JP3245044B2 - 現像装置の容器受け部、トナー収納容器及び現像装置 - Google Patents
現像装置の容器受け部、トナー収納容器及び現像装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に用
いられる現像装置の容器受け部、トナー収納容器及びこ
れらを備えた現像装置に関するものである。
いられる現像装置の容器受け部、トナー収納容器及びこ
れらを備えた現像装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、画像形成装置は、感光体上に形
成された静電潜像に現像装置から供給されるトナーを付
着させて静電潜像を顕像化させた後、このトナー像を転
写紙に転写、定着するものである。このように像形成に
応じてトナーが消費されることから、従来、現像装置か
ら感光体上へのトナー供給を確保するべく、現像装置に
ホッパー部を設け、トナーを収納したトナー収納容器を
このホッパー部に交換可能に挿着し得るようにしてい
る。ところで、交換されるトナー収納容器内のトナーが
本来使用するべきトナーと異なる種類のものであると、
異常な画像を形成して画像品質を低下させたり、像形成
部を劣化させたりする虞れがあることから、同種のトナ
ーを収納するトナー収納容器のみがホッパー部に挿着し
得るように構造的な工夫をしたものが提案されている
（実開昭６１−１９２５５号公報）。上記公報によれ
ば、トナー収納容器側にトナーの種類等に応じて異なる
識別係合片を形成し、一方、ホッパー部側にこの識別係
合片に対応する突片状の検出片を形成しておき、両者の
位置関係が一致したときのみ、トナー収納容器がホッパ
ー部に挿着し得るようにしている。すなわち、識別係合
片はトナー収納容器の側面に突設されるとともに、特定
の位置に対してスライド方向に形成された溝（凹部）か
らなり、一方、検出片はこの凹部に係合する位置に形成
された突片からなり、両者の位置が一致すると、互いに
干渉することなく、トナー収納容器をホッパー部に対し
てスライドし挿着し得るようになっている。
成された静電潜像に現像装置から供給されるトナーを付
着させて静電潜像を顕像化させた後、このトナー像を転
写紙に転写、定着するものである。このように像形成に
応じてトナーが消費されることから、従来、現像装置か
ら感光体上へのトナー供給を確保するべく、現像装置に
ホッパー部を設け、トナーを収納したトナー収納容器を
このホッパー部に交換可能に挿着し得るようにしてい
る。ところで、交換されるトナー収納容器内のトナーが
本来使用するべきトナーと異なる種類のものであると、
異常な画像を形成して画像品質を低下させたり、像形成
部を劣化させたりする虞れがあることから、同種のトナ
ーを収納するトナー収納容器のみがホッパー部に挿着し
得るように構造的な工夫をしたものが提案されている
（実開昭６１−１９２５５号公報）。上記公報によれ
ば、トナー収納容器側にトナーの種類等に応じて異なる
識別係合片を形成し、一方、ホッパー部側にこの識別係
合片に対応する突片状の検出片を形成しておき、両者の
位置関係が一致したときのみ、トナー収納容器がホッパ
ー部に挿着し得るようにしている。すなわち、識別係合
片はトナー収納容器の側面に突設されるとともに、特定
の位置に対してスライド方向に形成された溝（凹部）か
らなり、一方、検出片はこの凹部に係合する位置に形成
された突片からなり、両者の位置が一致すると、互いに
干渉することなく、トナー収納容器をホッパー部に対し
てスライドし挿着し得るようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載されて
いるように、現像装置側の検出片は、単に突片形状を有
するものであることから、比較的容易に破損したり、あ
るいは破棄されたりする虞れがあり、その結果、誤って
異なる識別係合片、すなわち異なる種類のトナーを収納
したトナー収納容器を挿着したり、あるいは容器外形の
み類似し、識別係合片を持たないトナー収納容器が自由
に使用可能となり、安定した画像品質の提供の確保がで
きなくなるといった問題がある。
いるように、現像装置側の検出片は、単に突片形状を有
するものであることから、比較的容易に破損したり、あ
るいは破棄されたりする虞れがあり、その結果、誤って
異なる識別係合片、すなわち異なる種類のトナーを収納
したトナー収納容器を挿着したり、あるいは容器外形の
み類似し、識別係合片を持たないトナー収納容器が自由
に使用可能となり、安定した画像品質の提供の確保がで
きなくなるといった問題がある。
【０００４】本発明は、上記問題を解決するもので、適
合したトナー収納容器のみが挿着可能なように嵌合凸部
を備えるとともに、この嵌合凸部の破損を防止し得る現
像装置の容器受け部を提供することを目的とする。
合したトナー収納容器のみが挿着可能なように嵌合凸部
を備えるとともに、この嵌合凸部の破損を防止し得る現
像装置の容器受け部を提供することを目的とする。
【０００５】また、本発明は、対応する種類の現像装置
の容器受け部に挿着し得るトナー収納容器を提供するこ
とを目的とする。
の容器受け部に挿着し得るトナー収納容器を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】また、本発明は、上記現像装置の容器受け
部と上記トナー収納容器とを備えた現像装置を提供する
ことを目的とする。
部と上記トナー収納容器とを備えた現像装置を提供する
ことを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、挿着されるト
ナー収納容器から補給されるトナーを現像に用いる現像
装置の容器受け部において、挿着される上記トナー収納
容器の先端が当接してトナー収納容器の位置を規制する
規制板に突設された嵌合凸部と、上記規制板の上記嵌合
凸部を囲む位置に突設された板状の保護壁部とを備え、
上記嵌合凸部は、当該現像装置の仕様に応じた位置に突
設されたもので、上記保護壁部は、容器本体の先端が周
面から凹面状に形成されたトナー収納容器が挿着された
ときに外表面が上記容器本体の周面と面一になるように
所定厚さを有して形成されたものである（請求項１）。
ナー収納容器から補給されるトナーを現像に用いる現像
装置の容器受け部において、挿着される上記トナー収納
容器の先端が当接してトナー収納容器の位置を規制する
規制板に突設された嵌合凸部と、上記規制板の上記嵌合
凸部を囲む位置に突設された板状の保護壁部とを備え、
上記嵌合凸部は、当該現像装置の仕様に応じた位置に突
設されたもので、上記保護壁部は、容器本体の先端が周
面から凹面状に形成されたトナー収納容器が挿着された
ときに外表面が上記容器本体の周面と面一になるように
所定厚さを有して形成されたものである（請求項１）。
【０００８】この構成によれば、挿着方向の先端部が嵌
合凸部及び保護壁部の双方に嵌合可能に形成されたトナ
ー収納容器のみが挿着可能になり、例えばトナーの種類
等の仕様が適合しないトナー収納容器の誤挿着が防止さ
れる。また、保護壁部は規制板の嵌合凸部を囲む位置に
突設されていることにより、嵌合凸部の破損の虞れが低
減されることとなる。
合凸部及び保護壁部の双方に嵌合可能に形成されたトナ
ー収納容器のみが挿着可能になり、例えばトナーの種類
等の仕様が適合しないトナー収納容器の誤挿着が防止さ
れる。また、保護壁部は規制板の嵌合凸部を囲む位置に
突設されていることにより、嵌合凸部の破損の虞れが低
減されることとなる。
【０００９】また、トナーを補給すべく現像装置の容器
受け部に挿着されるトナー収納容器において、請求項１
記載の現像装置の容器受け部の保護壁部と同一厚さ以上
の厚さだけ挿着方向先端が容器本体の周面から凹面状に
形成されてなる保護壁嵌合部と、上記保護壁嵌合部であ
って挿着方向先端の所定位置に設けられた嵌合凹部とを
備え、この嵌合凹部は、上記現像装置の仕様に応じた位
置に設けられている（請求項２）。
受け部に挿着されるトナー収納容器において、請求項１
記載の現像装置の容器受け部の保護壁部と同一厚さ以上
の厚さだけ挿着方向先端が容器本体の周面から凹面状に
形成されてなる保護壁嵌合部と、上記保護壁嵌合部であ
って挿着方向先端の所定位置に設けられた嵌合凹部とを
備え、この嵌合凹部は、上記現像装置の仕様に応じた位
置に設けられている（請求項２）。
【００１０】この構成によれば、現像装置の容器受け部
に挿着したときに容器の先端部が当接する当接面に凸部
が形成されている場合には、嵌合凹部に対向する位置に
形成された現像装置の容器受け部に対してのみ挿着が可
能になり、仕様が適合しない現像装置の容器受け部への
誤挿着が防止される。
に挿着したときに容器の先端部が当接する当接面に凸部
が形成されている場合には、嵌合凹部に対向する位置に
形成された現像装置の容器受け部に対してのみ挿着が可
能になり、仕様が適合しない現像装置の容器受け部への
誤挿着が防止される。
【００１１】また、請求項１記載の現像装置の容器受け
部と請求項２記載のトナー収納容器とを備えたものであ
る（請求項３）。
部と請求項２記載のトナー収納容器とを備えたものであ
る（請求項３）。
【００１２】この構成によれば、現像装置の容器受け部
の嵌合凸部に対向する位置に嵌合凹部が設けられたトナ
ー収納容器のみが現像装置の容器受け部に挿着可能にな
り、例えばトナーの種類等の仕様が互いに適合しないト
ナー収納容器の現像装置の容器受け部への誤挿着が防止
される。そして、トナー収納容器が現像装置の容器受け
部に挿着されると、現像装置の容器受け部の保護壁部と
トナー収納容器の保護壁嵌合部とが嵌合することとな
る。
の嵌合凸部に対向する位置に嵌合凹部が設けられたトナ
ー収納容器のみが現像装置の容器受け部に挿着可能にな
り、例えばトナーの種類等の仕様が互いに適合しないト
ナー収納容器の現像装置の容器受け部への誤挿着が防止
される。そして、トナー収納容器が現像装置の容器受け
部に挿着されると、現像装置の容器受け部の保護壁部と
トナー収納容器の保護壁嵌合部とが嵌合することとな
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】図７は本発明が適用される画像形
成装置の一実施形態の内部構成を示す正面図である。
成装置の一実施形態の内部構成を示す正面図である。
【００１４】この画像形成装置の装置本体１は、下部に
配設された給紙部１０と、その上方に配設された用紙搬
送部２０と、その上方に配設された像形成部３０と、上
部に配設された光学部４０とを備えるとともに、上面中
央に配設されたコンタクトガラス２と、コンタクトガラ
ス２上の原稿を押える原稿押え３とを備えている。
配設された給紙部１０と、その上方に配設された用紙搬
送部２０と、その上方に配設された像形成部３０と、上
部に配設された光学部４０とを備えるとともに、上面中
央に配設されたコンタクトガラス２と、コンタクトガラ
ス２上の原稿を押える原稿押え３とを備えている。
【００１５】給紙部１０は、転写紙を収納する給紙カセ
ット１１及びこの給紙カセット１１の右端部に配設され
た給紙ローラ１２から構成されている。給紙カセット１
１は、上方に付勢された用紙載置板１３を備え、この用
紙載置板１３上に転写紙が積層載置されるようになって
いる。給紙ローラ１２は断面半月形状で、停止状態では
下方に平坦部を向けて配設されており、給紙カセット１
１の着脱に支障を来さないようになっている。
ット１１及びこの給紙カセット１１の右端部に配設され
た給紙ローラ１２から構成されている。給紙カセット１
１は、上方に付勢された用紙載置板１３を備え、この用
紙載置板１３上に転写紙が積層載置されるようになって
いる。給紙ローラ１２は断面半月形状で、停止状態では
下方に平坦部を向けて配設されており、給紙カセット１
１の着脱に支障を来さないようになっている。
【００１６】光学部４０は、露光ランプ４１、反射板４
２、反射鏡４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ，４３ｅ，
４３ｆ及びレンズ部４４を備え、露光ランプ４１、反射
板４２及び反射鏡４３ａと、反射鏡４３ｂ，４３ｃと
は、それぞれ所定速度Ｖ，Ｖ／２で図中、左右方向に往
復移動するようになっており、この往動時に原稿画像の
走査を行って後述する感光体３１上に原稿の光像を生成
するものである。また、レンズ部４４及び反射鏡４３
ｄ，４３ｅは、複写倍率に応じて図中、左右方向に移動
可能になっている。
２、反射鏡４３ａ，４３ｂ，４３ｃ，４３ｄ，４３ｅ，
４３ｆ及びレンズ部４４を備え、露光ランプ４１、反射
板４２及び反射鏡４３ａと、反射鏡４３ｂ，４３ｃと
は、それぞれ所定速度Ｖ，Ｖ／２で図中、左右方向に往
復移動するようになっており、この往動時に原稿画像の
走査を行って後述する感光体３１上に原稿の光像を生成
するものである。また、レンズ部４４及び反射鏡４３
ｄ，４３ｅは、複写倍率に応じて図中、左右方向に移動
可能になっている。
【００１７】像形成部３０は、回転可能に支持された感
光体３１を有するとともに、感光体３１の周囲に回転方
向上流側から、主帯電部３２、現像部３３、転写分離部
３４、クリーニング部３５及び除電部３６を備えてな
る。主帯電部３２は感光体３１表面を所定電位に均一帯
電させるもので、その直ぐ下流に原稿の光像を露光する
領域が設けられ、この光像により感光体３１表面に静電
潜像が形成されるようになっている。
光体３１を有するとともに、感光体３１の周囲に回転方
向上流側から、主帯電部３２、現像部３３、転写分離部
３４、クリーニング部３５及び除電部３６を備えてな
る。主帯電部３２は感光体３１表面を所定電位に均一帯
電させるもので、その直ぐ下流に原稿の光像を露光する
領域が設けられ、この光像により感光体３１表面に静電
潜像が形成されるようになっている。
【００１８】現像部３３は上記静電潜像にトナーを付着
させて現像を行うものであり、その構成については後述
する。転写分離部３４は感光体３１表面のトナー像を転
写紙に転写するとともに、転写後の転写紙を感光体３１
から分離させるものである。クリーニング部３５は転写
後に感光体３１の表面に残留しているトナーを清掃する
ものである。除電部３６は感光体３１表面の残留電荷を
消去するものである。
させて現像を行うものであり、その構成については後述
する。転写分離部３４は感光体３１表面のトナー像を転
写紙に転写するとともに、転写後の転写紙を感光体３１
から分離させるものである。クリーニング部３５は転写
後に感光体３１の表面に残留しているトナーを清掃する
ものである。除電部３６は感光体３１表面の残留電荷を
消去するものである。
【００１９】用紙搬送部２０は、搬送方向上流側から、
給紙部１０から給紙された転写紙を感光体３１に向けて
搬送する搬送ローラ対２１、光学部４０の走査タイミン
グに同期して駆動されるレジストローラ対２２、感光体
３１から分離された転写紙上の転写トナー像を定着させ
つつ搬送する定着部２３及び転写紙を排出トレイ２４上
に排出する排出ローラ対２５を備えている。
給紙部１０から給紙された転写紙を感光体３１に向けて
搬送する搬送ローラ対２１、光学部４０の走査タイミン
グに同期して駆動されるレジストローラ対２２、感光体
３１から分離された転写紙上の転写トナー像を定着させ
つつ搬送する定着部２３及び転写紙を排出トレイ２４上
に排出する排出ローラ対２５を備えている。
【００２０】定着部２３は、加熱ローラ２３ａ及び加圧
ローラ２３ｂ等からなる。加熱ローラ２３ａは、ローラ
内部に配設されたヒータ２３ｃを備え、転写トナー像が
転写紙上に好適に定着される定着温度に維持されてい
る。加圧ローラ２３ｂは、表面が加熱ローラ２３ａの表
面より若干軟らかい材質で形成され、加熱ローラ２３ａ
に対して所要の付勢力で押し付けられている。
ローラ２３ｂ等からなる。加熱ローラ２３ａは、ローラ
内部に配設されたヒータ２３ｃを備え、転写トナー像が
転写紙上に好適に定着される定着温度に維持されてい
る。加圧ローラ２３ｂは、表面が加熱ローラ２３ａの表
面より若干軟らかい材質で形成され、加熱ローラ２３ａ
に対して所要の付勢力で押し付けられている。
【００２１】以上のような構成の画像形成装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００２２】複写倍率が設定され、複写部数がセットさ
れて、複写開始を指示するキーが押されると、複写動作
が開始される。すなわち、露光ランプ４１からの光がコ
ンタクトガラス２上に載置された原稿で反射し、この反
射光が反射鏡４３ａ〜４３ｃを介してレンズ部４４に導
かれた後、反射鏡４３ｄ〜４３ｆを経て感光体３１を露
光する。このとき、帯電部３２により感光体３１表面が
均一に帯電されており、光学部４０により感光体３１の
転写領域が露光されて静電潜像が形成される。次に、現
像部３３から感光体３１に供給される帯電トナーが上記
静電潜像に付着して現像が行われる。
れて、複写開始を指示するキーが押されると、複写動作
が開始される。すなわち、露光ランプ４１からの光がコ
ンタクトガラス２上に載置された原稿で反射し、この反
射光が反射鏡４３ａ〜４３ｃを介してレンズ部４４に導
かれた後、反射鏡４３ｄ〜４３ｆを経て感光体３１を露
光する。このとき、帯電部３２により感光体３１表面が
均一に帯電されており、光学部４０により感光体３１の
転写領域が露光されて静電潜像が形成される。次に、現
像部３３から感光体３１に供給される帯電トナーが上記
静電潜像に付着して現像が行われる。
【００２３】一方、用紙載置板１３上に積層載置された
転写紙の最上段の転写紙が回転駆動される給紙ローラ１
２の円筒部に当接して給紙され、搬送ローラ対２１によ
ってレジストローラ対２２まで搬送される。次いで、転
写紙は、光学部４０の動作に同期してレジストローラ対
２２により搬送され、感光体３１と転写分離部３４の隙
間に搬送される。
転写紙の最上段の転写紙が回転駆動される給紙ローラ１
２の円筒部に当接して給紙され、搬送ローラ対２１によ
ってレジストローラ対２２まで搬送される。次いで、転
写紙は、光学部４０の動作に同期してレジストローラ対
２２により搬送され、感光体３１と転写分離部３４の隙
間に搬送される。
【００２４】そして、転写分離部３４により感光体３１
のトナー像が転写され、次いで感光体３１から分離され
て定着部２３に搬送される。定着部２３において回転す
る加熱ローラ２３ａ及び加圧ローラ２３ｂに挾まれて転
写紙が搬送されるとともに、転写紙上に転写されたトナ
ー像が加熱ローラ２３ａからの熱と加圧ローラ２３ｂの
圧力によって転写紙に溶融定着され、排出ローラ対２５
により排出されて排出トレイ２４に積層される。
のトナー像が転写され、次いで感光体３１から分離され
て定着部２３に搬送される。定着部２３において回転す
る加熱ローラ２３ａ及び加圧ローラ２３ｂに挾まれて転
写紙が搬送されるとともに、転写紙上に転写されたトナ
ー像が加熱ローラ２３ａからの熱と加圧ローラ２３ｂの
圧力によって転写紙に溶融定着され、排出ローラ対２５
により排出されて排出トレイ２４に積層される。
【００２５】次に、現像部３３の構成について説明す
る。図１は現像部３３の斜視図で、トナー収納容器７０
が現像装置５０への挿着途中にある状態を示している。
図２は現像装置５０の斜視図、図３（ａ）は側板部５３
の正面図、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ断面図である。
る。図１は現像部３３の斜視図で、トナー収納容器７０
が現像装置５０への挿着途中にある状態を示している。
図２は現像装置５０の斜視図、図３（ａ）は側板部５３
の正面図、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ断面図である。
【００２６】現像部３３は、図１に示すように、装置本
体側の現像装置５０と、この現像装置５０に前側から挿
脱可能にされたトナー収納容器７０とからなり、トナー
収納容器７０が空になると、新しいトナー収納容器７０
に交換することによってトナーが継続して補給し得るよ
うに構成されている。
体側の現像装置５０と、この現像装置５０に前側から挿
脱可能にされたトナー収納容器７０とからなり、トナー
収納容器７０が空になると、新しいトナー収納容器７０
に交換することによってトナーが継続して補給し得るよ
うに構成されている。
【００２７】現像装置５０は、図２に示すように、上面
がほぼ矩形の底板部５１、底板部５１の左右の辺に前後
方向に沿って立設された側板部５２ａ，５２ｂ及び底板
部５１の奥端部に立設されたほぼ矩形形状の側板部５３
を備え、側板部５２ａ，５３が同一高さを有して箱型に
形成されている。
がほぼ矩形の底板部５１、底板部５１の左右の辺に前後
方向に沿って立設された側板部５２ａ，５２ｂ及び底板
部５１の奥端部に立設されたほぼ矩形形状の側板部５３
を備え、側板部５２ａ，５３が同一高さを有して箱型に
形成されている。
【００２８】上記底板部５１は、感光体３１の軸方向寸
法より多少長い寸法を有し、図外の開口部から感光体３
１の表面に帯電トナーを供給するもので、トナー収納容
器７０のトナーを内部に搬入するためのトナー補給口５
４と、このトナー補給口５４を開閉するためのシャッタ
ー部材５５とを備えている。このシャッター部材５５
は、上記トナー補給口５４の先端方向に穿設された丸孔
５５ａと、先端のほぼ中央に形成された係合突起５５ｂ
とを備え、図略のばね等の付勢部材によって先端側（図
中、右上方向）に付勢されている。
法より多少長い寸法を有し、図外の開口部から感光体３
１の表面に帯電トナーを供給するもので、トナー収納容
器７０のトナーを内部に搬入するためのトナー補給口５
４と、このトナー補給口５４を開閉するためのシャッタ
ー部材５５とを備えている。このシャッター部材５５
は、上記トナー補給口５４の先端方向に穿設された丸孔
５５ａと、先端のほぼ中央に形成された係合突起５５ｂ
とを備え、図略のばね等の付勢部材によって先端側（図
中、右上方向）に付勢されている。
【００２９】上記側板部５２ｂは、上端に形成されたガ
イドレール５６ｂを備え、上記側板部５２ａは、内側の
上記ガイドレール５６ｂと同一高さ位置に突設されたガ
イドレール５６ａを備えている。
イドレール５６ｂを備え、上記側板部５２ａは、内側の
上記ガイドレール５６ｂと同一高さ位置に突設されたガ
イドレール５６ａを備えている。
【００３０】上記側板部５３は、挿着されるトナー収納
容器７０が当接して位置を規制する規制板としての機能
を果たすもので、それぞれ内側（底板部５１側）に向け
て突設された保護壁部５７及び嵌合凸部５８を備えてい
る。保護壁部５７は、図３（ａ）に示すように厚さＤ1
の金属板で形成され、正面視ほぼＬ字状で、図３（ｂ）
に示すように側板部５３の上辺及び右辺から寸法ｄ1だ
け突設され、上辺部の幅寸法がｄ2で、外表面が側板部
５３の上辺及び右辺と面一になるように配設されてい
る。
容器７０が当接して位置を規制する規制板としての機能
を果たすもので、それぞれ内側（底板部５１側）に向け
て突設された保護壁部５７及び嵌合凸部５８を備えてい
る。保護壁部５７は、図３（ａ）に示すように厚さＤ1
の金属板で形成され、正面視ほぼＬ字状で、図３（ｂ）
に示すように側板部５３の上辺及び右辺から寸法ｄ1だ
け突設され、上辺部の幅寸法がｄ2で、外表面が側板部
５３の上辺及び右辺と面一になるように配設されてい
る。
【００３１】嵌合凸部５８は、側板部５３のねじ孔に螺
合して内側に突設されたねじで構成され、トナーの種類
等の現像装置５０の仕様を表すものである。側板部５３
は、図３（ａ）に示すように、保護壁部５７で囲まれる
範囲内に縦方向に１列に螺設されたねじ孔５９ａ〜５９
ｅを備えており、本実施形態では、ねじ孔５９ｃ，５９
ｅにねじ６０，６１が螺合している。
合して内側に突設されたねじで構成され、トナーの種類
等の現像装置５０の仕様を表すものである。側板部５３
は、図３（ａ）に示すように、保護壁部５７で囲まれる
範囲内に縦方向に１列に螺設されたねじ孔５９ａ〜５９
ｅを備えており、本実施形態では、ねじ孔５９ｃ，５９
ｅにねじ６０，６１が螺合している。
【００３２】図４はトナー収納容器７０を上方から見た
斜視図、図５はトナー収納容器７０を下方から見た斜視
図である。
斜視図、図５はトナー収納容器７０を下方から見た斜視
図である。
【００３３】トナー収納容器７０は、図４に示すよう
に、ほぼ直方体の箱形状で、容器本体７１と、この容器
本体７１の図４中、手前側に配設された先端部７２とか
らなり、内部にトナーを収納するものである。
に、ほぼ直方体の箱形状で、容器本体７１と、この容器
本体７１の図４中、手前側に配設された先端部７２とか
らなり、内部にトナーを収納するものである。
【００３４】上記容器本体７１は、図５に示すように、
長辺側の両側面の下部に沿って形成された溝部７３ａ，
７３ｂ（図外）を備えており、この溝部７３ａ，７３ｂ
が上記ガイドレール５６ａ，５６ｂに嵌合するようにト
ナー収納容器７０を現像装置５０に挿入することによっ
て、図１に示すように、トナー収納容器７０が現像装置
５０に挿着されるように構成されている。
長辺側の両側面の下部に沿って形成された溝部７３ａ，
７３ｂ（図外）を備えており、この溝部７３ａ，７３ｂ
が上記ガイドレール５６ａ，５６ｂに嵌合するようにト
ナー収納容器７０を現像装置５０に挿入することによっ
て、図１に示すように、トナー収納容器７０が現像装置
５０に挿着されるように構成されている。
【００３５】また、容器本体７１は、図４に示すよう
に、トナー収納容器７０が現像装置５０に挿着されたと
きに、現像装置５０のトナー補給口５４に対向する位置
に穿設されたトナー搬出口７４と、このトナー搬出口７
４を開閉するためのシャッター部材７５とを備えてい
る。このシャッター部材７５は、上記トナー搬出口７４
の先端方向に穿設された丸孔７５ａと、先端の中央に垂
設された係合壁７５ｂとを備え、ばね等の付勢部材７６
によって先端側（図中、右上方向）に付勢されている。
に、トナー収納容器７０が現像装置５０に挿着されたと
きに、現像装置５０のトナー補給口５４に対向する位置
に穿設されたトナー搬出口７４と、このトナー搬出口７
４を開閉するためのシャッター部材７５とを備えてい
る。このシャッター部材７５は、上記トナー搬出口７４
の先端方向に穿設された丸孔７５ａと、先端の中央に垂
設された係合壁７５ｂとを備え、ばね等の付勢部材７６
によって先端側（図中、右上方向）に付勢されている。
【００３６】上記先端部７２は、図４に示すように、長
さ寸法ｄ10で、上記保護壁部５７に対向する位置に設け
られた保護壁嵌合部８１と、上記嵌合凸部５８に対向す
る位置に設けられた嵌合凹部８２とを備えている。但
し、ｄ1≒ｄ10に設定されている。
さ寸法ｄ10で、上記保護壁部５７に対向する位置に設け
られた保護壁嵌合部８１と、上記嵌合凸部５８に対向す
る位置に設けられた嵌合凹部８２とを備えている。但
し、ｄ1≒ｄ10に設定されている。
【００３７】上記保護壁嵌合部８１は、先端部７２の図
４中、左側及び上側の縁に沿って帯状に形成され、幅寸
法Ｄ10で上縁部の長さ寸法ｄ20である。但し、Ｄ10≧Ｄ
1、ｄ20≧ｄ2に設定されている。従って、先端部７２
は、保護壁嵌合部８１が形成されている範囲では、幅寸
法Ｄ10分だけ細く形成されている。
４中、左側及び上側の縁に沿って帯状に形成され、幅寸
法Ｄ10で上縁部の長さ寸法ｄ20である。但し、Ｄ10≧Ｄ
1、ｄ20≧ｄ2に設定されている。従って、先端部７２
は、保護壁嵌合部８１が形成されている範囲では、幅寸
法Ｄ10分だけ細く形成されている。
【００３８】上記嵌合凹部８２は、上記嵌合凸部５８の
ねじ６０，６１に対向する高さ位置に、ねじ６０，６１
が先端部７２に当接することなく嵌合するように内方向
に所要の寸法分だけ穿設されて形成されている。
ねじ６０，６１に対向する高さ位置に、ねじ６０，６１
が先端部７２に当接することなく嵌合するように内方向
に所要の寸法分だけ穿設されて形成されている。
【００３９】図６はトナー収納容器７０が現像装置５０
に挿着された状態を示す側面図、図９は保護壁嵌合部８
１が形成されていないトナー収納容器１００を現像装置
５０に挿入した状態を示す側面図である。
に挿着された状態を示す側面図、図９は保護壁嵌合部８
１が形成されていないトナー収納容器１００を現像装置
５０に挿入した状態を示す側面図である。
【００４０】図１に示すようにトナー収納容器７０を現
像装置５０に挿入すると、現像装置５０の保護壁部５７
とトナー収納容器７０の保護壁嵌合部８１とが嵌合し、
かつ、現像装置５０の嵌合凸部５８とトナー収納容器７
