JP3234260B2 - ゴーストリデューサ - Google Patents

ゴーストリデューサ

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JP3234260B2
JP3234260B2 JP30052991A JP30052991A JP3234260B2 JP 3234260 B2 JP3234260 B2 JP 3234260B2 JP 30052991 A JP30052991 A JP 30052991A JP 30052991 A JP30052991 A JP 30052991A JP 3234260 B2 JP3234260 B2 JP 3234260B2
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泰生 大西
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機の
ゴースト障害を低減させるゴーストリデュ−サに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、映像信号中のゴース
ト除去用基準信号(以下GCRという)を用いてゴース
ト除去を行うゴーストリデュ−サがある。この基準信号
GCRは垂直帰線期間の定められた位置にカラーバース
ト信号との位相関係を一定に保ちつつ、挿入されてい
る。このため、この基準信号GCRを用いたゴースト除
去装置のシステムクロックはカラーバースト信号と位相
関係が一定である必要性があり、クロック発生部にバー
ストPLL回路が用いられている。
【0003】図1に、このクロック発生部周辺のブロッ
ク図を示す。
【0004】図中、(1)は垂直同期分離回路であり、
入力された映像信号から垂直同期分離信号を分離する。
(2)は水平同期分離回路であり、同様に入力された映
像信号から水平同期分離信号を分離する。(3)はタイ
ミング信号発生部であり、上述の同期信号を基準にタイ
ミング信号を発生する。(4)はバーストゲートパルス
作成回路であり、水平同期信号を遅延させてバーストゲ
ートパルスを作成する。このバーストゲートパルスを使
って映像信号中からカラーバースト信号をバースト抜き
取り回路(5)で抜き取った後、バーストアンプ回路
(6)で増幅し、バーストPLL回路(7)に入力す
る。バーストPLL回路(7)では、カラーバースト信
号に追従したクロックを発生させ、これをシステムクロ
ックとしてゴースト除去回路(8)を動作させてゴース
ト除去を行う。
【0005】この場合、PLLを安定させるためには、
映像信号中から正しくカラーバースト成分を抜き取る必
要がある。この基準となるバーストゲートパルスを水平
同期分離回路で分離した水平同期信号を遅延して作成す
る方式では水平同期分離が安定に行われなければならな
い。
【0006】しかし、様々なゴーストの状態や映像信号
の平均輝度レベルの移動などによって、水平同期信号が
ゴースト信号に埋められて歪みが生じたり、水平同期信
号が抜け落ちたり、誤った位置を同期信号と認識して、
同期分離してしまうことがあり、バーストPLLが安定
しないという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、過大なゴーストが入力され、
映像期間の水平同期分離が行えない場合に、バーストゲ
ートパルスを正しく作成し、バーストPLLを安定させ
ることを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、受信テレビジョン信号中のゴースト成分を
検出し、トランスバ−サルフィルタを制御して、ゴース
ト成分を除去するゴーストリデュ−サにおいて、上記テ
レビジョン信号から垂直同期信号を分離する垂直同期信
号分離回路と、上記テレビジョン信号から水平同期信号
を分離する水平同期信号分離回路と、上記水平同期分離
回路によって分離された水平同期信号に追従した第1の
クロック信号およびカラーバースト信号を抜き取るため
のバースト抜取信号を発生させる水平PLL回路と、該
バースト抜取信号により抽出されたカラーバースト信号
に追従した第2のクロック信号を発生するバーストPL
L回路と、上記水平同期分離回路の出力信号と上記第2
のクロック信号を分周する分周器と、上記水平PLL回
路に入力する信号を切り換える切換回路と、を有し、ゴ
ースト成分が少ない場合は、上記切換回路により上記水
平PLL回路に上記水平同期分離回路の出力信号を入力
し、ゴースト成分が多い場合は、上記切換回路により上
記水平PLL回路に上記分周器の出力信号を入力するこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のゴーストリデュ−サによると、垂直帰
線期間の水平同期分離をすることによって、映像期間の
水平同期分離が行えない程の過大なゴーストが入力され
た場合でも、バーストゲートパルスを常に発生すること
が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図2,図3を用いて、本発明のゴ−ス
トリデュ−サの一実施例について詳細に説明する。
【0011】図2は、本発明のゴ−ストリデュ−サの構
成を示すブロック図である。
【0012】図中、(9)はA/D変換器であり、入力
された映像信号をディジタル値に変換する。(10)は
ゴースト除去部であり、カラーバースト信号に追従した
クロックをシステムクロックとしてゴーストを除去する
回路である。(11)はD/A変換器であり、ディジタ
ル処理された映像信号をアナログ信号に変換して出力す
る。(12)は垂直同期分離回路であり、入力された映
像信号から垂直同期信号を分離する。(13)は水平同
期分離回路であり、入力された映像信号から水平同期信
号を分離する。(14)はタインミング信号発生回路で
あり、垂直帰線期間パルスを作る。(15)は11ライ
ン水平同期パルス抜取回路であり、水平同期分離出力パ
ルスから11ライン目の水平同期パルスだけを抽出す
る。(16)は切換回路である。(17)はPLL回路
であり、水平同期信号に追従したクロックを発生させ
る。(18)はバースト抜取回路であり、映像信号から
カラーバースト信号のみを抽出する。(19)はバース
トアンプであり、バースト信号を増幅する。(20)は
バーストPLL回路であり、カラーバースト信号に追従
したクロックを発生させる。
【0013】水平同期分離回路(13)では、タイミン
グ信号発生部(14)から出力される垂直帰線期間パル
スによって、映像信号期間と垂直帰線期間で水平同期分
離の時定数を変化させる。しかし、映像信号の存在する
期間と存在しない期間では、ゴーストの状態によってか
なり平均輝度レベルが異なり一定の時定数では対応でき
ない。
【0014】映像期間の水平同期分離が誤動作するよう
な過大ゴースト時でも、垂直帰線期間の映像信号の存在
しない部分ではある程度のゴーストまで水平同期分離が
可能となる。
【0015】この垂直帰線期間の映像信号の存在しない
部分として、本実施例では、11ライン目の同期信号を
用いているが、これ以外の該当するラインを使用しても
よい。
【0016】図3にPLL回路周辺の詳細なブロック図
を示す。
【0017】まず、通常ゴースト時には切換回路(1
6)はA側に接続する。
【0018】水平同期分離回路(13)により同期分離
された水平同期信号が水平PLL回路(17)へ入力さ
れる。
【0019】該水平PLL回路(17)は、水平位相比
較器(21)、ループフィルタ(22)、VCO(2
3)、分周カウンタ(24)から構成され、PLLを形
成している。
【0020】VCO(23)の発振周波数は水平走査周
波数fHの32倍の周波数を発生させる。これは、水平
走査周波数fHの整数倍で、できるだけ大きく、しかも
色副搬送波周波数fSCに影響しない周波数であるために
32fHを設定している。
【0021】このクロックを分周することによって、水
平リファレンス信号FHおよびバーストゲートパルスを
作成する。この水平リファレンス信号と水平同期信号を
位相比較することによってPLLを形成する。
【0022】次に、入力映像信号からバーストゲートパ
ルスを基準にバースト抜取回路(18)によって抜き取
られたカラーバースト信号がバーストアンプ回路(1
9)で増幅されバーストPLL回路(20)へ入力され
る。
【0023】該バーストPLL回路(20)は、バース
ト位相比較器(25)、ループフィルタ(26)、VC
O(27)、分周カウンタ(28)から構成される。
【0024】VCO(27)は色副搬送波fSCの整数倍
ということで4fSCを発生させる。
【0025】このクロックを分周することで、色副搬送
波周波数のリファレンス信号fSCと補助水平同期信号を
作成する。このリファレンス信号fSCと入力されたカラ
ーバースト信号を位相比較することによってPLLを形
成する。
【0026】過大なゴーストが入力された場合、水平同
期分離回路(13)が誤動作する場合が考えられ、同期
信号が抜け落ちたり、誤った位置を同期と判定すること
がある。
【0027】上述の水平PLLによりある程度までの同
期抜けには、対応できるが、それ以上の場合には切換回
路(16)はB側に接続して、以下に述べる補償回路に
切り換える。
【0028】切換回路(16)をB側に接続することに
よって同期分離回路からの代わりにVCO(27)の出
力を分周カウンタ(28)によって分周した補助水平同
期信号に切換える。
【0029】入力される映像信号が標準放送波のみと考
えて、バーストPLLの引き込み範囲をある程度狭く限
定できる。
【0030】また、映像信号の存在しない垂直帰線期間
の11ライン目の水平同期信号を基準とすることによっ
て、補助水平同期信号はバーストPLLがフリー発振時
でもほぼ入力映像信号中の同期信号の近い位置に作成で
きる。
【0031】この補助水平同期信号を使って水平PLL
を追従させ、バーストゲートパルスの位置を徐々に安定
させる。バーストゲートパルスの位置が正しくなるにつ
れ、バーストPLLも安定しはじめ補助水平同期信号も
安定する。
【0032】
【発明の効果】上述の如く、本発明のゴ−ストリデュ−
サによると、バーストゲートパルスを安定させるために
水平PLL回路を用いることによりゴーストによる水平
同期分離の誤動作時にもバーストPLLから補助水平同
期信号を作成することによって、水平PLLと相互に安
定を図ることができゴースト障害の無い映像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のゴーストリデュ−サのクロック発生部の
ブロック図。
【図2】本発明のゴーストリデュ−サのクロック発生部
のブロック図。
【図3】本発明のゴーストリデュ−サのPLL周辺のブ
ロック図。
【符号の説明】
1.垂直同期分離回路 2.水平同期分離回路 3.タインミング信号発生回路 4.バーストゲートパルス作成回路 5.バースト信号抜取回路 6.バーストアンプ 7.バーストPLL 8.ゴースト除去部 9.A/D変換器 10.ゴースト除去部 11.D/A変換器 12.垂直同期分離回路 13.水平同期分離回路 14.タイミング信号発生部 15.11ライン水平同期抜取回路 16.切換回路 17.水平PLL回路 18.バースト抜取回路 19.バーストアンプ 20.バーストPLL回路 2 21.水平位相比較器 22.ループフィルタ 23.VCO 24.分周カウンタ 25.バースト位相比較 26.ループフィルタ 27.VCO 28.分周カウンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信テレビジョン信号中のゴースト成分
    を検出し、トランスバ−サルフィルタを制御して、ゴー
    スト成分を除去するゴーストリデュ−サにおいて、上記
    テレビジョン信号から垂直同期信号を分離する垂直同期
    信号分離回路と、上記テレビジョン信号から水平同期信
    号を分離する水平同期信号分離回路と、上記水平同期分
    離回路によって分離された水平同期信号に追従した第1
    のクロック信号およびカラーバースト信号を抜き取るた
    めのバースト抜取信号を発生させる水平PLL回路と、
    該バースト抜取信号により抽出されたカラーバースト信
    号に追従した第2のクロック信号を発生するバーストP
    LL回路と、上記水平同期分離回路の出力信号と上記第
    2のクロック信号を分周する分周器と、上記水平PLL
    回路に入力する信号を切り換える切換回路と、を有し、
    ゴースト成分が少ない場合は、上記切換回路により上記
    水平PLL回路に上記水平同期分離回路の出力信号を入
    力し、ゴースト成分が多い場合は、上記切換回路により
    上記水平PLL回路に上記分周器の出力信号を入力する
    ことを特徴とするゴーストリデューサ。
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