JP3232704B2 - クラッチデイスク - Google Patents
クラッチデイスクInfo
- Publication number
- JP3232704B2 JP3232704B2 JP28306592A JP28306592A JP3232704B2 JP 3232704 B2 JP3232704 B2 JP 3232704B2 JP 28306592 A JP28306592 A JP 28306592A JP 28306592 A JP28306592 A JP 28306592A JP 3232704 B2 JP3232704 B2 JP 3232704B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clutch
- disk
- sub
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/60—Clutching elements
- F16D13/64—Clutch-plates; Clutch-lamellae
- F16D13/68—Attachments of plates or lamellae to their supports
- F16D13/686—Attachments of plates or lamellae to their supports with one or more intermediate members made of rubber or like material transmitting torque from the linings to the hub
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/124—Elastomeric springs
Description
めとする、駆動軸系中のクラッチデイスクに関するもの
である。
たクラッチデイスクには、特開昭62−75139号に
記載されたものが従来技術として公知である。前記従来
技術であるクラッチデイスクには、クラッチハブと前記
クラッチハブと相対的に回転するデイスクプレート及び
サブプレートを備えており、前記クラッチハブの外周部
に形成された枠と、前記デイスクプレート及びサブプレ
ートに設けられた窓の端部との間には、複数の弾性部材
で構成された弾性体が配設されている。ここで、原動機
からの回転力が前記クラッチデイスクのフェーシングを
介して前記デイスクプレート及びサブプレートに伝達さ
れると、前記デイスクプレート及びサブプレートとクラ
ッチハブとの間に相対回転が発生し、前記弾性体を圧縮
する。このとき、前記デイスクプレート及びサブプレー
トに設けられた窓の端部には、前記した圧縮された弾性
体からの反力が作用し、前記窓のコーナー部に応力が集
中し、前記窓の破れの原因となる。又、破れ防止のため
デイスクプレート及びサブプレートの板厚をアップする
とコストアップとなるばかりでなく、クラッチデイスク
の慣性モーメントが増大してクラッチ切れ不良現象の原
因となる。
ころは、デイスクプレート及びサブプレートに設けられ
た弾性体を配置した窓部が破損しにくい、軽量クラッチ
デイスクを提供することである。
に本発明においては、径方向に伸びたフランジを備えた
クラッチハブと、前記フランジに対して相対回転可能に
配置されたディスクプレート及びサブプレートと、前記
フランジと前記ディスクプレート及びサブプレートとの
間に配置された弾性体とを備えるクラッチディスクにお
いて、前記ディスクプレートとサブプレートには、それ
らの間に前記弾性体を配設するための窓が夫々形成され
ていると共に、前記弾性体の前記クラッチディスク軸方
向の変位を規制すべく前記弾性体の長手方向の側面の一
部と両端部とを前記窓の全周縁にて覆う窓部と、前記ク
ラッチハブのフランジの軸方向両側に延在する平板部
と、前記窓部と前記平板部との間を全域に亘って連結す
るとともに前記弾性体の前記クラッチディスクの円周方
向及び径方向への変位を規制する絞り部とが夫々形成さ
れ、前記ディスクプレート及びサブプレートの互いに対
向する前記窓部間の前記クラッチディスク軸方向長さ
は、前記弾性体の前記クラッチディスク軸方向長さ以下
に設定されていることを特徴とするクラッチディスクと
した。
る窓部が弾性体の長手方向側面の一部と両端部とを覆う
ことで弾性体をクラッチディスク軸方向に保持し、弾性
体をクラッチディスク周方向及び径方向に保持可能な絞
り部により窓部と平板部との間を全域に亘って連結して
いるので、クラッチハブとディスクプレート及びサブプ
レートとの相対回転によって圧縮された弾性体からの反
力を、ディスクプレート及びサブプレートの窓部と平板
部との間の絞り部によって受けているため、前記反力に
よってディスクプレート及びサブプレートに発生する応
力が、前記絞り部から四方に散りやすく、窓部のコーナ
ーに集中応力が発生しないため、ディスクプレート、サ
ブプレートの破損が発生しにくい。更に、ディスクプレ
ートとサブプレートにより構成される窓部のクラッチデ
ィスク軸方向長さが弾性体のクラッチディスク軸方向長
