JPH04336826A - 高速伝送路対応の情報伝送方式 - Google Patents

高速伝送路対応の情報伝送方式

Info

Publication number
JPH04336826A
JPH04336826A JP3138406A JP13840691A JPH04336826A JP H04336826 A JPH04336826 A JP H04336826A JP 3138406 A JP3138406 A JP 3138406A JP 13840691 A JP13840691 A JP 13840691A JP H04336826 A JPH04336826 A JP H04336826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
bit
serial
parallel
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3138406A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Toguchi
悟 渡口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP3138406A priority Critical patent/JPH04336826A/ja
Publication of JPH04336826A publication Critical patent/JPH04336826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速伝送路対応の情報伝
送方式に係り、LANやISDN等の高速伝送路に対し
て低速転送速度の情報処理端末を接続する場合のディジ
タル回線インターフェイス等に適用され、簡易で小規模
な転送速度変換回路を用いて効率的な情報伝送を行うこ
とを目的とする。
【0002】
【従来の技術】最近、オフィスにおける事務作業の効率
化や工場における生産性の向上を図るためのOAやFA
を実現するために、構内のコンピュータと端末を結ぶ通
信手段としてLANが採用されていることが多くなり、
また公衆通信網においても音声通信、データ通信及び画
像通信を総合的に取扱うISDNが普及し始めている。 そして、前記のLANやISDNは高速のデータ伝送速
度[数10(Kビット/秒)から100(Mビット/秒
)程度]を有したディジタル伝送路であり、接続されて
いる端末間で多量の情報を短時間に伝送させることによ
り極めて効率的な通信を可能にしている。
【0003】ところで、パーソナルコンピュータ等の一
般のデータ処理端末のデータ転送速度はLAN等の高速
伝送路のデータ伝送速度より小さいため、ディジタル回
線インターフェイスを介して伝送路側と接続され、その
インターフェイスで高速伝送路側と同期をとりながらデ
ィジタル情報を送信/受信する。また、その場合におい
て、インターフェイスは伝送路側の状態を検出しながら
連続的に又は間歇的に直列伝送される情報を送信/受信
することになるが、伝送路側自体には同期をとる要素が
ないために、情報を区切るスタートビットとストップビ
ットを付加した伝送方式(調歩式)を採用していること
が多い。
【0004】従って、前記のインターフェイスは、所謂
トランシーバとしての機能を果たすために、バッファメ
モリと、伝送路側及び端末側と同期をとりながらそのメ
モリに対して情報のR/Wを実行する2つの各送受信部
を内蔵している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、使用頻度の高
いLAN等では各端末が送出した情報が伝送路上で衝突
することも多く、度々間歇的な情報の伝送を余儀なくさ
れるために、前記のバッファメモリには大容量のものを
設けておく必要がある。また、そのメモリには高速伝送
路側のデータ伝送速度に対応できるだけの高速のR/W
性能を有したものが必要となる。その結果、前記のディ
ジタル回線インターフェイス自体の回路規模が大きくな
ると共に高価なシステムとなる。
【0006】そこで、本発明は、高速伝送路と端末の間
で同期をとるディジタル回線インターフェイスが極めて
簡単な転送速度変換回路で構成でき、且つ効率的な調歩
式の通信を実現できる情報伝送方式を提供することを目
的として創作された。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、その原理が図
1から図5に示されるものであり、情報送出部1が送信
側端末2から低速のデータ転送速度で転送されるディジ
タルビット情報を高速伝送路3のデータ伝送速度と同期
をとりながらその高速伝送路3へ送出し、情報受信部4
が前記の高速伝送路3からそのデータ伝送速度と同期を
とりながら前記の情報を受信すると共に低速のデータ転
送速度へ変換して受信側端末5へ送出する場合の情報伝
送方式において、各端末2,5のデータ転送周波数をf
Lとし、高速伝送路3のデータ伝送周波数をfHとした
場合に、情報送出部1に、Nビット〔但し、N≧2・f
L/(fH−fL)〕のレジスタを有する直列並列変換
器6と、(N+2)ビットのレジスタを有する並列直列
変換器7と、並列直列変換器7にスタートビットとスト
ップビットを書込むST・SP書込み手段8を設け、一
方、情報受信部4に、(N+2)ビットのレジスタを有
する直列並列変換器9と、Nビットのレジスタを有する
並列直列変換器10と、直列並列変換器9に書込まれた
スタートビットとストップビットを除去するST・SP
除去手段11を設け、送信側端末2から情報送出部1へ
ディジタルビット情報が転送されたときに、情報送出部
1では、直列並列変換器6が送信側端末のfLのクロッ
クに同期して逐次そのビット情報を取込み、ST・SP
書込み手段8がそのfLのクロックを参照してNビット
分が転送されたことを検知する度にそのNビット分の情
報を並列直列変換器7にラッチさせると共に並列直列変
換器7の残2ビット分のレジスタへスタートビットとス
トップビットを書込み、並列直列変換器7がその(N+
2)ビット分の情報を高速伝送路3のfHのクロックに
同期して高速伝送路3へ送出し、一方、高速伝送路3へ
送出された前記の情報を情報受信部4が受信したときに
、情報受信部4では、直列並列変換器9が高速伝送路3
のfHのクロックに同期して逐次そのビット情報を取込
み、ST・SP除去手段11がストップビットを検出す
る度にその時点でのスタートビットとストップビットを
除いたNビット分の情報を並列直列変換器10にラッチ
させ、並列直列変換器10がそのNビット分の情報を受
信側端末5のfLのクロックに同期して受信側端末5へ
送出することを特徴とした高速伝送路対応の情報伝送方
式に係る。
【0008】
【作用】情報送出部1は直列並列変換器6で送信側端末
2側のデータ転送周波数fLに同期して情報を取込むた
め、Nビットの情報が入力される時間はN/fLであり
、一方、並列直列変換器7ではそのNビットの情報にス
タートビットとストップビットを付加した(N+2)ビ
ット分の情報を高速伝送路3側のデータ伝送速度fHに
同期して高速伝送路3へ送出させるため、その所要時間
は(N+2)/fHとなる。ここで、情報伝送上のボト
ルネックを発生させないためには、前者の時間より後者
の時間が短くなければならず、N/fL≧(N+2)/
fHの関係が成立している必要がある。従って、その関
係式からN≧2・fL/(fH−fL)の条件が求めら
れ、直列並列変換器6は前記の条件を満たしたNビット
のレジスタを有したものでなければならず、また必然的
に並列直列変換器7は(N+2)ビットのレジスタを有
したものとなる。尚、各変換器の並列/直列の関係が前
記と逆になるが、情報受信部4側においても同様の条件
となり、直列並列変換器9に(N+2)ビットのレジス
タからなるものを、並列直列変換器10にNビットのレ
ジスタからなるものを用いる。
【0009】次に、本発明の方式による、手順と情報の
動きを図1から図4を参照しながら説明する。先ず、送
信側端末2からディジタルビット情報D0〜DN−1が
情報送出部1へ送られてくると、直列並列変換器6が送
信側端末2のfLのクロックに同期してその情報をレジ
スタへ順次取込んでゆき、その取込み段階ではST・S
P書込み手段8が送信側端末2のfLのクロックを参照
して取込みビット数を監視する。そして、図1に示され
る状態のように、ST・SP書込み手段8が直列並列変
換器6にNビットの情報が転送されたことを検知すると
、それらの情報を直列並列変換器6から並列直列変換器
7のレジスタへ並列にラッチさせ、更にそのラッチ情報
の前後のビットに対応する並列直列変換器7の残2ビッ
ト分のレジスタへスタートビット(ST)とストップビ
ット(SP)を書込む。
【0010】前記の書込み後、並列直列変換器7は直ち
に高速伝送路3のfHのクロックに同期してスタートビ
ットから順に高速伝送路3へ情報を送出してゆき、直列
並列変換器6には後続する情報D’0〜D’N−1がf
Lのクロックに同期して取込まれてゆくが、fH>fL
であるため、図2に示すように、直列並列変換器6への
取込み速度より並列直列変換器7から高速伝送路3へ送
出される速度の方が速い。その結果、図3に示すように
、後続するNビット分の情報D’0〜D’N−1が直列
並列変換器6へ取込まれる前に並列直列変換器7が情報
D0〜DN−1の転送を完了しており、既にそれらの情
報が情報受信部4の直列並列変換器9へ取込まれている
。尚、直列並列変換器9は高速伝送路3のfHのクロッ
クに同期して情報を取込んでいる。
【0011】一方、情報受信部4では前記の段階で直列
並列変換器9にスタートビットと情報D0〜DN−1と
ストップビットを取込んでしまうが、その取込み段階で
ST・SP除去手段11がストップビットの出現を監視
しており、ストップビットを検出すると直列並列変換器
9の情報D0〜DN−1のみを並列直列変換器10へラ
ッチさせる。即ち、スタートビットとストップビットを
除去させて、テキスト情報であるD0〜DN−1のみを
受信情報としてラッチさせる(図3参照)。
【0012】その後、並列直列変換器10は、図4に示
すように、ラッチした情報D0〜DN−1を受信側端末
5のfLのクロックに同期して受信側端末5へ転送する
が、この転送は、ST・SP除去手段11が後続する情
報D’0〜D’N−1に係るストップビットを検出する
以前に完了する。即ち、情報送出部1の並列直列変換器
7がスタートビットと情報情報D’0〜D’N−1とス
トップビットを前記と同様に高速伝送路3を介して情報
受信部4の直列並列変換器9へ送出し、後続する情報D
’0〜D’N−1が並列直列変換器10にラッチされる
段階以前に転送を完了させて、次の並列ラッチに備える
ことになる。
【0013】上記の手順により、本発明は円滑に情報を
伝送することが可能になるが、前記のNの値を2・fL
/(fH−fL)と設定すると、図5に示すように、情
報受信部4で情報D0〜DN−1が並列直列変換器10
へラッチされるタイミングで後続する情報D’0〜D’
N−1が情報送出部1側から伝送されるようにでき、遅
延のない最も効率的な情報伝送を実現できる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図6から図8を用
いて詳細に説明する。図6は本発明をLANに適用した
場合における送受信側トランシーバの情報送出部及び情
報受信部の回路図を示す。同図において、21は送信側
端末(図示せず)が接続される情報送出部、22は高速
伝送路、23は受信側端末(図示せず)が接続される情
報受信部であり、送信側端末からその転送クロック(周
波数;fL)に同期させて転送された低速情報は、情報
送出部21で高速伝送路22の伝送クロック(周波数;
fH)に同期した高速情報へ変換されて高速伝送路22
へ送出され、一方、情報受信部23はその高速情報を高
速伝送路22の伝送クロックに同期しながら受信し、更
にその受信情報を受信側端末の転送クロック(周波数;
fL)に同期した低速情報へ変換して受信側端末へ転送
するようになっている。尚、この実施例では、本発明の
最適例を採用し、fH=2・fLの関係があり、N≧2
・fL/(fH−fL)の条件を満たすべきNの内、N
=2として情報送出部21と情報受信部23を構成した
ものについて説明する。
【0015】前記のシステムにおいて、情報送出部21
は2ビットのシフトレジスタで構成された直列並列変換
器31と、4ビットのシフトレジスタで構成された並列
直列変換器32と、タイミング発生器33で構成されて
いる。ここに、直列並列変換器31は送信側端末の転送
クロック(端子CLK)に同期して送信側端末から転送
されてくるディジタルビット情報を端子Dから取込みな
がらそのビット情報をシフトさせ、端子QA,QBに並
列出力する。並列直列変換器32は入力側端子SER,
A,B,C,D、出力側端子QD、制御信号(SH/L
D信号)の入力端子、及びクロック入力端子CLKを備
え、端子SER,Aは常時“H”に、端子Dは常時“L
”に接続されており、前記の直列並列変換器31のQA
,QB出力を端子B,Cへ入力させ、SH/LD信号で
入力信号のラッチタイミングを制御されながら、端子C
LKに入力される高速伝送路22の伝送クロックに同期
して端子A,B,C,Dの入力ビット情報をシフトさせ
るが、ラッチ後のDのビット情報のみを端子QDを介し
て高速伝送路22へ出力させる。また、タイミング発生
器33は送信側端末の転送クロックと高速伝送路22の
伝送クロックを参照して、所定のタイミングで並列直列
変換器32へSH/LD信号を出力させ、その変換器3
2によるビット情報のラッチと伝送出力を制御する。
【0016】一方、情報受信部23は4ビットのシフト
レジスタで構成された直列並列変換器34と、2ビット
のシフトレジスタで構成された並列直列変換器35と、
タイミング発生器36で構成されている。ここに、直列
並列変換器34は高速伝送路22の伝送クロック(端子
CLK)に同期して高速伝送路22から伝送されてくる
ディジタルビット情報を端子Dから取込みながらそのビ
ット情報をシフトさせ、端子QA,QB,QC,QDに
並列出力する。並列直列変換器35は入力側端子A,B
、出力側端子QB、制御信号(SH/LD信号)の入力
端子、及びクロック入力端子CLKを備え、前記の直列
並列変換器34のQB,QC出力のみを端子A,Bへ入
力させ、SH/LD信号で入力信号のラッチタイミング
を制御されながら、端子CLKに入力される高速伝送路
22の伝送クロックに同期して端子A,Bの入力ビット
情報をシフトさせるが、ラッチ後のBのビット情報のみ
を端子QBを介して受信側端末へ出力させる。また、タ
イミング発生器36は高速伝送路22からストップビッ
トが検出されるか否かを監視すると共に、高速伝送路2
2の伝送クロックと受信側端末の転送クロックとを参照
して、所定のタイミングで並列直列変換器35へSH/
LD信号を出力させ、その変換器35によるビット情報
のラッチと転送出力を制御する。
【0017】次に、情報送出部21によるスタートビッ
トとストップビットの付加を伴う転送速度変換動作を図
7のタイミングチャートを参照しながら説明する。先ず
、送信側端末がその転送クロックに同期させてビット情
報を転送してくると、直列並列変換器31ではそのクロ
ックの立下り毎に端子Dから1ビットずつレジスタへビ
ット情報を取込んでシフトさせてゆく。従って、直列並
列変換器31の端子QA,QBからは前記のクロックの
立下り毎に次に入力されているビット情報が出力される
【0018】そして、タイミング発生器33は前記の転
送クロックをカウントし、その偶数カウント時における
転送クロックの立下りを検知すると、SH/LD信号と
して転送クロックの半周期に相当する“L”信号を並列
直列変換器32へ出力する。一方、前記のSH/LD信
号を受けた並列直列変換器32では、前記の“L”信号
の時間内で高速伝送路22の伝送クロックの立上りを検
知すると、端子Aの“H”と端子B,Cに入力されてい
る直列並列変換器31側のQA,QB出力と端子Dの“
L”をレジスタにラッチし、それらのビット情報を高速
伝送路22の伝送クロックに同期させてシフトさせる。
【0019】その結果、並列直列変換器32の端子QD
の出力は、常に(スタートビットに相当する“L”)→
(連続した2ビット分のディジタル情報)→(ストップ
ビットに相当する“H”)の順に繰返すことになる。即
ち、情報送出部21では、送信側端末から低速転送クロ
ック(周波数:fL)に同期して転送されてきたディジ
タルビット情報をスタートビットとストップビットを付
加した4ビット単位に構成し、高速伝送路22の高速伝
送クロック(周波数:fH)に同期させて高速伝送路2
2へ時系列的に送出することになる。また、その場合に
おける前記の4ビット単位の情報は連続的に送出でき、
入出力のタイミングの位相差もfLの1周期半と小さい
位相遅れの範囲に収まっている。
【0020】次に、情報受信部23によるスタートビッ
トとストップビットの除去を伴う転送速度変換動作を図
8のタイミングチャートを参照しながら説明する。先ず
、情報送出部21から高速伝送路22へ前記のビット情
報が送出されると、直列並列変換器34は高速伝送路2
2の伝送クロックに同期して、そのクロックの立上り毎
に端子Dから1ビットずつレジスタへビット情報を取込
んでシフトさせてゆく。従って、直列並列変換器34の
端子QA,QB,QC,QDには、前記のクロックの立
上り毎に次に入力されているビット情報が出現してゆく
ことになる。
【0021】ここで、タイミング発生器36は高速伝送
路22から直列並列変換器34の端子Dに入力されてい
る信号を監視し、ストップビットに相当する“H”信号
が検出されると、直ちにSH/LD信号として受信側端
末の転送クロックの半周期に相当する“L”信号を並列
直列変換器35へ出力する。一方、そのSH/LD信号
を受けた並列直列変換器35は、その時点での直列並列
変換器34のQB,QC出力を端子A,Bを介してレジ
スタにラッチし、それらを受信側端末の転送クロックに
同期させてシフトさせる。即ち、その時点の直列並列変
換器34の各端子には、端子QAにストップビットに相
当する“H”信号が、端子QC,QBに連続した2ビッ
トの情報が、端子QDにスタートビットに相当する“L
”信号が出現していることになるが、並列直列変換器3
5は端子QC,QBの出力のみをラッチするため、スタ
ートビットとストップビットは除外され、連続した2ビ
ットの情報だけが並列直列変換器35の端子QBから出
力されることになる。
【0022】その結果、情報受信部23では、高速伝送
路22から高速転送クロック(周波数:fH)に同期し
て転送されてきた4ビット単位の情報からスタートビッ
トとストップビットを自動的に除去し、テキスト情報の
みを受信側端末の低速転送クロック(周波数:fL)に
同期させて受信側端末へ転送することが可能になる。ま
た、その場合におけるテキストビット情報は連続的に転
送でき、入出力のタイミングの位相差もfLの2周期と
小さい位相遅れの範囲に収まっている。
【0023】従って、本実施例の送信側端末と受信側端
末の間における信号遅延時間もfLの4周期以内の極め
て小さい時間に留まる。また、この実施例で用いている
各変換器31,32,34,35は特別な回路を必要と
せず、通常のTTL回路で構成されたシフトレジスタを
用いることができ、そのビット数も上記のように極めて
小さいもので足りる。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の構成を有していることに
より、LANやISDN等の高速伝送路にデータ転送速
度の小さい情報処理端末を接続する場合に、汎用のTT
L回路等で構成され、極めて小さな回路規模からなるデ
ィジタル回線インターフェイスにより、ディジタルビッ
ト情報の調歩式同期伝送を可能にする。また、送信側及
び受信側の各端末のデータ転送周波数をfLとし、高速
伝送路のデータ伝送周波数をfHとした場合に、情報送
出部の直列並列変換器をN〔=2・fL/(fH−fL
)〕ビットに、並列直列変換器を(N+2)ビットに構
成し、また、情報受信部の直列並列変換器を(N+2)
ビットに、並列直列変換器をNビットに構成しておくこ
とにより、ビット情報の連続性を確保しながら、信号の
遅延時間が極めて小さい情報伝送を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高速伝送路対応の情報伝送方式の
原理を示すと共に、送信側端末からディジタルビット情
報が情報送出部へ転送されてきた段階での状態を示す図
である。
【図2】ディジタルビット情報が情報送出部から高速伝
送路を介して情報受信部へ伝送されている段階の状態を
示す図である。
【図3】ディジタルビット情報が情報受信部へ伝送され
た段階の状態を示す図である。
【図4】ディジタルビット情報が情報受信部から受信側
端末へ転送されている段階の状態を示す図である。
【図5】各変換器のビット数を最適値に選択した場合に
おいて、ディジタルビット情報が情報受信部へ伝送され
た段階の状態を示す図である。
【図6】本発明をLANへ適用した場合における実施例
の回路図を示す図である。
【図7】情報送出部側の動作を示す信号タイミングチャ
ートである。
【図8】情報受信部側の動作を示す信号タイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1…情報送出部、2…送信側端末、3…高速伝送路、4
…情報受信部、5…受信側端末、6,9…直列並列変換
器、7,10…並列直列変換器、8…ST・SP書込み
手段、11…ST・SP除去手段、D0〜DN−1,D
’0〜D’N−1…ディジタルビット情報、fH…高速
伝送路のデータ伝送周波数、fL…送信側端末及び受信
側端末のデータ転送周波数、ST…スタートビット、S
P…ストップビット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  情報送出部が送信側端末から低速のデ
    ータ転送速度で転送されるディジタルビット情報を高速
    伝送路のデータ伝送速度と同期をとりながらその高速伝
    送路へ送出し、情報受信部が前記の高速伝送路からその
    データ伝送速度と同期をとりながら前記の情報を受信す
    ると共に低速のデータ転送速度へ変換して受信側端末へ
    送出する場合の情報伝送方式において、各端末のデータ
    転送周波数をfLとし、高速伝送路のデータ伝送周波数
    をfHとした場合に、情報送出部に、Nビット〔但し、
    N≧2・fL/(fH−fL)〕のレジスタを有する直
    列並列変換器と、(N+2)ビットのレジスタを有する
    並列直列変換器と、並列直列変換器にスタートビットと
    ストップビットを書込むST・SP書込み手段を設け、
    一方、情報受信部に、(N+2)ビットのレジスタを有
    する直列並列変換器と、Nビットのレジスタを有する並
    列直列変換器と、直列並列変換器に書込まれたスタート
    ビットとストップビットを除去するST・SP除去手段
    を設け、送信側端末から情報送出部へディジタルビット
    情報が転送されたときに、情報送出部では、直列並列変
    換器が送信側端末のfLのクロックに同期して逐次その
    ビット情報を取込み、ST・SP書込み手段がそのfL
    のクロックを参照してNビット分が転送されたことを検
    知する度にそのNビット分の情報を並列直列変換器にラ
    ッチさせると共に並列直列変換器の残2ビット分のレジ
    スタへスタートビットとストップビットを書込み、並列
    直列変換器がその(N+2)ビット分の情報を高速伝送
    路のfHのクロックに同期して高速伝送路へ送出し、一
    方、高速伝送路へ送出された前記の情報を情報受信部が
    受信したときに、情報受信部では、直列並列変換器が高
    速伝送路のfHのクロックに同期して逐次そのビット情
    報を取込み、ST・SP除去手段がストップビットを検
    出する度にその時点でのスタートビットとストップビッ
    トを除いたNビット分の情報を並列直列変換器にラッチ
    させ、並列直列変換器がそのNビット分の情報を受信側
    端末のfLのクロックに同期して受信側端末へ送出する
    ことを特徴とした高速伝送路対応の情報伝送方式。
JP3138406A 1991-05-14 1991-05-14 高速伝送路対応の情報伝送方式 Pending JPH04336826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3138406A JPH04336826A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 高速伝送路対応の情報伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3138406A JPH04336826A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 高速伝送路対応の情報伝送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04336826A true JPH04336826A (ja) 1992-11-25

Family

ID=15221217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3138406A Pending JPH04336826A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 高速伝送路対応の情報伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04336826A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56132841A (en) * 1980-03-24 1981-10-17 Fujitsu Ltd Different-speed communication system
JPS61187452A (ja) * 1985-02-14 1986-08-21 Fujitsu Ltd ビツト列デ−タ変換回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56132841A (en) * 1980-03-24 1981-10-17 Fujitsu Ltd Different-speed communication system
JPS61187452A (ja) * 1985-02-14 1986-08-21 Fujitsu Ltd ビツト列デ−タ変換回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5640605A (en) Method and apparatus for synchronized transmission of data between a network adaptor and multiple transmission channels using a shared clocking frequency and multilevel data encoding
JP3235534B2 (ja) パラレル―パラレル変換回路並びにこれを用いたパラレル―シリアル変換回路及びシリアル―パラレル変換回路
JPH07105818B2 (ja) 並列伝送方式
US6741193B2 (en) Parallel in serial out circuit having flip-flop latching at multiple clock rates
CN104022775A (zh) 一种面向SerDes技术中基于FIFO协议的数字接口电路
CN101540158A (zh) 用于发送和接收数据位的装置和方法
JP2002353929A (ja) 速度折衝装置、速度折衝方法、及び速度折衝手段
JPS6274127A (ja) 同期化装置
US7134038B2 (en) Communication clocking conversion techniques
JP2001352318A (ja) 送信回路とその方法、受信回路とその方法およびデータ通信装置
JPH0863954A (ja) 先入先出し(fifo)メモリ
JPH04336826A (ja) 高速伝送路対応の情報伝送方式
JP3921407B2 (ja) データ転送におけるデータ監視システムおよびデータ監視方法
JPH11112357A (ja) シリアル・パラレル変換回路
WO2002001725A1 (fr) Emetteur optique et circuit convertisseur de code utilise dans ce dernier
JP2001230837A (ja) 電話端末装置
JPH10145433A (ja) データ転送速度変換装置および通信ネットワークシステム
JP3285333B2 (ja) バス転送装置
KR101920073B1 (ko) 대역폭 가변 데이터 송수신을 위한 신호 변환 장치
JP4486092B2 (ja) 送信装置、受信装置、伝送システム、伝送方法
JPH065831B2 (ja) 信号フレ−ムの伝送方式
JP2000332741A (ja) 通信装置
JPH056335A (ja) 装置間インタフエース方式
KR0165198B1 (ko) 상이한 동기 클럭에서의 직렬데이타 변환회로
JP2540770B2 (ja) デ―タ通信回路