JP3242924B2 - 調製済みのアゾセミド(azosemide)注射液 - Google Patents
調製済みのアゾセミド(azosemide)注射液Info
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Description
理学的に十分許容できるアゾセミドの塩を活性物質とし
て含有する、調製済みの水性注射液に関するものであ
り、またこの注射液の製造方法に関するものである。
−イル)−N4−2−テニル−スルファニルアミド)およ
びその水溶性で生理学的に十分許容できる塩は、薬剤の
中で利尿剤として使用されている。アゾセミドはまた、
他の利尿剤またはベータ遮断薬と配合して有効に使用す
ることができる。そうした配合剤は例えば特許DE25 56
001に記載されている。
他の利尿剤との配合剤を含有する水性溶液が、通常の12
0℃での加熱殺菌後原因不明の濁りを生じるために、安
定性がないという問題は、DE25 56 001において解決さ
れている。DE25 56 001に記載されているように、この
不安定性の問題は、キャンレノエートまたはそれを含有
する配合剤の凍結乾燥物を製造し、その乾燥物を水性溶
媒に溶解することによって、回避することができる。し
かし、この注射液調製品には不利な点がある:凍結乾燥
物の製造には技術的に長時間を要する。その凍結乾燥物
は濾過による複雑な殺菌操作による殺菌をしなければな
らず、その際一部の発熱物質を含有する未殺菌分の生成
を避けることができない。さらに、実際に必要な溶媒ア
ンプルの他に、凍結乾燥物を溶解するため余分な処理を
必要とする。
2から11.2の範囲に増加させることによって、改善され
た安定性が得られる。この方法で安定化された注射液は
使用可能な静脈寛容性を有するが、この高pH値では生理
学的には受容されない。
る:pH値、緩衝能および滴定塩基度または滴定酸度。
位変化させるために必要な当量(酸またはアルカリのva
l)として定義される。一塩基酸または塩基が使用され
る場合は、使用する酸または塩基の数値val/lは、その
酸のモル量mol/lに相当する。本件の場合、使用する溶
液は好ましくはアルカリ側のpH値を有するから、緩衝能
を、1lの溶液のpH値を1pH単位減少させるのに必要な、
例えば0.1規定塩酸溶液の量、のように変えて定義する
こともできる。治療用薬剤における緩衝能の測定は、活
性物質の他に、医薬の実用上通常使用される補助剤また
は添加剤を含有する、調整済みの注射液を基準とする。
値(およそ7.2−7.4)に調整するのに必要な酸の量とし
て定義される。本件の場合、滴定塩基度を、1lの溶液の
pHを血液のpHに低下させるのに必要な、例えば0.1規定
塩酸溶液の量、のように変えて定義することができる。
滴定塩基度は、pH値の変化度および緩衝剤の適切な選択
によって影響される。
する注射液、またはより高いpH値でもより低い緩衝能と
より低い滴定塩基度を有する注射液は、静脈に非常によ
い許容性がある。DE25 56 001において特許請求されて
いる溶液の場合、活性物質の他の物質中での溶解性は、
pH値を増加させることにより、増加する。
際、高pH値ほど特によい(pH8.0で165mg/100ml、pH10.0
で201mg/100ml)。しかし、アゾセミドの塩の濃度が飽
和濃度以下の場合においても、純粋水性溶媒中で再結晶
化なしに、透明で安定な注射液を製造することは不可能
だった。さらにその上、ナトリウム塩の前記の飽和濃度
よりもずっと高濃度、すなわち約2から約20mg/1mlの活
性物質を含有する調製された、十分な静脈許容性を有
し、透明で安定なアゾセミド注射液が要求されている。
の低量範囲、すなわち約2mg/mlの溶液ならば、活性物質
をアルカリ溶液中で凍結乾燥し、つぎにその凍結乾燥物
を水に溶解するという、凍結乾燥物を中間生成物として
製造する、前記の方法によって、製造することができ
る。この方法で製造された溶液の静脈許容性はpH値約10
でも、良好である。しかし、この方法で製造された溶液
中の粒子数が比較的多いので、ヨーロッパ薬局方で定め
られた規準を満たさないことがよくある。凍結乾燥物か
ら製造した溶液中の粒子は、例えば凍結乾燥物の製造の
際に使用したゴム栓に由来するゴム粒子、あるいは凍結
乾燥中に形成され、速やかに完全には溶解させることの
できない被覆物質(incruststion)からの粒子である。
含まないことが要求されている。可視および非可視粒子
の限度が、粒子測定方法とともに、USP XXII(US薬局方
=アメリカ薬局方)およびBP(イギリス薬局方)中に規
定されている(1容器中の粒子数が、直径10μm以上の
粒子で最高10,000、直径25μm以上の粒子で最高1000ま
でよい)。
適用し得るpH値においては、有用な投与量の最低限を実
質的に越える濃度を得ることが不可能であるという事実
がある。
orschung"/Drugs Res.31,(I),No.2(1981),346−35
0ページに発表された、J.GrevenおよびO.Heidenreichに
よる論文“アゾセミドの腎臓作用”によれば、アゾセミ
ドのアルカリ金属塩の水性溶液に有機溶媒を添加するこ
とができることが知られている。実験によると(明細書
中の表1参照)、これらの溶媒を添加することにより、
アゾセミドのアルカリ金属塩の溶解性を増大させること
ができる。これらは対応する酸よりも新油性がずっと少
ない塩であることがわかっているのであるから、注目す
べきである。しかしながら、達成し得る溶解性の増加
は、極めて良好な安定性を有すると同時に必要とされる
高濃度の活性物質の溶液が製造されるほどのものではな
い。
注射しても生理学的に十分許容できる、比較的高濃度の
アゾセミド調製品と、そのような溶液の製造方法を提供
することである。この目的は、請求の範囲1の特徴に従
い、請求の範囲8の特徴に従った方法によって、達成さ
れる。
を防止するために、緩衝化されなければならない。アゾ
セミド塩は通常弱酸と強塩基の塩であるから、それ自体
緩衝特性を有している。アゾセミド塩の緩衝作用が小さ
すぎる場合にのみ、溶液に新たに緩衝剤を添加する必要
がある。緩衝に際しては、注射液の十分な安定化と最低
限度の緩衝能との妥協点を得ることが基本である。本発
明の注射液の場合、好都合なことに、安定化するために
強い緩衝作用は必要でないので、本発明の溶液の低緩衝
能を有効に保持することが可能である。本発明の溶液
は、121℃で20分の殺菌に、検知し得る粒子の形成また
は分解を伴わずに、耐える。低緩衝能のため、本発明の
溶液は、注射の部位において、pH値の著しい変化をもた
らさないので、未希釈で適用することができる。
に、室温において少なくとも3年間、濁りの生成も活性
物質の化学変化もなく、完全に貯蔵することができてい
る。またこれらの注射液は、活性物質が高濃度で有機溶
媒高含有であるにもかかわらず、十分な静脈許容性を有
している、すなわち、これらは未希釈の形態で静脈内投
与することができる。
ノールアミン−アゾセミド塩が本発明の注射液用の活性
物質として特に好ましい。これらの中で、メグルミン−
アゾセミド塩が最も低い当量点と驚くほど最良の溶解性
を有しているので、最も好ましい。有機溶媒は、好まし
くはプロピレングリコール、ポリエチレングリコールお
よびエタノールの群から選択され、この中で、プロピレ
ングリコールが特に好ましい。
が有利である。次の表は、メグルミン−アゾセミドおよ
びトリエタノールアミン−アゾセミド塩の溶解性が、注
射用の水に有機溶媒、たとえばプロピレングリコールを
添加することにより、定量的に如何に顕著に増加するか
を示している。
上げた数値を基準とした外挿法によって示されるよう
に、pH値約10において、有機溶媒の割合が重量で約25%
の場合、本発明の溶液中の活性物質の実用濃度を上限値
(20mg/溶液1ml)まで到達させることが可能である。こ
の場合、最大溶解度に対する通常の安全余裕度が保たれ
る。医薬品は冬期、すなわち非常に低温下で輸送するこ
ともあり、こうした状況下では活性物質の沈殿が生じる
こともあり得るから、注射液の開発においては、飽和溶
解度に対する安全余裕度を常に堅持すべきである。沈澱
した活性物質は、室温に加熱した時に極めて迅速に再溶
解しなければならないから、最大溶解度に対する安全余
裕度は少なくとも20から30%とすべきである。
mol/mlに相当する)よりも低い値であるのが好ましい。
すなわち、多くとも約30mlの0.1規定塩酸の添加によっ
て注射液の通常のアンプルの容量10mlを血液のpH値7.4
にすることができるようにすべきである。DE24 23 550
および上記の文献中に開示された注射液のpH値および滴
定塩基度(pH:10.6−11、滴定塩基度:>塩酸0.3mmol/m
lおよびpH:11−12、滴定塩基度:塩酸0.4−0.5mmol/m
l)に比較して、高くはなかった。10%プロピレングリ
コールを含有するアゾセミドナトリウム塩の水性溶液を
動物実験によって試験した。これらは静脈許容性が弱
く、したがってヒトへの投与には不適当であった。
することが好ましい。緩衝剤として炭酸ナトリウム、ア
ルギニンリン酸ナトリウム、N−メチル−グルコサミン
およびトロメタモール(Trometamol)のグループの中の
化合物を使用するのが有効である。しかし、一般に他の
薬理学的に適合性のある緩衝剤を使用することも可能で
ある。
溶媒を添加する本発明の方法によって製造した溶液は、
粒子測定によって示されるように、殺菌後直径10μm以
上の粒子数は0から10個/ml、直径25μm以上の粒子数
は0から1個/mlである。すなわちこれらの調製済み注
射液は凍結乾燥物から製造した溶液に比較して、粒子数
が極めて少ない。
結果も、本発明にしたがって溶媒として水ではなく水−
有機溶媒混合物を使用すれば、著しく改善される。なぜ
ならば、その場合、水だけを使用するよりもずっと高濃
度の溶液を製造することができるからである。しかし、
それでも前記の、中間生産物として凍結乾燥物を経由す
る製造法の不利益性と比較的多い粒子数は考慮しなけれ
ばならない。
サブクレームにおいて開示する。
くは粒子サイズが20μm以上の微細化アゾセミドを注射
用水と有機溶媒を組み合わせた混合物中に懸濁させ、や
はり混合物中に添加したメグルミンやトリエタノールア
ミンなどの物質と反応させて塩を形成させることによっ
て溶解させる。目的のpHを定める。必要ならば、緩衝剤
をも添加する。すべてのこれらの塩の中で、メグルミン
−アゾセミド塩が最良の溶解性と最低の当量点(メグル
ミン塩の当量点はpH8.6である)を有している。続いて
濾過によって殺菌し、アンプルに入れ、この注射液を好
ましくは121℃で20分間殺菌する。プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール(好ましくはポリエチレン
グリコール400)およびエタノールを有機溶媒として添
加する。この中で、プロピレングリコールが特に好適で
ある。活性物質の必要な濃度と設定pH値に応じて、重量
で約5から約25%の有機溶媒を添加する。好ましくは10
mlアンプル当たり約20から200mgの活性物質を使用す
る。このようにして製造された溶液は少なくとも3年間
は濁りも分解もなく安定である。本発明の注射液を5%
グルコース注入溶液または等張生理食塩水溶液と混合
し、続いて注入することもできる。本発明の溶液は、活
性物質濃度が高濃度でも、安定で透明であり、良好な静
脈寛容性を有している。代表的な粒子測定により、以下
の値が得られた:粒子直径10μm以上:粒子数0−10/m
l;粒子直径25μm以上:粒子数0−1/ml。
り、本発明をより詳細に明らかにし、また本発明の溶液
の特性を開示する。
0ml 撹拌装置付きの殺菌した100l V2A二重外筒タンク中で
注射用水80lとプロピレングリコール10lを混合する。N
−メチルグルコサミン650gをこの中に溶解させ、40−50
℃に加熱する。撹拌しながら40−50℃でアゾセミド1kg
を溶解させる。その後、注射用水を加えて100lとする。
この溶液のpH値は8.8−9.0である。溶液を孔径0.2μm
の膜フィルターで濾過して殺菌する。殺菌した濾液を1
0.2mlアリコートのアンプルに分配する。液を入れて閉
管したアンプルをオートクレーブで121℃で20分間殺菌
する。
注射液が得られ、これは少なくとも3年間濁りも分解も
なく貯蔵することができる。
から7.4(血液のpH値)に低下させるのに必要な滴定塩
基度は、塩酸0.006mmol/注射液1mlに相当する。
注射用水15lとプロピレングリコール2lを混合する。ト
リエタノールアミン98gをこの混合液に溶解させ、40−5
0℃に加熱する。撹拌しながらアゾセミド200gを溶解さ
せ、注射用水を加えて20lとする。
し、2.2mlアリコートのアンプルに分配し、閉管したア
ンプルをオートクレーブで121℃で20分間殺菌する。
下させるのに必要な滴定塩基度は、塩酸0.05mmol/注射
液1mlに相当する。
l 撹拌装置付きの殺菌した100l V2A二重外筒タンク中で
注射用水80lとプロピレングリコール10lを混合する。N
−メチルグリコサミン526.4gおよび炭酸ナトリウム125g
をこの中に溶解させ、40−50℃に加熱する。撹拌しなが
ら40−50℃でアゾセミド1kgを溶解させる。
値は9.2−9.5である。溶液を孔径0.2μmの膜フィルタ
ーで濾過して殺菌する。殺菌した濾液を2.2mlアリコー
トのアンプルに分配する。液を入れて閉管したアンプル
をオートクレーブで121℃で20分間殺菌する。
注射液が得られ、これは少なくとも3年間濁りも分解も
なく貯蔵することができる。
ら7.4に低下させるのに必要な滴定塩基度は、塩酸0.009
mmol/注射液1mlに相当する。
さらに別の方法は、凍結乾燥によるものである。活性物
質をアルカリ溶液中で凍結乾燥し、凍結乾燥物を、注射
用水の他に有機溶媒と界面活性剤を含有する溶媒アンプ
ルを使用して溶解させる。
Claims (11)
- 【請求項1】有機溶媒を含有する、水溶性で生理学的に
十分許容できるアゾセミド塩の調製済み注射液であっ
て、メグルミン(N−メチル−グルコサミン)−アゾセ
ミド塩および/またはトリエタノールアミン−アゾセミ
ド塩と、必要ならば生理学的に十分許容できる緩衝剤と
を含有する水性注射液。 - 【請求項2】有機溶媒がプロピレングリコール、ポリエ
チレングリコールおよびエタノールからなる群から選択
され、好ましくは重量で約5から25%の濃度で使用され
る、請求の範囲1記載の注射液。 - 【請求項3】緩衝剤が炭酸ナトリウム、アルギニンリン
酸ナトリウム、N−メチルグルコサミンおよびトロメタ
モール(Trometamol)からなる群から選択される、請求
の範囲1または2記載の注射液。 - 【請求項4】pH値が約7より大きい、請求の範囲1−3
のいずれか1つに記載の注射液。 - 【請求項5】滴定塩基度が多くとも塩酸約0.3mmol/注射
液1mlである、請求の範囲1−4のいずれか1つに記載
の注射液。 - 【請求項6】pH値が約8.9と約10.3の間にあり、生理学
的に十分許容できるアルカリ緩衝剤を含有し、滴定塩基
度が塩酸約0.001−約0.06mmol/注射液1mlである、請求
の範囲4または5記載の注射液。 - 【請求項7】水溶性で生理学的に十分許容できるアゾセ
ミド塩であるメグルミン(N−メチル−グルコサミン)
−アゾセミド塩および/またはトリエタノールアミン−
アゾセミド塩を含有する、特に請求の範囲1−6のいず
れか1つに記載の調製済みの水性注射液の製造方法であ
って、この塩を、水、有機溶媒、そして必要ならば生理
学的に十分許容できる緩衝剤を含有する混合液に溶解す
る方法。 - 【請求項8】アゾセミド塩を製造するための塩形成剤
と、必要ならば生理学的に十分許容できる緩衝剤とを、
水と有機溶媒とを含有する混合物中に添加し、アゾセミ
ドを懸濁させ、塩を形成させることによって溶解し、pH
値を設定値に調整することからなる、請求の範囲7記載
の方法。 - 【請求項9】溶液の緩衝能を最大で塩酸約0.1mmol/注射
液1ml、好ましくは最大で塩酸約0.03mmol/注射液1mlに
調整することからなる、請求の範囲7または8記載の方
法。 - 【請求項10】溶液を殺菌濾過し、アンプルに入れ、そ
して好ましくは121℃で約20分間殺菌することからな
る、請求の範囲7−9のいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項11】活性物質をアルカリ溶液中で凍結乾燥
し、凍結乾燥物を注射用水の他に有機溶媒と界面活性剤
を含有する混合物に溶解することからなる、請求の範囲
7−9のいずれか1つに記載の方法。
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