０の嵌合凹部８２とが嵌合して、図６に示すように、ト
ナー収納容器７０が現像装置５０に挿着されることとな
る。このとき、現像装置５０のシャッター部材５５の係
合突起５５ｂが、トナー収納容器７０のシャッター部材
７５の係合壁７５ｂに係合する。
像装置５０に挿入すると、現像装置５０の保護壁部５７
とトナー収納容器７０の保護壁嵌合部８１とが嵌合し、
かつ、現像装置５０の嵌合凸部５８とトナー収納容器７
０の嵌合凹部８２とが嵌合して、図６に示すように、ト
ナー収納容器７０が現像装置５０に挿着されることとな
る。このとき、現像装置５０のシャッター部材５５の係
合突起５５ｂが、トナー収納容器７０のシャッター部材
７５の係合壁７５ｂに係合する。
【００４１】一方、装置本体は、現像装置５０のシャッ
ター部材５５を開閉するためのシャッター開閉部材（図
略）を備えており、トナー収納容器７０が挿着された現
像装置５０を装置本体に前面側（図７中、手前側）から
奥に向けて装着すると、その装着方向への移動に伴って
上記シャッター開閉部材により現像装置５０のシャッタ
ー部材５５が付勢部材の付勢力に抗して図６中、左方
（図２中、左下方）に移動し、丸孔５５ａがトナー補給
口５４の位置に一致してトナー補給口５４が開放され
る。
ター部材５５を開閉するためのシャッター開閉部材（図
略）を備えており、トナー収納容器７０が挿着された現
像装置５０を装置本体に前面側（図７中、手前側）から
奥に向けて装着すると、その装着方向への移動に伴って
上記シャッター開閉部材により現像装置５０のシャッタ
ー部材５５が付勢部材の付勢力に抗して図６中、左方
（図２中、左下方）に移動し、丸孔５５ａがトナー補給
口５４の位置に一致してトナー補給口５４が開放され
る。
【００４２】また、図６に示すように、シャッター部材
５５の係合突起５５ｂがシャッター部材７５の係合壁７
５ｂに係合しているので、シャッター部材５５の移動に
伴ってシャッター部材７５も付勢部材７６の付勢力に抗
して後端側に移動し、これよって丸孔７５ａがトナー搬
出口７４の位置に一致してトナー搬出口７４が開放され
る。従って、トナー搬出口７４からトナー補給口５４へ
のトナーの補給が可能になる。
５５の係合突起５５ｂがシャッター部材７５の係合壁７
５ｂに係合しているので、シャッター部材５５の移動に
伴ってシャッター部材７５も付勢部材７６の付勢力に抗
して後端側に移動し、これよって丸孔７５ａがトナー搬
出口７４の位置に一致してトナー搬出口７４が開放され
る。従って、トナー搬出口７４からトナー補給口５４へ
のトナーの補給が可能になる。
【００４３】なお、図９に示すように、保護壁嵌合部８
１が形成されていないトナー収納容器１００を現像装置
５０に挿入すると、現像装置５０の保護壁部５７がトナ
ー収納容器１００の先端面１０１に当接するため、トナ
ー収納容器１００の現像装置５０への挿着が不可能にな
る。
１が形成されていないトナー収納容器１００を現像装置
５０に挿入すると、現像装置５０の保護壁部５７がトナ
ー収納容器１００の先端面１０１に当接するため、トナ
ー収納容器１００の現像装置５０への挿着が不可能にな
る。
【００４４】このように、現像装置５０は、側板部５３
に突設された保護壁部５７を備えるようにしたので、保
護壁嵌合部８１が形成されていないトナー収納容器の挿
着を不可能にすることができ、これによって、現像装置
５０の仕様に適合しない種類のトナーを収納したトナー
収納容器の誤挿着を防止することができる。
に突設された保護壁部５７を備えるようにしたので、保
護壁嵌合部８１が形成されていないトナー収納容器の挿
着を不可能にすることができ、これによって、現像装置
５０の仕様に適合しない種類のトナーを収納したトナー
収納容器の誤挿着を防止することができる。
【００４５】更に、現像装置５０は、側板部５３に突設
された嵌合凸部５８を備えるようにしたので、対応する
位置に嵌合凹部８２を備えていないトナー収納容器の挿
着を不可能にすることができ、これによっても、現像装
置５０の仕様に適合しないトナー収納容器の誤挿着を防
止することができる。
された嵌合凸部５８を備えるようにしたので、対応する
位置に嵌合凹部８２を備えていないトナー収納容器の挿
着を不可能にすることができ、これによっても、現像装
置５０の仕様に適合しないトナー収納容器の誤挿着を防
止することができる。
【００４６】また、上記嵌合凸部５８として、ねじ孔５
９ａ〜５９ｅの内の２個に螺合するねじ６０，６１を用
いるようにしたので、現像装置５０の仕様に応じてねじ
６０，６１を螺合するねじ孔の位置を切り換えることに
よって、１０通りの仕様に対応する嵌合凸部５８を構成
することができる。
９ａ〜５９ｅの内の２個に螺合するねじ６０，６１を用
いるようにしたので、現像装置５０の仕様に応じてねじ
６０，６１を螺合するねじ孔の位置を切り換えることに
よって、１０通りの仕様に対応する嵌合凸部５８を構成
することができる。
【００４７】また、嵌合凸部５８を囲むように保護壁部
５７を配設したので、嵌合凸部５８の破損を防止するこ
とができる。
５７を配設したので、嵌合凸部５８の破損を防止するこ
とができる。
【００４８】また、トナー収納容器７０は、先端部７２
に形成された保護壁嵌合部８１を備えるようにしたの
で、保護壁部５７を備えた新タイプの現像装置５０に挿
着することができるとともに、保護壁部５７を備えてい
ない旧タイプの現像ユニットであっても、対応する嵌合
凸部５８を備えたものであれば、同様に挿着することが
でき、トナー収納容器７０として互換性を保つことがで
きる。
に形成された保護壁嵌合部８１を備えるようにしたの
で、保護壁部５７を備えた新タイプの現像装置５０に挿
着することができるとともに、保護壁部５７を備えてい
ない旧タイプの現像ユニットであっても、対応する嵌合
凸部５８を備えたものであれば、同様に挿着することが
でき、トナー収納容器７０として互換性を保つことがで
きる。
【００４９】また、トナー収納容器７０は、先端部７２
に形成された嵌合凹部８２を備えるようにしたので、対
応する嵌合凸部５８を備えた現像装置５０にのみ挿着す
ることができ、収納するトナーの仕様に適合しない現像
装置５０への誤挿着を防止することができる。
に形成された嵌合凹部８２を備えるようにしたので、対
応する嵌合凸部５８を備えた現像装置５０にのみ挿着す
ることができ、収納するトナーの仕様に適合しない現像
装置５０への誤挿着を防止することができる。
【００５０】なお、上記実施形態において、トナー収納
容器７０の現像装置５０への挿着状態で金属製のねじ６
０，６１がトナー収納容器７０の先端部７２に接触する
ように構成し、この先端部７２の接触面を導電材料で形
成するとともに、ねじ６０，６１に通電してその間の短
絡又は開放を判別する判別手段を備えるようにしてもよ
い。これによってトナー収納容器７０の現像装置５０へ
の挿着の有無を識別することができる。
容器７０の現像装置５０への挿着状態で金属製のねじ６
０，６１がトナー収納容器７０の先端部７２に接触する
ように構成し、この先端部７２の接触面を導電材料で形
成するとともに、ねじ６０，６１に通電してその間の短
絡又は開放を判別する判別手段を備えるようにしてもよ
い。これによってトナー収納容器７０の現像装置５０へ
の挿着の有無を識別することができる。
【００５１】また、現像装置５０の保護壁部５７の形状
は、上記実施形態に限られるものではなく、側板部５３
の上辺部全体に亘って形成されたものや、側板部５３の
右辺部のみに形成された正面視Ｉ字状のものであっても
よい。この場合には、トナー収納容器７０の保護壁嵌合
部８１を対応する形状に形成すればよい。
は、上記実施形態に限られるものではなく、側板部５３
の上辺部全体に亘って形成されたものや、側板部５３の
右辺部のみに形成された正面視Ｉ字状のものであっても
よい。この場合には、トナー収納容器７０の保護壁嵌合
部８１を対応する形状に形成すればよい。
【００５２】また、現像装置５０の嵌合凸部５８の形状
は、上記実施形態に限られるものではなく、図８に示す
ように、保護壁部５７と一体的に形成されたものであっ
てもよい。
は、上記実施形態に限られるものではなく、図８に示す
ように、保護壁部５７と一体的に形成されたものであっ
てもよい。
【００５３】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、挿着されるトナー収納容器の先端が当接してト
ナー収納容器の位置を規制する規制板に突設された嵌合
凸部と、上記規制板の上記嵌合凸部を囲む位置に突設さ
れた板状の保護壁部とを備え、上記嵌合凸部は、当該現
像装置の仕様に応じた位置に突設されたもので、上記保
護壁部は、容器本体の先端が周面から凹面状に形成され
たトナー収納容器が挿着されたときに外表面が上記容器
本体の周面と面一になるように所定厚さを有して形成さ
れたものであるので、挿着方向の先端部が嵌合凸部及び
保護壁部の双方に嵌合可能に形成されたトナー収納容器
のみを挿着することができ、これによって仕様が適合し
ないトナー収納容器の誤挿着を防止することができる。
また、保護壁部を規制板の嵌合凸部を囲む位置に突設す
るようにしたので、嵌合凸部の破損を防止することがで
きる。
よれば、挿着されるトナー収納容器の先端が当接してト
ナー収納容器の位置を規制する規制板に突設された嵌合
凸部と、上記規制板の上記嵌合凸部を囲む位置に突設さ
れた板状の保護壁部とを備え、上記嵌合凸部は、当該現
像装置の仕様に応じた位置に突設されたもので、上記保
護壁部は、容器本体の先端が周面から凹面状に形成され
たトナー収納容器が挿着されたときに外表面が上記容器
本体の周面と面一になるように所定厚さを有して形成さ
れたものであるので、挿着方向の先端部が嵌合凸部及び
保護壁部の双方に嵌合可能に形成されたトナー収納容器
のみを挿着することができ、これによって仕様が適合し
ないトナー収納容器の誤挿着を防止することができる。
また、保護壁部を規制板の嵌合凸部を囲む位置に突設す
るようにしたので、嵌合凸部の破損を防止することがで
きる。
【００５４】また、請求項２の発明によれば、トナーを
補給すべく現像装置の容器受け部に挿着されるトナー収
納容器において、請求項１記載の現像装置の容器受け部
の保護壁部と同一厚さ以上の厚さだけ挿着方向先端が容
器本体の周面から凹面状に形成されてなる保護壁嵌合部
と、上記保護壁嵌合部であって挿着方向先端の所定位置
に設けられた嵌合凹部とを備え、この嵌合凹部は、上記
現像装置の仕様に応じた位置に設けられているので、現
像装置の容器受け部に挿着したときに容器の先端部が当
接する当接面に凸部が形成されている場合には、嵌合凹
部に対向する位置に凸部が形成された現像装置の容器受
け部に対してのみ挿着することができる。
補給すべく現像装置の容器受け部に挿着されるトナー収
納容器において、請求項１記載の現像装置の容器受け部
の保護壁部と同一厚さ以上の厚さだけ挿着方向先端が容
器本体の周面から凹面状に形成されてなる保護壁嵌合部
と、上記保護壁嵌合部であって挿着方向先端の所定位置
に設けられた嵌合凹部とを備え、この嵌合凹部は、上記
現像装置の仕様に応じた位置に設けられているので、現
像装置の容器受け部に挿着したときに容器の先端部が当
接する当接面に凸部が形成されている場合には、嵌合凹
部に対向する位置に凸部が形成された現像装置の容器受
け部に対してのみ挿着することができる。
【００５５】また、請求項３の発明によれば、請求項１
