JP3241957B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3241957B2
JP3241957B2 JP00529095A JP529095A JP3241957B2 JP 3241957 B2 JP3241957 B2 JP 3241957B2 JP 00529095 A JP00529095 A JP 00529095A JP 529095 A JP529095 A JP 529095A JP 3241957 B2 JP3241957 B2 JP 3241957B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース体に設けた係合
手段に取付手段を介してホースおよび延長管を着脱する
電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば、特公平4−64329号公報に記載の構成が知ら
れている。
【0003】この特公平4−64329号公報に記載の
電気掃除機は、電気掃除機本体の床面と対向する底面
に、前方に向かって開口部を有した係合手段である鈎係
着部を形成している。また、吸込口体を一端に接続する
延長管の下側の延長下管には、鈎係着部に係着する取付
手段である鈎部、および、上方に向かって開口する鈎係
着部を形成している。さらに、電気掃除機本体に接続す
るホースに一端を接続する延長管の上側に位置する延長
上管には、吸込口体を接続する延長下管の鈎係着部に係
着する鈎部を形成している。
【0004】なお、掃除後の収納の際には、鈎係着部の
開口部が上方に向けて開口し、電気掃除機本体の進行方
向の後部が底部となるように立位状態にする。そして、
この電気掃除機本体の鈎係着部に吸込口体を接続する延
長下管の鈎部を係着して、底面に沿って吸込口体を接続
する延長下管を立位状態に取り付ける。さらに、吸込口
体を接続する延長下管の鈎係着部に、ホース体に接続す
る延長上管の鈎部を係着し、吸込口体を接続する電気掃
除機本体に取り付けられた延長下管に平行にホース体に
接続する延長上管を取り付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平4−64329号公報に記載の電気掃除機におい
て、掃除後の収納の際、電気掃除機本体に設けた鈎係着
部に鈎部にてホースを接続する延長管を取り付けている
ため、電気掃除機本体を所定の収容場所に移動させる場
合、ホースが邪魔となって立位状態での電気掃除機本体
の上部に設けたハンドル部を持って電気掃除機本体を移
動させることが困難であり、立位状態の上部の邪魔とな
らない場所に別途ハンドル部を設ける必要があり、構成
が複雑となって製造性も低下する問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な構成でホースおよび延長管の着脱やケース体
の持ち運びが容易な電気掃除機を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、ホースの一端を接続する吸込口を開口した掃除機
本体に設けられ開口部を有する係合手段に、前記ホース
に接続される延長管に設けられた取付手段を係止取り付
ける電気掃除機において、前記ホースは、前記延長管に
接続される端部近傍に把持部を有し、前記取付手段は、
前記係合手段の前記開口部に挿入されて保持される保持
部、および、前記開口部に挿入され前記ホースの把持部
を前記開口部への挿入方向と交差する上方に引き上げた
際に前記係合手段に係止される係止部を備えたものであ
る。
【0008】請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記
載の電気掃除機において、係合手段は、開口部への係止
部の挿入方向と交差する上方に向けて凹状に形成され、
前記開口部に対向し上方に向けて傾斜する傾斜面を有
し、取付手段の保持部は、前記傾斜面に圧接する当接面
であるものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の電気掃除機は、延長管を掃除機
本体に取り付ける取付手段の保持部および係止部を係合
手段の開口部に挿入し、係合手段に保持部を保持させる
とともに、ホースの把持部を係止部の開口部への挿入方
向と交差する上方に引き上げた際に係止部が係合手段に
係止されるため、ホースおよび延長管の着脱が容易で、
ホースに接続された延長管を取り付けた掃除機本体をホ
ースの把持部を持って持ち運び可能となりこの延長管を
取り付けた状態で掃除機本体を移動させるための取手を
別途設ける必要がない。
【0010】請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記
載の電気掃除機において、取付手段を係合手段の開口部
に挿入すると、延長管などの自重により係合手段の開口
部に対向する上方に向けて傾斜する傾斜面に取付手段の
当接面が圧接して摩擦力により取付手段が係合手段に保
持されるため、簡便な構成で延長管およびホースの着脱
や掃除機本体の持ち運びが容易となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の一実施例を図面
を参照して説明する。
【0012】図1ないし図4において、1は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口した下部
ケース2の後部上面に上部ケース3が閉塞されて、電気
掃除機本体1の進行方向側である前側の上面部を開口し
た本体ケース4と、この本体ケース4の前側上面部の開
口を開閉自在に閉塞する蓋体5とからなっている。
【0013】また、下部ケース2は、前側下面に旋回自
在の旋回輪6が取り付けられ、後側には従動後輪7,7
が取り付けられているとともに、上部ケース3の後側上
部には補助輪8が設けられている。そして、電気掃除機
本体1は、後部を床面Fに対向させ従動後輪7および補
助輪8とにて床面F上に載置されるようになっている。
なお、電気掃除機本体1は、後部を床面Fに対向させ従
動後輪7および補助輪8とにて床面F上に載置した立位
状態で、通常時に床面Fに対向する底面が上方に向けて
傾斜するようになっている。
【0014】さらに、本体ケース4の上部に、上下方向
に摺動可能に掃除中に電気掃除機本体1を移動させるた
めの上ハンドル9が取り付けられている。
【0015】そして、通常の状態で下部ケース2の床面
Fと対向し立位状態では側方を向く底面には、図2に示
すように、床面Fに向けて開口する開口部11を有し、こ
の開口部11から図2に示す立位状態では上下方向となる
電気掃除機本体1の前後方向に沿って前後方向の両方向
に凹状の係合手段としての第1の係合凹部12が形成され
ている。
【0016】さらに、第1の係合凹部12の近傍には、図
1に示すように、この第1の係合凹部12と同様に床面F
に向けて開口する開口部14を有し、この開口部14から電
気掃除機本体1の前後方向に沿って前方向、すなわち図
1に示す立位状態で上方に向けて凹状の係合手段として
の第2の係合凹部15が形成されている。また、第2の係
合凹部15には、開口部14の縁に亘って傾斜し第2の係合
凹部15の内部に連続するテーパ状の案内面16が設けられ
ている。
【0017】なお、第1および第2の係合凹部12,15の
開口部11,14は、電気掃除機本体1の前後方向に長手方
向を有する略長方形状に形成されている。
【0018】そして、第1および第2の係合凹部12,15
は、図1および図2に示すように、電気掃除機本体1の
後部を床面Fに対向させ従動後輪7および補助輪8とに
て床面F上に載置した立位状態で、開口部11,14が上側
方に向けて開口し、これら開口部11,14に対向する第1
および第2の係合凹部12,15内の面が上方に向けて傾斜
して保持部としての傾斜面15a を形成している。すなわ
ち、傾斜面15a は、傾斜面15a の上側方に向く垂線上に
開口部11,14が位置し、立位状態で傾斜する電気掃除機
本体1の底面と略平行に、上部が開口部11,14の対向方
向と反対側に傾斜して上方に向けて傾斜するようになっ
ている。
【0019】一方、本体ケース4の前面略中央には、図
1ないし図3に示すように、吸込口17が設けられてい
る。また、この吸込口17は、前端が電気掃除機本体1の
前方へ開口しているとともに、後端が蓋体5内に形成さ
れた集塵室18へ開口している。
【0020】また、図1ないし図4において、21はホー
スで、このホース21は、可撓性を有したホース体22と、
このホース体22の一端に設けられ吸込口17に回転自在で
着脱可能に嵌合固定される接続部23と、ホース体22の他
端に設けられ電気掃除機本体1内に配設された電動送風
機24などの駆動を制御する複数のスイッチからなる操作
部25が設けられた把持部26とから構成されている。
【0021】一方、31は延長管で、この延長管31は、延
長上管31a と延長下管31b とからなり、これら延長上管
31a および延長下管31b は、一端にホース21の把持部26
に着脱自在に嵌合されて取り付けられる円筒状の接続雄
管部32と、他端に吸込口体33の接続管33a および他方の
延長上管31a または延長下管31b の接続雄管部32に着脱
自在に取り付けられる接続雌管部34とを形成している。
【0022】さらに、図3に示すように、これら延長上
管31a の一端側には取付手段としての第1の取付部35、
延長下管31b の一端側には取付手段としての第2の取付
部36がそれぞれ設けられている。
【0023】そして、第1の取付部35は、図2および図
3に示すように、延長上管31a に嵌合する環状の環状部
41の外周面に略垂直に外方に向けて突出する首部42を設
け、この首部42の先端部に延長上管31a の軸方向に沿っ
て突出する係止部である係止突部43とこの係止突部43と
反対側に突出する保持部である保持突部44とを有して、
略T字状に形成されている。
【0024】なお、係止突部43の先端と保持突部44の先
端との距離は、第1の係合凹部12の開口部11の長手方向
の寸法より若干短くなるように形成されている。さら
に、係止突部43および保持突部44の先端は、首部42側の
縁が傾斜してテーパ面45が設けられている。
【0025】また、第2の取付部36は、図1および図3
に示すように、第1の取付部35の保持突部44が設けられ
ていない形状に略L字状に形成されている。そして、こ
の係止突部44の首部の先端に連続する外側の面は、首部
の突出方向と略垂直となるように当接面としての外側面
48が形成されている。なお、係止突部44の先端から首部
42の係止突部43と反対側の縁までの距離は、第2の取付
部36の長手方向の寸法より若干短くなるように形成され
ている。
【0026】そして、第1の取付部35は、首部42の先端
に設けられた係止突部43および保持突部44を第1の係合
凹部12の開口部11に挿入し、第1の取付部35の自重や延
長上管31a 、ホース21の重量により下方である電気掃除
機本体1の後面側に摺動移動した際に保持突部44が第1
の係合凹部12に保持され、延長上管31a が電気掃除機本
体1に係止取り付けられるようになっている。さらに、
第1の取付部35を上方である電気掃除機本体1の前面側
に摺動移動した際に、図2に示すように、係止突部43が
第1の係合凹部12に係止されるようになっている。
【0027】また、第1の取付部35を第1の係合凹部12
に係止させた状態で、ホース21の把持部26が電気掃除機
本体1の重心の略上方に位置するようになっている。
【0028】一方、第2の取付部36は、第2の係合凹部
15の案内面16に案内されつつ係止突部43および首部42の
先端を第2の係合凹部15の開口部14に挿入し、上方に摺
動移動した際に係止突部43が第2の係合凹部15に係止さ
れるようになっている。さらに、第2の取付部36は、環
状部41にて保持する延長下管31b の重量バランスによ
り、第2の係合凹部15に挿入された第2の取付部36が支
点となって延長下管31bが回転するようにモーメントが
働くことにより、図1に示すように、係止突部43が第2
の係合凹部15内でせって圧接、すなわち係止突部43の外
側面48の先端の縁が第2の係合凹部15の上端部の傾斜面
15a に押圧当接されるとともに、係止突部43の基端部分
が開口部14の縁に押圧当接されて、開口部14から外れる
ことなく押圧保持される。
【0029】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0030】通常の掃除時には、蓋体5を閉じておき、
一端の接続雄管部32にホース21の把持部26が接続された
延長上管31a を、この延長上管31a に取り付けた第1の
取付部35を第1の係合凹部12から取り外す。
【0031】すなわち、ホース21の把持部26を持って若
干ホース21の把持部26を前方、すなわち第1の係合凹部
12の開口部11が開口する方向に向けて倒すように、延長
上管31a を第1の取付部35を支点として回転させて傾け
る。この状態で、把持部26を上方に引き上げて第1の係
合凹部12の開口部11より係止突部43から先に取り外して
保持突部44を取り外し、延長上管31a を電気掃除機本体
1から取り外す。
【0032】そして、第2の取付部36にて電気掃除機本
体1の第2の係合凹部15に取り付けられ下端に吸込口体
33を接続した延長下管31b の上端の接続雄管部32に、取
り外した延長上管31a の接続雌管部34を接続して延長管
31を形成し、把持部26を前方に傾けて第2の係合凹部15
の押圧保持を解除、すなわち第2の係合凹部15内でせっ
ている係止突部43を自由にして、第2の取付部36を下方
に摺動移動させて係止突部43を開口部14から取り外し、
延長管31を電気掃除機本体1から取り外す。
【0033】次に、把持部26の操作部25の操作により電
気掃除機本体1内に収容する電動送風機24を駆動させ
て、図3に示すように掃除を行う。
【0034】そして、掃除の途中で、ホース21および延
長管31を電気掃除機本体1に係止させる場合には、第2
の取付部36の係止突部43を、第2の係合凹部15の開口部
14に案内面16に案内させつつ挿入し、第2の取付部36を
上方に摺動移動させる。なお、第2の取付部36を支点と
し、延長管31のホース21側の重量が重いため、ホース21
側の上部が、電気掃除機本体1側に倒れようとする。こ
の第2の取付部36を支点とした回転モーメントにより、
係止突部43の先端側の外側面48が第2の係止凹部15の上
端部側の傾斜面に押圧当接するとともに、係止突部43の
基端部分が開口部14の縁に押圧当接して係止突部43が第
2の係合凹部15にせった状態となり、第2の取付部36は
下方に摺動移動して開口部14から外れることなく第2の
係合凹部15に押圧保持され、ホース21を取り付けた延長
管31が電気掃除機本体1に取り付けられる。
【0035】さらに、掃除を再開する場合には、把持部
26を前方に傾けて第2の係合凹部15の押圧保持を解除、
すなわち第2の係合凹部15内でせっている係止突部43を
自由にして、第2の取付部36を下方に摺動移動させて係
止突部43を開口部14から取り外し、延長管31を電気掃除
機本体1から取り外す。このため、容易にホース21およ
び延長管31を着脱でき、掃除中に作業者が屈んで床面F
にホース21および延長管31を載置したり、持ち上げるな
どが必要なく、掃除が容易にできる。
【0036】また、掃除の終了により電気掃除機本体1
を収納する場合には、まず旋回輪6と従動後輪7とにて
床面F上に載置された電気掃除機本体1を、前部を上方
に持ち上げ、後部を床面Fに対向させて従動後輪7およ
び補助輪8とにて床面F上に載置する。
【0037】次に、延長下管31b と延長上管31a との接
続を解除し、延長下管31b の第2の取付部36の係止突部
43を、第2の係合凹部15の開口部14に案内面16に案内さ
せつつ挿入し、延長下管31b とともに第2の取付部36を
上方に摺動移動させる。
【0038】なお、第2の取付部36は、延長下管31b の
吸込口体33が接続された一端側に位置して設けているた
め、第2の取付部36を支点とすると、吸込口体33が設け
られていない端部間での距離が長い方が重量が重くな
る。そして、電気掃除機本体1の後面を床面F上に載置
した状態では、底面が傾斜している。
【0039】このため、延長下管31b の上部は、電気掃
除機本体1側に倒れようとする。この延長下管31b の第
2の取付部36を支点とした回転モーメントにより、係止
突部43の先端側の外側面48が第2の係止凹部15の上端部
側の傾斜面15a に押圧当接するとともに、係止突部43の
基端部分が開口部14の縁に押圧当接して係止突部43が第
2の係合凹部15にせった状態となり、図1に示すよう
に、第2の取付部36は下方に摺動移動して開口部14から
外れることなく第2の係合凹部15に押圧保持され、延長
下管31b が電気掃除機本体1に取り付けられる。
【0040】次に、一端にホース21を接続した延長上管
31a の第1の取付部35の係止突部43および保持突部44を
第1の係合凹部12の開口部11から挿入し、第1の取付部
35の自重やホース21および延長上管31a の重量により、
第1の取付部35を第1の係合凹部12内を第1の係合凹部
12の開口部11への挿入方向と交差する略鉛直方向の下方
に摺動移動させ、保持突部44を第1の係合凹部12の下側
に係止させ、延長上管31a を電気掃除機本体1に取り付
ける。
【0041】また、延長上管31a および延長下管31b を
取り付けた後、電気掃除機本体1を所定の収容場所まで
搬送する場合、ホース21の把持部26を第1の係合凹部12
の開口部11への挿入方向と交差する略鉛直方向の上方に
持ち上げる。この把持部26の持ち上げにより、第1の取
付部35が第1の係合凹部12内で上方に摺動移動し、図2
に示すように、係止突部43が第1の係合凹部12の上側に
係止される。さらに、把持部26を上方に持ち上げると、
係止突部43にて電気掃除機本体1が引っ掛け上げられる
ように持ち上げられ、電気掃除機本体1を移動すること
ができる。
【0042】したがって、係止突部43を設けるのみで延
長管31を保持することができるとともに、この係止突部
43により電気掃除機本体1を持ち上げたり従動後輪7お
よび補助輪8にて移動させることができ、延長管31を取
り付けた状態で電気掃除機本体1を移動させるための取
手を別途設ける必要がなく、簡単な構成で製造性を向上
できる。
【0043】さらに、電気掃除機本体1の重心の略上方
に把持部26が位置するようにしたため、把持部26を持っ
て電気掃除機本体1を持ち上げる場合、安定して電気掃
除機本体1を持ち運ぶことができる。
【0044】また、立位状態の電気掃除機本体1に長手
方向を上下方向に沿って取り付けた延長管31の上端に接
続するホース21の把持部26を持って電気掃除機本体1を
持ち運ぶため、作業者がかがむことなく容易に電気掃除
機本体1を持ち運びできる。
【0045】なお、上記実施例において、第1の取付部
35および第1の係合凹部12と第2の取付部36および第2
の係合凹部15との二対を設けて説明したが、いずれか一
対でもできる。
【0046】そして、第2の取付部36および第2の係合
凹部15を用いず、第1の取付部35および第1の係合凹部
12のみを用いた場合には、延長管31は第1の取付部35の
保持突部44により第1の係合凹部12に保持されるので、
係止突部43を第1の係合凹部12内でせらせるすなわち押
圧保持させる必要がないため、図5および図6に示すよ
うに、電気掃除機本体1の底面を傾斜させずに床面と略
垂直となるように形成させてもできる。
【0047】なお、延長管31として分離接続される延長
上管31a および延長下管31b から構成して説明したが、
1本のみでもできる。この場合には、第1の取付部35お
よび第1の係合凹部12と第2の取付部36および第2の係
合凹部15とのいずれか一対を用いればよく、第2の取付
部36および第2の係合凹部15を用いる場合には、第2の
取付部36の係止突部43を第2の係合凹部15にせらせて保
持させるようにする。
【0048】また、上記実施例において、第1の取付部
36を第1の係合凹部15に係止取り付ける際に、保持部と
して保持突部44を第1の係合凹部15に係止させることに
より係止取り付けて説明したが、保持突部44を設けず、
第1係合凹部15近傍に磁石を設け、首部42の先端近傍に
鉄板などの磁性材料を設け、磁気により着脱自在に取り
付けたり、傾斜面などに粘着テープなどを設けた粘着力
により着脱自在に取り付けるなどでもできる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、取
付手段の保持部および係止部を係合手段の開口部に挿入
し、係合手段に保持部を保持させて延長管を掃除機本体
に取り付ける取付手段を係止取り付けるとともに、ホー
スの把持部を係止部の開口部への挿入方向と交差する上
方に引き上げた際に係止部が係合手段に係止されるた
め、ホースおよび延長管を容易に着脱でき、ホースに接
続された延長管を取り付けた状態で掃除機本体を移動さ
せるための取手を別途設ける必要がなく、簡便な構造で
容易に掃除機本体を持ち運びできる。
【0050】請求項2記載の電気掃除機によれば、請求
項1記載の電気掃除機において、延長管などの自重によ
り係合手段の傾斜面に取付手段の当接面が圧接して摩擦
力により取付手段が係合手段に保持されるため、簡便な
構成で延長管およびホースの着脱や掃除機本体の持ち運
びが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の一実施例を示す延長下管
を取り付けた状態の図3に示すA−A´を断面にした側
面図である。
【図2】同上延長上管を取り付けた状態の図3に示すB
−B´を断面にした側面図である。
【図3】同上電気掃除機本体の掃除状態を示す斜視図で
ある。
【図4】同上電気掃除機本体の収納状態の斜視図であ
る。
【図5】本発明の電気掃除機の他の実施例を示す延長管
を取り付けた状態の一部を切り欠いた側面図である。
【図6】同上電気掃除機本体の収納状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 11,14 開口部 12 係合手段としての第1の係合凹部 15 係合手段としての第2の係合凹部 15a 傾斜面 17 吸込口 21 ホース 26 把持部 31 延長管 35 取付手段としての第1の取付部 36 取付手段としての第2の取付部 43 係止部である係止突部 44 保持部である保持突部 48 保持部および当接面である外側面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースの一端を接続する吸込口を開口し
    た掃除機本体に設けられ開口部を有する係合手段に、前
    記ホースに接続される延長管に設けられた取付手段を係
    止取り付ける電気掃除機において、 前記ホースは、前記延長管に接続される端部近傍に把持
    部を有し、 前記取付手段は、 前記係合手段の前記開口部に挿入されて保持される保持
    部、および、前記開口部に挿入され前記ホースの把持部
    を前記開口部への挿入方向と交差する上方に引き上げた
    際に前記係合手段に係止される係止部を備えたことを特
    徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 係合手段は、開口部への係止部の挿入方
    向と交差する上方に向けて凹状に形成され、前記開口部
    に対向し上方に向けて傾斜する傾斜面を有し、 取付手段の保持部は、前記傾斜面に圧接する当接面であ
    ることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
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