JP3250348B2 - 電動機組立方法および装置 - Google Patents

電動機組立方法および装置

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JP3250348B2
JP3250348B2 JP30717593A JP30717593A JP3250348B2 JP 3250348 B2 JP3250348 B2 JP 3250348B2 JP 30717593 A JP30717593 A JP 30717593A JP 30717593 A JP30717593 A JP 30717593A JP 3250348 B2 JP3250348 B2 JP 3250348B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5313Means to assemble electrical device
    • Y10T29/53143Motor or generator

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に使用され
るスクロール圧縮機の電動機部分を含む各種電動機の組
立に用いられる電動機組立方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機に使用されるスクロール圧縮
機は、図8に示すように、胴体ケーシング1、ステータ
2、ロータ3、回転軸4、上部軸受5および下部軸受6
からなる電動機部分7に、圧縮部8を一体的に組み込ん
だ構成になっている。電動機部分7においては、ステー
タ2は円筒形状の胴体ケーシング1の内側に焼嵌め等に
より固定されている。ロータ3はクランク軸である回転
軸4の外側に圧入等により固定されて、ステータ2の内
側に所定隙間をあけて挿入されている。上部軸受5およ
び下部軸受6は胴体ケーシング1の両端部内に取り付け
られて、回転軸4を回転自在に支持している。
【0003】このようなスクロール圧縮機の電動機部分
7は、通常、図9のような手順で組み立てられる。ステ
ータ2の内挿を終えた胴体ケーシング1を逆さにし、そ
の下端部内に上部軸受5を溶接により固定する。ロータ
3の外挿を終えた回転軸4を胴体ケーシング1内の中心
部に挿入し、その下端部を上部軸受5内に差し込む。胴
体ケーシング1の上端部内に下部軸受6を挿入して下部
軸受6内に回転軸4の上端部を通し、下部軸受6を溶接
により固定する。上部軸受5および下部軸受6は、いず
れも胴体ケーシング1の内面を基準として胴体ケーシン
グ1に取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような組立による
と、胴体ケーシングが完全な円筒に形成されている場合
は、胴体ケーシング1の中心に軸受5,6の中心が一致
し、ステータ2とロータ3のギャップが均一になる。し
かし、最近のスクロール圧縮機ではコストダウンのため
に胴体ケーシング1の製法簡略化が図られ、平板を丸め
て胴体ケーシング1を製造するようなことも考えられて
いる。このようにして製造された胴体ケーシング1は寸
法精度が悪く、これに軸受5,6を直接組み付けると、
軸受5,6の中心がステータ2の中心から外れ、ステー
タ2とロータ3のギャップが不均一になるので、電動機
性能が著しく低下する。そのため、寸法精度の低い胴体
ケーシング1を使うことができず、このことがスクロー
ル圧縮機のコストダウンを阻害する原因になっている。
【0005】本発明の目的は、胴体ケーシングの寸法精
度が低い場合もステータとロータのギャップの均一性を
保つことができる電動機組立方法および装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下に本発明の構成およ
び作用を図1を参照して説明する。
【0007】本発明の電動機組立方法は、ステータ2を
内挿した胴体ケーシング1の両端部内に、該胴体ケーシ
ング1の内径より小さい外径を有する軸受5,6がそれ
ぞれ取り付けられ、該軸受5,6により胴体ケーシング
1の中心部に、ロータ3を外挿した回転軸4が支持され
た電動機の組立方法であって、ステータ2が内挿された
胴体ケーシング2の一端部内に一方の軸受5を挿入し、
該軸受5をその中心を基準として組立位置に固定すると
共に、胴体ケーシング2をステータ2の内面を基準とし
て組立位置に固定した状態で、その胴体ケーシング1の
外周側複数位置から胴体ケーシング1を軸受5に溶接し
て、胴体ケーシング1の一端部内に一方の軸受5を取り
付ける第1の軸受組立工程と、胴体ケーシング1の他端
側から中心部に、ロータ3が外挿された回転軸4を挿入
して、その一端部を一方の軸受5に差し込む回転軸組立
工程と、胴体ケーシング1の他端部内に他方の軸受6を
挿入して、該軸受6に回転軸4の他端部を差し込み、取
り付けを終えた一方の軸受5の中心を基準として、胴体
ケーシング1を組立位置に固定すると共に、他方の軸受
6をその中心を基準として組立位置に固定した状態で、
その胴体ケーシング1の外周側複数位置から胴体ケーシ
ング1を他方の軸受6に溶接して、胴体ケーシング1の
他端部内に他方の軸受6を取り付ける第2の軸受組立工
程とを包含する。
【0008】電動機は、一般の電動機だけでなく、その
胴体ケーシング内に圧縮部を収容した圧縮機の電動機部
分を含む。
【0009】胴体ケーシング1の外周側複数位置から胴
体ケーシング1の各端部を軸受5,6に溶接する際に
は、複数位置での溶接を同時に開始し、且つ各溶接にお
ける入熱量および溶接ワイヤ供給量を同じにするのが望
ましい。
【0010】本発明の電動機組立装置は、ステータ2を
内挿した胴体ケーシング1の両端部内に、該胴体ケーシ
ング1の内径より小さい外径を有する軸受5,6がそれ
ぞれ取り付けられ、該軸受5,6により胴体ケーシング
1の中心部に、ロータ3を外挿した回転軸4が支持され
た電動機の組立装置であって、ステータ2が内挿された
胴体ケーシング1の一端部内に一方の軸受5を取り付け
る第1の軸受組立機Aと、一方の軸受5の取り付けを終
え、ロータ3を外挿した回転軸4が中心部に挿入された
胴体ケーシング1の他端部内に他方の軸受6を取り付け
る第2の軸受組立機Cとを具備し、第1の軸受組立機A
は、一方の軸受5をその中心を基準として組立位置に固
定する軸受位置決め機構20と、ステータ2が内挿され
た胴体ケーシング1をステータ2の内面を基準として組
立位置に固定する胴体位置決め機構30と、組立位置に
固定された胴体ケーシング1の外周側複数位置から胴体
ケーシング1を一方の軸受5に溶接する溶接機構40と
を有し、第2の軸受組立機Cは、一方の軸受5の取り付
けを終え且つ回転軸4の挿入を終えた胴体ケーシング1
を、一方の軸受5の中心を基準として組立位置に固定す
る胴体位置決め機構50と、他方の軸受6をその中心を
基準として組立位置に固定する軸受位置決め機構60
と、組立位置に固定された胴体ケーシング1の外周側複
数位置から胴体ケーシングを他方の軸受6に溶接する溶
接機構70とを有する。
【0011】電動機は、一般の電動機だけでなく、その
胴体ケーシング内に圧縮部を収容した電動機の電動機部
分を含む。
【0012】胴体ケーシング1または該胴体ケーシング
1の端部内に挿入された軸受を組立位置に固定する位置
決め機構には、当該位置決め機構の芯ずれを検出する芯
ずれ検出機構と、検出された芯ずれが補正されるように
当該位置決め機構を移動させる駆動機構とを設けるのが
望ましい。
【0013】芯ずれ検出機構は、例えば、位置決め機構
にその中心に平行に取り付けられたマスターバーと、当
該組立機のベース上に設けられて、マスターバーの偏心
量を直交する2方向について測定する2つの変位センサ
とにより構成することができる。
【0014】
【作用】本発明の電動機組立方法では、第1の軸受組立
工程で、一方の軸受5がその中心を基準として組立位置
に固定される。また、ステータ2が内挿された胴体ケー
シング1が、ステータ2の内面を基準として組立位置に
固定される。そして、この状態で一方の軸受5が胴体ケ
ーシング1に溶接される。従って、一方の軸受5とステ
ータ2が同心となる。
【0015】第2の軸受組立工程では、胴体ケーシング
1が一方の軸受5の中心を基準として組立位置に固定さ
れ、他方の軸受6がその中心を基準として組立位置に固
定された状態で、他方の軸受6が胴体ケーシング1に溶
接される。従って、他方の軸受6が一方の軸受5および
ステータ2に対して同心となる。
【0016】かくして、両方の軸受5,6の中心が、胴
体ケーシング1の寸法精度の影響を受けることなくステ
ータ2の中心に一致する。即ち、胴体ケーシング1の寸
法精度とは無関係にステータ2と軸受5,6が芯合わせ