記載の現像装置の容器受け部と請求項２記載のトナー収
納容器とを備えたので、現像装置の容器受け部の嵌合凸
部に対向する位置に嵌合凹部が設けられたトナー収納容
器のみを現像装置の容器受け部に挿着することができ、
これによって仕様が適合しないトナー収納容器の現像装
置の容器受け部への誤挿着を防止することができる。
記載の現像装置の容器受け部と請求項２記載のトナー収
納容器とを備えたので、現像装置の容器受け部の嵌合凸
部に対向する位置に嵌合凹部が設けられたトナー収納容
器のみを現像装置の容器受け部に挿着することができ、
これによって仕様が適合しないトナー収納容器の現像装
置の容器受け部への誤挿着を防止することができる。
【図１】本発明が適用される画像形成装置の一実施形態
の現像部の斜視図で、トナー収納容器が現像装置への挿
着途中にある状態を示している。
の現像部の斜視図で、トナー収納容器が現像装置への挿
着途中にある状態を示している。
【図２】現像装置の斜視図である。
【図３】（ａ）は側板部の正面図、（ｂ）は（ａ）のＢ
−Ｂ断面図である。
−Ｂ断面図である。
【図４】トナー収納容器を上方から見た斜視図である。
【図５】トナー収納容器を下方から見た斜視図である。
【図６】トナー収納容器が現像装置に挿着された状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図７】画像形成装置の一実施形態の内部構成を示す正
面図である。
面図である。
【図８】（ａ）（ｂ）は現像装置の嵌合凸部の変形形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図９】保護壁嵌合部が形成されていないトナー収納容
器を現像装置に挿入した状態を示す側面図である。
器を現像装置に挿入した状態を示す側面図である。
３３ 現像部 ５０ 現像装置 ５１ 底板部 ５２ａ，５２ｂ 側板部 ５３ 側板部（規制板） ５７ 保護壁部 ５８ 嵌合凸部 ５９ａ〜５９ｅ ねじ孔 ６０，６１ ねじ ７０ トナー収納容器 ７１ 容器本体 ７２ 先端部 ８１ 保護壁嵌合部 ８２ 嵌合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095
Claims (3)
- 【請求項１】 挿着されるトナー収納容器から補給され
るトナーを現像に用いる現像装置の容器受け部におい
て、挿着される上記トナー収納容器の先端が当接してト
ナー収納容器の位置を規制する規制板に突設された嵌合
凸部と、上記規制板の上記嵌合凸部を囲む位置に突設さ
れた板状の保護壁部とを備え、上記嵌合凸部は、当該現
像装置の仕様に応じた位置に突設されたもので、上記保
護壁部は、容器本体の先端が周面から凹面状に形成され
たトナー収納容器が挿着されたときに外表面が上記容器
本体の周面と面一になるように所定厚さを有して形成さ
れたものであることを特徴とする現像装置の容器受け
部。 - 【請求項２】 トナーを補給すべく現像装置の容器受け
部に挿着されるトナー収納容器において、請求項１記載
の現像装置の容器受け部の保護壁部と同一厚さ以上の厚
さだけ挿着方向先端が容器本体の周面から凹面状に形成
されてなる保護壁嵌合部と、上記保護壁嵌合部であって
挿着方向先端の所定位置に設けられた嵌合凹部とを備
え、この嵌合凹部は、上記現像装置の仕様に応じた位置
に設けられていることを特徴とするトナー収納容器。 - 【請求項３】 請求項１記載の現像装置の容器受け部と
請求項２記載のトナー収納容器とを備えたことを特徴と
する現像装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05600196A JP3245044B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 現像装置の容器受け部、トナー収納容器及び現像装置 |
| SG9700659A SG95583A1 (en) | 1996-03-13 | 1997-03-05 | Developing device for image forming apparatus, toner container insertable into the developing device, and image forming apparatus provided therewith |
| US08/814,963 US5761586A (en) | 1996-03-13 | 1997-03-10 | Developing device for image forming apparatus, toner container insertable into the developing device, and image forming apparatus provided therewith |
| KR1019970008079A KR970066754A (ko) | 1996-03-13 | 1997-03-11 | 화상형성장치에 사용되는 현상장치와, 이 현상장치에 삽입장착되는 토너수납 용기 및 이를 구비한 화상형성장치 |
| IDP970790A ID16229A (id) | 1996-03-13 | 1997-03-12 | Alat pencuci pada alat pembentuk bayangan, kotak toner yang dapat disisipkan ke dalam alat pencuci, dan alat pembentuk bayangan yang disediakan dengan alat tersebut |
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