JPH05204850A - バス用通信情報同期化装置及び方法及びバス型接続方式 - Google Patents

バス用通信情報同期化装置及び方法及びバス型接続方式

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JPH05204850A
JPH05204850A JP1155092A JP1155092A JPH05204850A JP H05204850 A JPH05204850 A JP H05204850A JP 1155092 A JP1155092 A JP 1155092A JP 1155092 A JP1155092 A JP 1155092A JP H05204850 A JPH05204850 A JP H05204850A
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JP
Japan
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signal
bus
signal lines
phase
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Pending
Application number
JP1155092A
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English (en)
Inventor
Koyo Oyama
幸洋 尾山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高速通信用バスにおけるクロック
と、信号線間の物理的遅延バラツキつきによる周波数制
限の解決を図ったバス用通信情報同期化装置を提供す
る。 【構成】 送信側装置からの主情報の送出に先立ち、P
LB3を送出することで、受信側の装置は、このPLB
3の特殊パタンを利用して受信信号の到達時バラツキの
中から信号全体の信号確定範囲を抽出し、その中心に位
相修正した内部修正同期クロック9を生成し、これによ
り情報通信部4の主情報の受信を行うことで、物理的遅
延バラツキの影響を最小にする。 【効果】 物理的遅延バラツキを考慮して、十分なマー
ジンを採ることから周波数制限が受信側素子の特性によ
り決定されていたが、バラツキの影響を最小にすること
で、マージンを稼ぎだし、この分だけ動作周波数を高く
設定可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にプロセッサと各I
Cチップとの間を接続するプロセッサ間バス接続方式
と、システム間を接続するシステムバス接続方式のバス
通信制御に関し、特に情報をバス信号線を用いて伝達す
る際の送信装置から受信装置への、送信情報の同期化を
行うクロック信号の最適同期化を行うバス用通信情報同
期化装置及び方法及びバス型接続方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のバス接続方式では、VMEバス
(IEEE1014−87/IEC821)やマルチバ
スII(MultibusII、IEEE/ANSI 12
96)等の標準バスに見られる様に、クロック信号に同
期したアドレス信号及びデータ信号が定義され、クロッ
ク信号と、アドレス信号及びデータ信号の間の関係が時
間規定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のバス接続方
式では、クロック信号に同期してアドレス信号及びデー
タ信号を送出して受信側で十分なタイミングマージを確
保できる様、時間関係を決定している為、クロック信号
の高速化が出来ず、安定なデータ通信為には、クロック
信号の周波数に制限が必要であった。また、バスの通信
速度を向上させる為に、信号線数を増加させる方法が採
用されているが、この増加により、各信号線間の到着時
間バラツキが大きくなり、クロック信号の周波数は高く
設定できない状況となっていた。
【0004】この様な状況から、バスの通信速度を高め
る為には、クロック信号の周波数を変えずに、信号線数
を増加させることによってのみしか、通信速度を高める
手段がなく、信号線数の増大させることによってのみし
か通信速度を高める手段がなく、信号線数の増大は、物
理的に回路増大を招き、装置構成の困難さと、大型化と
いう問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第一の解決手段のバス型接続装置は、複数装
置間をバス形式で接続してアドレス情報及びデータ情報
を送信する複数信号線を有し、この複数信号線を送信さ
れる情報を同期化するタイミングを提供するクロック信
号を有するバス型接続装置の、送信側前記装置に、前記
複数信号線に前記情報の送信に先駆けて、前記クロック
信号の最適位相同期化を行う為の特殊パタン情報を送出
するPLB送出部を備えたバス用通信情報同期化装置と
したことと、さらに前記バス型接続装置の、受信側前記
装置に、前記特殊パタン情報を利用して、前記複数信号
線間に発生する信号の受信時間バラツキによって縮小し
た信号確定範囲に最適なクロック位相となるように前記
クロック信号の位相を修正する受信位相同期化部を備え
たバス用通信情報同期化装置としたことと、これら、送
信側前記装置と、受信側前記装置とを複数バス接続し
て、前記受信側の装置で受信する前記クロック信号の位
相を、最適なクロック位相となるように、前記受信側装
置に備える受信位相同期化部で修正することを特徴とす
る。
【0006】上記課題を解決するための本発明の第二の
解決手段のバス用通信情報同期化方法は、複数の情報処
理装置間をバス形式で接続して情報を送受信する複数信
号線を有し、この複数信号線を送信される情報を同期化
するタイミングを提供するクロック信号を有するプロセ
ッサ間バス型接続システムの前記複数情報処理装置に、
前記複数信号線による情報の送出を行う際には、前記複
数信号線に前記情報の送信に先駆けて、前記クロック信
号の最適位相同期化を行う為の特殊パタン情報を送出す
るPLB送出ステップと、前記複数信号線から情報の受
信を行う際には、前記特殊パタン情報を利用して、前記
複数信号線間に発生する信号の受信時間バラツキによっ
て縮小した信号確定範囲に最適なクロック位相となるよ
うに前記クロック信号の位相を修正する受信位相同期化
ステップとを含むことを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明について、図面を参照しつつ以下
に説明する。図1は、本発明の一実施例のバス用通信情
報同期化装置を用いたバス通信形態である。この図1に
おいて、送信権を持った図示しない装置がクロック信号
1をコントロールバスに送出すると共に、このクロック
に同期したアドレス信号やデータ信号等が複数の信号線
2へと送出する。送信権を持った上記装置には、以下に
述べるPLB3を信号線2に送出するPLB送出部を備
えているバス用通信情報同期化装置がある。この信号線
2には図1のように、本来伝達したい上記アドレスまた
はデータ情報に先駆けて、位相同期化を行う為の特殊パ
タン情報であるPhase Locked Block
(位相同期化ブロック、以下PLB)3と、この特殊パ
タンに続いて本来伝達したい情報である情報通信部4と
が伝送されている。
【0008】また、受信側装置には、前記複数信号線2
から情報の受信を行う際に、前記PLB3を利用して、
前記複数信号線2間に発生する信号の受信時間バラツキ
によって狭められた信号確定範囲8に最適なクロック位
相となるようにクロック信号1の位相を修正する受信位
相同期化部を備えたバス用通信情報同期化装置がある。
【0009】信号線2における伝達情報が“0”及び
“1”となる電気的に“ロウレベル(L)”及び“ハイ
レベル(H)”に正論理でマッピングされ、しかも物理
的状態遷移特性において“H”→“L”という信号の立
下りが早く、“L”→“H”という信号の立上りが遅い
場合には、“H”レベルの情報通信時間が“L”レベル
の情報通信時間より短くなる。従ってデータ確定時間幅
が情報“1”の時短くなる。さらに、各信号線2の情報
到着にバラツキがあると(図2の受信側信号状態図を参
照)、伝達情報が“0”→“1”→“0”と変化する場
合における、“1”のデータ確定時間幅が最も厳しい条
件となる。従って、このパタンにおいて最適な位相タイ
ミングを有するような同期クロックを採用すれば、受信
側における主情報の受信が安定して可能となる。そこ
で、PLB3の特殊パタンにALL“0”、ALL
“1”、ALL“0”を採用している。この様なPLB
3の特殊パタンについては、論理的な意味と物理的特性
により最も厳しい条件となる様設定されるべきものであ
る。
【0010】送信側で図1のように、クロック信号1と
同期して、信号線2において情報が送信された場合で
も、実際の受信装置側で受信する信号線2の夫々は、バ
ラツキが発生する。これを示したのが図2であるが、情
報の到着にバラツキがあるため、各信号の安定状態(S
table State)となっている幅の重複部分で
ある、信号全体としての総合的な信号確定範囲8は、個
々の信号安定状態幅より当然狭くなる。また、クロック
信号1の受信タイミングも、信号確定範囲8の中心から
ずれてしまう。このずれ幅を受信位相同期化部は位相修
正幅6として旧同期タイミング5から新同期タイミング
7に位相補正した内部修正同期クロック9を生成して、
主情報の受信を行う。
【0011】図3はPLB3の詳細な処理タイミングを
示している。PLBは図1に示すように、“0”→
“1”→“0”と変化するパタンとなっており、この
“1”の状態の時に信号線1〜信号線Kの全てのアンド
条件(論理積)をとると、確定情報10が得られ、この
確定情報の“1”の時間が、信号確定範囲8に相当し、
その時間は時間T2である。時間T2の半分の時間が確
定範囲の中心までの時間で時間T3である。確定開始時
刻からクロック信号1の同期タイミングまでの時間がT
1であり、時間T1と時間T3の差が内部修正すべき時
間幅T4となり、この位相修正を行ったクロックが内部
修正同期クロック9である。このクロックを使用して受
信すれば、情報通信部4からの主情報を、信号確定範囲
8の中心で受信可能となり安定した受信ができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、位相同期
化用ブロックを用いたバス用通信情報同期化装置を採用
してクロック信号を、各受信装置側での受信信号全体の
総合信号確定範囲の中心にクロックの同期タイミングが
位置するように、位相修正した。これにより、信号線よ
り受信する情報の、信号線毎の通信遅延バラツキによる
影響を最小にする効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のバス通信形態図である。
【図2】受信側信号状態図である。
【図3】PLBの詳細処理タイミング図である。
【符号の説明】
1 クロック信号 2 信号線 3 PLB 4 情報通信部 5 旧同期タイミング 6 位相修正幅 7 新同期タイミング 8 信号確定範囲 9 内部修正同期クロック 10 確定情報

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数装置間をバス形式で接続してアドレス
    情報及びデータ情報を送信する複数信号線を有し、この
    複数信号線を送信される情報を同期化するタイミングを
    提供するクロック信号を有するバス型接続装置の、 送信側前記装置に、 前記複数信号線に前記情報の送信に先駆けて、前記クロ
    ック信号の最適位相同期化を行う為の特殊パタン情報を
    送出するPLB送出部を備えたことを特徴とするバス用
    通信情報同期化装置。
  2. 【請求項2】複数装置間をバス形式で接続してアドレス
    情報及びデータ情報を送信する複数信号線を有し、この
    複数信号線を送信される情報を同期化するタイミングを
    提供するクロック信号を有するバス型接続装置の、 受信側前記装置に、 前記特殊パタン情報を利用して、前記複数信号線間に発
    生する信号の受信時間バラツキによって縮小した信号確
    定範囲に最適なクロック位相となるように前記クロック
    信号の位相を修正する受信位相同期化部を備えたことを
    特徴とするバス用通信情報同期化装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の送信側の前記バス用通信情
    報同期化装置と、請求項2記載の受信側の前記バス用通
    信情報同期化装置とを複数バス接続して、前記受信側の
    装置で受信する前記クロック信号の位相を、最適なクロ
    ック位相となるように、前記受信側装置に備える受信位
    相同期化部で修正することを特徴とするバス型接続方
    式。
  4. 【請求項4】複数の情報処理装置間をバス形式で接続し
    て情報を送受信する複数信号線を有し、この複数信号線
    を送信される情報を同期化するタイミングを提供するク
    ロック信号を有するプロセッサ間バス型接続システムの
    前記複数情報処理装置に、 前記複数信号線による情報の送出を行う際には、前記複
    数信号線に前記情報の送信に先駆けて、前記クロック信
    号の最適位相同期化を行う為の特殊パタン情報を送出す
    るPLB送出ステップと、 前記複数信号線から情報の受信を行う際には、前記特殊
    パタン情報を利用して、前記複数信号線間に発生する信
    号の受信時間バラツキによって縮小した信号確定範囲に
    最適なクロック位相となるように前記クロック信号の位
    相を修正する受信位相同期化ステップとを含むことを特
    徴とするバス用通信情報同期化方法。
JP1155092A 1992-01-27 1992-01-27 バス用通信情報同期化装置及び方法及びバス型接続方式 Pending JPH05204850A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0784946A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Hitachi Ltd データ転送方式
JP2009526278A (ja) * 2005-11-03 2009-07-16 エヌエックスピー ビー ヴィ データインタフェースおよび同期探索方法

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JPH0784946A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Hitachi Ltd データ転送方式
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