JP3248698B2 - Pwm信号生成装置 - Google Patents

Pwm信号生成装置

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JP3248698B2
JP3248698B2 JP05068593A JP5068593A JP3248698B2 JP 3248698 B2 JP3248698 B2 JP 3248698B2 JP 05068593 A JP05068593 A JP 05068593A JP 5068593 A JP5068593 A JP 5068593A JP 3248698 B2 JP3248698 B2 JP 3248698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式複写機の電
源装置等に用いるPWM信号生成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先にCPUの演算によっ
て、PWM信号等を生成する手法を提案している(特願
平3−129122号)。この手法を従来例1,従来例
2により説明する。
【0003】図7は従来例1である“PWM信号生成装
置”のブロック図である。図において、201は自走の
nビット(一般的にはニブルの整数倍)で構成されたバ
イナリカウンタであり、202はそれと同一ビット長
(レジスタ長)で構成されたレジスタ(またはアキュミ
ュレータ)で、205は、201,202の各対応する
LSBからMSBを各ビットごとに比較し、全ビットの
値が一致したとき出力が“1”となるディジタルコンパ
レータである。その一致出力“1”は信号線210に出
力され、Tフリップフロップ(以下TFFという)20
6のT入力端子に供給され、また、同時にCPU204
の割り込み入力端子に供給されている。203はROM
でCPU204がデータ及び実行プログラムをアクセス
可能な構造となっている。CPU204は、レジスタ2
02の出力信号を信号線209で入力できる構造となっ
ており、その演算出力端子が信号線212を通してレジ
スタ202の信号入力端子に接続している。また、シス
テムクロックが信号線207を通じてカウンタ201と
CPU204のクロック信号入力端子に供給され、また
ディジタルコンパレータ205にも同期をとるため供給
されている。また、カウンタ201の制御信号入力端子
RにCPU204の制御信号出力端子が信号線213を
通じて接続している。
【0004】次に、図8のフローチャートを参照しなが
ら動作について説明する。
【0005】CPU204がシステム動作可能状態にな
ると(図8,S21参照)、ROM1・203からPW
Mの制御情報、例えば、生成する信号波形のLレベルの
期間のデータをとり出し(S22)、レジスタ202に
セットする(S23)。そして、CPU204は信号線
213を通じてカウンタ201にカウント開始信号を送
出する(S24)。カウンタ201は、今例えばバイナ
リアップカウンタとすれば、信号線207を通じて入力
されるシステムクロックに同期しカウントアップし、そ
の値がレジスタ202の情報と一致するとディジタルコ
ンパレータ205はその一致を検出し(S25,S2
6)、信号線210上に“1”の信号を出力する。今の
場合、CPU204はあらかじめ信号線214を通じて
クリア信号をTFF206におくり、リセットしてお
く。その結果、TFF206の出力信号が反転し(S2
7)、当該装置の出力端子211の信号状態が“L”か
ら“H”へ変化する。同時にその信号が割り込み信号と
なってCPU204の割り込み信号入力端子に加えられ
る。CPU204はその割り込み信号を検出し(S2
8)、ROM1・203から、信号波形の新たに生成す
る“H”レベルの期間のデータをとり出し(S29)、
それと信号線209で読み込んだレジスタ203上の
“L”レベルの期間のデータとの和をとり、その結果を
レジスタ202に再設定する(S30)。その際、和の
キャリデータは切り捨てる。そして、同様の動作を繰り
返し、一致出力があれば、TFF206の出力信号の状
態を反転させ、今度はつぎの“L”レベル期間のデータ
を読み出し、レジスタ202のデータとの和をとり、そ
の結果をレジスタ202に設定する(S31〜S3
6)。以上の動作を繰り返し、出力端子211に希望す
る信号波形を得ることができる。
【0006】なお、カウンタ201のビット長は、生成
しようとする信号の1周期より長い周期のパルスを生成
できる長さのものとする。
【0007】図9は従来例2のブロック図である。本従
来例は従来例1を改変し、2個の出力信号波形を生成す
るものである。
【0008】本従来例は、従来例1に較べて、RAM3
00,セレクタ301,TFF302,303の点で異
なっているので説明する。
【0009】ディジタルコンパレータ205の出力線2
10はCPU204の入力端子のみならずセレクタ30
1の信号入力端子に接続している。セレクタ301の信
号セレクト端子は信号線304を通してCPU204の
セレクト信号出力端子に接続している。また、セレクタ
301の出力端子の一方はTFF302のT入力端子
に、他方はTFF303のT入力端子に接続している。
TFF302,303の出力は、それぞれ当該装置の出
力端子305,306に供給されている。また、TFF
302,303のリセット端子は信号線214を介して
CPU204に接続されている。RAM300は、CP
U204とバスで接続されており、CPU204が任意
のタイミングで読み書き可能な構造とする。他の回路は
従来例1と同様なので説明を省略する。
【0010】次に動作について説明する。動作の様子を
示すタイムチャートを図10に示す。
【0011】システムリセット後、CPU204は、第
1番目の信号波形のLレベルの期間のデータ1を取り出
しレジスタ202へ時刻t1のタイミングでセットす
る。今、カウンタ201のクロックの1周期をTとすれ
ば、t1+T/4のタイミングT1でカウンタ1の値と
レジスタデータ2の値の一致比較をディジタルコンパレ
ータ205が行い、そのタイミングで切り換わるセレク
タ301の信号に同期して信号線310上の一致比較結
果をTFF1・302にセットする。t1+2/4Tの
タイミングt2でCPU204はレジスタ202のデー
タ1を信号線209を通しRAM300にストアし、第
2番目の信号波形のLレベルの期間のデータ2をROM
1・203より取り出しレジスタ202へセットする。
t1+3/4TのタイミングT2でCPU204はセレ
クタ301を切り換え、信号線210をTFF2・20
3の入力端子に接続し、それに同期して信号線310上
の一致比較結果をTFF2・303に供給する。
【0012】t1+Tのタイミングt3で、カウンタ2
01はカウンタ値が1カウントアップし、またCPU2
04はレジスタ202上のデータ2をRAM300中に
ストアし、同時にt2のタイミングでRAM300中に
ストアしていたデータ1をレジスタ202にセットし、
t1〜t3と同様に、次の1サイクルの比較判定が開始
する(t1におけるROM読み出しがt3におけるRA
M読み出しに置き換わる)。そして、信号線210上の
判定信号が反転するまで前述の動作が継続する。信号線
210上の比較結果が反転する都度、そのタイミングで
セレクトされているTFF302/303の出力信号が
反転し、そのtnのタイミングでCPU204はレジス
タ202のデータを読み出し、ROM1・203中にあ
る次のTFFの出力反転のタイミングを決めるデータn
をアクセスし、レジスタ202からのデータに加算して
RAM300にストアし、前述の動作を継続する。
【0013】図11は従来例2の変形の動作フローチャ
ートである。この変形はn個のTFFと、n個のチャン
ネル切換え能力をもつセレクタを用い、1周期を2n分
割し、従来例2と同様の手続をn個のデータについて実
行し、n個のPWM信号波形を生成するもので、詳細な
説明は省略する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の手法で
は、CPUのソフトウエアによりPWM信号を生成して
いるため、次のa,b,cのような問題点がある。
【0015】a.1K〜5KHz程度の低周波のPWM
信号しか生成できない。
【0016】b.PWM信号生成にCPUを専用に用い
ると、必要以上のハード回路が無駄となる。
【0017】c.応答がおそく、高周波のPWM信号と
高速応答が必要な、スイッチング電源などの制御は困難
である。
【0018】本発明は、このような状況に対処するため
なされたもので、高周波で、かつ複数の制御動作が得ら
れるPWM信号を生成することを目的とするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、PWM信号生成装置を次の(1)〜
(5)のとおりに構成する。
【0020】(1)所定のクロックパルスをカウントす
るカウンタと、所要のデータが設定されるレジスタ手段
と、前記カウンタのカウント値と前記レジスタ手段に設
定されたデータとを比較し、それらが一致する度に一致
出力を出すディジタルコンパレータと、このディジタル
コンパレータの一致出力の都度、当該装置の出力信号の
状態を反転させる出力反転手段と、同じく前記コンパレ
ータの一致出力の都度、前記レジスタ手段に前記所要の
データを設定する設定手段とを備えたPWM信号生成装
置であって、前記設定手段は、PWM信号のオン幅およ
びオフ幅を夫々表すオンデータおよびオフデータがセッ
トされるラッチと、時分割で動作するアダーを備え、
このアダーにより前記レジスタ手段のデータに前記ラッ
チにセットされているオンデータまたはオフデータを交
互に加算して前記所要のデータを算出し、算出した所要
のデータを前記レジスタ手段に設定するものであるPW
M信号生成装置。
【0021】(2)前記設定手段は、第1のPWM信号
のオン幅およびオフ幅を夫々表すオンデータおよびオフ
データがセットされる第1のラッチと、第2のPWM信
号のオン幅およびオフ幅を夫々表すオンデータおよびオ
フデータがセットされる第2のラッチとを備え、前記
ダーにより前記レジスタのデータに前記第1および第2
のラッチにセットされているオンデータまたはオフデー
タを加算して前記第1および第2のPWM信号に夫々対
応する前記所要のデータを算出する前記(1)記載の
WM信号生成装置。
【0022】(3)設定手段は、外部回路からの情報に
応じて、前記アダーにより前記レジスタ手段のデータ
所定の値を加算して所要のデータを算出し、PWM信号
オン幅および/またはオフ幅を制御するものである前
記(1)または前記(2)記載のPWM信号生成装置。
【0023】(4)設定手段は、前記アダーのキャリ出
力に応じてPWM信号のオン幅のリミット制御を行うも
のである前記(1)または前記(2)記載のPWM信号
生成装置。
【0024】(5)設定手段は、前記アダーにより前記
レジスタ手段のデータにオン幅を表すオンデータを加算
してオン幅制御用の所要のデータを算出し、また、前記
レジスタ手段のデータに、前記オン幅を表すオンデータ
反転したデータを加算してオフ幅制御用の所要のデー
タを算出する前記(1)または前記(2)記載のPWM
信号生成装置。
【0025】
【作用】前記(1)〜(5)の構成により、アダーによ
り複数の異なる制御動作における所要のデータが算出さ
れ、レジスタ手段に設定されて、所要のPWM信号が生
成される。前記(2)の構成では複数のPWM信号が生
成され、前記(3)の構成では、生成されるPWM信号
のオン幅および/またはオフ幅が制御され、前記(4)
の構成では、生成されるPWM信号のオン幅がリミット
制御され、前記(5)の構成では、一定周波数のPWM
信号が生成される。
【0026】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。
【0027】(実施例1)図1は実施例1である“PW
M信号生成装置”のブロック図である。図において、1
〜6は8ビットラッチ(レジスタ)で、その出力端子は
それぞれクロックドバッファ11〜16を通じてバス6
5に接続されている。また、ラッチ1,2の出力は、イ
ンバータ55,54によりそれぞれの信号が反転され、
バス64に供給されている。ラッチ7,8の出力端子は
それぞれクロックドバッファ19,20を通じてバス6
4に接続されている。ラッチ1〜8の入力端子はそれぞ
れバス75に接続されている。
【0028】バスライン64,65はそれぞれアダー
(加算器)63の異なった組の入力端子に接続され、ア
ダー63の出力端子はバス66を介してラッチ9,10
の入力端子、およびクロックドバッファ74を通じてバ
ス75に接続されている。バス75は、クロックドバッ
ファ25を通じてCPUバス73に接続されている。
【0029】ラッチ9,10の出力端子はそれぞれバス
67,68を介しクロックドバッファ23,24を通じ
てバス69に接続されているのと同時に、クロックドバ
ッファ22,21を通じてバス64に接続されている。
26はUPフリーランカウンタで、カウント出力端子は
バス70を介してディジタルコンパレータ27の一方の
組の入力端子に接続されている。ディジタルコンパレー
タ27の他方の組の入力端子は、バス69に接続されて
いる。
【0030】29,30は同期型Tフリップフロップ
(以下TフリップフロップをTFFと記す)で、トグル
動作をする。そのそれぞれのQ出力端子は、それぞれP
WM1・OUT,PWM2・OUTに接続されている。
また、そのクロック入力端子はTSETバー信号線に接
続され、データ入力端子は、それぞれ2入力アンドゲー
ト41,42の出力端子に接続されている。2入力アン
ドゲート41,42の入力端子の一つはともに、ディジ
タルコンパレータ27の出力端子に接続されている。2
入力アンドゲート41,42の残りの入力端子は、SU
M1O,SUM2O信号線に接続されている。
【0031】31,32はDラッチで、データ入力端子
Dはアダー63のキャリ出力端子に接続されている。ま
た、ラッチ信号入力端子は、それぞれ2入力アンドゲー
ト38,39の出力端子に接続されている。2入力アン
ドゲート38,39のそれぞれの一方の入力端子には、
アダー63のクロック入力端子に加わるTSET信号線
が接続されていて、他方の入力端子にはそれぞれPM1
OFS,PM2OFSの信号線が接続されている。
【0032】Dラッチ31,32のQ出力端子はそれぞ
れ2入力アンドゲート35,36の一方の入力端子及び
インバータ56,57の入力端子に接続されている。
【0033】51はアナログコンパレータで、その−端
子入力に、一端が接地された基準電源52の出力端子が
接続され、+入力端子は外部制御回路の制御情報検出回
路の信号FBIN1が入力されている。また、アナログ
コンパレータ51の出力端子は、DFF28のデータ入
力端子に接続され、Qバー出力端子が2入力ゲート33
の一方の入力端子に接続され、Q出力端子が2入力ゲー
ト34の一方の入力端子に接続されている。また、2入
力ゲート33,34の他方の入力端子は、ともに、PM
1ONS信号線に接続されている。
【0034】2入力ゲート33,34の出力端子はそれ
ぞれ2入力オアゲート81,82の一方の入力端子に接
続されていると同時に、1H検知回路61のUP1,D
W1信号入力端子にもそれぞれ接続されている。
【0035】51−2はアナログコンパレータで、コン
パレータ51と同様に、その−入力端子に一端が接地さ
れた基準電源52−2の出力端子が接続され、+入力端
子は外部制御回路の制御情報検出回路の信号FBIN2
が入力されている。また、アナログコンパレータ51−
2の出力端子は、DFF28−2のデータ入力端子に接
続され、DFF28−2のQバー出力端子が2入力アン
ドゲート33−2の一方の入力端子に接続され、Q出力
端子が2入力アンドゲート34−2の一方の入力端子に
接続されている。また、2入力アンドゲート33−2,
34−2の他方の入力端子は、ともに、PM2ONS信
号線に接続されている。また、2入力アンドゲート33
−2,34−2の出力端子はそれぞれ2入力オアゲート
81,82の一方の入力端子に接続されていると同時
に、1H検知回路62のUP2,DW2信号入力端子に
もそれぞれ接続されている。
【0036】2入力オアゲート81,82の出力端子
は、それぞれクロックドバッファ20,19の信号制御
端子に接続されている。
【0037】2入力アンドゲート35,36の一方の入
力端子は、それぞれCHG1ON,CHG2ONの信号
線に接続され、その出力端子は、それぞれクロックドバ
ッファ11,12のコントロール端子に接続されてい
る。
【0038】PWM1,PWM2ラッチ9,10の制御
信号入力端子はそれぞれ2入力アンドゲート40,37
の出力端子に接続されている。また、2入力アンドゲー
ト40,37の一方の入力端子は、ともにTSET信号
線が接続され、他方の入力端子はそれぞれCHG1,C
HG2の信号線が接続されている。
【0039】47,48は2入力アンドゲートで、一方
の入力端子には、それぞれCHG1ON,CHG2ON
の信号線が接続されている。また、他方の入力端子に
は、それぞれインバータ56,57の出力端子に接続さ
れている。49,50は、3入力オアゲートでその一入
力端子はそれぞれ2入力アンドゲート47,48の出力
端子に接続されている。他の2本の入力端子にはそれぞ
れ、3入力オアゲート49にはPM1OFS,PM1O
NSの信号線が、3入力オアゲート50には、PM2O
FS,PM2ONSの信号線が接続されている。そし
て、3入力オアゲート49,50の出力端子はそれぞれ
クロックドバッファ13,14のコントロール端子に接
続されている。
【0040】2入力アンドゲート43,44の一方の入
力端子には、ともにTSET信号線が接続されている。
また、他方の入力端子はそれぞれPM1ONS,PM2
ONSの信号線が接続されている。また、2入力アンド
ゲート43,44の出力端子はそれぞれ2入力オアゲー
ト45,46の一方の入力端子に接続されている。また
2入力オアゲート45,46の他方の入力端子にはそれ
ぞれON1SET,ON2SET信号線が接続されてい
る。また、2入力オアゲート45,46の出力端子は、
それぞれラッチ3,4のラッチ入力端子に接続されてい
る。
【0041】ラッチ1,2,5,6のラッチ制御端子に
は、それぞれMAXSET1,MAXSET2,CPU
SET1,CPUSET2の信号線が接続されている。
また、クロックドバッファ15,16,17,18,2
1,22,23,24のコントロール端子には、それぞ
れPM1OF0,PM2OF0,PM2OFS,PM1
OFS,CHG2,CHG1,SUM1O,SUM2O
の信号線が接続されている。
【0042】クロックドバッファ25,74のコントロ
ール端子には、それぞれDラッチ80のQ出力,Qバー
出力端子が接続されている。80はCPUのフラグであ
り、そのラッチ入力端子にアドレス信号が入力され、デ
ータ入力端子にフラグへのセットデータがCPUからセ
ットできるよう信号線が接続されている。
【0043】53は、前述の各信号線の信号を生成する
タイミング生成回路であり、58,59,60はその構
成要素の一部である。81が基本クロック入力端子で、
2分周回路59の入力端子とディレー回路60の入力端
子に接続されている。ディレー回路60の出力端子が、
TSET信号線に接続されていると同時に、インバータ
58の入力端子に接続されている。2分周回路59の出
力端子は、フリーランカウンタ26のクロック入力端子
に接続されている。また、インバータ58の出力端子が
TSETバー信号線に接続されている。また、タイミン
グ回路53は、DFF29,30のQ出力信号からの入
力端子を持っている。なお、ディレー回路60が生成可
能なディレー時間は、0からφの半周期以下の時間とす
る。
【0044】61,62は、ディジタル値の1H検知回
路で、それぞれその入力端子がラッチ3,4の出力バス
に接続されている。また、両者の制御信号入力端子にと
もに、前述のようにDFF28,28−2の出力信号が
入力されている。また、1H検知回路61,62の出力
信号線が、それぞれラッチ3,4のリセット入力端子に
接続されている。なお、インバータ54,55,104
は詳しくは図2のとおりに構成されている。
【0045】次に本実施例の動作について説明する。
【0046】その動作を、その基本タイミングを示す図
3、及び処理シーケンスの大略を記述した図4を参照し
説明する。図1のブロック図には記載してないが、本実
施例の動作スタート時には、すべてのラッチ,フリップ
フロップ,カウンタは、0H(16進数の零)にリセッ
トされるものとする。
【0047】UPフリーランカウンタ26は、0から1
ずつカウントアップしFFHになると0になるよう動作
する。パルス生成の基本原理は、従来例と同じで、生成
するPWM信号パルスのオンデータ,オフデータを、パ
ルス1(PWM1・OUTに生成するPWM信号)の場
合には、PWM1ラッチ9のデータが、UPフリーラン
カウンタ26の値に一致する度に、一致したときのUP
フリーランカウンタ26の値と、生成するパルスのオン
データ、またはオフデータとを交互に、アダー63で和
をとり、その結果を再び、ラッチ9にセットし、その値
とUPフリーランカウンタ26の値とを比較し、この手
続きを繰り返す。そのとき、加えるオンデータ,オフデ
ータは、それぞれラッチ3,5にあり、それぞれCHG
1ON,PM1OF0のタイミングで、クロックドバッ
ファ13,15がスルーとなってアダー63でラッチ9
の内容と和演算し、その結果をラッチ9に再びセットす
る。
【0048】PWM1に関する処理手順の簡単なフロー
チャートを図4に示す。
【0049】同様に、パルス2(PWM2・OUTに生
成するPWM信号)の場合には、PWM2ラッチ10の
データがUPフリーランカウンタ26の値に一致する度
に、一致したときのUPフリーランカウンタ26の値
と、生成するパルスのオンデータ、またはオフデータを
交互に、アダー63で和をとり、その結果を再び、ラッ
チ10にセットし、その値とUPフリーランカウンタ2
6の値とを比較し、この手続きを繰り返す。そのとき、
加えるオンデータ,オフデータは、それぞれラッチ4,
6にあり、それぞれCHG2ON,PWM2OF0のタ
イミングで、クロックドバッファ14,16がスルーと
なってアダー63でラッチ10の内容と和演算し、その
結果をラッチ10に再びセットする。
【0050】タイミング的にはラッチ9とカウンタ26
のディジタルの一致比較と同じタイミングで、ラッチ1
0のデータと、ラッチ4または6のデータとの和演算を
アダー63で実行し、その結果を再び、ラッチ10にセ
ットできるタイミング設計になっており、同様に、ラッ
チ10とカウンタ26のディジタルの一致比較と同じタ
イミングで、ラッチ9のデータと、ラッチ3または5の
データとの和演算をアダー63で実行し、その結果を再
び、ラッチ9にセットできるタイミング設計となってい
る。ただし、これらの和演算処理は、必ずPWM1・O
UT,PWM2・OUTの出力値が反転したすぐ次のタ
イミングやコンパレータの一致信号の生じぬタイミン
グ、即ち、図3に示す、CHG1ON,CHG2ON,
PM1OF0,PM2OF0のタイミングでのみ実行さ
れる。
【0051】これらの制御のために、クロックドバッフ
ァ13,14,15,16,21,22,23,24が
適宜切換え制御する必要があり、その基本的制御信号
は、図3にタイムチャートとして示す。具体的には、そ
れぞれCHG1ON,CHG2ON,PM1OF0,P
M2OF0,CHG2,CHG1,SUM1O,SUM
2Oである。また、アダー63はTSET信号の立上が
りのタイミング毎にその入力端子に加わる信号の和の結
果をその出力にセットし、その値をバスライン66上に
出力するよう動作する。即ち、通常のアダーとDFFを
1つのモジュールにした構成となっている。さらにラッ
チ9には、TSET,CHG1の論理積した制御信号が
2入力アンドゲート40を通じて与えられ、ラッチ10
には、TSET,CHG2の論理積した信号が2入力ア
ンドゲート37を通じて与えられている。また、クロッ
クドバッファ23,24には、それぞれSUM1O,S
UM2Oの制御信号が与えられ、前述の複雑な制御を時
分割で動作可能としている。
【0052】なお、CHG1,CHG2は、それぞれP
WM1・OUT,PWM2・OUTが反転したすぐ次の
31.25nsecのタイミングをさし、CHG1=C
HG1ON+PM1OF0,CHG2=CHG2ON+
PM2OF0である。
【0053】ディジタルコンパレータ27の比較結果は
信号線71に出力され、2入力アンドゲート41,42
の出力信号をTFF29,30のT入力に、TSETバ
ーのタイミングでサンプリングして与え、その出力を反
転させることで、PWM1・OUT,PWM2・OUT
に正しいPWM信号が出力される。
【0054】なお、説明の都合上、図1の全てのラッ
チ,カウンタ,コンパレータ,アダーは、8ビットとし
ているが、適宜のビットサイズで実施できる。また、図
3のタイミング例は、PWM1ラッチ3,PWM2ラッ
チ4に、それぞれ3Hのデータがセットされているとき
のものである。
【0055】また、各回路の初期値は、CPUがフラグ
80をオンとして、クロックドバッファ25をスルーの
状態にし、クロックドバッファ74をハイインピーダン
ス状態とする。そのうえでCPUは、アドレス信号とス
トロボ信号よりつくられたデータセット信号を信号線M
AXSET1,MAXSET2,ON1SET,ON2
SET,CPUSET1,CPUSET2に加え、バス
73,75を通して1,2,3,4,5,6のラッチ
に、それぞれ初期データをセットする。その後、CPU
は、フラグ80に0を書き、クロックドバッファ74を
スルーに、クロックドバッファ25をハイインピーダン
ス状態にする。
【0056】次に、PWM信号パルスのオン幅の制御に
ついて説明する。この制御は、ディジタルコンパレータ
27の一致の生じない、PWM信号がオフ(0)のタイ
ミング中のPW1ONS,PM2ONSを使用してアダ
ー63を利用して演算している。
【0057】PWM1・OUTのオン幅の制御は、アナ
ログコンパレータ51の比較基準電圧Vreflの値に
対する外部フィードバック信号FBIN1値が、Vre
f1<FBIN1の時には、PWM1・OUTのオン幅
を小さくしFBIN1の値を小さくするようにし、Vr
ef1>FBIN1の時には、PWM1・OUTのオン
幅を大きくしFBIN1の値を大きくするようなフィー
ドバック制御をするようになっている。
【0058】なお、アナログコンパレータ51の出力値
は、DFF28にCMP・CLK1(PM1OFSで代
用可能)に同期してサンプリングされ、その出力がHの
時にはDFF28のQ出力がHとなり、Lの時は、Q出
力にLがサンプリングされる。
【0059】そして、DFF28のQ出力がHの時は、
ゲート33,34,81,82により、PW1ONSの
信号がHになるタイミングでクロックドバッファ19が
選択されスルーとなり、クロックドバッファ20がハイ
インピーダンス状態となり、逆にDFF28のQ出力が
Lの時には、ゲート33,34,81,82により、P
M1ONSの信号がHになるタイミングでクロックドバ
ッファ20が選択されスルーとなり、クロックドバッフ
ァ19がハイインピーダンス状態となる。
【0060】即ち、オン幅を増やす時には、ラッチ8の
01Hが書かれたレジスタ値とラッチ3の値の和をと
り、それを再び、ラッチ3に値を書込み、ラッチ3の値
を1増やすように制御される。また、オン幅を減らす時
には、ラッチ7のFFHの書かれたレジスタ値とラッチ
3の和をとり、それを再び、ラッチ3に値を書込み、ラ
ッチ3の値を1減らすように制御する。
【0061】同様に、PWM2・OUTのオン幅の制御
は、アナログコンパレータ51−2の比較基準電圧Vr
ef2の値に対する外部フィールドバック信号FBIN
2値が、Vref2<FBIN2の時には、PWM2・
OUTのオン幅を小さくしFBIN2の値を小さくする
ようにし、Vref2>FBIN2の時には、PWM2
・OUTのオン幅を大きくしFBIN2の値を大きくす
るようなフィードバック制御をするようになっている。
【0062】なお、アナログコンパレータ51−2の出
力値は、DFF28−2にCPM・CLK2(PM2O
FSの信号で代用可能)に同期してサンプリングされ、
その出力がHの時にはDFF28−2のQ出力がHとな
り、Lの時は、Q出力にLがサンプリングされる。
【0063】そして、DFF28−2のQがHの時は、
ゲート33−2,34−2,81,82により、PM2
ONSの信号がHになるタイミングでクロックドバッフ
ァ19が選択されスルーとなり、クロックドバッファ2
0がハイインピーダンス状態となり、逆にDFF28の
Q出力がLの時には、ゲート33,34,81,82に
より、PM1ONSの信号がHになるタイミングでクロ
ックドバッファ20が選択されスルーとなり、クロック
ドバッファ19がハイインピーダンス状態となる。
【0064】即ち、オン幅を増やす時には、ラッチ8の
01Hが書かれたレジスタ値とラッチ4の値の和をと
り、それを再び、ラッチ4に書込み、ラッチ4の値を1
増やすように制御される。また、オン幅を減らす時に
は、ラッチ7のFFHの書かれたレジスタ値とラッチ4
の和をとり、それを再び、ラッチ4に書込み、ラッチ4
の値を1減らすように制御する。
【0065】以上の制御のためのタイミングは、PWM
1・OUTのON幅の制御データの入っているラッチ3
に対しては、PM1ONSとTSETの信号を2入力ア
ンドゲート43を通し、さらにオアゲート45を通して
与えられ、バッファ13にはオアゲート49を通じてP
M1ONSの信号が与えられる。同様にPWM2・OU
TのON幅の制御データのはいっているラッチ4に対し
ては、PM2ONSとTSETの信号を2入力アンドゲ
ート44を通し、さらにオアゲート46を通して与えら
れ、バッフア14にはオアゲート50を通じてPM2O
NSの信号が与えられる。なお、CMP・CLK1は、
PM1ONSに同期したサンプリング信号で、同様にC
MP・CLK2は、PM2ONSに同期したサンプリン
グ信号であればよい。
【0066】ラッチ8,ラッチ7の値を変えることによ
り、増減するオン幅を適宜に選定できる。
【0067】次に、パルスの最大値(最大オン幅)リミ
ッタの制御について説明する。この制御もコンパレータ
27の一致の生じないPWM信号がオフ(0)のタイミ
ングを利用しており、具体的には、PM1OFS,PM
2OFSを使用してアダー63を利用して演算してい
る。
【0068】PWM1・OUTの場合、PM1OFSの
タイミングで、ラッチ3のレジスタ値とラッチ1のレジ
スタ値(PWM1の最大パルス幅値)の反転値がアダー
63で加算され、その結果にキャリがあれば、Dラッチ
31に1がセットされ、なければ0がセットされる。な
お、そのラッチのタイミングは、PWM1OFSとTS
ET信号がアンドゲート38を通じて31に与えられ
る。一旦Dラッチ31のQ出力が1になると、2入力ア
ンドゲート47はオフに、2入力アンドゲート35はオ
ンとなり、次のCHG1ONの信号が入力された時に
は、ラッチ3の内容のかわりに、ラッチ1のレジスタ値
の内容がバス65上に出力される。即ち、ラッチ1にセ
ットされているオン幅の最大値にPWM1・OUTのオ
ン幅が常に制御される。
【0069】即ち、ラッチ1の最大値の幅データの反転
した値とオン幅を和演算すると、オン幅がラッチ1の最
大値の幅のデータより大きくなると、前述の和演算の結
果にキャリが生じることを利用し、この情報をラッチし
て制御する制御方法を用いているためである。
【0070】Dラッチ31のQ出力が0の時は、2入力
アンドゲート47の一方の入力がHとなり、2入力アン
ドゲート35がオン禁止状態となり、次のCHG1ON
の信号が入力された時には、ラッチ3の内容がそのまま
バス65上に出力される。
【0071】それらのバス制御のため、ラッチ17,1
8、クロックドバッファ11,12,13,14が、そ
れぞれPM2OFS,PM1OFS,CHG1ON,C
HG2ON,CHG1ON,CHG2ONに同期して制
御される。なお、54,55は、それぞれラッチ2,1
の全てのビットの内容を反転して、それぞれクロックド
バッファ17,18を通じてバス64上に出力するため
のインバータで、詳細を図2に示す。なお、オン幅の最
小値制御なども同様の手法を用いて容易に実現できる。
【0072】61,62は、それぞれPWM1,PWM
2のための最小オン幅検知回路であり、本実施例の場合
では、オン幅の1Hを検知してその幅以下にならないよ
うにする回路であり、それぞれラッチ3,4の“1”値
を検知し、かつ、DW1,DW2が1で、UP1,UP
2が0の時、ラッチ3,4のレジスタを常に1にセット
するように動作し、それぞれDW1,DW2が1から0
になり、UP1,UP2が0から1になるとラッチ3,
4への1のセットを解除するように動作する。
【0073】PWM2・OUTの場合、PM2OFSの
タイミングでラッチ4のレジスタ値とラッチ2のレジス
タ値(PWM2最大パルス幅値)が、アダー63で加算
され、その結果にキャリがあれば、Dラッチ32に1が
セットされ、なければ0がセットされる。なお、そのラ
ッチのタイミングは、PM2OFSとTSET信号が2
入力アンドゲート39を通じてDラッチ32に与えられ
る。一旦Dラッチ32のQ出力が1になると、2入力ア
ンドゲート48はオフに、2入力アンドゲート36はオ
ンとなり、次のCHG2ONの信号が入力された時に
は、ラッチ4の内容のかわりに、ラッチ2の内容がバス
65上に出力される。即ち、常にラッチ2にセットされ
ているオン幅の最大値にPWM2・OUTのオン幅が制
御される。
【0074】これはラッチ2の最大値の幅のデータの反
転した値とオン幅を和演算すると、オン幅がラッチ2の
最大値の幅のデータより大きくなると、前述の和演算の
結果にキャリが生じることを利用し、この情報をラッチ
して制御する制御方法を用いているためである。
【0075】Dラッチ32のQ出力が0の時は、2入力
アンドゲート48の一方の入力がHとなり、2入力アン
ドゲート36がオン禁止状態となり、次のCHG2ON
の信号が入力された時には、ラッチ4の内容がそのまま
バス65上に出力される。
【0076】なお、53が以上の動作タイミングを作成
するタイミング回路で、端子81に基本クロックを与
え、それの2分周器59で分周された信号線が、UPフ
リーランカウンタ26のクロック入力端子に接続されて
いる。また、基本クロックをディレー素子60で遅延さ
れた信号がTSET信号として出力され、それをインバ
ータ59で反転した信号がTSETバーとして使用され
る。それ以外の全てのタイミングはこれらの信号と、P
WM1・OUT,PWM2・OUTの信号を用いて、タ
イミング回路53内でディジタル微分の手法で容易に生
成できる。
【0077】(実施例2)図5は実施例2のブロック図
である。実施例1に100から105の構成要素が加わ
っただけなので、ここでは共通部分の説明は省略し、変
更部分のみ説明する。
【0078】101,102は、2入力アンドゲート
で、ゲート101の一方の入力端子はPM2OF0に接
続され、他方の入力端子は、インバータ100の出力端
子に接続され、出力端子は、クロックドバッファ16の
コントロール端子に接続されている。
【0079】同様に2入力アンドゲート102の一方の
入力端子はPM2OF0に接続され、他方の入力端子
は、信号線105を通じてCHANGE端子に接続さ
れ、出力端子はクロックドバッファ103のコントロー
ル端子に接続されている。インバータ100の入力端子
も同様に、信号線105を通じてCHANGE端子に接
続されている。
【0080】クロックドバッファ103の出力端子は、
バスライン65に接続されている。また、クロックドバ
ッファ103の入力端子には、ラッチ4の出力信号がイ
ンバータ104で反転して入力されるように接続されて
いる。ただし、LSB,MSBの順序は変わらぬものと
する。
【0081】次に動作について説明する。
【0082】CHANGE端子にCPUがLの信号を送
出している時は、実施例1と全く同じなので説明を省略
し、Hの時の動作について説明する。
【0083】この条件では、クロックドバッファ16の
出力がハイインピーダンス状態となり、クロックドバッ
ファ103が動作可能となるように、ゲート102,1
01,100が働く。この条件では、実施例1でPWM
2・OUTから送出されるパルスのオフ幅が、ラッチ6
のレジスタ値であったものが、ラッチ4の値の反転値の
ものと変わって送出される。このことは、ラッチ4の値
が1増減することによって、その反転値は1減増し、そ
の和は、常にラッチ4のレジスタ値の最大値に一致す
る。即ち、この条件下では、PWM2・OUTの信号は
周波数一定のPWM信号が送出される。
