JP3244169B2 - 建設機械の盗難防止装置 - Google Patents

建設機械の盗難防止装置

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JP3244169B2 JP19619498A JP19619498A JP3244169B2 JP 3244169 B2 JP3244169 B2 JP 3244169B2 JP 19619498 A JP19619498 A JP 19619498A JP 19619498 A JP19619498 A JP 19619498A JP 3244169 B2 JP3244169 B2 JP 3244169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバックホー、自走式
クレーン等下部走行に対して上部旋回体を旋回自在に
設置した建設機械の盗難防止装置に関するものであり、
特に、上部旋回体を車載不可能位置に停止して固定す
ることにより、盗難を防止するように構成した建設機械
の盗難防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械として、バックホー等の作業用
腕、クレーン等の揚重装置又はブレードを備えた建設機
械が提供されている。この種の建設機械では、始動は、
運転席に備えられているキースイッチにキーを挿入し、
該キーを停止位置から始動位置に切り換えてバッテリー
とセルモータとを電気的に接続し、セルモータによる回
転駆動力によりエンジンを回転させることによって行わ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キー管理の容
易化とコストダウンのために、同一機種の建設機械に対
しては同一のキースイッチを使用することが試みられて
いるが、同一キスイッチで同一機種の建設機械を始動で
きるようにした場合には、キーの悪用による盗難が多発
する慮れがある。
【0004】そこで、同一機種に同一キースイッチを設
けた建設機械において、キーの悪用による盗難を防止す
るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために提案されたものであり、下部走行体に上部旋
回体を旋回自在に設け、該上部旋回体を駆動する旋回モ
ータ並びに該旋回モータの制動装置を設け、前記旋回モ
ータを制動するための旋回ロックスイッチと、該旋回ロ
ックスイッチがONのとき、前記制動装置を制動位置に
切り換えて前記旋回モータの作動をロックするコントロ
ーラであって、該旋回ロックスイッチがONからOFF
に切り換えられ、且つ、暗証番号入力装置によって暗証
番号が入力されたときには、該入力された暗証番号の入
力データと、予めメモリに記憶しておいた暗証番号のデ
ータとを比較して両者が一致したときには、前記制動装
置を制動解除位置に切り換わるコントローラを備えた建
設機械に於いて、切換弁によって、下部走行体に対する
上部旋回体の旋回位置を車載により運搬が不可能な位置
に旋回して停止した後、前記旋回ロックスイッチのON
によって前記旋回モータを制動できるように構成されて
成る建設機械の盗難防止装置、及び、下部走行体に上部
旋回体を旋回自在に設け、該上部旋回体を駆動する旋回
モータ並びに該旋回モータの制動装置を設け、前記旋回
モータを制動するための旋回ロックスイッチと、該旋回
ロックスイッチがONのとき、前記制動装置を制動位置
に切り換えて前記旋回モータの作動をロックするコント
ローラであって、該旋回ロックスイッチがONからOF
Fに切り換えられ、且つ、暗証番号入力装置によって暗
証番号が入力されたときには、該入力された暗証番号の
入力データと、予めメモリに記憶しておいた暗証番号の
データとを比較して両者が一致したときには、前記制動
装置を制動解除位置に切り換わるコントローラを備えた
建設機械に於いて、前記上部旋回体の旋回角度を検出す
るための旋回角度検出手段を設け、該旋回角度検出手段
によって検出された上部旋回体の旋回角が車載可能な角
度と不可能な角度によって切り換えられる切換弁によっ
て、下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置を車載に
より運搬が不可能な位置に旋回して停止した後、前記旋
回ロックスイッチのONによって前記旋回モータを制動
できるように構成されて成る建設機械の盗難防止装置