され、軸受5,6に支持されるロータ3とステータ2の
ギャップが均一となる。
【0017】胴体ケーシング1の外周側複数位置から胴
体ケーシング1の各端部を軸受5,6に溶接する際に、
複数位置での溶接を同時に開始し、且つ各溶接における
入熱量および溶接ワイヤ供給両を同じにした場合は、各
溶接部での溶接金属の凝固プロセスが同じになり、その
凝固プロセスの不均一に基づく胴体ケーシング1の端部
内での軸受5,6の偏心が防止される。従って、ステー
タ2と軸受5,6との同心性が維持される。
【0018】本発明の電動機組立装置では、第1の軸受
組立機で、一方の軸受5がその中心を基準として組立位
置に固定される。また、ステータ2が内挿された胴体ケ
ーシング1が、ステータ2の内面を基準として組立位置
に固定される。そして、この状態で一方の軸受5が胴体
ケーシング1に溶接される。従って、一方の軸受5とス
テータ2が同心となる。
【0019】第2の軸受組立機では、胴体ケーシング1
が一方の軸受5の中心を基準として組立位置に固定さ
れ、他方の軸受6がその中心を基準として組立位置に固
定された状態で、他方の軸受6が胴体ケーシング1に溶
接される。従って、他方の軸受6が一方の軸受5および
ステータ2に対して同心となる。
【0020】かくして、両方の軸受5,6の中心が、胴
体ケーシング1の寸法精度の影響を受けることなくステ
ータ2の中心に一致する。即ち、胴体ケーシング1の寸
法精度とは無関係にステータ2と軸受5,6が芯合わせ
され、軸受5,6に支持されるロータ3とステータ2の
ギャップが均一となる。
【0021】胴体ケーシング1または該胴体ケーシング
1の端部内に挿入された軸受を組立位置に固定する位置
決め機構に、当該位置決め機構の芯ずれを検出する芯ず
れ検出機構と、検出された芯ずれが補正されるように当
該位置決め機構を移動させる駆動機構とを設けた場合
は、当該位置決め機構が溶接時の熱により変形しても、
その変形による芯ずれが、当該位置決め機構の移動によ
り自動的に解消される。
【0022】芯ずれ検出機構が、位置決め機構にその中
心に平行に取り付けられたマスターバーと、当該組立機
のベース上に設けられて、マスターバーの偏心量を直交
する2方向について測定する2つの変位センサとにより
構成されている場合は、溶接時の熱により位置決め機構
が芯ずれを起こすと、その芯ずれに伴ってマスターバー
が偏心し、その偏心量が2つの変位センサにより直交す
る2方向について測定されることにより、前記芯ずれの
方向および大きさが求まる。
【0023】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0024】図1は本発明を実施した電動機組立装置の
一例についてその全体構成を示す模式図、図2は第1の
軸受組立機の構成を示す縦断面図、図3は第2の軸受組
立機の全体構成を示す正面図、図4は第2の軸受組立機
の全体構成を示す側面図、図5は第2の軸受組立機の主
要部の詳細構成を示す縦断面図、図6は芯ずれ検出機構
の構成を示す斜視図、図7は芯ずれ検出機構の構成を示
す平面図である。
【0025】本電動機組立装置は、前述したスクロール
圧縮機の電動機部分の組立に使用するものであって、図
1に示すように、ステータ2を内挿された胴体ケーシン
グ1の下端部内に上部軸受5を取り付ける第1の軸受組
立機Aと、上部軸受5の取り付けを終えた胴体ケーシン
グ1の中心部に、ロータ3が外挿された回転軸4を挿入
する回転軸組立機Bと、回転軸4の挿入を終えた胴体ケ
ーシング1の上端部内に下部軸受6を取り付ける第2の
軸受組立機Cとからなる。
【0026】ここで、上部軸受5はパレット10にて第
1の軸受組立機Aに運ばれ、胴体ケーシング1に組み付
けられる。上部軸受5を組み付けられた胴体ケーシング
1は、パレット10でそのまま回転軸組立機Bに運ば
れ、該組立機Bで回転軸4を組み付けられた後、第2の
軸受組立機Cに運ばれる。
【0027】胴体ケーシング1の内径は、上部軸受5お
よび下部軸受6の各外径より大きく、胴体ケーシング1
の内面と上部軸受5および下部軸受6の各外面との間に
隙間が生じるようになっている。
【0028】パレット10は、図2および図3に示すよ
うに、台板11の表面中央部に突設された軸受支持台1
2を有する。軸受支持台12は、上部軸受5を水平に支
持する。軸受支持台12に支持された上部軸受5は、軸
受支持台12の周囲に設けられたチャック13によって
パレット10の中心位置に固定される。チャック13の
外周側には、胴体ケーシング1を垂直に載置する胴体受
台14が設けられており、その更に外周側にはパレット
10を位置決めするためのピン孔15が設けられてい
る。
【0029】第1の軸受組立機Aは、図2に示すよう
に、上部軸受5を組立位置に固定する軸受位置決め機構
20と、胴体ケーシング1を組立位置に固定する胴体位
置決め機構30と、位置決めされた上部軸受5と胴体ケ
ーシング1を溶接する溶接機構40とを備えている。
【0030】軸受位置決め機構20は、第1の軸受組立
機Aに送られてきたパレット10を押し上げる昇降ユニ
ット21を有する。昇降ユニット21によってパレット
10が押し上げられると、本体ベース22に取り付けた
位置決めピン23がピン孔15に挿入される。これによ
り、第1の軸受組立機Aの組立位置にパレット10が固
定され、その結果、パレット10上の上部軸受5が、そ
の中心を基準として第1の軸受組立機Aの組立位置に固
定される。
【0031】胴体位置決め機構30は、全体が鉛直方向
および水平方向に移動し、中心部に鉛直な押え棒31を
有する。押え棒31は、その昇降によりパレット10上
の上部軸受5を固定する。押え棒31の周囲には複数の
チャック32が設けられている。チャック32は、上方
の駆動部33により軸受押え棒31の半径方向に同期駆
動され、これによりステータ2を内面側から同心状に保
持する。そして、ステータ2を第1の軸受組立機Aの組
立位置に搬送し、ステータ2に外嵌された胴体ケーシン
グを胴体受台14に載置する。
【0032】溶接機構40は、周方向に90度の間隔で
配設された4つの溶接トーチ41を有する。溶接トーチ
41は、胴体受台14に載置された胴体ケーシング1の
下端部外側に位置し、ワイヤ42を用いてTIG溶接
(栓溶接)を行う。
【0033】第2の軸受組立機Cは、図3〜図5に示す
ように、胴体ケーシング1を組立位置に固定する胴体位
置決め機構50と、下部軸受6を組立位置に固定する軸
受位置決め機構60と、位置決めされた胴体ケーシング
1と下部軸受6を溶接する溶接機構70と、軸受位置決
め機構60の芯ずれを補正するための駆動機構80およ
び芯ずれ検出機構90とを備えている。
【0034】胴体位置決め機構50は、図5に示すよう
に、第1の軸受組立機Aの軸受位置決め機構20と同じ
構成であり、昇降ユニット51によって押し上げたパレ
ット10を、本体ベース52に取り付けた位置決め位置
決めピン53によって位置決めすることにより、上部軸
受5を第2の軸受組立機Cの組立位置に固定する。即
ち、上部軸受5の中心を基準として胴体ケーシング1を
第2の軸受組立機Cの組立位置に固定する。
【0035】軸受位置決め機構60は中心部に芯出し棒
61を有する。芯出し棒61は、シリンダー62により
軸受位置決め機構60内を昇降して、胴体ケーシング1
内の回転軸4の芯出しを行う。芯出し棒61の周囲には
チャック63が設けられている。チャック63は、下部
軸受6を軸受位置決め機構60の中心位置に固定する。
チャック63の周囲には複数の引上げ爪64および当ブ
ロック65が設けられている。引上げ爪64は、シリン
ダー66により昇降し、その上昇により下部軸受6を引
き上げてこれを当ブロック65の下面に押し付けること
により、下部軸受6を水平にする。
【0036】この軸受位置決め機構60は、後述する駆
動機構80によって全体が鉛直方向および水平方向に駆
動される。
【0037】溶接機構70は、周方向に120度の間隔
で配設された3つの溶接トーチ71を有する。溶接トー
チ71は、第2の軸受組立機Cの組立位置に固定された
胴体ケーシング1の上端部外側に位置し、ワイヤ72を
用いてTIG溶接(栓溶接)を行う。
【0038】駆動機構80は、Y軸方向に移動自在な上
段テーブル81と、X軸方向に移動自在な下段テーブル
82と、Z軸方向に移動自在な背板83とを有する。上
段テーブル81は、軸受位置決め機構60のベース板を
兼ね、下段テーブル82上を第1のサーボモータ84を
動力源としてY軸方向に往復移動する。下段テーブル8
2は、背板83の正面側に片持ち支持され、背板83に
取り付けた第2のサーボモータ85を動力源としてX軸
方向に往復移動する。背板83は、図3および図4に示
