JPH10323021A - パルス幅変調信号生成装置 - Google Patents

パルス幅変調信号生成装置

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JPH10323021A
JPH10323021A JP9137416A JP13741697A JPH10323021A JP H10323021 A JPH10323021 A JP H10323021A JP 9137416 A JP9137416 A JP 9137416A JP 13741697 A JP13741697 A JP 13741697A JP H10323021 A JPH10323021 A JP H10323021A
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pulse width
data
signal
maximum value
level
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JP9137416A
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Masaaki Moriya
正明 森谷
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス幅の急激な変化を抑えて制御対象とな
るスイッチング電源の出力電圧のオーバーシュートによ
る負荷への影響を軽減できるパルス幅変調信号生成装置
を提供する。 【解決手段】 パルス幅変調信号生成装置では、リセッ
ト解除後、信号線PWM1・OUTにPWM信号を生成
する場合、ラッチ9の値とUPフリーランカウンタ26
の値とを一致するまで比較し、一致したとき、UPフリ
ーランカウンタ26の値と生成するパルスのオンデータ
とをアダー63で加算し、その加算結果をラッチ9にセ
ットする。再び、ラッチ9の値とUPフリーランカウン
タ26の値とを一致するまで比較し、一致したとき、U
Pフリーランカウンタ26の値と生成するパルスのオフ
データとをアダー63で加算し、その加算結果をラッチ
9にセットする。この後、オンデータに値1を加減算
し、その値とリミッタ値MAXとを比較し、オンデータ
がリミッタ値MAXを越える場合、リミッタ値MAXを
オンデータとして選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式複写機
のスイッチング電源装置に用いるパルス幅変調信号生成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機のスイッチ
ング電源装置などに用いられるパルス幅変調(PWM)
信号生成装置が知られている。例えば、アナログ回路か
らなるPWM信号生成装置では、パルス幅が最大リミッ
ト幅によってその増加が阻止されている状態で、パルス
幅の最大リミット幅をより大きな第2のリミット幅に更
新する際、パルス幅がさらに第2のリミット幅よりも増
加しようとすると、パルス幅は更新前のリミット幅から
更新後のリミット幅に一気に変化するように制御され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、PWM信号のパルス幅を急激に変化させ
た場合、制御対象となるスイッチング電源の出力電圧に
オーバーシュートを誘発し、負荷に悪影響を及ぼしてし
まう。
【0004】そこで、本発明は、パルス幅の急激な変化
を抑えて制御対象となるスイッチング電源の出力電圧の
オーバーシュートによる負荷への影響を軽減できるパル
ス幅変調信号生成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のパルス幅変調信号生成装
置は、パルス幅の最大値を設定するパルス幅最大値設定
手段を備え、該設定された最大値内のパルス幅を有する
パルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成装置
において、前記パルス幅の最大値を更新するパルス幅最
大値更新手段と、前記パルス幅の増加分を設定する増加
分設定手段と、該設定された増加分だけ前記パルス幅を
増加させるパルス幅増加手段とを備え、前記パルス幅の
増加が前記パルス幅の最大値で阻止されている状態で、
該パルス幅の最大値が更新された場合、前記パルス幅変
調信号を生成する都度前記パルス幅を該更新されたパル
ス幅の最大値に向けて増加させることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のパルス幅変調信号生成装
置では、請求項1に係るパルス幅変調信号生成装置にお
いて前記パルス幅が前記更新されたパルス幅の最大値よ
り増加しようとする場合、前記パルス幅変調信号が生成
される度、前記パルス幅は前記増加分だけ増加しながら
該更新されたパルス幅の最大値に到達することを特徴と
する。
【0007】請求項3に記載のパルス幅変調信号生成装
置は、クロック信号を計数するカウンタと、該カウンタ
と同一ビット長の単数または複数のレジスタと、該レジ
スタと前記カウンタの対応する各ビットを比較し、各ビ
ットの値が全て一致した時、一致信号を出力するコンパ
レータと、該コンパレータが一致信号を出力した場合、
パルス幅変調信号をHレベルあるいはLレベルに反転さ
せる出力反転手段と、Hレベルのパルス幅データをセッ
トするHパルス幅データレジスタと、Lレベルのパルス
幅データをセットするLパルス幅データレジスタと、H
レベルのパルス幅の最大値データをセットするHパルス
幅最大値データレジスタと、Hレベルのパルス幅の増加
幅データをセットするHパルス増加幅データレジスタ
と、Hレベルのパルス幅の減少幅データをセットするH
パルス減少幅データレジスタと、時分割で動作する加算
器を有し、前記出力反転手段の出力が反転する都度、該
加算器により、前記カウンタのカウント値に対して、前
記Hレベルのパルス幅データ、前記Lレベルのパルス幅
データ及び前記Hレベルのパルス幅の最大値データのう
ち選択された1つのデータを加算することにより所要の
データを算出し、前記レジスタに設定する設定手段とを
備え、前記パルス幅変調信号のLレベルの期間内で、前
記加算器により前記Hレベルのパルス幅データと前記H
レベルのパルス幅の最大値データのうち選択された1つ
のデータに対して、前記増加幅データあるいは前記減少
幅データを加減算して新たなHレベルのパルス幅データ
を算出する演算期間と、この後に、前記新たに算出され
たHレベルのパルス幅データと前記最大値データとを比
較する演算期間とを有するパルス幅変調信号生成装置に
おいて、前記Hレベルのパルス幅データの増加が前記最
大値データで阻止されている状態で、該Hレベルのパル
ス幅の最大値データが更新された場合、前記パルス幅変
調信号を生成する都度前記パルス幅データを該更新され
たHレベルのパルス幅の最大値データに向けて前記増加
幅データ分だけ増加させることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載のパルス幅変調信号生成装
置では、請求項3に係るパルス幅変調信号生成装置にお
いて前記Hパルス幅最大値データレジスタは、装置外部
からの制御信号にしたがって該装置外部から入力される
データをラッチする前段ラッチと、装置内部の制御信号
にしたがって前記前段ラッチの出力から入力されるデー
タをラッチする後段ラッチから成ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のパルス幅変調信号生成装
置の実施の形態について説明する。図1、図2および図
3は実施の形態におけるパルス幅変調信号生成装置の構
成を示す回路図である。
【0010】図において、1〜6は8ビットラッチ(レ
ジスタ)である。ラッチ1、2の出力端子はそれぞれ8
ビットラッチ(レジスタ)100、101の入力端子に
接続されている。ラッチ100、101およびラッチ3
〜6の出力端子はそれぞれクロックドバッファ11〜1
6を通じてバス65に接続されている。また、ラッチ1
00、101の出力信号はインバータ55、54により
それぞれ反転され、クロックドバッファ17、18を通
じてバス64に供給されている。図4はインバータ5
4、55の構成を示す図である。ラッチ7、8の出力端
子はそれぞれクロックドバッファ19、20を通じてバ
ス64に接続されている。
【0011】バスライン64、65はそれぞれ加算器
(アダー)63の異なった組の入力端子に接続され、ア
ダー63の出力端子はバス66を介してラッチ3、4、
9、10の入力端子に接続されている。
【0012】ラッチ9、10の出力端子はそれぞれバス
67、68およびクロックドバッファ23、24を介し
てバス69に接続されると同時に、クロックドバッファ
22、21を通じてバス64に接続されている。
【0013】26はUPフリーランカウンタであり、カ
ウント出力端子はバス70を介してディジタルコンパレ
ータ27の一方の組の入力端子に接続されている。2
9、30は同期型Tフリップフロップ(TFF)であ
り、トグル動作を行う。
【0014】TFF29、30のそれぞれのQ出力端子
はそれぞれ信号線PWM1・OUT、PWM2・OUT
に接続されている。TFF29、30のクロック入力端
子は信号線TSETバーに接続され、データ入力端子は
それぞれ2入力アンドゲート41、42の出力端子に接
続されている。2入力アンドゲート41、42の入力端
子の一方は、共にディジタルコンパレータ27の出力端
子に接続されている。2入力アンドゲート41、42の
入力端子の他方は、それぞれ信号線SUM10、SUM
20に接続されている。
【0015】31、32はDラッチであり、データ入力
端子Dはアダー63のキャリ出力端子に接続されてい
る。また、ラッチ信号入力端子は、それぞれ2入力アン
ドゲート38、39の出力端子に接続されている。2入
力アンドゲート38、39それぞれの一方の入力端子に
は、アダー63のクロック入力端子に加わる信号線TS
ETが接続されており、他方の入力端子にはそれぞれ信
号線PM10FS、PM2OFSが接続されている。
【0016】Dラッチ31、32のQ出力端子はそれぞ
れ複合ゲート35、36の一方の入力端子およびインバ
ータ56、57の入力端子に接続されている。
【0017】51はアナログコンパレータであり、その
−端子入力には一端が接地された基準電源52の出力端
子が接続され、+入力端子には外部制御回路の制御情報
検出回路のFBIN1信号が入力されている。また、ア
ナログコンパレータ51の出力端子はDFF28のデー
タ入力端子に接続され、Qバー出力端子は2入力アンド
ゲート33の一方の入力端子に接続され、Q出力端子は
2入力アンドゲート34の一方の入力端子に接続されて
いる。また、2入力アンドゲート33、34の他方の入
力端子は共に信号線PM1ONSに接続されている。2
入力アンドゲート33、34の出力端子はそれぞれ2入
力オアゲート81、82の一方の入力端子に接続される
と共に、1H検知回路61のUP1、DW1信号入力端
子にそれぞれ接続されている。
【0018】512はアナログコンパレータであり、コ
ンパレータ51と同様にその−入力端子には一端が接地
された基準電源522の出力端子が接続され、+入力端
子には外部制御回路の制御情報検出回路のFBIN2信
号が入力されている。また、アナログコンパレータ51
2の出力端子は、DFF282のデータ入力端子に接続
され、DFF282のQバー出力端子が2入力アンドゲ
ート332の一方の入力端子に接続され、さらに、Q出
力端子が2入力アンドゲート342の一方の入力端子に
接続されている。また、2入力アンドゲート332、3
42の他方の入力端子は共に信号線PM2ONSに接続
されている。また、2入力アンドゲート332、342
の出力端子はそれぞれ2入力オアゲート81、82の一
方の入力端子に接続される共に、1H検知回路62のU
P2、DW2信号入力端子にもそれぞれ接続されてい
る。
【0019】2入力オアゲート81、82の出力端子
は、それぞれクロックドバッファ20、19の信号制御
端子に接続されている。複合ゲート35のオア入力端子
は信号線CHG1ON、PM1ONSに接続され、複合
ゲート36のオア入力端子は信号線CHG2ON、PM
2ONSに接続されており、これらの出力端子はそれぞ
れクロックドバッファ11、12のコントロール端子に
接続されている。
【0020】また、PWM1ラッチ9、PWM2ラッチ
10の制御信号入力端子はそれぞれ2入力アンドゲート
40、37の出力端子に接続されている。また、2入力
アンドゲート40、37の一方の入力端子には共に信号
線TSETが接続され、他方の入力端子にはそれぞれ信
号線CHG1、CHG2が接続されている。
【0021】複合ゲート47のオア入力端子には、信号
線CHG1ON、CHG2ONが接続されている。複合
ゲート47のオア入力端子には、信号線CHG1ON、
PM1ONSが接続され、アンド入力端子はインバータ
56の出力端子に接続されている。複合ゲート48のオ
ア入力端子には、信号線CHG2ON、PM2ONSが
接続され、アンド入力端子はインバータ57の出力端子
に接続されている。49、50は2入力オアゲートであ
り、その一方の入力端子はそれぞれ2入力アンドゲート
47、48の出力端子に接続されている。他方の入力端
子はそれぞれ2入力アンドゲート47、48の出力端子
に接続されている。2入力オアゲート49、50の他方
の入力端子にはそれぞれ信号線PM10FS、PM2O
FSが接続されている。さらに、2入力オアゲート4
9、50の出力端子はそれぞれクロックドバッファ1
3、14のコントロール端子に接続されている。
【0022】また、2入力アンドゲート43、44の一
方の入力端子には共に信号線TSETが接続されてい
る。他方の入力端子にはそれぞれ信号線PM1ONS、
PM2ONSが接続されている。2入力アンドゲート4
3、44の出力端子はそれぞれラッチ3、4のラッチ制
御端子に接続されている。
【0023】2入力アンドゲート102の一方の入力端
子には信号線DATASET1が接続され、2入力アン
ドゲート103の一方の入力端子には信号線DATAS
ET2が接続されている。2入力アンドゲート102、
103の他方の入力端子には共に信号線TSETが接続
されている。さらに、2入力アンドゲート102の出力
端子はラッチ100のラッチ制御端子に、2入力アンド
ゲート103の出力端子はラッチ101のラッチ制御端
子にそれぞれ接続されている。
【0024】ラッチ1、2、5、6、7、8のラッチ制
御端子には、それぞれ信号線MAXSET1、MAXS
ET2、CPUSET1、CPUSET2、DWSE
T、UPSETが接続されている。
【0025】また、クロックドバッファ15、16、1
7、18、21、22、23、24のコントロール端子
にはそれぞれ信号線PM1OFO、PM2OFO、PM
2OFS、PM10FS、CHG2、CHG1、SUM
1O、SUM2Oが接続されている。
【0026】53は上記各信号線の信号を生成するタイ
ミング生成回路であり、58、59、60はその構成要
素の一部である。91は基本クロック入力端子であり、
2分周回路59の入力端子とディレー回路60の入力端
子に接続されている。ディレー回路60の出力端子は信
号線TSETに接続される共に、インバータ58の入力
端子に接続されている。2分周回路59の出力端子は、
フリーランカウンタ26のクロック入力端子に接続され
ている。インバータ58の出力端子は信号線TSETバ
ーに接続されている。タイミング生成回路53の入力端
子はTFF29、30のQ出力端子に接続されている。
尚、ディレー回路60は値0から基本クロックφの半周
期以下のディレー時間を生成する。
【0027】また、61、62はディジタル値の1H検
知回路であり、それぞれの入力端子はラッチ3、4の出
力バスに接続されている。1H検知回路61、62の制
御信号入力端子には、DEF28、282の出力信号が
入力されている。また、1H検知回路61、62の出力
信号線はそれぞれラッチ3、4のリセット入力端子に接
続されている。
【0028】上記構成を有するパルス幅変調信号生成装
置の動作について説明する。図5はデータの変化を示す
タイミングチャートである。図6は基本クロックに応じ
た各部の変化を示すタイミングチャートである。図7は
シーケンス処理を概略的に示すフローチャートである。
【0029】動作開始前のイニシャル時、ラッチ3、4
の出力は1Hにリセットされ、他の全てのラッチは0H
にリセットされる。また、フリップフロップのQ出力は
Lレベルに、Qバー出力はHレベルにそれぞれリセット
され、UPフリーランカウンタ26はFFHにリセット
される。
【0030】各ラッチへのデータ設定は、CPUがアド
レス信号とストロボ信号によりつくられたデータセット
信号を信号線MAXSET1、MAXSET2、CPU
SET1、CPUSET2、DWSET、UPSETに
加え、バス75を通じてラッチ1、2、5、6、7、8
にそれぞれ所望のデータを設定することにより、行われ
る。ラッチ7、8には所定値、例えばラッチ8には1
H、ラッチ7にはFFHが設定される。UPフリーラン
カウンタ26は、値0から値1ずつカウントアップし、
FFHになると、値0になるように動作する。
【0031】パルス生成の基本原理は、リセット解除
後、パルス1(信号線PWM1・OUTに生成するPW
M信号)の場合、ラッチ9の値とUPフリーランカウン
タ26の値とを一致するまで比較し(ステップS1)、
一致したとき、UPフリーランカウンタ26の値と生成
するパルスのオンデータとをアダー63で加算し、その
加算結果をラッチ9にセットする(ステップS2)。
【0032】再び、ラッチ9の値とUPフリーランカウ
ンタ26の値とを一致するまで比較し(ステップS
3)、一致したとき、UPフリーランカウンタ26の値
と生成するパルスのオフデータとをアダー63で加算
し、その加算結果をラッチ9にセットする(ステップS
4)。
【0033】この後、オンデータに値1を加減算し(ス
テップS5)、その値とリミッタ値MAXとを比較し
(ステップS6)、オンデータがリミッタ値MAXを越
える場合、リミッタ値MAXをオンデータとして選択す
る(ステップS7)。再びステップS1のラッチ9の値
とUPフリーランカウンタ26の値との一致比較動作に
戻り、上記シーケンスを繰り返す。一方、オンデータが
リミッタ値MAX以下である場合、そのままステップS
1の処理に戻る。
【0034】同様に、パルス2(信号線PWM2・OU
Tに生成するPWM信号)の場合、ラッチ10の値とU
Pフリーランカウンタ26の値とを一致するまで比較し
(ステップS1)、一致したとき、UPフリーランカウ
ンタ26の値と生成するパルスのオンデータとをアダー
63で加算し、その加算結果をラッチ10にセットする
(ステップS2)。
【0035】再び、ラッチ10の値とUPフリーランカ
ウンタ26との値を一致するまで比較し(ステップS
3)、一致したとき、UPフリーランカウンタ26の値
と生成するパルスのオフデータとをアダー63で加算
し、その加算結果をラッチ10にセットする(ステップ
S4)。
【0036】この後、オンデータに値1を加減算し(ス
テップS5)、その値とリミッタ値MAXとを比較し
(ステップS6)、オンデータがリミッタ値MAXを越
える場合、リミッタ値MAXをオンデータとして選択す
る(ステップS7)。再び、ステップS1のラッチ10
の値とUPフリーランカウンタ26の値との一致比較動
作に戻り、上記シーケンスを繰り返す。一方、オンデー
タがリミッタ値MAX以下である場合、そのままステッ
プS1の処理に戻る。
【0037】タイミングについては、ラッチ9の値とU
Pフリーランカウンタ26のカウント値とのディジタル
一致比較と同じタイミングで、ラッチ9のレジスタ値と
ラッチ3(オンデータ>リミッタ値MAXの場合、ラッ
チ100)のレジスタ値またはラッチ5のレジスタ値と
の和演算をアダー63で実行し、その結果を再びラッチ
9にセットする設計になっている。
【0038】同様に、ラッチ10のレジスタ値とUPフ
リーランカウンタ26のカウンタ値とのディジタル一致
比較と同じタイミングで、ラッチ10のレジスタ値とラ
ッチ4(オンデータ>リミッタ値MAXの場合、ラッチ
101)のレジスタ値またはラッチ6のレジスタ値との
和演算をアダー63で実行し、その結果を再びラッチ1
0に設定する設計になっている。
【0039】ただし、これらの和演算は、必ず信号線P
WM1・OUT、PWM2・OUTのPWM信号が反転
したすぐ次のタイミング、即ち、コンパレータの一致信
号の生じない図5に示すCHG1ON、CHG2ON、
PM1OFO、PM2OFO信号のタイミングでのみ実
行される。
【0040】これらの制御のために、クロックドバッフ
ァ13、14、15、16、21、22、23、24を
適宜、切り換え制御する必要があり、その基本的制御信
号を、それぞれCHG1ON、CHG2ON、PM1O
FO、PM2OFO、PM1ONS、PM2ONS、P
M10FS、PM2OFS、CHG1、CHG2、SU
M1O、SUM2Oとして図6に示す。
【0041】CHG1、CHG2信号は、それぞれ信号
線PWM1・OUT、PWM2・OUTのPWM信号が
反転したすぐ次のTSET信号の1周期分のタイミング
をさし、CHG1信号はCHG1ON信号とPM1OF
O信号の論理和であり、CHG2信号はCHG2ON信
号とPM2OFO信号の論理和である。
【0042】アダー63はTSET信号の立ち上がりの
タイミング毎にその入力端子に加わる信号の和の結果を
その出力にセットし、その値をバス66に出力するよう
動作する。即ち、通常のアダーとDFFとを1つのモジ
ュールにした構成となっている。
【0043】さらに、ラッチ9にはTSET、CHG1
信号の論理積信号が2入力アンドゲート40を通じて与
えられている。また、クロックドバッファ23、24に
はそれぞれ制御信号SUM1O、SUM2Oが与えられ
ており、複雑な制御を時分割で動作可能にする。
【0044】ディジタルコンパレータ27の比較結果は
信号線71に出力され、2入力アンドゲート41、42
の出力信号をタイミングTSETバーでサンプリングし
てTFF29、30の入力Tに与え、その出力を反転さ
せることで、信号線PWM1・OUT、PWM2・OU
Tに正しいPWM信号が出力される。
【0045】尚、説明の都合上、全てのラッチ、カウン
タ、コンパレータ、アダーは8ビットで構成されている
が、適宜のビットサイズで実施可能である。また、図5
のタイミングチャートはPWM1ラッチ3、PWM2ラ
ッチ4にそれぞれ3Hのデータがセットされている場合
を示している。
【0046】(a)つぎに、PWM信号パルスのオン幅
の制御について説明する。この制御は、ディジタルコン
パレータ27の一致が生じない、つまりPWM信号がオ
フ(L)のタイミング中、PM1ONS、PM2ONS
信号を使用してアダー63で演算することにより行われ
る。
【0047】信号線PWM1・OUTのPWM信号のオ
ン幅の制御は、アナログコンパレータ51の比較基準電
圧Vref1の値に対する外部フィードバック信号FB
IN1値が、Vref1<FBIN1の時、信号線PW
M1・OUTのPWM信号のオン幅を小さくし、FBI
N1値を小さくするようにし、Vref1>FBIN1
の時、信号線PWM1・OUTのPWM信号のオン幅を
大きくし、FBIN1値を大きくするようにフィードバ
ック制御を行う。
【0048】尚、アナログコンパレータ51の出力値は
DFF28でCMP・CLK1信号(PM10FS信号
で代用可能)に同期してサンプリングされ、その出力が
Hレベルの時にDFF28のQ出力がHレベルとなり、
Lレベルの時にQ出力がLレベルとなる。
【0049】そして、DFF28のQ出力がHレベルの
時、ゲート33、34、81、82により、PM1ON
S信号がHレベルになるタイミングでクロックドバッフ
ァ19が選択されてスルーとなり、クロックドバッファ
20がハイインピーダンス状態となり、逆にDFF28
のQ出力がLレベルの時、ゲート33、34、81、8
2により、PM1ONS信号がHレベルになるタイミン
グでクロックドバッファ20が選択されてスルーとな
り、クロックドバッファ19がハイインピーダンス状態
となる。
【0050】即ち、オン幅を増やす時には、ラッチ8の
01Hが書かれたレジスタ値とラッチ3の値との和をと
り、その値を再びラッチ3に書き込み、ラッチ3の値を
値1増やすように制御する。
【0051】また、オン幅を減らす時には、ラッチ7の
FFHが書かれたレジスタ値とラッチ3との和をとり、
その値を再びラッチ3に書き込み、ラッチ3の値を値1
減らすように制御する。
【0052】同様に、信号線PWM2・OUTのPWM
信号のオン幅の制御は、アナログコンパレータ512の
比較基準電圧Vref2の値に対する外部フィールドバ
ック信号FBIN2値がVref2<FBIN2の時、
信号線PWM2・OUTのPWM信号のオン幅を小さく
し、FBIN2値を小さくするようにし、Vref2>
FBIN2の時、信号線PWM2・OUTのPWM信号
のオン幅を大きくし、FBIN2値を大きくするように
フィードバック制御を行う。
【0053】尚、アナログコンパレータ512の出力値
は、DFF282にCPM・CLK2信号(PM2OF
S信号で代用可能)に同期してサンプリングされ、その
出力がHレベルの時にDFF282のQ出力がHレベル
となり、Lレベルの時にQ出力がLレベルになる。
【0054】そして、DFF282のQ出力がLレベル
の時、ゲート33、34、81、82により、PM1O
NS信号がHレベルになるタイミングでクロックドバッ
ファ20が選択されてスルーとなり、クロックドバッフ
ァ19がハイインピーダンス状態となる。即ち、オン幅
を増やす時、ラッチ8の01Hが書かれたレジスタ値と
ラッチ4の値との和をとり、その値を再びラッチ4に書
き込み、ラッチ4の値を値1増やすように制御する。
【0055】また、オン幅を減らす時、ラッチ7のFF
Hが書かれたレジスタ値とラッチ4との和をとり、その
値を再びラッチ4に書き込み、ラッチ4の値を値1減ら
すように制御する。
【0056】上記制御を行うためのタイミングについて
示す。信号線PWM1・OUTのPWM信号のオン幅の
制御データが入っているラッチ3には、PM1ONS信
号とTSET信号が2入力アンドゲート43を通じて与
えられる。また、バッファ13にはオアゲート49を通
じてPM1ONS信号が与えられる。
【0057】同様に、信号線PWN2・OUTのPWM
信号のオン幅の制御データの入っているラッチ4には、
PM2ONS信号とTSET信号が2入力アンドゲート
44を通じて与えられ、バッファ14にはオアゲート5
0を通じてPM1ONS信号が与えられる。
【0058】尚、CMP・CLK1信号はPM1ONS
信号に同期したサンプリング信号でよく、同様にCMP
・CLK2信号はPM2ONS信号に同期したサンプリ
ング信号でよい。
【0059】61、62はそれぞれPWM1、PWM2
信号のための最小オン幅検知回路であり、本実施の形態
では、オン幅の1Hを検知してその幅以下にならないよ
うにする回路であり、それぞれラッチ3、4の“1”値
を検知し、かつDW1、DW2信号が値1であり、UP
1、UP2信号が値0の時、ラッチ3、4のレジスタを
常に値1にセットするように動作し、それぞれDW1、
DW2信号が値1から値0になり、UP1、UP2信号
が値0から値1になると、ラッチ3、4の値1のセット
を解除するように動作する。
【0060】(b)つぎに、パルスの最大値(最大オン
幅)リミッタの制御について説明する。この制御もコン
パレータ27の一致が生じない、PWM信号がオフ
(L)のタイミングを行われており、具体的にはPM1
OFS、PM2OFS信号を使用してアダー63により
演算する。
【0061】信号線PWM1・OUTのPWM信号の場
合、PM10FS信号のタイミングで、ラッチ3のレジ
スタ値とラッチ100のレジスタ値(ラッチ1より後述
するDATASET1信号のタイミングでラッチ)の反
転値とがアダー63で加算され、その結果にキャリがあ
れば、Dラッチ31にHレベルがセットされ、なければ
Lレベルがセットされる。
【0062】尚、そのラッチのタイミングでは、PM1
0FS信号とTSET信号がアンドゲート38を通じて
ラッチ31に与えられる。一旦、Dラッチ31のQ出力
がHレベルになると、複合ゲート35のアンドの一方の
入力がHレベルに、複合ゲート47のアンドの一方の入
力がLレベルになり、次のCHG1ON信号およびPM
1ONS信号が入力された時、ラッチ3のレジスタ値の
代わりに、ラッチ100のレジスタ値がバス65に出力
される。Dラッチ31のQ出力がLレベルの時、複合ゲ
ート47のアンドの一方の入力がHレベルとなり、複合
ゲート35のアンドの一方の入力がLレベルとなり、次
のCHG1ON信号およびPM1ONS信号が入力され
た時、ラッチ3のレジスタ値がそのままバス65に出力
される。
【0063】信号線PWM2・OUTのPWM信号の場
合、PM2OFS信号のタイミングで、ラッチ4のレジ
スタ値とラッチ101のレジスタ値(ラッチ2より後述
するDATASET2信号のタイミングでラッチ)の反
転値とがアダー63で加算され、その結果にキャリがあ
れば、Dラッチ32にHレベルがセットされ、なければ
Lレベルがセットされる。
【0064】尚、そのラッチのタイミングでは、PM2
OFS信号とTSET信号がアンドゲート39を通じて
ラッチ32に与えられる。一旦、Dラッチ32のQ出力
がHレベルになると、複合ゲート36のアンドの一方の
入力がHレベルに、複合ゲート48のアンドの一方の入
力がLレベルになり、次のCHG2ON信号およびPM
2ONS信号が入力された時、ラッチ4のレジスタ値の
代わりに、ラッチ2のレジスタ値がバス65に出力され
る。
【0065】Dラッチ32のQ出力がLレベルの時、複
合ゲート47のアンドの一方の入力がHレベルとなり、
複合ゲート35のアンドの一方の入力がLレベルとな
り、次のCHG2ON信号およびPM2ONS信号が入
