JP3250382B2 - 産業用マニプレータのキャビン構造 - Google Patents

産業用マニプレータのキャビン構造

Info

Publication number
JP3250382B2
JP3250382B2 JP17802394A JP17802394A JP3250382B2 JP 3250382 B2 JP3250382 B2 JP 3250382B2 JP 17802394 A JP17802394 A JP 17802394A JP 17802394 A JP17802394 A JP 17802394A JP 3250382 B2 JP3250382 B2 JP 3250382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
cabin
master arm
view
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17802394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0840689A (ja
Inventor
努 井沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP17802394A priority Critical patent/JP3250382B2/ja
Publication of JPH0840689A publication Critical patent/JPH0840689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3250382B2 publication Critical patent/JP3250382B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳造工程の鋳バラシ作
業,セキ折り作業及びハンドリング作業等に用いられる
産業用マニプレータのキャビン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、操作の自由度も少なく操作スイ
ッチも限られる、物流で使われるクレーン,ホイスト等
のキャビンは、操作レバーは少なくしかも操作レバー自
体の動きも単純な前後運動のため、オペレータの乗降に
は何ら支障をきたさない。
【0003】ところが、産業用マニプレータのキャビン
構造は、図10にも示すように、オペレータの左右にマ
スタアーム100やジョイスティック102を含む操作
ボックス101を備えると共に、これらはオペレータの
左手,右手によって楽に,効率良く操作でき且つ長時間
操作しても疲れないことを最優先として配置され、しか
もこれらの動作自由度も多いため、単純な構造ではな
い。尚、図中103は左仕様の扉である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の産業用マニプレータのキャビン構造にあっては、キャ
ビン内に多くの機器があるため、オペレータの乗降の際
には、それらの機器を避けながら出入り等しなければな
らず、乗降が不便であった。
【0005】例えば、扉が右仕様の場合は、マスタアー
ムが乗降の邪魔となるため、マスタアームのアーム部を
手で後方へ押しながら乗降したり、マスタアーム全体を
手動でスライド固定する等して乗降していたのである。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
に提案されたもので、乗降に便利な産業用マニプレータ
のキャビン構造を提供することを目的とする。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成する本発
明の構成は、 扉が右仕様であってマスタアームがオペレ
ータの右側に位置して内装される産業用マニプレータの
キャビンにおいて、前記マスタアーム全体をキャビンの
床面に前後方向への移動が可能に支持すると共に、前記
扉とマスタアームとをリンク機構で連結し、扉の開閉動
作に連動してマスタアーム全体が開く際は後方へまた閉
じる際は前方へ移動し得るようにしたことを特徴とす
る。
【0009】
【0010】
【作用】 上記構成の本発明によれば、 マスタアーム全体
が扉を開く際はこれに連動して自動的に後方へ退避移動
し、乗降スペースが確保される。
【0011】
【実施例】以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例
を説明する。図1は第1実施例に係るキャビン全体側面
図、図2はその平面図、図3は同じく要部側面図、図4
はその平面図、図5はその背面図である。
【0012】図1及び図2に示すように、ステップ2付
きのキャビンベース1には左側面開口のキャビン本体3
が固設され、このキャビン本体3の前記開口部は前開き
の扉4で閉塞される。図中5が扉開閉用のハンドルであ
る。
【0013】前記キャビン本体3には、クーラ6及びヒ
ータ7が備えられると共に、オペレータ8の左側に位置
してジョイスティックボックス9及び操作ボックス10
が、またオペレータ8の右側に位置してマスタアーム
(マスタアーム中心O1 参照)が内装される。図中11
はアシストグリップで、O2 はジョイスティック中心で
ある。
【0014】前記マスタアームは図示しないスレーブア
ームと相似形に構成してあり、スレーブアームの手首部
に対応する位置に配設したグリップをオペレータが把持
してこのマスタアームを移動することにより、このマス
タアームの形状と相似形になるようにスレーブアームが
追従して移動する。
【0015】前記ジョイスティックボックス9及び操作
ボックス10は、図3〜図5に示すように、相互にボル
ト結合等により一体化されると共に、それらの前端部が
長蝶番12を介してキャビン前壁の横フレーム13に連
結されて上下方向への回動が可能になっている。
【0016】そして、これらジョイスティックボックス
9及び操作ボックス10を上方への退避位置(斜めに立
て掛けた状態)と下方への操作位置(略水平状態)とで
それぞれ固定保持し得る保持手段としての保持ステー1
4が、キャビン前壁の縦フレーム15とジョイスティッ
クボックス9との間に架設される。
【0017】前記保持ステー14の上端は前記縦フレー
ム15にピン16結合されると共に、保持ステー14の
下半部に形成した長穴17がジョイスティックボックス
9の側面に固設した係止ピン18に摺動自在に嵌合して
いる。前記長穴17の上端には曲下げ部17aが付設さ
れる。
【0018】従って、前記係止ピン18が長穴17の下
端に位置する時は、ジョイスティックボックス9及び操
作ボックス10は前記操作位置で保持され、反対に長穴
17上端の曲下げ部17aに位置する時は、、ジョイス
ティックボックス9及び操作ボックス10は前記退避位
置で保持されることになる。
【0019】また、前記横フレーム13にはダンパ19
が付設され、前記ジョイスティックボックス9及び操作
ボックス10の下方移動の際に前記操作位置直前でこれ
らに作用して緩衝するようになっている。
【0020】このように構成されるため、本実施例で
は、オペレータ8は扉4を開けた後、操作位置にあるジ
ョイスティックボックス9及び操作ボックス10を手で
持ち上げて退避位置に一時的に保持させることで、これ
らに邪魔されることなくキャビン内外に対し容易に出入
りできる。
【0021】尚、保持手段の構造は、上記図示例に限定
されず、種々の構造のものが採用できることは言うまで
もない。
【0022】図6は第2実施例に係るキャビンの要部側
面図、図7はその平面図、図8は同じく正面図、図9は
同じくマスタアームの側面図である。
【0023】図6〜図8に示すように、キャビン本体3
の右側面開口部が前開きの扉4で閉塞されると共に、キ
ャビン床パネル20上をマスタアーム21がリニアガイ
ド22を介して所定ストロークだけ前後方向へ移動可能
になっている。
【0024】前記マスタアーム21は、前記リニアガイ
ド22を備えたベース23と、このベース23上にベア
リング24を介して水平回転(旋回)可能に支持された
旋回ベース25と、この旋回ベース25上に固定された
アーム部26とからなる。
【0025】前記アーム部26は、図9に示すように、
平行リンク等からなるグリップ26a付きの通常のもの
である。
【0026】そして、前記扉4とマスタアーム21とを
リンク機構27で連結し、扉4の開閉動作に連動してマ
スタアーム全体が扉4の開く際は後方へまた閉じる際は
前方へ移動し得るようになっている。
【0027】即ち、ロッド28の後端が扉4のブラケッ
ト29に球面軸受30を介して連結されると共に、ロッ
ド28の前端が旋回ベース25のブラケット31に球面
軸受32を介して連結されるのである。
【0028】このように構成されるため、本実施例で
は、オペレータ8が扉4を開けると、これに連動して操
作位置にあるマスタアーム21がそのアーム部26の先
端を前方から右側方へと旋回しつつ後方へ退避されるの
で、オペレータはマスタアーム21に邪魔されることな
くキャビン内外に対し容易に出入りできる。
【0029】尚、リンク機構27は、上記図示例に限定
されず、アーム部26の旋回を伴わないもの等種々の構
造のものが採用できることは言うまでもない。
【0030】
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、マスタアーム全体が扉
を開く際はこれに連動して自動的に後方へ退避移動し、
乗降スペースが確保されるので、出入りが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例に係るキャビン全体
側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】同じく要部側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の背面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るキャビンの要部側面
図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図6の正面図である。
【図9】同じくマスタアームの側面図である。
【図10】従来のキャビンの斜視図である。
【符号の説明】
1 キャビンベース 3 キャビン本体 4 扉 8 オペレータ 9 ジョイスティックボックス 10 操作ボックス 12 長蝶番 14 保持ステ 17 長穴 17a 曲下げ部 18 係止ピン 19 ダンパ 20 キャビン床パネル 21 マスタアーム 22 リニアガイド 25 旋回ベース 27 リンク機構 28 ロッド 30,32 球面軸受