す第3のサーボモータ86を動力源として昇降し、この
昇降により、軸受位置決め機構60は上方の退避位置と
下方の動作位置との間を往復する。
【0039】芯ずれ検出機構90は、軸受位置決め機構
60のベース板から真下に垂下した鉛直なマスターバー
91と、当該軸受組立機Cのベース上に設けられた2組
の変位センサ92とからなる。
【0040】マスターバー91は、軸受位置決め機構6
0が上方の退避位置にあるときは2組の変位センサ92
の上方に位置する。軸受位置決め機構60が下方の動作
位置に下降すると、マスタバー91の下端部が2組の変
位センサ92の各光軸を横切る。以下、特にことわりの
ない限り軸受位置決め機構60が動作位置にある状態に
ついて説明を行う。
【0041】2組の変位センサ92は、当該軸受組立機
Cのベース上に立設された架台93の上面に設置されて
いる。各組の変位センサ92は、図6および図7に示す
ように、所定の間隔をあけて対設されたレーザー投光器
92aとレーザー受光器92bとからなる。X軸方向を
向く一方の変位センサ92の光軸と、Y軸方向を向く他
方の変位センサ92の光軸とは、架台93の中心部上で
交差している。
【0042】当該軸受組立機Cに変形のない場合は、前
記マスターバー91の中心が、2組の変位センサ92の
各光軸が交差する点に一致する。その結果、各組のレー
ザー投光器92aからのレーザ光がマスターバー91に
よって完全に遮蔽され、レーザー受光器92bにおける
受光量が0となる。2組の変位センサ92の各光軸が交
差する点からマスターバー91の中心が外れると、その
量に応じて各組のレーザー受光器92bにおける受光量
が増大する。従って、2組のレーザー受光器92bにお
ける受光量の変化から、マスターバー91の偏心量がX
軸方向およびY軸方向の両方向について求まる。
【0043】検出されたマスターバー91のX軸方向お
よびY軸方向についての各偏心量は、図示されない制御
装置に入力される。制御装置は各偏心量が0となるよう
に前記駆動機構80のサーボモータ84,85を制御す
る。
【0044】本電動機組立装置は、次の順序で前述した
スクロール圧縮機の電動機部分の組立を行い、本発明の
電動機組立方法を実施する。
【0045】上部軸受5がパレット10の中心位置に固
定される。そのパレット10が第1の軸受組立機Aに搬
送され、軸受位置決め機構20により位置決めされる。
これにより、上部軸受5がその中心を基準として第1の
軸受組立機Aの組立位置に固定される。
【0046】上部軸受5の位置決めが終わると、胴体位
置決め機構30により胴体ケーシング1が第1の軸受組
立機Aの組立位置に固定される。胴体ケーシング1は予
めステータ1を取り付けられており、そのステータ2の
内面を基準として組立位置に固定される。上部軸受5
は、胴体ケーシング1の下端部内にあり、その中心はス
テータ2の中心に一致する。即ち、胴体ケーシング1の
中心を無視した形で、胴体ケーシング1と上部軸受5が
組み合わされる。
【0047】胴体ケーシング1に上部軸受5が組み合わ
されると、溶接機構40により胴体ケーシング1の外側
4位置から胴体ケーシング1が上部軸受5に同時溶接さ
れる。これにより、上部軸受5がステータ2に対して同
心状態で胴体ケーシング1に取り付けられる。
【0048】このような複数位置の同時溶接では、胴体
ケーシング1と上部軸受5との間に隙間があるため、各
溶接部の溶融金属が同時に凝固を終了しないと、先に凝
固の終わった側に上部軸受5が移動し偏心を生じること
がある。そこで、本実施例では、各溶接を同時に開始
し、且つ各溶接における入熱量および溶接ワイヤ供給量
を同じにする。これにより、各溶接部で溶融金属量が同
じになり、且つそれぞれの溶融金属が同じタイミングで
凝固を終えることにより、上部軸受5の偏心が防止さ
れ、上部軸受5と胴体ケーシング1内のステータ2との
同心性が維持される。入熱量を同じにするには、例え
ば、供給電圧、供給電流および通電時間を各溶接で同一
とする。
【0049】上部軸受5の取り付けが終わると、その上
部軸受5をパレット10に固定したまま、パレット10
によって胴体ケーシング1が回転軸組立機Bへ搬送され
る。回転軸組立機Bでは、ロータ3の取り付けを終えた
回転軸4が胴体ケーシング1の中心部に挿入され、その
下端部が上部軸受5に差し込まれる。
【0050】回転軸4の挿入が終わると、胴体ケーシン
グ1がパレット10によって第2の軸受組立機Cへ搬送
される。第2の軸受組立機Cへ搬送されたパレット10
は、胴体位置決め機構50により位置決めされる。これ
により、パレット10上の胴体ケーシング1が上部軸受
5の中心を基準として第2の軸受組立機Cの組立位置に
固定される。
【0051】胴体ケーシング1の位置決めが終わると、
軸受位置決め機構60により下部軸受6が第2の軸受組
立機Cの組立位置に固定される。これにより、下部軸受
6が胴体ケーシング1の上端部内に挿入され、下部軸受
6内に回転軸4の上端部が差し込まれる。また、下部軸
受6の中心が胴体ケーシング1の下端部内に取り付けら
れている上部軸受5の中心に一致する。上部軸受5の中
心は、既にステータ2の中心に一致している。従って、
ステータ2、上部軸受5および下部軸受6の各中心が一
致する。
【0052】下部軸受6の組み込みが終わると、溶接機
構70により胴体ケーシング1の外周側3位置から胴体
ケーシング1が下部軸受6に同時溶接される。この同時
溶接においても、各溶接部の溶融金属の凝固プロセスが
同じになるように、各溶接を同時に開始し、且つ各溶接
における入熱量および溶接ワイヤ供給量を同じにして、
下部軸受6の偏心を防止する。
【0053】更に、この同時溶接においては、その溶接
が軸受位置決め機構60に近い位置で行われる。そのた
め、溶接を繰り返すと、溶接熱の蓄積により軸受位置決
め機構60が変形を起こすことがある。軸受位置決め機
構60の変形はその芯ずれにつながり、下部軸受6を偏
心させる。しかし、本実施例では軸受位置決め機構60
が熱変形を起こすと、その芯ずれに伴って芯ずれ検出機
構90のマスターバー91が偏心する。マスターバー9
1が偏心すると、その偏心の方向および大きさが2つの
変位センサ92により検出され、その偏心が補正される
ように軸受位置決め機構60の全体が水平方向に移動す
る。そのため、軸受位置決め機構60が熱変形を起こし
ても、芯ずれは生じない。従って、その熱変形による下
部軸受6の偏心が防止される。
【0054】かくして、胴体ケーシング1の寸法精度に
関係なく、ステータ2、上部軸受5および下部軸受6の
各中心が一致した電動機が得られる。
【0055】なお、熱変形による偏心を防止する装置
は、上記実施例では軸受位置決め機構60に設けられて
いるが、第1の軸受組立機Aにおける胴体位置決め機構
30に設けることもできる。また、第1の軸受組立機A
における軸受位置決め機構20や第2の軸受組立機Cに
おける胴体位置決め機構50に設けることも可能であ
る。いずれに設けても、その熱変形による芯ずれを防止
できる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電動機組立方法は、第1の軸受組立工程で一方の軸受
5を取り付ける際にその中心とステータ2の中心を一致
させる。また、回転軸4を挿入した後、第2の軸受組立
工程で他方の軸受6を取り付ける際にその中心と一方の
軸受5の中心を一致させる。そのため、胴体ケーシング
1の寸法精度にかかわらず、ステータ2の中心が2つの
軸受5,6の中心に一致し、2つの軸受5,6に支持さ
れた回転軸4とステータ2が同心となる。その結果、回
転軸4に取り付けたロータ3とステータ2のギャップが
均一化され、ギャップの不均一による電動機の性能低下
が防止される。従って、寸法精度の低い胴体ケーシング
の使用が可能となり、電動機のコストダウンが達成され
る。
【0057】胴体ケーシング1の外周側複数位置から胴
体ケーシング1の各端部を軸受5,6に溶接する際に、
複数位置での溶接を同時に開始し、且つ各溶接における
入熱量および溶接ワイヤ供給量を同じにした場合は、同
時溶接での不均一凝固による軸受5,6の偏心が回避さ
れるので、ロータ3とステータ2のギャップの均一性が
一層良好となり、電動機の性能が更に向上する。
【0058】本発明の電動機組立装置は、第1の軸受組
立機で一方の軸受5を取り付ける際にその中心とステー
タ2の中心を一致させる。また、回転軸4を挿入した
後、第2の軸受組立機で他方の軸受6を取り付ける際に
その中心と一方の軸受5の中心を一致させる。そのた
め、胴体ケーシング1の寸法精度にかかわらず、ステー
タ2の中心が2つの軸受5,6の中心に一致し、2つの
軸受5,6に支持された回転軸4とステータ2が同心と