力された時、ラッチ101のレジスタ値がそのままバス
65に出力される。
【0066】このようにして、ラッチ100、101に
セットされている最大値以下のPWM信号のオン幅が常
に制御される。即ち、オン幅が最大幅データより大きく
なると、前述の和演算の結果にキャリが生じることを利
用し、この情報をラッチしてPWM信号のオン幅を制御
する。
【0067】また、信号線PWM1・OUT、PWM2
・OUTのPWM信号のオン幅がリミッタ値MAXで制
限されている状態でのPM1ONS信号、PM2ONS
信号によるオン幅増減動作に対しても、リミッタ値MA
Xが選択されるので、アナログコンパレータ51、51
2がオン幅増加方向の比較結果を出力し続けてリミッタ
(MAX)状態が継続した後、逆にオン幅減少方向の比
較結果を出力されても直ちにリミッタ値MAXから1H
減算したデータによるオン幅が出力され、良好なオン幅
増減動作が遂行される。
【0068】最後に、本実施形態のリミッタ値MAXの
更新動作を、図5のタイミングチャートを参照して説明
する。信号線PWM1・OUTと信号線PWM2・OU
Tでは、同様の動作となるので、信号線PWM1・OU
TのPWM信号に関する動作についてだけ説明する。
尚、信号線DATASET1に出力されるラッチ信号
は、タイミング生成回路53において他の制御信号と同
様にディジタル微分のプロセスを経て、PM1ONS信
号の立ち下がりと同時に立ち上がり、PM10FS信号
の立ち上がりと同時に立ち下がるように生成される。
【0069】システムリセット時、ラッチ1にリミッタ
値MAXとしてデータaが信号線MAXSET1のラッ
チ信号によってラッチされているとし、また、フィード
バック情報はPWM信号のオン幅が増加される情報にな
っているものとする。
【0070】そして、リセット解除後、オン幅データが
フィードバック制御の加算によりデータaを越え、オン
幅がリミッタ(MAX)状態となり、タイミングt1で
信号線MAXSET1にラッチ信号が発生し、その時、
既にバス75にデータaよりも大きいデータbが出力さ
れているとすると、ラッチ1にはタイミングt1からデ
ータbが設定される。
【0071】また、ラッチ100には、既に信号線DA
TASET1に発生する最初のラッチ信号によってデー
タaが設定されている。この状態でラッチ100には、
信号線DATASET1と信号線TSETとの論理積に
よってラッチ信号が立ち上がるタイミングt3までデー
タaを保持する。
【0072】したがって、タイミングt2の信号PM1
ONSの立ち上がり時、バス65にクロックドバッファ
11を経てデータaが出力され、フィードバック制御に
よる加算が開始され、オン幅A1に相当するデータaに
01Hを加えたデータがラッチ3に設定される。
【0073】この値はタイミングt3でラッチ100に
設定されるデータbを越えることはないので、PM10
FS信号での演算中、タイミングt4でDラッチ31の
Q出力はLレベルになり、次に出力されるオン幅A2は
ラッチ3の設定データに基づいて、オン幅A1より増加
幅データ分だけ大きなオン幅になる。
【0074】そして、その後もオン幅を増加させるフィ
ードバック情報によって、PWM信号のオン幅はその出
力の都度、増加幅データに相当する増加を繰り返し、デ
ータbに相当するオン幅に到達する。
【0075】尚、上記動作のタイミング信号を生成する
タイミング生成回路53では、端子91に基本クロック
が与えられ、2分周器59で分周された信号線はUPフ
リーランカウンタ26のクロック入力端子に接続されて
いる。また、基本クロックをディレー素子60で遅延し
た信号がTSET信号として出力され、さらに、それを
インバータ58で反転した信号がTSETバー信号とし
て出力される。その他のタイミング信号はこれらの信号
と信号線PWM1・OUT、PWM2・OUTのPWM
信号を用いてタイミング生成回路53内でディジタル微
分の手法により生成される。
【0076】
【発明の効果】本発明のパルス幅変調信号生成装置によ
れば、パルス幅最大値設定手段により設定された最大値
内のパルス幅を有するパルス幅変調信号を生成する際、
前記パルス幅の増加が前記パルス幅最大値で阻止されて
いる状態で、該パルス幅の最大値がパルス幅最大値更新
手段により更新された場合、前記パルス幅変調信号を生
成する都度、パルス幅増加手段により該更新されたパル
ス幅の最大値に向けて増加分設定手段により設定された
前記パルス幅の増加分だけ前記パルス幅を増加させるの
で、パルス幅の急激な変化を抑えて制御対象となるスイ
ッチング電源の出力電圧のオーバーシュートによる負荷
への影響を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるパルス幅変調信号生成装置
の構成を示す回路図である。
【図2】図1につづく実施の形態におけるパルス幅変調
信号生成装置の構成を示す回路図である。
【図3】図1および図2につづく実施の形態におけるパ
ルス幅変調信号生成装置の構成を示す回路図である。
