JP2001343853A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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JP2001343853A
JP2001343853A JP2000161408A JP2000161408A JP2001343853A JP 2001343853 A JP2001343853 A JP 2001343853A JP 2000161408 A JP2000161408 A JP 2000161408A JP 2000161408 A JP2000161408 A JP 2000161408A JP 2001343853 A JP2001343853 A JP 2001343853A
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cleaning web
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predetermined time
cleaning
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Naoyuki Yamamoto
直之 山本
Makoto Jinzai
誠 陣在
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第一巻き取り手段から定着体へ供給されるク
リーニングウェブの初期から終期までの離型剤含浸量が
不均一な状態であっても、定着オフセット及びオイル筋
を生じることなく定着処理を施すことができる定着装置
及びこの定着装置を備える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 クリーニングウェブ41の搬送方向での
所定位置に形成される切り欠きを切り欠き検知手段47
が検知した後の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送
量が、切り欠き検知手段41が上記切り欠きを検知する
前の所定時間当りのクリーニングウェブ41の搬送量よ
りも小さく設定されることにより、ウェブ供給軸42ウ
ェブ巻き取り軸43へのクリーニングウェブ41の搬送
量が所定搬送量以上である際の所定時間当りのクリーニ
ングウェブ搬送量を、上記搬送量が所定搬送量以下であ
る際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも
小さく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着像を担持す
る記録媒体を上記定着体及び上記加圧体によって挟持搬
送して加熱及び加圧することにより上記未定着像を上記
記録媒体に定着させる定着装置及びこの定着装置を備え
る画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を採用する複写機、
プリンタ等の画像形成装置に備えられる定着装置にあっ
ては、互いに圧接回転する定着体たる定着ローラ及び加
圧体たる加圧ローラと、該定着ローラを加熱する加熱手
段とを備える定着装置が知られており、実用に供されて
いる。
【0003】記録媒体たる記録材の表面にトナーによっ
て静電的に形成された未定着画像は、定着ローラ及び加
圧ローラに挟持搬送され加熱加圧されることによって上
記記録材に定着される。しかし、定着ローラ表面は未定
着画像と接するために、一連の定着動作中にトナーの一
部が定着ローラ表面に付着する、所謂定着オフセットが
発生する。
【0004】この問題を解決するために、定着ローラ表
面にはクリーニング手段が設けられる場合が多い。一般
的なクリーニング手段として、耐熱繊維を定着ローラに
押し付けるクリーニングパット、耐熱繊維を円筒状の金
属表面に巻き付け定着ローラと回転摺動するクリーニン
グローラ、及びシート状の耐熱繊維を定着ローラに摺擦
させるクリーニングウェブ等が挙げられる。特にクリー
ニングウェブは、クリーニング能力及び寿命においてク
リーニングパットやクリーニングローラに対して有利で
あり、モノクロ高速機やフルカラー機で用いられる。
【0005】又、シリコーンオイル等に代表されるトナ
ー離型剤をクリーニングウェブに含浸させ、該クリーニ
ングウェブがトナー離型剤を定着ローラ表面に塗布する
ことによって、定着オフセットの防止を図る構成のクリ
ーニング手段も、一般に用いられている。
【0006】ここで、一般的なクリーニングウェブの構
成を図6に示す。
【0007】クリーニングウェブ141は、ウェブ供給
軸142より供給され、ウェブ巻き取り軸143に巻き
取られる。又、クリーニングウェブ141は、ウェブ加
圧ローラ144によって定着ローラ110aに当接、加
圧され、定着ローラ110a表面をクリーニングする。
巻き取り軸143は、DCモータ、ソレノイド等(図示
せず)によって間欠又は連続に100枚定着あたり(所
定時間あたり)数mmの割合でクリーニングウェブを巻
き取る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
クリーニングウェブは上記の長所のほかに、構成が大型
である、コストが高いという短所をもつ。又、クリーニ
ングウェブがウェブ供給軸に巻かれた状態から定着ロー
ラへ供給されるため、クリーニングウェブに含浸される
離型剤量は、ウェブ供給軸から定着ローラへ初期に供給
されるクリーニングウェブに少なく、中期から終期では
多くなる。このようなクリーニングウェブの離型剤の含
浸量の不均一によって、ウェブ供給軸から定着ローラへ
供給されるクリーニングウェブの初期においては、含浸
される離型剤量が少量であるために定着オフセットが発
生し、上記クリーニングウェブの終期においては、含浸
される離型剤量が過多であるために記録媒体上に離型剤
による筋(オイル筋)が発生する虞がある。
【0009】そこで、本発明は、第一巻き取り手段から
定着体へ供給されるクリーニングウェブの初期から終期
までの離型剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オ
フセット及びオイル筋を生じることなく定着処理を施す
ことができる定着装置及びこの定着装置を備える画像形
成装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接回転する定着体及び加圧体と、定着体
を加熱する加熱手段とを備え、未定着像を担持する記録
媒体を上記定着体及び上記加圧体によって挟持搬送しな
がら加熱及び加圧することにより上記未定着像を上記記
録媒体に定着させる定着装置であって、離型剤が含浸さ
れ定着体に当接若しくは圧接して配設され該定着体との
摺擦により該定着体の表面をクリーニングするクリーニ
ングウェブと、該クリーニングウェブを所定方向に搬送
させるウェブ送り手段と、定着体のクリーニングに供さ
れる前のクリーニングウェブが巻き取られた第一巻き取
り手段と、定着体のクリーニングに供された後のクリー
ニングウェブを巻き取る第二巻き取り手段とを備える定
着装置において、第一巻き取り手段及び第二巻き取り手
段の少なくとも一方に巻き取られたクリーニングウェブ
の巻き取り量を検知する巻取り量検知手段を備え、ウェ
ブ送り手段は、巻取り検知手段によって検知された巻取
り量に基づき、第一巻き取り手段から第二巻き取り手段
へのクリーニングウェブの搬送量が所定搬送量以上であ
る際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上
記搬送量が所定搬送量以下である際の所定時間当りのク
リーニングウェブ搬送量よりも小さく設定するという第
一の発明によって達成される。
【0011】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、ウェブ送り手段は、ソレノイドであり、
クリーニングウェブ搬送量が該ソレノイドの動作頻度を
変更することによって設定可能であるという第二の発明
によっても達成される。
【0012】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明において、ウェブ送り手段は、DCモータであ
り、クリーニングウェブ搬送量が該DCモータの回転速
度を変更することによって設定可能であるという第三の
発明によっても達成される。
【0013】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、ウェブ送り手段は、DCモータであり、
クリーニングウェブ搬送量が該DCモータの回転頻度を
変更することによって設定可能であるという第四の発明
によっても達成される。
【0014】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、ウェブ巻き
取り量検知手段は、クリーングウェブの搬送方向での所
定位置で該クリーニングウェブに形成される切り欠き
と、上記クリーニングウェブの搬送路の所定位置での上
記切り欠きの有無を検知する切り欠き検知手段とを備
え、ウェブ送り手段は、上記切り欠き検知手段が上記切
り欠きを検知した後の所定時間当りのクリーニングウェ
ブ搬送量を、上記切り欠き検知手段が上記切り欠きを検
知する前の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よ
りも小さく設定可能であるという第五の発明によっても
達成される。
【0015】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、ウェブ巻き取
り量検知手段は、定着に供される記録媒体の枚数の積算
値をカウントする定着枚数カウンターを備え、ウェブ送
り手段は、該定着枚数カウンターによってカウントされ
た積算値が所定積算値以上である際の所定時間当りのク
リーニングウェブ搬送量を、上記積算値が所定積算値以
下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量
よりも小さく設定可能であるという第六の発明によって
も達成される。
【0016】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、ウェブ巻き
取り量検知手段は、第一巻き取り手段に巻き取られたク
リーニングウェブの外径を検知する第一巻取り外径検知
手段を備え、ウェブ送り手段は、該第一巻き取り外径検
知手段によって検知された外径が所定長さ以下である際
の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上記外
径が所定長さ以上である際の所定時間当りのクリーニン
グウェブ搬送量よりも小さく設定可能であるという第七
の発明によっても達成される。
【0017】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、ウェブ巻き取
り量検知手段は、第二巻き取り手段に巻き取られたクリ
ーニングウェブの外径を検知する第二巻取り外径検知手
段を備え、ウェブ送り手段は、該第二巻き取り外径検知
手段によって検知された外径が所定長さ以上である際の
所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上記外径
が所定長さ以下である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量よりも小さく設定可能であるという第八の
発明によっても達成される。
【0018】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
の発明において、ウェブ巻き取り量検知手段は、ソレノ
イドの動作回数をカウントするソレノイド用カウンター
を備え、ウェブ送り手段は、該ソレノイド用カウンター
によってカウントされた動作回数が所定回数以上である
際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上記
動作回数が所定回数以下である際の所定時間当りのクリ
ーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能であるとい
う第九の発明によっても達成される。
【0019】又、本出願によれば、上記目的は、第三の
発明において、ウェブ巻き取り量検知手段は、DCモー
タの動作時間長をカウントするDCモータ用ソレノイド
カウンターを備え、ウェブ送り手段は、該DCモータ用
カウンターによってカウントされた動作時間長が所定時
間長以上である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量を、上記動作時間長が所定時間長以下である際の
所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく
設定可能であるという第十の発明によっても達成され
る。
【0020】更に、本出願によれば、上記目的は、第四
の発明において、ウェブ巻き取り量検知手段は、DCモ
ータの動作回数をカウントするDCモータ用ソレノイド
カウンターを備え、ウェブ送り手段は、該DCモータ用
カウンターによってカウントされた動作回数が所定回数
以上である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送
量を、上記動作回数が所定回数以下である際の所定時間
当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能
であるという第十一の発明によっても達成される。
【0021】又、本出願によれば、上記目的は、一連の
画像形成プロセスによって形成された画像を記録する画
像形成装置であって、第一の発明の定着装置を備えると
いう第十二の発明によっても達成される。
【0022】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
二の発明において、ウェブ送り手段は、ソレノイドであ
り、クリーニングウェブ搬送量が該ソレノイドの動作頻
度を変更することによって設定可能であるという第十三
の発明によっても達成される。
【0023】又、本出願によれば、上記目的は、第十二
の発明において、ウェブ送り手段は、DCモータであ
り、クリーニングウェブ搬送量が該DCモータの回転速
度を変更することによって設定可能であるという第十四
の発明によっても達成される。
【0024】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
二の発明において、ウェブ送り手段は、DCモータであ
り、クリーニングウェブ搬送量が該DCモータの回転頻
度を変更することによって設定可能であるという第十五
の発明によっても達成される。
【0025】又、本出願によれば、上記目的は、第十二
の発明乃至第十五の発明のいずれかにおいて、ウェブ巻
き取り量検知手段は、クリーングウェブの搬送方向での
所定位置で該クリーニングウェブに形成される切り欠き
と、上記クリーニングウェブの搬送路の所定位置での上
記切り欠きの有無を検知する切り欠き検知手段とを備
え、ウェブ送り手段は、上記切り欠き検知手段が上記切
り欠きを検知した後の所定時間当りのクリーニングウェ
ブ搬送量を、上記切り欠き検知手段が上記切り欠きを検
知する前の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よ
りも小さく設定可能であるという第十六の発明によって
も達成される。
【0026】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
二の発明乃至第十五の発明のいずれかにおいて、ウェブ
巻き取り量検知手段は、定着に供される記録媒体の枚数
の積算値をカウントする定着枚数カウンターを備え、ウ
ェブ送り手段は、該定着枚数カウンターによってカウン
トされた積算値が所定積算値以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量を、上記積算値が所定積
算値以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定可能であるという第十七の発明
によっても達成される。
【0027】又、本出願によれば、上記目的は、第十二
の発明乃至第十五の発明のいずれかにおいて、ウェブ巻
き取り量検知手段は、第一巻き取り手段に巻き取られた
クリーニングウェブの外径を検知する第一巻取り外径検
知手段を備え、ウェブ送り手段は、該第一巻き取り外径
検知手段によって検知された外径が所定長さ以下である
際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上記
外径が所定長さ以上である際の所定時間当りのクリーニ
ングウェブ搬送量よりも小さく設定可能であるという第
十八の発明によっても達成される。
【0028】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
二の発明乃至第十五の発明のいずれかにおいて、ウェブ
巻き取り量検知手段は、第二巻き取り手段に巻き取られ
たクリーニングウェブの外径を検知する第二巻取り外径
検知手段を備え、ウェブ送り手段は、該第二巻き取り外
径検知手段によって検知された外径が所定長さ以上であ
る際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上
記外径が所定長さ以下である際の所定時間当りのクリー
ニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能であるという
第十九の発明によっても達成される。
【0029】又、本出願によれば、上記目的は、第十三
の発明において、ウェブ巻き取り量検知手段は、ソレノ
イドの動作回数をカウントするソレノイド用カウンター
を備え、ウェブ送り手段は、該ソレノイド用カウンター
によってカウントされた動作回数が所定回数以上である
際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上記
動作回数が所定回数以下である際の所定時間当りのクリ
ーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能であるとい
う第二十の発明によっても達成される。
【0030】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
四の発明において、ウェブ巻き取り量検知手段は、DC
モータの動作時間長をカウントするDCモータ用ソレノ
イドカウンターを備え、ウェブ送り手段は、該DCモー
タ用カウンターによってカウントされた動作時間長が所
定時間長以上である際の所定時間当りのクリーニングウ
ェブ搬送量を、上記動作時間長が所定時間長以下である
際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小
さく設定可能であるという第二十一の発明によっても達
成される。
【0031】又、本出願によれば、上記目的は、第十五
の発明において、ウェブ巻き取り量検知手段は、DCモ
ータの動作回数をカウントするDCモータ用ソレノイド
カウンターを備え、ウェブ送り手段は、該DCモータ用
カウンターによってカウントされた動作回数が所定回数
以上である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送
量を、上記動作回数が所定回数以下である際の所定時間
当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能
であるという第二十二の発明によっても達成される。
【0032】即ち、本出願にかかる第一の発明にあって
は、第一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリー
ニングウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定
時間当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が
所定搬送量以下である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量よりも小さく設定される。
【0033】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、ソレノイドの動作頻度を変更することによって、第
一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニング
ウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬
送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定される。
【0034】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、DCモータの回転速度を変更することによって、第
一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニング
ウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬
送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定される。
【0035】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、DCモータの回転頻度を変更することによって、第
一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニング
ウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬
送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定される。
【0036】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、切り欠き検知手段が切り欠きを検知した後の所定時
間当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記切り欠き検
知手段が上記切り欠きを検知する前の所定時間当りのク
リーニングウェブ搬送量よりも小さく設定される。
【0037】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、定着枚数カウンターによってカウントされた積算値
が所定積算値以上である際の所定時間当りのクリーニン
グウェブ搬送量が、上記積算値が所定積算値以下である
際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小
さく設定される。
【0038】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、第一巻き取り外径検知手段によって検知された外径
が所定長さ以下である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記外径が所定長さ以上である際の所
定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設
定される。
【0039】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、第二巻き取り外径検知手段によって検知された外径
が所定長さ以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記外径が所定長さ以下である際の所
定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設
定される。
【0040】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、ソレノイドの動作頻度を変更することによって、ソ
レノイド用カウンターによってカウントされた動作回数
が所定回数以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記動作回数が所定回数以下である際
の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
く設定される。
【0041】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、DCモータの回転速度を変更することによって、D
Cモータ用カウンターによってカウントされた動作時間
長が所定時間長以上である際の所定時間当りのクリーニ
ングウェブ搬送量が、上記動作時間長が所定時間長以下
である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よ
りも小さく設定可能であることとする請求項3に記載の
定着装置。
【0042】更に、本出願にかかる第十一の発明にあっ
ては、DCモータの回転頻度を変更することによって、
DCモータ用カウンターによってカウントされた動作回
数が所定回数以上である際の所定時間当りのクリーニン
グウェブ搬送量が、上記動作回数が所定回数以下である
際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小
さく設定される。
【0043】又、本出願にかかる第十二の発明にあって
は、第一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリー
ニングウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定
時間当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が
所定搬送量以下である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量よりも小さく設定される。
【0044】更に、本出願にかかる第十三の発明にあっ
ては、ソレノイドの動作頻度を変更することによって、
第一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニン
グウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間
当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定
搬送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェ
ブ搬送量よりも小さく設定される。
【0045】又、本出願にかかる第十四の発明にあって
は、DCモータの回転速度を変更することによって、第
一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニング
ウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬
送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定される。
【0046】更に、本出願にかかる第十五の発明にあっ
ては、DCモータの回転頻度を変更することによって、
第一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニン
グウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間
当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定
搬送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェ
ブ搬送量よりも小さく設定される。
【0047】又、本出願にかかる第十六の発明にあって
は、切り欠き検知手段が切り欠きを検知した後の所定時
間当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記切り欠き検
知手段が上記切り欠きを検知する前の所定時間当りのク
リーニングウェブ搬送量よりも小さく設定される。
【0048】更に、本出願にかかる第十七の発明にあっ
ては、定着枚数カウンターによってカウントされた積算
値が所定積算値以上である際の所定時間当りのクリーニ
ングウェブ搬送量が、上記積算値が所定積算値以下であ
る際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも
小さく設定される。
【0049】又、本出願にかかる第十八の発明にあって
は、第一巻き取り外径検知手段によって検知された外径
が所定長さ以下である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記外径が所定長さ以上である際の所
定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設
定される。
【0050】更に、本出願にかかる第十九の発明にあっ
ては、第二巻き取り外径検知手段によって検知された外
径が所定長さ以上である際の所定時間当りのクリーニン
グウェブ搬送量が、上記外径が所定長さ以下である際の
所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく
設定される。
【0051】又、本出願にかかる第二十の発明にあって
は、ソレノイドの動作頻度を変更することによって、ソ
レノイド用カウンターによってカウントされた動作回数
が所定回数以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記動作回数が所定回数以下である際
の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
く設定される。
【0052】更に、本出願にかかる第二十一の発明にあ
っては、DCモータの回転速度を変更することによっ
て、DCモータ用カウンターによってカウントされた動
作時間長が所定時間長以上である際の所定時間当りのク
リーニングウェブ搬送量が、上記動作時間長が所定時間
長以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬
送量よりも小さく設定可能であることとする請求項3に
記載の定着装置。
【0053】又、本出願にかかる第二十二の発明にあっ
ては、DCモータの回転頻度を変更することによって、
DCモータ用カウンターによってカウントされた動作回
数が所定回数以上である際の所定時間当りのクリーニン
グウェブ搬送量が、上記動作回数が所定回数以下である
際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小
さく設定される。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に沿って本発明の
実施形態について説明する。
【0055】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について図1及び図2に基づき説明する。
【0056】図1は、本発明による画像形成装置の一例
として、デジタル方式の4色フルカラーの画像形成装置
の概略構成を示す断面図である。
【0057】同図に示す画像形成装置は、下部のデジタ
ルカラー画像プリンタ部(以下単に「プリンタ部」とい
う。)Iと、上部のデジタルカラー画像リーダ部(以下
単に「リーダ部」という。)IIとを備えており、例え
ば、リーダ部IIで読み取った原稿Dの画像に基づき、
プリンタ部Iによって記録媒体たる記録材Pに画像を形
成するようになっている。
【0058】以下、プリンタ部Iの構成、続いてリーダ
部IIの構成について簡単に説明する。
【0059】プリンタ部Iは、矢印R1方向に回転駆動
される像担持体としての感光ドラム1を有する。感光ド
ラム1の周囲には、その回転方向に沿って順に、一次帯
電器(帯電手段)2、露光手段3、現像装置(現像手
段)4、転写装置5、クリーニング器6、前露光ランプ
7等が配置されている。転写装置5の下方、即ちプリン
タ部Iの下半部には、記録材Pの給紙搬送部8が配置さ
れ、更に転写装置5の上部には分離手段9が配置され、
又、分離手段9の下流側(記録材Pの搬送方向について
の下流側)には定着装置たる定着器10、排紙部11が
配置されている。
【0060】感光ドラム1は、アルミニウム製のドラム
上の基体1aと、その裏側を覆うOPC(有機光半導
体)の感光体1bとを有し、駆動手段(図示せず)によ
って矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速度)
で回転駆動されるように構成されている。尚、感光ドラ
ム1については後に詳述する。
【0061】一次帯電器2は、感光ドラム1に対向する
部分が開口したシールド2aと、シールド2aの内側に
感光ドラム1の母線と平行に配置された放電ワイヤ2b
と、シールド2aの開口部に配置されて帯電電位を規制
するグリッド2cとを有するコロナ帯電器である。一次
帯電器2は、電源(図示せず)によって帯電バイアスが
印加され、これにより、感光ドラム1表面を所定の極
性、所定の電位に均一に帯電するようになっている。
【0062】露光手段3は、後述のリーダ部IIからの
画像信号に基づいてレーザ光を発光するレーザ出力部
(図示せず)と、レーザ光を反射するポリゴンミラー3
aと、レンズ3bと、ミラー3cとを有する。露光手段
3は、このレーザ光が感光ドラム1表面を照射すること
によって感光ドラム1を露光し、露光部分の電荷を除去
して静電潜像を形成するように構成されている。本実施
形態では、感光ドラム1表面に形成される静電潜像は、
原稿の画像に基づいて、イエロー、シアン、マゼンタ、
ブラックの4色に色分解され、それぞれの色に対応した
静電潜像が順次形成されるようになっている。
【0063】現像装置4は、感光ドラム1の回転方向
