JP3235534B2 - パラレル―パラレル変換回路並びにこれを用いたパラレル―シリアル変換回路及びシリアル―パラレル変換回路 - Google Patents

パラレル―パラレル変換回路並びにこれを用いたパラレル―シリアル変換回路及びシリアル―パラレル変換回路

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JP3235534B2 JP25802597A JP25802597A JP3235534B2 JP 3235534 B2 JP3235534 B2 JP 3235534B2 JP 25802597 A JP25802597 A JP 25802597A JP 25802597 A JP25802597 A JP 25802597A JP 3235534 B2 JP3235534 B2 JP 3235534B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03M9/00Parallel/series conversion or vice versa

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパラレル―パラレル
変換回路並びにこれを用いたパラレル―シリアル変換回
路及びシリアル―パラレル変換回路に関し、特に光通信
等のシリアル通信回路に用いるパラレル―パラレル変換
回路並びにこれを用いたパラレル―シリアル変換回路及
びシリアル―パラレル変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信等のシリアル通信においては、信
号に冗長ビットを付加し、連続するハイレベルや、連続
するローレベルを避け、また、ハイレベルとローレベル
との割合を一定に保つ符号化を行うのが一般的である。
よく用いられるのは、8B10Bと呼ばれるコーディン
グである。このコーディングでは、8ビット(以下、b
と略す)のデータを10bのデータに変換して伝送す
る。受信側では、再び、受信した10bのデータを8b
のデータに復号する。
【0003】図10には、以上述べたような、従来のシ
リアル通信を実現する回路構成が示されている。同図で
は、8bで400MHzの信号をシリアル伝送する場合
が示されている。8bで400MHzの入力信号は、ま
ず送信器100において8B10Bエンコード回路10
1により、10bで400MHzの信号へ変換される。
その後、10bの信号を、10倍の周波数の1bの信号
へ、10b入力1b出力(10対1)マルチプレックス
(MUX)回路104により変換する。伝送されるシリ
アルデータ信号は、4Gbpsとなる。
【0004】受信器200側では、受信したシリアル信
号を1b入力10b出力(1対10)デマルチプレック
ス(DEMUX)回路204により10bで400MH
zの信号へ変換する。さらに、10B8B復号(デコー
ド)回路202により、8bで400MHzの原信号を
再生する。
【0005】図10に示されている従来の方式では、シ
リアル信号へ変換されるパラレル信号の単位は10b単
位となる。したがって、シリアル信号への変換に、10
対1のMUX回路102や、1対10のDEMUX回路
201が必要となる。
【0006】図11には、4GHzで動作する1対10
のDEMUX回路204の従来例が示されている。同図
においては、まず4Gbpsのシリアル信号を、DF/
F102−1〜102−10からなり4GHzで動作す
るシフトレジスタに順次格納していく。そして、400
MHzのクロックでそのレジスタの出力をDF/F10
2−11〜102−20に取込み、out0〜out9
によるパラレル信号に変換する。この図11に示されて
いる回路では、4GHzで動作すべき回路素子が多く、
また、4GHzのクロック入力を必要とする回路がほと
んどで、タイミング設計も難しい。
【0007】一方、図12に示されている回路は、高速
のシリアル―パラレル変換に用いられるツリー型DEM
UX回路である。これは、1対2DEMUX回路を用い
て入力信号を次々と2分配していくことで、シリアル信
号をパラレル信号に変換する回路である。この回路は図
11の回路に比べて、高速動作しなければならない回路
素子が少なくて済むのが特徴である。すなわち、設計が
容易で、かつ高速動作を実現することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図12に示
されている高速ツリー型DEMUX回路は、1入力2出
力を基本とする1対2DEMUX回路を用いているため
に、2のn乗出力しか得られない。よって、出力として
可能なのは、2b,4b,8b,16,32b等の2
以上の2の乗数となる。したがって、前述のコーディン
グにより、10bとなった信号を出力することはできな
い。
【0009】よって、図11に示されている1対10の
デマルチプレクサや、1対5と1対2のデマルチプレク
サの組合わせで図10のようなシリアル受信回路を構成
しなければならなかった。また、これらの状況は、パラ
レル信号をシリアル信号へ変換する送信側回路でも同様
であり、2対1のマルチプレクサ(MUX)のツリー型
構成では、2のn乗入力しか入力できない。
【0010】このように、シリアル通信回路において、
最も動作周波数が高く、高速動作が要求されるDEMU
X/MUX回路部には図12に示されている高速で単純
な構成の2進ツリー型を使いたいという要請がある。し
かし、実際のシステム応用を考えると、使用できないと
いう欠点があった。
【0011】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は高速なシリア
ル通信回路に用いて好適なパラレル―パラレル変換回路
並びにこれを用いたパラレル―シリアル変換回路及びシ
リアル―パラレル変換回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるパラレル―
パラレル変換回路は、所定周波数を有するmビットの入
力信号を、前記所定周波数のm/n倍(n、mは共に正
の整数、以下同じ)の周波数を有するnビットの出力信
号に変換するパラレル―パラレル変換回路であって、
とnとの公倍数に等しい数のレジスタから構成される保
持手段と、入力されるmビットの信号を入力周波数で前
記保持手段を構成するレジスタに書込む書込み手段と、
前記保持手段を構成するレジスタから前記入力周波数の
m/n倍の周波数でnビットの信号を読出す読出し手段
と、前記書込み手段によって前記保持手段を構成するレ
ジスタに書込むタイミングと、前記読出し手段によって
前記保持手段を構成するレジスタから読出すタイミング
とが互いに異なるように制御する制御手段とを含み、
及びmのいずれか一方が2以上の2の乗数であることを
特徴とする。
【0013】
【0014】本発明によるパラレル―シリアル変換回路
は、上記のパラレル―パラレル変換回路と、このパラレ
ル―パラレル変換回路の出力である2の乗数ビットのパ
ラレル信号をシリアル信号に変換するパラレル―シリア
ル変換回路とを含むことを特徴とする。
【0015】本発明によるシリアル―パラレル変換回路
は、上記のパラレル―パラレル変換回路と、シリアル信
号を2の乗数ビットのパラレル信号に変換して前記パラ
レル―パラレル変換回路に与えるシリアル―パラレル変
換回路とを含むことを特徴とする。
【0016】本発明のパラレル―パラレル変換回路は、
ツリー型MUX/DEMUX回路とコーディング回路と
の間に設ける。この回路は、入力ビット数と入力周波数
との積と、出力ビット数と出力周波数との積とが同じと
なるような変換機能を有するものである。例えば、10
bで400Mbpsの入力を、8bで500Mbpsの
信号へ変換することができる。この回路を用いること
で、高速なツリー型MUX及びDEMUX回路と、8B
10Bのエンコーディング回路及びデコーディング回路
とを組合わせて、高速なシリアル通信回路を構成するこ
とができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明によるパラレル―パラレル変
換回路の実施の一形態を示すブロック図である。同図に
おいて、本実施形態によるパラレル―パラレル変換回路
は、8bと10bとの公倍数である40bのビット幅を
持つ公倍数レジスタ10と、公倍数レジスタ10への入
力セレクタ(1入力5出力)11と、出力レジスタへの
出力セレクタ(4入力1出力)12とからなる。
【0019】かかる構成において、入力セレクタ11に
よって、8bの入力信号を、500MHzで順次格納す
る。出力側では、出力セレクタ12によって、10bず
つ400MHzで選択し、後述する出力レジスタへ格納
する。
【0020】このとき、公倍数レジスタ10へのデータ
の格納は、図1中の入力セレクタ11側に記載されてい
る〜の順番で、10bずつ行われる。一方、公倍数
レジスタ10からのデータの読出しは、8b単位で、図
1中の出力セレクタ12側に記載されている〜の順
番で行われる。
【0021】すなわち、入力側のセレクタ11と出力側
のセレクタ12との選択切替えタイミングを、公倍数レ
ジスタ10が1巡選択される周期(図1中では100M
Hz:10ns)の半周期分ずらすのである。図1中で
は現在選択されている部分が太線で示され、選択されて
いない部分が破線で示されている。このように順次選択
することで、同一のレジスタへの書込みと読出しとが、
同じタイミングで行われることがなくなり、各レジスタ
への広いタイミングマージンを確保することができる。
【0022】ここで、図1のパラレル―パラレル変換回
路の利用例について、図2を参照して説明する。同図
は、図1のパラレル―パラレル変換回路を利用した送信
器及び受信器の内部構成例を示すブロック図である。
【0023】同図に示されているように、送信器100
側及び受信器200側に、上述した本発明のパラレル―
パラレル変換回路を夫々設ける。このとき、送信器10
0側では、8B10Bエンコード(符号)回路101と
8対1ツリー型MUX回路102との間に、10bから
8bへの変換回路103を設ける。また、受信器200
側では、1対8ツリー型デマルチプレックス(DEMU
X)回路201と10B8Bデコード(復号)回路20
2との間に、8bから10bへの変換回路203を設け
る。なお、同図においては、8bで400MHzの信号
をシリアル伝送する場合が示されている。
【0024】かかる構成において、送信器100では、
8bで400MHzの入力信号は、まず、8B10B
ンコード回路101により、10bで400MHzの信
号に変換される。その後、この10bの信号を、8b出
力で、かつ、周波数が入力周波数の8分の10倍、すな
わち500MHzの信号へ、変換回路103で変換す
る。このように、ビット数が2の乗数へ変換できるの
で、この8bで500MHzの信号を、8b入力のツリ
ー型MUX回路102に入力し、1bで4Gbpsのシ
リアル信号を得ることができる。
【0025】一方、受信側でも同様に、受信したシリア
ル信号を1b入力8b出力(1対8)のツリー型DEM
UX回路201により、8bで500MHzの信号へ変
換する。そして、これを変換回路203により、10b
で400MHzの信号へ変換する。この10bとなった
信号は、10B8Bデコード回路202に入力され、8
bで400MHzの原信号が再生される。このように、
本発明のパラレル―パラレル変換回路を用いることによ
り、ツリー型DEMUX/MUX回路と、8B10B
ンコード/10B8Bデコード回路とを両立させること
ができる。よって、高速なシリアル通信用LSIを実現
できるのである。
【0026】ここで、図2中の送信器100に着目する
と、パラレル―パラレル変換回路103と、このパラレ
ル―パラレル変換回路103の出力である2の乗数ビッ
トのパラレル信号をシリアル信号に変換するパラレル―
シリアル変換回路であるツリー型MUX回路102とが
接続されていることになる。これにより、任意のビット
数のパラレル信号を2の乗数ビットのパラレル信号に変
換し、これを更にシリアル信号に変換するパラレル―シ
リアル変換回路が構成されることになる。
【0027】また、図2中の受信器200に着目する
と、シリアル信号を2の乗数ビットのパラレル信号に変
換するシリアル―パラレル変換回路であるツリー型DE
MUX回路201と、パラレル―パラレル変換回路20
3とが接続されていることになる。これにより、シリア
ル信号を2の乗数ビットのパラレル信号に変換し、これ
を更に任意のビット数のパラレル信号に変換するシリア
ル―パラレル変換回路が構成されることになる。
【0028】次に、図1のパラレル―パラレル変換回路
のより詳細な構成について図3〜図9を参照して説明す
る。
【0029】まず、図3を参照すると、パラレル―パラ
レル変換回路は、公倍数レジスタ10と、この公倍数レ
ジスタ10に格納すべきデータ(8b×500MHz)
を一時保持する入力レジスタ110及び公倍数レジスタ
10に格納タイミングを示すクロックφ1〜φ5を与え
るクロック発生回路(図示せず)を含むセレクタ11と
を含んで構成されている。またパラレル―パラレル変換
回路は、公倍数レジスタ10から出力されるデータ(1
0b×400MHz)を一時保持する出力レジスタ12
0と、公倍数レジスタ10からレジスタ120へのデー
タの入力を制御するための3ステートバッファ121―
1〜121―4と、この3ステートバッファ121―1
〜121―4の制御タイミングを示すクロックψ1〜ψ
4を与えるクロック発生回路(図示せず)とを含むセレ
クタ12を含んで構成されている。
【0030】公倍数レジスタ10は、本例では8bと1
0bとの公倍数である40個のDFFを含んで構成され
ている。そして、入力レジスタ110に格納されている
データは、そのDFFのD入力(データ入力)側から格
納される。また、公倍数レジスタ10のQ出力(データ
出力)側から出力レジスタ120への出力タイミング
は、3ステートバッファ121―1〜121―4をクロ
ックψ1〜ψ4で制御することにより行われる。なお、
同図において、図1と同等部分は同一符号により示され
ている。
【0031】3ステートバッファ121―1〜121―
4は、そのコントロール端子に、対応するクロックψ1
〜ψ4が入力されている。そして各3ステートバッファ
は、対応するクロックψ1〜ψ4が“H”のときに導通
状態となり、対応するクロックψ1〜ψ4が“L”のと
きに高インピーダンス状態になるものとする。
【0032】かかる構成からなるパラレル―パラレル変
換回路の動作について、図4を参照して説明する。同図
において、10nsは2ns×5cycleであるか
ら、500MHzのクロックφ500の一周期は2ns
である。また、10nsは2.5ns×4cycleで
あるから、400MHzのクロックφ400の一周期は
2.5nsである。
【0033】同図に示されているように、500MHz
のクロックφ500を基に5種類のクロックφ1〜φ5
を作成する。すなわち、各クロックφ1〜φ5は、位相
が互いに異なっており、このクロックφ1〜φ5を用い
て公倍数レジスタ10にデータを順次保持するのであ
る。
【0034】また、400MHzのクロックψ400を
基に4種類のクロックψ1〜ψ4を作成する。すなわ
ち、各クロックψ1〜ψ4は、位相が互いに異なってお
り、このクロックψ1〜ψ4を用いて公倍数レジスタ1
0からデータを順次読出すのである。
【0035】次に、クロックφ1〜φ5及びクロックψ
1〜ψ4を作成するための回路構成について図5〜図9
を参照して詳細に説明する。なお、図5〜図9におい
て、同等部分は同一符号により示されている。
【0036】図5は、図3及び図4中のクロックφ1〜
φ5及びクロックψ1〜ψ4を作成するクロック発生回
路の構成を示す回路図である。同図において、クロック
発生回路は、2GHzのクロックを入力とする5分周器
51及び4分周器54と、5分周器51の出力を入力と
するψクロック発生回路52と、4分周器54の出力を
入力とするφクロック発生回路53とを含んで構成され
ている。
【0037】かかる構成において、入力される2GHz
のクロックは、5分周器51において5分周され、40
0MHzのクロックψ400が出力される。この400
MHzのクロックψ400はψクロック発生回路52に
入力される。ψクロック発生回路52からは、互いに位
相の異なるクロックψ1〜ψ4が出力される。
【0038】また、2GHzのクロックは、4分周器5
4において4分周され、500MHzのクロックφ50
0が出力される。この500MHzのクロックφ500
はφクロック発生回路53に入力される。φクロック発
生回路53からは、互いに位相の異なるクロックφ1〜
φ5が出力される。
【0039】なお、リセット信号resetの入力によ
ってψクロック発生回路52及びφクロック発生回路5
3は同時にリセットされる。
【0040】次に、図5中の5分周器51の内部構成例
について図6を参照して説明する。同図に示されている
ように、5分周器51は、3段のレジスタ(Reg)5
1―1〜51―3を含んで構成されており、その2段目
のレジスタ51―2の出力と3段目のレジスタ51―3
の出力とをナンドゲート51―4に入力し、その出力を
1段目のレジスタ51―1に入力している。かかる構成
により、周知の5分周器が構成され、その出力がインバ
ータ51―7〜51―9を介して出力されるのである。
なお、各レジスタ51―1〜51―3にはインバータ5
1―5及び51―6を介してクロックが入力されてい
る。
【0041】次に、図5中のψクロック発生回路52の
内部構成例について図7を参照して説明する。同図に示
されているように、ψクロック発生回路52は、4段接
続されたレジスタ52―1〜52―4を含んで構成され
ており、その各段からクロックψ1〜ψ4を導出してい
る。
【0042】レジスタ52―1〜52―4の各入力側に
は、ナンドゲート52―6〜52―9が設けられ、その
各ナンドゲートの入力の一方にはレジスタ52―5の出
力であるリセット信号が印加されている。このため、リ
セット信号resetの入力によってψクロック発生回
路52内のレジスタ52―1〜52―4は同時にリセッ
トされる。
【0043】なお、同図中の52―10〜52―26は
インバータである。インバータ52―25及び52―2
6を介してクロックが入力され、各レジスタ52―1〜
52―5に入力される。
【0044】次に、図5中のφクロック発生回路53の
内部構成例について図8を参照して説明する。同図に示
されているように、φクロック発生回路53は、5段接
続されたレジスタ53―1〜53―5を含んで構成され
ており、その各段からクロックφ1〜φ5を導出してい
る。
【0045】レジスタ53―1〜53―5の各入力側に
は、ナンドゲート53―7〜53―11が設けられ、そ
の各ナンドゲートの入力の一方にはレジスタ53―6の
出力であるリセット信号が印加されている。このため、
リセット信号resetの入力によってφクロック発生
回路53内のレジスタ53―1〜53―5は同時にリセ
ットされる。
【0046】なお、同図中の53―12〜53―31は
インバータである。インバータ53―30及び53―3
1を介してクロックが入力され、各レジスタ53―1〜
53―6に入力される。
【0047】次に、図5中の4分周器54の内部構成例
について図9を参照して説明する。同図に示されている
ように、4分周器54は、DFF54―1及び54―2
を含んで構成されている。そして、DFF54―1、5
4―2において、夫々反転Q出力をD入力に接続するこ
とにより、周知のTFFと同等の回路を構成する。そし
て、この構成されたTFFが2段接続されているので、
1段目で2分周され、これが2段目でさらに2分周さ
れ、結局4分周されるのである。
【0048】以上、図5〜図9を参照して説明した回路
を用いて図3の回路を制御すれば、任意のビット数のパ
ラレル信号を他のビット数のパラレル信号に変換するこ
とのできるパラレル―パラレル変換回路を構成すること
ができるのである。そして、上記のパラレル―パラレル
変換回路とパラレル―シリアル変換回路とを組合わせれ
ば、任意のビット数のパラレル信号を高速にシリアル信
号に変換することのできるパラレル―シリアル変換回路
を実現することができる。また、上記のパラレル―パラ
レル変換回路と、この入力に出力を与えるシリアル―パ
ラレル変換回路とを組合わせれば、シリアル信号を高速
に任意のビット数のパラレル信号に変換することのでき
るシリアル―パラレル変換回路を実現することができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、所定周波
数を有するmビットの入力信号を、前記所定周波数のm
/n倍の周波数を有するnビットの出力信号に変換する
パラレル―パラレル変換回路において、n及びmのいず
れか一方を2以上の2の乗数とすることにより、高速な
シリアル通信回路に用いて好適なパラレル―パラレル変
換回路並びにこれを用いたパラレル―シリアル変換回路
及びシリアル―パラレル変換回路を実現できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるパラレル―パラレ
ル変換回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のパラレル―パラレル変換回路を利用した
送信器及び受信器の内部構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】図1のパラレル―パラレル変換回路のより詳細
な構成を示すブロック図である。
【図4】図3のパラレル―パラレル変換回路の動作を示
すタイムチャートである。
【図5】図3及び図4中の各クロックを作成するクロッ
ク発生回路の構成を示す回路図である。
【図6】図5中の5分周器の内部構成例を示す回路図で
ある。
【図7】図5中のψクロック発生回路の内部構成例を示
す回路図である。
【図8】図5中のφクロック発生回路の内部構成例を示
す回路図である。
【図9】図5中の4分周器の内部構成例を示す回路図で
ある。
【図10】従来のシリアル通信を実現するための回路構
成を示すブロック図である。
【図11】図10中の1対10DEMUX回路の構成例
を示すブロック図である。
【図12】高速のシリアル―パラレル変換に用いられる
ツリー型DEMUX回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 公倍数レジスタ 11 入力セレクタ 12 出力セレクタ 100 送信器 101 8B10Bエンコード回路 102 8対1ツリー型MUX回路 103,203 変換回路 200 受信器 201 1対8ツリー型DEMUX回路 202 10B8Bデコード回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/14 H03M 9/00 H04L 25/49

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数を有するmビットの入力信号
    を、前記所定周波数のm/n倍(n、mは共に正の整
    数、以下同じ)の周波数を有するnビットの出力信号に
    変換するパラレル―パラレル変換回路であって、mとn
    との公倍数に等しい数のレジスタから構成される保持手
    段と、入力されるmビットの信号を入力周波数で前記保
    持手段を構成するレジスタに書込む書込み手段と、前記
    保持手段を構成するレジスタから前記入力周波数のm/
    n倍の周波数でnビットの信号を読出す読出し手段と、
    前記書込み手段によって前記保持手段を構成するレジス
    タに書込むタイミングと、前記読出し手段によって前記
    保持手段を構成するレジスタから読出すタイミングとが
    互いに異なるように制御する制御手段とを含み、n及び
    mのいずれか一方が2以上の2の乗数であることを特徴
    とするパラレル―パラレル変換回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記保持手段の入力側
    に設けられた入力レジスタと、前記入力周波数をn分周
    するn分周手段と、前記保持手段の出力側に設けられた
    出力レジスタと、前記入力周波数をm分周するm分周手
    段とを含み、前記書込み手段は前記n分周手段のn分周
    出力によって前記入力レジスタの保持内容を前記保持手
    段を構成するレジスタに書込み、前記読出し手段は前記
    m分周手段のm分周出力によって前記保持手段を構成す
    るレジスタの保持内容を前記出力レジスタに読出すこと
    を特徴とする請求項1記載のパラレル―パラレル変換回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のパラレル―パ
    ラレル変換回路と、このパラレル―パラレル変換回路の
    出力である2の乗数ビットのパラレル信号をシリアル信
    号に変換するパラレル―シリアル変換回路とを含むこと
    を特徴とするパラレル―シリアル変換回路。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のパラレル―パ
    ラレル変換回路と、シリアル信号を2の乗数ビットのパ
    ラレル信号に変換して前記パラレル―パラレル変換回路
    に与えるシリアル―パラレル変換回路とを含むことを特
    徴とするシリアル―パラレル変換回路。
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