JPH0123389Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0123389Y2
JPH0123389Y2 JP17548984U JP17548984U JPH0123389Y2 JP H0123389 Y2 JPH0123389 Y2 JP H0123389Y2 JP 17548984 U JP17548984 U JP 17548984U JP 17548984 U JP17548984 U JP 17548984U JP H0123389 Y2 JPH0123389 Y2 JP H0123389Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
main body
vacuum cleaner
clamp
clamp mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17548984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6189355U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17548984U priority Critical patent/JPH0123389Y2/ja
Publication of JPS6189355U publication Critical patent/JPS6189355U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0123389Y2 publication Critical patent/JPH0123389Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、付属品を収納する収納ケースの上面
開口部に電気掃除機本体を載置収納するようにし
た電気掃除機に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の電気掃除機は、第5図に示すよ
うに付属品収納ケース1の上面開口部に電気掃除
機本体2を載置し、この本体2の後面の係止部3
に収納ケース1の開口部近傍に形成した係合突起
4を係脱自在に係合し、この本体の前面の係止部
5に収納ケース1の前側上部に操作部10を前側
に露出させて設けたクランプ機構6のクランプ体
7を係脱自在に係合して本体2を収納ケース1に
収納する構成が採られていた。
また特開昭59−139227号公報に記載されている
ようにクランプ機構のクランプ体を収納ケースの
前側に上下方向に沿つて形成した凹部内に位置し
て設けた構造も知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記第5図に示す構造の従来の電気掃除機で
は、クランプ機構の解除操作は、クランプ機構6
のクランプ体7を収納ケース1の前面からばね8
に抗して押圧するため、本体2の把手9を杷持し
てクランプ体7の操作部10を前側から水平方向
に押圧することになり、力が掛り難く、指先への
負担が大きく、収納ケース1が動き易く、不安定
で操作性が悪く、さらにクランプ体7は収納ケー
ス1の前側に突出しているため、運搬中にクラン
プ体7の操作部10が何かに接触して解除方向に
作動し、本体2が収納ケース1から外れるなどの
問題があつた。
また特開昭59−139227号公報に記載されている
構造の電気掃除機でも、クランプ機構の解除操作
は、クランプ体を収納ケースの前面からばねに抗
して押圧するため、本体の把手を把持してクラン
プ体の操作部を前側から水平方向に押圧すること
になり、力が掛り難く、指先への負担が大きく、
収納ケースが動き易く、不安定で操作性が悪い問
題があつた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、収
納ケースに収納した掃除機本体の着脱操作性がよ
く、特に収納ケースに収納された掃除機本体を取
外すクランプ機構の解除操作は、掃除機本体の収
納ケースからの引き離し方向と解除操作子との操
作方向とが互いに反対方向となり、容易にかつ確
実に掃除機本体と収納ケースとの着脱ができる電
気掃除機を提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の電気掃除機は、前部に運搬用の把手部
を設けかつ電動送風機を内蔵するとともにフイル
タを装着した電気掃除機本体と、付属品を収納す
るとともに前記本体を上面開口部に載置して収納
する収納ケースとからなり、前記本体の前面およ
び後面にそれぞれ係止部を形成し、前記収納ケー
スの前側上部および後側上部に前記本体の前面お
よび後面に形成した係止部に係脱自在に係止する
クランプ機構を備え、前記収納ケースの前側上部
にこの収納ケースの上面開口部に収納した前記本
体の把手部の下部に対向してこの把手部を把持す
るための空間を設ける凹部を形成し、この凹部の
底部に臨ませて上下動自在に設けられ前記クラン
プ機構を解除する解除作動子を配設し、前記解除
作動子の下方に向かつた作動により前記クランプ
機構と前記本体の前面に形成した係止部との係合
が解除されることを特徴とするものである。
(作用) 本考案の電気掃除機は、掃除機本体の不使用時
には、収納ケースの上面開口部に掃除機本体を載
置し、この本体の前面および後面に形成した係止
部に収納ケースの前後上部のクランプ機構をそれ
ぞれ係止して収納する。そしてこの状態で収納ケ
ースを持運びをすることができ、また収納ケース
から掃除機本体を取り外す場合には、本体の前側
の把手を片手で把持しながら親指でクランプ解除
作動子を下方に押圧することにより、クランプ機
構が解除され、掃除機本体の引離し方向と解除作
動子の操作方向が互いに反対方向となり、解除作
動子を押圧したまま本体を収納ケースから取出す
ことができ、さらに本体を収納ケースに収納した
状態で運搬する時にクランプ解除作動子は収納ケ
ースの凹部に配設されているため、クランプ解除
作動子が接触してクランプが外れることがないも
のである。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面第1図乃至第4
図について説明する。
11は電気掃除機本体で、前部に把持用把手部
12が設けられ、さらに上面にも把手13が回動
自在に設けられ、この把手13は第1図鎖線で示
すように不使用時には上面の凹窪部14に収納さ
れるようになつている。
また前記本体11の上面前側には内部に装着す
る集塵フイルタ(図示せず)を挿脱するための開
閉自在の蓋板15が設けられ、この蓋板15はク
ランプ機構16にて閉塞状態に保持される。さら
に内部には電動送風機(図示せず)が設けられて
いる。
また前記本体11の前面には、前記把手部12
の下側に位置して吸込み口17が開口され、この
吸込み口17の下部の弧状傾斜面46には凹段状
の係止部18が形成され、後面にも下部に凹段状
の係止部19が形成されている。
なお本体11の下部前側には自在輪20が取付
けられ、後部両側には車輪21が軸支されてい
る。
22は付属品収納ケースで、前記掃除機本体1
1の吸込み口17に接続されるホース、延長管お
よび床ブラシなどを収納できるようになつてい
る。この収納ケース22の上面開口部23は前記
本体11の略下半部を嵌合載置できる大きさに形
成され、さらにこの収納ケース22の前側上部に
はこの収納ケース22の上面開口部23に嵌合載
置した前記本体11の前側把手部12の下方に対
向してこの把手部12を把持する空間24をあけ
る凹部25が形成されている。そしてこの凹部2
5の下部には前記本体11の係止部18に係脱自
在に係合して本体11を係着するクランプ機構2
6が設けられている。このクランプ機構26は、
前記収納ケース22の凹部25の下部に形成され
ている水平の摺動案内面27とこの摺動案内面2
7より垂直に設けた案内壁28,28とに案内さ
れて水平方向に移動されるクランプ体29と、こ
のクランプ体29を内方に向けて付勢するコイル
状ばね30とにて構成されている。このクランプ
体29の先端の前記本体11の前側係止部18に
係脱する係合部31が略三角形状に形成され、こ
の係合部31の上面は係合部31の上縁の延長上
の外側から内側に向つて下方に傾斜した傾斜面か
らなる被作動面32に形成されている。また前記
ばね30は、収納ケース22の外壁33とクラン
プ体29のばね受け部34との間に張設されてい
る。
また35はクランプ解除作動子で、前記収納ケ
ース22の外壁33とこの外壁33に対向して内
側に取付けた案内カバー36との間に上下動自在
に設けられている。この解除作動子35の下面に
は前記クランプ体29の被作動面32に係合摺動
する外側から内側に向つて下方に傾斜した作動面
38を形成した突部39が突設されている。そし
てこの解除作動子35の突部39の両側には前記
案内カバー36の両側壁部40に形成した上下方
向の案内長穴41の係合した軸部42によつて上
方への抜け外れが防止され、またクランプ体29
も解除作動子35を介して案内カバー36にて内
方への抜け外れが防止されている。
前記収納ケース22の前面には前記クランプ機
構26を配設した摺動案内面の下方に位置して手
が入り込む程度の幅の凹窪部43が形成され、こ
の凹窪部43の上部は摺動案内面27の下部がえ
ぐり状の把持凹部部44となるように外側に手掛
け部45が形成されている。そして前記解除作動
子35の上面から手掛け部45の下縁までの距離
Lを、片手の親指と他の指とで把持できる範囲の
寸法に設定されている。
また前記収納ケース22の後部内側には上面開
口部23の近傍に位置して前記本体11の後側の
係止部19を係合するクランプ機構、例えば、係
合突部48が突設されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
掃除機本体11を収納するときには、本体11
を前側の把手部12を持つて収納ケース22の上
面開口部23に嵌合載置すると、本体11の後面
の係止部19が収納ケース22の後部の係合突部
48に係合され、また本体11の前側は弧状傾斜
面46がクランプ体29の先端係合部31を摺動
しながらこのクランプ体29をばね30に抗して
移動させ、係止部18がクランプ体29の係合部
31の位置を越えると、クランプ体29がばね3
0により進出し、係合部31が係止部18に係合
され、本体11は収納ケース22に収納係止され
る。このとき収納ケース22に形成した凹部25
による空間24で把手部12を把持していても、
手が本体11と収納ケース22に挟まることがな
く、さらにこの状態で運搬するときには、収納ケ
ース22の手掛け部45に手を掛けて吊り下げて
運搬できる。
また本体11を収納ケース22から取り外すと
きには、本体11の前側把手部12を片手で把持
しながら他方の手の親指を解除作動子35に掛け
るとともに手掛け部45に他の指を掛け、親指で
除作動子35を下方に押し下げると、突部39の
作動面38がくさび状に食込んでクランプ体29
の被作動面32を押圧し、クランプ体29はばね
30に抗して案内壁28に案内されて円滑に後退
移動し、クランプ体29の係合部31が本体11
の係止部18から外れ、本体11の引き離し方向
と解除作動子35の操作方向とが互いに反対方向
となり、この解除作動子35を下方向に押圧した
ままで本体11の把手部12を把持して本体11
をそのまま本体11を収納ケース22から取り外
すことができ、また解除作動子35は下方向に押
圧するため、解除作動子35の操作時に収納ケー
スが移動することなく、安定しており、操作性が
よく、さらに解除作動子35は収納ケース22の
外壁33と案内カバー36に案内されており、解
除作動子35は確実に移動される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、前部に運搬用の把手部を設け
た電気掃除機本体と、付属品を収納するとともに
前記本体を上面開口部に載置して収納する収納ケ
ースとからなり、前記収納ケースの前側上部にこ
の収納ケースの上面開口部に収納した前記本体の
把手部の下部に対向してこの把手部を把持するた
めの空間を設ける凹部を形成し、この凹部の底部
に臨ませて下方に向つた作動により前記本体を係
止するクランプ機構を解除する解除作動子を配設
したので、収納ケースに載置収納した本体を取外
すとき、本体の前部の把手部を持つたままで解除
作動子を下方向に押圧すれば、クランプ体は本体
から外れ、そのまま本体を取外すことができ、解
除作動子は下方向に押圧するため、収納ケースは
移動することなく安定しており、本体の取外しが
容易で、操作性がよく、また解除作動子は下方向
に操作するため押圧力を確実に解除作動に加える
ことができ、指先の押圧力を軽減でき、さらに解
除作動子は外方向に突出していないため、運搬時
に解除作動子が接触して外れることがなく、安全
性を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気掃除機の
一部を切欠いた側面図、第2図は同上掃除機本体
と収納ケースとのクランプ部の縦断面図、第3図
は同上電気掃除機の一部を切欠いた一部の正面
図、第4図は同上電気掃除機の斜視図、第5図は
従来の電気掃除機の一部を切欠いた側面図であ
る。 11…電気掃除機本体、12…把手部、16,
19…係止部、22…収納ケース、26…クラン
プ機構、24…空間、25…凹部、35…解除作
動子、44…把持凹部、48…クランプ機構とし
ての係合突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前部に運搬用の把手部を設けかつ電動送風機
    を内蔵するとともにフイルタを装着した電気掃
    除機本体と、付属品を収納するとともに前記本
    体を上面開口部に載置して収納する収納ケース
    とからなり、 前記本体の前面および後面にそれぞれ係止部
    を形成し、 前記収納ケースの前側上部および後側上部に
    前記本体の前面および後面に形成した係止部に
    係脱自在に係止するクランプ機構を備え、 前記収納ケースの前側上部にこの収納ケース
    の上面開口部に収納した前記本体の把手部の下
    部に対向してこの把手部を把持するための空間
    を設ける凹部を形成し、この凹部の底部に臨ま
    せて上下動自在に設けられ前記クランプ機構を
    解除する解除作動子を配設し、 前記解除作動子の下方に向かつた作動により
    前記クランプ機構と前記本体の前面に形成した
    係止部との係合が解除されることを特徴とした
    電気掃除機。 (2) 収納ケースの前側上部に設けたクランプ機構
    の下側に位置して下方に開放した把持凹部を形
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電気掃除機。
JP17548984U 1984-11-19 1984-11-19 Expired JPH0123389Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17548984U JPH0123389Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17548984U JPH0123389Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6189355U JPS6189355U (ja) 1986-06-11
JPH0123389Y2 true JPH0123389Y2 (ja) 1989-07-18

Family

ID=30733089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17548984U Expired JPH0123389Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0123389Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6189355U (ja) 1986-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2456607A (en) Dust receptacle with lid opening mechanism on handle
JPS59120124A (ja) 電気掃除機
JPH0123389Y2 (ja)
JP2520738B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
JPH0733723Y2 (ja) 電気掃除機
JPS6035470Y2 (ja) 電気掃除機
JPS6137397Y2 (ja)
JPH0515903Y2 (ja)
JPH0335252Y2 (ja)
JPS6138515Y2 (ja)
JPS5855893Y2 (ja) 電気掃除機
JPS6137395Y2 (ja)
JPS6110585Y2 (ja)
JPS6324848Y2 (ja)
JPS6314758Y2 (ja)
JPS6250139B2 (ja)
JPS6014474Y2 (ja) スチ−ムアイロン
JPS6136207Y2 (ja)
JPH0722183Y2 (ja) 電気掃除機
JP3241957B2 (ja) 電気掃除機
JP2533114Y2 (ja) 電気掃除機
KR200144879Y1 (ko) 진공청소기의 커버 개폐장치
JPS6041896Y2 (ja) 電気掃除機
JPS6110601Y2 (ja)
JPH0123396Y2 (ja)