JP3235178B2 - 色データ修正方式 - Google Patents

色データ修正方式

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JP3235178B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RGB各色成分ごとに
ディザ処理を施し、カラー画像を形成する時の色データ
修正方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、特開昭63−12946
9号公報がある。従来の技術を図4に示す従来方式のフ
ローチャートで説明する。まず、修正の必要がある異常
画素を検出する。検出された異常画素に対し、隣接しな
い周辺画素のうち距離の近い順に正常画素を探索し、存
在したら、異常画素を探索した正常画素に置き換えると
なっていた。また、正常画素が等距離に複数個、存在し
たらランダムに選択するとなっていた。また、所定の距
離以上正常画像がなかったら、既に修正された画素から
正常画素を持って来るとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術は
異常画素の検出手段が入力画像の異常に対する画素の異
常のみ検出可能で、入力後の画像処理によって、生じる
画素の異常検出は考慮されていない。また、異常画素を
修正する時、隣接しない異常画素から正常画素を探索す
るため、文字のように画素が隣接し、かつ複雑に集まっ
た画素群の修正には向かない性質がある。
【0004】本方式は、RGBの各色をディザ処理し重
ねあわせてカラー画像を形成する時生じるディザパター
ンの不一致による画素の色の乱れに対して、画像の文字
領域か写真領域で領域の特徴を保持しつつ、修正するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決する手
段として、カラーディザ画像内で出現する色が限定され
る領域とその色を指定する手段、画像処理後の異常画素
を検出する手段と異常画素を修正する手段からなる。
【0006】
【作用】本発明の色データ修正方式によれば、入力した
文字,写真からなるカラー画像をRGB各ディザ化する
時にディザパターンの不一致により現れる画素の乱れを
修正するためまず、文字領域に対しては、領域の位置,
大きさとその領域を構成している色を指定する。これに
より、文字領域と写真領域をそれぞれ異なる手段で修正
可能である。まず、文字領域は基本的に背景色と文字色
の2色からなることから色が限定できることと、画素の
乱れが色の境界に出やすいため隣接する正常画素を修正
する画素にできることを利用する。よって、異常画素を
検出する手段は指定した色以外の色が出現していたら、
異常画素とする。修正する手段は、隣接する正常画素と
異常画素の一致検出をとり、画素を構成するRGBの原
色がより多く一致した正常画素に修正する。
【0007】次に、写真領域に対しては、写真領域が局
所的には、なめらかに色と濃度が変化しているため画素
単位に厳密に色を修正しなくても良いことと、出現する
色が限定できないため領域にある画素から異常画素を探
さなければならないことと、ディザパターンの不一致に
より原色が発生するため局所領域内にある色の異なる原
色は合成色と考えられること、を利用する。すなわち、
異常画素を検出する手段は処理領域内にある原色を検出
する。修正する手段は、領域内の原色に対して出現個数
の少ない原色画素から順に、RGBを組み合わせた”
白”、RGを組み合わせた”黄”、GBを組み合わせ
た”シアン”、RBを組み合わせた”マゼンタ”のいず
れかの色の画素に修正し、領域内の原色を出来るだけ無
くす。組み合わせるため移動した画素の場所には黒画素
を配置する。余った原色はそのまま、何ら修正しない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。図1は本方式
のフローチャート、図2は文字領域の補正方式、図3は
写真領域の補正方式を示す図である。
【0009】本発明を図1に従って説明する。まず、入
力し、RGBごとにディザ処理を行ったカラー画像に対
し、文字領域とそこに出現すべき色を設定する。(S
1)次に、5×5の矩形を作るように25個の画素を読
み込み、処理領域とする。(S2)次に処理領域が、先
に設定した文字領域に属するかどうかの判定を行う。
(S3)判定した結果が文字領域の時、処理領域内の画
素の色と出現すべき色を比較して、異常画素の検出を行
う。(S4)次に、処理領域内の画素が異常画素かどう
か判定し(S5)、異常画素の場合、隣接正常画素と一
致検出を行う。(S6)一致検出の結果から、異常画素
を一致した原色の数の多い方の正常画素に修正する。
(S7)処理領域が文字領域でない時、写真領域と考え
られる。この時まず、処理領域内の原色の画素を異常画
素として検出する。(S8)次に、処理領域内の画素が
異常画素かどうか判定を行う。(S9)次に、処理領域
内にある原色の画素を移動させて、RGB各画素を組み
合わせた”白”RG各画素を組み合わせた”黄”RB各
画素を組み合わせた”マゼンタ”GB各画素を組み合わ
せた”シアン”に修正する。(S10)移動した画素が
元あった位置には、黒画素を配置する。(S11)処理
領域内に異常画素がない時、又は修正終了後、全画素終
了したかどうかの判定を行い(S12)終了していなか
ったら次の処理領域の画素を読み込み、全画素終了した
ならば終了する。
【0010】次に、図2に従って白地に黒の文字からな
る文字領域の補正方式を説明する。出現すべき色21が
白と黒と設定された文字領域22に書かれている”あ”
の文字を局所的に見ると処理領域23にあるように黒の
画素24と白の画素25と赤の画素26と黄の画素27
から構成されている。これは、特に文字の境界などでR
GB各色を処理するときのディザパターンが一致しない
ために、出現すべき色でない赤の画素26と黄の画素2
7が現われるためである。この異常画素をRGBの順で
見ると、赤の画素データ28は”100”となり、黄の
画素データ29は”110”となる。そこで、この領域
に出現すべき色である黒データ210と白データ211
とそれぞれ一致検出212で比較する。その結果から修
正画素選択213で、赤の画素データ28に対して修正
画素215を選択し、黄の画素データ29に対して、修
正画素214を選択する。これにより、補正後の処理領
域216上に黒の修正画素217と白の修正画素218
が置かれる。
【0011】次に写真領域の補正方式について図3に従
って説明する。
【0012】写真領域31にある顔の画像を局所的に見
ると処理領域32にあるように黒の画素33と黄の画素
34と赤の画素35と緑の画素36から構成されてい
る。ここで、RGB各色を処理するときのディザパター
ンが一致しないために、肌色を表す領域に赤の画素35
と緑の画素36が異常画素として現われる。この異常画
素を修正するためまず、原色の画素を計数し、出現個数
の少ない原色の画素から、移動させる。この場合、異常
画素の個数を示す表37に示すように緑の画素の出現個
数が1個で、一番少ないため緑の画素から移動させる。
この異常画素を含む処理領域31をRGBごとに見る
と、Rプレーンデータ38,Gプレーンデータ39,B
プレーンデータ310のようになる。この場合、緑の原
色画素311を修正するため、Rプレーンデータ38,
Bプレーンデータ310上の位置が同じ画素の周辺を探
索する。Bプレーンデータ310には”1”の画素が無
く、Rプレーンデータ38は左右と上に”1”の画素が
存在する。画素を移動させ組み合わせる方法は、(1)
最近画素から順に選択する。(2)等距離画素の場合、
左右上下の順に選択する、とする。よってGプレーンデ
ータ39の緑の原色画素311を組み合わせるための画
素は、左隣の画素312を選択する。組み合わせ方法
は、緑の原色画素311を移動させ論理和をとり、移動
前の位置には”0”の画素313を置く。次に、他の異
常画素の修正しようとするが、原色の画素を組み合わせ
ることができないため修正は終了する。これにより修正
後の処理領域314に、修正後の黒画素315と修正後
の黄画素315が置かれる。
【0013】以上、本実施例では、文字領域が白と黒の
モノクロの例のみ説明したが、他の色からなる場合も適
用できる。また、本発明は実施は画素の印刷,表示のみ
ならず、画像の蓄積の前処理に適用できる。
【0014】
【発明の効果】本発明は次の効果がある。画像入力後に
ディザ処理を行うディザパターンの不一致によるドット
単位の画素の乱れを自動的に補正可能である。文字領域
と写真領域をそれぞれ異なる補正方式を採ることによ
り、領域の特徴を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本方式のフローチャートを示す図である。
【図2】文字領域の補正方式の一例を示す図である。
【図3】写真領域の補正方式の一例を示す図である。
【図4】従来方式である特開昭63−129469号の
フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
21…出現すべき色、22…文字領域、23…処理領
域、24…黒画素、25…白画素、26…赤画素、27
…黄画素、28…赤画素データ、29…黄画素データ、
210…黒データ、211…白データ、212…一致検
出、213…修正画素選択、214…修正画素、215
…修正画素、216…補正後の処理領域、217…黒の
修正画素、218…白の修正画素、31…写真領域、3
2…処理領域、33…黒画素、34…黄画素、35…赤
画素、36…緑画素、37…異常画素の個数を示す表、
38…Rプレーンデータ、39…Gプレーンデータ、3
10…Bプレーンデータ、311…緑の原色画素、31
2…左隣の画素、313…”0”の画素、314…修正
後の処理領域、315…修正後の黒画素、316…修正
後の黄画素。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 健一 横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社 日立製作所 マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (56)参考文献 特開 平4−6955(JP,A) 特開 昭60−208168(JP,A) 特開 昭60−141654(JP,A) 特開 平4−127775(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 510 G06T 5/00 200 H04N 1/405 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像をRGB各色成分ごとにディザ
    化し、記憶装置に蓄積し、出力する情報処理装置を用い
    た色データ修正方法において、 所定領域に出現する原色の画素を、 ディザパターンの不
    一致により生じる色の乱れた画素を異常画素とし、 色の乱れていない画素を正常画素とする場合、前記異常
    画素を周辺の前記正常画素の色の状態より認識して、
    記原色の画素を移動させ、白,黄,マゼンタ,シアンの
    いずれかになるように組み合わせて前記原色の画素を無
    くして、移動することで画素が無くなる所を黒にするこ
    とで、前記正常画素の色の状態から前記異常画素を修正
    することを特徴とする色データ修正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の色データ修正方法におい
    て、 あらかじめ出現する色が限定される領域に対してその出
    現すべき色を設定し、 それ以外の色は異常画素とし、前記周辺の前記正常画素
    の状態から、前記異常画素を修正することを特徴とする
    色データ修正方法。
  3. 【請求項3】 請求項記載の色データ修正方法におい
    て、 前記異常画素の色を原色に分解し、出現すべき色を構成
    する原色と一致検出をとり、異常画素の色を一致する原
    色の多い色に修正することを特徴とする色データ修正方
    法。
  4. 【請求項4】カラー画像をRGB各色成分ごとにディザ
    化し、記憶装置に蓄積し、出力する色データ修正装置に
    おいて、 所定領域に出現する原色の画素を、ディザパターンの不
    一致により生じる色の乱れた画素を異常画素とする手段
    と、 色の乱れていない画素を正常画素とする場合、前記異常
    画素を周辺の前記正常画素の色の状態より認識して、前
    記原色の画素を移動させ、白,黄,マゼンタ,シアンの
    いずれかになるように組み合わせて前記原色の画素を無
    くして、移動す ることで画素が無くなる所を黒にするこ
    とで、前記正常画素の色の状態から前記異常画素を修正
    する手段とを有することを特徴とする色データ修正装
    置。
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