JP3252735B2 - 内燃機関用排気管装置 - Google Patents
内燃機関用排気管装置Info
- Publication number
- JP3252735B2 JP3252735B2 JP00310397A JP310397A JP3252735B2 JP 3252735 B2 JP3252735 B2 JP 3252735B2 JP 00310397 A JP00310397 A JP 00310397A JP 310397 A JP310397 A JP 310397A JP 3252735 B2 JP3252735 B2 JP 3252735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- internal combustion
- combustion engine
- exhaust pipe
- pipe device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/18—Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
- F01N13/1805—Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body
- F01N13/1811—Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body with means permitting relative movement, e.g. compensation of thermal expansion or vibration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
- F16L27/127—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
- F16L27/1275—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt
- F16L27/12751—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by means of at least an external threaded bolt the threaded bolt extending longitudinally
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、横置式内燃機関の
排気管装置に関する。
排気管装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】実開平２−１０３１１９号公報は、縦置
式内燃機関（内燃機関長手方向を車両前後方向にして車
両に搭載した内燃機関）の排気管装置を示しており、図
５に示すように、排気管２２のうちエンジン回転軸芯２
３を横切って車両幅方向に延びる部分２２ａに、該部分
２２ａと同方向にフレキシブルチューブ２４を配置し
て、フレキシブルチューブ２４のねじりをほとんど伴な
うことなく、縦置式内燃機関２１のロール振動（ロール
方向を符号２５で示す）を吸収するようにした排気管装
置を開示している。
式内燃機関（内燃機関長手方向を車両前後方向にして車
両に搭載した内燃機関）の排気管装置を示しており、図
５に示すように、排気管２２のうちエンジン回転軸芯２
３を横切って車両幅方向に延びる部分２２ａに、該部分
２２ａと同方向にフレキシブルチューブ２４を配置し
て、フレキシブルチューブ２４のねじりをほとんど伴な
うことなく、縦置式内燃機関２１のロール振動（ロール
方向を符号２５で示す）を吸収するようにした排気管装
置を開示している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の振動吸
収装置を横置式内燃機関（内燃機関長手方向を車両幅方
向にして車両に搭載した内燃機関）２６の排気管装置に
適用した場合、図６に示すように、内燃機関２６のロー
ル振動時（ロール方向を符号２７で示す）に排気管２２
のうち車両幅方向に延びる部分２２ａには曲げの他にね
じり（内燃機関のロール振動の角度と同じ角度のねじ
り）が生じ、フレキシブルチューブ２４にねじりがかか
る。フレキシブルチューブ２４は曲げには柔で曲げ振動
を逃がすことができるが、ねじりには剛で振動遮断効果
をもたないので、排気管の振動低減効果が低下するとと
もに、フレキシブルチューブ２４自体の耐久性が低下す
るという問題がある。本発明の課題または目的は、振動
遮断機構にほとんどねじりをかけずに内燃機関のロール
振動時の排気系の振動を吸収することができる横置式内
燃機関用排気管装置を提供することにある。
収装置を横置式内燃機関（内燃機関長手方向を車両幅方
向にして車両に搭載した内燃機関）２６の排気管装置に
適用した場合、図６に示すように、内燃機関２６のロー
ル振動時（ロール方向を符号２７で示す）に排気管２２
のうち車両幅方向に延びる部分２２ａには曲げの他にね
じり（内燃機関のロール振動の角度と同じ角度のねじ
り）が生じ、フレキシブルチューブ２４にねじりがかか
る。フレキシブルチューブ２４は曲げには柔で曲げ振動
を逃がすことができるが、ねじりには剛で振動遮断効果
をもたないので、排気管の振動低減効果が低下するとと
もに、フレキシブルチューブ２４自体の耐久性が低下す
るという問題がある。本発明の課題または目的は、振動
遮断機構にほとんどねじりをかけずに内燃機関のロール
振動時の排気系の振動を吸収することができる横置式内
燃機関用排気管装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題または目的を達
成する本発明はつぎの通りである。横置式内燃機関に接
続され、車両幅方向に斜めに曲がる曲がりをもつ排気管
と、排気系の途中に配置された振動遮断機構を備えてい
る内燃機関用排気管装置であって、前記振動遮断機構を
平面視で前記排気管装置の慣性主軸上または慣性主軸の
直近に配置するとともに、前記振動遮断機構の軸方向を
前記慣性主軸を含む鉛直面内方向にほぼ合わせた内燃機
関用排気管装置。
成する本発明はつぎの通りである。横置式内燃機関に接
続され、車両幅方向に斜めに曲がる曲がりをもつ排気管
と、排気系の途中に配置された振動遮断機構を備えてい
る内燃機関用排気管装置であって、前記振動遮断機構を
平面視で前記排気管装置の慣性主軸上または慣性主軸の
直近に配置するとともに、前記振動遮断機構の軸方向を
前記慣性主軸を含む鉛直面内方向にほぼ合わせた内燃機
関用排気管装置。
【０００５】横置式内燃機関がロール振動（機関長手方
向軸芯まわりの回転振動）したとき、排気管装置は全体
としては慣性主軸を含む鉛直面内で曲げ振動をし、慣性
主軸まわりのねじり振動はほとんど起こらない。したが
って、排気管装置の慣性主軸上またはその直近に配置さ
れかつ振動吸収方向を車両前後方向に延びる鉛直面内に
ほぼ合わせて配置された振動遮断機構には、横置式内燃
機関のロール振動時にねじりがほとんどかからず、振動
遮断機構は内燃機関ロール振動時の排気管装置の曲げ振
動を効果的に吸収することができる。また、ねじりがほ
とんどかからないことによって振動遮断機構自体の耐久
性も向上する。
向軸芯まわりの回転振動）したとき、排気管装置は全体
としては慣性主軸を含む鉛直面内で曲げ振動をし、慣性
主軸まわりのねじり振動はほとんど起こらない。したが
って、排気管装置の慣性主軸上またはその直近に配置さ
れかつ振動吸収方向を車両前後方向に延びる鉛直面内に
ほぼ合わせて配置された振動遮断機構には、横置式内燃
機関のロール振動時にねじりがほとんどかからず、振動
遮断機構は内燃機関ロール振動時の排気管装置の曲げ振
動を効果的に吸収することができる。また、ねじりがほ
とんどかからないことによって振動遮断機構自体の耐久
性も向上する。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明実施例の内燃機関の排気管
装置を図１〜図４を参照して説明する。図１および図２
に示すように、本発明実施例の内燃機関用排気管装置１
は、ＦＦ車（フロントエンジンフロントドライブ車）の
横置式内燃機関１３に接続され、車両幅方向に斜めに曲
がる曲がり１５をもつ排気管７、８、９と、排気系の途
中に配置された振動遮断機構１２、５（第１振動遮断機
構１２、第２振動遮断機構５）と、排気系の途中に設け
られたマス３、４、６と、を備えている。振動遮断機構
１２、５は、図１の平面視で、排気管装置１の慣性主軸
（慣性モーメントの主軸で、ほぼ車両前後方向に延びる
もの）１１上または慣性主軸１１の直近に配置されてい
る。また、振動遮断機構１２、５の軸方向は慣性主軸１
１を含む鉛直面内方向にほぼ合わせられている。
装置を図１〜図４を参照して説明する。図１および図２
に示すように、本発明実施例の内燃機関用排気管装置１
は、ＦＦ車（フロントエンジンフロントドライブ車）の
横置式内燃機関１３に接続され、車両幅方向に斜めに曲
がる曲がり１５をもつ排気管７、８、９と、排気系の途
中に配置された振動遮断機構１２、５（第１振動遮断機
構１２、第２振動遮断機構５）と、排気系の途中に設け
られたマス３、４、６と、を備えている。振動遮断機構
１２、５は、図１の平面視で、排気管装置１の慣性主軸
（慣性モーメントの主軸で、ほぼ車両前後方向に延びる
もの）１１上または慣性主軸１１の直近に配置されてい
る。また、振動遮断機構１２、５の軸方向は慣性主軸１
１を含む鉛直面内方向にほぼ合わせられている。
【０００７】排気管装置１は、エキゾストマニホルドａ
と、フロントアッセンブリｂと、テールパイプアッセン
ブリｃと、の連結からなる。フロントアッセンブリｂは
内燃機関１３のエキゾストマニホルドａに連結フランジ
２で連結されている。第１振動遮断機構１２は、連結フ
ランジ２の直下に設けられている。第２振動遮断機構５
は、フロントアッセンブリｂとテールパイプアッセンブ
リｃとの連結部に設けられている。
