JP3249182B2 - シリアル通信分配装置 - Google Patents
シリアル通信分配装置Info
- Publication number
- JP3249182B2 JP3249182B2 JP16632292A JP16632292A JP3249182B2 JP 3249182 B2 JP3249182 B2 JP 3249182B2 JP 16632292 A JP16632292 A JP 16632292A JP 16632292 A JP16632292 A JP 16632292A JP 3249182 B2 JP3249182 B2 JP 3249182B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- serial communication
- control unit
- port
- connection
- common port
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- Computer And Data Communications (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1台の制御装置が複数の
機器をシリアル通信により制御するシリアル通信分配装
置に関する。
機器をシリアル通信により制御するシリアル通信分配装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】1台の制御装置が複数の機器をシリアル
通信により制御するシリアル通信装置において、制御装
置のシリアル通信ポートの数に比して被制御機器の数が
多い場合、共通ポートと複数の支線ポートとの間にシリ
アル通信分配器が必要になる。このシリアル通信分配器
は制御装置からの接続変更コマンドにより接続が変更さ
れる。
通信により制御するシリアル通信装置において、制御装
置のシリアル通信ポートの数に比して被制御機器の数が
多い場合、共通ポートと複数の支線ポートとの間にシリ
アル通信分配器が必要になる。このシリアル通信分配器
は制御装置からの接続変更コマンドにより接続が変更さ
れる。
【0003】一般に、接続変更コマンドは複数文字より
構成され、更にシリアル通信であるため実際に接続変更
コマンドが出力されてからシリアル通信分配器における
接続状態が変更されるには幾らかの時間を要する。そし
て、シリアル通信が双方向であればこの時間内にも支線
ポートから信号が入力され共通ポートへ転送されること
になる。また、共通ポートにつながる通信機からは接続
状態が変化するタイミングを知ることができない。
構成され、更にシリアル通信であるため実際に接続変更
コマンドが出力されてからシリアル通信分配器における
接続状態が変更されるには幾らかの時間を要する。そし
て、シリアル通信が双方向であればこの時間内にも支線
ポートから信号が入力され共通ポートへ転送されること
になる。また、共通ポートにつながる通信機からは接続
状態が変化するタイミングを知ることができない。
【0004】従って、複数の支線ポート連続的に信号が
送られてくる状態において、接続変更コマンドを送信し
た場合、共通ポートから送られてくる信号の内、どの部
分からが新しい接続相手からのものかが判別できない。
送られてくる状態において、接続変更コマンドを送信し
た場合、共通ポートから送られてくる信号の内、どの部
分からが新しい接続相手からのものかが判別できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
み為されたものであり、シリアル通信分配器の接続変更
動作時の支線ポート間の混信を防止することを目的とす
るものである。
み為されたものであり、シリアル通信分配器の接続変更
動作時の支線ポート間の混信を防止することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリアル通信
用の複数の支線ポートの内の一つを選択して1個の共通
ポートに接続する接続制御部を備えるシリアル通信分配
器と、前記共通ポートを介して前記接続制御部に複数文
字よりなる接続変更コマンドを送信するとともに前記支
線ポートからの信号を受信するシステム制御部を備える
シリアル通信機とからなるシリアル通信分配装置におい
て、前記接続制御部は接続変更コマンドの先頭文字を受
信して前記支線ポートと共通ポートとを非接続状態と
し、最終文字を受信して前記支線ポートを前記共通ポー
トに接続することを特徴とするシリアル通信分配装置で
ある。
用の複数の支線ポートの内の一つを選択して1個の共通
ポートに接続する接続制御部を備えるシリアル通信分配
器と、前記共通ポートを介して前記接続制御部に複数文
字よりなる接続変更コマンドを送信するとともに前記支
線ポートからの信号を受信するシステム制御部を備える
シリアル通信機とからなるシリアル通信分配装置におい
て、前記接続制御部は接続変更コマンドの先頭文字を受
信して前記支線ポートと共通ポートとを非接続状態と
し、最終文字を受信して前記支線ポートを前記共通ポー
トに接続することを特徴とするシリアル通信分配装置で
ある。
【0007】
【作用】接続制御部は接続変更コマンドの先頭文字を受
信して支線ポートと共通ポートとを非接続状態とし、最
終文字を受信して前記支線ポートを前記共通ポートに接
続するよう作用する。
信して支線ポートと共通ポートとを非接続状態とし、最
終文字を受信して前記支線ポートを前記共通ポートに接
続するよう作用する。
【0008】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例を説明す
る。
る。
【0009】図1は本実施例装置のブロック図を示す。
1、2は第1及び第2支線ポート、3は共通ポート、4
はシリアル通信分配器であり、各支線ポートに接続され
たインターフェース41、42、後述する接続変更コマ
ンドにより2個の支線ポートのいずれか一方を共通ポー
トに接続する接続制御部43及び共通ポートに接続され
たインターフェース44を備える。また、5はこのシリ
アル通信分配器に接続された通信機であり、共通ポート
3に接続されたインターフェース51及び接続変更コマ
ンドを送信するシステム制御部52を備える。
1、2は第1及び第2支線ポート、3は共通ポート、4
はシリアル通信分配器であり、各支線ポートに接続され
たインターフェース41、42、後述する接続変更コマ
ンドにより2個の支線ポートのいずれか一方を共通ポー
トに接続する接続制御部43及び共通ポートに接続され
たインターフェース44を備える。また、5はこのシリ
アル通信分配器に接続された通信機であり、共通ポート
3に接続されたインターフェース51及び接続変更コマ
ンドを送信するシステム制御部52を備える。
【0010】次に、上記装置の動作について説明する。
【0011】今、第1支線ポート1が選択されている
時、システム制御部52からの信号はインターフェース
51、44、接続制御部43及びインターフェース41
を経由して第1支線ポート1から出力される。また、第
1支線ポート1からの信号は逆の経路でシステム制御部
52に伝送される。
時、システム制御部52からの信号はインターフェース
51、44、接続制御部43及びインターフェース41
を経由して第1支線ポート1から出力される。また、第
1支線ポート1からの信号は逆の経路でシステム制御部
52に伝送される。
【0012】次に、接続を第1支線ポート1から第2支
線ポート2に変更する場合、システム制御部52は接続
変更コマンド「CHANGE2」を順次シリアルに送信
する。接続制御部43はこのコマンドのうち最初の文字
「C」を受信した時点で第1支線ポート1を切り離し両
支線ポートとも非接続の状態とする。そして、システム
制御部52は文字「C」を送信した後、コマンドの送信
を一旦休止し、共通ポートと支線ポートが非接続になる
のに十分な時間Tだけ経過後、コマンドの未送信文字の
送信を再開する。
線ポート2に変更する場合、システム制御部52は接続
変更コマンド「CHANGE2」を順次シリアルに送信
する。接続制御部43はこのコマンドのうち最初の文字
「C」を受信した時点で第1支線ポート1を切り離し両
支線ポートとも非接続の状態とする。そして、システム
制御部52は文字「C」を送信した後、コマンドの送信
を一旦休止し、共通ポートと支線ポートが非接続になる
のに十分な時間Tだけ経過後、コマンドの未送信文字の
送信を再開する。
【0013】ここで、システム制御部52が文字「C」
を出力してから接続制御部43が受信するまでの期間に
コマンドとすれちがうタイミングでシステム制御部52
に到達する信号は変更前の支線ポートからの信号である
ことが明白であるので第1支線ポート1出力として処理
される。
を出力してから接続制御部43が受信するまでの期間に
コマンドとすれちがうタイミングでシステム制御部52
に到達する信号は変更前の支線ポートからの信号である
ことが明白であるので第1支線ポート1出力として処理
される。
【0014】そして、接続制御部43は接続変更コマン
ドを全て受信すれば第2支線ポート2を共通ポート3に
接続する。よって、それ以降システム制御部52が受信
する信号は第2支線ポート2からの信号であることが明
白である。
ドを全て受信すれば第2支線ポート2を共通ポート3に
接続する。よって、それ以降システム制御部52が受信
する信号は第2支線ポート2からの信号であることが明
白である。
【0015】尚、図2及び図3はそれぞれシステム制御
部52及び接続制御部43のフローチャートである。
部52及び接続制御部43のフローチャートである。
【0016】
【発明の効果】上述の如く本発明によればシリアル通信
分配器の接続変更時に生じる支線ポート間の混信を防止
することができる。
分配器の接続変更時に生じる支線ポート間の混信を防止
することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるシリアル通信装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】システム制御部のフローチャートである。
【図3】接続制御部のフローチャートである。
1、2 第1、第2支線ポート 3 共通ポート 4 シリアル通信分配器 43 接続制御部 5 通信機 52 システム制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−274563(JP,A) 特開 平2−81544(JP,A) 特開 平4−167648(JP,A) 特開 平4−196666(JP,A) 実開 昭57−109655(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/10
Claims (2)
- 【請求項1】 シリアル通信用の複数の支線ポートの内
の一つを選択して1個の共通ポートに接続する接続制御
部を備えるシリアル通信分配器と、前記共通ポートを介
して前記接続制御部に複数文字よりなる接続変更コマン
ドを送信するとともに前記支線ポートからの信号を受信
するシステム制御部を備えるシリアル通信機とからなる
シリアル通信分配装置において、 前記接続制御部は接続変更コマンドの先頭文字を受信し
て前記支線ポートと共通ポートとを非接続状態とし、最
終文字を受信して前記支線ポートを前記共通ポートに接
続することを特徴とするシリアル通信分配装置。 - 【請求項2】 前記システム制御部は接続変更コマンド
の少なくとも先頭文字を送信後、送信を休止し所定時間
経過後、前記接続変更コマンドの未送信部分を送信する
ことを特徴とする請求項1記載のシリアル通信分配装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16632292A JP3249182B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | シリアル通信分配装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16632292A JP3249182B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | シリアル通信分配装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614085A JPH0614085A (ja) | 1994-01-21 |
JP3249182B2 true JP3249182B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=15829213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16632292A Expired - Fee Related JP3249182B2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | シリアル通信分配装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3249182B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP16632292A patent/JP3249182B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614085A (ja) | 1994-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |