JPH09321826A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JPH09321826A
JPH09321826A JP9007267A JP726797A JPH09321826A JP H09321826 A JPH09321826 A JP H09321826A JP 9007267 A JP9007267 A JP 9007267A JP 726797 A JP726797 A JP 726797A JP H09321826 A JPH09321826 A JP H09321826A
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信雄 若杉
Hiroshi Okada
浩 岡田
Tadashi Kasai
忠 笠井
Yutaka Sakaino
裕 境野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出力のアクセス時間を減少させてデータ転
送速度を向上させたデータ転送システムを提供する。 【解決手段】 ホスト装置は転送データの内容が前回の
転送データの内容と同じか否かを確認し(S5)、同じ
場合には、ストローブ信号反転手段によりストローブ信
号を反転させて(S6)転送データを転送する。周辺装
置は内部ストローブ信号発生手段により、受信した転送
データの内容が変化したこと、又はストローブ信号が反
転したことに基づいて内部ストローブ信号を発生させ、
この内部ストローブ信号により転送データをラッチす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホスト装置から周辺
装置に転送データと共にストローブ信号を送信するデー
タ転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホスト装置から周辺装置に1バイ
トずつデータを転送するためには、ホスト装置とプリン
タなどの周辺装置との間にインタフェース回路としてセ
ントロニクス準拠パラレルインターフェース(以後セン
トロインターフェースと記す)と呼ばれるパラレルイン
ターフェースを使用したデータ転送システムがある。こ
のインターフェースではホスト装置から周辺装置に出力
される1バイトのデータ、データの出力同期をとるデー
タストローブ信号(以後ストローブ信号と記す)、周辺
装置からホスト装置に出力される、周辺装置が処理中で
あることを示すビジー信号(以後ビジー信号と記す)等
が設けてある。
【0003】このインターフェースのホスト装置側の通
信手順は転送データをデータバスに出力し、ビジー信号
がオフになるとストローブ信号を出力する。周辺装置は
ストローブ信号の立ち上がりに同期してデータバス上の
転送データを受信するものである。
【0004】このインターフェースでは、ホスト装置が
1バイト転送する毎に、ホスト装置が備える入出力制御
部等に対してデータ出力、ビジー信号のチェック、スト
ローブ信号への0出力、ストローブ信号への1出力と、
合計で4回のアクセスを必要とする。
【0005】そこで考案されたのは、ストローブ信号の
変化だけでなく、転送データの変化をデータサンプルの
タイミングに利用するデータ変化同期型パラレルインタ
ーフェースである。例えば、特開平7−281999号
公報もその一つであり、この公報によれば、ホスト装置
において、周辺装置が処理中であるか否かをビジー信号
により確認し、否であれば、1バイトのデータを転送す
ると共にストローブ信号を反転させる。
【0006】周辺装置はストローブ信号のエッジを検出
して制御信号を発生させ、転送データをラッチすると共
に、ラッチデータをメモリにDMA(ダイレクトメモリ
アクセス)伝送する。この場合、所定の数のデータの転
送が終了するまでホスト装置はビジー信号の確認を行わ
ないので、データ転送時間を短縮できることが記載して
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ転送シス
テムでは、ホスト装置が1バイトのデータを転送する度
にストローブ信号を反転させるので、上述のような入出
力制御部等に対するアクセスのための時間を設ける必要
があり、その分データ転送速度が遅くなるという問題点
があった。
【0008】また、データ転送システムを構成するホス
ト装置、周辺装置に含まれる入力あるいは出力用のトラ
ンシーバ回路の特性、両者を接続するケーブルの品質等
により、データ変化同期型パラレルインターフェースに
使用するデータ及びストローブ信号の過渡特性が変化す
るため、データ転送システム毎に転送データ信号及びス
トローブ信号の遷移時間が異なり、適用できるデータ転
送システムが制限されるという問題があった。
【0009】本発明は転送データの内容が変化したこと
を周辺装置側で捕らえて内部ストローブ信号を発生さ
せ、ホスト装置側から出力されるストローブ信号の反転
回数を減少させることにより入出力のアクセス時間を減
少させてデータ転送速度を向上させたデータ転送システ
ムとを提供することを目的としている。
【0010】また、本発明はホスト装置、周辺装置の特
性、及びこれらの間のケーブルの品質等によりデータ信
号の過渡特性が異なる広範なデータ転送システムにおい
て誤ったサンプルを防止することができるデータ転送シ
ステムを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ転送システムにおいては、ホスト装
置は、転送データの内容が前回の転送データの内容と同
じか否かを確認し、同じ場合にストローブ信号を反転さ
せるストローブ信号反転手段を備え、周辺装置は、受信
した転送データの内容が変化したこと、又はストローブ
信号が反転したことに基づいて内部ストローブ信号を発
生させる内部ストローブ信号発生手段と、この内部スト
ローブ信号に基づいて転送データをラッチするラッチ手
段とを備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には
同一符号を付す。 第1の実施の形態 図2は第1の実施の形態によるホスト装置の構成を示す
ブロック図である。中央処理装置1(以後プロセッサ1
と記す)にはランダムアクセスメモリ2(以後RAM2
と記す)と入出力装置3(以後I/Oポート3と記す)
とがバス4、5で接続されている。I/Oポート3と周
辺装置との間はデータライン、ストローブ信号線、ビジ
ー信号線等で接続されている。
【0013】RAM2にはドライバソフトウェア及び転
送データD0〜D7が格納されている。プロセッサ1は
ドライバソフトウェアの命令を読み込んで解読しデータ
転送を実行する。ドライバソフトウェアの命令は転送デ
ータD0〜D7をプロセッサ1に読み込ませ、ストロー
ブ信号、ビジー信号等の信号線を制御することによって
周辺装置に転送させる。
【0014】図1は第1の実施の形態によるホスト装置
のフローチャートである。ステップS1でプロセッサ1
は周辺装置が処理中か否かを示すビジー信号をI/Oポ
ート3から読み込む。ビジー信号はオンであれば処理中
であることを示す。ステップS2でプロセッサ1はビジ
ー信号がオンであればステップS1に分岐し、否であれ
ばステップS3に分岐する。ステップS3でプロセッサ
1は1バイトの転送データD0〜D7をI/Oポート3
に出力する。ステップS4でプロセッサ1は転送データ
D0〜D7が出力されたことを周辺装置に知らせるスト
ローブ信号を反転させてI/Oポート3に出力する。
【0015】ステップS5でプロセッサ1は転送データ
D0〜D7が前回の転送データD0〜D7と同じ内容か
否かをチェックし、同じならばステップS6に分岐し、
否ならばステップS7に分岐する。ステップS6でプロ
セッサ1はストローブ信号を反転させてI/Oポート3
に出力する。ステップS7でプロセッサ1は1バイトの
転送データD0〜D7をI/Oポート3に出力する。ス
テップS8でプロセッサ1は1ブロック分のデータが転
送できたか否かをチェックし、転送できたならばステッ
プS9に分岐し、否ならばステップS5に分岐する。ス
テップS9でプロセッサ1は全データが転送できたか否
かをチェックし、転送できたならば処理を終了し、否な
らばステップS1に分岐する。
【0016】ステップS5とステップS6とがストロー
ブ信号反転手段に相当する。
【0017】図3は第1の実施の形態による周辺装置の
要部構成を示すブロック図である。内部ストローブ信号
発生回路はデータ変化検出回路10と、ストローブ変化
検出回路11と、データ変化検出回路10の出力とスト
ローブ変化検出回路11の出力とを入力して内部ストロ
ーブ信号を出力する論理回路としての2入力AND回路
12とからなる。
【0018】データ変化検出回路10はホスト装置から
転送されてくる転送データD0〜D7の内容をビット毎
に保持する第1のデータバッファ13としてのフリップ
フロップ回路(以後F/Fと記す)と、1クロック遅延
して第1のデータバッファ13の内容を保持する第2の
データバッファ14としてのF/Fと、第1のデータバ
ッファ13の内容と第2のデータバッファ14の内容と
を入力してその入力値が共に1又は0のとき1を出力す
るEXNOR回路15と、EXNOR回路15の出力を
入力して論理積をとる多入力AND回路16とを有し、
転送データD0〜D7の内容が変化したことを検出して
データ変化信号を出力する。
【0019】ストローブ変化検出回路11はホスト装置
から出力されるストローブ信号を保持する第1のストロ
ーブ信号バッファ17としてのF/Fと、第1のストロ
ーブ信号バッファ17の内容を遅延させて保持する第2
のストローブ信号バッファ18としてのF/Fと、第1
のストローブ信号バッファ17の内容と第2のストロー
ブ信号バッファ18の内容とを入力してその入力値が共
に1又は0のとき1を出力するEXNOR回路19とを
有し、ストローブ信号が反転したことを検出してストロ
ーブ変化信号を出力する。
【0020】2入力AND回路12は多入力AND回路
16の出力とEXNOR回路19の出力とを入力して論
理積をとり、内部ストローブ信号を出力する。即ち、ホ
スト装置は、転送データD0〜D7の内容が変化する場
合にはストローブ信号を反転させず、転送データD0〜
D7の内容が変化しない場合にストローブ信号を反転さ
せるので、内部ストローブ信号発生回路はストローブ信
号が反転しない場合にはデータ変化検出回路10で転送
データD0〜D7の内容の変化を検出し、ストローブ信
号が反転する場合にはストローブ変化検出回路11でス
トローブ信号の反転を検出して内部ストローブ信号を出
力する。
【0021】図4は第1の実施の形態による周辺装置の
タイムチャートであり、図3を参照しながら説明する。
(1)〜(25)はそれぞれリセット信号、クロック信
号、転送データD0〜D7、ストローブ信号、第1のデ
ータバッファ13、第2のデータバッファ14、EXN
OR回路15、多入力AND回路16、第1のストロー
ブ信号バッファ17、第2のストローブ信号バッファ1
8、EXNOR回路19、2入力AND回路12の出力
を示している。但し、第1のデータバッファ13、第2
のデータバッファ14、EXNOR回路15は、図3に
合わせて説明上必要な転送データD7、D6、D0のみ
を保持し出力するように示している。
【0022】時刻t1 で周辺装置の電源がオンにされる
と、リセット信号により第1のデータバッファ13、第
2のデータバッファ14、EXNOR回路15、多入力
AND回路16、第1のストローブ信号バッファ17、
第2のストローブ信号バッファ18、EXNOR回路1
9、2入力AND回路12の出力は全て1となる。
【0023】時刻t2 のクロック信号の立上がりエッジ
により転送データD0〜D7が第1のデータバッファ1
3に保持され、第1のデータバッファ13の出力が第2
のデータバッファ14に保持される。第1のデータバッ
ファ13は、(3)、(5)、(7)、(8)、(1
0)に示すように、1から0に変化した転送データを保
持すると、(12)、(18)に示すように、EXNO
R回路15に0を出力する。また、第2のデータバッフ
ァ14は第1のデータバッファ13の内容が変化する前
の内容を保持しているので、(13)、(16)、(1
9)に示すように、EXNOR回路15に1を出力す
る。
【0024】EXNOR回路15には第1のデータバッ
ファ13の出力と第2のデータバッファ14の出力とが
入力され、(14)、(20)に示すように、0を多入
力AND回路16に出力するものがあり、多入力AND
回路16で論理和がとられて(21)に示すように、多
入力AND回路16から2入力AND回路12に0が出
力される。
【0025】他方、同じクロック信号の立上がりエッジ
によりストローブ信号が第1のストローブ信号バッファ
17に保持され、第1のストローブ信号バッファ17の
出力が第2のストローブ信号バッファ18に保持され
る。ストローブ信号は反転していないので、第1のスト
ローブ信号バッファ17及び第2のストローブ信号バッ
ファ18の内容は、(22)、(23)に示すように、
1のままである。EXNOR回路19は、第1のストロ
ーブ信号バッファ17の出力と第2のストローブ信号バ
ッファ18の出力から(24)に示すように、2入力A
ND回路12に1を出力する。
【0026】2入力AND回路12は、多入力AND回
路16の出力0とEXNOR回路19の出力1とを入力
して論理和をとり、(25)に示すように、出力を1か
ら0にする。
【0027】時刻t3 のクロック信号の立上がりエッジ
により転送データD0〜D7が第1のデータバッファ1
3に保持され、第1のデータバッファ13の出力が第2
のデータバッファ14に保持される。転送データD0〜
D7の内容は不変なので、第1のデータバッファ13と
第2のデータバッファ14との内容は同じであり、EX
NOR回路15から全て1が出力され、多入力AND回
路16からは、(21)に示すように、2入力AND回
路16に1が出力される。
【0028】他方、同じクロック信号の立上がりエッジ
によりストローブ信号が第1のストローブ信号バッファ
17に保持され、第1のストローブ信号バッファ17の
出力が第2のストローブ信号バッファ18に保持され
る。ストローブ信号は反転していないので、第1のスト
ローブ信号バッファ17及び第2のストローブ信号バッ
ファ18の内容は、(22)、(23)に示すように、
1のままである。EXNOR回路19は、第1のストロ
ーブ信号バッファ17の出力と第2のストローブ信号バ
ッファ18の出力から(24)に示すように、2入力A
ND回路12に1を出力する。
【0029】2入力AND回路12は、多入力AND回
路16の出力1とEXNOR回路19の出力1とを入力
して論理和をとり、(25)に示すように、出力を0か
ら1にする。この結果、内部ストローブ信号発生回路は
時刻t2 で立ち下がり、時刻t3 で立ち上がる内部スト
ローブ信号を発生し、この内部ストローブ信号の立ち下
がりエッジを検出して特開平7−281999号公報に
記載してあるように制御信号を発生させ、転送データD
0〜D7の内容をラッチする。
【0030】時刻t4 のクロック信号の立上がりエッジ
により転送データD0〜D7が第1のデータバッファ1
3に保持され、第1のデータバッファ13の出力が第2
のデータバッファ14に保持される。転送データD0〜
D7の内容は不変なので、第1のデータバッファ13と
第2のデータバッファ14との内容は同じであり、EX
NOR回路15から全て1が出力され、多入力AND回
路16からは、(21)に示すように、2入力AND回
路16に1が出力される。
【0031】他方、同じクロック信号の立上がりエッジ
によりストローブ信号が第1のストローブ信号バッファ
17に保持され、第1のストローブ信号バッファ17の
出力が第2のストローブ信号バッファ18に保持され
る。ストローブ信号は反転していないので、第1のスト
ローブ信号バッファ17及び第2のストローブ信号バッ
ファ18の内容は、(22)、(23)に示すように、
1のままである。EXNOR回路19は、第1のストロ
ーブ信号バッファ17の出力と第2のストローブ信号バ
ッファ18の出力から(24)に示すように、2入力A
ND回路12に1を出力する。
【0032】2入力AND回路12は多入力AND回路
16の出力1とEXNOR回路19の出力1とを入力し
て論理和をとり、(25)に示すように1を出力する。
【0033】時刻t5 、t8 のクロック信号の立上がり
エッジによる結果は、転送データD0〜D7の内容が変
化し、ストローブ信号が反転していないので、時刻t2
のクロック信号の立上がりエッジの結果と同様であり、
時刻t6 、t9 のクロック信号の立上がりエッジによる
結果は、時刻t3 のクロック信号の立上がりエッジの結
果と同様であり、時刻t7 、t10のクロック信号の立上
がりエッジによる結果は、時刻t4 のクロック信号の立
上がりエッジの結果と同様である。
【0034】時刻t11のクロック信号の立上がりエッジ
により転送データD0〜D7、ストローブ信号が第1の
データバッファ13、第1のストローブ信号バッファ1
7に保持され、第1のデータバッファ13、第1のスト
ローブ信号バッファ17の出力が第2のデータバッファ
14、第2のストローブ信号バッファ18に保持され
る。転送データD0〜D7の内容が不変であるのに対し
て、ストローブ信号が(11)に示すように1から0に
反転しているので、データ変化検出回路10、ストロー
ブ変化検出回路11からそれぞれ1、0が2入力AND
回路12に出力され、2入力AND回路12からは(2
5)に示すように0が出力される。
【0035】時刻t12のクロック信号の立上がりエッジ
によりデータ変化検出回路10からの出力は、(21)
に示すように1であるが、ストローブ変化検出回路11
からの出力が(24)に示すように0から1に変化する
ので、(25)に示すように内部ストローブ信号が発生
する。
【0036】このように、転送データD0〜D7の内容
が変化するか、又はストローブ信号が反転すれば、それ
に同期して内部ストローブ信号が発生する。
【0037】尚、多入力AND回路16、EXNOR回
路19、2入力AND回路12の代わりにそれぞれ多入
