を防止するのに役立つ。この注入は、約40乃至60
keVの間のエネルギを使用する。
【0033】最後の一組の製造ステップは、図1Aに示
した如き装置を完成するのに貢献する。ソース/ドレイ
ン領域を形成し且つそれらの抵抗値を低下させる目的の
ために、NMOSトランジスタのソース/ドレインの領
域内においてN+(砒素)注入を行なう。この砒素注入
は、約50乃至100keVの間のエネルギを使用す
る。次いで、オプションとして、本装置を約10乃至3
0分の間約900乃至950℃の温度で、又は迅速熱ア
ニールプロセスを使用して約10乃至30秒の間100
0乃至1100℃の温度においてアニーリングを行な
う。
【0034】次いで、例えばチタン、モリブデン、タン
タル、タングステンなどのような耐火性金属からなる層
を本装置の表面全体に付着形成させる。当業者に公知の
方法を使用して、この層を加熱して、付着形成された金
属がポリシリコンと接触する領域において金属シリサイ
ドを形成する。次いで、残存する反応しなかった金属を
本装置からエッチング除去する。
【0035】次いで、酸化物層92を付着形成し且つマ
スクしてその中にコンタクト孔を形成する。金属を本装
置の表面上に付着形成し、マスクし、且つ選択した領域
からエッチングする。別の実施例においては、これらの
コンタクト孔はタングステンで充填し且つ金属相互接続
層を付着形成する前に平坦な表面を形成すべくエッチバ
ックする。その後に、付加的なメタリゼーション層を形
成し、且つ本装置をパッシベートして、図1Aに示した
如き構成を与える。
【0036】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 PNP及びNPNの両方のバイポーラトラ
ンジスタを有するBiCMOS装置を示した概略断面
図。
【図1B】 別の実施例のPNPトランジスタを示した
概略断面図。
【図1C】 更に別の実施例のPNPトランジスタを示
した概略断面図。
【図2A】 図1Aに示したBiCMOS装置を製造す
るプロセスの1段階における状態を示した概略断面図。
【図2B】 図1Aに示したBiCMOS装置を製造す
るプロセスの1段階における状態を示した概略断面図。
【図2C】 図1Aに示したBiCMOS装置を製造す
るプロセスの1段階における状態を示した概略断面図。
【図2D】 図1Aに示したBiCMOS装置を製造す
るプロセスの1段階における状態を示した概略断面図。
【図2E】 図1Aに示したBiCMOS装置を製造す
るプロセスの1段階における状態を示した概略断面図。
【符号の説明】
1 BiCMOS構成体 2 NPN装置 4 PNPトランジスタ 6 NMOS装置 8 PMOS装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−136358(JP,A) 特開 昭61−171160(JP,A) 特開 昭63−237471(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8249 H01L 27/06

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nチャンネル(NMOS)電界効果トラ
    ンジスタ及びPチャンネル(PMOS)電界効果トラン
    ジスタと共通の基板内にPNPトランジスタを有する半
    導体装置の製造方法において、 前記基板の前記PNPトランジスタの埋め込み層の少な
    くとも一部を形成する第一領域及び前記NMOSトラン
    ジスタのウエル領域を形成する第二領域内にP型ドーパ
    ントを注入し、 少なくとも前記第一及び前記第二領域上にエピタキシャ
    ルシリコン層を形成し、前記エピタキシャルシリコン層
    の第一部分は前記PNPトランジスタのベース領域を形
    成し且つ前記エピタキシャルシリコン層の第二部分は前
    記PMOSトランジスタのチャンネル領域を形成し、 前記エピタキシャル層上に多結晶シリコン層を形成し且
    つ前記PNPトランジスタのエミッタコンタクトを形成
    するために前記多結晶シリコン層の少なくとも一部をP
    型ドーパントでドーピングし、 前記エミッタコンタクトから前記P型ドーパントを拡散
    させて前記PNPトランジスタの前記ベース領域とコン
    タクトしてエミッタ領域を形成し、 前記NMOS及びPMOSトランジスタのチャンネル領
    域とコンタクトしてソース領域及びドレイン領域を形成
    し、 前記PNPトランジスタの前記エミッタ領域に隣接して
    前記エピタキシャル層内に及びPMOSトランジスタの
    ソース及びドレイン領域内に高度にドープしたP型領域
    を形成するためにP型ドーパントを注入する、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に、 前記エピタキシャル層を形成するステップの後に、前記
    PMOSトランジスタのチャンネル領域内にN型ドーパ
    ントを注入し、 前記PMOSトランジスタのチャンネル領域、前記NM
    OSトランジスタのチャンネル領域及び前記PNPトラ
    ンジスタのシンク領域内にP型ドーパントを注入し、前
    記P型ドーパントを注入するステップが前記NMOS及
    びPMOSトランジスタのスレッシュホールド電圧を設
    定する、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に、 前記PNPベース上方の前記多結晶シリコン層内にN型
    ドーパントを注入し、 前記多結晶シリコン層から前記PNPベース内に前記N
    型ドーパントを拡散させる、 上記ステップにより前記PNPトランジスタのベース内
    に付加的なN型ドーパントを供給させることを特徴とす
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、更に、前記基板内に
    NPNトランジスタを形成すると共に前記NPNトラン
    ジスタに隣接してP型チャンネルストップを形成するス
    テップを有しており、前記第一及び第二領域内にP型ド
    ーパントを注入するステップが更に前記P型チャンネル
    ストップを形成するためにP型ドーパントを注入するこ
    とを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、更に、前記NPNト
    ランジスタの埋め込み層を形成するために前記基板内に
    N型ドーパントを注入するステップを有しており、前記
    N型ドーパントを注入するステップが更に前記PNPト
    ランジスタに隣接してN型チャンネルストップを形成す
    ることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記N型ドーパント
    を注入するステップが更にPチャンネル電界効果トラン
    ジスタのウエル領域を形成することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記エピタキシャル
    層を形成するステップがN型エピタキシャル層を形成す
    るステップであり、前記N型エピタキシャル層が前記P
    NPトランジスタのベース領域のドーパント濃度及び前
    記Pチャンネル電界効果トランジスタのチャンネル領域
    を設定することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項4において、更に、前記多結晶シ
    リコン層の各コンタクトの側壁上に酸化物側壁を形成す
    るステップを有することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、更に、前記NPNト
    ランジスタのベースコンタクトから酸化物側壁を除去す
    るステップを有することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 共通基板にNチャンネル及びPチャン
    ネル電界効果トランジスタとNPN及びPNPバイポー
    ラトランジスタとを有する半導体の製造方法において、 P型基板内にP型ドーパントを注入して前記PNPトラ
    ンジスタのチャンネル領域と、前記NPNトランジスタ
    に隣接したチャンネルストップと、前記Nチャンネル電
    界効果トランジスタのウエル領域とを同時的に形成し、 N型ドーパントを注入して前記PNPトランジスタに隣
    接したN型チャンネルストップと、前記NPNトランジ
    スタのチャンネル領域と、前記Pチャンネル電界効果ト
    ランジスタのウエル領域とを同時的に形成し、 前記基板上にN型エピタキシャル層を付着形成し、前記
    N型エピタキシャル層は前記PNPトランジスタのベー
    ス領域を形成し、 前記NPNトランジスタのP型ベース領域及び前記Nチ
    ャンネル電界効果トランジスタのPチャンネル領域を形
    成し、 前記エピタキシャル層上に多結晶シリコン層を形成し且
    つ前記多結晶シリコン層をエッチングして前記トランジ
    スタのゲート及びコンタクトを形成し、 前記PNPトランジスタ及び前記NPNトランジスタの
    各エミッタコンタクトの側壁上に酸化物側壁を形成し、 P型ドーパントを注入して前記NPN及びPNPトラン
    ジスタのエミッタコンタクトに隣接し且つ前記Pチャン
    ネル電界効果トランジスタのゲートに隣接して高度にド
    ープしたP型領域を形成し、 前記基板の表面に沿って露出されたシリコン上にシリサ
    イドコンタクト層を形成する、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。
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