と、フロントアッセンブリｂと、テールパイプアッセン
ブリｃと、の連結からなる。フロントアッセンブリｂは
内燃機関１３のエキゾストマニホルドａに連結フランジ
２で連結されている。第１振動遮断機構１２は、連結フ
ランジ２の直下に設けられている。第２振動遮断機構５
は、フロントアッセンブリｂとテールパイプアッセンブ
リｃとの連結部に設けられている。
【０００８】フロントアッセンブリｂは、触媒コンバー
タ３、サブマフラ４、およびこれらを接続する排気管
７、８、９で構成される。また、テールパイプアッセン
ブリｃはメインマフラ６、テールパイプ１０で構成され
る。触媒コンバータ３、サブマフラ４、メインマフラ６
は他の部品に比べて重量物であり、排気系のマス（質量
体）を構成する。また、排気管７、８、９は、フロント
アッセンブリｂとテールパイプアッセンブリｃの範囲
で、車両搭載上の制約からｄのオフセット設計となって
おり、オフセットのために車両幅方向に斜めに曲がる曲
がり１５を有している。図１、図２では、エキゾストマ
ニホルドａ、排気管７、８、９は、それぞれ１本の線で
示してある。
タ３、サブマフラ４、およびこれらを接続する排気管
７、８、９で構成される。また、テールパイプアッセン
ブリｃはメインマフラ６、テールパイプ１０で構成され
る。触媒コンバータ３、サブマフラ４、メインマフラ６
は他の部品に比べて重量物であり、排気系のマス（質量
体）を構成する。また、排気管７、８、９は、フロント
アッセンブリｂとテールパイプアッセンブリｃの範囲
で、車両搭載上の制約からｄのオフセット設計となって
おり、オフセットのために車両幅方向に斜めに曲がる曲
がり１５を有している。図１、図２では、エキゾストマ
ニホルドａ、排気管７、８、９は、それぞれ１本の線で
示してある。
【０００９】振動遮断機構１２、５は、系の曲げ振動を
吸収する（逃がす）ことができる機構からなり、フレキ
シブルジョイントまたはボールジョイントが使用され
る。前側の第１振動遮断機構１２にはフレキシブルジョ
イントが用いられ、後側の第２振動遮断機構５にはボー
ルジョイントが用いられる。
吸収する（逃がす）ことができる機構からなり、フレキ
シブルジョイントまたはボールジョイントが使用され
る。前側の第１振動遮断機構１２にはフレキシブルジョ
イントが用いられ、後側の第２振動遮断機構５にはボー
ルジョイントが用いられる。
【００１０】第１振動遮断機構１２を構成するフレキシ
ブルジョイントは、図３に示すように、２つの管要素１
２ａ、１２ｂをベローズ１２ｃで気密に連結したもので
あり、第２振動遮断機構５を構成するボールジョイント
は、図４に示すように、２つの管要素５ａ、５ｂを球面
ガスケット５ｃを挟んで２つのボルト５ｅ、ナット５ｆ
で連結し、ボルト５ｅまわりにスプリング５ｄを配した
ものからなる。
ブルジョイントは、図３に示すように、２つの管要素１
２ａ、１２ｂをベローズ１２ｃで気密に連結したもので
あり、第２振動遮断機構５を構成するボールジョイント
は、図４に示すように、２つの管要素５ａ、５ｂを球面
ガスケット５ｃを挟んで２つのボルト５ｅ、ナット５ｆ
で連結し、ボルト５ｅまわりにスプリング５ｄを配した
ものからなる。
【００１１】フレキシブルジョイントからなる第１振動
遮断機構１２は軸方向を上下方向に向けてあり、内燃機
関がロール振動（ロール振動の方向を符号１４で示す）
した時に排気管７の上下方向に延びる部分に生じる上下
方向変位をベローズ１２ｃの軸方向引張圧縮で吸収する
（逃がす）ようにしてある。
遮断機構１２は軸方向を上下方向に向けてあり、内燃機
関がロール振動（ロール振動の方向を符号１４で示す）
した時に排気管７の上下方向に延びる部分に生じる上下
方向変位をベローズ１２ｃの軸方向引張圧縮で吸収する
（逃がす）ようにしてある。
【００１２】ボールジョイントからなる第２振動遮断機
構５は軸方向を慣性主軸１１の方向にほぼ合わせてあ
り、内燃機関がロール振動した時に排気管９とメインマ
フラ６のバネ−マス系の揺り返しにより排気系全体の振
動が増幅される時に排気管９に生じる上下方向曲げ振動
を、ボールジョイント５の曲げ方向屈曲で吸収する（逃
がす）ようにしてある。
構５は軸方向を慣性主軸１１の方向にほぼ合わせてあ
り、内燃機関がロール振動した時に排気管９とメインマ
フラ６のバネ−マス系の揺り返しにより排気系全体の振
動が増幅される時に排気管９に生じる上下方向曲げ振動
を、ボールジョイント５の曲げ方向屈曲で吸収する（逃
がす）ようにしてある。
【００１３】つぎに、作用を説明する。横置式内燃機関
１３のロール振動（ロール振動の方向を符号１４で示
す）が排気管装置１に加わると、慣性主軸１１の近傍に
設定した第１振動遮断機構１２により、ベローズ１２ｃ
の軸方向引張圧縮により、振動が効果的に吸収され、そ
れより後部への振動伝達が低減される。したがって、第
１振動遮断機構１２より後部の振動振幅が小さくなる。
１３のロール振動（ロール振動の方向を符号１４で示
す）が排気管装置１に加わると、慣性主軸１１の近傍に
設定した第１振動遮断機構１２により、ベローズ１２ｃ
の軸方向引張圧縮により、振動が効果的に吸収され、そ
れより後部への振動伝達が低減される。したがって、第
１振動遮断機構１２より後部の振動振幅が小さくなる。
【００１４】また、内燃機関１３のロール振動が大きい
場合には、とくに排気管後方のマス（メインマフラ６）
の影響も受ける。とくに、排気管９とメインマフラ６の
バネ−マス系の揺り返しにより、排気系全体の振動が増
幅されるが、第２振動遮断機構５はこの揺り返し振動を
吸収し、振動増幅を抑える。
場合には、とくに排気管後方のマス（メインマフラ６）
の影響も受ける。とくに、排気管９とメインマフラ６の
バネ−マス系の揺り返しにより、排気系全体の振動が増
幅されるが、第２振動遮断機構５はこの揺り返し振動を
吸収し、振動増幅を抑える。
【００１５】上記振動吸収においては、排気系全体が慣
性主軸１１を含む鉛直面内で曲げ振動しようとするが、
第１振動遮断機構１２、第２振動遮断機構５が慣性主軸
１１上かその直近にあるので、第１振動遮断機構１２、
第２振動遮断機構５にはねじりがかからないか、または
ほとんどかからず、主に曲げか引張圧縮がかかる。第１
振動遮断機構１２、第２振動遮断機構５はフレキシブル
ジョイント、ボールジョイントからなり、両ジョイント
とも曲げ、引張圧縮を無理無く吸収するので、排気系全
体の振動が効果的に低減される。フレキシブルジョイン
ト、ボールジョイントはねじりに対しては剛で、振動吸
収効果をほとんどもたず、ねじりがかかると耐久性が低
下するが、第１振動遮断機構１２、第２振動遮断機構５
ともねじりがほとんどかからないので、耐久性も向上さ
れる。
性主軸１１を含む鉛直面内で曲げ振動しようとするが、
第１振動遮断機構１２、第２振動遮断機構５が慣性主軸
１１上かその直近にあるので、第１振動遮断機構１２、
第２振動遮断機構５にはねじりがかからないか、または
ほとんどかからず、主に曲げか引張圧縮がかかる。第１
振動遮断機構１２、第２振動遮断機構５はフレキシブル
ジョイント、ボールジョイントからなり、両ジョイント
とも曲げ、引張圧縮を無理無く吸収するので、排気系全
体の振動が効果的に低減される。フレキシブルジョイン
ト、ボールジョイントはねじりに対しては剛で、振動吸
収効果をほとんどもたず、ねじりがかかると耐久性が低
下するが、第１振動遮断機構１２、第２振動遮断機構５
ともねじりがほとんどかからないので、耐久性も向上さ
れる。
【００１６】
【発明の効果】本発明の内燃機関用排気管装置によれ
ば、振動遮断機構を排気管装置の慣性主軸上またはその
直近に配置しかつ振動遮断機構の振動吸収方向を車両前
後方向に延びる鉛直面内にほぼ合わせて配置したので、
横置式内燃機関のロール振動時に振動遮断機構にねじり
がほとんどかからず、振動遮断機構は内燃機関ロール振
動時の排気管装置の曲げ振動を効果的に吸収することが
できる。また、ねじりがほとんどかからないことによっ
て振動遮断機構自体の耐久性を向上することができる。
ば、振動遮断機構を排気管装置の慣性主軸上またはその
直近に配置しかつ振動遮断機構の振動吸収方向を車両前
後方向に延びる鉛直面内にほぼ合わせて配置したので、
横置式内燃機関のロール振動時に振動遮断機構にねじり
がほとんどかからず、振動遮断機構は内燃機関ロール振
動時の排気管装置の曲げ振動を効果的に吸収することが
できる。また、ねじりがほとんどかからないことによっ
て振動遮断機構自体の耐久性を向上することができる。
【図１】本発明実施例の内燃機関用排気管装置の平面図
である。
である。
【図２】図１の内燃機関用排気管装置の側面図である。
【図３】図１の装置の第１振動遮断機構として用いられ
るフレキシブルジョイントの断面図である。
るフレキシブルジョイントの断面図である。
【図４】図１の装置の第２振動遮断機構として用いられ
るボールジョイントの半断面側面図である。
るボールジョイントの半断面側面図である。
【図５】従来の縦置式内燃機関の排気管装置の平面図で
ある。
ある。
【図６】従来の縦置式内燃機関の排気管装置における振
動遮断機構配置を横置式内燃機関の排気管装置に適用し
た場合の仮想の排気管装置の平面図である。
動遮断機構配置を横置式内燃機関の排気管装置に適用し
た場合の仮想の排気管装置の平面図である。
１ 排気管装置 ２ 締結フランジ ３ 触媒コンバータ ４ サブマフラ ５ 第２振動遮断機構（ボールジョイント） ６ メインマフラ ７、８、９ 排気管 １１ 慣性主軸 １２ 第１振動遮断機構（フレキシブルジョイント） １３ 内燃機関 １４ ロール振動方向 １５ 曲がり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−256130（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F01N 7/08 F16L 27/12
Claims (1)
- 【請求項１】 横置式内燃機関に接続され、車両幅方向
に斜めに曲がる曲がりをもつ排気管と、排気系の途中に
配置された振動遮断機構を備えている内燃機関用排気管
装置において、前記振動遮断機構を平面視で前記排気管