力NAND回路、EXOR回路、2入力NOR回路を用
いても同じ結果が得られるように、種々の論理回路の組
み合わせが考えられる。
【0038】第1の実施の形態によれば、周辺装置にデ
ータ変化検出回路とストローブ変化検出回路を設けて、
転送データの内容が変化したこと、又はストローブ信号
が反転したことに基づいて、転送データをラッチする内
部ストローブ信号を発生させるようにしたことにより、
ホスト装置側から出力されるストローブ信号の反転回数
を減少させることができ、ホスト装置がストローブ信号
を反転させるために入出力制御部等にアクセスする回
数、あるいは周辺機器がストローブ信号を検出するため
のアクセス回数等を減少させることができる。これによ
り、入出力制御部等に対するアクセス時間を減少させて
データ転送速度を向上させることができる。
【0039】また、第1の実施の形態においては、転送
データD0〜D7の内容をチェックして同じ場合にスト
ローブ信号を反転させるようにしたが、データ変化の頻
度の高い下位2ビットをチェックして同じ場合にストロ
ーブ信号を反転させるようにしても同様の効果が期待で
きる。
【0040】第2の実施の形態 第2の実施の形態は、周辺装置がホスト装置からの転送
データD0〜D7をラッチする受信バッファとして先入
れ先出し(FIFO:First In First
Out)形式のメモリを有し、受信バッファの空き容量
を算出する空き容量算出手段と、算出された空き容量が
所定量を超えている状態を検出する手段と、その状態を
ビジー信号としてホスト装置に出力する手段とを備え、
ホスト装置はビジー信号がオフであることを確認する
と、受信バッファの空き容量に相当する転送データを連
続して送信するようにしたものである。
【0041】図5は第2の実施の形態による周辺装置の
要部構成を示すブロック図であり、第1の実施の形態で
説明した図3と異なるところは、転送データD0〜D7
を受信するFIFO形式の受信バッファ20と、NOR
回路21と、受信バッファ20の空き容量を算出するカ
ウンタ22と、算出された空き容量が所定量を超えてい
る状態を検出するコンパレータ23とを有する点であ
る。
【0042】NOR回路21は、図3で説明した2入力
AND回路12に代えてデータ変化検出回路10、スト
ローブ変化検出回路11の出力を入力し、これらの出力
の論理和を反転させ内部ストローブ信号として受信バッ
ファ20とカウンタ22とに出力する。受信バッファ2
0は内部ストローブに基づいてデータ変化検出回路10
から入力した転送データD0〜D7をラッチする。
【0043】カウンタ22はクロック同期式のアップダ
ウンカウンタであり、DATA入力端子、WR入力端
子、UP入力端子、DN入力端子、Q出力端子、クロッ
クCLK入力端子を有する。DATA入力端子、WR入
力端子には、周辺装置を制御するCPUに接続されたデ
ータバスと書込み信号線とが接続されている。DN入力
端子はNOR回路21の出力端子と接続され、UP入力
端子には図示せぬ受信データ処理部に接続された受信バ
ッファリード信号線が接続されている。受信バッファリ
ード信号は受信バッファ20からデータを読み出したこ
とをカウンタ22に知らせる。Q出力端子はコンパレー
タ23の一方の入力端子Aに接続されており、カウンタ
22のカウンタ値が出力される。
【0044】カウンタ22はクロック信号の立ち上がり
エッジに同期して次のように動作する。DATA入力端
子はカウンタ22にセットされる初期値を入力し、WR
入力端子に1が入力されると、初期値がカウンタ22に
セットされる。UP入力端子に0を入力すると、カウン
タ22の内容が1加算され、DN入力端子に0を入力す
ると、カウンタ22の内容が1減算される。
【0045】コンパレータ23の他方の入力端子Bはデ
ィップスイッチ等に接続され、セットされた固定値、例
えば1024が入力されている。コンパレータ23の出
力端子Yにはビジー信号線が接続されており、カウンタ
値≦1024のとき1がホスト装置に出力され、カウン
タ値>1024のとき0がホスト装置に出力される。ホ
スト装置はコンパレータ23の出力が1のときビジー信
号オンと認識し、コンパレータ23の出力が0のときビ
ジー信号オフと認識する。
【0046】図6は第2の実施の形態によるホスト装置
のフローチャートである。ステップS1でプロセッサ1
はビジー信号をI/Oポート3から読み込む。ビジー信
号は1であれば割り込み処理を終了し、否であればステ
ップS2に分岐する。ステップS2でプロセッサ1は周
辺装置に出力されている8ビットデータポートの値を読
み、OLDレジスタに転送する。また、周辺装置に出力
されているストローブポートの値を読み、STBレジス
タに転送する。次にRAM2から転送データ1ブロック
分を示す固定値1024をCOUNTレジスタに転送す
る。
【0047】ステップS3でプロセッサ1は周辺装置に
転送するデータD0〜D7をRAM2から読み出し、N
EWレジスタに転送する。ステップS4でプロセッサ1
はOLDレジスタの内容とNEWレジスタの内容とを比
較し、同じならばステップS5に分岐し、否ならばステ
ップS9に分岐する。ステップS5でプロセッサ1はS
TBレジスタの内容を反転させる。ステップS6でプロ
セッサ1はSTBレジスタの内容をストローブ信号とし
てストローブポートに出力する。ステップS7でプロセ
ッサ1はCOUNTレジスタの内容を1減ずる。ステッ
プS8でプロセッサ1はCOUNTレジスタの内容が0
ならば割り込み処理を終了し、否であればステップS3
に分岐する。ステップS9でプロセッサ1はNEWレジ
スタの内容を転送データとして8ビットデータポートに
出力する。ステップS9でプロセッサ1はNEWレジス
タの内容をOLDレジスタに転送してステップS7に分
岐する。
【0048】次に動作について説明する。周辺装置の電
源がオンにされると、周辺装置を制御するCPUはカウ
ンタ22に初期値をセットする。初期値は固定値102
4より大きい値とされている。従って、コンパレータ2
3の出力端子Yからビジー信号オフがホスト装置に出力
される。ホスト装置は周辺装置へのデータ転送を時分割
処理で行っており、上述の図6に示すように、タイマー
割り込みで周辺装置にデータ転送を開始する。ホスト装
置から転送データD0〜D7がデータ変化検出回路10
に入力され、ストローブ信号がストローブ変化検出回路
11に入力されると、第1の実施の形態と同様に、デー
タ変化検出回路10はホスト装置からのデータの変化を
検出し、ストローブ検出回路11はホスト装置からのス
トローブ信号の変化を検出する。NOR回路21はこれ
らの変化検出回路10、11の出力の論理和を反転させ
て内部ストローブ信号を形成する。これにより、内部ス
トローブ信号がNOR回路21から出力される。受信バ
ッファ20は内部ストローブに基づいてデータ変化検出
回路10から入力した転送データD0〜D7をラッチす
る。また、カウンタ22はカウンタ値を1減ずる。以
後、周辺装置では転送データD0〜D7がホスト装置か
ら送られてくると、内部ストローブ信号に基づいて転送
データD0〜D7を受信バッファ20にラッチすると共
にカウンタ22のカウンタ値を1減ずる。
【0049】周辺装置の受信データ処理部は受信バッフ
ァリード信号0を受信バッファ20及びカウンタ22に
出力することにより受信バッファ20に蓄えられている
データの先頭から1バイトデータを読み出し、処理す
る。このとき、カウンタ22では受信バッファリード信
号0によりカウンタ値に1加算される。
【0050】コンパレータ23はカウンタ22のカウン
タ値と固定値1024とを比較し、カウンタ値≦102
4のときホスト装置にビジー信号オンを出力し、カウン
タ値>1024のときホスト装置にビジー信号オフを出
力する。
【0051】ホスト装置はビジー信号オフを確認する
と、受信バッファ20の空き容量に相当する転送データ
D0〜D7を連続して送信する。
【0052】第2の実施の形態によれば、周辺装置は受
信バッファの空き容量が1ブロックを超えている場合に
ビジー信号をオフにするので、1ブロック単位でデータ
転送の制御を行うことができる。第1の実施の形態では
このようなデータ転送制御を行っていなかったため、ホ
スト装置からのデータをデータの欠落なしに受信するた
めには、全データを周辺装置の受信バッファに受け入れ
る必要があったがこの実施の形態ではこのような必要が
なく、小容量の受信バッファで済む。
【0053】第3の実施の形態 第3の実施の形態は転送データの遷移状態を検出しで遷
移状態が終了するのを待って転送データをラッチするよ
うにしたものである。
【0054】図7は第3の実施の形態による周辺装置の
要部構成を示すブロック図であり、図3で説明した2入
力AND回路12に代えてシーケンス回路25を設け、
さらにカウンタ26を設けたものである。
【0055】シーケンス回路25、カウンタ26はクロ
ック信号に同期して動作する。シーケンス回路25はデ
ータ変化検出回路10、ストローブ変化検出回路11の
出力と、カウンタ26が出力するキャリー信号とを入力
し、図示せぬデータ受信回路に内部ストローブ信号を出