提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に従って詳述する。図1は建設機械の盗難防止装
置を示し、同図において、1は建設機械を作動するため
の作動油圧回路、2は盗難を防止するための盗難防止装
置を示している。前記作動油圧回路1では、メインライ
ン3の上流端に該メインライン3に作動油を供給するメ
インポンプ4の吐出口が接続され、該メインライン3に
はコントロールバルブ5が介設され、このコントロール
バルブ5を介してメインライン3に旋回モータ6の駆動
回路7が接続されている。本実施の形態にあっては、前
記コントロールバルブ5は、パイロット圧により切り換
わる切換弁より成り、制動位置より制動解除位置に切り
換えられたときには、前記メインライン3に旋回モータ
6の駆動回路7を連通させて、旋回モータ6の吸込口に
作動油を供給し、この逆に、制動解除位置に切り換られ
たときには、メインライン3と旋回モータ6の駆動回路
7との連通を遮断するように構成される。
【0007】なお、図示されていないが、前記コントロ
ールバルブ5は、前記旋回モータ6の駆動回路7をメイ
ンライン3に連通させて旋回モータ6を旋回作動する場
合は、旋回モータ6の駆動回路の吐出口をドレンタンク
8に連通させて作動油を排出するように構成されてい
る。
【0008】そして、この旋回モータ6には、慣性によ
る回転を規制し、オペレータの期待する旋回位置に上部
旋回体(図示せず)を停止するために、旋回モータ6の
モータ軸9に制動板10を同軸に連結し、該旋回モータ
6の近傍には、この制動板10と摩擦接触することによ
って制動する摩擦制動装置11が備えられている。
【0009】該摩擦制動装置11は、前記制動板10の
外周面12に所定の押圧力で当接されることによって該
制動板10を介して前記モータ軸9を制動するブレーキ
シュー13と、該ブレーキシュー13を前記制動板10
に所定の押圧力で当接させて制動するアクチュエータ1
4とから構成されていて、該アクチュエータ14は、シ
リンダ15内に前記ブレーキシュー13を前記制動板1
0に接触・離間させるためのシリンダロッド16を摺動
自在に収容すると共に、前記シリンダ15のボトム側1
7に前記シリンダロッド16に対して弾発力を付勢する
ことにより該シリンダロッド16を伸長側に作動するリ
ターンスプリング18を収容し、そして前記シリンダ1
5のロッド側19に油路20を接続し、該油路20の上
流側端に、切換弁(スプリングリターン式4ポート2位
置切り換えソレノイド弁)21を介してドレンタンク8
とパイロットポンプ22とを選択的に接続するように連
結して構成されている。
【0010】従って、該切換弁21が制動位置より制動
解除位置に切り換えられたときは、前記シリンダ15の
ロッド側19とドレンタンク8とが連通し、この逆に、
制動解除位置より制動位置に切り換えられたときは、前
記パイロットポンプ22の吐出口と前記シリンダ15の
ロッド側19とが連通するようになり、また、前記切換
弁21が、制動位置に切り換えられたときには、シリン
ダ15のボトム側17に収容された前記リターンスプリ
ング18の弾発力によってシリンダロッド16が伸長側
に作動され、該シリンダロッド16の先端部に設けられ
たブレーキシュー13は、所定の押圧力で前記制動板1
0に当接することになる。
【0011】また、前記切換弁21が制動解除位置に切
り換えられた場合は、前記シリンダ15のロッド側19
に前記リターンスプリング18の弾発力に抗する油圧が
導入され、シリンダロッド16はリターンスプリング1
8の弾発力に抗して収縮側に移動され、前記ブレーキシ
ュー13は前記制動板10より離間することになる。よ
って、前記切換弁21の切り換えによって前記旋回モー
タ6を任意の位置に精度良く停止することが可能とな
り、オペレータの期待する旋回位置に建設機械の上部旋
回体を停止することができる。
【0012】一方、建設機械のキャビン等(図示せず)
に配設された旋回ロックスイッチ23は、前記セルモー
タ(図示せず)の接点とバッテリーの接点とを電気的に
接続して、エンジン24を始動すると共に、コントロー
ラ25に入力ライン29を介して電気的に接続されてい
て、該コントローラ25に対して前記旋回ロックスイッ
チ23のON/OFF信号を入力するように構成されて
いる。そしてこのコントローラ25は、周知のシーケン
サによって構成することも勿論可能ではあるが、本実施