なる。その結果、回転軸4に取り付けたロータ3とステ
ータ2のギャップが均一化され、ギャップの不均一によ
る電動機の性能低下が防止される。従って、寸法精度の
低い胴体ケーシングの使用が可能となり、電動機のコス
トダウンが達成される。
【0059】胴体ケーシング1または該胴体ケーシング
1の端部内に挿入された軸受を組立位置に固定する位置
決め機構に、当該位置決め機構の芯ずれを検出する芯ず
れ検出機構90と、検出された芯ずれが補正されるよう
に当該位置決め機構を移動させる駆動機構80とを設け
た場合は、当該位置決め機構の熱変形による芯ずれが防
止されるので、ロータ3とステータ2のギャップの均一
性が一層良好となり、電動機の性能が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電動機組立装置の一例につい
てその全体構成を示す模式図である。
【図2】第1の軸受組立機の構成を示す縦断面図であ
る。
【図3】第2の軸受組立機の全体構成を示す正面図であ
る。
【図4】第2の軸受組立機の全体構成を示す側面図であ
る。
【図5】第2の軸受組立機の主要部の詳細構成を示す縦
断面図である。
【図6】芯ずれ検出機構の構成を示す斜視図である。
【図7】芯ずれ検出機構の構成を示す平面図である。
【図8】スクロール圧縮機の概略構成を示す断面図であ
る。
【図9】従来の組立方法を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
A 第1の軸受組立機 B 回転軸組立機 C 第2の軸受組立機 1 胴体ケーシング 2 ステータ 3 ロータ 4 回転軸 5,6 軸受 7 電動機部分 8 圧縮部 10 パレット 20 第1の軸受組立機に備わる軸受位置決め機構 30 第1の軸受組立機に備わる胴体位置決め機構 40 第1の軸受組立機に備わる溶接機構 50 第2の軸受組立機に備わる胴体位置決め機構 60 第2の軸受組立機に備わる軸受位置決め機構 70 第2の軸受組立機に備わる溶接機構 80 駆動機構 90 芯ずれ検出機構 91 マスターバー 92 変位センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−143475(JP,A) 特開 平3−49549(JP,A) 特開 昭63−202251(JP,A) 特開 昭57−183258(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/16 F04C 18/02 311 F04C 29/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ(2) を内挿した胴体ケーシング
    (1) の両端部内に、該胴体ケーシング(1) の内径より小
    さい外径を有する軸受(5,6) がそれぞれ取り付けられ、
    該軸受(5,6) により胴体ケーシング(1) の中心部に、ロ
    ータ(3) を外挿した回転軸(4) が支持された電動機の組
    立方法であって、 ステータ(2) が内挿された胴体ケーシング(2) の一端部
    内に一方の軸受(5) を挿入し、該軸受(5) をその中心を
    基準として組立位置に固定すると共に、胴体ケーシング
    (2) をステータ(2) の内面を基準として組立位置に固定
    した状態で、その胴体ケーシング(1) の外周側複数位置
    から胴体ケーシング(1) を軸受(5) に溶接して、胴体ケ
    ーシング(1) の一端部内に一方の軸受(5) を取り付ける
    第1の軸受組立工程と、 胴体ケーシング(1)の他端側から中心部に、ロータ(3)
    が外挿された回転軸(4) を挿入して、その一端部を一方
    の軸受(5) に差し込む回転軸組立工程と、 胴体ケーシング(1) の他端部内に他方の軸受(6) を挿入
    して、該軸受(6) に回転軸(4) の他端部を差し込み、取
    り付けを終えた一方の軸受(5) の中心を基準として、胴
    体ケーシング(1) を組立位置に固定すると共に、他方の
    軸受(6) をその中心を基準として組立位置に固定した状
    態で、その胴体ケーシング(1) の外周側複数位置から胴
    体ケーシング(1) を他方の軸受(6) に溶接して、胴体ケ
    ーシング(1) の他端部内に他方の軸受(6) を取り付ける
    第2の軸受組立工程とを包含することを特徴とする電動
    機組立方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動機組立方法におい
    て、前記電動機が、その胴体ケーシング(1) 内に圧縮部
    (8) を収容した圧縮機の電動機部分(7) であることを特
    徴とする電動機組立方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電動機組立方
    法において、胴体ケーシング(1) の外周側複数位置から
    胴体ケーシング(1) の各端部を軸受(5,6) に溶接する際
    に、複数位置での溶接を同時に開始し、且つ各溶接にお
    ける入熱量および溶接ワイヤ供給量を同じにすることを
    特徴とする電動機組立方法。
  4. 【請求項4】 ステータ(2) を内挿した胴体ケーシング
    (1) の両端部内に、該胴体ケーシング(1) の内径より小
    さい外径を有する軸受(5,6) がそれぞれ取り付けられ、
    該軸受(5,6) により胴体ケーシング(1) の中心部に、ロ
    ータ(3) を外挿した回転軸(4) が支持された電動機の組
    立装置であって、 ステータ(2) が内挿された胴体ケーシング(1) の一端部
    内に一方の軸受(5) を取り付ける第1の軸受組立機(A)
    と、一方の軸受(5) の取り付けを終え、ロータ(3) を外
    挿した回転軸(4) が中心部に挿入された胴体ケーシング
    (1) の他端部内に他方の軸受(6) を取り付ける第2の軸
    受組立機(C) とを具備し、 第1の軸受組立機(A) は、一方の軸受(5) をその中心を
    基準として組立位置に固定する軸受位置決め機構(20)
    と、ステータ(2) が内挿された胴体ケーシング(1) をス
    テータ(2) の内面を基準として組立位置に固定する胴体
    位置決め機構(30)と、組立位置に固定された胴体ケーシ
    ング(1) の外周側複数位置から胴体ケーシング(1) を一
    方の軸受(5) に溶接する溶接機構(40)とを有し、 第2の軸受組立機(C) は、一方の軸受(5) の取り付けを
    終え且つ回転軸(4) の挿入を終えた胴体ケーシング(1)
    を、一方の軸受(5) の中心を基準として組立位置に固定
    する胴体位置決め機構(50)と、他方の軸受(6) をその中
    心を基準として組立位置に固定する軸受位置決め機構(6
    0)と、組立位置に固定された胴体ケーシング(1) の外周
    側複数位置から胴体ケーシングを他方の軸受(6) に溶接
    する溶接機構(70)とを有することを特徴とする電動機組
    立装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電動機組立装置におい
    て、前記電動機が、その胴体ケーシング(1) 内に圧縮部
    (8) を収容した圧縮機の電動機部分(7) であることを特
    徴とする電動機組立装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の電動機組立装
    置において、胴体ケーシング(1) または該胴体ケーシン
    グ(1) の端部内に挿入された軸受を組立位置に固定する
    位置決め機構に、当該位置決め機構の芯ずれを検出する
    芯ずれ検出機構(90)と、検出された芯ずれが補正される
    ように当該位置決め機構を移動させる駆動機構(80)とを
    設けたことを特徴とする電動機組立装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電動機組立装置におい
    て、芯ずれ検出機構(90)が、位置決め機構にその中心に
    平行に取り付けられたマスターバー(91)と、当該組立機
    のベース上に設けられて、マスターバー(91)の偏心量を
    直交する2方向について測定する2つの変位センサ(92)
    とにより構成されていることを特徴とする電動機組立装
    置。
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