力すると共に、カウンタ26にリセット信号とカウント
イネーブル信号とを出力する。
【0056】カウンタ26は転送データの変化が終了し
た後のデータ静定時間を計測するものであり、リセット
端子RSTに1を入力することで内容が0となり、カウ
ントイネーブル端子CEが1の場合にカウント動作を行
う。カウント値が特定の値になったときキャリー端子C
ARRYを1に変化させる。
【0057】図8は第3の実施の形態によるシーケンス
回路の状態遷移図である。円で囲んだ部分は状態を表
し、状態間を結ぶ矢印付きの円弧は状態遷移を表し、円
弧の上に書かれた枠内の記述の意味は仕切り線の上の段
が状態の遷移条件を示し、下の段が状態遷移時の出力信
号の状態を示す。尚、キャリー信号は静定状態を除いて
無視される。
【0058】(初期状態)回路の初期化によりシーケン
ス回路はデータかストローブ信号の変化待ちの状態であ
るアイドル状態に移行する。
【0059】(円弧40)アイドル状態でデータ変化検
出回路10、ストローブ変化検出回路11の出力が共に
0の場合にはアイドル状態を継続する。この時内部スト
ローブ信号は1(非アクティブ)、カウンタ26はリセ
ットされる。
【0060】(円弧41)アイドル状態でデータ変化検
出回路10、ストローブ変化検出回路11のいずれか一
方の出力が1になった場合には過渡状態に移行する。こ
の時内部ストローブ信号は1(非アクティブ)、カウン
タ26はリセットされる。
【0061】(円弧42)過渡状態でデータ変化検出回
路10、ストローブ変化検出回路11のいずれか一方の
出力が1であれば過渡状態を継続する。この時内部スト
ローブ信号は1(非アクティブ)、カウンタ26はリセ
ットされる。
【0062】(円弧43)過渡状態でデータ変化検出回
路10、ストローブ変化検出回路11の出力が共に0の
場合には静定状態に移行する。この時内部ストローブ信
号は1(非アクティブ)、カウンタ26はリセットされ
る。
【0063】(円弧44)静定状態でデータ変化検出回
路10、ストローブ変化検出回路11の出力が共に0で
あってキャリー信号も0の場合には静定状態を継続す
る。この時内部ストローブ信号は1(非アクティブ)、
カウンタ26はカウント状態である。
【0064】(円弧45)静定状態でデータ変化検出回
路10、ストローブ変化検出回路11のいずれか一方の
出力が1であれば過渡状態に戻る。この時キャリー信号
は無視される。また、内部ストローブ信号は1(非アク
ティブ)、カウンタ26はリセットされる。
【0065】(円弧46)静定状態でデータ変化検出回
路10、ストローブ変化検出回路11の出力が共に0で
あってキャリー信号が1になった場合、即ち、静定状態
になった後、定められた時間が経過した場合にアイドル
状態に移行する。この時内部ストローブ信号は0(アク
ティブ状態)とし、後段のデータ受信回路に対し、デー
タのラッチを指示する。カウンタ26はリセットされ
る。
【0066】次に動作について図9に従って説明する。
図9は第3の実施の形態による周辺装置の動作を示すタ
イムチャートである。データ変化検出回路10、ストロ
ーブ変化検出回路11の出力が第1の実施の形態の場合
と逆になっているが、多入力AND回路16、EXNO
R回路19、2入力AND回路12の代わりにそれぞれ
多入力NAND回路、EXOR回路、2入力NOR回路
を用いればよい。
【0067】時刻t1 で転送データの内容が変化を開始
すると、時刻t2 でデータ変化検出回路10の出力が1
になり、ストローブ変化検出回路11の出力が0になる
ので、時刻t3 でシーケンス回路25は過渡状態に移行
する。時刻t4 でデータが変化中であるにもかかわらず
連続したサンプルデータが一時的に同じになると、デー
タ変化検出回路10の出力が0になるので、時刻t5 で
シーケンス回路25は静定状態に移行する。時刻t6 で
キャリー信号が1になる前にデータ変化検出回路10の
出力が1になるので、時刻t7 で過渡状態に戻る。時刻
t8 でデータ変化が終了すると、時刻t9 で静定状態に
移行しカウントを開始する。時刻t10でカウンタ26が
所定の値に達すると、キャリー信号が1になり、内部ス
トローブ信号が出力される。
【0068】第3の実施の形態によれば、周辺装置内で
データバスの遷移状態が数クロック分に亘って発生した
場合でも遷移状態での誤ったデータサンプルを防止でき
る。
【0069】第4の実施の形態 第4の実施の形態はデータライン上に静電気や回線の反
射等によるスパイクノイズが発生した場合に生ずる誤っ
たデータサンプルを防止するものである。一般にスパイ
クノイズが発生すると、短時間、転送データの内容又は
ストローブ信号が一旦変化した後、元の状態に復帰す
る。第4の実施の形態の回路ではこのシーケンスを検出
してスパイクノイズによるデータサンプルタイミングを
無効にするものである。
【0070】図10は第4の実施の形態による周辺装置
の要部構成を示すブロック図であり、第3の実施の形態
におけるシーケンス回路の入力に状態復帰信号を追加し
ている。即ち、状態復帰信号を発生させるために、前回
の転送データD0〜D7を保持する第3のデータバッフ
ァとしての8ビットデータバッファ40と、前回のスト
ローブ信号の状況を保持する第3のストローブ信号バッ
ファとしての1ビットデータバッファ41と、今回の転
送データD0〜D7の内容と前回の転送データD0〜D
7の内容とを入力して一致する場合に1を出力する8ビ
ットコンパレータ42と、今回のストローブ信号の状況
と前回のストローブ信号の状況とを入力して一致する場
合に1を出力する1ビットコンパレータ43と、8ビッ
トコンパレータ42の出力と1ビットコンパレータ43
の出力とを入力して論理積をとり、状態復帰信号として
シーケンス回路25に出力するAND回路44とを設け
る。
【0071】8ビットデータバッファ40と1ビットデ
ータバッファ41とはシーケンス回路25の出力である
内部ストローブ信号の立ち上がりに同期して内容を更新
する。状態復帰信号は前回の転送データD0〜D7の内
容と今回の転送データD0〜D7の内容とが一致し、前
回のストローブ信号の状況と今回のストローブ信号の状
況とが一致するとき1となる。
【0072】図11は第4の実施の形態によるシーケン
ス回路25の状態遷移図であり、基本的な動作は第3の
実施の形態と同じであるが、以下の点が異なる。
【0073】(円弧46)第3の実施の形態においては
静定状態でデータ変化検出回路10の出力とストローブ
変化検出回路11の出力とが共に所定時間0であれば、
キャリー信号が1となり、内部ストローブ信号が0とな
ってデータ受信回路にデータサンプル要求を出力してア
イドル状態に移行するものであったが、本実施の形態で
はさらに状態復帰信号が0である条件が追加されてい
る。
【0074】(円弧97)本実施の形態ではこの円弧が
新たに追加されている。円弧46は正常にデータを受信
することにより、内部ストローブ信号を出力してシーケ
ンスを終了するのに対し、円弧97はスパイクノイズが
発生したことにより開始された一連の過渡状態、静定状
態を無効にする。即ち、データ変化検出回路10の出力
とストローブ変化検出回路11の出力とが共に所定時間
0で、キャリー信号が1となっても、状態復帰信号が1
であれば内部ストローブ信号が1のままでデータ受信回
路にデータサンプル要求を出力せずにアイドル状態に移
行する。
【0075】図12は第4の実施の形態による周辺装置
の動作を示すタイムチャートである。転送データD0〜
D7は「データ変化中」と記載してある期間で変化し、
さらに「スパイクノイズ発生」と記載してある期間で一
時的に変化するが、その後、元に復帰する。
【0076】「データ変化中」の期間、時刻t1 でデー
タ変化検出回路10の出力が1となり、ストローブ変化
検出回路11の出力が0となる。また、状態復帰信号は
データ変化により8ビットコンパレータ42の出力が0
となることから0になる。シーケンス回路25はアイド
ル状態から過渡状態に移行する。
【0077】時刻t2 でデータ変化検出回路の出力10
が0となり、ストローブ変化検出回路11の出力が0と
なると静定状態に移行する。同時にカウンタ26はリセ
ットされ、カウントを開始して時刻t3 で所定時間経過
するとキャリー信号1がシーケンス回路25に出力され
る。シーケンス回路25はキャリー信号に同期して内部
ストローブをデータ受信回路に出力すると共に時刻t4
で内部ストローブの立ち下がりにより8ビットデータバ
ッファ40と1ビットデータバッファ41との内容を更
新させ、8ビットコンパレータ42の出力が1となるこ
とから状態復帰信号が1となる。シーケンス回路25は
静定状態からアイドル状態に移行する。
【0078】「スパイクノイズ発生」の期間、時刻t5
でデータ変化検出回路10の出力が1となり、ストロー
ブ変化検出回路11の出力が1となる。(ここで、いず
れかの変化検出回路10、11の出力のみが1となった
場合も同様である。)また、状態復帰信号はデータ変化
により8ビットコンパレータ42の出力が0となること
から0になる。シーケンス回路25はアイドル状態から
過渡状態に移行する。
【0079】時刻t6 でスパイクノイズが終了し、デー
タ変化検出回路10及びストローブ変化検出回路11の
出力が0となり、静定状態に移行する。同時に、スパイ
クノイズの前後の転送データD0〜D7、ストローブ信
号入力が同一であるため、8ビットコンパレータ42、
1ビットコンパレータ43の出力が1となることから状
態復帰信号が1となる。また、カウンタ26はリセット
され、カウントを開始して所定時間経過するとキャリー
信号が1となってシーケンス回路25に出力されるが、
状態復帰信号が1なのでシーケンス回路25はキャリー
信号を無効にし、静定状態からアイドル状態に移行す
る。
【0080】第4の実施の形態によれば、転送データ入
力、もしくはストローブ信号入力の際に短い突発的なス
パイクノイズが発生しても、誤ったデータサンプルを防
止して、正確な転送データを取り込むことができる。
【0081】第5の実施の形態 第5の実施の形態はセントロインターフェースと併用で
きるようにしたものである。図13は第5の実施の形態
による周辺装置の要部構成を示すブロック図であり、図
3で説明したストローブ変化検出回路11を削除し、2
入力AND回路12に代えてシーケンス回路30を設け
たものである。
【0082】シーケンス回路30はデータ変化検出回路
10の出力とモード切り替え信号とストローブ信号とを
入力し、図示せぬデータ受信回路に内部ストローブ信号
を出力する。モード切り替え信号はストローブ信号と共
にホスト装置から送信されてくる。
【0083】図14は第5の実施の形態によるシーケン
ス回路の状態遷移図である。円で囲んだ部分は状態を表
し、状態間を結ぶ矢印付きの円弧は状態遷移を表し、円
弧の上に書かれた枠内の記述の意味は仕切り線の上の段
が状態の遷移条件を示し、下の段が状態遷移時の出力信
号の状態を示す。シーケンス回路には大きく分けてセン
トロニクスパラレルインターフェースモード(以後セン
トロモードと記す)、データ変化同期型パラレルインタ
ーフェース(以後データ変化同期モードと記す)、イン
ターフェース切り替えモードの3つの動作モードある。
【0084】(状態62)シーケンス回路の初期状態で
あり、セントロモードで、ストローブ信号が1である。
【0085】(状態63)セントロモードで、ストロー
ブ信号が0である。
【0086】(状態64)セントロモードからデータ変
化同期モードへの移行時に、データ変化検出回路の出力
を無視し、ストローブ信号の反転を待つ状態である。
【0087】(状態65)データ変化同期モードで、ス
トローブ信号が0である。
【0088】(状態66)データ変化同期モードで、ス
トローブ信号が1である。
【0089】(状態67)データ変化同期モードからセ
ントロモードへの移行時に、ストローブ信号の反転を待
つ状態である。
【0090】(円弧68〜71)これらの円弧はセント
ロモードの動作を示している。
【0091】(円弧72)状態62でモード切り替え信
号が1になると、状態64に移行する。
【0092】(円弧73)状態64でストローブ信号が
1であれば状態64を継続する。
【0093】(円弧74)状態64でストローブ信号が
0になれば状態65(データ変化同期モード)に移行す
る。このとき内部ストローブ信号は0になる。
【0094】(円弧75〜80)これらの円弧はデータ
変化同期モードの動作を示している。
【0095】(円弧81)状態66(データ変化同期モ
ード)でモード切り替え信号が0になると状態62(セ
ントロモード)に移行する。
【0096】(円弧82)状態65(データ変化同期モ
ード)でモード切り替え信号が0になると状態67に移
行する。
【0097】(円弧83)状態67(インターフェース
切り替えモード)でストローブ信号が0の間は状態67
を継続する。
【0098】(円弧84)状態67(インターフェース
切り替えモード)でストローブ信号が1になると状態6
2に移行する。
【0099】図15は第5の実施の形態によるホスト装
置におけるモード切り換え指示動作のフローチャートで
ある。ステップS1で現在セントロモードか否かをチェ
ックし、セントロモードならばステップS4に分岐し、
否ならばステップS2に分岐する。ステップS2でモー
ド切り替え信号を0にし、ステップS3でストローブ信
号を1にする。この結果データ変化同期モードからセン
トロモードに切り替わる。ステップS4でモード切り替
え信号を1にし、ステップS3でストローブ信号を0に
する。この結果セントロモードからデータ変化同期モー
ドに切り替わる。
【0100】図16は第5の実施の形態による周辺装置
の動作を示すタイムチャートである。時刻t1 でモード
切り替え信号が1になると、時刻t2 でシーケンス回路
30は状態62(セントロモード)から状態64(イン
ターフェース切り替えモード)に移行する。時刻t3 で
データ変化検出回路10に出力は1になるが無視され、
時刻t4 でストローブ信号が0になると、時刻t5 でシ
ーケンス回路30は状態64(インターフェース切り替
えモード)から状態65(データ変化同期モード)に移
行する。データ変化同期モードに移行すると、シーケン
ス回路30はデータ変化検出回路10の出力に同期した
内部ストローブ信号をデータ受信回路に出力する。
【0101】時刻t6 でモード切り替え信号が0になる
と、時刻t7 でシーケンス回路30は状態65(データ
変化同期モード)から状態67(インターフェース切り
替えモード)に移行する。時刻t8 でストローブ信号が
1になると、時刻t9 でシーケンス回路30は状態67
(インターフェース切り替えモード)から状態62(セ
ントロモード)に移行する。セントロモードに移行する
と、シーケンス回路30はデータ変化検出回路10の出
力を無効とし、ストローブ信号に同期させた内部ストロ
ーブ信号をデータ受信回路に出力する。
【0102】第5の実施の形態によれば、セントロモー
ドとデータ変化同期モードとをインターフェース切り替
えモードによりモード変換するようにしたことにより、
セントロモードとデータ変化同期モードとを併用でき
る。
【0103】図17は第6の実施の形態による周辺装置
の要部構成を示すブロック図である。内部ストローブ信
号発生回路はデータラッチタイミング発生回路50と、
データ変化検出回路51と、ストローブラッチタイミン
グ発生回路52と、ストローブ変化検出回路53と、デ
ータ変化検出回路51の出力とストローブ変化検出回路
53の出力とを入力して内部ストローブ信号を出力する
論理回路としての2入力AND回路12とからなる。
【0104】データラッチタイミング発生回路50は、
CPUデータバスからのデータ、CPU書き込み信号、
クロック信号、及びデータラッチタイミング発生回路5
0を選択するセレクト信号を入力し、データイネーブル
信号ENBを出力する。このデータラッチタイミング発
生回路50は、図示せぬCPUからのセレクト信号によ
って選択され、CPUデータバスを介して供給されるデ
ータとCPU書き込み信号により分周率が設定可能なク
ロック分周回路であり、設定された分周率nにより、n
クロック毎にクロック信号の1周期に亘り1を出力し、
それ以外のときは0を出力する。
【0105】データ変化検出回路51は、上述の図3に
示すデータ変化検出回路10にデータイネーブル信号入
力端子を追加したものである。データ変化検出回路51
には、図示せぬホスト装置からデータ入力信号D0〜D
7が供給され、また、データイネーブル信号入力端子は
前段のデータラッチタイミング発生回路50の出力端子
に接続されている。
【0106】ストローブラッチタイミング発生回路52
は、CPUデータバス、CPU書き込み信号、セレクト
信号、クロック信号及びストローブラッチタイミング発
生回路52を選択するセレクト信号を入力し、ストロー
ブイネーブル信号ENBを出力する。
【0107】ストローブ変化検出回路53は、上述の図
3のストローブ変化検出回路11にストローブイネーブ
ル信号入力端子を追加したものである。ストローブ変化
検出回路55には、図示せぬホスト装置からのデータ入
力信号D0〜D7が供給され、また、上述のストローブ
イネーブル信号入力端子は前段のストローブラッチタイ
ミング発生回路52の出力端子に接続されている。スト
ローブラッチタイミング発生回路52は、図示せぬCP
Uからのセレクト信号によって選択され、CPUデータ
バスを介して供給されるデータとCPU書き込み信号に
より分周率が設定可能なクロック分周回路であり、設定
された分周率nにより、nクロック毎にクロック信号の
1周期に亙り1を出力し、それ以外のときは0を出力す
る。
【0108】データ変化検出回路51の出力及びストロ
ーブ変化検出回路53の出力は論理回路としての2入力
AND回路12に入力され、2入力AND回路12の出
力は内部ストローブ信号として、また、データ変化検出
回路51のデータ出力はデータ出力信号D0〜D7とし
てそれぞれ図示せぬデータ受信回路に出力される。
【0109】図18は第6の実施の形態による周辺装置
の要部構成を示す回路図である。なお、この図18で
は、上述の図3と同一又は等価な構成要素には図3と同
一の符号を付している。
