JPH0685801A - 信号伝送方式 - Google Patents
信号伝送方式Info
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- JPH0685801A JPH0685801A JP4234438A JP23443892A JPH0685801A JP H0685801 A JPH0685801 A JP H0685801A JP 4234438 A JP4234438 A JP 4234438A JP 23443892 A JP23443892 A JP 23443892A JP H0685801 A JPH0685801 A JP H0685801A
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- Japan
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- signal
- clock signal
- phase
- circuit
- transmission
- Prior art date
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
受信側のクロックとが周波数同期は確立しているが位相
があらかじめ確定されていない場合に、両者のクロック
信号間のジッタ等によりデータ信号のリタイミングに誤
りを生ずることのない信号伝送を小規模の回路構成で行
う。 【構成】送信側クロック信号と同一位相の送信側正転ク
ロック信号と送信側クロック信号を180度位相反転し
た送信側反転クロック信号を生成する手段5と、受信側
クロック信号および受信側クロック信号のNてい倍クロ
ック信号(Nは3以上の自然数)を用いて受信側クロッ
ク信号と同一位相の受信側正転クロック信号およびNて
い倍クロック信号を基にMクロック幅の窓パルスを生成
し窓パルスの中心が受信側正転クロック信号の立上りエ
ッジと同一位相となるような窓信号を生成する手段6と
を有する。
Description
にデータ信号を送信するための送信側クロック信号とこ
のデータ信号を受信するための受信側クロック信号とが
周波数同期は確立しているが位相が確定されていない場
合において、ジッタ又はゆらぎ(ワンダー)の影響のな
い改良された信号伝送方式に関する。
側とデータ受信側とが独立のクロックで動作しており、
その送信,受信それぞれのクロックが周波数同期は確立
しているが、位相が不確定の条件下でデータ伝送を行う
場合がある。受信側がこのような条件下で送信側のデー
タを受信クロックのタイミングに合わせて抽出し、受信
クロックに同期したデータとして乗せ換えるためにはリ
タイミングの位相余裕をとるために、送信側から受信さ
れる送信クロックをL分周する必要がある。すなわちL
=2の最低2分周したクロックを基に、受信されるデー
タを2列に直列並列変換してデータ信号長を2倍にする
必要がある。
“クロック信号乗せ換え回路”を図3のブロック図に示
し、各部の信号のタイミングチャートを図4に示す。な
お図4では送信側クロックC1と受信側クロックC4の
位相が180°異なる例を示している。図3の従来例
は、送信側クロックC1をデータD1のフレームパルス
FP1に位相同期して、位相正転と位相反転がなされ、
かつ2分周されたクロックC2,C3を出力する分周回
路5Aと、この分周クロックC2,C3を基にデータD
1を2列のデータD2,D3として抽出する2個のフリ
ップフロップ1,11、すなわち直列並列変換回路と、
データD2を180°位相反転するフリップフロップ2
と、一方の受信側クロックC4と受信フレームパルスに
同期し、互いに位相反転し、分周回路7により2分周さ
れたクロックC5,C6を基に、2列のデータD4,D
3からそれぞれデータD5,D6をタイミング抽出する
フリップフロップ12,13と、並列直列変換するため
にデータD5,D6を交互に抽出して直列データD7を
得る選択回路3Aと、最終的に受信クロックC4に位相
同期したデータD8出力するフリップフロップ4とから
構成されていた。
号伝送方式は、直列並列変換を行うことによりデータ信
号列がL倍となりリタイミングに必要なフリップフロッ
プの数が大幅に増加するため回路規模が大きくなるとい
う欠点があった。さらに、従来の技術では送受信間の基
準となるフレームパルスを含むクロック位相差が分周比
Lに対してクロック位相差がL/2ビット以内の時は正
常に動作するが、それ以上の位相差を有する場合にリタ
イミングに誤まりを生じる可能性があった。
することなく最小限のフリップフロップ数により構成さ
れた回路規模の小さい信号伝送方式を提供することにあ
る。
データ信号を送出するための送信側クロック信号と送信
側からのデータ信号を受信するための受信側クロック信
号とが周波数同期は確立しているがそれぞれの位相があ
らかじめ確定されていない場合の信号伝送方式におい
て、前記送信側クロック信号を用いて送信側クロック信
号と同一位相の送信側正転クロック信号と前記送信側ク
ロック信号を180度位相反転した送信側反転クロック
信号を生成する手段と、受信側クロック信号および受信
側クロック信号のNてい倍クロック信号(Nは3以上の
自然数)を用いて受信側クロック信号と同一位相の受信
側正転クロック信号も、また前記Nてい倍クロック信号
を基にMクロック幅(MはN/4に最も近い自然数)の
窓パルスを生成し窓パルスの中心が前記受信側正転クロ
ック信号の立上りエッジと同一位相となるような窓信号
を生成する手段と、送信から入力されるデータ信号を送
信側反転クロック信号でリタイミングする第1のフリッ
プフロップと、この第1のフリップフロップの出力デー
タ信号を送信側正転クロック信号でリタイミングする第
2のフリップフロップと、第1および第2のフリップフ
ロップの出力データ信号を外部の選択信号により選択す
る手段と、窓信号と送信側正転クロック信号および送信
側反転クロック信号を比較して送信側正転クロック信号
の立ち上がりエッジの位相が窓パルス内に存在する場合
に第1のフリップフロップの出力データ信号を選択する
ように前記外部の選択信号を生成し、また送信側反転ク
ロック信号の立ち上がりエッジの位相が窓パルス内に存
在する場合に第2のフリップフロップの出力データ信号
を選択するように前記外部の選択信号を生成する手段
と、選択されたデータ信号を受信側正転クロック信号で
リタイミングし出力する手段とを有する。
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。図1
の実施例は、伝送路を通して送信側から送られて来る送
信データ信号D1及び、送信側クロック信号C1が入力
される場合に、受信側に設けられた受信側クロック信号
C4と後述する受信側8てい倍クロック信号C5とを入
力して、この受信側クロック信号に同期して乗せ換えら
れた受信データ信号D5を出力する“クロック信号乗せ
換え回路”を示している。
る。位相反転回路5は、送信側クロック信号C1を入力
して送信側クロック信号C1と180度位相反転した送
信側反転クロック信号C2と、送信側クロック信号C1
を同一位相の送信側正転クロック信号C3を出力する。
窓信号生成回路6は受信側クロック信号C4および受信
側クロック信号C4の8逓倍クロック信号である受信側
8逓倍クロック信号C5を入力して、受信側クロック信
号C4と同一位相の受信側正転クロック信号C6と、受
信側クロック信号C4の立ち上がり位相を中心にして受
信側8逓倍クロック信号C5の2クロック幅の相当する
窓パルスをもつ窓信号S1を出力する。1段目フリップ
フロップ1は、送信データ信号D1と位相反転回路5か
らの送信側反転クロック信号C2を入力し、送信データ
信号D1を送信側反転クロック信号C2でリタイミング
して、0.5ビット遅延データ信号D2を出力する。2
段目フリップフロップ2は、1段目フリップフロップ1
からの0.5ビット遅延データ信号D2と位相反転回路
5からの送信側正転クロック信号C3とを入力し、0.
5ビット遅延データ信号D2を送信側正転クロック信号
C3でリタイミングして1ビット遅延データ信号D3と
して出力する。選択回路3は、0.5ビット遅延データ
信号D2および1ビット遅延データ信号D3を入力し、
次に述べる位相比較回路7からの選択信号S2により切
替を行って選択データ信号D4を出力する。位相比較回
路7は位相反転回路5からの送信側反転クロック信号C
2および送信側正転クロック信号C3と窓信号生成回路
6からの窓信号S1を入力し、送信側反転クロック信号
C2と窓信号S1,送信側正転クロック信号C3,窓信
号S1をそれぞれ比較して、送信側反転クロック信号C
2の立ち上がりエッジの位相が窓信号S1の窓パルス内
に存在する場合に、2段目フリップフロップ2の出力で
ある1ビット遅延データ信号D3を選択するように選択
信号S2を出力する。また送信側正転クロック信号C3
の立ち上がりエッジの位相が窓信号S1の窓パルス内に
存在する場合に、1段目フリップフロップ1の出力であ
る0.5ビット遅延データ信号D2を選択するように選
択信号S2を出力する。ただし、送信側反転クロック信
号C2および送信側正転クロック信号C3のどちらの立
ち上がりエッジの位相も、窓信号S1の窓パルス内に存
在しない場合には、選択信号S2を変化させない。3段
目フリップフロップ4は選択回路3で選択された選択デ
ータ信号D4と窓信号生成回路6からの受信側正転クロ
ック信号C6を入力し、選択データ信号D4を受信側正
転クロック信号C6でリタイミングして受信データ信号
D6として出力する。
ャートおよび図1により説明する。ここで送信データ信
号D1の変換点は、送信側クロック信号C1の立ち上が
りエッジと同一位相で入力されるものとする。0.5ビ
ット遅延データ信号D2および1ビット遅延データ信号
D3は、送信側クロック信号C2および送信側正転クロ
ック信号C3によりリタイミングされる。もし、0.5
ビット遅延データ信号D2が受信側クロック信号C4と
同一位相の受信側正転クロック信号C6によってリタイ
ミングされていたとすると、受信側クロック信号C4に
多少のジッタあるいはワンダが生じただけでもリタイミ
ング時に誤りを生じる恐れがある。ここで窓信号S1は
このジッタあるいはワンダをこのパスル幅の中で吸収す
る。すなわち、受信側クロック信号C4および受信側8
逓倍クロック信号C5から生成された窓信号S1と、送
信側反転クロック信号C2および送信側正転クロック信
号C3を比較すると、窓信号S1の窓パルス内に送信側
反転クロック信号C2の立上りエッジが存在するため
に、選択信号S2をロウレベルとする。ただし選択信号
S2がロウレベルのとき1ビット遅延データ信号D3を
選択し、ハイレベルのとき0.5ビット遅延データ信号
D2を選択するものとする。このようにして選択された
1ビット遅延データD3は、受信側クロック信号C4と
同一位相の受信側正転クロック信号C6によってリタイ
ミングされ、受信データ信号D5として出力されるの
で、受信側クロック信号C4に多少のジッタあるいはワ
ンダが生じたとしてもリタイミング時に誤りを生じるこ
とはない。
回路、位相比較回路、選択回路を設けることにより、デ
ータ信号を送出するための送信側クロック信号およびそ
のデータ信号を受信するための受信側クロック信号につ
いて周波数同期は確立しているがそれぞれの位相があら
かじめ確定されていない場合においても、従来例のよう
なフリップフロップを多量に使用するデータ信号の直列
並列変換を行うことなく、回路規模の小さい信号伝送方
式を提供することが出来る効果がある。
である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 データ信号を送出するための送信側クロ
ック信号と送信側からのデータ信号を受信するための受
信側クロック信号とが周波数同期は確立しているがそれ
ぞれの位相があらかじめ確定されていない場合の信号伝
送方式において、前記送信側クロック信号を用いて送信
側クロック信号と同一位相の送信側正転クロック信号と
前記送信側クロック信号を180度位相反転した送信側
反転クロック信号を生成する手段と、受信側クロック信
号および受信側クロック信号のNてい倍クロック信号
(Nは3以上の自然数)を用いて受信側クロック信号と
同一位相の受信側正転クロック信号も、また前記Nてい
倍クロック信号を基にMクロック幅(MはN/4に最も
近い自然数)の窓パルスを生成し窓パルスの中心が前記
受信側正転クロック信号の立上りエッジと同一位相とな
るような窓信号を生成する手段と、送信から入力される
データ信号を送信側反転クロック信号でリタイミングす
る第1のフリップフロップと、この第1のフリップフロ
ップの出力データ信号を送信側正転クロック信号でリタ
イミングする第2のフリップフロップと、第1および第
2のフリップフロップの出力データ信号を後述の外部の
選択信号により選択する手段と、窓信号と送信側正転ク
ロック信号および送信側反転クロック信号を比較して送
信側正転クロック信号の立ち上がりエッジの位相が窓パ
ルス内に存在する場合に第1のフリップフロップの出力
データ信号を選択するように前記外部の選択信号を生成
し、また送信側反転クロック信号の立ち上がりエッジの
位相が窓パルス内に存在する場合に第2のフリップフロ
ップの出力データ信号を選択するように前記外部の選択
信号を生成する手段と、選択されたデータ信号を受信側
正転クロック信号でリタイミングし出力する手段とを有
することを特徴とする信号伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234438A JP2745993B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 信号伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234438A JP2745993B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 信号伝送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685801A true JPH0685801A (ja) | 1994-03-25 |
JP2745993B2 JP2745993B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=16971015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4234438A Expired - Lifetime JP2745993B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 信号伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745993B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003516092A (ja) * | 1999-12-03 | 2003-05-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | デジタル通信におけるデータ損失低減方法およびシステム |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4234438A patent/JP2745993B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003516092A (ja) * | 1999-12-03 | 2003-05-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | デジタル通信におけるデータ損失低減方法およびシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2745993B2 (ja) | 1998-04-28 |
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Legal Events
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