JP3574832B2 - 車両の耐久試験装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に組み付けられたドア等の開閉体、ペダル及びレバー等の耐久試験を行なうのに用いられる車両の耐久試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
使用を繰り返しているうちに自動車(車両)は、車体に組み付けたドア等の開閉体、具体的にはサイドドア、スライドドア、フード、リッド、ゲートの劣化、やペダル等の操作系部材、具体的にはアクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダルの劣化、やレバー等、具体的にはシフトレバー、パーキングレバーの劣化が起きることがある。
【0003】
そこで、自動車を製造する工場では、耐久試験装置を用いて完成車両の耐久試験を行ない、車体各部の劣化を検出して評価することが行なわれている。
【0004】
こうした耐久試験装置には、試験する個所別の専用の装置が用いられている。
【0005】
具体的には、開閉体の場合、同開閉方向や部材別に、サイドドアの開閉を繰り返し行なうサイドドア用耐久試験装置、スライドドアの開閉を繰り返し行なうスライドドア用耐久試験装置、エンジンフードの開閉を繰り返し行なうフード用耐久試験装置、トランクリッドの開閉を繰り返し行なうリッド用耐久試験装置、リヤゲートの開閉を繰り返し行なうゲート用耐久試験装置を用いて、各開閉体の耐久性の試験を行なっている。この他にブレーキペダルの踏込みを繰り返し行なうペダル用耐久試験装置、シフトレバーの回動操作を繰り返し行なうシフトレバー用耐久試験装置、パーキングレバーの回動操作を繰り返し行なうパーキングレバー用耐久試験装置を用いて、各ペダル、レバーの耐久試験を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、こうした耐久試験は、試験項目別(個別)の耐久試験装置で行なわれるので、複数の耐久試験を連続して行なうとする場合、一つの所望の耐久試験がそれ専用の耐久試験装置で終わると、つぎの試験項目の耐久試験を行なう耐久試験装置に自動車を移動させたり耐久試験装置そのものを交換してからでないと、簡単には耐久試験が進められない。
【0007】
このため、複数の耐久試験を行なう場合、効率良くつぎの試験が進められない。しかも、工場では、個々の耐久試験装置を設置する必要があるため、耐久試験のためにだけで広い占有スペースの確保が強いられる難点がある。
【0008】
特開平4−89546号公報では、サイドドアおよびテールゲートの耐久試験を一つの耐久試験装置で行なわせる技術が提案されているが、依然、この他の試験項目(スライドドア、リッド等の開閉体、ペダル等の操作系部材)の耐久試験を行なうときは別途、専用の耐久試験装置を用いることが余儀なくされるので、複数の耐久試験が効率よく進められず、この点の改善が要望されている。
【0009】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、一つの装置で、複数の試験項目の耐久試験を合理的に進めることができる車両の耐久試験装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載した耐久試験装置は、車両に隣接して配置され、回転及び傾動機能を持つ複数のアームを組み合せかつ先端部にアタッチメント装着部を有して構成される産業用ロボットと、車両の周辺に沿って前記産業用ロボットを走行させるロボット走行装置と、産業用ロボットの周辺の所定位置に置かれ耐久試験の項目を行うための各種操作用アタッチメントと、前記産業用ロボットのアタッチメント装着部に前記各種操作用アタッチメントを択一的に装着させるツールチェンジャと、前記車両の試験項目にしたがって耐久試験を行うため前記産業用ロボットなどの各操作装置を制御する制御手段とを用いて構成し、制御手段による各操作装置の制御により、試験項目に適した操作用アタッチメントを産業用ロボットに装着して車両の耐久試験を行なう試験対象部分へ導き、同操作用アタッチメントおよび産業用ロボットで、試験対象部分の耐久試験を行なうようにした。
【0011】