【0110】データ変化検出回路51のデータ信号入力
端子D0〜D7はそれぞれビット毎にセレクタ回路54
のB端子に接続され、データイネーブル信号入力端子か
ら入力されるタイミング信号はセレクタ回路54のすべ
てのS端子に入力される。また、セレクタ回路54の出
力Yはビット毎に第1のデータバッファ13に入力され
る。第1のデータバッファ13の出力はビット毎に第2
のデータバッファ14に入力されると共に、セレクタ回
路54のA端子に入力される。
【0111】セレクタ回路54は、S端子入力が0のと
きにはA端子入力の値、即ち第1のデータバッファ13
の現在の内容を出力し、これにより、第1のデータバッ
ファ13の値がそのまま保持される。セレクタ回路54
のS端子入力が1のときはB端子入力の値、即ち、ホス
ト装置から供給された転送データD0〜D7が出力さ
れ、これにより、第1のデータバッファ13の内容が更
新される。
【0112】さらに、データ変化検出回路51は、第1
のデータバッファ13の内容と第2のデータバッファ1
4の内容とを入力してその入力値が共に1又は0のとき
1を出力するEXNOR回路15と、EXNOR回路1
5の出力を入力して論理積をとる多入力AND回路16
とを備え、転送データD0〜D7の内容が変化したこと
を検出してデータ変化信号を出力する。
【0113】ストローブ変化検出回路53のストローブ
信号入力端子はセレクタ回路55のB端子に接続され、
ストローブイネーブル信号入力端子はセレクタ回路55
のS端子に接続される。セレクタ回路55の出力Yは第
1のストローブ信号バッファ17に入力される。第1の
ストローブ信号バッファ17の出力は第2のストローブ
信号バッファ18に入力されると共に、セレクタ回路5
5のA端子に入力される。セレクタ回路55は、S端子
入力が0のときにはA端子入力の値、即ち第1のストロ
ーブ信号バッファ17の現在の内容を出力し、第1のス
トローブ信号バッファ17の値がそのまま保持される。
セレクタ回路55のS端子入力が1のときはB端子入力
の値、即ち、ホスト装置から出力されるストローブ信号
が出力され、第1のストローブ信号バッファ17の内容
が更新される。ストローブ変化検出回路53は、その
他、第1のストローブ信号バッファ17の内容と第2の
ストローブ信号バッファ18の内容とを入力してその入
力値が共に1又は0のとき1を出力するEXNOR回路
19を有し、ストローブ信号が反転したことを検出して
ストローブ変化信号を出力する。
【0114】2入力AND回路12は多入力AND回路
16の出力とEXNOR回路19の出力とを入力して論
理積をとり、内部ストローブ信号を出力する。即ち、ホ
スト装置は、転送データD0〜D7の内容が変化する場
合にはストローブ信号を反転させず、転送データD0〜
D7の内容が変化しない場合にストローブ信号を反転さ
せるので、内部ストローブ信号発生回路はストローブ信
号が反転しない場合にはデータ変化検出回路51で転送
データD0〜D7の内容の変化を検出し、ストローブ信
号が反転する場合にはストローブ変化検出回路53でス
トローブ信号の反転を検出して内部ストローブ信号を出
力する。
【0115】図19は第6の実施の形態による周辺装置
のタイミングチャートであり、図17及び図18を参照
しながら説明する。(1)〜(27)はそれぞれリセッ
ト信号、クロック信号、データイネーブル信号、転送デ
ータD0〜D7、第1のデータバッファ13、第2のデ
ータバッファ14、EXNOR回路15、多入力AND
回路16(データ変化信号)、ストローブイネーブル信
号、ストローブ信号、第1のストローブ信号バッファ1
7、第2のストローブ信号バッファ18、EXNOR回
路19(ストローブ変化信号)、2入力AND回路12
の出力(内部ストローブ信号)を示している。但し、第
1のデータバッファ13、第2のデータバッファ14、
EXNOR回路15は、図18に合わせて説明上必要な
転送データD7、D6、D0のみを保持し出力するよう
に示している。また、図19の(3)ではデータラッチ
タイミング発生回路が分周率が4に、(22)ではスト
ローブラッチタイミング発生回路が分周率が6に設定さ
れた場合を示している。
【0116】時刻t0 で周辺装置の電源がオンにされる
と、リセット信号により第1のデータバッファ13、第
2のデータバッファ14、EXNOR回路15、多入力
AND回路16、第1のストローブ信号バッファ17、
第2のストローブ信号バッファ18、EXNOR回路1
9、2入力AND回路12の出力は全て1となる。ま
た、ストローブ信号入力(23)は時刻t0 から時刻t
13の直前まで反転しないので、この間、第1のストロー
ブ信号バッファ17の内容K部(24)及び第2のスト
ローブ信号バッファ18の内容L部(25)は1のまま
であり、EXNOR回路19の出力であるストローブ変
化信号(26)には1が出力される。また、内部ストロ
ーブ信号(27)には1が出力される。
【0117】時刻t1 でリセット信号が解除されるとデ
ータラッチタイミング発生回路50及びストローブラッ
チタイミング発生回路52に設定された所定の分周率に
より、一定周期でデータイネーブル信号(3)及びスト
ローブイネーブル信号(22)に1が出力される。
【0118】時刻t2 では、データイネーブル信号
(3)が1なので、セレクタ回路54のS端子には1が
入力され、B端子入力、即ち転送データがそのままYに
出力され、クロック信号の立ち上がりエッジにより転送
データの初期値が第1のデータバッファ13にラッチさ
れる。同様に、ストローブイネーブル信号(22)も1
なので、セレクタ回路55のS端子には1が入力され、
B端子入力、即ちストローブ信号がそのままYに出力さ
れ、クロック信号の立ち上がりエッジによりストローブ
信号の初期値が第1のストローブ信号バッファ17にラ
ッチされる。しかし、転送データ、及びストローブ信号
の両方とも変化がないため、データ変化信号(21)、
及びストローブ変化信号(26)には共に1が出力さ
れ、2入力AND回路12の出力である内部ストローブ
信号(27)には1が出力される。
【0119】次のクロック信号の立ち上がりエッジであ
る時刻t3 では、データイネーブル信号(3)及びスト
ローブイネーブル信号(22)は共に0なので、セレク
タ回路54のS端子及びセレクタ回路55のS端子には
0が入力され、セレクタ回路54の出力には第1のデー
タバッファ13の現在の値がそのまま出力され、第1の
データバッファ13の内容がそのまま保持され、セレク
タ回路55の出力には第1のストローブ信号バッファ1
7の現在の値がそのまま出力され、第1のストローブ信
号バッファ17の内容がそのまま保持される。また、第
1のデータバッファ13の出力は第2のデータバッファ
14に、第1のストローブ信号バッファ17の出力は第
2のストローブ信号バッファ18にそれぞれ保持され
る。このとき、第1のデータバッファ13と第2のデー
タバッファ14の各ビットの内容は等しいのでデータ変
化信号(21)は1のままである。また、この時ストロ
ーブ変化信号(26)も1のままなので、2入力AND
回路12の出力である内部ストローブ信号(27)には
1が出力されたままになる。
【0120】時刻t4 で転送データの内、D7(4)、
D5(6)、D3(8)、D2(9)、D0(11)の
各信号が変化しているが、直後のクロック信号の立ち上
がりエッジである時刻t5 では、データイネーブル信号
(3)が0であり、2入力AND回路の出力が変化しな
いため、第1のデータバッファ13の内容は変化しな
い。
【0121】次のクロック信号の立ち上がりエッジであ
る時刻t6 では、データイネーブル信号(3)が1であ
り、転送データが変化しているD7(4)、D5
(6)、D3(8)、D2(9)、D0(11)の各ビ
ットに対応する第1のデータバッファ13の内容が1か
ら0へ変化する[A部(12)、G部(18)]。この
とき、第2のデータバッファ14の内容は1のままであ
る[B部(13)、H部(19)]。第1のデータバッ
ファ13のうち1から0へ変化した各ビットに対応する
EXNOR回路15の出力は1から0に変化する[C部
(14)、I部(20)]。このとき、ストローブ変化
信号(26)は1のままであるが、すべてのEXNOR
回路15の出力の論理積をとった多入力AND回路16
の出力、即ち、データ変化信号(21)には0が出力さ
れるので、最終段の2入力AND回路12の出力には内
部ストローブ信号(27)として0が出力される。
【0122】時刻t7 ではクロック信号の立ち上がりに
より、第1のデータバッファ13の内容が第2のデータ
バッファ14にラッチされる。このとき、転送データの
各ビットに対応するEXNOR回路15の入力、即ち、
第1のデータバッファ13の出力、及び第2のデータバ
ッファ14の出力は等しくなるため、全てのEXNOR
回路15の出力は1になる。したがって、すべてのEX
NOR回路15の出力の論理積をとった多入力AND回
路16の出力、即ち、データ変化信号(21)には1が
出力され、時刻t6 と同様にストローブ変化最終段のE
XNOR回路19の出力(26)も1なので、2入力A
ND回路12の出力である内部ストローブ信号(27)
には1が出力される。
【0123】時刻t8ではデータイネーブル信号(3)
が1であるが、転送データ(4)〜(11)の変化がな
いためEXNOR回路15の出力であるC部(14)、
F部(17)、及びI部(20)には1が出力され、全
てのEXNOR回路15の出力の論理積をとった多入力
AND回路16の出力(21)にも1が出力される。ま
た、このときストローブ変化信号(26)も1であるの
で内部ストローブ信号は1のままである。
【0124】次に、時刻t4 及び時刻t6 、t7 と同様
に、時刻t9 で変化した転送データD7(4)、D6
(5)、D2(9)、D1(10)の値は、次にデータ
イネーブル信号(3)が1になる時刻t10のクロック信
号の立ち上がりエッジで第1のデータバッファ13にラ
ッチされ、次のクロック信号の立ち上がりエッジ(時刻
t11)で第2のデータバッファ4にラッチされる。した
がって、この間、第1のデータバッファ13の内容と第
2のデータバッファ14の内容が異なるため転送データ
が変化したビットに対応するEXNOR回路15の出力
が0になる[C部(14)、F部(17)]。これよ
り、EXNOR回路15の全てのビットの論理積をとっ
た多入力AND回路16の出力(21)は0になり、2
入力AND回路12の出力(27)も0となって、内部
ストローブ信号が発生する。
【0125】t11以降、転送データD0〜D7、第1の
データバッファ13及び第2のデータバッファ14の内
容は変化していないため、EXNOR回路15の出力
(14)、(17)、(20)及び多入力AND回路1
6の出力、即ちデータ変化信号(21)は1を出力し続
ける。
【0126】時刻t12でストローブイネーブル信号(2
2)は1であるが、ストローブ信号は反転していないの
で第1のストローブ信号バッファ17の内容K部(2
4)及び第2のストローブ信号バッファ18の内容L部
(25)に変化はないため、EXNOR回路19の出
力、即ちストローブ変化信号(26)には1が出力され
る。したがって、データ変化信号(21)とストローブ
変化信号(26)の論理積は1となり、内部ストローブ
信号(2入力AND回路12の出力)は1が出力され
る。
【0127】転送データの変化時と同様に、時刻t13で
反転したストローブ信号入力(23)は、ストローブイ
ネーブル信号(22)が1となる時刻t14のクロック信
号(2)の立ち上がりエッジで第1のストローブ信号バ
ッファ17にラッチされ、次のクロック信号の立ち上が
りエッジ(時刻t15)で第2のストローブ信号バッファ
18にラッチされる。したがって、この間、第1のスト
ローブ信号バッファ17の内容と第2のストローブ信号
バッファ18の内容が異なるためEXNOR回路16の
出力(26)が0になる。これより、2入力AND回路
12の出力(27)も0となって、内部ストローブ信号
が発生する。
【0128】以上の動作の説明では、説明上、リセット
解除後、直ちにデータラッチタイミング発生回路50及
びストローブラッチタイミング発生回路52が設定され
た所定の分周率にて動作するようにしてあるが、リセッ
ト後、初期化処理時に適切な分周率に設定を行ってもよ
い。
【0129】このように、データラッチタイミング発生
回路に設定された分周率による周期により、転送データ
のサンプリングが行われ、ストローブラッチタイミング
発生回路に設定された分周率による周期により、ストロ
ーブ信号のサンプリングが行われ、その結果となる転送
データD0〜D7の内容変化、あるいはストローブ信号
の反転により、内部ストローブ信号が発生する。
【0130】以上説明したように、第6の実施の形態に
よれば、データ変化検出回路の前段にデータラッチタイ
ミング発生回路を、ストローブ変化検出回路の前段にス
トローブラッチタイミング発生回路をそれぞれ設け、転
送データ及びストローブ信号をラッチするタイミング
(周期)を設定可能としたことにより、転送データ信号
及びストローブ信号の遷移時間が異なるデータ転送シス
テムにおいても、それぞれの信号の遷移時間に合わせた
サンプリング周期を設定することができ、適切なサンプ
リングを行うことができる。また、データラッチタイミ
ング発生回路とストローブラッチタイミング発生回路の
分周率は独立して設定できるので、転送データとストロ
ーブ信号の過渡特性が異なる場合にも適用することがで
きる。
【0131】第7の実施の形態は転送データの遷移状態
を検出して遷移状態が終了するのを待って転送データを
ラッチするようにした第3の実施の形態に対し、転送デ
ータの変化が終了した後のデータ静定時間を計測するカ
ウンタのカウント値をCPUから設定可能としたもので
ある。
【0132】図20は第7の実施の形態による周辺装置
の要部構成を示すブロック図であり、上述の図7で説明
したカウンタ26に代えてカウント値を任意に設定可能
なカウンタ56を設けたものである。このカウンタ56
には、図示せぬCPUとCPUデータバス、カウンタ選
択信号及びCPU書き込み信号とで接続される。
【0133】シーケンス回路25、カウンタ56はクロ
ック信号に同期して動作する。シーケンス回路25はデ
ータ変化検出回路10、ストローブ変化検出回路11の
出力と、カウンタ56が出力するキャリー信号とを入力
し、図示せぬデータ受信回路に内部ストローブ信号を出
力すると共に、カウンタ56にリセット信号とカウント
イネーブル信号とを出力する。
【0134】カウンタ56はCPUからのカウンタ選択
信号が1になることで選択され、この場合に、CPUデ
ータバスから入力されるカウント値の設定データをCP
U書き込み信号によりラッチする。また、カウンタ56
はリセット端子RSTに1を入力することで内容が0と
なり、カウントイネーブル端子CEが1の場合にカウン
ト動作を行う。また、カウンタ56はカウント値がCP
Uにより設定された値になったときキャリー端子CAR
RYを1に変化させる。以下の動作は、第3の実施の形
態と同じである。
【0135】以上説明したように、この第7の実施の形
態によれば、転送データの変化が終了した後のデータ静
定時間を任意の値に設定できるようにしたため、ホスト
装置及び周辺装置に含まれるトランシーバ回路の特性、
ホスト装置と周辺装置を接続するケーブルの品質等によ
りデータ信号の過渡特性が異なる広範なデータ転送シス
テムにおいて誤ったサンプルを防止することができる。
【0136】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0137】ホスト装置には転送データの内容が前回の
転送データの内容と同じか否かを確認し、同じ場合に
は、ストローブ信号を反転させるストローブ信号反転手
段を設け、周辺装置には受信した転送データの内容が変
化したこと、又はストローブ信号が反転したことに基づ
いて内部ストローブ信号を発生させる内部ストローブ信
号発生手段を設けてその内部ストローブ信号により転送
データをラッチするようにしたことにより、ホスト装置
側から出力されるストローブ信号の反転回数を減少させ
るので、入出力のアクセス時間を減少させてデータ転送
速度を向上させることができる。
【0138】また、転送データの変化が終了した後のデ
ータ静定時間を任意の値に設定できるようにすることに
より、ホスト装置、周辺装置の特性、及びこれらの間の
ケーブルの品質等によりデータ信号の過渡特性が異なる
広範なデータ転送システムにおいて誤ったサンプルを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるホスト装置のフローチ
ャートである。
【図2】ホスト装置の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態による周辺装置の要部構成を
示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態による周辺装置の動作を示す
タイムチャートである。
【図5】第2の実施の形態による周辺装置の要部構成を
示すブロック図である。
【図6】第2の実施の形態によるホスト装置のフローチ
ャートである。
【図7】第3の実施の形態による周辺装置の要部構成を
示すブロック図である。
【図8】第3の実施の形態によるシーケンス回路の状態
遷移図である。
【図9】第3の実施の形態による周辺装置の動作を示す
タイムチャートである。
【図10】第4の実施の形態による周辺装置の要部構成
を示すブロック図である。
【図11】第4の実施の形態によるシーケンス回路の状
態遷移図である。
【図12】第4の実施の形態による周辺装置の動作を示
すタイムチャートである。
【図13】第5の実施の形態による周辺装置の要部構成
を示すブロック図である。
【図14】第5の実施の形態によるシーケンス回路の状
態遷移図である。
【図15】第5の実施の形態によるホスト装置のフロー
チャートである。
【図16】第5の実施の形態による周辺装置の動作を示
すタイムチャートである。
【図17】第6の実施の形態による周辺装置の要部構成
を示すブロック図である。
【図18】第6の実施の形態による周辺装置の要部の構
成を示すブロック図である。
【図19】第6の実施の形態による周辺装置の動作を示
すタイムチャートである。
【図20】第7の実施の形態による周辺装置の要部構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 データ変化検出回路、11 ストローブ変化検出
回路、13 第1のデータバッファ、14 第2のデー
タバッファ、17 第1のストローブ信号バッファ、1
8 第2のストローブ信号バッファ、40 第3のデー
タバッファ、41第3のストローブ信号バッファ、50
データラッチタイミング発生回路、51 データ変化
検出回路、52 ストローブラッチタイミング発生回
路、53ストローブ変化検出回路、54、55 セレク
タ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 境野 裕 東京都港区芝浦4丁目11番地22号 株式会 社沖データ内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺装置によって処理されるデータをホ
    スト装置がストローブ信号と共に周辺装置に転送するデ
    ータ転送システムにおいて、 上記ホスト装置は、転送データの内容が前回の転送デー
    タの内容と同じか否かを確認し、同じ場合に上記ストロ
    ーブ信号を反転させるストローブ信号反転手段を備え、 上記周辺装置は、受信した転送データの内容が変化した
    こと、又は上記ストローブ信号が反転したことに基づい
    て内部ストローブ信号を発生させる内部ストローブ信号
    発生手段と、該内部ストローブ信号に基づいて転送デー
    タをラッチするラッチ手段とを備えることを特徴とする
    データ転送システム。
  2. 【請求項2】 上記内部ストローブ信号発生手段は、 上記転送データの内容をビット毎に保持する第1のデー
    タバッファと、 第1のデータバッファの内容を遅延させて保持する第2
    のデータバッファと、 第1のデータバッファの出力と第2のデータバッファの
    出力とからデータ変化を検出するデータ変化検出回路
    と、 上記ストローブ信号の状態をサンプルする第1のストロ
    ーブ信号バッファと、 第1のストローブ信号バッファの内容を遅延させて保持
    する第2のストローブ信号バッファと、 第1のストローブ信号バッファの出力と第2のストロー
    ブ信号バッファの出力とからストローブ変化信号を検出
    するストローブ変化検出回路と、 データ変化検出回路の出力とストローブ変化検出回路の
    出力とを入力して内部ストローブ信号を発生させる論理
    回路とを備えることを特徴とする請求項1記載のデータ
    転送システム。
  3. 【請求項3】 上記周辺装置は、 上記転送データを受信する先入れ先出し形式の受信バッ
    ファと、 受信バッファの空き容量を算出する空き容量算出手段
    と、 算出された空き容量が所定量を超えている状態を検出す
    る手段と、 その状態をビジー信号としてホスト装置に出力する手段
    とを備え、 上記ホスト装置はビジー信号がオフであることを確認す
    ると、受信バッファの空き容量に相当する転送データを
    連続して送信することを特徴とする請求項1又は2に記
    載のデータ転送システム。
  4. 【請求項4】 上記周辺装置は、 転送データの変化を待つアイドルモードと転送データが
    変化中である過渡モードと転送データの変化が終了後一
    定時間が経過するのを待つ静定モードの3つの動作モー
    ドを持ち、 アイドルモードにおいて転送データの変化を検出すると
    過渡モードに移行し、過渡モードにおいて転送データの
    変化が無くなった時点で静定モードに移行し、静定モー
    ドにおいて転送データの変化を検出すると過渡モードに
    戻り、静定モードにおいて一定時間が経過したことによ
    って内部ストローブ信号を発生する様にした制御手段
    と、 一定時間を計測する時間計測手段とを備えることを特徴
    とする請求項2記載のデータ転送システム。
  5. 【請求項5】 上記周辺装置は、 正常な受信データを保持する手段と、 転送データの変化を検出した結果により保持されたデー
    タが、直前に受信した正常データと一致している場合は
    この転送データを無視し、異なっている場合は内部デー
    タストローブ信号を出力すると同時に上記正常データ保
    持手段の内容を更新するようにした制御手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項2記載のデータ転送システム。
  6. 【請求項6】 周辺装置によって処理されるデータをホ
    スト装置がストローブ信号と共に周辺装置に転送するデ
    ータ転送システムにおいて、 上記ホスト装置は、当該ホスト装置の動作を、転送デー
    タ毎に上記ストローブ信号を出力するセントロニクスイ
    ンターフェースモードと、転送データの内容が前回の転
    送データの内容と同じか否かを確認し、同じ場合に上記
    ストローブ信号を反転させて出力するデータ変化同期型
    インターフェースモードとに切り替えるインターフェー
    ス切り替えモード信号発生手段を備え、 上記周辺装置は、セントロニクスインターフェースモー
    ドからデータ変化同期型インターフェースモードにモー
    ド変換する際に最初のデータ変化によるデータサンプル
    を禁止する手段と、データ変化同期形インターフェース
    モードからセントロニクスインターフェースモードにモ
    ード変換する際にモード変換に用いられるストローブ信
    号の変化によるデータサンプルを禁止する手段とを備え
    ることを特徴とするデータ転送システム。
  7. 【請求項7】 上記論理回路は、 リセット信号とカウントイネーブル信号とを入力してカ
    ウントを開始し、所定の値に達するとキャリー信号を出
    力するカウンタと、 転送データの変化を表すデータ変化信号と一定時間が経
    過したことを表すカウンタのキャリー信号を入力し、カ
    ウンタのリセット信号、カウンタのカウントイネーブル
    信号、内部データストローブ信号を出力するシーケンス
    回路とを備え、 上記シーケンス回路は、アイドルモードと過渡モードと
    静定モードを表す3つの値を取るステートカウンタを備
    え、初期状態のアイドルモードにおいてデータ変化信号
    がONになるとステートカウンタを過渡モードの値に更
    新し、過渡モードではデータ変化信号がOFFになると
    ステートカウンタを静定モードに更新すると同時に、リ
    セット信号をOFFにし、カウントイネーブル信号をO
    Nにし、カウンタを動作させ、静定モードではデータ変
    化信号のONを検出するとステートカウンタを過渡モー
    ドに更新し、静定モードにおいてカウンタのキャリー信
    号のONを検出すると内部データストローブ信号を出力
    し、ステートカウンタをアイドルモードに更新すること
    を特徴とする請求項4記載のデータ転送システム。
  8. 【請求項8】 上記論理回路は、 内部データストローブ信号により前回の転送データの内
    容を保持する第3のデータバッファと、 前回のストローブ信号の内容を保持する第3のストロー
    ブ信号バッファと、 上記第1のデータバッファと第3のデータバッファの内
    容を比較する第1の比較回路と、 上記第1の信号バッファの内容と第3の信号バッファの
    内容を比較する第2の比較回路と、 第1の比較回路の出力と第2の比較回路の出力とを入力
    して状態復帰信号を出力する状態復帰検出回路と、 データ変化信号が入力されても状態復帰信号が入力され
    た場合は内部データストローブ信号を出力せず、上記第
    3のバッファを更新せず、状態復帰信号が入力されない
    場合にデータ変化信号を受信した場合は内部データスト
    ローブ信号を出力し、同時に第3のバッファを更新する
    ようにしたシーケンス回路とを備えることを特徴とする
    請求項5記載のデータ転送システム。
  9. 【請求項9】 上記周辺装置は、 転送データをサンプルするタイミングを発生する手段
    と、 ストローブ信号をサンプルするタイミングを発生する手
    段とを備え、 いずれかのタイミング発生手段により発生したタイミン
    グに基づいて転送データ又はストローブ信号をラッチ
    し、ラッチした転送データ又はストローブ信号に基づい
    て内部ストローブ信号を発生することを特徴とする請求
    項2記載のデータ転送システム。
  10. 【請求項10】 上記カウンタのカウント値を任意に設
    定可能とする手段を設けたことを特徴とする請求項7記
    載のデータ転送システム。
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