(矢印R1の方向)に沿って上流側から順に4個の現像
器、即ち、それぞれ樹脂を基体としたイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各色のトナー(現像剤)を収納
した現像器4Y,4C,4M,4Bkを備えている。各
現像器4Y,4C,4M,4Bkは、それぞれ感光ドラ
ム1表面に形成された静電潜像にトナーを付着させる現
像スリーブ4aを有し、静電潜像の現像に供せられる所
定の色の現像器が偏心カム4bによって、択一的に感光
ドラム1表面に近接する現像位置に配置され、現像スリ
ーブ4aを介して静電潜像にトナーを付着させ、顕像と
してのトナー像(可視画像)を形成するように構成され
ている。尚、現像に供せられる現像器以外の他の3色の
現像器は、現像位置から退避するようになっている。
【0064】転写装置5は、表面に記録材Pを担持する
転写ドラム(記録材担持対)5a、感光ドラム1上のト
ナー像を記録材Pに転写する転写帯電器5b、記録材P
を転写ドラム5aに吸着させるための吸着帯電器5cと
これに対向する吸着ローラ5d、内側帯電器5e、外側
帯電器5fを有し、矢印R5方向に回転駆動されるよう
に軸支された転写ドラム5aの周面開口域には誘電対か
らなる記録材担持シート5gが円筒状に一体的に張設さ
れている。記録材担持シート5gは、ポリカーボネート
フィルム等の誘電体シートを使用している。転写装置5
は、転写ドラム5a表面に記録材Pを吸着して担持する
ように構成されている。
【0065】クリーニング器6は、記録材Pに転写され
ずに感光ドラム1表面に残った残留トナーを掻き落とす
クリーニングブレード6a、及び掻き落としたトナーを
回収するクリーニング容器6bを備えている。
【0066】前露光ランプ7は、一次帯電器2の上流側
に隣接して配置され、クリーニング器6によって清掃さ
れた感光ドラム1表面の不要な電荷を除去するようにな
っている。
【0067】給紙搬送部8は、大きさの異なる記録材P
を積載収納する複数の給紙カセット8a、給紙カセット
8a内の記録材Pを給紙する給紙ローラ8b、多数の搬
送ローラ、そしてレジストローラ8c等を有し、所定の
大きさの記録材Pを転写ドラム5aに供給するようにな
っている。
【0068】分離手段9は、トナー像転写後の記録材P
を転写ドラム5aから分離するための分離帯電器9a、
分離爪9b、そして分離押し上げころ9c等を有してい
る。
【0069】定着器10は、内側にヒータを有する定着
体たる定着ローラ10aと、定着ローラ10aの下方に
配置され記録材Pを定着ローラ10aに押しつける加圧
体たる加圧ローラ10bとを有している。
【0070】排紙部11は、定着器10の下流に配置さ
れた、搬送パス切り換えガイド11a、排出ローラ11
b、排紙トレイ11c等を有している。又、搬送パス切
り換えガイド11aの下方には、1枚の記録材Pに対し
てその両面に画像形成を行うための搬送縦パス11d、
反転パス11e、積載部材11f、中間トレイ11g、
更に搬送ローラ11h、11i、反転ローラ11j等が
配置されている。
【0071】又、感光ドラム1周囲における、一次帯電
器2と現像装置4との間には、感光ドラム表面の帯電電
位を検出する電位センサS1が、又現像装置4と転写ド
ラム5aとの間には、感光ドラム1上のトナー像の濃度
を検知する濃度センサS2が、それぞれ配置されてい
る。
【0072】続いて、リーダ部IIについて説明する。
【0073】プリンタ部Iの上方に配置されたリーダ部
IIは、原稿Dを載置する原稿台ガラス12a、移動し
ながら原稿Dの画像面を露光走査する露光ランプ12
b、原稿Dからの反射光を更に反射させる複数のミラー
12c、反射光を集光するレンズ12d、そしてレンズ
12dからの光に基づいてカラー色分解画像信号を形成
するフルカラーセンサ12e等を有している。カラー色
分解画像信号は、増幅回路(図示せず)を経て、ビデオ
処理ユニット(図示せず)によって処理を施され、上述
のプリンタ部Iに送出されるようになっている。
【0074】次に、上述構成の画像形成装置の動作につ
いて、簡単に説明する。尚、以下の説明においては、イ
エロー、シアン、マゼンタ、ブラックの順に4色フルカ
ラーの画像を形成するものとする。
【0075】リーダ部IIの原稿台ガラス12aに載置
された原稿Dの画像は、露光ランプ12bによって照射
され、色分解されて先ずイエローの画像がフルカラーセ
ンサ12eによって読み取られ、所定の処理を施されて
画像信号としてプリンタ部Iに送られる。
【0076】プリンタ部Iでは、感光ドラム1が矢印R
1方向に回転駆動され、一次帯電器2によって表面が均
一に帯電される。上述のリーダ部IIから送られてきた
画像信号に基づいて、露光手段3のレーザ出力部からレ
ーザ光が照射され、ポリゴンミラー3a等を介して帯電
済みの感光ドラム1表面を光像Eによって露光する。感
光ドラム1表面の露光を受けた部分は、電荷が除去さ
れ、これによりイエローに対応した静電画像が形成され
る。
【0077】現像装置4においては、イエローの現像器
4Yが所定の現像位置に配置され、その他の現像器4
C,4M,4Bkは現像位置から退避される。感光ドラ
ム1上の静電潜像は、現像器4Yによってイエローのト
ナーが付着され、顕像化されてトナー像となる。
【0078】この感光ドラム1上のイエローのトナー像
は、転写ドラム5aに担持された記録材Pに転写され
る。記録材Pは、原稿画像に適した大きさの記録材P所
定の給紙カセット8aから給紙ローラ8b、搬送ロー
ラ、そしてレジストローラ8c等を介して所定のタイミ
ングで転写ドラム5aに供給されたものである。このよ
うにして供給された記録材Pは、転写ドラム5aの表面
に巻つくように吸着されて矢印R5方向に回転し、転写
帯電器5bによって感光ドラム1上のイエロートナー像
が転写されることとなる。
【0079】一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、
クリーニング器6によって表面の残留トナーが除去さ
れ、更に前露光ランプ7によって不要な電荷が除去さ
れ、一次帯電器から始まる次の画像形成に供される。
【0080】以上の、リーダ部IIによる原稿画像の読
み取りから、転写ドラム5a上の記録材Pに対するトナ
ー像の転写、更には感光ドラム1の清掃、除電に至る各
プロセスが、イエロー以外の他の色、即ちシアン、マゼ
ンタ、ブラックについても同様に行われ、転写ドラム5
a上の記録材Pには、4色のトナー像が重なるようにし
て転写される。
【0081】4色のトナー像の転写を受けた記録材P
は、分離帯電器9a、分離爪9b等によって転写ドラム
5aから分離され、未定着のトナー像を表面に担持した
状態で定着器10に搬送され、定着ローラ10a及び加
圧ローラ10bによって加熱加圧され、表面のトナー像
が溶融固着されて定着される。
【0082】定着後の記録材Pは、排出ローラ11bに
よって排紙トレイ11c上に排出される。尚、記録材P
の両面に画像を形成する場合は、定着器10は排出後の
記録材Pを、すぐに搬送パス切り換えガイド11aを駆
動し、搬送縦パス11dを経て、反転パス11eに一旦
導いた後、反転ローラ11jの逆転により送り込まれた
際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに退
出され、中間トレイ11gに収納する。その後、再度上
述の画像形成プロセスによってもう一方の面に画像を形
成した後、排紙トレイ11c上に排出する。
【0083】記録材Pの分離後の転写ドラム5aにおい
ては、記録材担持シート5g上への粉体の飛散付着、記
録材P上のオイルの付着等を防止するために、記録材担
持シート5gを介して相互に対向する、ファーブラシ1
3aとバックアップブラシ13b、及びオイル除去ロー
ラ14aとバックアップブラシ14bによって清掃を行
う。尚、このような清掃は、画像形成前、若しくは画像
形成後に行い、又ジャム(紙づまり)発生時には随時行
う。
【0084】次に、図2を参照して定着器10について
説明する。
【0085】同図において、定着ローラ10aは、中空
で肉厚0.7mmの鉄製の芯金31上に1.2mm厚の
シリコーンゴム層32、この外側に50μm厚のPFA
チューブ層33を有し、直径40mmに形成されてい
る。
【0086】一方、加圧ローラ10bは、中実の鉄製の
芯金34上に、5mm厚のシリコーンゴム層35と、更
にその上に50μm厚のPFAチューブ層36を設け、
直径30mmに形成されている。
【0087】上述の定着ローラ10aには、発熱手段で
あるハロゲンヒータ37,38が芯金31内に配設され
る。定着ローラ10aに当接して配設されたサーミスタ
39によって定着ローラ10aの温度が検知され、この
検知温度に基づいて制御装置40によりハロゲンヒータ
37,38が制御され、定着ローラ10aの温度が一定
に維持される。
【0088】尚、定着ローラ10aと加圧ローラ10b
とは、加圧機構(図示せず)によって総圧約30kgで
加圧されている。又、記録材Pの定着時においては、定
着ローラ10aと加圧ローラ10bはプロセススピード
100mm/secで回転している。
【0089】上述の定着器10では、未定着トナー像を
表面に担持した記録材Pが該トナー像の面を定着ローラ
10a側にして定着ローラ10aと加圧ローラ10bと
の間の定着ニップに挟持搬送され、このとき加圧加熱さ
れてトナーの定着が行われることとなる。
【0090】又、クリーニングウェブ41は、第一巻き
取り手段たるウェブ供給軸42より供給され、第二巻き
取り手段たるウェブ巻き取り軸43に巻き取られる。ク
リーニングウェブ41は、ウェブ加圧ローラ44によっ
て定着ローラ10aに当接、加圧され、定着ローラ10
a表面をクリーニングするようになっている。
【0091】本実施形態においては、ウェブ巻き取り軸
43はワンウェイクラッチ45を介してウェブ送り手段
たるウェブ送りソレノイド46のON/OFFによって
一方向に回転され、クリーニングウェブ41は巻き取ら
れる。尚、本実施形態においては、ウェブ送りソレノイ
ド46の一回のON動作によって、約0.5mmのクリ
ーニングウェブが巻き取られる。又、初期状態でウェブ
供給軸42にはあらかじめ約10mのクリーニングウェ
ブが巻かれている。
【0092】又、本実施形態のクリーニングウェブ41
には、粘度10000センチストークスシリコーンオイ
ルが15g/m2含浸されており、ウェブ巻き取り軸4
3の巻き始めから約1mの箇所に切り欠きが形成されて
いる。本実施形態では、この切り欠きを切り欠き検知手
段47が検知することによって、クリーニングウェブの
所定の搬送量が検知されるよう巻き取り量検知手段が構
成されている。
【0093】次に、本実施形態においてのウェブ送りシ
ーケンスについて説明する。
【0094】本実施形態では、クリーニングウェブ41
の初期において、定着枚数5枚につきウェブ送りソレノ
イド46を1回ONさせることとする。即ち、定着画像
一枚あたりクリーニングウェブの送り量は0.1mmと
なる。
【0095】その後、切り欠き検知手段47がクリーニ
ングウェブ41の切り欠きを検知すると、その検知以降
定着枚数10枚につきウェブ送りソレノイド46を1回
ONさせることとする。即ち、定着画像一枚あたりクリ
ーニングウェブの送り量は0.05mmとなる。
【0096】又、クリーニングウェブの送り量を比較例
1として0.05mm、及び比較例2として0.1mm
とした。
【0097】上述の本実施形態及び比較例において、定
