JP3253221B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3253221B2
JP3253221B2 JP25347994A JP25347994A JP3253221B2 JP 3253221 B2 JP3253221 B2 JP 3253221B2 JP 25347994 A JP25347994 A JP 25347994A JP 25347994 A JP25347994 A JP 25347994A JP 3253221 B2 JP3253221 B2 JP 3253221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式或いは静電
記録式の画像形成装置に関し、特に記録材担持体に記録
材を担持し、像担持体上に形成された複数色の可視画像
を同一記録材に重ね転写するカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【背景技術】フルカラー画像を形成するためのカラー画
像形成装置の一例を図14を参照して次に説明する。
【0003】本例において、カラー画像形成装置は、像
担持体である感光ドラム1が矢印方向に回転自在に担持
され、感光ドラム1の周りにコロナ帯電器2、光学系
3、現像装置4、転写装置5、クリーニング器6が配置
される。
【0004】光学系3は、原稿走査部と色分解フィルタ
からなり、色分解された光像、又はこれに相当する光像
Eを感光ドラム1に照射する例えば図示レーザビーム露
光装置である。
【0005】帯電器2により一様に帯電された感光ドラ
ム1に、各色分解ごとに光像Eを照射し、潜像を形成す
る。現像装置4は固定現像器とされ、感光ドラム1の周
りに4個の現像器、つまりイエロー現像器4y、シアン
現像器4c、マゼンタ現像器4m、ブラック現像器4b
kを配置し、感光ドラム1上の潜像を現像し、感光ドラ
ム1上に樹脂を基体としたトナーにより画像を形成す
る。
【0006】さらに、感光ドラム1上のトナー画像は、
記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感
光ドラム1と対向した位置に(図中点線で示した紙パス
に従って)供給された記録材に転写される。転写装置5
は、本例では転写ドラム5a、転写コロナ帯電器5b、
記録材を静電吸着させるための吸着コロナ帯電器5cと
対向する吸着ローラ5g、内側コロナ帯電器5d、外側
コロナ帯電器5eとを有し、回転駆動されるように軸支
された転写ドラム5aの周面開口域には誘電体からなる
記録材担持シート5fが円筒状に一体的に張設されてい
る。
【0007】転写ドラム5aが矢印方向に回転するに従
って感光ドラム1上のトナー像は転写帯電器5bより記
録材担持シート5fに担持された記録材上に転写され
る。
【0008】記録材担持シート5fに吸着搬送される記
録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画像が
形成される。
【0009】このようにして所望数のトナー像の転写が
終了すると記録材は転写ドラム5aから分離手段8によ
って分離され、熱ローラ定着器9を介してトレイ10に
排紙される。
【0010】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
をクリーニング器6で清掃された後再度画像形成工程に
供せられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような技術の画像形成装置においては、転写装置の記録
材担持体たる記録材担持シートに記録材を繰り返して吸
着した場合、記録材が記録材担持シートに十分に吸着さ
れずに剥がれてしまい、紙づまりを起こすといった問題
があった。
【0012】この原因は、装置の長時間使用に伴い、記
録材を記録材担持シートに吸着させる力が減少するから
である。これは、主な記録材である紙から脱落した粉
(紙粉)が記録材担持シートに付着・堆積し、記録材を
記録材担持シートに静電的に吸着させている電荷を逃が
すからである。
【0013】またこの問題は、高湿環境下において助長
され、像担持体たる感光ドラムの曲率が大きい場合に更
に助長される。
【0014】また、記録材として厚紙を使用する場合、
大きな静電吸着力が必要となり、前述の問題はより深刻
となる。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めの本発明は、記録材を担持搬送する記録材担持体と、
該記録材担持体に担持された記録材に画像を形成する画
像形成手段と、を有する画像形成装置において、表面に
研磨剤を含有し、前記記録材担持体を研磨する研磨手段
と、画像を形成した記録材の枚数を記憶する記憶手段
と、温度及び湿度を検知する検知手段と、を備え、前記
検知手段の検知結果に基づいて絶対水分量を算出し、前
記記憶手段が記憶する値が所定枚数に達し、かつ前記算
出された絶対水分量が所定値以上のとき、前記研磨手段
による研磨動作を行う。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置の、特にそ
の特徴とする転写装置を図面に則して更に詳しく説明す
る。尚、前出の部材と同一の部材については同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0017】実施例1 本実施例における画像形成装置は、図14により説明し
た従来のカラー画像形成装置と略同一な構成であり、図
1に示すように転写装置5に記録材担持シート5f表面
を研磨するための研磨手段たる研磨ローラ5kを付設し
た点が異なっている。
【0018】図2及び3に示すように、研磨ローラ5k
は基材たるアルミパイプ50と、その周囲に巻き付けら
れた研磨シート51とから概略構成されている。研磨シ
ート51は、樹脂のシート上に研磨剤としてのアルミナ
の粒子が表面に一様に糊着されたものである。又、研磨
ローラ5kの長手方向の長さL1は300mm、又直径
D1は20mmに設定されている。
【0019】また、研磨ローラ5kは、図示しないモー
タによってアルミパイプ50の長手方向中心線の回りに
回転可能とされ、かつ図示しない偏心カムによって揺動
自在とされ、記録材担持シート5fに対して接離自在に
構成されている。
【0020】本実施例において、研磨ローラ5kは、
(i)研磨ローラの先の作動からコピー枚数が1500
枚に達した場合、(ii)研磨ローラの先の作動からコ
ピー枚数が1000枚〜1500枚に達し、装置本体の
メインスイッチが一旦オフされ、再びオンされた場合、
に動作する。
【0021】尚、研磨ローラ動作中においては、装置本
体は待機状態に入り、他の部材に任意の動作をさせない
構成とされている。
【0022】次に、図4を参照して研磨ローラの動作制
御について説明する。コピー枚数カウンタ22及びメイ
ンスイッチ24の信号は画像形成装置に内蔵されたCP
U20によって管理される。CPU20は、研磨ローラ
が作動したときのカウンタ22の値を記憶しており、先
に作動した時点から、又は0枚の時点からコピー枚数が
1500枚に達した場合、モーター26及び偏心カム2
8を動作させ、同時に転写ドラム5aを回転させ記録材
担持シート5fの研磨を行う。尚、モーター26の回転
数は例えば1500rpmに設定する。
【0023】記録材担持シート5fに対する研磨ローラ
5kの回転方向及び良好な研磨を行うために必要とされ
る回転回数は、下記の表1に示すような実験的に求めた
結果に基づいて決定することができる。
【0024】
【表1】
【0025】表1において、例えば研磨ローラを順方向
に回転数1000rpmで回転させた場合、40周分の
回転が適当とされる。尚、研磨ローラの順方向とは、図
5に示すように、転写ドラム5aの回転方向をa方向と
したとき、研磨ローラ5kのb方向の回転方向であり、
逆方向とはc方向の回転方向とした。
【0026】ところで、上述のように、画像形成の高画
質化・高速化のため、径の大きな像担持体を使用するこ
とが望まれているが、像担持体の曲率を大きくすること
により、記録材担持シートからの記録材の剥離が助長さ
れる。剥離が特に助長されるのは、転写部における記録
材担持体の曲率半径をXとし、像担持体の曲率半径をY
としたときにY≧X/2の場合であるので、この場合に
は剥離を防止するために記録材担持体を研磨することが
より必要となる。特に、Y≧X/1.1のときは記録材
の剥離を防止するために記録材担持体を研磨することが
より必要となる。
【0027】以上のように、所定の条件下において、研
磨ローラにより記録材担持シートを研磨することによ
り、記録材吸着力低下を防止でき、紙づまり等の不具合
を解消することができる。
【0028】実施例2 次に、図6を参照して、本発明による画像形成装置の第
2の実施例について説明する。尚、本実施例は第1の実
施例と同様に図14により説明した従来のカラー画像形
成装置と略同一な構成であり、第1実施例の研磨ローラ
に加えて、更に研磨ローラ5kによって削られた記録材
担持シート5fの削り粉を回収するためのスクレイパー
5mを付設した点が異なっている。又、研磨ローラ5k
の構成及び動作は第1の実施例と同じであり、従ってそ
の説明を省略する。
【0029】本実施例においては、研磨ローラ5kの、
転写ドラム5a回転方向下流側にスクレイパー5mを設
けた。このスクレイパー5mによって、研磨ローラ5k
によって削られた記録材担持シート5fの削り粉を回収
することができる。
【0030】これにより、研磨ローラ5kの作動により
生じた削り粉による機内の汚染を防止することができる
と共に、第1実施例と同様の効果を得ることができた。
【0031】実施例3 次に、図7を参照して、本発明による画像形成装置の第
3の実施例について説明する。尚、本実施例は第1の実
施例と同様に図14により説明した従来のカラー画像形
成装置と略同一な構成であり、第1実施例の研磨ローラ
を制御するに際して、画像形成装置内の温湿度に基づき
研磨ローラの作動を制御する点において異なっている。
又、研磨ローラ5kの構成及び動作は第1の実施例と同
じであり、従ってその説明を省略する。
【0032】図7の研磨ローラの動作制御を示すブロッ
ク図において、コピー枚数カウンタ22、メインスイッ
チ24及びメインモータ等29の信号は画像形成装置に
内蔵されたCPU20によって管理される。CPU20
は、研磨ローラが作動したときのカウンタ22の値を記
憶しており、先に作動した時点から、又は0枚の時点か
らコピー枚数が1500枚に達した場合、モーター26
及び偏心カム28を動作させ、同時に転写ドラム5aを
回転させ記録材担持シート5fの研磨を行う。
【0033】このとき、本実施例では、画像形成装置内
の温度T及び湿度Hを検知する温湿度センサ40が付設
されており、温湿度センサ40によって検知された温湿
度をテーブル30に照合して、絶対水分量を算出し、そ
の値に基づき研磨ローラの動作を制御する。
【0034】ここで本実施例では、空気1kg中に含ま
れる水分量10.5gを境界として研磨ローラの作動を
制御している。この水分量10.5gは例えば温度が2
3℃で湿度が60%のときに空気1kg中に含まれる値
である。即ち、転写ドラム5aに付着している紙粉は空
気中の水分を吸収することによってその抵抗値が低下す
る。そして抵抗値が下がった紙粉を介して吸着電荷が逃
げてしまい、転写ドラム5aから記録材がはがれやすく
なる。
【0035】そこで本実施例では、温湿度センサ40の
検知結果に基づいて算出された絶対水分量が10.5
(g/kg)以上のときで、かつコピー枚数が所定枚数
に達したときに研磨ローラを作動させる。
【0036】従って、本実施例では、絶対水分量が1
0.5(g/kg)以下のとき研磨ローラの作動を禁止
しているため、研磨ローラを効率的に動作させることが
でき、過剰な研磨動作を無くすことができる。従って、
研磨ローラ動作時における記録材担持シートへの負担を
軽減することができると共に、第1の実施例と同様の効
果を得ることができた。
【0037】実施例4 次に、本発明による画像形成装置の第4実施例について
図8及び9を参照して説明する。本実施例における画像
形成装置は、図14により説明した従来のカラー画像形
成装置と略同一な構成であり、図1に示すような、転写
装置5に記録材担持シート5f表面を研磨するための研
磨手段をとして、前実施例の研磨ローラの代わりにファ
ーブラシ5k’を付設した点が異なっている。
【0038】ファーブラシ5k’は、図9及び10に示
すように、芯部材52と、芯部52の回りに植設された
ブラシ部材53とから概略構成されている。ブラシ部材
53の素材としては、記録材担持シート5fを研磨する
ことが可能な硬度と剛度とを有するものが用いられる。
【0039】尚、ファーブラシ5k’の長手方向の長さ
L4は300mm、又直径D4は300mmに設定され
ている。
【0040】このように、記録材担持シートの研磨部材
としてファーブラシを採用することにより、第1の実施
例と同様な効果を得ることができた。
【0041】実施例5 次に、図10ないし図12を参照して、本発明による画
像形成装置の第5実施例について説明する。尚、本実施
例における画像形成装置は、図14に図示して既述した
従来のカラー画像形成装置と略同一な構成であり、図1
に示したような、転写装置5に記録材担持シート5f表
面を研磨するための研磨手段をとして、前実施例の研磨
ローラ又はファーブラシの代わりに揺動研磨部材5k”
を付設した点が異なっている。
【0042】本実施例の揺動研磨部材5k”は、図10
に示すように、外側コロナ帯電器5eの、転写ドラム5
aの回転方向下流側に設けられ、又、図11及び図12
に示すように、転写ドラム5aの長手方向に延設された
支持板金54及び該支持板金54の略下半分に貼設され
た研磨シート55から概略構成され、図示されない電磁
ソレノイドによって記録材担持シート5fに対して離接
するように揺動する。
【0043】これにより、第1の実施例と同様に、記録
材担持シートの記録材吸着力低下を防止でき、紙づまり
等の不具合を解消することができた。
【0044】実施例6 次に、図13を参照して、本発明による画像形成装置の
第6の実施例について説明する。本実施例における画像
形成装置は、図14により説明した従来のカラー画像形
成装置と略同一な構成であり、同一部材については同一
符合を付した。
【0045】図13において、本実施例のカラー画像形
成装置は、像担持体である感光ドラム1が矢印方向に回
転自在に担持され、感光ドラム1の周りにコロナ帯電器
2、光学系3、現像装置4、転写装置5、クリーニング
器6が配置される。
【0046】光学系3は、原稿走査部と色分解フィルタ
からなり、色分解された光像、又はこれに相当する光像
Eを感光ドラム1に照射する例えば図示レーザビーム露
光装置である。
【0047】帯電器2により一様に帯電された感光ドラ
ム1に、各色分解ごとに光像Eを照射し、潜像を形成す
る。現像装置4は固定現像器とされ、感光ドラム1の周
りに4個の現像器、つまりイエロー現像器4y、シアン
現像器4c、マゼンタ現像器4m、ブラック現像器4b
kを配置し、感光ドラム1上の潜像を現像し、感光ドラ
ム1上に樹脂を基体としたトナーにより画像を形成す
る。
【0048】さらに、感光ドラム1上のトナー画像は、
記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感
光ドラム1と対向した位置に(図中点線で示した紙パス
に従って)供給された記録材に転写される。転写装置5
は、本例では記録材担持シート5f’、転写コロナ帯電
器5b、内側コロナ帯電器5dを有している。
【0049】記録材担持シート5f’が矢印方向に回転
するに従って感光ドラム1上のトナー像は記録材担持シ
ート5fに担持された記録材上に転写される。
【0050】記録材担持シート5f’に吸着搬送される
記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画像
が形成される。
【0051】このようにして所望数のトナー像の転写が
終了すると記録材は転写ドラム5aから分離手段8によ
って分離され、熱ローラ定着器9を介してトレイ10に
排紙される。
【0052】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
をクリーニング器6で清掃された後再度画像形成工程に
供せられる。
【0053】図14に示すように、研磨手段5kは外側
コロナ帯電器5eの、記録材担持シート5f’の回転方
向下流側に設けられている。
【0054】また、研磨手段5kは、前実施例の研磨ロ
ーラ、ファーブラシ、揺動研磨部材等としてよい。
【0055】本実施例の画像形成装置においても、記録
材担持シートを研磨するための研磨手段を配設すること
により、記録材担持シートの記録材吸着力低下を防止で
き、紙づまり等の不具合を解消することができた。
【0056】実施例7 図17に、本実施例の4色フルカラー画像形成装置の概
略構成を示す。
【0057】まず、画像形成装置の構成を簡単に説明す
ると、装置本体のほぼ中央に、像担持体としての感光ド
ラム61を備えている。感光ドラム61は、矢印R1方
向に回転自在に支持されており、その周囲には、回転方
向に沿って順に、一次帯電器62、露光手段63、現像
装置64、転写装置65、そしてクリーニング器66が
配設されている。また、転写装置65の下方には、記録
材Pの給紙搬送部68が配設されている。給紙搬送部6
8は、大きさの異なる記録材Pをそれぞれ積載収納する
複数の給紙カセット68a、給紙カセット68aから記
録材Pを給紙する給紙ローラ68b、そしてレジストロ
ーラ68c等を有しており、同図点線にて図示する搬送
パスを形成している。転写装置65の下流側に、分離手
段69、定着器610、そして排紙部611が順に配置
されている。
【0058】つづいて、上述の構成の画像形成装置の動
作を、適宜構成を追加しながら説明する。不図示の駆動
手段によって矢印R1方向に回転駆動された感光ドラム
61は、その表面が一次帯電器62によって均一に帯電
される。露光手段63は、原稿走査部と色分解フィルタ
を有し、色分解された光像Eまたはこれに相当する光像
Eを照射する。露光手段63としては、例えばレーザビ
ーム露光装置を使用することができ、均一に帯電された
感光ドラム61表面に、各分解色ごとに光像E(例えば
イエローの光像)を照射し、照射部分の電荷を除去して
静電潜像を形成する。静電潜像は、現像装置64によっ
て顕像化される。現像装置64は、中心軸64dを中心
にして回転駆動される回転支持体64eと、回転支持体
64eに搭載された4個の現像器、すなわちイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを収納した
現像器64Y、64M、64C、64Bkとを有する。
そして現像に供せられるイエローの現像器64Yが、回
転支持体64eの回転によって感光ドラム61表面に対
向する現像位置に移動され、現像スリーブを介して感光
ドラム61上の静電潜像にイエローのトナーを付着させ
てトナー像を形成する。
【0059】イエローのトナー像は、給紙搬送部68か
ら転写装置65に供給されてきた記録材Pに転写され
る。給紙搬送部68には、大きさの異なる記録材Pをそ
れぞれ積載収納する複数の給紙カセット68aが配置さ
れ、所定の記録材Pが給紙ローラ68b、多数の搬送ロ
ーラ、レジストローラ68cを介して所定のタイミング
で転写装置65に供給される。転写装置65は、転写ド
ラム65a、転写帯電器65b、記録材Pを静電吸着さ
せるための吸着帯電器65cとこれに対向する吸着ロー
ラ65d、内側帯電器65e、そして外側帯電器65f
を有し、矢印R5方向に回転駆動される転写ドラム65
aには、その周面開口域に、誘電体からなる記録材担持
シート65gが円筒状に一体的に張設されている。さら
に、記録材担持シート65gを挟んで相互の対向するよ
うにして転写クリーナ613a、バックアップブラシ6
13bが配置されている。そして、この転写クリーナ6
13aの転写ドラム65の下流側にオイル除去クリーニ
ング装置616が配設されている。給紙搬送部68から
供給されてきた記録材Pは、転写ドラム65a表面に吸
着され、転写ドラム65aの回転に伴って矢印R5方向
に回転し、転写帯電器65bによって感光ドラム61上
のイエローのトナー像が転写される。トナー像転写後の
感光ドラム61は、表面の残留トナーが除去されて、次
の画像形成に供される。
【0060】以上で、記録材Pに対するイエローのトナ
ー像の転写が終了する。同様の画像形成プロセスが、他
のマゼンタ、シアン、ブラックの各色についても繰り返
し行われ、これにより転写ドラム5a上の記録材P上に
は、4色分のトナー像が転写される。
【0061】4色のトナー像の転写が終了した記録材P
は、分離手段69の分離帯電器69a、分離爪69bに
よって転写ドラム65a表面から分離され、未定着(静
電的に付着している)のトナー像を表面に担持した状態
で搬送ベルト626により定着器610に搬送される。
【0062】一方、表面に担持していた記録材Pがなく
なった転写ドラム65aは、表面に付着した不要なトナ
ーが転写クリーナ613aによって除去され、次の記録
材Pの担持に供される。
【0063】定着器610は、ヒータ(熱源)を内包し
た定着ローラ610aと、下方からこれに圧接された加
圧ローラ610bとを有し、両ローラ610a、610
bのニップ部にて記録材Pを挟持搬送しながら加熱加圧
してトナー像を溶融固着させて定着する。定着後の記録
材Pは、排紙トレイ611上に排出され、4色フルカラ
ーの画像形成が完了する。
【0064】ここで、前述のように定着ローラ601a
にはその表面にオイルが塗布されている。即ち、定着時
には、記録材P表面にも微量ながらオイルか塗布され
る。従って、この1面目にオイルが付着された記録材の
1面目を転写ドラム65a表面に密着させた状態で担持
させ、その2面目に画像形成を行う際に、転写ドラム6
5a表面にオイルが付着する。
【0065】そこで1面目に画像が定着された記録材の
2面目への転写終了後、転写材Pがなくなった転写ドラ
ム65aに付着した不要なトナーを転写クリーナ613
aによって除去し、さらにオイル除去クリーニング装置
616によって転写ドラム65aに付着した不要なオイ
ルを除去する。
【0066】図15に、本発明本実施例に係るオイルク
リーニング部材617の拡大断面図を、また図16にオ
イルクリーニング部材617を有するオイル除去クリー
ニング装置616の縦断面図を示す。
【0067】図16のオイル除去クリーニング装置61
6において、オイルクリーニング部材としての不織布6
17は、芯金618の周りにウェブ状に巻かれており、
芯金619の矢印K方向の回転によって、徐々に芯金6
18から巻き解かれて芯金619に巻取られていく。芯
金618と、芯金619との間において、不織布617
は、周囲をスポンジ層で巻かれた芯金620によって、
背面側から記録材担持シート65g表面に押し付けられ
ている。これにより、不織布617は、記録材担持シー
ト65g表面に摺擦しながら、表面に付着しているオイ
ルを払拭する。
【0068】オイル除去クリーニング装置616全体
は、不図示の軸を中心にして揺動可能に支持されてお
り、これにより不織布617が記録材担持シート65g
に対し、接触したり、離反したりするように構成されて
いる。クリーニングを行うタイミングは、例えば記録材
Pが記録材担持シート65gから分離しされるときと同
じ回転中、すなわち記録材Pが分離された後、記録材担
持シート65g表面の、記録材Pの裏面に接触していた
部分が、感光ドラム61表面に接触する前に行うのが好
ましい。こうすることにより、記録材Pから記録材担持
シート65g表面に転着したオイルが、感光ドラム61
表面に転着されることがない。
【0069】図15において、不織布617は、オイル
除去層(表面層)617aと、オイル除去層617aに
対して被清掃部材とは反対側に設けられたオイル吸収層
(内側層)617bの2層構成となっている。クリーニ
ングする場合は、オイル除去層617aがクリーニング
対象(被清掃部材)に接触することになる。ここで、不
織布617が、オイル除去層617aのみで構成されて
いる場合には、オイル除去層617aの表面で除去した
オイルはオイル除去層617aの内側へと拡散していく
が、単一部材であるため、オイルの密度が表面側も内側
も同一となってしまい、表面でのオイル除去能力の耐久
性が悪くなってしまう。このため、不織布617をある
速度以上で移動させて、次々とオイル除去層617aの
新規の部分を記録材担持シート65g表面に接触させる
ことが必要となり、ランニングコストが高くなる。
【0070】そこで、本実施例では、図15に示すよう
に、不織布617をオイル除去層617aとオイル吸収
層617bとの異なる材質の2層構成とし、かつオイル
除去層617aの材質の親油性よりもオイル吸収層61
7bの材質の親油性の方が高くなるような部材の組み合
わせによって両者を構成した。これにより、オイル除去
層617aの表面で除去されオイル除去層617aの内
部へと拡散していったオイルは、さらにオイル吸収層6
17bへと拡散していっても、オイル吸収層617bの
方が親油性が高いために、オイル除去層617aの方へ
と戻ることがない。つまり、オイル吸収層617bの方
がオイル保持力が強いということであり、このためオイ
ル除去層617aは、オイル密度が低くなるため、オイ
ル除去能力に関する耐久性が向上する。
【0071】なお、本実施例においては、不織布617
として、以下のものを用いた。 (オイル除去層617a) ・繊維の材質:ナイロンとポリエステルの合成繊維 ・繊維の太さ:平均太さ4μm ・不織布の密度:0.170g/cm3 ・不織布の厚さ:500μm (オイル吸収層617b) ・繊維の材質:ポリプロピレン ・繊維の太さ:平均太さ3.5μm ・不織布の密度:0.267g/cm3 ・不織布の厚さ:300μm また、不織布617を構成している繊維の材質として
は、本実施例の他、ポリプロピレン、ポリエステル、ナ
イロン、アクリル、ビニロン及びこれらの合成繊維につ
いて検討を行い、オイル除去層617aの材質よりもオ
イル吸収層617bの材質の方の親油性を高くすること
により、本発明の効果が得られた。なお、これらの材質
においては、親油性の高い順番は、上述の順番とおりで
あり、ポリプロピレンが一番高い。これはポリプロピレ
ンが最も親油性の強い親油基(CH3CHCH2−)を有
することに起因する。
【0072】さらに、これらの材質を不織布としてでは
なく、適当に織ったり、編んだりして布として使用した
が、織った(編んだ)方向にオイルの拭き取りムラが生
じてしまい、オイルクリーニング部材として使用するた
めには、その設定条件の範囲が狭くなってしまい好まし
くなかった。
【0073】実施例8 本発明の効果をさらに有効に発揮するためには、オイル
吸収層617bのオイル保持力をさらに向上させればよ
い。
【0074】オイルクリーニング部材617を、実施例
7で説明した材質の部材を用いて、オイル除去層617
aとオイル吸収層617bとの2層に構成するのは、実