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉が右仕様であってマスタアームがオペ
    レータの右側に位置して内装される産業用マニプレータ
    のキャビンにおいて、前記マスタアーム全体をキャビン
    の床面に前後方向への移動が可能に支持すると共に、前
    記扉とマスタアームとをリンク機構で連結し、扉の開閉
    動作に連動してマスタアーム全体が開く際は後方へまた
    閉じる際は前方へ移動し得るようにしたことを特徴とす
    る産業用マニプレータのキャビン構造。
JP17802394A 1994-07-29 1994-07-29 産業用マニプレータのキャビン構造 Expired - Lifetime JP3250382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17802394A JP3250382B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 産業用マニプレータのキャビン構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17802394A JP3250382B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 産業用マニプレータのキャビン構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0840689A JPH0840689A (ja) 1996-02-13
JP3250382B2 true JP3250382B2 (ja) 2002-01-28

Family

ID=16041235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17802394A Expired - Lifetime JP3250382B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 産業用マニプレータのキャビン構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3250382B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2179093B1 (en) * 2007-07-17 2012-09-12 Volvo Compact Equipment Sas Construction equipment machine comprising a cabin with advanced ergonomics
KR102542553B1 (ko) * 2021-07-14 2023-06-12 최종필 관제차량용 드론 지상제어장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0840689A (ja) 1996-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63173722A (ja) 車両のオ−プンル−フ構造
US20060061135A1 (en) Vehicle door with pivot arm
US4703963A (en) Flush mounted door handle for automobile
JP3250382B2 (ja) 産業用マニプレータのキャビン構造
JP3574832B2 (ja) 車両の耐久試験装置
JP2005153738A (ja) 車両用ドア開閉装置
JPH10328239A (ja) 車両用乗降補助装置
JP5122334B2 (ja) 旋回作業車
JPH07164369A (ja) 伸縮アーム機構
JPH057847Y2 (ja)
JPH0336434Y2 (ja)
JP4276713B2 (ja) 身障者用車両における車椅子格納クレーン
JPS63222922A (ja) 自動車のスライドドア
JP3039635B2 (ja) 車 輌
JP3801237B2 (ja) 車両における座席の昇降装置
JP3664438B2 (ja) バス等のトランクリッド用開閉支持装置
KR100191038B1 (ko) 자동차용 본네트 스테이
JP3089168B2 (ja) 自動車用車椅子収納装置
JP2523422B2 (ja) 自動車後部ドアの開閉装置
JPH0724268Y2 (ja) 自動車ドアの開閉機構
JPH0431174Y2 (ja)
JPH0581360U (ja) 建機の運転部
JPH022668Y2 (ja)
JPH10109593A (ja) 車輌用格納式補助ステップ
JPH0636994Y2 (ja) 車両のシート構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011016

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term