JP3247280B2 - 感光体ドラム駆動機構 - Google Patents

感光体ドラム駆動機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機用感
光体、プリンタ用感光体又はその他の画像形成装置に供
される感光体等の感光体装置において、感光体ドラムの
内面に配設された内歯車により、感光体ドラムの回転駆
動を行う感光体ドラム駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラムを駆動する場合、たいてい
感光体ドラムの一方の端部に駆動するための歯車を設け
るが、従来、その構成が簡単にできることから外歯車方
式とすることが多かった。ところが、装置の小型化に伴
う部材の配置の効率化等を目的として、内歯車方式の採
用例が増えつつある。例えば、実開昭61-155863 号公報
には「円筒形感光体保持装置」が開示されている。この
「円筒形感光体保持装置」は、図7及び図8に示すよう
に、円筒形感光体100の両端部近傍に円筒形感光体1
00を支持する複数のコロ101…を設け、円筒形感光
体100の内周面に設けられた駆動伝達部材103と噛
合するギヤ104によって円筒形感光体100を駆動す
るものである。
【0003】また、特開昭58-120265 号公報には「記録
装置のドラム駆動機構」が開示されており、ここでは、
ドラム駆動機構における駆動力伝達経路の短縮化を目的
として、図9に示すように、ドラム200の全長の中央
部近傍の内側に取り付けた内歯車202と、ドラム20
0の内部に設けたモータ203のギヤ204とを噛み合
わせる構成とされている。しかしながら、これらの感光
体装置では、感光体ドラムの軸に垂直な一側面に開口部
を有しているため、感光体ドラムの強度が弱くなるとい
う問題点があった。
【0004】そこで、上記の問題点に対処すべくフラン
ジに感光体ドラムの軸に垂直な面を閉側面に形成したも
のがある。この種の感光体ドラムの駆動機構には、例え
ば、図10に示すように、感光体ドラム300の端部
に、内歯車部301を有するフランジ302を嵌合して
設け、駆動用小径歯車303を含む駆動系にて感光体ド
ラム300を回転させるものがある。このフランジ30
2には、内歯車部301を支持すべく感光体ドラム30
0の軸に垂直な面にて形成される内歯車支持部304
と、内歯車支持部304の中心位置に形成される回転軸
受部305とが形成されている。これにより、感光体ド
ラムの強度を維持するとともに、上記回転軸受部305
により軸心ふれが生じないようにして、上記の問題を解
決している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感光体ドラ
ムを駆動する小径歯車の位置精度は、感光体ドラムの回
転ムラ、すなわち、画質に対して大きな影響を及ぼす。
従って、その精度を確保することは、感光体ドラムを駆
動する上で非常に重要なポイントである。ところが、内
歯車で駆動する場合には、バックラッシュの安定化の点
で問題が生じる。バックラッシュが大きくなると磨耗や
騒音や伝達効率の面で不利となるので、バックラッシュ
の減少方向は危険領域として捉えるべきである。
【0006】具体的に、ピッチ円とモジュールの等し
い、外歯車と外歯車の組み合わせと、外歯車と内歯車と
の組み合わせで、駆動を行う外歯車が正規の位置よりど
の方向に誤差を持てるかを調べた結果を図11に示す。
図11は、バックラッシュの減少の境界(図の斜線部)
で示しているが、図11(a)(b)を比較してみると、
駆動歯車としての外歯車Cに対して、内歯車Bを用いる
ほうが、外歯車Aを用いる場合と比べて斜線部の面積が
大きいことがわかる。つまり、内歯車Bと外歯車Cの組
合せの場合、外歯車Aと外歯車Cの組合せより、精度低
下の要因が大きくなるので、より高い精度を確保するこ
とが要求される。しかしながら、上記従来例において
は、内歯車部301の駆動を行う駆動用小径歯車303
が片持ち駆動であるために、精度の確保が困難になると
いう問題点を生じていた。本発明は、上記の問題点を解
決するためになされたもので、その目的は、内歯車にお
ける内歯車部の撓みを極力防止し、内歯車部の歯車の噛
み合い精度を維持することにより、感光体ドラムの回転
ムラなどを防止できる感光体ドラム駆動機構を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る感
光体ドラム駆動機構は、上記の課題を解決するために、
感光体ドラムの回転軸と同軸に感光体ドラムの回転駆動
を行う内歯車が設けられるとともに、片持ちに保持さ
れ、該内歯車に噛み合う小径歯車により感光体ドラムを
駆動する感光体ドラム駆動機構において、感光体ドラム
の回転軸と同心円上に設けられた転がり面に外接するコ
ロが、小径歯車の回転軸と同軸上に設けられており、該
コロは、上記小径歯車が上記内歯車を駆動する際に上記
小径歯車の回転軸がバックラッシュを増大させる方向に
撓むことを防止すべく上記転がり面と当接していること
を特徴としている。上記の構成により、小径歯車が内歯
車と噛合して、駆動力を伝達する際に、小径歯車の回転
軸が撓もうとしても、その同軸に設けられたコロと、転
がり面とにより、撓むことがないので、小径歯車と内歯
車との間のバックラッシュが所定の値より大きくなるこ
とがなく、感光体ドラムの回転ムラなどが生じない。
【0008】請求項2の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成に
加えて、感光体ドラムの回転軸を支持するメインフレー
ムが設けられる一方、該メインフレームには、コロ及び
小径歯車が着脱する際に通過可能な大きさの開口部が形
成されていることを特徴としている。上記の構成によ
り、請求項1の効果に加えて、例えば駆動系ユニットに
小径歯車を組付けたまま、駆動系ユニットの着脱が行え
るようになる。
【0009】請求項3の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、上記の課題を解決するために、請求項1又は2の
構成に加えて、小径歯車の駆動軸を支持する軸受けが設
けられ、該軸受けはラジアルコロベアリングからなるこ
とを特徴としている。上記の構成により、請求項1又は
請求項2の効果に加えて、軸受けの耐久性が高くなり、
小径歯車の位置精度向上の効果を長期的に維持すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る感光体ドラム駆動機
構の実施の形態を説明するにあたり、上記感光体ドラム
駆動機構を用いる複写機の一例を、図2に基づいて説明
する。図2に示すように、上記の複写機1は、上面部に
硬質の透明ガラスからなる原稿載置台2を有し、この原
稿載置台2の下方にスキャナユニット3を有しており、
このスキャナユニット3の下方には、感光体ドラム14
を中心とする画像形成部13が設けられている。
【0011】ランプユニット4、自動露光用センサ5、
ミラー6〜11、レンズユニット12からなる上記スキ
ャナユニット3では、原稿載置台2上に載置された原稿
にランプユニット4から光が照射され、原稿からの反射
光がミラー6〜11及びレンズユニット12により、回
転する感光体ドラム14に露光される。この感光体ドラ
ム14の周りには、帯電器15、現像槽16、転写前帯
電器17、転写チャージャ18、剥離チャージャ19、
クリーニングユニット20、除電ランプ21及び図示し
ないブランクランプ等が設けられている。
【0012】そして、感光体ドラム14は、帯電器15
からのコロナ放電により均一に帯電された後、用紙サイ
ズに応じたブランクランプからの光の照射により非画像
領域の電荷がクリアーされて静電潜像が形成される一
方、現像槽16では、トナーホッパー22から供給され
トナー濃度センサ23にて所定濃度に調整されたトナー
が攪拌ローラ24によって攪拌され、所定の帯電量に帯
電している。そして、感光体ドラム14の回転によって
静電潜像がトナーにて現像される。
【0013】トナーによる現像は、転写前帯電器17及
び転写チャージャ18により図示しない給紙系から搬送
された用紙に転写され可視化される。このとき、転写後
の用紙と感光体ドラム14との間には吸引力が働いてい
るので、剥離チャージャ19は、用紙にACコロナを印
加して用紙の電位を感光体ドラム14の表面と同電位に
低下させることにより上記吸引力を消去し、用紙の剛性
を利用して図示しない剥離爪により感光体ドラム14表
面から剥離させる。次いで、剥離された用紙は、搬送ユ
ニット25を経て定着ユニット26へと送られ、用紙上
にトナー像が定着及び固定される。一方、現像を転写し
た後、感光体ドラム14の表面に残留したトナーは、ク
リーニングユニット20により清掃・回収が行われ、ま
た、感光体ドラム14の残留電位は、除電ランプ21か
らの光照射にて光導電体層の電気抵抗を低下させること
により除去される。上記の複写機1に用いる感光体ドラ
ム14の駆動機構の具体的な実施の形態を以下に説明す
る。
【0014】〔実施の形態1〕前記した感光体ドラム1
4を駆動する感光体ドラム駆動機構の実施の一形態を図
1及び図3、図4に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。図1に示すように、この感光体ドラム駆動機構
は、メインフレーム36に対して、感光体ドラム14等
が組み込まれた感光体ユニット30と駆動用小径歯車4
1や駆動軸42等が組み込まれた駆動系ユニット40と
を組み付けることにより構成されるもので、分解や組み
立てが容易に行え、また、メンテナンス性にも優れた構
造となっている。
【0015】上記の感光体ドラム14の被駆動側端部に
は、図3に示すように、内歯車部31aが形成されたド
ラムフランジ(以下、単にフランジと称する)31が圧
入接着により嵌合して設けられており、この内歯車部3
1aに噛合する駆動用小径歯車41と、駆動用小径歯車
41の駆動軸42の他端に設けられた駆動力伝達歯車4
3と、この駆動力伝達歯車43に噛合するピニオン44
とにより、モータ45の駆動力が内歯車部31aに伝達
され、感光体ドラム14が駆動されている。
【0016】再び図1に戻って、説明する。上記におい
て、フランジ31は前記内歯車部31aと、この内歯車
部31aとを支持すべく感光体ドラム14の軸に垂直な
面にて形成されるディスク面としての内歯車支持部32
と、内歯車支持部32の中心位置に形成される回転軸受
部33とを有している。また、上記の回転軸受部33に
は、軸受34を介して、複写機1本体のメインフレーム
36に固定された回転軸35が嵌挿されており、感光体
ドラム14はこの回転軸35を中心として回転する。
【0017】一方、駆動系ユニット40に対して軸受4
7a・47bにより支持された上記駆動軸42には、駆
動用小径歯車41に隣接して、コロ46が軸受46aを
介して取り付けられている。このコロ46は、駆動用小
径歯車41が内歯車部31aを駆動するときに、駆動軸
42がバックラッシュを増大させる方向に撓むこと防止
するために設けられており、コロ46の外周面は、上記
回転軸35を中心として感光体ユニットフレーム38に
形成された円弧面38aに当接している。このコロ46
を設けることにより、駆動軸42の支持位置が、駆動用
小径歯車41に近づくので、駆動時における駆動用小径
歯車41と内歯車部31aとの間のバックラッシュが所
定の値から変化しにくくなる。つまり、ガタが発生しに
くいので、回転ムラを生じることなく、上記駆動用小径
歯車41による内歯車部31の駆動が滑らかに行える。
しかも、メインフレーム36には、上記コロ46が通過
可能な大きさの開口部36aが形成されており、駆動系
ユニット40に駆動用小径歯車41を組付けたまま、駆
動系ユニット40の着脱が行えるようになっている。
【0018】また、図4に示すように、駆動用小径歯車
41に対して、コロ46′を駆動軸42の先端側に設け
てもよい。この場合、コロ46′に接触する転がり面3
2aは内歯車支持部32に設ける必要があるが、このと
き、駆動軸42において、より撓み量の大きい側がコロ
46′及び転がり面32aにより保持されることになる
ので、さらに駆動軸42の撓みを低減することができ、
駆動用小径歯車41の位置精度がより向上する。
【0019】ただし、上記のように、駆動軸42に対し
て軸受が3個以上になると、駆動軸42に負荷される曲
げ方向の力の釣合いが不静定になり、駆動軸42の円滑
な回転を妨げる場合があるので、軸受47bと駆動フレ
ーム47との嵌合クリアランスを通常の0.01〜0.
05mmに対して0.1〜0.2mm程度に大きくすること
により、駆動軸42や軸受47a・47b・46a等に
かかるストレスが低減し、駆動軸42の回転を妨げるこ
とがない。
【0020】〔実施の形態2〕前記した感光体ドラム1
4を駆動する感光体ドラム駆動機構の実施の他の形態に
ついて図5および図6に基づいて説明すれば、以下の通
りである。尚、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図
面に示した構成と同一の機能を有する構成には、同一の
符号を付記し、その説明を省略する。
【0021】図5(a)に示すように、上記の感光体ド
ラム14の被駆動側端部には、上記と同様、内歯車部3
1aが形成されたフランジ31が圧入接着により嵌合し
て設けられている。そして、メインフレーム36′に対
して感光体ドラム14の回転軸を中心に3等分する方向
に固定される3個の回転軸49のそれぞれに対して中間
歯車48が設けられ、この中間歯車48が、上記内歯車
部31aに噛合して、感光体ドラム14の回転中心と同
軸に設けられた駆動用小径歯車41の駆動力を内歯車部
31aに伝達し、感光体ドラム14の回転が行われる
(図5(b))。
【0022】上記において、中間歯車48が3個とされ
ているのは、中間歯車48の数が2個以上であれば圧力
角方向の力の分散は可能であるが、中間歯車48が3個
の場合が力の釣合い状態が最も安定になるからである。
【0023】一方、フランジ31は、内歯車部31a
と、この内歯車部31aを支持すべく感光体ドラム14
の軸に垂直な面にて形成されるディスク面としての内歯
車支持部32と、内歯車支持部32の中心位置に形成さ
れる回転軸受部33とを有している。回転軸受部33に
は、軸受34を介して、駆動軸42の先端側が嵌入して
おり、駆動軸42は駆動用小径歯車41の回転軸である
とともに、感光体ドラム14の回転軸ともなっている。
上記の構成において、図示しないモータを駆動させる
と、駆動用小径歯車41に伝達された駆動力が3個の中
間歯車48…を回転させ、内歯車部31aを駆動し、感
光体ドラム14が駆動軸42を中心として回転すること
になる。
【0024】上記では、内歯車を駆動する3個の中間歯
車48が駆動用小径歯車41に対して等間隔で配置され
ているため、内歯車部31aと中間歯車48との間に生
じる圧力角方向の力が1/3となるとともに、各方向の
力が釣り合うために、回転ムラの原因となる中間歯車4
8の回転軸49の撓みがなくなる。しかも、感光体ドラ
ム14自体は、フランジ31の中心の回転軸受部33で
保持されており軸心ふれを生じることはない。また、図
6(a)(b)に示すように、中間歯車48…と同心にコ
ロ48aを設けるとともに、フランジ31側に、上記コ
ロ48a…に対する転がり面31bを形成してもよい。
この場合には、上記コロ48aと転がり面31bとによ
り、感光体ドラム14の軸心位置が安定するので、フラ
ンジ31に対する回転軸を設けなくても、上記と同様
に、軸心の触れを防止することができる。
【0025】なお、従来、精度確保のために、耐久性に
劣るボールベアリングを軸受として用いていたが、本願
の実施の形態では駆動用小径歯車41の位置精度を向上
させるための構成を有しているので、ニードルベアリン
グ等に代表されるラジアルコロベアリングと呼ばれる耐
久性の高い軸受を使用することが可能となる。従って、
ラジアルコロベアリングを使用することにより、上記の
精度向上の効果を長期的に維持することができる。この
ように、感光体ドラム14のガタや回転ムラを防止する
ことにより、画像ムラを低減することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明に係る感光体ドラム駆動
機構は、以上のように、上記の課題を解決するために、
感光体ドラムの回転軸と同心上に感光体ドラムの回転駆
動を行う内歯車が設けられるとともに、片持ちに保持さ
れ、該内歯車に噛み合う小径歯車により感光体ドラムを
駆動する感光体ドラム駆動機構において、上記の小径歯
車の回転軸と同軸上に、感光体ドラムに設けられた転が
り面と接触するコロがもうけられており、該コロは、上
記小径歯車が上記内歯車を駆動する際に上記小径歯車の
回転軸がバックラッシュを増大させる方向に撓むことを
防止すべく上記転がり面と当接している構成である。
れゆえ、小径歯車の回転軸に生じうる撓みが防止でき、
精度の高い感光体ドラムの駆動が行えるようになるの
で、感光体ドラムの回転ムラ等に起因する画像ムラを防
止することができるという効果を奏する。
【0027】請求項2の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、以上のように、請求項1の構成に加えて、感光体
ドラムの回転軸を支持するメインフレームが設けられる
一方、該メインフレームには、コロ及び小径歯車が着脱
する際に通過可能な大きさの開口部が形成されている構
成である。それゆえ、請求項1の効果に加えて、例えば
駆動系ユニットに小径歯車を組付けたまま、駆動系ユニ
ットの着脱が行えるようになるという効果を奏する。
【0028】請求項3の発明に係る感光体ドラム駆動機
構は、以上のように、請求項1又は2の構成に加えて、
小径歯車の駆動軸を支持する軸受けが設けられ、該軸受
けはラジアルコロベアリングからなる構成である。それ
ゆえ、請求項1又は請求項2の効果に加えて、軸受けの
耐久性が高くなり、小径歯車の位置精度向上の効果を長
期的に維持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光体ドラム駆動機構の一構成例
の主要部を示す断面図である。
【図2】上記感光体ドラム駆動機構を用いる複写装置の
一例を示す断面概略図である。
【図3】上記感光体ドラム駆動機構の動力伝達系を示す
斜視図である。
【図4】本発明に係る感光体ドラム駆動機構の他の構成
例の主要部を示す断面図である。
【図5】本発明に係る他の感光体ドラム駆動機構の一構
成例を示す図であり、同図(a)は、駆動機構主要部の
断面図であり、同図(b)は、歯車の配置を示す説明図
である。
【図6】本発明に係る他の感光体ドラム駆動機構の他の
構成例を示す図であり、同図(a)は、駆動機構主要部
の断面図であり、同図(b)は、歯車の配置を示す説明
図である。
【図7】従来の感光体ドラム駆動機構における感光体ド
ラムの支持構造を示す斜視図である。
【図8】上記従来例の駆動系を示すものであり、一部を
切り欠いて示す斜視図である。
【図9】従来の感光体ドラム駆動機構の駆動系における
その他の例を示すものであり、一部を切り欠いて示す斜
視図である。
【図10】従来の感光体ドラム駆動機構の駆動系におけ
るさらに他の例を示すものであり、駆動系主要部の断面
図である。
【図11】駆動側と被駆動側の歯車の噛み合い時におけ
るバックラッシュ減少方向領域を示す図であり、同図
(a)は被駆動側も外歯車のときの噛み合いを示す図で
あり、同図(b)は被駆動側が内歯車のときの噛み合い
を示す図である。
【符号の説明】
14 感光体ドラム 31 フランジ 31a 内歯車部 35 回転軸 41 駆動用小径歯車(小径歯車・駆動歯車) 42 駆動軸(小径歯車の回転軸・駆動軸) 46・46′コロ 48a コロ 48 中間歯車(小径歯車) 31b 転がり面 38a 円弧面(転がり面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 比呂志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−245773(JP,A) 特開 平2−310577(JP,A) 特開 平3−17668(JP,A) 特開 昭62−280866(JP,A) 実開 平3−19155(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 F16H 1/02 F16H 57/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムの回転軸と同軸に感光体ドラ
    ムの回転駆動を行う内歯車と、片持ちに保持されるとと
    もに、該内歯車に噛み合う小径歯車とを噛合させること
    により感光体ドラムを駆動する感光体ドラム駆動機構に
    おいて、 感光体ドラムの回転軸と同心円上に設けられた転がり面
    に外接するコロが、小径歯車の回転軸と同軸上に設けら
    れており、該コロは、上記小径歯車が上記内歯車を駆動
    する際に上記小径歯車の回転軸がバックラッシュを増大
    させる方向に撓むことを防止すべく上記転がり面と当接
    していることを特徴とする感光体ドラム駆動機構。
  2. 【請求項2】感光体ドラムの回転軸を支持するメインフ
    レームが設けられる一方、 該メインフレームには、コロ及び小径歯車が着脱する際
    に通過可能な大きさの開口部が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の感光体ドラム駆動機構。
  3. 【請求項3】小径歯車の駆動軸を支持する軸受けが設け
    られ、該軸受けはラジアルコロベアリングからなること
    を特徴とする請求項1又は2記載の感光体ドラム駆動機
    構。
JP24802995A 1995-09-26 1995-09-26 感光体ドラム駆動機構 Expired - Fee Related JP3247280B2 (ja)

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DE69630647T DE69630647T2 (de) 1995-09-26 1996-09-25 Antriebsvorrichtung für lichtempfindliche Trommel
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