着耐久評価したところ、本実施形態においては、定着オ
フセットによる画像不良や、オイル筋は発生しなかった
が、比較例1においてはクリーニングウェブの初期状態
で定着オフセットによる画像不良が発生し、比較例2に
おいてはクリーニング不良による画像不良は発生しなか
ったがクリーニングウェブの中期から後期でオイル筋が
発生した。
【0098】尚、本実施形態においては、ウェブソレノ
イドを間欠に動作させたが、ウェブソレノイドの一回の
動作で送られるクリーニングウェブの量を少なくし、ウ
ェブソレノイドを連続的に動かしてもよい。例えば、ウ
ェブソレノイドの一回の動作でクリーニングウェブが
0.1mm送るようにし、1枚の定着動作ごとに1回ず
つウェブソレノイドをONする構成とした場合、切り欠
き検知手段が切り欠きを検知した後は2枚の定着動作ご
とに1回ずつウェブソレノイドをONすればよい。
【0099】又、クリーニングウェブを送る構成はソレ
ノイドに限ったことではなく、DCモータ等の回転によ
ってクリーニングウェブを送ってもよい。
【0100】更に、本実施形態においては、クリーニン
グウェブの搬送量の変更が1段階のみであるが、1段階
に限ったことではなく、例えば、クリーニングウェブに
形成される切り欠きを巻き始めから約5mの位置にも設
けて、クリーニングウェブの搬送後期における搬送量を
更に少なくしてもよい。
【0101】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について図3に基づき説明する。尚、第一の実
施形態と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0102】本実施形態では、第一の実施形態における
クリーニングウェブの切り欠きと切り欠き検知手段とに
代えて、ウェブ送りソレノイド46の動作回数をカウン
トするソレノイド用カウンターたるソレノイド動作カウ
ンター48を備えることを特徴としている。
【0103】ここで、本実施形態におけるクリーニング
ウェブ搬送シーケンスについて説明する。
【0104】本実施形態では、クリーニングウェブ41
の初期において、定着枚数5枚につきウェブ送りソレノ
イド46を1回ONさせることとする。即ち、定着画像
一枚あたりクリーニングウェブの送り量は0.1mmと
なる。
【0105】その後、ソレノイド動作カウンター48が
ウェブ送りソレノイド46の1000回の動作をカウン
トすると、そのカウント以降定着枚数10枚につきウェ
ブ送りソレノイド46を1回ONさせることとする。即
ち、定着画像一枚あたりクリーニングウェブの送り量は
0.05mmとなる。
【0106】上述の本実施形態において、定着耐久評価
したところ、本実施形態においては、定着オフセットに
よる画像不良や、オイル筋は発生しなかった。
【0107】尚、本実施形態においては、ウェブソレノ
イドを間欠に動作させたが、ウェブソレノイドの一回の
動作で送られるクリーニングウェブの量を少なくし、ウ
ェブソレノイドを連続的に動かしてもよい。例えば、ウ
ェブソレノイドの一回の動作でクリーニングウェブが
0.1mm送るようにし、1枚の定着動作ごとに1回ず
つウェブソレノイドをONする構成とした場合、ソレノ
イド動作カウンターがウェブ送りソレノイド46の10
00回の動作をカウントした後は2枚の定着動作ごとに
1回ずつウェブソレノイドをONすればよい。
【0108】又、クリーニングウェブを送る構成はソレ
ノイドに限ったことではなく、DCモータ等の回転によ
ってクリーニングウェブを送ってもよい。この場合、ク
リーニングウェブの搬送量を検知する手段として、DC
モータの動作回転数や回転時間をカウントするカウンタ
ーを用いればよい。
【0109】更に、本実施形態においては、クリーニン
グウェブの搬送量の変更が1段階のみであるが、1段階
に限ったことではなく、例えば、ソレノイド動作カウン
ターがウェブ送りソレノイド46の10000回の動作
をカウントした後に、クリーニングウェブの搬送後期に
おける搬送量を更に少なくしてもよい。
【0110】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0111】本実施形態では、第一の実施形態における
クリーニングウェブの切り欠きと切り欠き検知手段とに
代えて、定着枚数の積算をカウントする定着枚数カウン
ターたる積算カウンター(図示せず)を備えることを特
徴としている。
【0112】ここで、本実施形態におけるクリーニング
ウェブ搬送シーケンスについて説明する。
【0113】本実施形態では、クリーニングウェブ41
の初期において、定着枚数5枚につきウェブ送りソレノ
イド46を1回ONさせることとする。即ち、定着画像
一枚あたりクリーニングウェブの送り量は0.1mmと
なる。
【0114】その後、上記積算カウンターが5000枚
の定着動作をカウントすると、そのカウント以降定着枚
数10枚につきウェブ送りソレノイド46を1回ONさ
せることとする。即ち、定着画像一枚あたりクリーニン
グウェブの送り量は0.05mmとなる。
【0115】上述の本実施形態において、定着耐久評価
したところ、本実施形態においては、定着オフセットに
よる画像不良や、オイル筋は発生しなかった。
【0116】尚、本実施形態においては、ウェブソレノ
イドを間欠に動作させたが、ウェブソレノイドの一回の
動作で送られるクリーニングウェブの量を少なくし、ウ
ェブソレノイドを連続的に動かしてもよい。例えば、ウ
ェブソレノイドの一回の動作でクリーニングウェブが
0.1mm送るようにし、1枚の定着動作ごとに1回ず
つウェブソレノイドをONする構成とした場合、積算カ
ウンターが5000枚の定着動作をカウントした後は2
枚の定着動作ごとに1回ずつウェブソレノイドをONす
ればよい。
【0117】又、クリーニングウェブを送る構成はソレ
ノイドに限ったことではなく、DCモータ等の回転によ
ってクリーニングウェブを送ってもよい。
【0118】更に、本実施形態においては、クリーニン
グウェブの搬送量の変更が1段階のみであるが、1段階
に限ったことではなく、例えば、積算カウンターが10
0000枚の定着動作をカウントした後に、クリーニン
グウェブの搬送後期における搬送量を更に少なくしても
よい。
【0119】(第四の実施形態)次に、本発明の第四の
実施形態について図4に基づき説明する。尚、第一の実
施形態と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0120】本実施形態では、第一の実施形態における
クリーニングウェブの切り欠きと切り欠き検知手段とに
代えて、ウェブ巻き取り軸43に巻き取られたクリーニ
ングウェブの外径を検知する代位に巻き取り外径検知手
段たる巻き取り軸外径検知手段49を備えることを特徴
としている。本実施形態におけるウェブ巻き取り軸43
の外径が8mmであり、ウェブ巻き取り軸43がクリー
ニングウェブを巻ききった状態では該クリーニングウェ
ブの外径が約28mmである。
【0121】ここで、本実施形態におけるクリーニング
ウェブ搬送シーケンスについて説明する。
【0122】本実施形態では、クリーニングウェブ41
の初期において、定着枚数5枚につきウェブ送りソレノ
イド46を1回ONさせることとする。即ち、定着画像
一枚あたりクリーニングウェブの送り量は0.1mmと
なる。
【0123】その後、巻き取り軸外径検知手段49がウ
ェブ巻き取り軸43に巻き取られたクリーニングウェブ
41の外径15mm以上を検知すると、その検知以降定
着枚数10枚につきウェブ送りソレノイド46を1回O
Nさせることとする。即ち、定着画像一枚あたりクリー
ニングウェブの送り量は0.05mmとなる。
【0124】上述の本実施形態において、定着耐久評価
したところ、本実施形態においては、定着オフセットに
よる画像不良や、オイル筋は発生しなかった。
【0125】尚、本実施形態においては、ウェブソレノ
イドを間欠に動作させたが、ウェブソレノイドの一回の
動作で送られるクリーニングウェブの量を少なくし、ウ
ェブソレノイドを連続的に動かしてもよい。例えば、ウ
ェブソレノイドの一回の動作でクリーニングウェブが
0.1mm送るようにし、1枚の定着動作ごとに1回ず
つウェブソレノイドをONする構成とした場合、巻き取
り軸外径検知手段49がウェブ巻き取り軸43に巻き取
られたクリーニングウェブ41の外径15mm以上をし
た後は2枚の定着動作ごとに1回ずつウェブソレノイド
をONすればよい。
【0126】又、クリーニングウェブを送る構成はソレ
ノイドに限ったことではなく、DCモータ等の回転によ
ってクリーニングウェブを送ってもよい。
【0127】更に、本実施形態においては、クリーニン
グウェブの搬送量の変更が1段階のみであるが、1段階
に限ったことではなく、例えば、巻き取り軸外径検知手
段49がウェブ巻き取り軸43に巻き取られたクリーニ
ングウェブ41の外径20mm以上を検知した後に、ク
リーニングウェブの搬送後期における搬送量を更に少な
くしてもよい。
【0128】(第五の実施形態)次に、本発明の第五の
実施形態について図5に基づき説明する。尚、第一の実
施形態と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0129】本実施形態では、第一の実施形態における
クリーニングウェブの切り欠きと切り欠き検知手段とに
代えて、ウェブ供給軸42に巻き取られたクリーニング
ウェブの外径を検知する第一巻き取り外径検知手段たる
供給軸外径検知手段50を備えることを特徴としてい
る。本実施形態におけるウェブ供給軸43の外径が8m
mであり、ウェブ供給軸43がクリーニングウェブを巻
ききった初期状態では該クリーニングウェブの外径が約
28mmである。
【0130】ここで、本実施形態におけるクリーニング
ウェブ搬送シーケンスについて説明する。
【0131】本実施形態では、クリーニングウェブ41
の初期において、定着枚数5枚につきウェブ送りソレノ
イド46を1回ONさせることとする。即ち、定着画像
一枚あたりクリーニングウェブの送り量は0.1mmと
なる。
【0132】その後、供給軸外径検知手段50がウェブ
供給軸42に巻き取られたクリーニングウェブ41の外
径20mm以下を検知すると、その検知以降定着枚数1
0枚につきウェブ送りソレノイド46を1回ONさせる
こととする。即ち、定着画像一枚あたりクリーニングウ
ェブの送り量は0.05mmとなる。
【0133】上述の本実施形態において、定着耐久評価
したところ、本実施形態においては、定着オフセットに
よる画像不良や、オイル筋は発生しなかった。
【0134】尚、本実施形態においては、ウェブソレノ
イドを間欠に動作させたが、ウェブソレノイドの一回の
動作で送られるクリーニングウェブの量を少なくし、ウ
ェブソレノイドを連続的に動かしてもよい。例えば、ウ
ェブソレノイドの一回の動作でクリーニングウェブが
0.1mm送るようにし、1枚の定着動作ごとに1回ず
つウェブソレノイドをONする構成とした場合、供給軸
外径検知手段50がウェブ供給軸42に巻き取られたク
リーニングウェブ41の外径20mm以下をした後は2
枚の定着動作ごとに1回ずつウェブソレノイドをONす
ればよい。
【0135】又、クリーニングウェブを送る構成はソレ
ノイドに限ったことではなく、DCモータ等の回転によ
ってクリーニングウェブを送ってもよい。
【0136】更に、本実施形態においては、クリーニン
グウェブの搬送量の変更が1段階のみであるが、1段階
に限ったことではなく、例えば、供給軸外径検知手段5
0がウェブ供給軸42に巻き取られたクリーニングウェ
ブ41の外径15mm以下を検知した後に、クリーニン
グウェブの搬送後期における搬送量を更に少なくしても
よい。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、第一巻き取り手段から第二巻き取り
手段へのクリーニングウェブの搬送量が所定搬送量以上
である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量
が、上記搬送量が所定搬送量以下である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定される
ので、第一巻き取り手段から定着体へ供給されるクリー
ニングウェブの初期から終期までにおける離型剤含浸量
が不均一な状態であっても、定着オフセット及びオイル
筋を生じることなく定着処理を施すことができる。
【0138】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
ソレノイドの動作頻度を変更することによって、第一巻
き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニングウェ
ブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当りの
クリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬送量
以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送
量よりも小さく設定されるので、第一巻き取り手段から
定着体へ供給されるクリーニングウェブの初期から終期
までにおける離型剤含浸量が不均一な状態であっても、
定着オフセット及びオイル筋を生じることなく定着処理
を施すことができる。
【0139】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、DCモータの回転速度を変更することによって、第
一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニング
ウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬
送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定されるので、第一巻き取り手段
から定着体へ供給されるクリーニングウェブの初期から
終期までにおける離型剤含浸量が不均一な状態であって
も、定着オフセット及びオイル筋を生じることなく定着
処理を施すことができる。
【0140】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
DCモータの回転頻度を変更することによって、第一巻
き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニングウェ
ブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当りの
クリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬送量
以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送
量よりも小さく設定されるので、第一巻き取り手段から
定着体へ供給されるクリーニングウェブの初期から終期
までにおける離型剤含浸量が不均一な状態であっても、
定着オフセット及びオイル筋を生じることなく定着処理
を施すことができる。
【0141】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、切り欠き検知手段が切り欠きを検知した後の所定時
間当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記切り欠き検
知手段が上記切り欠きを検知する前の所定時間当りのク
リーニングウェブ搬送量よりも小さく設定されるので、
第一巻き取り手段から定着体へ供給されるクリーニング
ウェブの初期から終期までにおける離型剤含浸量が不均
一な状態であっても、定着オフセット及びオイル筋を生
じることなく定着処理を施すことができる。
【0142】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
定着枚数カウンターによってカウントされた積算値が所
定積算値以上である際の所定時間当りのクリーニングウ
ェブ搬送量が、上記積算値が所定積算値以下である際の
所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく
設定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給さ
れるクリーニングウェブの初期から終期までにおける離
型剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセット
及びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことがで
きる。
【0143】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、第一巻き取り外径検知手段によって検知された外径
が所定長さ以下である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記外径が所定長さ以上である際の所
定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設
定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給され
るクリーニングウェブの初期から終期までにおける離型
剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセット及
びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことができ
る。
【0144】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
第二巻き取り外径検知手段によって検知された外径が所
定長さ以上である際の所定時間当りのクリーニングウェ
ブ搬送量が、上記外径が所定長さ以下である際の所定時
間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定さ
れるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給されるク
リーニングウェブの初期から終期までにおける離型剤含
浸量が不均一な状態であっても、定着オフセット及びオ
イル筋を生じることなく定着処理を施すことができる。
【0145】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、ソレノイドの動作頻度を変更することによって、ソ
レノイド用カウンターによってカウントされた動作回数
が所定回数以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記動作回数が所定回数以下である際
の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
く設定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給
されるクリーニングウェブの初期から終期までにおける
離型剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセッ
ト及びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことが
できる。
【0146】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
DCモータの回転速度を変更することによって、DCモ
ータ用カウンターによってカウントされた動作時間長が
所定時間長以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記動作時間長が所定時間長以下であ
る際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも
小さく設定可能であることとする請求項3に記載の定着
装置ので、第一巻き取り手段から定着体へ供給されるク
リーニングウェブの初期から終期までにおける離型剤含
浸量が不均一な状態であっても、定着オフセット及びオ
イル筋を生じることなく定着処理を施すことができる。
【0147】更に、本出願にかかる第十一の発明によれ
ば、DCモータの回転頻度を変更することによって、D
Cモータ用カウンターによってカウントされた動作回数
が所定回数以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記動作回数が所定回数以下である際
の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
く設定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給
されるクリーニングウェブの初期から終期までにおける
離型剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセッ
ト及びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことが
できる。
【0148】又、本出願にかかる第十二の発明によれ
ば、第一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリー
ニングウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定
時間当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が
所定搬送量以下である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量よりも小さく設定されるので、第一巻き取
り手段から定着体へ供給されるクリーニングウェブの初
期から終期までにおける離型剤含浸量が不均一な状態で
あっても、定着オフセット及びオイル筋を生じることな
く定着処理を施すことができる。
【0149】更に、本出願にかかる第十三の発明によれ
ば、ソレノイドの動作頻度を変更することによって、第
一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニング
ウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬
送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定されるので、第一巻き取り手段
から定着体へ供給されるクリーニングウェブの初期から
終期までにおける離型剤含浸量が不均一な状態であって
も、定着オフセット及びオイル筋を生じることなく定着
処理を施すことができる。
【0150】又、本出願にかかる第十四の発明によれ
ば、DCモータの回転速度を変更することによって、第
一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニング
ウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬
送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定されるので、第一巻き取り手段
から定着体へ供給されるクリーニングウェブの初期から
終期までにおける離型剤含浸量が不均一な状態であって
も、定着オフセット及びオイル筋を生じることなく定着
処理を施すことができる。
【0151】更に、本出願にかかる第十五の発明によれ
ば、DCモータの回転頻度を変更することによって、第
一巻き取り手段から第二巻き取り手段へのクリーニング
ウェブの搬送量が所定搬送量以上である際の所定時間当
りのクリーニングウェブ搬送量が、上記搬送量が所定搬
送量以下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ
搬送量よりも小さく設定されるので、第一巻き取り手段
から定着体へ供給されるクリーニングウェブの初期から
終期までにおける離型剤含浸量が不均一な状態であって
も、定着オフセット及びオイル筋を生じることなく定着
処理を施すことができる。
【0152】又、本出願にかかる第十六の発明によれ
ば、切り欠き検知手段が切り欠きを検知した後の所定時
間当りのクリーニングウェブ搬送量が、上記切り欠き検
知手段が上記切り欠きを検知する前の所定時間当りのク
リーニングウェブ搬送量よりも小さく設定されるので、
第一巻き取り手段から定着体へ供給されるクリーニング
ウェブの初期から終期までにおける離型剤含浸量が不均
一な状態であっても、定着オフセット及びオイル筋を生
じることなく定着処理を施すことができる。
【0153】更に、本出願にかかる第十七の発明によれ
ば、定着枚数カウンターによってカウントされた積算値
が所定積算値以上である際の所定時間当りのクリーニン
グウェブ搬送量が、上記積算値が所定積算値以下である
際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小
さく設定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供
給されるクリーニングウェブの初期から終期までにおけ
る離型剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセ
ット及びオイル筋を生じることなく定着処理を施すこと
ができる。
【0154】又、本出願にかかる第十八の発明によれ
ば、第一巻き取り外径検知手段によって検知された外径
が所定長さ以下である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記外径が所定長さ以上である際の所
定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設
定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給され
るクリーニングウェブの初期から終期までにおける離型
剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセット及
びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことができ
る。
【0155】更に、本出願にかかる第十九の発明によれ
ば、第二巻き取り外径検知手段によって検知された外径
が所定長さ以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記外径が所定長さ以下である際の所
定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設
定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給され
るクリーニングウェブの初期から終期までにおける離型
剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセット及
びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことができ
る。
【0156】又、本出願にかかる第二十の発明によれ
ば、ソレノイドの動作頻度を変更することによって、ソ
レノイド用カウンターによってカウントされた動作回数
が所定回数以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記動作回数が所定回数以下である際
の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
く設定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給
されるクリーニングウェブの初期から終期までにおける
離型剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセッ
ト及びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことが
できる。
【0157】更に、本出願にかかる第二十一の発明によ
れば、DCモータの回転速度を変更することによって、
DCモータ用カウンターによってカウントされた動作時
間長が所定時間長以上である際の所定時間当りのクリー
ニングウェブ搬送量が、上記動作時間長が所定時間長以
下である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量
よりも小さく設定可能であることとする請求項3に記載
の定着装置ので、第一巻き取り手段から定着体へ供給さ
れるクリーニングウェブの初期から終期までにおける離
型剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセット
及びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことがで
きる。
【0158】又、本出願にかかる第二十二の発明によれ
ば、DCモータの回転頻度を変更することによって、D
Cモータ用カウンターによってカウントされた動作回数
が所定回数以上である際の所定時間当りのクリーニング
ウェブ搬送量が、上記動作回数が所定回数以下である際
の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
く設定されるので、第一巻き取り手段から定着体へ供給
されるクリーニングウェブの初期から終期までにおける
離型剤含浸量が不均一な状態であっても、定着オフセッ
ト及びオイル筋を生じることなく定着処理を施すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の第二の実施形態にかかる定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図4】本発明の第四の実施形態にかかる定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図5】本発明の第五の実施形態にかかる定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図6】従来の定着装置におけるクリーニングウェブの
概略構成を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
10 定着器(定着装置) 10a 定着ローラ(定着体) 10b 加圧ローラ(加圧体) 37,38 ハロゲンヒータ(加熱手段) 41 クリーニングウェブ 42 ウェブ供給軸(第一巻き取り手段) 43 ウェブ巻き取り軸(第二巻き取り手段) 46 ウェブ送りソレノイド(ウェブ送り手段) 48 ソレノイド動作カウンター(ソレノイド用カウン
ター) 49 巻き取り軸外径検知手段(第二巻き取り外径検知
手段) 50 巻き取り軸外径検知手段(第一巻き取り外径検知
手段) P 記録材(記録媒体)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接回転する定着体及び加圧体
    と、定着体を加熱する加熱手段とを備え、未定着像を担
    持する記録媒体を上記定着体及び上記加圧体によって挟
    持搬送しながら加熱及び加圧することにより上記未定着
    像を上記記録媒体に定着させる定着装置であって、離型
    剤が含浸され定着体に当接若しくは圧接して配設され該
    定着体との摺擦により該定着体の表面をクリーニングす
    るクリーニングウェブと、該クリーニングウェブを所定
    方向に搬送させるウェブ送り手段と、定着体のクリーニ
    ングに供される前のクリーニングウェブが巻き取られた
    第一巻き取り手段と、定着体のクリーニングに供された
    後のクリーニングウェブを巻き取る第二巻き取り手段と
    を備える定着装置において、第一巻き取り手段及び第二
    巻き取り手段の少なくとも一方に巻き取られたクリーニ
    ングウェブの巻き取り量を検知する巻取り量検知手段を
    備え、ウェブ送り手段は、巻取り検知手段によって検知
    された巻取り量に基づき、第一巻き取り手段から第二巻
    き取り手段へのクリーニングウェブの搬送量が所定搬送
    量以上である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬
    送量を、上記搬送量が所定搬送量以下である際の所定時
    間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可
    能であることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 ウェブ送り手段は、ソレノイドであり、
    クリーニングウェブ搬送量が該ソレノイドの動作頻度を
    変更することによって設定可能であることとする請求項
    1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 ウェブ送り手段は、DCモータであり、
    クリーニングウェブ搬送量が該DCモータの回転速度を
    変更することによって設定可能であることとする請求項
    1に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 ウェブ送り手段は、DCモータであり、
    クリーニングウェブ搬送量が該DCモータの回転頻度を
    変更することによって設定可能であることとする請求項
    1に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 ウェブ巻き取り量検知手段は、クリーン
    グウェブの搬送方向での所定位置で該クリーニングウェ
    ブに形成される切り欠きと、上記クリーニングウェブの
    搬送路の所定位置での上記切り欠きの有無を検知する切
    り欠き検知手段とを備え、ウェブ送り手段は、上記切り
    欠き検知手段が上記切り欠きを検知した後の所定時間当
    りのクリーニングウェブ搬送量を、上記切り欠き検知手
    段が上記切り欠きを検知する前の所定時間当りのクリー
    ニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能であることと
    する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の定着
    装置。
  6. 【請求項6】 ウェブ巻き取り量検知手段は、定着に供
    される記録媒体の枚数の積算値をカウントする定着枚数
    カウンターを備え、ウェブ送り手段は、該定着枚数カウ
    ンターによってカウントされた積算値が所定積算値以上
    である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量
    を、上記積算値が所定積算値以下である際の所定時間当
    りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能で
    あることとする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 ウェブ巻き取り量検知手段は、第一巻き
    取り手段に巻き取られたクリーニングウェブの外径を検
    知する第一巻取り外径検知手段を備え、ウェブ送り手段
    は、該第一巻き取り外径検知手段によって検知された外
    径が所定長さ以下である際の所定時間当りのクリーニン
    グウェブ搬送量を、上記外径が所定長さ以上である際の
    所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく
    設定可能であることとする請求項1乃至請求項4のいず
    れか一項に記載の定着装置。
  8. 【請求項8】 ウェブ巻き取り量検知手段は、第二巻き
    取り手段に巻き取られたクリーニングウェブの外径を検
    知する第二巻取り外径検知手段を備え、ウェブ送り手段
    は、該第二巻き取り外径検知手段によって検知された外
    径が所定長さ以上である際の所定時間当りのクリーニン
    グウェブ搬送量を、上記外径が所定長さ以下である際の
    所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく
    設定可能であることとする請求項1乃至請求項4のいず
    れか一項に記載の定着装置。
  9. 【請求項9】 ウェブ巻き取り量検知手段は、ソレノイ
    ドの動作回数をカウントするソレノイド用カウンターを
    備え、ウェブ送り手段は、該ソレノイド用カウンターに
    よってカウントされた動作回数が所定回数以上である際
    の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上記動
    作回数が所定回数以下である際の所定時間当りのクリー
    ニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能であることと
    する請求項2に記載の定着装置。
  10. 【請求項10】 ウェブ巻き取り量検知手段は、DCモ
    ータの動作時間長をカウントするDCモータ用ソレノイ
    ドカウンターを備え、ウェブ送り手段は、該DCモータ
    用カウンターによってカウントされた動作時間長が所定
    時間長以上である際の所定時間当りのクリーニングウェ
    ブ搬送量を、上記動作時間長が所定時間長以下である際
    の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
    く設定可能であることとする請求項3に記載の定着装
    置。
  11. 【請求項11】 ウェブ巻き取り量検知手段は、DCモ
    ータの動作回数をカウントするDCモータ用ソレノイド
    カウンターを備え、ウェブ送り手段は、該DCモータ用
    カウンターによってカウントされた動作回数が所定回数
    以上である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送
    量を、上記動作回数が所定回数以下である際の所定時間
    当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能
    であることとする請求項4に記載の定着装置。
  12. 【請求項12】 一連の画像形成プロセスによって形成
    された画像を記録する画像形成装置であって、請求項1
    に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  13. 【請求項13】 ウェブ送り手段は、ソレノイドであ
    り、クリーニングウェブ搬送量が該ソレノイドの動作頻
    度を変更することによって設定可能であることとする請
    求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 ウェブ送り手段は、DCモータであ
    り、クリーニングウェブ搬送量が該DCモータの回転速
    度を変更することによって設定可能であることとする請
    求項12に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 ウェブ送り手段は、DCモータであ
    り、クリーニングウェブ搬送量が該DCモータの回転頻
    度を変更することによって設定可能であることとする請
    求項12に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 ウェブ巻き取り量検知手段は、クリー
    ングウェブの搬送方向での所定位置で該クリーニングウ
    ェブに形成される切り欠きと、上記クリーニングウェブ
    の搬送路の所定位置での上記切り欠きの有無を検知する
    切り欠き検知手段とを備え、ウェブ送り手段は、上記切
    り欠き検知手段が上記切り欠きを検知した後の所定時間
    当りのクリーニングウェブ搬送量を、上記切り欠き検知
    手段が上記切り欠きを検知する前の所定時間当りのクリ
    ーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能であること
    とする請求項12乃至請求項15のいずれか一項に記載
    の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 ウェブ巻き取り量検知手段は、定着に
    供される記録媒体の枚数の積算値をカウントする定着枚
    数カウンターを備え、ウェブ送り手段は、該定着枚数カ
    ウンターによってカウントされた積算値が所定積算値以
    上である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量
    を、上記積算値が所定積算値以下である際の所定時間当
    りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能で
    あることとする請求項12乃至請求項15のいずれか一
    項に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 ウェブ巻き取り量検知手段は、第一巻
    き取り手段に巻き取られたクリーニングウェブの外径を
    検知する第一巻取り外径検知手段を備え、ウェブ送り手
    段は、該第一巻き取り外径検知手段によって検知された
    外径が所定長さ以下である際の所定時間当りのクリーニ
    ングウェブ搬送量を、上記外径が所定長さ以上である際
    の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
    く設定可能であることとする請求項12乃至請求項15
    のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 ウェブ巻き取り量検知手段は、第二巻
    き取り手段に巻き取られたクリーニングウェブの外径を
    検知する第二巻取り外径検知手段を備え、ウェブ送り手
    段は、該第二巻き取り外径検知手段によって検知された
    外径が所定長さ以上である際の所定時間当りのクリーニ
    ングウェブ搬送量を、上記外径が所定長さ以下である際
    の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
    く設定可能であることとする請求項12乃至請求項15
    のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 ウェブ巻き取り量検知手段は、ソレノ
    イドの動作回数をカウントするソレノイド用カウンター
    を備え、ウェブ送り手段は、該ソレノイド用カウンター
    によってカウントされた動作回数が所定回数以上である
    際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量を、上記
    動作回数が所定回数以下である際の所定時間当りのクリ
    ーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能であること
    とする請求項13に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 ウェブ巻き取り量検知手段は、DCモ
    ータの動作時間長をカウントするDCモータ用ソレノイ
    ドカウンターを備え、ウェブ送り手段は、該DCモータ
    用カウンターによってカウントされた動作時間長が所定
    時間長以上である際の所定時間当りのクリーニングウェ
    ブ搬送量を、上記動作時間長が所定時間長以下である際
    の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さ
    く設定可能であることとする請求項14に記載の画像形
    成装置。
  22. 【請求項22】 ウェブ巻き取り量検知手段は、DCモ
    ータの動作回数をカウントするDCモータ用ソレノイド
    カウンターを備え、ウェブ送り手段は、該DCモータ用
    カウンターによってカウントされた動作回数が所定回数
    以上である際の所定時間当りのクリーニングウェブ搬送
    量を、上記動作回数が所定回数以下である際の所定時間
    当りのクリーニングウェブ搬送量よりも小さく設定可能
    であることとする請求項15に記載の画像形成装置。
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JP2013214033A (ja) * 2012-03-07 2013-10-17 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置

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JP2008175909A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Canon Inc 画像形成装置
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