施例7と同様であるが、本実施例においては、オイル除
去層617aの繊維密度よりもオイル吸収層617bの
繊維密度を低くしている。具体的には、オイル除去層6
17aとしては、密度0.170g/cm3 のナイロン
不織布を、またオイル吸収層617bとしては、密度
0.10g/cm3 のポリプロピレン不織布を用いてい
る。不織布が低密度であるということは、それだけ繊維
間の間隔が広がっているということであり、その空隙に
オイルを保持することができるので、低密度の方がオイ
ル保持性能において優れている。
【0075】このようにすることにより、オイル除去層
617aで除去したオイルがさらにオイル吸収層617
bで保持されやすくなるので、一層効果的にオイルを除
去することができるようになった。
【0076】実施例9 以上説明した実施例のオイルクリーニング部材617
は、すべて布をウェブとして用いたものであるが、これ
に代えて、布を例えばスパイラル状に巻き付けてローラ
状に形成することもできる。布をローラ状にすることに
よって、ウェブ方式のときよりも装置構成を簡略化でき
る上、ランニングコストも下げることができる。
【0077】図18に示すローラ状のオイルクリーニン
グ部材(以下適宜「クリーニングローラ」という。)6
17は、芯金617dの周りにまずオイル吸収層617
bとして、親油性の高いポリプロピレン層を巻き付け、
その周りに一層だけオイル除去層617aとしてナイロ
ン不織布が巻かれている。
【0078】さらに図19に示すクリーニングローラ6
17では、芯金617dの周りにスポンジ層617cを
巻き付け、その周りにオイル吸収層617bとして、親
油性の高いポリプロピレン層を巻き付け、さらにその外
周にオイル除去層617aとしてのナイロン不織布を巻
き付けてある。このようにスポンジ層617cを設ける
ことにより、クリーニングローラ617が記録材担持シ
ート5gに当接したときのニップ幅が広くとれ、より一
層クリーニング性能が向上する。
【0079】本実施例では、図19のタイプで、外径2
0.0mmφのクリーニングローラ617を用い、記録
材担持シート65g上のオイルをクリーニングしたが、
記録材担持シート65gの移動速度が133mm/sec
であるのに対し、相対移動速度として65〜95%、好
ましくは80%前後、または相対移動速度として105
〜150%、好ましくは120%前後の速度で移動させ
ることにより、記録材担持シート65g表面のオイル
は、ほとんど除去することができた。
【0080】またこのときのクリーニングローラ617
の回転方向について検討を行ったが、記録材担持シート
65gとは逆方向(記録材担持シート65g表面の移動
方向とクリーニングローラ617表面の移動方向とが反
対となる)に回転させたところ、除去されるオイルの重
量においては、同一方向に回転させたときとほぼ同じで
あるが、顕微鏡で記録材担持シート65g表面を観察す
ると、回転方向に若干の縦筋の拭きムラが生じていた。
オイル転着の問題を解決するためには、特にクリーニン
グローラ617の回転方向の違いによる差異は見られな
かったが、実験観察の結果、記録材担持シート65gと
同一方向にクリーニングローラ617表面が移動するよ
うに回転させてやることが好ましいことが判明した。
【0081】実施例10 以上説明した実施例6ないし実施例8では、布状のオイ
ルクリーニング部材617またはクリーニングローラ6
17を、いわゆる転写ドラム65aを有するフルカラー
画像形成装置において、その記録材担持シート65g上
のオイルを除去する部材として用いているが、これに代
えて、記録材搬送部に例えばクリーニングローラ617
を配置して、記録材P上から直接不要なオイルを除去す
ることもできる。
【0082】図20に、転写ドラム65aの記録材担持
シート65g表面のオイルを除去するためのクリーニン
グローラ617、及び記録材搬送部に配置されて記録材
Pから直接オイルを除去するクリーニングローラ(ただ
し、同図では、搬送ローラ711h、711iとして図
示している。)を備えたフルカラー画像形成装置の縦断
面図を示す。以下、この画像形成装置について説明す
る。なお実施例1のカラー画像形成装置と同一の機能を
有する部材については同一の符号を付ける。
【0083】同図に示す画像形成装置は、下部のデジタ
ルカラー画像プリンタ部(以下単に「プリンタ部」とい
う。)Iと、上部のデジタルカラー画像リーダ部(以下
単に「リーダ部」という。)IIとを備えており、例え
ば、リーダ部IIで読み取った原稿Dの画像に基づき、プ
リンタ部Iによって記録材Pに画像を形成する。
【0084】以下、プリンタ部Iの構成、つづいてリー
ダ部IIの構成を簡単に説明する。
【0085】プリンタ部Iは、矢印R1方向に回転駆動
される像担持体としての感光ドラム1を有する。感光ド
ラム1の周囲には、その回転方向に沿って順に、一次帯
電器(帯電手段)62、露光手段63、現像装置(現像
手段)64、転写装置65、クリーニング器66、前露
光ランプ7等が配置されている。転写装置65の下方、
すなわちプリンタ部Iの下半部には、記録材Pの給紙搬
送部68が配置され、さらに転写装置65の上部には分
離手段69が、また分離手段69の下流側(記録材Pの
搬送方向についての下流側)には定着器610、排紙部
711が配置されている。
【0086】感光ドラム61は、アルミニウム製のドラ
ム状の基体61aと、その表面を覆うOPC(有機光半
導体)の感光体61bとを有し、駆動手段(不図示)に
よって矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速
度)で回転駆動されるように構成されている。なお、感
光ドラム61については後に詳述する。
【0087】一次帯電器62は、感光ドラム61に対向
する部分が開口したシールド62aと、シールド62a
の内側に感光ドラム61の母線と平行に配置された放電
ワイヤ62bと、シールド62aの開口部に配置されて
帯電電位を規制するグリッド62cとを有するコロナ帯
電器である。一次帯電器62は、電源(不図示)によっ
て帯電バイアスが印加され、これにより、感光ドラム6
1表面を所定の極性、所定の電位に均一に帯電するよう
になっている。
【0088】露光手段63は、後述のリーダ部IIからの
画像信号に基づいてレーザ光を発光するレーザ出力部
(不図示)と、レーザ光を反射するポリゴンミラー63
aと、レンズ63bと、ミラー63cとを有する。露光
手段63は、このレーザ光が感光ドラム61表面を照射
することによって感光ドラム61を露光し、露光部分の
電荷を除去して静電潜像を形成するように構成されてい
る。本実施例では、感光ドラム61表面に形成される静
電潜像は、原稿の画像に基づいて、イエロー、シアン、
マゼンタ、ブラックの4色に色分解され、それぞれの色
に対応した静電潜像が順次形成されるようになってい
