JP3406666B2 - データ伝送同期装置 - Google Patents

データ伝送同期装置

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JP3406666B2
JP3406666B2 JP35021193A JP35021193A JP3406666B2 JP 3406666 B2 JP3406666 B2 JP 3406666B2 JP 35021193 A JP35021193 A JP 35021193A JP 35021193 A JP35021193 A JP 35021193A JP 3406666 B2 JP3406666 B2 JP 3406666B2
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JP35021193A
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Inventor
三百次 津村
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株式会社リコス
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Priority to ES94109917T priority patent/ES2154276T3/es
Priority to EP00109654A priority patent/EP1081909A3/en
Priority to DE69426760T priority patent/DE69426760T2/de
Priority to US08/268,496 priority patent/US5526435A/en
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有線回線によって複数
の端末装置からデータ伝送を行う場合、1台のホスト機
によって伝送タイミングを同期させるための新規な装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からデータ伝送技術は進歩してお
り、電話回線を利用してコンピュータ同士を接続し、互
いにデータを伝送することは公知である。また、1台の
ホストコンピュータに複数台の端末装置が電話回線など
の公衆回線で放射状に接続され、ホストコンピュータと
データをやりとりする技術も公知である。
【0003】ところで、データ伝送においては通信速度
が問題になる。データ伝送速度は各コンピュータを公衆
回線に接続するモデムの処理速度に依存しており、モデ
ムの処理速度は現在では複数種類が存在する。そして、
処理速度が異なるモデム同士で回線を接続した場合に
は、遅い方のモデムの処理速度に一致させて相互処理を
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、2台の
コンピュータをモデムを利用して電話回線で接続すれば
処理速度が遅い方のモデムに合わせた処理で通信が行わ
れる。ところが、たとえば複数の電話回線が接続可能な
ホストコンピュータに複数の端末コンピュータがモデム
を介して接続される場合には、ホストコンピュータの内
部ではタスク分割処理が可能であるから、一番遅いモデ
ムを採用している端末コンピュータに同期するのではな
く、それぞれの端末コンピュータのモデムの処理速度が
ホストコンピュータとの通信速度を決定する。従って、
ホストコンピュータでは異なる通信速度で端末コンピュ
ータとやりとりを行っている。
【0005】このような構成は、ホストコンピュータが
特定のデータベースを保有しており、端末コンピュータ
がこれをアクセスしてデータベースを利用するような使
用形態であれば問題はない。しかし、たとえば複数の端
末コンピュータがホストコンピュータを同時にアクセス
し、これら複数の端末コンピュータのコマンドを時系列
で処理しなければならないような性格の動作であれば、
各端末コンピュータのモデムに通信速度を依存させるこ
とはできない。即ち、同時進行形態のコンピュータゲー
ムを複数の端末コンピュータから参加してホストコンピ
ュータ上で行う場合には、各端末コンピュータからのコ
マンドの入力時間の先後が大きな要素となるが、モデム
の処理に優劣があれば端末コンピュータ間で不公平が生
じることとなる。
【0006】本発明は上述した問題を解決するもので、
複数の端末コンピュータがホストコンピュータをアクセ
スして1つのゲームなどを行う場合に、入出力タイミン
グに不公平が生じることがないデータ伝送同期装置を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、ホストコンピュータと複数の端末コンピ
ュータを公衆回線で接続するネットワークにおいて、上
記ホストコンピュータは各端末コンピュータが設定する
通信手段の通信速度を順次判定して最低の通信速度の通
信手段を判定し、この通信速度と異なる通信速度で送受
信している通信手段に対して指示コードを送信して通信
速度を変更させ、同一時点で接続している複数の端末コ
ンピュータの通信速度を上記最低の通信速度に一致させ
るという手段を用いた。
【0008】また、新たに接続した端末コンピュータが
設定する通信手段の通信速度を判定し、各通信手段に対
して指示コードを送信することによって通信速度を変更
させ、現在接続されている複数の端末コンピュータの通
信速度と比較して、低い方の通信速度に全ての通信手段
を設定するという手段も用いた。さらに、端末コンピュ
ータが有する通信手段の通信速度の変更手段として、可
変分周器を用い、通信レートを逓減することとした。
【0009】
【作用】ホストコンピュータと各端末コンピュータは、
公衆回線を介して接続されることによって通信ネットワ
ークを構成する。そして、ホストコンピュータでは接続
されている端末コンピュータの通信速度を順次判定し、
一番遅い通信速度で通信している端末コンピュータの通
信レートを採用し、これを各端末コンピュータに指示す
ることによって通信速度を対等の条件とする作用を行
う。また、その後に接続された端末コンピュータの通信
速度を判定することによって、順次接続数が増加しても
対等条件を壊さないという機能を行う。端末コンピュー
タの通信手段が有する可変分周器は、ホストコンピュー
タの指示に応じて通信速度を可変する作用を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付した図面に従
って説明する。先ず本発明を実現するためのホストコン
ピュータと端末コンピュータの接続関係を図1に示す。
図中、1はホストコンピュータ、2…2はそれぞれ端末
コンピュータで、電話回線網3を介して両者が接続可能
になっている。そして、ホストコンピュータ1の内部構
成としては、外部記憶装置などを有する中央処理装置4
が主体として位置し、この中央処理装置4の能力に見合
ってタスク5a〜5nが時分割処理で制御される。従っ
て、端末コンピュータ2…2が一度にホストコンピュー
タ1に接続できる台数は、タスク総数であるn台であ
り、タスク5a〜5nに対応してモデム6a〜6nが設
けられている。モデム6a〜6nと各端末コンピュータ
に設置されたモデムとはシリアル通信が行われる。ここ
では、端末コンピュータ2…2がそれぞれ有するモデム
は、通信速度(bps)が全て一致しているのではな
く、個別の通信速度のモデムが接続されているものとす
る。なお、タスク5a〜5nは中央処理装置4の内部に
常駐しているのではなく、端末コンピュータのアクセス
台数に応じてその都度増減することはいうまでもない。
【0011】このような状態で、たとえば3台の端末コ
ンピュータ2a、2b、2cが一度にホストコンピュー
タ1をアクセスし、接続許可を得たとし、それぞれの端
末コンピュータの通信速度は2400bps、4800
bps、および9600bpsであったとする。そうす
ると、従来のシステムでは、ホストコンピュータ1と各
端末コンピュータ2a、2b、2cの通信は、それぞれ
の通信速度で行われることになる。しかし、本発明では
全ての通信速度を最低レートである2400bpsに合
わせて送受信を行うようにしている。この場合の中央処
理装置4の処理を説明すると、先ず1台目の端末コンピ
ュータがホストコンピュータ1に接続されれば、ホスト
コンピュータ1では通信レートを判定し、1台目の端末
コンピュータのモデムに応じた速度を決定する。続いて
2台目の端末コンピュータが接続されれば、ホストコン
ピュータ1ではその通信レートを判定し、1台目と同じ
レートであればそのまま接続を行い、処理を続行する。
ところが、2台目の端末コンピュータの通信レートが1
台目と異なる場合には、どちらの通信レートが遅いか判
定し、遅い方の通信レートを選択して、これと異なる通
信レートで送受信している端末コンピュータのモデムに
対して指示コードを送信して、通信レートを変更させ
る。このようにして、複数台の端末コンピュータの通信
レートを一致させるのである。
【0012】次に、端末コンピュータ2側の送受信回路
を図4に示す。ここで、11は回線監視ユニット、12
はモデム、13はモデム制御ユニット、14は遅延制御
ユニット、15は可変分周器である。ここで、この端末
コンピュータは通常は9600bpsの通信速度を採用
しており、当初はホストコンピュータ1に対して960
0bpsのレートで接続されていたが、ホストコンピュ
ータ1から2400bpsの指示があったとする。この
場合、図4の回路では、モデム制御ユニット13では現
在のレートと、指示されたレートの比率を計算し、遅延
制御ユニット14に対して出力する。遅延制御ユニット
14ではこの比率で可変分周器15を分周してモデム1
2に対して帰還をかけ、その後の通信レートを決定す
る。本実施例の場合には、9600対2400であるの
で、可変分周器15は4分周を行い、通信レートを遅ら
せる。なお、これらの回路は端末コンピュータ2からホ
ストコンピュータ1に対する上り信号の通信レートを決
定するもので、下り信号のレートは入力遅延制御ユニッ
ト16で決定する。入力遅延制御ユニット16による遅
延処理は、その後段に接続されるゲームコンピュータな
どの入力段(図示せず)で行われる。
【0013】本実施例の装置では、端末コンピュータが
複数接続されているので、図4の回路は複数台が一度に
ホストコンピュータ1に接続された状態になる。そし
て、これらの端末コンピュータは、順次接続台数が増加
するごとに通信速度が判定され、その都度通信レートが
決定されるので、同時に接続されている状態では全端末
コンピュータに対する通信レートは一定であり、回線上
のトラヒックの問題を別とすれば、全ての端末コンピュ
ータとホストコンピュータのやりとりが公平なタイミン
グで行われることになり、一度にアクセスしている端末
コンピュータのコマンドタイミングの先後が要素となる
ようなゲームでは非常に有効な同期手段とすることがで
きる。
【0014】なお、本実施例では電話回線としてアナロ
グ回線を利用する前提としたが、デジタル回線であって
も同様である。ただしこの場合にはモデムに網終端装置
が代替することになるが、本質的な構成には何ら変更は
ない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述したように複数の端末コ
ンピュータがホストコンピュータに同時に接続するとき
には、通信レートを一致させ、さらに接続台数が増加す
るごとに一番遅い通信レートを採用する構成であるか
ら、その時点で接続されている端末コンピュータが対等
の条件でホストコンピュータと伝送のやりとりを行うこ
とができ、地域差によらずに公平な入力タイミングを提
供することができる。従って、複数台数の端末コンピュ
ータ間で厳密にコマンドなどのタイミングを判定しなけ
ればならない場合には、非常に有効な装置とすることが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるネットワークを示すブロック
図、
【図2】ホストコンピュータの概念図、
【図3】ホストコンピュータ内部での処理手順を示すフ
ローチャート、
【図4】端末コンピュータ側の通信回路を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2…2 端末コンピュータ 3 電話回線網 4 中央処理装置 5a〜5n タスク 6a〜6n モデム 11 回線監視ユニット 12 モデム 13 モデム制御ユニット 14 遅延制御ユニット 15 可変分周器 16 入力遅延制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04 304 H04L 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータと複数の端末コンピュ
    ータを公衆回線で接続するネットワークにおいて、上記
    ホストコンピュータは各端末コンピュータが設定する
    信手段の通信速度を順次判定して最低の通信速度の通信
    手段を判定し、この通信速度と異なる通信速度で送受信
    している通信手段に対して指示コードを送信して通信速
    度を変更させ、同一時点で接続している複数の端末コン
    ピュータの通信速度を上記最低の通信速度に一致させる
    ことを特徴とするデータ伝送同期装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ伝送同期装置におい
    て、新たに接続した端末コンピュータが設定する通信手
    段の通信速度を判定し、各通信手段に対して指示コード
    を送信することによって通信速度を変更させ、現在接続
    されている複数の端末コンピュータの通信速度と比較し
    て、低い方の通信速度に全ての通信手段を設定するデー
    タ伝送同期装置。
  3. 【請求項3】端末コンピュータが有する通信手段の通信
    速度の変更手段として、可変分周器を用いた請求項1ま
    たは2記載のデータ伝送同期装置。
JP35021193A 1993-12-27 1993-12-28 データ伝送同期装置 Expired - Lifetime JP3406666B2 (ja)

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JP35021193A JP3406666B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 データ伝送同期装置
ES94109917T ES2154276T3 (es) 1993-12-27 1994-06-27 Aparato de comunicaciones para descargar datos.
EP00109654A EP1081909A3 (en) 1993-12-27 1994-06-27 Communication system
DE69426760T DE69426760T2 (de) 1993-12-27 1994-06-27 Kommunikationsgerät für Datenfernladung
EP94109917A EP0664631B1 (en) 1993-12-27 1994-06-27 Communications apparatus for downloading data
US08/268,496 US5526435A (en) 1993-12-27 1994-06-30 Communications apparatus for scrambling data and synchronizing a plurality of terminals
KR1019940015913A KR100337713B1 (ko) 1993-12-27 1994-07-04 통신장치
AU67301/94A AU694426B2 (en) 1993-12-27 1994-07-06 Communications apparatus
CA002127781A CA2127781C (en) 1993-12-27 1994-07-11 Communications apparatus

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JPH07203571A JPH07203571A (ja) 1995-08-04
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