これにより、耐久試験装置は、産業用ロボット、ツールチェンジャの働きにより、どのような試験項目の耐久試験(ドア等の開閉体、ペダル等の操作系部材)でも、操作用アタッチメントの交換により、即、所望の試験項目の耐久試験が行なえるだけでなく、試験項目の耐久試験が終えたら、即、つぎの試験項目の耐久試験に移れる機能をもつようになる。つまり、一つの装置で、複数の試験項目の耐久試験が合理的に進められる。
【0012】
したがって、車両のドア等の開閉体、ペダル等の操作系部材の連続した耐久試験が続くような耐久試験を行うときでも、効率よく試験が進められる。しかも、耐久試験装置は機能が集約される結果、設置に必要な占有スペースは個別の耐久試験装置に比べて小さくてすむ。
請求項2に記載した耐久試験装置は、各種操作用アタッチメントとして、サイドドアやテールゲートを開閉させるのに用いられるサイドドア・ゲート操作用アタッチメントやスライドドアやエンジンフードを開閉させるのに用いられるスライドドア・フード操作用アタッチメント、又はペダルの踏込み操作を繰り返すのに用いられるペダル操作用アタッチメントや、レバーの回動操作を繰り返すのに用いられるレバー操作用アタッチメントを採用したことにある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図5に示す一実施形態にもとづいて説明する。
【0014】
図1は、本発明を適用した自動車(車両)用耐久試験装置の全体の概略構成を示していて、図1中1は、例えば安全柵2で囲まれた工場の床面で形成された耐久試験用エリアである。
【0015】
この耐久試験用エリア1の前部の柵部分には、車両出入口3が形成されていて、同車両出入口3から同耐久試験用エリア1内の床面部分に形成された車両セット面4へ、耐久試験を行なう供試体、例えば完成車両5[例えばサイドドア5a,スライドドア5b,エンジンフード5c,テールゲート5d,アクセルペダル(図示しない)、ブレーキペダル5e(図4にのみ図示)、シフトレバー5f(図5にのみ図示)、パーキングレバー(図示しない)等を有した車両]が所定の向きで配置されるようにしてある。
【0016】
車両セット面4の車幅方向一側には、安全柵2の内側に位置して、産業用ロボット6、同産業用ロボット6を完成車両5の周辺に走行させるロボット走行装置7が配置されている。
【0017】
ロボット走行装置7は、例えば完成車両5の前後方向に沿って延びるように据え付けられた一対の走行レール8およびラック9を有している。走行レール8には、走行用モータ10aが付いた走行台10が摺動自在に組み合せてある。そして、走行用モータ10aの出力軸に装着されたピニオン11が、ラック9のラック歯9aと噛み合わせてあり、走行用モータ10aの出力により、例えば走行台10を完成車5の前部〜後部の範囲内で走行できるようにしている。この走行台10に産業用ロボット6が搭載され、産業用ロボット6を完成車両5の周辺に沿って移動できるようにしている。
【0018】
産業用ロボット6は、例えば関節13aを介して複数のアーム12aを組み合せ、これら各アーム12aをそれぞれ空圧シリンダ(アクチュエータ:図示しない)で操作する構造が用いられ、各アーム12aに回転および傾動機能をもたらしている。そして、この各アーム12aの動きにより、アーム全体において耐久試験の操作に必要な複数方向、例えば6方向の動きが得られるようにしてある。なお、図示はしないが空圧シリンダの動作源は産業用ロボット6に組み込んである。この産業用ロボット6の先端部にはアタッチメントベース12(アタッチメント装着部に相当)が装着してある。
【0019】
一方、車両セット面4の後部側(産業用ロボット周辺に相当)には、同位置を所定位置として、例えば二つのアタッチメント台15a,15bが設置してある。これらアタッチメント台15a,15b上には、各試験項目で使用する該試験項目に応じた各種操作用のアタッチメント16〜19が分けて所定に置いてある。具体的には、図2に示されるようなサイドドア5a、テールゲート5d(いずれも開閉体)を開閉させるのに用いられるサイドドア・ゲート(開閉体)操作用アタッチメント16、図3に示されるようなスライドドア5b・エンジンフード5c(いずれも開閉体)を開閉させるのに用いられるスライドドア・フード(開閉体)操作用アタッチメント17、ペダル等の操作系部材、例えばブレーキペダル5eの踏込み操作を繰り返すのに用いられるブレーキペダル(ペダル操作)用アタッチメント18、レバー等の操作系部材、例えばシフトレバー5fやパーキングブレーキ(図示しない)の回動操作を繰り返すのに用いられる操作系レバー(レバー操作)用アタッチメント19が置かれる。
【0020】
ここで、サイドドア・ゲート操作用アタッチメント16は、例えば図2(a),(b)に示されるように産業用ロボット6のアタッチメントベース12(共通ベース)と接続可能なベースブラケット20を有し、このベースブラケット20にフレーム21が連結してある。このフレーム21にドア開操作系22、ドア閉操作系23、過荷重入力系24が組み込んである。
【0021】
詳しくは、ドア開操作系22には、例えばシリンダ27の動きをレバー部材28によりフレーム21外へ張り出たフィンガー部材29へ伝えるフィンガー構造が用いてある。フィンガー部材29は、サイドドア5aやテールゲート5dのアウタハンドル5gを開動作するのに適したレバー状をなしている。そして、シリンダ27の直線状の動きをレバー部材28、フィンガー部材29で回動運動に変えることによって、同フィンガー部材29の先端部において、アウタハンドル5gを開けるのに適した運動軌跡が出力されるようにしてある。なお、30は、アウタハンドル5gを開けるときのフィンガー操作を助ける、先端にパッド30aを有するシリンダである。
【0022】
ドア閉操作系23には、例えばシリンダ32をフレーム21に組み付け、同シリンダ32の先端部にパッド32aを装着し、同パッド32aをフィンガー部材29と並行に配置した構造が用いてある。パッド32aは、シリンダ32の直線状の動きにより進退するようになっていて、サイドドア5aやテールゲート5dへ外面から閉方向へ突き放すような外力、すなわち開いたドア、ゲートを閉じるときに必要な操作力が出力されるようにしている。
【0023】
過荷重入力系24は、先端がパッド32aと向き合うようにフレーム21に組み付けられた逆L字アーム34を有している。そして、この逆L字アーム34の先端に装着されたパッド34aで、全開したサイドドア5a,テールゲート5dに対して、内側から開方向へ過荷重を加えられるようにしてある。なお、逆L字アーム34は、根元側が回動自在に支持され、かつフレーム21に装着されたシリンダ35によって、逆L字アーム34の先端部、すなわちパッド34aもつ部分がパッド32aと対向する位置からずれる方向に回動変位させられる構造にしてある。つまり、パッド32aで行なわれる開動作に影響を与えないよう逆L字アーム34の先端部を逃がせるようにしている。
【0024】
スライドドア・フード操作用アタッチメント17は、例えば図3に示されるように産業用ロボット6のアタッチメントベース12(共通ベース)と接続可能なベースブラケット40を有している。このベースブラケット40には、シリンダ41で横方向に移動としたスライド式のフレーム42が連結してある。このフレーム42には例えば2組のフィンガー系43(一つしか図示せず)が組み付けてある。フィンガー系43は、いずれもシリンダ44の動きを回動式のフィンガー部材45へ伝える構造が用いてある。フィンガー部材45の一方は、スライドドア5bのアウタハンドル5hやエンジンフード5cのロックレバー(図示しない)を開動作するのに適したレバー状をなしている。そして、シリンダ44の直線状の動きをフィンガー部材45で回動運動に変えることによって、同フィンガー部材29の先端部において、スライドドア5bのアウタハンドル5hやエンジンフード5cのロックレバーを開けるのに適したリフトを伴った回動軌跡が出力されるようにしてある。この運動軌跡とシリンダ41によるフレーム42の移動との組み合わせを利用して、スライドドア5bの開方向へのスライド、閉方向へのスライドが行なわれるようにしてある。なお、フレーム42には、シリンダ46でフィンガー部材45側へ突没するストッパー47が取付られていて、スライドドア前端との当接により、開時におけるスライドドア5bの跳ね返りを抑制できるようにしてある。またフィンガー部材45の他方は、エンジンフード5cの前端を持上げるのに適したレバー状をなしていて、シリンダ44の駆動によってエンジンフード5cを開くのに適した姿勢が得られるようにしてある。
【0025】
ブレーキペダル用アタッチメント18には、例えば図4に示されるように産業用ロボット6のアタッチメントベース12(共通ベース)と接続可能なベースブラケット50を有し、このベースブラケット50にフレーム51を介してペダル押圧用のパッド52を組み付けた構造が用いられている。パッド52は、フレーム51に組み付けたシリンダ53の先端部に連結されていて、産業用ロボット6の動きあるいはシリンダ53の動きから、ブレーキペダル5eを繰り返し踏み込める構造にしている。なお、54はシリンダ53の変位検出に用いられるリニアスケールを示す。
【0026】
操作系レバー用アタッチメント19は、図5(a),(b)に示されるように産業用ロボット6のアタッチメントベース12(共通ベース)と接続可能なベースブラケット60を有し、このベースブラケット60にフレーム61を介してレバー操作部62を組み付けた構造が用いられている。レバー操作部62は、例えばL字形のフィンガーアーム63と同アーム先端と向き合うパッド64とを組み合せて、フレーム端にシフトレバー5fやパーキングレバー(図示しない)の先端部分を周りから囲むコ字形部から構成してある。またフレーム61には、シフトレバー5fの側部に有るボタン部5iやパーキングレバーの先端部に有るボタン部(図示しない)を操作するためのシリンダ駆動の押圧子65が組み付けられていて、産業用ロボット6の動きを利用して、シフトレバー5fのレバー操作やパーキングレバーのレバー操作を繰り返して行なえるようにしている。但し、図中66は、押圧子65を操作するためのシリンダを示す。
【0027】
なお、サイドドア・ゲート操作用アタッチメント16、ブレーキペダル用アタッチメント18、操作系用アタッチメント19には、各操作に必要な荷重を入力するために用いられるロードセンサ67が組み付けてあり、乗員で実際に行なわれる力の入れ方と同様、各部(サイドドア5、テールゲート5d、ブレーキペダル5e、パーキングブレーキ)で開閉操作やレバー操作が行なえるようにしてある。
【0028】
アタッチメント台15a,15bの近くには、ツールチェンジャ70が設置してある。ツールチェンジャ70は、例えば同チェンジャ70が有る地点で、産業用ロボット6のアタッチメントベース12に対して、各アタッチメント16〜19を択一的に装着させる機能を有している。この機能により、試験項目に合ったアタッチメントがアタッチメント台15a,15bから取り出されて、産業用ロボット6に装着されるようにしてある。
【0029】
他方、例えば走行レール8の近くには、コントローラ13、産業用ロボット6につながる制御部、例えばパーソナルコンピュータ、シーケンサなどを組み合せて構成されるロボット制御盤71が設置されている。ロボット制御盤71には、例えばティーチングなどの手法によって、耐久試験の試験項目、例えば図1に示される完成車両5がワゴン車で、同車の人間が操作する部品、具体的にはサイドドア5a、スライドドア5b、エンジンフード5c、テールゲート5d、ブレーキペダル5e、シフトレバー5f、パーキングブレーキ(図示しない)といった各部品の耐久試験に必要な情報が設定されている。例えばアタッチメントの選択、試験を行なうのに適正なロボット位置、各部品の開閉動作、レバー動作、同動作の繰返回数などが設定してある。またロボット制御盤71には、例えば試験したい項目を受け付けたり複数の試験項目を所定の順で進めるための操作面71aが形成されている。そして、操作面71aから入力された試験項目の情報にしたがい、コントローラ13を通じ、産業用ロボット6、ロボット装置7、アタッチメント16〜19、ツールチェンジャ70を制御して、試験項目に合うアタッチメントを選んで産業用ロボット6に装着、同試験項目の実施に適した地点に産業用ロボット全体を移動、装着したアタッチメントおよび産業用ロボット6のアーム動作で完成車両5の試験対象部分を操作させて、求められる部品の耐久試験を自動的に行なわせたり、アタッチメント交換により複数の耐久試験が自動的に連続して行なえるようにしている。
【0030】
すなわち、今、車両セット面4に所定に位置決められた完成車両5の例えばスライドドア5b、エンジンフード5c、サイドドア5a、テールゲート5d、ブレーキペダル5e、シフトレバー5fの耐久試験を続けて行なうとする。
【0031】
このときは、入力面71aから必要な試験項目の情報を入力して、耐久試験装置をオンする。
【0032】
すると、産業用ロボット6が、ロボット走行装置7により、アタッチメント台15a,15bに近い地点に導かれる。ついで、産業用ロボット6のアーム端がツール交換位置へ導かれる。
【0033】
ここで、スライドドア5bの耐久試験を行なうのであるから、同位置において、ツールチェンジャ70により、スライドア・フード操作用アタッチメント17が選ばれて、アタッチメントベース12に装着される。
【0034】
ついで、産業用ロボット6は、ロボット走行装置7により、試験に適した位置に導かれる。ここでは、スライドドア5bは車体の前後方向中央にあるから、その位置と対応する走行レール8の中間位置に位置決められる。
【0035】
続いて、図3に示されるように一方のフィンガー部材45とスライドドア5bのアウタハンドル5hが向き合うようスライドドア・フード操作用アタッチメント17を位置決めてから、待機位置(二点鎖線に示す状態)にあるフィンガー部材45をシリンダ44で回動させる。
【0036】
すると、フィンガー部材45の先端部がアウタハンドル5hと係合される。続いて、回動変位を利用してフィンガー部材45は、アウタハンドル5hと係合したまま手前に引き出される。これにより、解錠されながらスライドドア5bは車外方向に向かってリフトされる。
【0037】
続いて、シリンダ41が作動して、フィンガー部材45を車両後方へ移動させる。これにより、スライドドア5bは、閉位置から開位置へスライドする。つまり、スライドドア5bは開けられる。なお、開位置ではストッパー47が突き出して、スライドドア5bの跳ね返りを防ぐ。
【0038】
全開したらシリンダ41が逆方向に作動して、スライドドア5bを閉じる。
【0039】
こうした開閉を所定回数、繰り返すことにより、スライドドア5bの耐久試験が行なわれる。
【0040】
このスライドドア5bの耐久試験を終えたら、エンジンフード5cの耐久試験へ進むとする。
【0041】
この試験は、同じアタッチメント17が使用されるので、スライドドア5bの耐久試験を終えたら、産業用ロボット6は、ロボット走行装置7により、試験に適した位置、すなわち車体前部にあるエンジンフード5cに最も近い走行レール8の前方端に位置決められる。
【0042】
続いて、一方のフィンガー部材45とエンジンフード5cのロックレバーが向き合うよう、向きを変えてスライドドア・フード操作用アタッチメント17を位置決めてから、待機位置にあるフィンガー部材45をシリンダ44で回動させる。すると、フィンガー部材45の先端部がロックレバーを押上げ、同ロックレバーのロックを解除する。続いて、もう一つのフィンガー部材45が回動され、エンジンフード5cの前縁に係止させる。そして、産業用ロボット6のアーム端の動きで、フィンガー部材45をエンジンフード5cに係止させたまま持ち上げる。これにより、エンジンフード5cは開放される。
【0043】
全開したら産業用ロボット6を下降させ、エンジンフード5cとの係合を解いて、同エンジンフード5cを閉じる。
【0044】
こうした開閉を所定回数、繰り返すことにより、エンジンフード5cの耐久試験が行なわれる。
【0045】
このエンジンフード5cの耐久試験を終えたら、フロント側のサイドドア5aの耐久試験へ進むとする。
【0046】
このときには、サイドドア・ゲート操作用アタッチメント16が用いられるので、産業用ロボット6は、アタッチメント台15a,15cに近い位置に戻り、先に延べたようにツールチェンジャ70により、スライドドア・フード操作用アタッチメント17からサイドドア・ゲート操作用アタッチメント16に付け替えられる。
【0047】
ついで、産業用ロボット6は、ロボット走行装置7により、試験に適した位置に導かれる。ここでは、サイドドア5aは車体の前部にあるから、その位置と対応する走行レール8の前部に位置決められる。
【0048】
続いて、図2に示されるようにフィンガー部材29とサイドドア5aのアウタハンドル5gが向き合うようにサイドドア・ゲート操作用アタッチメント16を位置決めてから、待機位置(二点鎖線に示す状態)にあるフィンガー部材29シリンダ27で回動させる。
【0049】
すると、フィンガー部材29の先端部がアウタハンドル5gと係合される。続いて、回動変位を利用してフィンガー部材29は、アウタハンドル5gと係合したまま手前に回動する。これにより、サイドドア5aが解錠される。
【0050】
続いて、産業用ロボット6のアーム端の動きにより、フィンガー部材45を車両前方へ向かって回動変位させる。これにより、サイドドア5aは、前部のヒンジを支点として閉位置から開位置へ回動する。つまり、サイドドア5aは開けられる。なお、このとき逆L字アーム34の先端部は、サイドドア5aから逃げる位置で待機している。
【0051】
全開したらシリンダ32が作動して、パッド32aを突き出し、サイドドア5aの外面を押し出して、サイドドア5aを閉じる。なお、全開したサイドドア5aに過荷重試験を行なうのであれば、サイドドア5aが全開してから、待機していた逆L字アーム34を戻して同アーム先端をサイドドア5aの内面に位置決め、産業用ロボット6のアーム端で開方向に過荷重を加えればよい。
【0052】
こうした開閉を所定回数、繰り返したり、過荷重試験を繰り返すことにより、サイドドア5aの耐久試験が行なわれる。
【0053】
このサイドドア5aの耐久試験を終えたら、テールゲート5dの耐久試験へ進むとする。
【0054】
この試験は、同じアタッチメント16が使用されるので、サイドドア5aの耐久試験を終えたら、産業用ロボット6は、ロボット走行装置7により、試験に適した位置、すなわち車体後部にあるテールゲート5dに最も近い走行レール8の後方端に位置決められる。
【0055】
ついで、フィンガー部材29とテールゲート5dのアウタハンドル(図示しない)が向き合うようにサイドドア・ゲート操作用アタッチメント16を位置決め、サイドドア5aのとき同様、フィンガー部材29を同アウタハンドルに係合させる。続いて、フィンガー部材29をアウタハンドルと係合したまま手前に回動して、テールゲート5dを解錠させる。
【0056】
そして、サイドドア5aのときと同様、産業用ロボット6のアーム端の動きで、フィンガー部材45を車両後方へ回動変位させる。これにより、テールゲート5dは、上部のヒンジを支点として開く。
【0057】
全開したらサイドドア5aのときと同様、パッド32aを突き出して、テールゲート5dを下降させ、テールゲート5dを閉じる。
【0058】
こうした開閉を所定回数、繰り返すことにより、テールゲート5dの耐久試験が行なわれる。
【0059】
このテールゲート5dの耐久試験を終えたら、ブレーキペダル5eの耐久試験へ進むとする。
【0060】
このときには、ブレーキペダル用アタッチメント18が用いられるので、産業用ロボット6は、アタッチメント台15a,15cに近い位置に戻り、先に延べたのと同様、ツールチェンジャ70により、サイドドア・ゲート操作用アタッチメント16からブレーキペダル用アタッチメント18に付け替えられる。
【0061】
ついで、産業用ロボット6は、ロボット走行装置7により、試験に適した位置に導かれる。ここでは、ブレーキペダル5eは車体の前部にあるから、その位置と対応する走行レール8の前部に位置決められる。
【0062】
続いて、産業用ロボット6のアームの動きを利用して、ブレーキペダル用アタッチメント18を開放しているサイドドア5aの窓部から車室内へ入れ、図4中の二点鎖線に示されるようにパッド52がブレーキペダル5eの足載せ部と向きあうようにブレーキペダル用アタッチメント18を位置決める。
【0063】
この後、シリンダ53の作動又は産業用ロボット6の動きを利用して、パッド52を前進させてブレーキペダル5eを踏込んだり、パッド52を後退させてブレーキペダル5eを戻したりすることを繰り返すことにより、ブレーキペダル5eの耐久試験が行なわれる。なお、クラッチペダル(図示しない)といったペダル類の耐久試験のときも同様な手法で行なう。
【0064】
このブレーキペダル5eの耐久試験を終えたら、シフトレバー5fの耐久試験へ進むとする。
【0065】
このときには、操作系用アタッチメント19が用いられるので、産業用ロボット6は、アタッチメント台15a,15cに近い位置に戻り、先に延べたのと同様、ツールチェンジャ70により、ブレーキペダル用アタッチメント18から操作系用アタッチメント19に付け替えられる。
【0066】
ついで、産業用ロボット6は、ロボット走行装置7により、試験に適した位置に導かれる。ここでは、シフトレバー5fは車体の前部にあるから、その位置と対応する走行レール8の前部に位置決められる。
【0067】
続いて、産業用ロボット6のアームの動きを利用して、操作系用アタッチメント19を開放しているサイドドア5aの窓部から車室内へ入れ、図5中の二点鎖線に示されるようにシフトレバー5fが内部に挿入されるようレバー操作部62を組み合せ、操作系用アタッチメント19を位置決める。ついで、押圧子65でレバー端を拘束し、産業用ロボット6の動きを利用して、シフトレバー5fのシフト方向(マニュアルの場合、セレクト方向も含む)への回動操作を繰り返し行なうことにより、シフトレバー5fの耐久試験が行なわれる。なお、パーキングレバー(図示しない)といったレバー類も同様な手法で耐久試験が行なわれる。
【0068】
このように耐久試験装置は、産業用ロボット6、ツールチェンジャ70の働きにより、どのような試験項目の耐久試験(サイドドア5a,スライドドア5b,エンジンフード5c,テールゲート5d,ブレーキペダル5e,シフトレバー5f等)でも、アタッチメント16〜19の交換により、即、所望の試験項目の耐久試験が行なえるだけでなく、試験項目の耐久試験が終えたら、即、つぎの試験項目の耐久試験を行なうことができる。
【0069】
したがって、一つの耐久試験装置で、完成車両5における複数の試験項目の耐久試験を合理的に進めることができ、効率よく試験が進めることができる。特に効率の点は、耐久試験が続くような連続した耐久試験を行なう程、顕著に有効性を認めることができる。
【0070】
しかも、耐久試験装置は機能が集約されるので、同装置の設置に必要な占有スペースは、試験項目毎にそれぞれ設置が求められる耐久試験装置に比べて小さくてよい。
【0071】
なお、上述した開閉体の耐久試験のとき、図1中の二点鎖線に示されるように開閉体(図1ではスライドドア5b)の近くに同部品の開閉速度や開位置/閉位置を検出する各種センサ機器80をセットし、さらに近くにこれらセンサ機器80からの検出信号をロボット制御盤71に送る計器ボックス81をセットし、ロボット制御盤71で開閉速度や開位置/閉位置をモニタしてもよい。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1、請求項2に記載の発明によれば、一つの耐久試験装置で、複数の試験項目の耐久試験を合理的に進めることができる。しかも、耐久試験装置は機能が集約されるので、同装置の設置に必要な占有スペースは小さくてすむといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両の耐久試験装置の全体構成を説明するための斜視図。
【図2】同装置で用いられるサイドドア・ゲート操作用アタッチメントの構成を説明するための図。
【図3】同装置で用いられるスライド・フード操作用アタッチメントの構成を説明するための図。
【図4】同装置で用いられるブレーキペダル用アタッチメントの構成を説明するための図。
【図5】同装置で用いられる操作系用アタッチメントの構成を説明するための図。
【符号の説明】
4…車両セット面
5…完成車両(車両)
5a,5b,5c,5d…サイドドア,スライドドア,エンジンフード,テールゲート(開閉体)
5e…ブレーキペダル(操作系部材)
5f…シフトレバー
6…産業用ロボット
7…ロボット走行装置
12…アタッチメントベース(アタッチメント装着部)
13,71…コントローラ,ロボット制御盤(制御手段)
15a,15b…アタッチメント台
16,17…サイドドア・ゲート用アタッチメント,スライドドア・フード用アタッチメント(開閉体操作用アタッチメント)
18…ブレーキペダル用アタッチメント(ペダル操作用アタッチメント)
19…操作系用アタッチメント(レバー操作用アタッチメント)
70…ツールチェンジャ。

Claims (2)

  1. ドア等の開閉体又はペダル等の操作系部材における耐久試験を行う車両の耐久試験装置において、
    該車両に隣接して配置され、回転及び傾動機能を持つ複数のアームを組み合わせかつ先端部にアタッチメント装着部を有して構成される産業用ロボットと、
    前記車両の周辺に沿って前記産業用ロボットを走行させるロボット走行装置と、
    前記産業用ロボットの周辺の所定位置に置かれ前記耐久試験の項目を行うための各種操作用アタッチメントと、
    前記産業用ロボットのアタッチメント装着部に前記各種操作用アタッチメントを択一的に装着させるツールチェンジャと、
    前記車両の試験項目にしたがって前記耐久試験を行うため前記産業用ロボットなどの各操作装置を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両の耐久試験装置。
  2. 前記各種操作用アタッチメントは、サイドドアやテールゲートを開閉させるのに用いられるサイドドア・ゲート操作用アタッチメントやスライドドアやエンジンフードを開閉させるのに用いられるスライドドア・フード操作用アタッチメント、又はペダルの踏込み操作を繰り返すのに用いられるペダル操作用アタッチメントや、レバーの回動操作を繰り返すのに用いられるレバー操作用アタッチメントであることを特徴とする請求項1に記載の車両の耐久試験装置。
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