る。
【0089】現像装置64は、感光ドラム61の回転方
向(矢印R1方向)に沿って上流側から順に4個の現像
器、すなわち、それぞれ樹脂を基体としたイエロー、シ
アン、マゼンタ、ブラックの各色のトナー(現像剤)を
収納した現像器64Y、64C、64M、64Bkを備
えている。各現像器64Y、64C、64M、64Bk
は、それぞれ感光ドラム64表面に形成された静電潜像
にトナーを付着させる現像スリーブ64aを有し、静電
潜像の現像に供せられる所定の色の現像器が偏心カム6
4bによって、択一的に感光ドラム61表面に近接する
現像位置に配置されて、現像スリーブ64aを介して静
電潜像にトナーを付着させ、顕像としてのトナー像を形
成するように構成されている。なお、現像に供せられる
現像器以外の他の3色の現像器は、現像位置から退避す
るようになっている。
【0090】転写装置65は、表面に記録材Pを担持す
る転写ドラム(記録材担持体)65a、感光ドラム61
上のトナー像を記録材Pに転写する転写帯電器(転写手
段)65b、記録材Pを転写ドラム65aに吸着させる
ための吸着帯電器65cとこれに対向する吸着ローラ6
5d、内側帯電器65e、外側帯電器65fを有し、矢
印R5方向に回転駆動されるように軸支された転写ドラ
ム65aの周面開口域には誘電体からなる記録材担持シ
ート65gが円筒状に一体的に張設されている。記録材
担持シート65gは、ポリカーボネートフィルム等の誘
電体シートを使用している。転写装置65は、転写ドラ
ム65a表面に記録材Pを吸着して担持するように構成
されている。
【0091】クリーニング器66は、記録材Pに転写さ
れずに感光ドラム61表面に残った残留トナーを掻き落
とすクリーニングブレード66a、及び掻き落としたト
ナーを回収するクリーニング容器66bを備えている。
【0092】前露光ランプ67は、一次帯電器62の上
流側に隣接して配置され、クリーニング器66によって
清掃された感光ドラム61表面の不要な電荷を除去す
る。
【0093】給紙搬送部68は、大きさの異なる記録材
Pを積載収納する複数の給紙カセット68a、給紙カセ
ット68a内の記録材Pを給紙する給紙ローラ68b、
多数の搬送ローラ、そしてレジストローラ68c等を有
し、所定の大きさの記録材Pを転写ドラム65aに供給
する。
【0094】分離手段69は、トナー像転写後の記録材
Pを転写ドラム65aから分離するための分離帯電器6
9a、分離爪69b、そして分離押上げころ69c等を
有する。
【0095】定着器610は、内側にヒータを有する定
着ローラ610aと、定着ローラ610aの下方に配置
され、記録材Pを定着ローラ610aに押し付ける加圧
ローラ610bとを有する。ここで定着ローラ610a
表面にはオイルが塗布されている。
【0096】排紙部711は、定着器610の下流側に
配置された、搬送パス切換えガイド711a、排出ロー
ラ711b、排紙トレイ711c等を有する。また、搬
送パス切換えガイド711aの下方には、1枚の記録材
Pに対してその両面に画像形成を行うための搬送縦パス
711d、反転パス711e、積載部材711f、中間
トレイ711g、さらに搬送ローラ711h、711
i、反転ローラ711j等が配置されている。
【0097】また、感光ドラム61周囲における、一次
帯電器62と現像装置64との間には、感光ドラム表面
の帯電電位を検出する電位センサS1 が、また現像装置
64と転写ドラム65aとの間には、感光ドラム61上
のトナー像の濃度を検知する濃度センサS2 が、それぞ
れ配置されている。
【0098】つづいて、リーダ部IIについて説明する。
プリンタ部Iの上方に配置されたリーダ部IIは、原稿D
を載置する原稿台ガラス612a、移動しながら原稿D
の画像面を露光走査する露光ランプ612b、原稿Dか
らの反射光をさらに反射させる複数のミラー612c、
反射光を集光するレンズ612d、そしてレンズ612
dからの光に基づいてカラー色分解画像信号を形成する
フルカラーセンサ612e等を有する。カラー色分解画
像信号は、増幅回路(不図示)を経て、ビデオ処理ユニ
ット(不図示)によって処理を施され、上述のプリンタ
部Iに送出されるようになっている。
【0099】次に、上述構成の画像形成装置の動作を、
若干の構成を加えながら簡単に説明する。なお、以下の
説明においては、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラッ
クの順に4色フルカラーの画像を形成するものとする。
【0100】リーダ部IIの原稿台ガラス612aに載置
された原稿Dの画像は、露光ランプ612bによって照
射され、色分解されてまずイエローの画像がフルカラー
センサ612eによって読み取られ、所定の処理を施さ
れ画像信号としてプリンタ部Iに送られる。
【0101】プリンタ部Iでは、感光ドラム1が矢印R
1方向に回転駆動され、一次帯電器62によって表面が
均一に帯電される。上述のリーダ部IIから送られてきた
画像信号に基づいて、露光手段63のレーザ出力部から
レーザ光が照射され、ポリゴンミラー63a等を介して
帯電済の感光ドラム61表面を光像Eによって露光す
る。感光ドラム61表面の露光を受けた部分は、電荷が
除去され、これによりイエローに対応した静電潜像が形
成される。現像装置64においては、イエローの現像器
64Yが所定の現像位置に配置され、その他の現像器6
4C、64M、64Bkは現像位置から退避される。感
光ドラム61上の静電潜像は、現像器64Yによってイ
エローのトナーが付着され、顕像化されてトナー像とな
る。この感光ドラム61上のイエローのトナー像は、転
写ドラム65aに担持された記録材Pに転写される。記
録材Pは、原稿画像に適した大きさの記録材Pが所定の
給紙カセット68aから給紙ローラ68b、搬送ロー
ラ、そしてレジストローラ68c等を介して所定のタイ
ミングで転写ドラム65aに供給されたものである。こ
のようにして供給された記録材Pは、転写ドラム65a
の表面に巻き付くように吸着されて矢印R5方向に回転
し、転写帯電器65bによって感光ドラム61上のイエ
ローのトナー像が転写される。
【0102】一方、トナー像転写後の感光ドラム61
は、クリーニング器66によって表面の残留トナーが除
去され、さらに前露光ランプ67によって不要な電荷が
除去され、一次帯電から始まる次の画像形成に供され
る。
【0103】以上の、リーダ部IIによる原稿画像の読取
りから、転写ドラム65a上の記録材Pに対するトナー
像の転写、さらには 感光ドラム61の清掃、除電に至
る各プロセスが、イエロー以外の他の色、すなわちシア
ン、マゼンタ、ブラックについても同様に行われ、転写
ドラム5a上の転写材Pには、4色のトナー像が重なる
ようにして転写される。
【0104】4色のトナー像の転写を受けた記録材P
