JP3250302B2 - 自動車用ペダル装置 - Google Patents
自動車用ペダル装置Info
- Publication number
- JP3250302B2 JP3250302B2 JP5176093A JP5176093A JP3250302B2 JP 3250302 B2 JP3250302 B2 JP 3250302B2 JP 5176093 A JP5176093 A JP 5176093A JP 5176093 A JP5176093 A JP 5176093A JP 3250302 B2 JP3250302 B2 JP 3250302B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedal
- shaft
- supported
- bracket
- clutch
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- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチペダルとブレ
ーキペダルの回転中心を互いに接近させて配設すること
ができる自動車用ペダル装置に関する。
ーキペダルの回転中心を互いに接近させて配設すること
ができる自動車用ペダル装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の運転席には、オートマチック車
に対しては、アクセルペダルとブレーキペダルが設けら
れ、マニアル車に対しては、アクセルペダル、ブレーキ
ペダルとクラッチペダルが設けられている。図３はマニ
アル車の自動車用ペダル装置を示したもので、アクセル
ペダル１００、ブレーキペダル１０１、クラッチペダル
１０２がアクセルペダルブラケット１０３およびペダル
ブラケット１０４に取り付けられている。アクセルペダ
ル１００はペダルシャフト１０５をアクセルペダルブラ
ケット１０３に取り付けられており、Ｅリング１０６に
よって留められている。ブレーキペダル１０１はペダル
軸１０７をペダルブラケット１０４にボルト１０８およ
びナット１０９を介して装着されており、ボルト１０８
とペダル軸１０７との間にスペーサ１１０およびブッシ
ュ１１１を介装してある。ペダル軸１０７には復帰用の
スプリング１１２を装着してある。クラッチペダル１０
２はペダルブラケット１０４の側面に設けられたペダル
シャフト（図示せず）を介してペダル軸１１３を支持さ
れており、ペダル軸１１３とペダルシャフトとの間には
ブッシュ１１４を介在してある。ペダル軸１１３には復
帰用のスプリング１１５が装着されている。
に対しては、アクセルペダルとブレーキペダルが設けら
れ、マニアル車に対しては、アクセルペダル、ブレーキ
ペダルとクラッチペダルが設けられている。図３はマニ
アル車の自動車用ペダル装置を示したもので、アクセル
ペダル１００、ブレーキペダル１０１、クラッチペダル
１０２がアクセルペダルブラケット１０３およびペダル
ブラケット１０４に取り付けられている。アクセルペダ
ル１００はペダルシャフト１０５をアクセルペダルブラ
ケット１０３に取り付けられており、Ｅリング１０６に
よって留められている。ブレーキペダル１０１はペダル
軸１０７をペダルブラケット１０４にボルト１０８およ
びナット１０９を介して装着されており、ボルト１０８
とペダル軸１０７との間にスペーサ１１０およびブッシ
ュ１１１を介装してある。ペダル軸１０７には復帰用の
スプリング１１２を装着してある。クラッチペダル１０
２はペダルブラケット１０４の側面に設けられたペダル
シャフト（図示せず）を介してペダル軸１１３を支持さ
れており、ペダル軸１１３とペダルシャフトとの間には
ブッシュ１１４を介在してある。ペダル軸１１３には復
帰用のスプリング１１５が装着されている。
【０００３】次に、図４に示したものは、クラッチペダ
ル１０２のペダルシャフト１１６をブレーキペダル１０
１のペダルシャフトとしてのボルト１０８と位置をずら
して設けたもので、ペダルシャフト１１６をペダルブラ
ケット１０４の側面に溶接したものである。１１７はＥ
リングである。
ル１０２のペダルシャフト１１６をブレーキペダル１０
１のペダルシャフトとしてのボルト１０８と位置をずら
して設けたもので、ペダルシャフト１１６をペダルブラ
ケット１０４の側面に溶接したものである。１１７はＥ
リングである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、クラッチペダル１０２のペダルシャフ
ト１１６とブレーキペダル１０１のペダルシャフトを近
づけると、ペダルシャフト１１６およびブッシュ１１
１、１１４等が互いに干渉するため、同一のボルトで支
持する以外にペダルシャフト相互を接近させるには限界
があった。
来技術によると、クラッチペダル１０２のペダルシャフ
ト１１６とブレーキペダル１０１のペダルシャフトを近
づけると、ペダルシャフト１１６およびブッシュ１１
１、１１４等が互いに干渉するため、同一のボルトで支
持する以外にペダルシャフト相互を接近させるには限界
があった。
【０００５】本発明は上記課題を解決し、クラッチペダ
ルとブレーキペダルの回転中心を互いに接近させて配設
することができる自動車用ペダル装置を提供することを
目的とする。
ルとブレーキペダルの回転中心を互いに接近させて配設
することができる自動車用ペダル装置を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ブラケットにペダルシャフトを支持されて複
数のペダルを互いに並設し、かつ一方のペダルのペダル
シャフトがペダルを貫通する部分と、これに隣接して取
り付けられる別のペダルの取付部品とが、側面視で重な
って配置される自動車用ペダル装置において、互いに隣
接するペダルの一方のペダルシャフトを屈曲させて、該
屈曲部を上記ブラケットの隣接するペダルのペダルシャ
フトの一端を支持する側壁の異なる位置で支持し、回転
中心をペダルごとに設定したことにある。
するため、ブラケットにペダルシャフトを支持されて複
数のペダルを互いに並設し、かつ一方のペダルのペダル
シャフトがペダルを貫通する部分と、これに隣接して取
り付けられる別のペダルの取付部品とが、側面視で重な
って配置される自動車用ペダル装置において、互いに隣
接するペダルの一方のペダルシャフトを屈曲させて、該
屈曲部を上記ブラケットの隣接するペダルのペダルシャ
フトの一端を支持する側壁の異なる位置で支持し、回転
中心をペダルごとに設定したことにある。
【０００７】
【作用】互いに隣接するペダルの一方のペダルシャフト
を屈曲させて異なる位置で支持して、回転中心をペダル
ごとに設定する。こうして、ブレーキペダルの回転中心
とクラッチペダルの回転中心を互いに接近した位置で、
かつ、異なる回転中心で支持することができる。
を屈曲させて異なる位置で支持して、回転中心をペダル
ごとに設定する。こうして、ブレーキペダルの回転中心
とクラッチペダルの回転中心を互いに接近した位置で、
かつ、異なる回転中心で支持することができる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図１ないし図において、１はブレーキ
ペダル、２はクラッチペダルである。ブレーキペダル１
はペダル軸３をボルト４を介してブラケット５の両側壁
５ａに支持されている。ブラケット５には一方の側壁５
ａの外側に、側壁５ａに対向する補助側壁５ｂが設けら
れている。
詳細に説明する。図１ないし図において、１はブレーキ
ペダル、２はクラッチペダルである。ブレーキペダル１
はペダル軸３をボルト４を介してブラケット５の両側壁
５ａに支持されている。ブラケット５には一方の側壁５
ａの外側に、側壁５ａに対向する補助側壁５ｂが設けら
れている。
【０００９】クラッチペダル２はブラケット５に溶接さ
れたペダルシャフト６にペダル軸７を介して支持されて
おり、このペダルシャフト６は途中を屈曲させて、この
屈曲部６ａを、補助側壁５ｂを貫通させて補助側壁５ｂ
と側壁５ａに溶着し、上記ボルト４と回転中心が異なる
ように装着している。クラッチペダル２はペダルシャフ
ト６が貫通する部分が、ブレーキペダル１のペダル軸３
を固定するボルト４のナットと側面視で重なって配置さ
れている。上記ペダルシャフト６のクラッチペダル支持
軸６ｂは上記ボルト４と近い位置に配置されるととも
に、ブレーキペダル１のボルト４とクラッチペダル２の
ペダルシャフト６は互いに干渉することなく配設されて
いる。
れたペダルシャフト６にペダル軸７を介して支持されて
おり、このペダルシャフト６は途中を屈曲させて、この
屈曲部６ａを、補助側壁５ｂを貫通させて補助側壁５ｂ
と側壁５ａに溶着し、上記ボルト４と回転中心が異なる
ように装着している。クラッチペダル２はペダルシャフ
ト６が貫通する部分が、ブレーキペダル１のペダル軸３
を固定するボルト４のナットと側面視で重なって配置さ
れている。上記ペダルシャフト６のクラッチペダル支持
軸６ｂは上記ボルト４と近い位置に配置されるととも
に、ブレーキペダル１のボルト４とクラッチペダル２の
ペダルシャフト６は互いに干渉することなく配設されて
いる。
【００１０】ブレーキペダル１はボルト４にスペーサ８
とブッシュ９、９を介して支持されている。クラッチペ
ダル２はブッシュ１０、１０およびＥリング１１を介し
てペダルシャフト６のクラッチペダル支持軸６ｂに支持
されている。
とブッシュ９、９を介して支持されている。クラッチペ
ダル２はブッシュ１０、１０およびＥリング１１を介し
てペダルシャフト６のクラッチペダル支持軸６ｂに支持
されている。
【００１１】上記構成によると、ブレーキペダル１のペ
ダル軸３はペダルシャフトとしてのボルト４に支持され
ており、クラッチペダル２のペダル軸７はペダルシャフ
ト６に支持されているので、互いに異なる回転中心で支
持することができる。
ダル軸３はペダルシャフトとしてのボルト４に支持され
ており、クラッチペダル２のペダル軸７はペダルシャフ
ト６に支持されているので、互いに異なる回転中心で支
持することができる。
【００１２】一方、クラッチペダル２のペダルシャフト
６は一端を屈曲させてブレーキペダル１のボルト４通し
穴とは異なる位置で溶接させているので、互いに干渉す
る事がない。
６は一端を屈曲させてブレーキペダル１のボルト４通し
穴とは異なる位置で溶接させているので、互いに干渉す
る事がない。
【００１３】よって、ブレーキペダル１の回転中心とク
ラッチペダル２の回転中心を互いに接近した位置で、か
つ、異なる回転中心で支持することができる。
ラッチペダル２の回転中心を互いに接近した位置で、か
つ、異なる回転中心で支持することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用ペダル装置によれば、ブラケットにペダルシャフトを
支持されて複数のペダルを互いに並設し、かつ一方のペ
ダルのペダルシャフトがペダルを貫通する部分と、これ
に隣接して取り付けられる別のペダルの取付部品とが、
側面視で重なって配置される自動車用ペダル装置におい
て、互いに隣接するペダルの一方のペダルシャフトを屈
曲させて、該屈曲部を上記ブラケットの隣接するペダル
のペダルシャフトの一端を支持する側壁の異なる位置で
支持し、回転中心をペダルごとに設定したので、ブレー
キペダルの回転中心とクラッチペダルの回転中心を互い
に接近した位置で、かつ、異なる回転中心で支持するこ
とができる。また、ブラケットの共通の側壁で、それぞ
れペダルシャフトの一端を支持することができるので、
ナットなどの相互の部品が干渉することなく、かつ幅方
向の厚みを短縮することができる。
用ペダル装置によれば、ブラケットにペダルシャフトを
支持されて複数のペダルを互いに並設し、かつ一方のペ
ダルのペダルシャフトがペダルを貫通する部分と、これ
に隣接して取り付けられる別のペダルの取付部品とが、
側面視で重なって配置される自動車用ペダル装置におい
て、互いに隣接するペダルの一方のペダルシャフトを屈
曲させて、該屈曲部を上記ブラケットの隣接するペダル
のペダルシャフトの一端を支持する側壁の異なる位置で
支持し、回転中心をペダルごとに設定したので、ブレー
キペダルの回転中心とクラッチペダルの回転中心を互い
に接近した位置で、かつ、異なる回転中心で支持するこ
とができる。また、ブラケットの共通の側壁で、それぞ
れペダルシャフトの一端を支持することができるので、
ナットなどの相互の部品が干渉することなく、かつ幅方
向の厚みを短縮することができる。
【図１】本発明の一実施例による自動車用ペダル装置を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図２】図１のブレーキペダルとクラッチペダルを組み
付けた状態の概念図である。
付けた状態の概念図である。
【図３】従来の自動車用ペダル装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】従来の自動車用ペダル装置を示す斜視図であ
る。
る。
１ ブレーキペダル ２ クラッチペダル ３ ペダル軸 ４ ボルト ５ ブラケット ６ ペダルシャフト ７ ペダル軸 ５ａ 側壁 ５ｂ 補助側壁 ６ａ 屈曲部
Claims (2)
- 【請求項１】 ブラケットにペダルシャフトを支持され
て複数のペダルを互いに並設し、かつ一方のペダルのペ
ダルシャフトがペダルを貫通する部分と、これに隣接し
て取り付けられる別のペダルの取付部品とが、側面視で
重なって配置される自動車用ペダル装置において、互い
に隣接するペダルの一方のペダルシャフトを屈曲させ
て、該屈曲部を上記ブラケットの隣接するペダルのペダ
ルシャフトの一端を支持する側壁の異なる位置で支持
し、回転中心をペダルごとに設定したことを特徴とする
自動車用ペダル装置。 - 【請求項２】 クラッチペダルのペダルシャフトを屈曲
させて、ブレーキペダルのペダルシャフトと異なる位置
で支持すると共に互いの回転中心を接近させたことを特
徴とする請求項１に記載の自動車用ペダル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5176093A JP3250302B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 自動車用ペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5176093A JP3250302B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 自動車用ペダル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06263014A JPH06263014A (ja) | 1994-09-20 |
| JP3250302B2 true JP3250302B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=12895910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5176093A Expired - Fee Related JP3250302B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 自動車用ペダル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3250302B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5176093A patent/JP3250302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06263014A (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |