JP3241320B2 - 共栓付試験管の自動開閉装置 - Google Patents

共栓付試験管の自動開閉装置

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JP3241320B2 JP07433398A JP7433398A JP3241320B2 JP 3241320 B2 JP3241320 B2 JP 3241320B2 JP 07433398 A JP07433398 A JP 07433398A JP 7433398 A JP7433398 A JP 7433398A JP 3241320 B2 JP3241320 B2 JP 3241320B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明は、試料の成分分析に先
立ち、その前処理作業に使用される共栓付試験管の自動
開閉装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】試料の成分分析を行うには種々の
前処理が必要である。これらの前処理の中には共栓付試
験管への溶媒の注入工程があり、この注入工程では先ず
共栓付試験管のプラグを引き抜き、その試験管の口部を
開かなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】共栓付試験管のプラグ
はそのプラグが試験管の口部に強力に密着し、プラグを
容易に引き抜きことができない。このため、共栓付試験
管のプラグの引き抜き及び押し込みは従来手作業で行っ
ており、その作業効率は悪い。発明は上述の事情に基づ
いてなされ、その目的は共栓付試験管のプラグの引き抜
き及び押し込みを自動的に行うことができる共栓付試験
管の自動開閉装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明における共栓付試験
管の自動開閉装置は共栓付試験管が試験管本体と、こ
の試験管本体の口部を閉塞する頭部付きのプラグとから
なる共栓付試験管に適用され、プラグは試験管本体の口
部の開口縁から突出するネック部を有している。 そし
て、発明の自動開閉装置は、立設状態の共栓付試験管に
対し、上方から接離可能な昇降部材と、この昇降部材に
設けられたクランプユニットとを備え、クランプユニッ
トは開閉可能な一対のクランプ爪及びパッドを含んでい
る。更に、各クランプ爪の内側面には楔ピンがそれぞれ
取り付けられており、これら楔ピンは、クランプ爪が閉
じたとき、プラグのネック部を両側から挟み付けるよう
にしてプラグの頭部と試験管本体における口部の開口縁
との間に進入し、この進入に伴い、口部の開口縁を下方
に押さえ付けながらプラグの頭部を押し上げることで、
口部からプラグを引き上げ、そして、頭部を介してプラ
グを保持可能となっている。
【0005】このような自動開閉装置によれば、クラン
プユニットは、立設状態にある共栓付試験管の上方から
下降し、一対のクランプ爪を閉じる。この際、一対のク
ランプ爪の楔ピンは、共栓付試験管におけるプラグのネ
ック部を両側から挟み付けるようにプラグの頭部と試験
本体の開口縁との間の間隔に進入する。このような楔
ピンの進入により、楔ピンは試験管本体における口部の
開口縁を下方に押付けながらプラグの頭部を押し上げ、
これにより、プラグの頭部と試験管本体の開口縁との間
の間隔が拡開し、プラグと試験管本体の口部との密着が
解除される。従って、プラグは試験管本体の口部から
上げられ、頭部を介して一対の楔ピンにより保持され
る。この後、クランプユニットの上昇に伴い、プラグは
一対の楔ピンに保持された状態で、試験管の口部から完
全に引き抜かれる。
【0006】開状態にある試験管本体に対して所定の処
理が完了すると、クランプユニットが試験管本体の上方
に再び下降し、一対の楔ピンに保持されたプラグは試験
本体の口部の直上に位置付けられる。この状態で、一
対のクランプ爪が開かれると、プラグは試験管本体の口
部内に落とし込まれる。この後、クランプユニットのパ
ッドが下降し、プラグを試験管本体の口部内にしっかり
と押し込む。
【0007】各クランプ爪には楔ピンの上側に板ばね製
の挟持片が更に取り付けられており、これら挟持片
ピンと協働して、プラグの頭部を挟持することができる
(請求項2)。このような一対の挟持片が備えられてい
れば、上述した一対の楔ピンの進入時、共栓付試験管の
プラグが試験管本体の口部から飛び出そうしても、この
飛び出しは挟持片により防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、共栓付試験管の自動開
閉装置を使用した溶媒注入装置が示されている。溶媒注
入装置は試料の成分分析にあたり、その前処理の1つ工
程を実施する。溶媒注入装置は水平な可動テーブル10
を備えており、可動テーブル10はフィードユニット1
1に取り付けられている。フィードユニット11は、可
動テーブル10の下側に配置されたフィードスクリュー
12と、フィードスクリュー12にカップリング13を
介して連結され、フィードスクリュー12を正逆方向に
回転させるサーボモータ14とにより構成され、可動テ
ーブル10を一定の方向に間欠的に移動させることがで
きる。
【0009】可動テーブル10上には試験管スタンド
(以下、単にスタンドと称する)Sが載置されており、
スタンドSは、10本の共栓付試験管Tを2列にして保
持することができる。図2を参照すると、スタンドS及
び共栓付試験管Tがより具体的に示されている。スタン
ドSはその底壁に一対の位置決め孔Hを有し、これら位
置決め孔HはスタンドSにおける底壁の長手軸線上に配
置されている。一方、共栓付試験管Tは、試験管(試験
管本体)tとプラグpとの組み合わせからなり、プラグ
pはネック部nを介して一体的に接続された頭部hを有
する。図3から明らかなようにプラグPは試験管tの口
脱着可能にして差し込まれている。なお、各共栓付
試験管Tには成分分析すべき試料が予め投入されている
ものとする。
【0010】スタンドSはその両側面に把持部Gをそれ
ぞれ有し、これら把持部GはスタンドSの移送に利用さ
れる。スタンドSの移送は例えば直交3軸ロボット(図
示しない)によってなされ、このロボットはスタンドS
を把持するハンドを有し、このハンドは水平面内にて回
転可能となっている。ロボットが可動テーブル10上に
スタンドSを載置するとき、スタンドSは可動テーブル
10上にて位置決めされる。より詳しくは、図4に示さ
れているように可動テーブル10の上面には、その先端
が円錐状をなす一対の位置決めピン15が突設されてお
り、これら位置決めピン15はスタンドSの対応した位
置決め孔Hに差し込まれる。この結果、可動テーブル1
0のスタンドSはその試験管列が可動テーブル10の移
動ラインに対して正確に平行となる。
【0011】更に図4に示されているように、可動テー
ブル10からは被検出片16が垂下されており、被検出
片16はフィードユニット11の側面に取り付けられた
光電センサ17により検出される。より詳しくは、光電
センサ17は可動テーブル10、即ち、スタンドSの原
点位置を検出し、サーボモータ14は原点位置からスタ
ンドS内の共栓付試験管Tのピッチ間隔に等しい距離毎
に可動テーブル10を移動させる。
【0012】可動テーブル10の側方には、アームポス
ト18が配置されており、アームポスト18の上端から
は昇降軸19が突出されている。アームポスト18は、
昇降軸19を昇降且つ回動させる機構を内蔵している。
この機構は例えば、昇降軸19をスプライン軸とし、昇
降軸19を上下動させる昇降シリンダと、昇降軸19を
回動させるロータリシリンダとの組み合わせから実現さ
れる。
【0013】昇降軸19の上端には2本のアーム20,
21が取り付けられており、これらアーム20,21は
90°の角度を存して水平に延びている。アーム20の
先端にはクランプユニット22が装着されており、アー
ム21の先端には注入管ホルダ23が取り付けられてい
る。図1中、クランプユニット22は簡略化して示され
ている。
【0014】図4及び図5に示されているように、クラ
ンプユニット22はクランプシリンダ24を備えてお
り、クランプシリンダ24はアーム20の一方の面に下
向きにして取り付けられている。クランプシリンダ24
は下方に突出した一対のクランプ爪25を有し、これら
クランプ爪25はクランプシリンダ24の作動に伴い、
接離可能、即ち、開閉可能となっている。各クランプ爪
25の下端にはその内面から楔ピン26が同一の水平面
内にて突設されており、その先端は半球状をなしてい
る。
【0015】より詳しくは、図6に示されているように
一対の楔ピン26は水平方向に所定の間隔、即ち、前述
した共栓付試験管Tにおけるプラグpのネック部nの直
径に相当する間隔を存して配置されている。更に、楔ピ
ン26は、ネック部nを形成する周溝の曲率半径よりも
若干大きな直径を有している。更に、各クランプ爪25
には、板ばね製の挟持片27が更に取り付けられてお
り、これら挟持片27は対応する楔ピン26の上方にて
同一の水平面内に位置付けられている。より詳しくは、
図6に示されているように挟持片27の突出長さは楔ピ
ン26よりも若干短く、そして、水平方向でみて一対の
楔ピン26の間に配置されている。
【0016】クランプユニット22には、押し込みシリ
ンダ28が更に備えられており、この押し込みシリンダ
28もまたアーム20の他方の面に下向きにして取り付
けられている。押し込みシリンダ28のピストンロッド
にはパッドプレート29が取り付けられ、このパッドプ
レート29は水平に延び、そして、その先端は図4から
明らかなように前述した挟持片27間の中央で且つその
上方に位置付けられている。
【0017】図7に示されているようにパッドプレート
29の先端には、パッド軸30が上下に貫通して取り付
けられており、パッド軸30はその上端のねじ部に螺合
したディスクナット31及びストッパリング32を介し
てパッドプレート29に支持されている。パッド軸30
の下端にはゴム製のパッド33が取り付けられており、
このパッド33とパッドプレート29との間にはコイル
スプリング34が配置されている。コイルスプリング3
4はパッド33を下方に向けて押圧付勢している。
【0018】一方、前述したアーム22の注入管ホルダ
23には、注入管45(図4参照)が保持されており、
注入管45は下端が注入管ホルダ23から下方に突出
し、その開口端が下向きとなっている。注入管45は可
撓性を有したチューブからなり、その他端側は図8に示
す溶媒注入ユニット35に接続されている。溶媒注入ユ
ニット35は電磁三方弁36を備え、電磁三方弁36は
1個ずつの出口及び入口と、1つの入出口とを有してい
る。電磁三方弁36の出口には注入管45の他端が接続
され、その入口には供給管路37を介して溶媒タンク3
8が接続されている。溶媒タンク38には所定の溶媒が
蓄えられている。そして、電磁三方弁36の入出口には
接続管路39が接続されており、接続管路39はコネク
タ40を介してシリンジ41に接続されている。シリン
ジ41のプランジャ42はその突出端がステップリニア
アクチュエータ43に連結されており、ステップリニア
アクチュエータ43は電磁三方弁36の切換作動に連動
してシリンジ41のプランジャ42を往復動させ、シリ
ンジ41に吸引及び吐出動作を行わせる。より詳しく
は、シリンジ41が吸引動作を行うとき、電磁三方弁3
6はその入口と入出口との間のみを連通させており、こ
れにより、シリンジ41内に溶媒タンク38の溶媒が吸
引される。この後、シリンジ41が吐出動作を行うと
き、電磁三方弁36は出口と入出力口のみを連通させ、
これにより、シリンジ41から吐出された溶媒は注入管
45を通じて、その開口端から吐出される。
【0019】次に、スタンドS内の共栓付試験管Tに対
する溶媒の注入工程を説明する。先ず、原点位置にて待
機状態にある可動テーブル10上にスタンドSがロボッ
トにより位置決めして載置される。この際、クランプユ
ニット22及び注入管ホルダ23は可動テーブル10の
上方から退避している。この状態で、アームポスト19
の昇降軸19が回動され、図1に示されているようにク
ランプユニット22がスタンドSの上方に移動される。
より詳しくは、クランプユニット22は、スタンドS内
における一方の試験管列のうち、その端に位置したター
ゲットの共栓付試験管Tの上方に移動される。この後、
昇降軸19とともにクランプユニット22は下降し、図
4に示されるようにクランプシリンダ24の一対のクラ
ンプ爪25がターゲット共栓付試験管Tのプラグpの両
側に位置付けられる。より詳しくは、一対の楔ピン26
がそのプラグpのネック部nの両側に位置付けられる。
【0020】この状態で、クランプシリンダ24のクラ
ンプ爪25が閉じられると、一対の楔ピン26はプラグ
pのネック部nに向けて前進し、図9に示されているよ
うにネック部nを両側から挟み付ける。より詳しくは、
楔ピン26は、共栓付試験管における試験管tの口部の
開口縁とプラグpの頭部との間に楔のようにして進入す
る。前述したように楔ピン26の直径はネック部nの曲
率半径よりも若干大きく設定されているので、楔ピン2
6の進入に伴い、楔ピン26は試験管tの開口縁を下方
に押し付けながらプラグpの頭部hを押し上げることに
なり、これにより、試験管tの口部に対するプラグpの
密着を解除し、プラグpを試験管tの口部から跳ね上げ
るようにして引き上げる。
【0021】この際、各クランク爪25の挟持片27は
プラグpの頭部上に前進し、プラグpを上方から押さえ
付けている。それ故、一対の楔ピン26によりプラグp
が強く跳ね上げられても、プラグpの飛び出しは挟持片
27により確実に防止される。楔ピン26はその先端が
半球状をなし、そして、挟持片27は板ばねからなって
いるので、共栓付試験管Tの製作公差や試験管tへのプ
ラグpの差し込み量に多少のばらつきがあっても、一対
ずつの楔ピン26及び挟持片27はプラグpを試験管t
の口部からプラグpを確実に浮き上がらせ、そして、保
持することができる。従って、図10に示されているよ
うにクランプユニット22がアーム20とともに上昇さ
れると、プラグpは試験管tの口部から円滑にして引き
抜かれる。
【0022】この後、昇降軸19が90°更に回動され
ると、クランプユニット22はプラグpとともにターゲ
ットの共栓付試験管Tの上方から逃げ、そして、その共
栓付試験管Tの上方には図11に示されているように注
入管ホルダ23、即ち、注入管45の下端が移動され
る。この後、注入管45はアーム21とともに下降し、
図12に示されているように、その下端が試験管tの口
部内に進入する。この状態で、前述した溶媒注入ユニッ
ト35が作動され、試験管tに所定量の溶媒が注入され
る。
【0023】溶媒の注入が完了すると、注入管45は注
入管ホルダ23とともに上昇して、試験管tの上方から
退避し、その試験管tの上方にクランプユニット22が
プラグpを伴い再び移動される。この後、クランプユニ
ット22が下降し,プラグpは試験管tの口部直上に位
置付けられる。この状態で、クランプシリンダ24は一
対のクランプ爪25を開いて楔ピン26及び挟持片27
からプラグpを解放し、このプラグpを図13に示され
ているように試験管tの口部内に落とし込む。
【0024】この後、押し込みシリンダ28の伸張作動
によりパッド33が下降し、図14に示されているよう
にパッド33はプラグpを試験管tの口部内に所定の差
し込み量だけ押し込む。このようにしてプラグpの打栓
が完了した後、パッド33は元の位置まで上昇する。上
述したように1本の共栓付試験管Tに対し、プラグpの
開栓、溶媒注入、そしてプラグpの閉栓までの一連の溶
媒注入工程が完了すると、可動テーブル10は共栓付試
験管Tのピッチ間隔に等しい距離だけ前進し、クランプ
ユニット22の下方に次の共栓付試験管Tが位置付けら
れる。この後、その共栓付試験管Tに対し、上述の溶媒
注入工程が繰り返される。
【0025】試験管列の全ての共栓付試験管Tに対する
溶媒注入工程が完了すると、ロボットは可動テーブル1
0上からスタンドSを持ち上げ、一方、可動テーブル1
0は原点位置に復帰する。この後、ロボットはスタンド
Sを水平面内にて180°回転させた後、可動テーブル
10上に位置決めして載置する。これにより、スタンド
S内における他方の列の共栓付試験管Tに対しても、上
述した溶媒注入工程が順次、同様にして実施される。ス
タンドS内の全ての共栓付試験管Tに溶媒が注入される
と、スタンドSはロボットにより可動テーブル10上か
ら次の工程に移送される。
【0026】発明は上述の実施例に制約されるものでは
なく、種々の変更が可能である。例えば、クランプユニ
ットは楔ピン26及びパッド33の作動にエアシリンダ
からなるクランプシリンダ24及び押し込みシリンダ2
8を使用しているが、これらシリンダに代えて他の電動
アクチュエータを使用することも勿論可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように発明の自動開閉装置
(請求項1)によれば、共栓付試験管におけるプラグの
ネック部を両側から挟み付けるようにして一対のクラン
プ爪の楔ピンをプラグの頭部と試験管本体の口部の開口
縁との間に進入させるだけで、共栓付試験管のプラグを
確実に引き抜き、そして、引き抜いたプラグをパッドに
より試験管本体の口部に押し込むことができる。従っ
て、プラグを自動的に開閉できるから、共栓付試験管へ
の溶媒注入工程の自動化が可能となる。この結果、成分
分析の前処理に要する労力が大幅に軽減されるばかりで
なく、前処理の処理能力をも向上する。
【0028】自動開閉装置が楔ピンと協働する板ばね製
の挟持片を備えていれば(請求項2)、共栓付試験管の
プラグの飛び出しを確実に防止でき、その開栓及び打栓
を信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶媒注入装置の平面図である。
【図2】試験管スタンド及び共栓付試験管を示した図で
ある。
【図3】共栓付試験管の詳細図である。
【図4】溶媒注入装置の正面図である。
【図5】クランプシリンダの側面図である。
【図6】一対ずつの楔ピン及び挟持片の配置を示した図
である。
【図7】パッド周辺の詳細図である。
【図8】溶媒注入ユニットの構成図である。
【図9】クランプ爪が閉じ、一対の楔ピンによりプラグ
が挟持された状態を示す図である。
【図10】プラグが抜き取られた状態を示す図である。
【図11】試験管の上端開口に注入管が移動した状態を
示す図である。
【図12】試験管内に注入管の下端が進入した状態を示
す図である。
【図13】試験管の口部にプラグが落とし込まれた状態
を示す図である。
【図14】パッドが試験管の口部にプラグを押し込んだ
状態を示す図である。
【符号の説明】
22 クランプユニット 24 クランプシリンダ 25 クランプ爪 26 楔ピン 27 挟持片 33 パッド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−324051(JP,A) 特開 平7−156994(JP,A) 特開 平6−278793(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/02 B67B 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験管本体の口部が頭部付きのプラグによ
    り閉塞され、前記プラグのネック部が前記口部の開口縁
    から突出した立設状態共栓付試験管に対し、上方から
    接離可能な昇降部材と、 前記昇降部材に設けられたクランプユニットとを備え、 前記クランプユニットは、下方に突出し且つ開閉可能な
    一対のクランプ爪と、 前記各クランプ爪にそれぞれ設けられ、前記クランプ爪
    が閉じたとき、前記プラグの前記ネック部を両側から挟
    み付けるようにして前記頭部と前記口部の開口縁との間
    に進入し、この進入に伴い、前記口部の開口縁を下方に
    押さえ付けながら前記プラグの前記頭部を押し上げて前
    記口部から前記プラグを引き上げ、前記頭部を介して前
    記プラグを保持可能な一対の楔ピンと、 前記一対の楔ピンの上方に上下動可能にして設けられ、
    前記保持状態のプラグを前記試験管の口部に上方から押
    し込むパッドとを含むことを特徴とする共栓付試験管の
    自動開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記各クランプ爪には、前記楔ピンの上
    方に板ばね製の挟持片が取り付けられており、これら挟
    持片と楔ピンとの間にて前記プラグの頭部を挟持するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の共栓付試験管の自動開
    閉装置。
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