は、分離帯電器69a、分離爪69b等によって転写ド
ラム65aから分離され、未定着のトナー像を表面に担
持した状態で定着器610に搬送される。記録材Pは、
定着器610の転写ローラ610a及び加圧ローラ61
0bによって加熱加圧され、表面のトナー像が溶融固着
されて定着される。定着後の記録材Pは、排出ローラ7
11bによって排紙トレイ711c上に排出される。
【0105】記録材Pの両面に画像を形成する場合に
は、定着器610排出後の記録材Pを、すぐに搬送パス
切換えガイド711aを駆動し、搬送縦パス711dを
経て、反転パス711eに一旦導いた後、反転ローラ7
11jの逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にし
て、送り込まれた方向と反対向きに退出させ、中間トレ
イ711gに収納する。その後、再度上述の画像形成プ
ロセスによってもう一方の面に画像を形成した後、排紙
トレイ711c上に排出する。
【0106】上述の搬送縦パス711dに置ける搬送ロ
ーラ711h、711iに本発明に係るクリーニングロ
ーラ617と同様のローラを使用する。これにより、定
着後すぐに記録材P上からオイルを除去することができ
るため、記録材担持シート65gにオイルが付着するこ
とがほとんどなくなる。
【0107】また、記録材担持シート65gにオイルが
付着した場合でも、クリーニングローラ617で除去す
ることができる。記録材Pの分離後の転写ドラム65a
においては、記録材担持シート65g上への粉体の飛散
付着、記録材P上のオイルの付着等を防止するために、
記録材担持シート65gを介して相互に対向する、転写
クリーナ613aとバックアップブラシ613b、及び
オイル除去ローラとしての前述のクリーニングローラ6
17とバックアップブラシ614bによって清掃を行
う。なお、このような清掃は、画像形成前もしくは画像
形成後に行い、またジャム(紙づまり)発生時には随時
行う。
【0108】本実施例においては、所望のタイミングで
偏心カム615を作動させ、転写ドラム65aと一体の
カムフォロワ65hを作動させることによって、記録材
担持シート65gと感光ドラム61との間のギャップの
大きさを任意に設定可能な構成としている。例えば、ス
タンバイ中または電源オフ時には、転写ドラム65a上
に電荷があると感光ドラム61に対してこの電荷が作用
して帯電メモリを引き起こし、後の画像形成において画
質を低下させるため、転写ドラム65aと感光ドラム6
1との間隔を離すようにしている。
【0109】以上のように本実施例では、1面目に画像
が形成された記録材に付着したオイルをオイル除去ロー
ラ711h、711iによって直接除去しているため、
転写ドラム65aに転移するオイルの量を減少させるこ
とが可能となる。
【0110】実施例11 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
【0111】図21には本発明実施例のカラー画像形成
装置の概略断面図を示す。
【0112】構成に関しては、実施例1で説明した図1
と略同一であるが、転写ドラム5aに付着した不要なト
ナーを除去するためのファーブラシ5rが配置されてい
る点、転写ドラム5aに付着したオイルを除去するため
のオイル除去ローラ5sが設けられている点で異なる。
【0113】本実施例におけるファーブラシの素材に
は、レーヨンを用い、単位あたりのブラシの密度は、2
0000本/インチである。
【0114】ファーブラシ5rは、モータ(図示せず)
によって、矢印方向に回転し(1500rpm)、偏心
カム(図示せず)を動作させることによって揺動され、
記録材担持シート5fを当接する。
【0115】また、オイル除去ローラ5sは本発明実施
例9のオイルクリーニング部材617と同様のものを用
いている。このオイル除去ローラ5sは本発明実施例7
または実施例8に記載のウェブ状のオイルクリーニング
部材617を用いても良い。
【0116】また、定着装置9には、記録材と定着装置
との離型性を高めるためにオイルが塗布されている為、
記録材が定着装置を通過する際に、記録材にオイルが付
着する。
【0117】一度、画像を形成し、定着装置を通過した
記録材の表面に、再び画像を形成させた場合、記録材に
付着しているオイルは、記録材担持シート5fに転移す
る。
【0118】記録材担持シート上のオイルが、さらに感
光ドラム1に転移した場合、好適な画像を得られなくな
るため、該オイル除去ローラ5sが必要となる。
【0119】ここで、転写ドラム5aに付着したトナ
ー、オイル、紙粉を除去する手順について説明を行う。
【0120】まず、ファーブラシ5rによって転写ドラ
ム5aに付着したトナーを除去する。次に転写ドラム5
aから記録材を分離手段8によって分離する分離位置に
対して、ファーブラシsrよりも転写ドラム5a移動方
向下流側に配置されたオイル除去ローラ5sによって、
不要なトナーが除去された後の転写ドラム5の表面に付
着したオイルを除去する。
【0121】このようにして転写ドラムに付着したトナ
ー及びオイルを除去した後に研磨ローラ5kによる研磨
動作を行う。このとき、ファーブラシ5rは転写ドラム
5aに当接して作動することにより、研磨作動によって
生じた紙粉を回収する。また、オイル除去ローラ5sは
紙粉によって汚染されるとオイル除去能力が低下してし
まうため、前述のようにファーブラシ5rの下流側に設
けられている。さらに好ましくはオイル除去ローラ5s
は研磨作動中、転写ドラム5aから離間して汚染を防止
することがよい。
【0122】また本実施例では図20に示すように、分
離位置に対して、転写ドラム5a移動方向に沿ってファ
ーブラシ5r、オイル除去ローラ5s、研磨ローラ5k
の順に配置されているが、研磨作動によって生じた紙粉
がファーブラシ5rによって回収されるまでの距離を短
縮し、紙粉による装置内部の汚染を防止するといった観
点から、分離位置に対して転写ドラム5a移動方向に沿
って、研磨ローラ5k、ファーブラシ5r、オイル除去
ローラ5sの順に配置することが好ましい。
【0123】以上のように研磨ローラ5k、ファーブラ
シ5r、オイル除去ローラ5sを構成することにより、
転写ドラム5aから不要なトナー、オイル、紙粉を良好
に除去することが可能となった。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、記録材
担持体表面に付着した紙粉等を効果的に除去し、記録材
担持体への記録材の吸着力低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の画像形成装置の概略構成図で
ある。
【図2】図1の画像形成装置の研磨ローラを示す正面図
である。
【図3】図2の研磨ローラの側面図である。
【図4】研磨ローラの動作制御を示すブロック図であ
る。
【図5】表1における研磨ローラの回転方向の説明図で
ある。
【図6】本発明実施例2の画像形成装置の概略構成図で
ある。
【図7】本発明実施例3の画像形成装置における研磨ロ
ーラの動作制御を示すブロック図である。
【図8】ファーブラシ状研磨手段の正面図である。
【図9】図8のファーブラシ状研磨手段の側面図であ
る。
【図10】本発明実施例5の画像形成装置の概略構成図
である。
【図11】実施例5における揺動研磨部材の正面図であ
る。
【図12】図11の揺動研磨部材の側面図である。
【図13】本発明実施例6の画像形成装置の概略構成図
である。
【図14】カラー画像形成装置の概略構成図である。
【図15】実施例7のオイルクリーニング部材の拡大断
面図である。
【図16】実施例7のオイル除去クリーニング装置の縦
断面図である。
【図17】実施例7のオイル除去クリーニング装置を装
着したフルカラー画像形成装置の縦断面図である。
【図18】実施例9のクリーニングローラの縦断面図で
ある。
【図19】実施例9の他のクリーニングローラの縦断面
図である。
【図20】実施例10のフルカラー画像形成装置の縦断
面図である。
【図21】実施例11のフルカラー画像形成装置の縦断
面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 5 転写装置 5a 転写ドラム 5f 記録材担持シート 5k 研磨ローラ 5r ファーブラシ 5s オイル除去ローラ
フロントページの続き (72)発明者 木村 要一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−42271(JP,A) 特開 昭59−111673(JP,A) 特開 平4−253081(JP,A) 特開 昭59−204845(JP,A) 特開 平1−223476(JP,A) 特開 平5−188796(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/16 G03G 21/00 G03G 21/10 G03G 21/14

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材を担持搬送する記録材担持体と、
    該記録材担持体に担持された記録材に画像を形成する画
    像形成手段と、を有する画像形成装置において、 表面に研磨剤を含有し、前記記録材担持体を研磨する研
    磨手段と、 画像を形成した記録材の枚数を記憶する記憶手段と、 温度及び湿度を検知する検知手段と、を備え、 前記検知手段の検知結果に基づいて絶対水分量を算出
    し、 前記記憶手段が記憶する値が所定枚数に達し、かつ前記
    算出された絶対水分量が所定値以上のとき、前記研磨手
    段による研磨動作を行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 記録材を担持搬送する記録材担持体と、
    該記録材担持体に担持された記録材に画像を形成する画
    像形成手段と、を有する画像形成装置において、 表面に研磨剤を含有し、前記記録材担持体を研磨する研
    磨手段と、 前記記録材担持体に付着しているオイルをクリーニング
    するオイルクリーニング部材と、を備え、 該オイルクリーニング部材は、前記研磨手段による研磨
    作動に先立ってオイルクリーニング作動を行うことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録材担持体に付着しているトナー
    を清掃する清掃手段を備え、 該清掃手段は、前記オイルクリーニング部材によるオイ
    ルクリーニング作動に先立って前記記録材担持体の清掃
    を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記オイルクリーニング部材は、前記記
    録材担持体に接触してオイルを吸収する表面層と、該表
    面層に対して前記記録材担持体とは反対側に設けられ、
    オイルを吸収する内側層と、を備え、該内側層の材質と
    前記表面層の材質とは異なり、前記内側層の材質の親油
    性は前記表面層の材質の親油性よりも高いことを特徴と
    する請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記研磨手段による研磨作動中、前記オ
    イルクリーニング部材は前記記録材担持体から離間する
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 記録材を担持搬送する記録材担持体と、
    該記録材担持体に担持された記録材に画像を形成する画
    像形成手段と、を有し、画像が形成された記録材を分離
    位置において分離する画像形成装置において、 表面に研磨剤を含有し、前記記録材担持体を研磨する研
    磨手段と、 前記記録材担持体に付着しているトナーを清掃する清掃
    手段と、 前記記録材担持体に付着しているオイルをクリーニング
    するオイルクリーニング部材と、を備え、 前記分離位置に対して前記記録材担持体移動方向に沿っ
    て、前記研磨手段、前記清掃手段、前記オイルクリーニ
    ング部材の順に配置されることを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 記録材に形成された画像を定着させる定
    着手段を備えることを特徴とする請求項2乃至請求項6
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記定着手段は回転体対を備え、未定着
    画像と接する側の回転体にオイルが塗布されていること
    を特徴とする請求項7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記記録材担持体は、前記定着手段によ
    って1面目に画像が定着された記録材の1面目と接触し
    てこの記録材を担持し、前記画像形成手段はこの記録材
    の2面目に画像を形成することを特徴とする請求項7ま
    たは請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置は、複数の像を担持
    する像担持体と、前記記録材担持体に担持された記録材
    に前記像担持体の像を順次重ねて転写する転写手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記像担持体は複数色の像を担持する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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