装置の慣性主軸上または慣性主軸の直近に配置するとと
もに、前記振動遮断機構の軸方向を前記慣性主軸を含む
鉛直面内方向にほぼ合わせたことを特徴とする内燃機関
用排気管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00310397A JP3252735B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 内燃機関用排気管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00310397A JP3252735B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 内燃機関用排気管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196358A JPH10196358A (ja) | 1998-07-28 |
| JP3252735B2 true JP3252735B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=11548025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00310397A Expired - Fee Related JP3252735B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 内燃機関用排気管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3252735B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006009753A (ja) | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用エンジン排気装置 |
| JP2008169710A (ja) | 2007-01-09 | 2008-07-24 | Toyota Motor Corp | 車両用排気系構造 |
| JP2014190330A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Yanmar Co Ltd | エンジン装置 |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP00310397A patent/JP3252735B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10196358A (ja) | 1998-07-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0249934B2 (ja) | ||
| US6863154B2 (en) | Vibration absorbing apparatus for exhaust system of engine | |
| JP2502982Y2 (ja) | エンジンの排気系懸吊装置 | |
| JPS5863521A (ja) | 内燃機関車両用排気系部品支持装置 | |
| JP3250458B2 (ja) | 内燃機関の排気管接続構造 | |
| JP3252735B2 (ja) | 内燃機関用排気管装置 | |
| JP3497742B2 (ja) | 排気管の振動減衰構造 | |
| JP2962638B2 (ja) | 排気装置 | |
| JP3371440B2 (ja) | 球面管継手 | |
| JPS636414Y2 (ja) | ||
| JP2506335Y2 (ja) | 排気管用フレキシブルパイプ装置 | |
| JP2590883Y2 (ja) | 管継手装置 | |
| JPH04331891A (ja) | 排気管用フレキシブルパイプ装置 | |
| JP2007285151A (ja) | 排気管の接続構造 | |
| JPH0330578Y2 (ja) | ||
| JPH0742577A (ja) | 排気シャッターバルブの取付構造 | |
| JP3520819B2 (ja) | 排気管継手装置 | |
| JPH0332745Y2 (ja) | ||
| JP2555916Y2 (ja) | エンジン一体型マフラとエキゾーストパイプの連結構造 | |
| JP2535630Y2 (ja) | 排気管用フレキシブルパイプ装置 | |
| JPH04105931U (ja) | 自動車用排気ガス浄化装置 | |
| JPH0544499Y2 (ja) | ||
| JP4071530B2 (ja) | 排気系における球面ジョイント構造 | |
| JP2968073B2 (ja) | エンジンの排気装置 | |
| JPH0536983Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |