JP3285333B2 - バス転送装置 - Google Patents

バス転送装置

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JP3285333B2
JP3285333B2 JP13499199A JP13499199A JP3285333B2 JP 3285333 B2 JP3285333 B2 JP 3285333B2 JP 13499199 A JP13499199 A JP 13499199A JP 13499199 A JP13499199 A JP 13499199A JP 3285333 B2 JP3285333 B2 JP 3285333B2
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4027Coupling between buses using bus bridges
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを構成する通信ノードにおいて、受信したパケ
ットをリピートするバス転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムに含まれる構成要
素は、通常、互いに情報を転送するためにケーブル等の
バスによって互いに接続される。このように、コンピュ
ータシステムに含まれる構成要素を接続することによっ
てネットワークが構成される。
【0003】図9は、コンピュータシステムに含まれる
構成要素60の構成を示す。構成要素60は、バス6
6、67を介して他の構成要素に接続されている。構成
要素60は、例えば、ディスクドライブやキーボードや
プリンタやコンピュータ本体であり得る。バス66、6
7は、例えば、ケーブルである。
【0004】構成要素60は、ネットワークに共通の通
信プロトコルに従ってデータ通信を行う通信ノード61
と、デバイス62と、デバイス62を制御するデバイス
制御装置63とを含む。例えば、構成要素60がディス
クドライブである場合には、デバイス制御装置63は、
ディスク本体やディスクに対する読み書きを制御する。
【0005】通信ノード61は、プロトコル制御部64
と、バス転送装置65とを含む。プロトコル制御部64
は、デバイス62から出力されるデータ(例えば、命
令)を通信プロトコルに従った形式のデータに変更し、
または、通信プロトコルに従った形式で送られてきたデ
ータをデバイス62が理解できる形式のデータに変更す
る。バス転送装置65は、通信プロトコルに従ってバス
66、67上のデータ転送を制御する。
【0006】通信ノードのポートと他の通信ノードのポ
ートとを一対一で接続することにより形成されるネット
ワークとしては、ツリー型のネットワークと、デイジー
チェーン型のネットワークとが知られている。
【0007】通信ノードのこのような接続形態を有する
ネットワークは、例えば、アイ・イー・イー・イー規格
「1394スタンダード・フォー・ア・ハイパフォーマ
ンス・シリアルバス(1394 Standard f
or a High Performance Ser
ial Bus)」によって定義されている。この規格
によれば、通信ノードがあるポートからパケットを受信
した場合、その受信されたパケットと同一のパケットを
その通信ノードの他のポートから出力することによっ
て、ネットワーク上に存在するすべての通信ノードにパ
ケットを伝搬させることが可能となる。このように、通
信ノードのあるポートから受信されたパケットと同一の
パケットをその通信ノードの他のポートから出力する動
作を「リピート動作」という。
【0008】以下、図10(a)〜(c)を参照してリ
ピート動作を説明する。
【0009】図10(a)は、ケーブルを介して接続さ
れた複数の通信ノードを模式的に示す。図10(a)に
おいて、40、41、42、43、44は通信ノードを
示し、401、402、403、404、405、40
6、407、408、409は通信ノードのポートを示
し、410、411、412、413はケーブルを示
す。
【0010】図10(b)は、通信ノード41によるリ
ピート動作を示す。通信ノード40のポート401から
送信されたパケットは、通信ノード41のポート402
で受信される。通信ノード41は、ポート402で受信
されたパケットをネットワーク全体に伝搬させるため
に、その受信されたパケットと同一のパケットをポート
404から出力する。通信ノード41のリピート動作に
よって、ポート402で受信されたパケットがポート4
04にリピートされる。図10(b)において、矢印4
20、421は、パケットが伝送される向きを示す。な
お、通信ノード41のポート403にはケーブルが接続
されていないため、受信されたパケットがポート403
にリピートされることはない。
【0011】図10(c)は、通信ノード42によるリ
ピート動作を示す。通信ノード42は、ポート405で
受信されたパケットをポート406とポート407とに
リピートする。このリピート動作により、パケットが通
信ノード43と通信ノード44とに伝搬される。図10
(c)において、矢印421、422、423は、パケ
ットが伝送される向きを示す。
【0012】このように、各通信ノードがリピート動作
を行うことにより、ある通信ノードから送信されたパケ
ットをネットワーク全体に伝搬することが可能になる。
通常、受信されたパケットは、通信ノードの内部にいっ
たんラッチされ、通信ノードの内部クロック信号に同期
して通信ノードから出力される。これは、伝送による信
号の減衰を少なくするためである。
【0013】図11は、従来のバス転送装置の構成例を
示す。図11に示される従来のバス転送装置は、制御回
路30と、デコーダ31と、同期化回路32と、エンコ
ーダ33と、セレクタ34とを含む。
【0014】図12(a)は、入力信号として従来のバ
ス転送装置に入力されるパケットの一般的な構造を示
す。このようなパケットは、通信ノード間で転送され
る。
【0015】図12(a)に示されるように、パケット
は、パケットの先頭を示すプレフィックス部(PREF
IX部)50と、データを格納するためのデータ部(D
ATA部)51と、パケットの終端を示すエンド部(E
ND部)52とを含む。パケットのプレフィックス部5
0、データ部51およびエンド部52は、パケットの先
頭からこの順に配列されている。
【0016】次に、図11を参照して、パケットを受信
した際の従来のバス転送装置の動作を説明する。
【0017】入力信号が制御回路30とデコーダ31と
に入力される。
【0018】制御回路30は、ケーブル上の入力信号を
常に受信し、受信された入力信号を観測している。制御
回路30は、入力信号としてパケットのプレフィックス
部50を受信すると、プレフィックス部50を制御信号
としてセレクタ34に出力する。これにより、受信ポー
ト以外のポートにパケットをリピートするリピート動作
が開始される。
【0019】デコーダ31は、入力信号としてパケット
のプレフィックス部50を受信すると、パケットのデー
タ部51を受信するために使用される受信用のクロック
信号を生成し、この受信用のクロック信号に同期してデ
ータ部51のデータビットをラッチする。ここで、受信
用のクロック信号はいかなる方法を用いて生成されても
よい。例えば、アイ・イー・イー・イー1394(IE
EE1394)規格では、データ部51はデータとそれ
を補うストローブとから構成される。この場合、受信用
のクロック信号は、データ部51のデータとストローブ
との排他的論理和をとることによって生成される。
【0020】デコーダ31でラッチされたデータビット
は同期化回路32において通信ノードにおいて使用され
るシステムクロック信号に同期され、エンコーダ33に
出力される。
【0021】エンコーダ33は、データ部51を所定の
フォーマットを有するデータ部51に変換し、変換され
たデータ部51をセレクタ34に出力する。変換された
データ部51がセレクタ34に出力されている間、エン
コーダ33はセレクト信号をアサートする。アサートさ
れたセレクト信号は、変換されたデータ部51がセレク
タ34に出力されていることを示す。
【0022】セレクタ34は、通常は、制御回路30か
ら出力される制御信号を選択し、選択された制御信号を
出力信号として出力する。しかし、セレクト信号がアサ
ートされた場合には、セレクタ34は、エンコーダ33
から出力されるデータビットを選択し、選択されたデー
タビットを出力信号として出力する。
【0023】セレクタ34の出力信号がセレクト信号に
よってプレフィックス部50からデータ部51に切り替
わると、制御回路30から出力される制御信号がパケッ
トの先端を示すプレフィックス部50からパケットの終
端を示すエンド部52に切り替わる。制御信号の切り替
えはエンコーダ33がデータ部51を出力している期間
ならいつでもよいが、たとえばIEEE1394プロト
コルの連結パケットのように、データ部51の最後の1
ビットによってデータ部51の直後がプレフィックス部
50になるかエンド部52になるかが決まるような場合
は、データ完了信号によってエンコーダ33の状態を監
視して決定するのが一般的である。
【0024】図12(b)は、連結パケットの構造を示
す。図12(b)に示されるように、連結パケットはプ
レフィックス部で複数のデータ部を連結し、最後のデー
タ部の直後にだけエンド部が存在している構造になって
いる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】各通信ノードはそれぞ
れ独立したクロック信号のドメインに属しているため、
各通信ノードにおけるクロック信号の周期や位相は必ず
しも一致していない。このため、送信側の通信ノードと
受信側の通信ノードでは、クロック信号の違いの影響の
ため、同一のパケットでも信号の長さが異なって認識さ
れる場合がある。
【0026】これについて図13(a)および(b)を
用いて説明する。
【0027】図13(a)は、説明用のネットワークの
構成を示す。図13(a)において、70、71、72
は通信ノード、73、74はケーブルを示す。
【0028】図13(b)は、通信ノード70がパケッ
トを送信したときのタイミングチャートである。図13
(b)において、75は通信ノード70の内部で使用さ
れるシステムクロック信号、76は通信ノード70が出
力したケーブル73上の信号、77は通信ノード71の
内部で使用されるシステムクロック信号、78はケーブ
ル73上の信号を通信ノード71がラッチしリピート出
力した結果、7aは通信ノード70が出力したプレフィ
ックス部、7bは通信ノード70が出力したデータ部、
7cは通信ノード71がラッチしリピート出力したプレ
フィックス部、7dは通信ノード71がラッチしリピー
ト出力したデータ部を示す。
【0029】図13(a)に示されるネットワークにお
いて通信ノード70がパケットを送信すると、そのパケ
ットを受信した通信ノード71はその受信パケットを通
信ノード72にリピートする。
【0030】ここで、通信ノード70が時刻t1にプレ
フィックス部を出力し始め、さらに時刻t2にデータ部
を出力し始める場合を例にとり説明する。通信ノード7
0の内部で使用されるシステムクロック信号の周期より
通信ノード71の内部で使用されるシステムクロック信
号の周期が長い場合には、通信ノード71は時刻t3の
クロックエッジでプレフィックス部をラッチしてリピー
トし、時刻t4のクロックエッジでデータ部をラッチし
リピートすることになる。通信ノード70の内部で使用
されるシステムクロック信号の周期と通信ノード71の
内部で使用されるシステムクロック信号の周期とが同一
ならば、プレフィックス部は時刻t5までリピート出力
されるはずだが、周期の違いによって通信ノード71が
リピートするプレフィックス部の期間len2(3クロ
ックサイクル)は、通信ノード70から出力されるプレ
フィックス部の期間len1(4クロックサイクル)よ
りも短くなる。
【0031】このように、従来のバス転送装置によれ
ば、リピート動作によりパケットのプレフィックス部の
期間が短くなるという問題点が生じるおそれがあった。
デイジーチェーン接続のネットワークでは通信ノードに
よってリピート動作が繰り返されるのでより大きな影響
となる。
【0032】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、リピート動作によって出力されるパケットの
プレフィックス部の期間の下限値を少なくとも保証する
バス転送装置を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明のバス転送装置
は、パケットを受信し、前記受信したパケットをリピー
トするバス転送装置であって、前記パケットは、前記パ
ケットの先頭を示すプレフィックス部とデータを格納す
るためのデータ部と前記パケットの終端を示すエンド部
とを含み、前記バス転送装置は、前記パケットを受信
し、前記パケットのプレフィックス部を制御信号として
出力する制御回路と、前記制御回路が前記プレフィック
ス部を出力している出力期間を計測し、前記出力期間が
所定の下限値に到達するとカウンタフル信号を出力する
カウンタと、前記カウンタフル信号に応答してリードア
ドレスを確定するアドレスポインタと、前記パケットの
前記データ部を保持し、前記リードアドレスに基づいて
前記データ部を出力するデータバッファと、前記データ
バッファから出力された前記データ部を所定の形式を有
するデータ部に変換するエンコーダと、前記制御回路か
ら出力された前記プレフィックス部および前記エンコー
ダから出力された前記データ部のうちの一方を選択的に
出力するセレクタとを備え、前記セレクタの出力信号
は、前記カウンタから前記カウンタフル信号が出力され
た後に前記パケットの前記プレフィックス部から前記パ
ケットの前記データ部に切り替えられる。これにより、
上記目的が達成される。
【0034】前記バス転送装置は、受信したパケットの
数を記憶する受信カウンタと、リピートしたパケットの
数を記憶するリピートカウンタとをさらに備え、前記ア
ドレスポインタは、前記受信カウンタからの出力に応じ
て選択的に動作状態とされる複数のアドレスカウンタ
と、前記リピートカウンタからの出力に応じて前記複数
のアドレスカウンタの出力から1つを選択する更なるセ
レクタと、前記更なるセレクタからの出力を保持し、前
記カウンタフル信号に応答して保持された出力をリード
アドレスとして出力するアドレス保持回路とを含んでい
てもよい。
【0035】前記制御回路は、前記制御信号の出力を遅
延させる第1遅延手段と、計測開始を指示するトリガ信
号の出力を遅延させる第2遅延手段とを含んでいてもよ
い。
【0036】以下、作用を説明する。
【0037】請求項1に係る発明によれば、バス転送装
置のセレクタからの出力信号は、カウンタからカウンタ
フル信号が出力された後にパケットのプレフィックス部
からパケットのデータ部に切り替えられる。ここで、カ
ウンタフル信号は、制御回路がパケットのプレフィック
ス部を出力している出力期間が所定の下限値に到達した
ことによって出力される。これにより、リピートされた
パケットのプレフィックス部の出力期間がその所定の下
限値より短くなることが防止される。その結果、リピー
トされたパケットのプレフィックス部の出力期間の下限
値が保証される。
【0038】請求項2に係る発明によれば、アドレスポ
インタが複数のアドレスカウンタを含み、その複数のア
ドレスカウンタのうちの1つが選択的に動作状態にされ
る。これにより、リピート動作が終了する前に新たなパ
ケットを受信した場合でもリピートされたパケットのプ
レフィックス部の出力期間の下限値を保証することがで
きる。
【0039】請求項3に係る発明によれば、制御信号の
出力を遅延させる第1遅延手段と計測開始を指示するト
リガ信号の出力を遅延させる第2遅延手段とが設けられ
ている。これにより、リピートされたパケットのプレフ
ィックス部の出力期間が所定の上限値より長くなること
が防止される。その結果、リピートされたパケットのプ
レフィックス部の出力期間の上限値が保証される。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。以下の説明では、パケットを
送信したバス転送装置の内部で使用されるシステムクロ
ック信号の周期が、そのパケットを受信し受信したパケ
ットをリピートするバス転送装置の内部で使用されるシ
ステムクロック信号の周期より長いと仮定する。パケッ
トの構造は、図12(a)および(b)を参照して説明
したとおりである。なお、上記仮定の下では、図2に示
される遅延手段133、遅延手段134は必ずしも必要
ではないが、図8を参照して後述される説明のために図
2に示されている。
【0041】図1は、本発明の実施の形態のバス転送装
置の構成を示す。図1に示されるように、バス転送装置
は、入力信号に基づいて制御信号を生成する制御回路1
0と、受信したパケットの数を計測する受信カウンタ1
1と、入力信号に基づいて受信用のクロック信号を生成
しそれに同期してデータを保持するデコーダ12と、デ
コーダ12によって保持されたデータを内部クロック信
号に同期して保持する同期化処理を行う同期化回路13
と、リピート出力を行った回数を計測するリピートカウ
ンタ14と、同期化回路13によって保持されたデータ
を保持し、カウンタ17の値が所定の値に到達した場合
にアドレスポインタ18から出力されるリードアドレス
によって指示される位置に保持されたデータを出力する
データバッファ15と、データバッファ15から出力さ
れたデータを所定の形式を有するデータに変換し、変換
されたデータとセレクト信号とをセレクタ19に出力す
るエンコーダ16と、制御回路10が制御信号を出力し
ている出力期間を計測するカウンタ17と、同期化回路
13が同期化処理を行ったデータ量を記憶するアドレス
ポインタ18と、セレクト信号に応じて制御回路10か
ら出力される制御信号とエンコーダ16から出力される
データとの一方を選択し、選択された制御信号またはデ
ータを出力信号として出力するセレクタ19とを含む。
【0042】図2は、図1に示される制御回路10の構
成を示す。制御回路10は、入力信号を解釈する入力信
号解釈手段130と、入力信号解釈手段130の解釈結
果に応じた制御信号を生成し出力する制御信号生成手段
131と、エンコーダ16からデータ完了信号を受信し
た際に受信パケット数とリピートパケット数とを比較す
ることによりリピートが完了したか否かを判定する比較
手段132とを含む。
【0043】入力信号解釈手段130は、入力信号を常
に観測することによりどのような入力信号が制御回路1
0に入力されたかを解釈する。入力信号には、パケット
のプレフィックス部とエンド部とが含まれるばかりでな
く、バスアービトレーションに関するすべての信号が含
まれる。
【0044】受信カウンタ11の値は、パケットのプレ
フィックス部が受信されたと入力信号解釈手段130に
よって解釈された場合に更新される。
【0045】制御信号生成手段131は、入力信号解釈
手段130の出力に応じて所定の通信プロトコルに応じ
た制御信号を生成する。ここでは、説明を容易にするた
め、本発明に関係するリピート動作が引き起こされる場
合を説明する。
【0046】制御信号生成手段131は、比較手段13
2から出力される比較結果に応じてリピートを行う必要
があるか否かを判定する。すなわち、制御信号生成手段
131は、比較結果が受信パケット数とリピートパケッ
ト数とが異なることを示す場合にはリピートを行う必要
があると認識し、比較結果が受信パケット数とリピート
パケット数とが同一であることを示す場合にはリピート
を行う必要がないと認識する。なお、バス転送装置が受
信カウンタ11とリピートカウンタ14とを有しない場
合には入力信号解釈手段130がプレフィックス部を受
信した場合に制御信号生成手段131がリピートを行う
必要があると認識するようにすればよい。
【0047】制御信号生成手段131はリピートを行う
必要があると認識すると、バス転送装置の状態を調査す
る。その結果、リピート開始が可能な状態である場合に
は、制御信号生成手段131は、制御信号としてプレフ
ィックス部を出力するとともに、計測開始を指示するト
リガ信号を出力する。トリガ信号は、リピートカウンタ
14とカウンタ17とに供給される。
【0048】図1を再び参照して、リピートカウンタ1
4の値は、リピートしたパケットの数(以下、リピート
パケット数という)を表す。リピートカウンタ14の値
は、制御回路10から計測開始を指示するトリガ信号を
受信した場合に更新される。リピートカウンタ14は、
リピートパケット数を制御回路10とアドレスポインタ
18とに通知する。
【0049】カウンタ17は、パケットのプレフィック
ス部の出力期間を計測するために使用される。カウンタ
17の値は、制御回路10から計測開始を指示するトリ
ガ信号を受信した場合に初期化され、システムクロック
信号に同期してインクリメントされる。カウンタ17の
値が所定の下限値以上になると、カウンタ17はアドレ
スポインタ18にカウンタフル信号を出力する。
【0050】デコーダ12は、入力信号としてパケット
のプレフィックス部を受信すると受信用のクロック信号
の生成を開始する。パケットのデータ部が入力信号とし
て入力されると生成した受信用のクロック信号でデータ
ビットをラッチする。受信用のクロック信号の生成方法
としてはアイ・イー・イー・イー1394(IEEE1
394)規格のようなデータとそれを補うストローブか
ら生成する方法や常に接続先のドライバと同期をとる方
法などがあげられるが、いかなる方法を用いてもよい。
【0051】デコーダ12でラッチされたデータビット
はバス転送装置のシステムクロック信号とは非同期の受
信用のクロック信号に同期して出力されているので、同
期化回路13において通信ノードのシステムクロック信
号と同期をとる。同期をとる方法としては、例えば、バ
ッファに対して受信用のクロック信号に同期して更新さ
れる書き込みアドレスに書き込みを行い、システムクロ
ック信号に同期して更新される読み出しアドレスからデ
ータを読み出すというような一般的な位相変換の手法を
用いることで実現できる。また、受信用のクロック信号
の周波数がシステムクロック信号の周波数と異なる場合
には、一般的な位相変換の手法に併せて周波数変換の手
法を用いてもよい。これらの手法によって同期化回路1
3は、パケットのデータ部をシステムクロック信号に同
期して受け渡しができる形式に変更して、データバッフ
ァ15に出力する。システムクロック信号に同期してデ
ータバッファ15にデータビットの出力が開始される
と、同期化回路13は、同期化開始トリガ信号をアドレ
スポインタ18に出力する。ここで、同期化開始トリガ
信号は、システムクロック信号に同期してデータバッフ
ァ15にデータビットの出力が開始されたことを示す信
号である。
【0052】アドレスポインタ18は、受信カウンタ1
1の値とリピートカウンタ14の値とを常に観測してお
り、同期化回路13から同期化開始トリガ信号が入力さ
れると受信カウンタ11の値に対応したアドレスカウン
タを選択し、選択されたアドレスカウンタを用いてデー
タバッファ15に格納されたデータビット数を計測す
る。アドレスポインタ18は、カウンタ17からカウン
タフル信号を受信すると、リピートカウンタ14の値に
対応したアドレスカウンタの値を保持しその保持された
値をリードアドレスとしてデータバッファ15に出力す
る。リードアドレスの値は少なくともデータ部のリピー
トが完了するまで保持されなければならない。同期化回
路13から同期化開始トリガ信号を受信してからカウン
タ17からカウンタフル信号を受信するまでのリードア
ドレスが確定していない間は、アドレスポインタ18は
リードアドレスとしてデータバッファ15にとっては無
効な値を出力する。なお、これとは別の方法としてアド
レスポインタ18にリードアドレスが有効か無効かを指
示する信号を生成する回路を設け、その信号をデータバ
ッファ15に出力するようにしてもよい。
【0053】図3は、図1に示されるアドレスポインタ
18の構成を示す。図3において、20は動作させるア
ドレスカウンタを選択するスイッチ、21はデータバッ
ファ15に格納されたデータビット数を計測するアドレ
スカウンタ、22はアドレスカウンタ21の出力を選択
するセレクタ、23は同期化開始トリガ信号、24は受
信パケット数を示す信号、25はリピートパケット数を
示す信号、26はリードアドレスを保持するアドレス保
持回路、27はカウンタフル信号、28はバッファエン
プティ信号、29はリードアドレスである。
【0054】ここでは、説明を容易にするため、受信カ
ウンタ11とリピートカウンタ14とが図4に示される
構成を有していると仮定する。すなわち、受信カウンタ
11およびリピートカウンタ14のそれぞれは、nビッ
ト(n=1,2,3・・・)のシフトレジスタ120を
有している。シフトレジスタ120のnビットのうちい
ずれか1ビットの値だけが1に保持され、その他のビッ
トの値が0に保持される。シフトレジスタ120はシフ
ト信号を受信すると、シフトレジスタ120に格納され
ているデータを所定の方向に(例えば、図4において右
方向に)1ビットだけシフトする。このとき、シフトレ
ジスタ120の(n−1)番目のレジスタ(図4に示さ
れる右端のレジスタ)に保持されていた値はシフトレジ
スタ120の0番目のレジスタ(図4に示される左端の
レジスタ)にシフトされる。受信カウンタ11における
シフト信号は、入力信号解釈手段130から出力される
パケットのプレフィックス部を受信したことを示す信号
である。リピートカウンタ14におけるシフト信号は、
制御回路10から出力されるトリガ信号である。受信カ
ウンタ11の初期値とリピートカウンタ14の初期値と
は同じ値である必要がある。
【0055】スイッチ20は、同期化回路13から出力
される同期化開始トリガ信号23を受信すると、アドレ
スカウンタ21に含まれるn個のアドレスカウンタ0〜
アドレスカウンタ(n−1)から受信カウンタ11の値
に対応する1つのアドレスカウンタmを選択する。ここ
で、m=0,1,2,...,n−1である。選択され
たアドレスカウンタmだけが動作状態となり、選択され
ない他のアドレスカウンタは動作しない。例えば、受信
カウンタ11から出力される受信パケット数を示す信号
24がnビットの信号であり、パケット受信数に対応し
たm(m=0,1,2,・・・,n−1)番目のビット
の値だけが1でその他のビットの値は0である場合に
は、m番目のアドレスカウンタmが選択される。このよ
うにして、同期化開始トリガ信号23は、スイッチ20
によってアドレスカウンタmにだけ伝えられることにな
る。
【0056】同期化開始トリガ信号23を受信したアド
レスカウンタmは、アドレスカウンタmに保持される値
を初期化した後、システムクロック信号に同期してその
値をインクリメントする。
【0057】アドレスカウンタ21のインクリメント動
作は常に動作していてかまわない。また、アドレスカウ
ンタ21のインクリメント動作はリードアドレスが確定
した後であればいつでも停止してかまわないが、アドレ
スカウンタ21がとり得る最大値(すなわちデータバッ
ファ15の最大のアドレス)になった後に初期化され停
止することが望ましい。
【0058】セレクタ22は、アドレスカウンタ21に
含まれるアドレスカウンタ0〜アドレスカウンタ(n−
1)からのn個の出力のうちリピートパケット数を示す
信号25に対応する1つの出力を選択し、選択された出
力をアドレス保持部26に出力する。リピートパケット
数を示す信号25も受信パケット数を示す信号24と同
様にnビットの信号であり、パケットのリピート数に対
応したk(k=0,1,2,・・・(n−1))番目の
ビットの値だけが1であり、その他のビットの値は0で
ある。
【0059】アドレス保持部26は、初期値としてデー
タバッファ15にとって無効な値を保持している。アド
レス保持部26はカウンタフル信号27を受信するとそ
の時点でのセレクタ22の出力を保持し、その保持され
た出力をリードアドレス29として出力する。アドレス
保持部26の値はバッファエンプティ信号28が入力さ
れるまで保持され、バッファエンプティ信号28が入力
されると初期値に戻される。
【0060】図1を再び参照して、データバッファ15
は、同期化回路13によってシステムクロック信号に同
期されたパケットのデータ部を保持する。データバッフ
ァ15は、同期化回路13から送られてきたデータビッ
トを保持することができ、かつ、読み出すことができる
任意の構造を有し得る。ここでは、データバッファ15
は、図5に示されるような構造を有すると仮定する。す
なわち、データバッファ15は、データを保持するシフ
トレジスタ110と、シフトレジスタを構成する複数の
レジスタからの出力のうちリードアドレスに対応する出
力を選択するセレクタ111と、セレクタ111の出力
を観測することによりすべてのデータビットが出力され
たか否かを判定するデータ判定手段112とを含む。
【0061】同期化回路13から送られてきたデータビ
ットは、シフトレジスタ110の0番地に格納された
後、システムクロック信号に同期して順次次の番地にシ
フトされながら保持されていく。アドレスポインタ18
(すなわち、アドレスカウンタ21)が同様にシステム
クロック信号に同期して動作しているなら、アドレスポ
インタ18が出力するリードアドレスは一番最初にデー
タバッファ15に格納されたデータが現在格納されてい
る番地を示すことになる。シフトレジスタ110のサイ
ズは最大でパケットの最大ペイロードであるが、同期化
開始トリガ信号が出力されてからカウンタフル信号が出
力されるまでに同期化されたデータビットを保持するの
に十分なサイズであればよい。
【0062】データバッファ15からの出力値は、セレ
クタ111によって決定される。セレクタ111は、ア
ドレスポインタ18から出力されるリードアドレスが無
効である場合にはエンコーダ16へのデータの出力を行
わない。セレクタ111は、リードアドレスが有効な値
に決まると、そのリードアドレスによって指示される位
置に格納されたデータをエンコーダ16に出力する。す
べてのデータビットの出力が完了し、セレクタ111の
出力が有効なデータビットでなくなるとデータ判定手段
112はアドレスポインタ18にバッファエンプティ信
号を出力する。アドレスポインタ18はバッファエンプ
ティ信号を受信するとリードアドレスを無効な値にす
る。
【0063】エンコーダ16は、データバッファ15か
ら出力されたデータビットを所定のフォーマットに変換
して出力する。このとき、エンコーダ16は、データビ
ットがセレクタ19に出力中であることを示すセレクト
信号をアサートする。セレクタ19は、通常は制御回路
10から出力される制御信号を選択し選択された制御信
号を出力するが、セレクト信号がアサートされた場合に
はエンコーダ16から出力されるデータビットを選択し
選択されたデータビットを出力する。
【0064】セレクタ19の出力信号がセレクト信号に
よってプレフィックス部からデータ部に切り替わると、
制御回路10の制御信号生成手段131(図2)から出
力される制御信号がパケットの先頭を示すプレフィック
ス部からパケットの終端を示すエンド部に切り替わる。
制御信号の切り替えは、エンコーダ16がデータ部を出
力している期間ならいつでもよいが、たとえばIEEE
1394プロトコルの連結パケットのように、データ部
の最後の1ビットによってデータ部の直後がプレフィッ
クス部になるかエンド部になるかが決まるような場合
は、データ完了信号によってエンコーダ16の状態を監
視して決定するのが一般的である。
【0065】制御回路10の制御信号生成手段131
(図2)は、データ完了信号を受信するとエンド部を一
定期間出力してから制御信号の出力を終了する。このと
き、比較手段132(図2)は、受信カウンタ11の値
とリピートカウンタ14の値とを参照しこれらの値を比
較することにより、受信したすべてのパケットをリピー
トし終えているか否かを判定する。もし受信したすべて
のパケットをリピートし終えている(すなわち、受信カ
ウンタ11の値(受信パケット数)とリピートカウンタ
14の値(リピートパケット数)とが等しい)ならば処
理を終了する。リピートをすべて終えていない場合は、
制御信号生成手段131は、制御信号として新たなプレ
フィックス部を出力し、プレフィックス部の出力期間の
計測を開始するトリガ信号を出力する。次に、上述した
処理をすべての受信パケットをリピートし終えるまで繰
り返す。
【0066】図6は、本発明によるバス転送装置の動作
タイミングを示すタイミングチャートである。図6にお
いて、80はシステムクロック信号、81は制御回路1
0が制御信号を出力し始めたことを示すトリガ信号、8
2はカウンタ17の値、83はカウンタ17が所定の値
になったことを示すカウンタフル信号、84は同期化回
路13が出力する同期化開始トリガ信号、85はアドレ
スポインタ18内部でデータバッファに格納されたデー
タビットの数を計測するアドレスカウンタ21の値、8
6はリードアドレス、87はバッファエンプティ信号、
88エンコーダ16が出力するセレクト信号、89はリ
ピート出力としてセレクタ19から出力された信号、8
aは受信ポートで受信したパケットをシステムクロック
信号80でラッチした結果、8bは受信したパケットの
数を示す受信カウンタ11の出力、8cはリピートした
パケットの数を示すリピートカウンタ14の出力であ
る。
【0067】ここで、説明を容易にするため、受信カウ
ンタ11およびリピートカウンタ14は5ビットであ
り、データバッファ15の最大アドレスは9であると仮
定する。
【0068】バス転送装置は、システムクロック信号に
同期して入力信号を常に監視している。パケットが送信
されてきた場合、時刻t0でプレフィックス部を受信し
たことを認識すると制御回路10は次のクロックサイク
ル(すなわち時刻t1)で受信カウンタ11の値8bを
01000に更新する。このときリピートカウンタ14
の値8cは10000であるので比較手段132は値8
bと値8cとが異なることを示す比較結果を出力する。
この比較結果を受信した制御信号生成手段131はリピ
ート動作を行う必要があることを認識し、トリガ信号8
1をカウンタ17に出力する。これと同時にセレクタ1
9にリピート出力89としてプレフィックス部を出力す
る。トリガ信号81を受信したリピートカウンタ14は
値8cを01000に更新する(時刻t2)。
【0069】トリガ信号81を受信したカウンタ17は
インクリメントを開始しプレフィックス部の出力期間を
計測する。このときカウンタ17の値は信号82のよう
に変化する。ここでプレフィックス部の期間としてカウ
ンタの値が5になったときが所定の期間とすると、カウ
ンタ17の値82が5になった時点でカウンタフル信号
83が出力される(時刻t6)。
【0070】同期化回路13はデコーダ12の出力を監
視しており、時刻t3でパケットのデータ部の受信が開
始され同期化処理を開始すると、次のクロックサイクル
(すなわち時刻t4)に同期化開始トリガ信号84を出
力する。
【0071】アドレスポインタ18は、同期化開始トリ
ガ信号84を受信するとリピートカウンタ14の出力値
8cに対応するアドレスカウンタ21を動作させる。ア
ドレスカウンタ21の出力値は信号85のようになる。
アドレスポインタ18の出力であるリードアドレス86
はカウンタフル信号が出力されるまでは無効な値である
が、時刻t6でカウンタフル信号が出力されると、その
時点のアドレスカウンタ21の出力85である3を保持
し出力する(時刻t7)。
【0072】リードアドレス86が有効な値となるとデ
ータバッファ15は、リードアドレス86によって指示
される番地からデータを読み出し出力する。データバッ
ファ15からデータビットを受信したエンコーダ16
は、データビットを所定の形式で出力し、その間セレク
ト信号88のレベルをHにする。
【0073】データバッファ15から最後のデータビッ
トの読み出しが行われるとバッファエンプティ信号87
が出力される(時刻t9)。アドレスポインタ18はバ
ッファエンプティ信号87を受信するとリードアドレス
86を無効な値とする(時刻t10)。また、エンコー
ダ16は最後のデータビットを出力するとセレクト信号
88のレベルをLにする(時刻t10)。このとき制御
回路10はエンコーダがデータビットの出力を完了した
ことを認識し、パケットのエンド部を一定期間出力す
る。
【0074】セレクタ19はセレクト信号88のレベル
がHのときはエンコーダ16の出力を選択しそれを出力
し、Lのときは制御回路10の出力を選択しそれを出力
する。これによって、リピート出力は信号89に示すよ
うになる。
【0075】時刻t11で一つのパケットのリピートは
終了した。このとき、制御回路10は受信カウンタの出
力8bとリピートカウンタの出力8cとを比較し、すべ
てのパケットがリピートされている場合は処理を完了す
る。すべてのパケットの処理が終了していない場合は、
新たにプレフィックス部を出力し、上述した処理を繰り
返す。
【0076】図8は、パケットのリピートが終了する前
に次のパケットを受信した場合における本発明によるバ
ス転送装置の動作タイミングを示すタイミングチャート
である。図8において、100はシステムクロック信
号、101は通信ノードが観測したパケット、102は
受信カウンタ11の値、103は同期化開始トリガ信
号、104はアドレスカウンタ0の値、105はアドレ
スカウンタ1の値、106はアドレスカウンタ2の値、
107は制御信号生成手段131が出力するトリガ信
号、108はカウンタ17の値、109はカウンタフル
信号、10aはリードアドレス、10bはリピート出力
としてセレクタ19から出力された信号、10cはリピ
ートカウンタ14の値、10dはバッファエンプティ信
号、10eはエンコーダ16が出力するセレクト信号で
ある。
【0077】ここで説明を容易にするため、受信カウン
タ11およびリピートカウンタ14は5ビットであり、
データバッファ15の最大アドレスは9とする。
【0078】時刻t0において、入力信号解釈手段13
0がプレフィックス部を受信すると受信カウンタ11の
値102は更新されて10000になる。このときリピ
ートカウンタ14の値10cは00001であるので制
御回路10はリピート動作を開始する。リピート動作が
開始されトリガ信号107が出力されるとリピートカウ
ンタ14の値10cも10000に更新される。
【0079】時刻t1において、同期化回路13が同期
化処理を開始し、同期化開始トリガ信号103を出力す
ると、アドレスポインタ18は受信カウンタ11の値1
02(10000)に対応するアドレスカウンタ0を初
期化し、アドレスカウンタ0のインクリメントを開始す
る。このとき、同期化処理されたデータビットはデータ
バッファ15に保持され始めている。アドレスカウンタ
0はデータバッファ15の最大アドレス9までインクリ
メントされると初期化され、その後、アドレスカウンタ
0のインクリメントは停止される。それ以前にリードア
ドレス10aが決定され、データ部のリピートが行われ
ている。リードアドレスが決定される過程については図
6を用いた説明で詳述しているのでここでは省略する。
【0080】時刻t2で次のパケットが受信されたと
き、最初のパケットのエンド部のリピートはまだ終わっ
ていないが、入力信号解釈手段130がプレフィックス
部を受信したことを通知すると、受信カウンタ11の値
が01000に更新される。この時点で、比較手段13
2は受信パケット数102とリピートパケット数10c
とが異なることを示す比較結果を制御信号生成手段13
1に通知し始める。制御信号生成手段131は時刻t2
でバッファエンプティ信号10dを受信しエンド部の出
力を行っているが、時刻t3にエンド部の出力が終了す
ると比較手段132から通知される比較結果を観測し、
リピート動作を再び開始する。制御信号生成手段131
がプレフィックス部の出力を開始するとその次のクロッ
クサイクル(時刻t4)でリピートカウンタ14の値1
0cは01000に更新される。アドレスポインタ18
では、同期化回路13から同期化開始トリガ信号を受信
すると、受信カウンタ11の値102(01000)に
対応したアドレスカウンタ1の動作を開始し、これまで
と同様、カウンタ17の値108が所定の値になった時
点でリードアドレス10aを決定しデータ部のリピート
を行う。
【0081】さらに、時刻t5で次のパケットが受信さ
れると、受信カウンタ11の値102は00100に更
新される。制御信号生成手段131は時刻t7でエンド
部のリピートを終えると受信パケット数102とリピー
トパケット数10cとが異なるという比較結果を受信し
ているので、リピート動作を開始する。時刻t8でトリ
ガ信号107が出力されるのでリピートカウンタ14の
値10cは00100に更新される。同期化回路13で
は時刻t6から同期化処理されたデータビットが出力さ
れており、受信カウンタ11の値102(00100)
に対応するアドレスカウンタ2の動作が開始されてい
る。これまでと同様の処理を行い、時刻t9においてデ
ータ部とエンド部のリピートが終了する。このとき、制
御信号生成手段131は比較手段132の比較結果が等
しいことからすべてのパケットのリピートが終了したこ
とを認識し、リピート動作を終了する。
【0082】このように、アドレスポインタ18がアド
レスカウンタ0〜(n−1)を含み、そのアドレスカウ
ンタ0〜(n−1)のうちの1つが選択的に動作状態に
される。これにより、リピート動作が終了する前に新た
なパケットを受信した場合でもリピートされたパケット
のプレフィックス部の出力期間の下限値を保証すること
ができる。
【0083】ここまでの説明では、パケットを送信した
バス転送装置の内部で使用されるシステムクロック信号
の周期がリピートを行うバス転送装置の内部で使用され
るシステムクロック信号の周期よりも長い場合について
説明した。この場合はリピートを行うバス転送装置が観
測するプレフィックス部の長さが実際よりも短くなると
いう問題があった。上述したように、本発明は、その問
題を解決するバス転送装置を提供する。
【0084】逆に、パケットを送信したバス転送装置の
内部で使用されるシステムクロック信号の周期がリピー
トを行うバス転送装置の内部で使用されるシステムクロ
ック信号の周期よりも短い場合には、観測されるプレフ
ィックス部は実際よりも長くなるという問題が発生す
る。本発明によるバス転送装置は、制御回路10におい
て制御信号生成手段131がリピート出力としてプレフ
ィックス部とトリガ信号とを出力するまでの遅延量(遅
延時間)を調整することにより、この問題を解決するこ
とを可能にする。プレフィックス部の遅延量を調整する
ために遅延手段133(図2)が制御回路10内に設け
られ得る。トリガ信号の遅延量を調整するために遅延手
段134(図2)が設けられ得る。
【0085】プレフィックス部の遅延量とトリガ信号の
遅延量とは等しくなければばらない。遅延量は送信され
るプレフィックス部の長さとシステムクロック信号の周
期の幅とを考慮して任意に決めればよい。例えば、プレ
フィックス部が最大6クロックサイクル以内でなければ
ならないという制限があるとすると、6クロックサイク
ルのプレフィックス部が送られてきた場合、最大何クロ
ックサイクルに見えるかはシステムクロック信号の周期
の最大値と最小値とから計算することが可能である。そ
こで最大7クロックサイクルに見えるとすると、その差
である1クロックサイクル分の遅延量を入れればよいこ
とになる。
【0086】このことについて図7を用いて説明する。
図7において、90はシステムクロック信号、91は制
御回路10が制御信号を出力し始めたことを示すトリガ
信号、92はカウンタ17の値、93はカウンタ17が
所定の値になったことを示すカウンタフル信号、94は
同期化回路13が出力する同期化開始トリガ信号、95
はアドレスポインタ18内部でデータバッファに格納さ
れたデータビットの数を計測するアドレスカウンタ21
の値、96はリードアドレス、97はバッファエンプテ
ィ信号、98エンコーダ16が出力するセレクト信号、
99はリピート出力としてセレクタ19から出力された
信号、9aは受信ポートで受信したパケットをシステム
クロック信号90でラッチした結果、9bは受信したパ
ケットの数を示す受信カウンタ11の出力、9cはリピ
ートしたパケットの数を示すリピートカウンタ14の出
力、9dはプレフィックス部のリピート開始に遅延を加
えた場合のリピート出力信号である。それぞれの信号の
出力タイミングはすでに説明したとおりである。ここ
で、プレフィックス部を6クロックサイクル以内にしな
ければならない制約がある場合を考える。このような制
約のもとでは入力信号として送信されるプレフィックス
部も6クロックサイクル以内になっているはずである。
ここで、システムクロック信号でラッチした結果9aが
7クロックサイクルだった場合、そのままリピートする
と出力信号99は7クロックサイクルのまま出力されて
しまう。そこで、制御信号生成手段131がプレフィッ
クス部をリピート出力するまでに遅延手段133(図
2)によって1クロックサイクルの遅延を挿入する。遅
延手段133(図2)は制御信号生成手段131から出
力される制御信号を遅延させるために設けられている。
同様に、遅延手段134(図2)によってトリガ信号が
出力されるまでに1クロックサイクルの遅延を挿入す
る。遅延手段134(図2)は制御信号生成手段131
から出力されるトリガ信号を遅延させるために設けられ
ている。これによって、出力信号89のプレフィックス
部の出力は、時刻t1から時刻t2になりプレフィック
ス部の長さも6クロックサイクルになる(信号9d)。
【0087】このように、遅延手段133と遅延手段1
34とを設けることにより、プレフィックス部のリピー
ト出力期間の上限値を保証することができる。従って、
本発明によるバス制御回路ではプレフィックス部のリピ
ート出力期間の上限値と下限値とを保証することができ
る。
【0088】なお、制御回路10が同期化回路13が出
力する同期化開始トリガ信号を観測し、プレフィックス
部の出力開始タイミングを同期化開始トリガ信号が送信
された時刻とすると、プレフィックス部の出力期間は一
意に決めることができる。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、バス転送装置のセレク
タからの出力信号は、カウンタからカウンタフル信号が
出力された後にパケットのプレフィックス部からパケッ
トのデータ部に切り替えられる。ここで、カウンタフル
信号は、制御回路がパケットのプレフィックス部を出力
している出力期間が所定の下限値に到達したことによっ
て出力される。これにより、リピートされたパケットの
プレフィックス部の出力期間がその所定の下限値より短
くなることが防止される。その結果、リピートされたパ
ケットのプレフィックス部の出力期間の下限値が保証さ
れる。
【0090】さらに、アドレスポインタが複数のアドレ
スカウンタを含み、その複数のアドレスカウンタのうち
の1つが選択的に動作状態にされる。これにより、リピ
ート動作が終了する前に新たなパケットを受信した場合
でもリピートされたパケットのプレフィックス部の出力
期間の下限値を保証することができる。
【0091】さらに、制御信号の出力を遅延させる第1
遅延手段と計測開始を指示するトリガ信号の出力を遅延
させる第2遅延手段とを設けることにより、リピートさ
れたパケットのプレフィックス部の出力期間が所定の上
限値より長くなることが防止される。その結果、リピー
トされたパケットのプレフィックス部の出力期間の上限
値が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のバス転送装置の構成を示
す図である。
【図2】図1に示される制御回路10の構成を示す図で
ある。
【図3】図1に示されるアドレスポインタ18の構成を
示す図である。
【図4】図1に示される受信カウンタ11およびリピー
トカウンタ14のそれぞれの構成を示す図である。
【図5】図1に示されるデータバッファ15の構成を示
す図である。
【図6】本発明によるバス転送装置の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図7】本発明によるバス転送装置の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図8】本発明によるバス転送装置の動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【図9】コンピュータシステムに含まれる構成要素60
の構造を示す。
【図10】(a)はケーブルを介して接続された複数の
通信ノードを模式的に示す図、(b)は通信ノード41
によるリピート動作を示す図、(c)は通信ノード42
によるリピート動作を示す図である。
【図11】従来のバス転送装置の構成例を示す図であ
る。
【図12】(a)および(b)はパケットの構造を示す
図である。
【図13】(a)は説明用のネットワークの構成を示す
図、(b)は通信ノード70がパケットを送信したとき
のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 制御回路 11 受信カウンタ 12 デコーダ 13 同期化回路 14 リピートカウンタ 15 データバッファ 16 エンコーダ 17 カウンタ 18 アドレスポインタ 19 セレクタ 20 スイッチ 21 アドレスカウンタ 22 セレクタ 23 同期化開始トリガ信号 24 受信パケット数を示す信号 25 リピートパケット数を示す信号 26 アドレス保持回路 27 カウンタフル信号 28 バッファエンプティ信号 30 制御回路 31 デコーダ 32 同期化回路 33 エンコーダ 34 セレクタ 40、41、42、43、44 通信ノード 401、402、403、404、405、406、4
07、408、409ポート 410、411、412、413 ケーブル 50 プレフィックス部 51 データ部 52 エンド部 60 コンピュータシステムの構成要素 61 通信ノード 62 デバイス 63 デバイス制御装置 64 プロトコル制御部 65 バス転送装置 66、67 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/08 H04L 12/44 - 12/46 H04L 12/00 - 12/16 H04L 12/56 - 12/66 H04L 12/40 - 12/417

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケットを受信し、前記受信したパケッ
    トをリピートするバス転送装置であって、 前記パケットは、前記パケットの先頭を示すプレフィッ
    クス部とデータを格納するためのデータ部と前記パケッ
    トの終端を示すエンド部とを含み、 前記バス転送装置は、 前記パケットを受信し、前記パケットのプレフィックス
    部を制御信号として出力する制御回路と、 前記制御回路が前記プレフィックス部を出力している出
    力期間を計測し、前記出力期間が所定の下限値に到達す
    るとカウンタフル信号を出力するカウンタと、 前記カウンタフル信号に応答してリードアドレスを確定
    するアドレスポインタと、 前記パケットの前記データ部を保持し、前記リードアド
    レスに基づいて前記データ部を出力するデータバッファ
    と、 前記データバッファから出力された前記データ部を所定
    の形式を有するデータ部に変換するエンコーダと、 前記制御回路から出力された前記プレフィックス部およ
    び前記エンコーダから出力された前記データ部のうちの
    一方を選択的に出力するセレクタとを備え、 前記セレクタの出力信号は、前記カウンタから前記カウ
    ンタフル信号が出力された後に前記パケットの前記プレ
    フィックス部から前記パケットの前記データ部に切り替
    えられる、バス転送装置。
  2. 【請求項2】 前記バス転送装置は、 受信したパケットの数を記憶する受信カウンタと、 リピートしたパケットの数を記憶するリピートカウンタ
    とをさらに備え、 前記アドレスポインタは、 前記受信カウンタからの出力に応じて選択的に動作状態
    とされる複数のアドレスカウンタと、 前記リピートカウンタからの出力に応じて前記複数のア
    ドレスカウンタの出力から1つを選択する更なるセレク
    タと、 前記更なるセレクタからの出力を保持し、前記カウンタ
    フル信号に応答して保持された出力をリードアドレスと
    して出力するアドレス保持回路とを含む、請求項1に記
    載のバス転送装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、 前記制御信号の出力を遅延させる第1遅延手段と、 計測開始を指示するトリガ信号の出力を遅延させる第2
    遅延手段とを含む、請求項1に記載のバス転送装置。
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