JP3239781B2 - チルト窓用開閉装置 - Google Patents

チルト窓用開閉装置

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JP3239781B2 JP32305496A JP32305496A JP3239781B2 JP 3239781 B2 JP3239781 B2 JP 3239781B2 JP 32305496 A JP32305496 A JP 32305496A JP 32305496 A JP32305496 A JP 32305496A JP 3239781 B2 JP3239781 B2 JP 3239781B2
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    • B60J1/08Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides
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    • B60J1/14Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides adjustable with pivotal or rotary movement
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/60Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
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    • E05F15/63Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for swinging wings operated by swinging arms
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
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    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓開口に対して、
窓ガラスを傾斜動させることにより窓開口を開閉するチ
ルト窓用開閉装置に関するもので、2ドア車両等の後部
窓(いわゆる、リアクウォータウインドウ)の開閉装置
に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】チルト窓用開閉装置の構造は、例えば実
開昭63−116678号公報に記載のごとく、モー
タ、減速機構およびリンク機構等から構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リンク機構
を構成するリンクは、上記公報に記載のごとく、少なく
とも2種類(第1リンク、第2リンク)は必要であるた
め、リンク機構を組み立てる際の組付け工数が必然的に
多くなってしまう。このため、チルト窓用開閉装置の製
造原価低減を図るには、リンク機構の組付け工数低減を
図る必要がある。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、リンク機構の組
付け工数低減を図ることにより、チルト窓用開閉装置の
製造原価低減を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1に
記載の発明では、前記電動モータ(23)を収納するハ
ウジング(25a、25b)と、前記ハウジング(25
a、25b)から突出し、前記回転力を出力する出力軸
(26)と、前記ハウジング(25a、25b)を挟み
込むようにして前記出力軸(26)の両端側に配設さ
れ、前記出力軸(26)と一体的に回転する、少なくと
も2本の第1リンク(21a)と、前記窓体(13)と
前記各第1リンク(21a)とに回転可能に連結された
少なくとも1本の第2リンク(21b)とを備え、前記
第2リンク(21b)には、前記2本の第1リンク(2
1a)が前記第2リンク(21b)に対して前記出力軸
(26)の軸方向に移動することを規制する装着スリッ
(21c)が形成されていることを特徴としている。
【0006】これにより、2本の第1リンク(21a)
と第2リンク(21b)との連結部において、両リンク
(21a、21b)間の脱落が防止されていれば、2本
の第1リンク(21a)に対して、2本の第1リンク
(21a)が出力軸(26)から脱落することを防止す
るための脱落防止手段を施す必要がない。換言すれば、
2本の第1リンク(21a)と第2リンク(21b)と
によって、ハウジング(25a、25b)を挟み込む、
コの字状を形成するため、両リンク(21a、21b)
からなるリンク機構全体が、仮に、出力軸(26)の軸
方向一端側に移動した場合であっても、他端側に配設さ
れた第1リンク(21a)がハウジング(25a、25
b)に干渉するため、2本の第1リンク(21a)と第
2リンク(21b)との連結部が外れない限り、前記リ
ンク機構全体がハウジング(25a、25b)から外れ
ない。
【0007】したがって、2本の第1リンク(21a)
に対して脱落防止手段を施す必要がないので、チルト窓
用開閉装置の構造が簡単になるとともに、組付け工数低
減を図ることができるので、チルト窓用開閉装置の製造
原価低減を図ることができる。
【0008】また、ガイド壁(21c)によりリンク機
構に対して出力軸(26)の軸方向から作用する外力に
対しての剛性を向上させることができるので、前記リン
ク機構の信頼性(耐久性)を向上させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は後述する実施形態記
載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施の形
態について説明する。 (実施形態)図1は、リアクウォータウインドウ(以
下、窓と呼ぶ。)1が設けられた車両の模式図であり、
この窓1は、窓開口11を形成するとともに車両のボデ
ィ部材をなす窓枠12に、窓ガラス(窓体)13の一端
がヒンジ14を介して回転可能に連結されたものであ
る。
【0010】そして、窓ガラス13の他端側には、窓ガ
ラス13を窓開口11に対して傾斜動させることによ
り、窓開口11を開閉するチルト窓用開閉装置(以下、
開閉装置と略す。)2が窓枠12(車両のボディ)に固
定されている。開閉装置2は、図2に示すように、第
1、2リンク21a、21bからなるリンク機構21
と、このリンク機構21を駆動する開閉装置本体部22
とから構成されており、開閉装置本体部22は、金属製
のブラケット15を介して窓枠12(内板)にボルト
(図示せず)にて固定されている。なお、16は、窓ガ
ラス13を閉じたときに窓ガラス13と窓枠12との隙
間を密閉するゴム製のパッキン(ウェザーストリップ)
である。
【0011】また、開閉装置本体部22は、図3に示す
ように、リンク機構21を駆動する回転力を発生する電
動モータ(以下、モータと略す)23と、このモータ2
3の出力を減速してリンク機構21に伝達する減速機構
24と、モータ23および減速機構24を収納し、か
つ、モータ23を挟んで着脱可能に連結された樹脂製の
第1、2ハウジング25a、25b(図4参照)とから
構成されている。因みに、本実施形態では、両ハウジン
グ25a、25bは、ビス25cにて連結されている
(図2参照)。
【0012】そして、減速機構24は、図3に示すよう
に、モータ23の出力軸23aに嵌合されたウォーム2
4a、ウォームホイール24b、平歯車24c〜24e
から構成されており、減速機構24の最終減速段歯車で
ある平歯車24eには、第1リンク21aに連結する出
力軸26が一体成形されている。なお、出力軸26の両
端には、断面がD字形状に形成された係止部26aが形
成されており、一方、第1リンク21aには、係止部2
6aに嵌合するD字形状の係止穴21が形成されてい
る。これにより、第1リンク21aが出力軸26と一体
的に回転することができる。
【0013】そして、第1リンク21aは、図4に示す
ように2本設けられており、この2本の第1リンク21
aは、開閉装置本体部22(両ハウジング25a、25
b)を出力軸26の両端側から挟み込むようにして、開
閉装置本体部22から突出する出力軸26の係止部26
aに挿入されている。また、第1、2リンク21a、2
1bの連結部うち、第2リンク21b側には、2本の第
1リンク21aが挿入される装着スリット(装着穴)2
1cが形成されており、2本の第1リンク21aは、そ
の端部が装着スリット21cに挿入された状態でスプリ
ングピン21dを介して第2リンク21bに回転可能に
連結している。
【0014】因みに、スプリングピン21dとは、JI
S B 2808に規定されているように、径寸法が弾
性変形可能なピンであり、本実施形態では、第1リンク
21aに形成されたスプリングピン用挿入穴(図示せ
ず)の径寸法より、第2リンク21bに形成されたスプ
リングピン用挿入穴(図示せず)の径寸法の方が小さく
なっている。これにより、スプリングピン21dは、第
2リンク21bのスプリングピン用挿入穴にて圧入固定
された状態となっている。
【0015】ところで、平歯車24eの側面のうち第1
ハウジング25a側には、図5、6に示すように、歯幅
方向に陥没する円周状の凹部27が形成されており、こ
の凹部27の底部27aには、平歯車24eと一体に回
転するとともに、第1ハウジング25a側に突出する回
転突起部28が形成されている。一方、第1ハウジング
25aのうち凹部27に対応する部位には、平歯車24
eに向けて突出する固定突起29が形成されている。因
みに、減速機構24を構成する各歯車24a〜24eは
樹脂製であり、回転突起部28は、平歯車24eおよび
凹部27とともに一体成形されている。
【0016】ところで、図5中、30は、モータ23に
電力を供給する外部配線(図示せず)に接続される金属
製のコネクタ端子であり、このコネクタ端子30は、ク
ランク状に屈曲した屈曲部31(図7参照)が形成され
た状態で、一端側がモータ23の給電部23bに直接接
触し、他端側が第1ハウジング25a内外をモータ23
の径方向に貫通して端子カバー30a内に突出してい
る。
【0017】なお、給電部23bは、モータ23の軸方
向端部に設けられており、コネクタ端子30のうち給電
部23bとの接触部には、弾性変形可能な接触片30b
がコネクタ端子30から切り起こされている(図7参
照)。また、コネクタ端子30のうち、コネクタ端子3
0と第1ハウジング25aとの接触部位30cには、図
7に示すように、コネクタ端子30を第1ハウジング2
5aに係止する係止部として、三角状の突起部32およ
び切り起こし突起部(ランス)33が形成されている。
【0018】そして、コネクタ端子30は、両突起部3
2、33に加えて、屈曲部31が接触部位30cに及ぼ
す弾性力に伴って発生する摩擦力によって第1ハウジン
グ25aに保持されている。次に、本実施形態に係る開
閉装置の作動を述べる。開閉装置2のモータ23は、図
2に示すように、制御装置(駆動回路)3によって、そ
の始動停止および回転方向が制御されており、制御装置
3には、乗員が操作するスイッチ4からの開閉信号と、
エンジンの始動スイッチ(イグニッションスイッチ)5
からの信号とが入力されている。
【0019】そして、制御装置3は、始動スイッチ5か
らの信号により、エンジン稼働可能状態であるか、又は
バッテリ(図示せず)からの電力を開閉装置2に供給す
ることができる状態(いわゆる、イグニッションスイッ
チがアクセサリ状態になっているとき)であると判定さ
れたときのみ、スイッチ4からの開閉信号に基づいてモ
ータ23を駆動する。
【0020】ここで、例えばスイッチ4から開信号が発
せられたときには、モータ23が開方向に回転するとと
もに回転突起部28が回転する。そして、回転突起部2
8の一端側が固定突起29の一端側に衝突し、モータ2
3の回転が機械的に停止させられると、モータ23に供
給されるモータ電流が上昇する。そこで、制御装置3
は、モータ電流が所定値を越えたときに、窓ガラス1c
が全開状態になったものとみなしてモータ電流を遮断す
る。
【0021】また逆に、スイッチ4から閉信号が発せら
れたときには、モータ23が閉方向に回転するとともに
回転突起部28が回転する。そして、回転突起部28の
他端側が固定突起29の他端側に衝突し、モータ23の
回転が機械的に停止させられると、前述のごとく、モー
タ23に供給されるモータ電流が上昇する。そこで、制
御装置3は、モータ電流が所定値を越えたときに、窓ガ
ラス1cが全閉状態になったものとみなしてモータ電流
を遮断する。因みに、図2中、2点鎖線は全閉状態を示
しており、実線は全開状態を示している。
【0022】なお、本実施形態では、窓ガラス13の閉
め忘れを防止すべく、始動スイッチ5がON状態からO
FF状態になったときには、窓ガラス13を閉じる閉信
号が制御装置3より発せられるように構成されている。
次に、本実施形態の特徴を述べる。本実施形態では、2
本の第1リンク21aは、開閉装置本体部22を出力軸
26の両端側から挟み込むようにして配設されているの
で、2本の第1リンク21aと第2リンク21bとの連
結部において、両リンク21a、21b間の脱落が防止
されていれば、2本の第1リンク21aに対して、2本
の第1リンク21aが出力軸26から脱落することを防
止するための脱落防止手段を施す必要がない。
【0023】換言すれば、2本の第1リンク21aと第
2リンク21bとによって、開閉装置本体部22を挟み
込む、コの字状を形成するため、リンク機構21全体
が、仮に、出力軸26の軸方向一端側に移動した場合で
あっても、他端側に配設された第1リンク21aが開閉
装置本体部22に干渉するため、2本の第1リンク21
aと第2リンク21bとの連結部が外れない限り、リン
ク機構21全体が開閉装置本体部22から外れない。
【0024】したがって、2本の第1リンク21aに対
して脱落防止手段を施す必要がないので、開閉装置2の
構造が簡単になるとともに、組付け工数低減を図ること
ができるので、開閉装置2の製造原価低減を図ることが
できる。また、2本の第1リンク21aは、その端部が
装着スリット21cに挿入された状態で第2リンク21
bと連結しているので、装着スリット21cは、2本の
第1リンク21aが第2リンク21bに対して出力軸2
6の軸方向(図4の紙面上下方向)に移動することを防
止するガイド壁として機能する。
【0025】したがって、リンク機構21に対して出力
軸26の軸方向から作用する外力に対しての剛性を向上
させることができるので、リンク機構21の信頼性(耐
久性)を向上させることができる。また、両突起部2
8、29は、モータ23を機械的に停止させるストッパ
機構を構成するとともに、両突起部28、29はハウジ
ング25a、25b内に設けられているので、リンク機
構21の一部をハウジング25a、25bの外壁の一部
に衝突させる必要がない。
【0026】また、ポテンショメータ等によりモータ2
3の回転量を検出してモータ23を制御する必要もない
ので、開閉装置2の大型化および製造原価上昇を防止し
つつ、モータ23の停止時における異物の挟み込みを防
止することができる。また、回転突起28は凹部27内
に形成されているので、開閉装置本体部22のうち平歯
車24eの歯幅方向と平行な部位の寸法を小さくするこ
とができる。延いては、開閉装置2の小型化を図ること
ができるので、開閉装置2の車両への搭載性を向上させ
ることができる。
【0027】また、コネクタ端子30の一端側が給電部
23bに直接接触し、他端側が第1ハウジング25aを
貫通して端子カバー30a内に突出しているので、例え
ば、コネクタ端子が給電部23bから端子カバー30a
内のまで直接的に繋がっておらず、リード線等を介して
間接的に繋がっているものに比べて、開閉装置2の部品
点数および組付け工数低減を図ることができる。
【0028】また、コネクタ端子30は、突起部32、
33および屈曲部31による摩擦力によって保持されて
いるので、コネクタ端子30を確実に第1ハウジング2
5aに固定することができる。ところで、上述の実施形
態では、出力軸26の係止部26aとして、出力軸26
の両端をD字形状としたが、これに換えて二面幅として
もよい。
【0029】また、上述の実施形態では、第1リンク2
1aと第2リンク21bとは、スプリングピン21dを
介して連結されていたが、リベットのごとく、ピンの端
部を潰すことにより両リンク21a、21b間の脱落を
防止してもよい。因みに、上述の実施形態では、回転突
起部28と固定突起部29とを直接衝突させたが、両突
起部28、29の少なくとも一方側に衝突時の衝撃を緩
和する緩衝機構として、図9に示すように、ゴム製の弾
性部材34を配設してもよい。
【0030】これにより、衝突時の衝撃を緩和すること
ができるので、両突起部28、29および減速機構24
の信頼性(耐久性)を向上させることができるととも
に、衝突時に発生する衝突音を防止することができるの
で、車両乗員に対して不快な印象を与えることを防止す
ることができる。なお、緩衝機構として、両突起部2
8、29のうち少なくともいずれか一方を、比較的弾性
変形し易い材料、もしくは弾性変形し易い形状として緩
衝機構を形成してもよく、さらに、ゴム製の弾性部材3
4に換えて、ばね等の弾性体としてもよい。
【0031】また、上述の実施形態では、固定突起29
を第1ハウジング25aに設けたが、第2ハウジング2
5b側に設けてもよい。また、上述の実施形態では、回
転突起28を凹部27内に設けたが、凹部27を廃止
し、平歯車24eの側面、もしくは凹部27の内側壁
(底部27aと交差する内壁)に設けてもよい。
【0032】また上述の実施形態では、最終減速段歯車
である平歯車24eと出力軸26とは、一体成形されて
いたが、両者を別体としてもよい。また、上述の実施形
態では、減速機構24を構成する各歯車は樹脂製であっ
たが、金属製としてもよい。因みに、上述の実施形態で
は、屈曲部31は単純なクランク形状であったが、図8
の(a)に示すように、U字状(S字状)クランクとし
てもよい。
【0033】また、三角状の突起部32に換えて、図8
の(b)に示すように、屈曲部31に張出部32aを形
成してもよい。また、上述の接触片30bは、コネクタ
端子30の平面部位中央から切り起こしたものであった
が(図7参照)、図8の(c)に示すように、コネクタ
端子30の平面部位端部から切り起こしてもよい。
【0034】また、上述の実施形態では、コネクタ端子
30が第1ハウジング25a内外をモータ23の径方向
に貫通するように配設されていたが、モータ23の軸方
向に第1ハウジング25a(第2ハウジング25b)を
貫通するようにコネクタ端子30を配設してもよい。な
お、この場合、コネクタ端子30のうちモータ23側の
端部を給電部23bと一体化しておけば、コネクタ端子
30を第1ハウジング25a(第2ハウジング25b)
に固定する手段(突起部32、33等)を廃止すること
ができる。
【0035】また、コネクタ端子30は、突起部32、
33および屈曲部31による摩擦力によって保持されて
いたが、突起部32、33のみによってコネクタ端子3
0が保持されるようにしてもよい。なお、この場合、コ
ネクタ端子30の屈曲部31を廃止して直線状としても
よい。さらに、上述の実施形態では、本発明に係るチル
ト窓用開閉装置2をリアクォータウインドウ1に適用し
たが、車両天井に設けられた天井窓を傾斜開閉するチル
ト窓用開閉装置としても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の外観図である。
【図2】チルト窓用開閉装置の正面図である。
【図3】図4のA−A断面図である。
【図4】チルト窓用開閉装置の上面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】出力軸および最終減速段歯車の斜視図である。
【図7】コネクタ端子の斜視図である。
【図8】コネクタ端子の変形例を示す斜視図である。
【図9】出力軸および最終減速段歯車の正面図である。
【符号の説明】
1…リアクウォータウインド(チルト窓)、2…チルト
窓用開閉装置、21…リンク機構、22…開閉装置本体
部、23…電動モータ、24…減速機構、25a…第1
ハウジング、25b…第2ハウジング、26…出力軸、
27…凹部、28…回転突起部、29…固定突起、30
…コネクタ端子、31…屈曲部、32…突起部、33…
切り起こし突起部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓開口(11)を形成する窓枠(12)
    と、 一端側が前記窓枠(12)に回転可能に連結する窓体
    (13)とを有し、 前記窓開口(11)に対して、前記窓体(13)を傾斜
    動させることにより前記窓開口(11)を開閉するチル
    ト窓用開閉装置であって、 回転力を発生する電動モータ(23)と、 前記電動モータ(23)を収納するハウジング(25
    a、25b)と、 前記ハウジング(25a、25b)から突出し、前記回
    転力を出力する出力軸(26)と、 前記ハウジング(25a、25b)を挟み込むようにし
    て前記出力軸(26)の両端側に配設され、前記出力軸
    (26)と一体的に回転する、少なくとも2本の第1リ
    ンク(21a)と、 前記窓体(13)と前記各第1リンク(21a)とに回
    転可能に連結された少なくとも1本の第2リンク(21
    b)とを備え、 前記第2リンク(21b)には、前記2本の第1リンク
    (21a)が前記第2リンク(21b)に対して前記出
    力軸(26)の軸方向に移動することを規制する装着ス
    リット(21c)が形成されていることを特徴とするチ
    ルト窓用開閉装置。
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