【0084】なお、以上の各実施例UPカウンタを用い
るものであるが、本発明はこれに限定されるものではな
く、DWカウンタを用いて同様に実施することができ
る。また、外部信号はフィードバック信号に限定される
ものではない。又、ラッチとしては他にレジスタ,メモ
リ等の他のレジスタ手段を用いることができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、1つの
アダーを用いて、複数の制御動作に関する演算を時分割
で実行することによって、高周波でかつ複数の制御動作
が得られるPWM信号を生成することができる。
【0086】また、LSI化する時には、LSIに向い
た、同一ブロック構造でバス接続構成が可能なことか
ら、回路のチップ面積は例えば2CHのPWM信号生成
装置を作ろうとすると、従来手法に比較して、5〜7割
の大きさで作ることができ、大幅なコストダウンを実現
することが可能である。また、従来手法では困難なオフ
タイム一定PWMと、周波数一定のPWMの切換えを非
常に容易に実現でき、PWM信号のアプリケーションの
自由度が広がるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のブロック図
【図2】 図1,図5におけるインバータ54,55,
104の詳細図
【図3】 実施例1のタイムチャート
【図4】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図5】 実施例2のブロック図
【図6】 実施例2の動作を示すフローチャート
【図7】 従来例1のブロック図
【図8】 従来例1の動作を示すフローチャート
【図9】 従来例2のブロック図
【図10】 従来例2のタイムチャート
【図11】 従来例2の変形の動作を示すフローチャー
【符号の説明】
1〜10 ラッチ(又はレジスタ) 26 UPフリーランカウンタ 27 ディジタルコンパレータ 29,30 DFF 41,42 2入力アンドゲート 63 アダー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のクロックパルスをカウントするカ
    ウンタと、所要のデータが設定されるレジスタ手段と、
    前記カウンタのカウント値と前記レジスタ手段に設定さ
    れたデータとを比較し、それらが一致する度に一致出力
    を出すディジタルコンパレータと、このディジタルコン
    パレータの一致出力の都度、当該装置の出力信号の状態
    を反転させる出力反転手段と、同じく前記コンパレータ
    の一致出力の都度、前記レジスタ手段に前記所要のデー
    タを設定する設定手段とを備えたPWM信号生成装置で
    あって、前記設定手段は、PWM信号のオン幅およびオ
    フ幅を夫々表すオンデータおよびオフデータがセットさ
    れるラッチと、時分割で動作するアダーを備え、この
    アダーにより前記レジスタ手段のデータに前記ラッチに
    セットされているオンデータまたはオフデータを交互に
    加算して前記所要のデータを算出し、算出した所要のデ
    ータを前記レジスタ手段に設定するものであることを特
    徴とするPWM信号生成装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、第1のPWM信号のオ
    ン幅およびオフ幅を夫々表すオンデータおよびオフデー
    タがセットされる第1のラッチと、第2のPWM信号の
    オン幅およびオフ幅を夫々表すオンデータおよびオフデ
    ータがセットされる第2のラッチとを備え、前記アダー
    により前記レジスタのデータに前記第1および第2のラ
    ッチにセットされているオンデータまたはオフデータを
    加算して前記第1および第2のPWM信号に夫々対応す
    る前記所要のデータを算出することを特徴とする請求項
    1記載のPWM信号生成装置。
  3. 【請求項3】 設定手段は、外部回路からの情報に応じ
    て、前記アダーにより前記レジスタ手段のデータに所定
    の値を加算して所要のデータを算出し、PWM信号の
    ン幅および/またはオフ幅を制御するものであることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のPWM信号生
    成装置。
  4. 【請求項4】 設定手段は、前記アダーのキャリ出力に
    応じてPWM信号のオン幅のリミット制御を行うもので
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載のP
    WM信号生成装置。
  5. 【請求項5】 設定手段は、前記アダーにより前記レジ
    スタ手段のデータにオン幅を表すオンデータを加算して
    オン幅制御用の所要のデータを算出し、また、前記レジ
    スタ手段のデータに、前記オン幅を表すオンデータを
    転したデータを加算してオフ幅制御用の所要のデータを
    算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のPWM信号生成装置。
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