の形態ではCUP、メモリ、I/O等を中心とする周知
のマイクロコンピュータから構成され、前記旋回ロック
スイッチ23からON信号が入力されたときは、前記切
換弁21を制動位置に切り換え、OFF信号が入力され
たとき、前記切換弁21を制動解除位置に切り換えるよ
うに構成されている。
【0013】更に、このコントローラ25は、建設機械
のキャビン内又は、ボディ外板等に区画されたポケット
等(図示せず)に設けられ暗証番号入力装置26の入力
スイッチ群(図示せず)の操作によって、制動解除のた
めの暗証番号を入力ライン28を介して入力するように
構成され、この暗証番号入力装置26によって暗証番号
が入力されるとその入力順に順次認識して符号化するよ
うに構成されている。そしてコントローラ25はその比
較演算部で符号化した暗証番号の符号化データと、予め
コントローラ25のメモリ(図示せず)に記憶しておい
た対応する暗証番号の符号化データとを比較演算して、
両者が一致した場合には”暗証番号あり”と判断し、両
者が不一致の場合には”暗証番号なし”と判断するよう
に構成されている。
【0014】すなわち、このコントローラ25は図2の
タイミングチャートに示すように、前記旋回ロックスイ
ッチ23の切り換え結果と合わせて出力ライン30を介
して、暗証番号の比較結果を前記切換弁21に転送する
ように構成され、暗証番号の正しい入力があれば切換弁
21を制動解除位置に切り換えるが、暗証番号の入力が
ないとき、又は入力があっても不一致のときは、不当な
使用者のよ入力と仮定して切換弁21に切り換え信号
を送らず、そのまま制動位置に保持するよう構成され
ている。従って、予め、前記切換弁21によって、建設
機械の下部走行体(図示せず)に対する上部旋回体の旋
回位置を、車により運搬が不可能な位置に旋回し停止
した後に、前記旋回ロッスイッチ23のONによって
前記旋回モータ6を制動し、また、コントロールバルブ
5を旋回モータ6の駆動回路7に作動油が供給されない
位置に切り換えて上部旋回体を停止すれば、自走はもち
ろん車載による盗難を防止することができる。
【0015】なお、図1中、27はコントローラ25に
駆動電源を供給するバックアップ電源(バッテリー)で
ある。以下、この実施の形態に係る作用を図1を参照し
て説明する。
【0016】建設機械の停止のため前記旋回ロックスイ
ッチがON位置に切り換えられると、前記コントローラ
25には入力ライン29を介して旋回ロックスイッチ2
3のON信号が入力される。コントローラ25は、この
とき切換弁21を制動位置に切り換えて、前記油路20
をドレンタンク8に連通し、前記シリンダ15のロッド
側19作動油をドレンタンク8へと排出する。このた
め、シリンダ15のボトム側17に収容されたリターン
スプリング18の弾発力が開放され、この弾発力によっ
てシリンダロッド16は、伸長側に移動される。シリン
ダロッド16が伸長側に移動すると、シリンダロッド1
6の先端部に一体化されたブレーキシュー13は旋回モ
ータ6のモータ軸9と一体に連結された制動板10と当
接してこれらブレーキシュー13と制動板10との間に
所定の摩擦力を発生させる。このため、旋回モータ6の
モータ軸9が停止し、旋回モータ6によって駆動されて
いた上部旋回体は停止する。
【0017】建設機械の始動のため、キースイッチ(図
示せず)が、OFFからONに切り換えられると、エン
ジン24及びこのエンジンを動力源とするメインポンプ
4並びにパイロットポンプ22が始動し、コントローラ
25は前記旋回ロックスイッチ23の切り換えと、暗証
番号入力装置26による正しい暗証番号の入力に待機す
る。
【0018】そして、旋回ロックスイッチ23がONに
切り換えられ且つ、暗証番号入力装置26によって暗証
番号の入力があった場合は、その暗証番号が正しい番号
か、誤った番号かを比較演算により判定し、正しい場合
のみ切換弁21を制動解除位置に切り換える。
【0019】すなわち、コントローラ25は、前記旋回
ロックスイッチ23がONに切り換えられ、且つ、前
暗証番号入力装置26のスイッチ郡の操作によって暗証
番号の入力がなされると、この暗証番号を入力順に内部
スタックに格納すると共に、この入力データをコントロ
ーラ25の演算処理部によって符号化し、この符号化デ
ータと、予め、メモリに記憶しておいた暗証番号の符号
化データとを比較演算する。そして、入力され符号化さ
れた符号化データが予めメモリに格納してあった暗証番
号の符号化データと一致したときには、”暗証番号があ
り、”と判定し、不一致の場合は”暗証番号なし”と判
定し、”暗証番号があり”の場合は正当な使用者による
ものと仮定して、前記切換弁を制動解除位置に切り換
え、”暗証番号なし”の場合は不当な者による使用と仮
定して、切換弁21を制動位置に保持する。よって、上
記したように、予め、前記切換弁21によって、下部
体に対する上部旋回体の旋回位置を、車による運搬が
不可能な位置に旋回し停止しておき、その後、前記旋回
ロックスイッチ23のONによって前記旋回モータ6を
制動し、上部旋回体を停止すれば、自走はもちろん車載
による盗難を防止することができ、ロック解除後は、キ
ャビン内の旋回レバ(図示せず)の操作により、前記コ
ントロールバルブ5を切り換えて、メインライン3と旋
回モータ6の駆動回路7とを連通すれば、旋回モータ6
は駆動し、上部旋回体は下部走行体に対して旋回する。
【0020】又、下部走行体に上部旋回体を旋回自在に
設け、該上部旋回体を駆動する旋回モータ6に該旋回
モータ6を摩擦制動すべく摩擦制動装置11を設けた建
設機械において、前記上部旋回体及び下部走行体の一方
に設けられ下部走行体に対して上部旋回体の旋回角度
を検出する旋回角検出手段(磁気センサ若しくは光セン
サ、又はマイクロスイッチ)を設け、前記コントローラ
25を、前記旋回ロックスイッチ23がOFFに切り換
えられたときには、上部旋回体の旋回角が下部走行体に
対して車載不可能な旋回角となるまでは前記コントロー
ルバルブ5を前記旋回モータ6の駆動回路7とメインラ
インとを連通するように構成し、上部旋回体の旋回角
載不可能な旋回角と一致したときは、前記コントロー
ルバルブ5を旋回モータ6の駆動回路7とメインライン
3との連通を遮断して、前記切換弁21を制動位置に切
り換るように構成し、更に、前記旋回ロックスイッチ2
3がONに切り換えられ、且つ切換暗証番号入力装置
26によって暗証番号が入力されたとき、該入力された
暗証番号の入力データと、予めメモリに記憶しておいた
暗証番号のデータとを比較して比較結果が両者が一致し
たときのみに、前記切換弁21を制動解除位置に切り換
えて旋回モータ6を制動することにより、建設機械の車
載による盗難を防止することができる。
【0021】又、前記キースイッチがOFFに切り換え
られたとき、前記旋回ロックスイッチ23がONとな
り、キースイッチがONに切り換えられたとき、前記旋
回ロックスイッチ23がOFFに切り換えられるように
構成し、スイッチ切り換えの簡便化を図ることも可とす
る。
【0022】さらに、本発明は本発明の精神を逸脱しな
い限り種々の改変をなすことかでき、そして本発明がこ
改変された発明に及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、下部走行体に上
部旋回体を旋回自在に設け、該上部旋回体を駆動する旋
回モータ並びに該旋回モータの制動装置を設け、前記旋
回モータを制動するための旋回ロックスイッチと、該旋
回ロックスイッチがONのとき、前記制動装置を制動位
置に切り換えて前記旋回モータの作動をロックするコン
トローラであって、該旋回ロックスイッチがONからO
FFに切り換えられ、且つ、暗証番号入力装置によって
暗証番号が入力されたときには、該入力された暗証番号
の入力データと、予めメモリに記憶しておいた暗証番号
のデータとを比較して両者が一致したときには、前記制
動装置を制動解除位置に切り換わるコントローラを備え
た建設機械に於いて、切換弁によって、下部走行体に対
する上部旋回体の旋回位置を車載により運搬が不可能な
位置に旋回して停止した後、前記旋回ロックスイッチの
ONによって前記旋回モータを制動できるように構成さ
れ、更に、請求項2記載の発明は、下部走行体に上部旋
回体を旋回自在に設け、該上部旋回体を駆動する旋回モ
ータ並びに該旋回モータの制動装置を設け、前記旋回モ
ータを制動するための旋回ロックスイッチと、該旋回ロ
ックスイッチがONのとき、前記制動装置を制動位置に
切り換えて前記旋回モータの作動をロックするコントロ
ーラであって、該旋回ロックスイッチがONからOFF
に切り換えられ、且つ、暗証番号入力装置によって暗証
番号が入力されたときには、該入力された暗証番号の入
力データと、予めメモリに記憶しておいた暗証番号のデ
ータとを比較して両者が一致したときには、前記制動装
置を制動解除位置に切り換わるコントローラを備えた建
設機械に於いて、前記上部旋回体の旋回角度を検出する
ための旋回角度検出手段を設け、該旋回角度検出手段に
よって検出された上部旋回体の旋回角が車載可能な角度
と不可能な角度によって切り換えられる切換弁によっ
て、下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置を車載に
より運搬が不可能な位置に旋回して停止した後、前記旋
回ロックスイッチのONによって前記旋回モータを制動
できるように構成されたので、作業を終了し、旋回モー
タを制動しようとするときには、上部旋回体を下部走行
体に対する車載不可能な旋回角度で停止させてロックす
ることができ、斯くして、建設機械の車載による盗難を
防止できると共に、同一機種の建設機械に対して同一の
キースイッチを使用することが可能となり、キー管理の
煩わしさから放することができる等、正に著大なる効
果を発揮する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、建設機械の作動
油圧回路と盗難防止装置とを示す回路である。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、盗難防止回路の
タイミングチャート図である。
【符号の説明】
6 旋回モータ 11 摩擦制動装置(制動装置) 23 旋回ロックスイッチ(ロックスイッチ) 25 コントローラ 26 暗証番号入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/24 B60R 25/08 G08B 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体に上部旋回体を旋回自在に設
    け、該上部旋回体を駆動する旋回モータ並びに該旋回モ
    ータの制動装置を設け、前記旋回モータを制動するため
    の旋回ロックスイッチと、該旋回ロックスイッチがON
    のとき、前記制動装置を制動位置に切り換えて前記旋回
    モータの作動をロックするコントローラであって、該旋
    回ロックスイッチがONからOFFに切り換えられ、且
    つ、暗証番号入力装置によって暗証番号が入力されたと
    きには、該入力された暗証番号の入力データと、予めメ
    モリに記憶しておいた暗証番号のデータとを比較して両
    者が一致したときには、前記制動装置を制動解除位置に
    切り換わるコントローラを備えた建設機械に於いて、切
    換弁によって、下部走行体に対する上部旋回体の旋回位
    置を車載により運搬が不可能な位置に旋回して停止した
    後、前記旋回ロックスイッチのONによって前記旋回モ
    ータを制動できるように構成されたことを特徴とする建
    設機械の盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 下部走行体に上部旋回体を旋回自在に設
    け、該上部旋回体を駆動する旋回モータ並びに該旋回モ
    ータの制動装置を設け、前記旋回モータを制動するため
    の旋回ロックスイッチと、該旋回ロックスイッチがON
    のとき、前記制動装置を制動位置に切り換えて前記旋回
    モータの作動をロックするコントローラであって、該旋
    回ロックスイッチがONからOFFに切り換えられ、且
    つ、暗証番号入力装置によって暗証番号が入力されたと
    きには、該入力された暗証番号の入力データと、予めメ
    モリに記憶しておいた暗証番号のデータとを比較して両
    者が一致したときには、前記制動装置を制動解除位置に
    切り換わるコントローラを備えた建設機械に於いて、前
    記上部旋回体の旋回角度を検出するための旋回角度検出
    手段を設け、該旋回角度検出手段によって検出された上
    部旋回体の旋回角が車載可能な角度と不可能な角度によ
    って切り換えられる切換弁によって、下部走行体に対す
    る上部旋回体の旋回位置を車載により運搬が不可能な位
    置に旋回して停止した後、前記旋回ロックスイッチのO
    Nによって前記旋回モータを制動できるように構成され
    たことを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
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