【図4】インバータ54、55の構成を示す図である。
【図5】データの変化を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】基本クロックに応じた各部の変化を示すタイミ
ングチャートである。
【図7】シーケンス処理を概略的に示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1〜10、100、101 ラッチ 26 UPフリーランカウンタ 27 ディジタルコンパレータ 29、30 TFF 51、512 アナログコンパレータ 63 アダー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス幅の最大値を設定するパルス幅最
    大値設定手段を備え、 該設定された最大値内のパルス幅を有するパルス幅変調
    信号を生成するパルス幅変調信号生成装置において、 前記パルス幅の最大値を更新するパルス幅最大値更新手
    段と、 前記パルス幅の増加分を設定する増加分設定手段と、 該設定された増加分だけ前記パルス幅を増加させるパル
    ス幅増加手段とを備え、 前記パルス幅の増加が前記パルス幅の最大値で阻止され
    ている状態で、該パルス幅の最大値が更新された場合、
    前記パルス幅変調信号を生成する都度前記パルス幅を該
    更新されたパルス幅の最大値に向けて増加させることを
    特徴とするパルス幅変調信号生成装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス幅が前記更新されたパルス幅
    の最大値より増加しようとする場合、前記パルス幅変調
    信号が生成される度、前記パルス幅は前記増加分だけ増
    加しながら該更新されたパルス幅の最大値に到達するこ
    とを特徴とする請求項1記載のパルス幅変調信号生成装
    置。
  3. 【請求項3】 クロック信号を計数するカウンタと、 該カウンタと同一ビット長の単数または複数のレジスタ
    と、 該レジスタと前記カウンタの対応する各ビットを比較
    し、各ビットの値が全て一致した時、一致信号を出力す
    るコンパレータと、 該コンパレータが一致信号を出力した場合、パルス幅変
    調信号をHレベルあるいはLレベルに反転させる出力反
    転手段と、 Hレベルのパルス幅データをセットするHパルス幅デー
    タレジスタと、 Lレベルのパルス幅データをセットするLパルス幅デー
    タレジスタと、 Hレベルのパルス幅の最大値データをセットするHパル
    ス幅最大値データレジスタと、 Hレベルのパルス幅の増加幅データをセットするHパル
    ス増加幅データレジスタと、 Hレベルのパルス幅の減少幅データをセットするHパル
    ス減少幅データレジスタと、 時分割で動作する加算器を有し、前記出力反転手段の出
    力が反転する都度、該加算器により、前記カウンタのカ
    ウント値に対して、前記Hレベルのパルス幅データ、前
    記Lレベルのパルス幅データ及び前記Hレベルのパルス
    幅の最大値データのうち選択された1つのデータを加算
    することにより所要のデータを算出し、前記レジスタに
    設定する設定手段とを備え、 前記パルス幅変調信号のLレベルの期間内で、前記加算
    器により前記Hレベルのパルス幅データと前記Hレベル
    のパルス幅の最大値データのうち選択された1つのデー
    タに対して、前記増加幅データあるいは前記減少幅デー
    タを加減算して新たなHレベルのパルス幅データを算出
    する演算期間と、 この後に、前記新たに算出されたHレベルのパルス幅デ
    ータと前記最大値データとを比較する演算期間とを有す
    るパルス幅変調信号生成装置において、 前記Hレベルのパルス幅データの増加が前記最大値デー
    タで阻止されている状態で、該Hレベルのパルス幅の最
    大値データが更新された場合、前記パルス幅変調信号を
    生成する都度前記パルス幅データを該更新されたHレベ
    ルのパルス幅の最大値データに向けて前記増加幅データ
    分だけ増加させることを特徴とするパルス幅変調信号生
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記Hパルス幅最大値データレジスタ
    は、装置外部からの制御信号にしたがって該装置外部か
    ら入力されるデータをラッチする前段ラッチと、装置内
    部の制御信号にしたがって前記前段ラッチの出力から入
    力されるデータをラッチする後段ラッチから成ることを
    特徴とする請求項3記載のパルス幅変調信号生成装置。
JP9137416A 1997-05-13 1997-05-13 パルス幅変調信号生成装置 Pending JPH10323021A (ja)

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