さ以下であるので、クラッチディスクが軸方向に関して
大型化することがない。
する。
図、図2は図1の2−2断面図、図3は図1の3−3断
面図を示す。図2において二点鎖線で表した部位は、本
発明のクラッチデイスクを車両等に取りつけた場合の周
辺機器を表す。クラッチデイスク1はクラッチハブ2を
備え、前記クラッチハブ2の両側には、前記クラッチハ
ブ2に対して相対回転可能なデイスクプレート3とサブ
プレート4が設けられており、前記デイスクプレート3
とサブプレート4は、互いに相対回転不能なように結合
ピン6にて連結されている。又、前記結合ピン6によっ
て、両側にフェーシング5を備えたバックプレート13
が前記デイスクプレート3とサブプレート4に取付けら
れている。前記デイスクプレート3及びサブプレート4
には、各々弾性体が配設される窓3a,4aが設けられ
ている。又、前記クラッチハブ2には、その内周部に変
速機のインプットシャフトと係合するスプライン2a
が、その外周部にフランジ2bが設けられ、前記フラン
ジ2bには突起2cが備えられている。弾性体7は弾性
ゴム8と前記弾性ゴム8に接着されている樹脂製シート
9によって構成され、その端部は前記樹脂製シート9の
凹部9aにおいて、前記クラッチハブ2の突起2cに対
して弾撥的に係合している。又、図3において、前記シ
ート9には前記弾性ゴム8と接着された基部9bと、前
記凹部9aの周囲に設けられた突出部9cが備えられて
いる。一方、前記デイスクプレート3及びサブプレート
4には、各々平板部3b、4bが備えられ、前記窓3
a、4aの円周方向の端部には窓部3c、4cが設置さ
れ、更に、前記平板部3b、4bと前記窓部3c、4c
との間には、各々絞り部3d、4dが設けられている。
ここで、前記シート9は、その突出部9cにおいて、前
記デイスクプレート3及びサブプレート4の絞り部3
d、4dによって円周方向に支持されている。
イスク1の作動について説明する。
おいて、前記クラッチディスク1以外の構成であるクラ
ッチカバーを形成しているプレッシャプレート10が、
同じくクラッチカバーの構成であるダイアフラムスプリ
ング11からの付勢力を受けて、図2において左方に押
動され、回転中の原動機のフライホイール12との間で
圧着される。これによって、前記フェーシング5が取り
つけてある前記ディスクプレート3、サブプレート4は
前記フライホイール12に対し滑りながら回転し始め、
前記ディスクプレート3、サブプレート4の、前記クラ
ッチハブ2の突起2cと、前記ディスクプレート3、サ
ブプレート4の絞り部3d、4dとの間で圧縮される
(図1において二点鎖線にて表す)。その回転力は前記
ディスクプレート3、サブプレート4から前記弾性体7
を介して前記クラッチハブ2へと伝わり、変速機に伝達
される回転トルクも徐々に増大する。このとき、圧縮さ
れた前記弾性体7からの反力は、前記ディスクプレート
3、サブプレート4の絞り部3d、4dに働き、前記窓
部3c、4cには作用しないため、前記絞り部3d、4
dに発生した応力は、前記絞り部3d、4dから四方に
散りやすく、前記ディスクプレート3、サブプレート4
の窓3a、4aを破損させるに到らない。また、前記窓
部3c、4cが弾性体7の長手方向の側面の一部と両端
部とを覆うことで弾性体7をクラッチディスク1の軸方
向に保持し、前記絞り部3d、4dにより前記窓部3
c、4cと平板部3b、4bとの間が全域に亘って連結
されるので、クラッチディスク1の回転時の遠心力が弾
性体に加わった場合であっても、前記窓部3c、4c及
び絞り部3d、4dには応力集中が発生しない。更に、
前記窓部3c、4c間のクラッチディスク1の軸方向長
さ(窓部3cと窓部4cとの距離に相当)は、前記弾性
体7のクラッチディスク1の軸方向長さ以下に設定され
ているので、クラッチディスク1の軸方向長さが大きく
なりクラッチディスク1が大型化することがない。
スクによれば、ディスクプレート及びサブプレートに設
けられた弾性体を配置した窓部が破損しにくいため、ク
ラッチディスクの長寿命化ができるのみではなく、ディ
スクプレート及びサブプレートの板厚を薄くできるた
め、クラッチディスクの軽量化、低コスト化ができる。
更に、クラッチディスクの長寿命化を実現すると共に、
クラッチディスクの軸方向長さが大きくなりクラッチデ
ィスクが大型化することがなく、クラッチディスクの配
設の面からも好適である。
フランジ 3 デイスクプレート 4 サブプレート 7 弾
性体 3b、4b 平板部 3c、4c 窓部 3d、4
d 絞り部
Claims (2)
- 【請求項1】 径方向に伸びたフランジを備えたクラッ
チハブと、前記フランジに対して相対回転可能に配置さ
れたディスクプレート及びサブプレートと、前記フラン
ジと前記ディスクプレート及びサブプレートとの間に配
置された弾性体とを備えるクラッチディスクにおいて、 前記ディスクプレートとサブプレートには、それらの間
に前記弾性体を配設するための窓が夫々形成されている
と共に、前記弾性体の前記クラッチディスク軸方向の変
位を規制すべく前記弾性体の長手方向の側面の一部と両
端部とを前記窓の全周縁にて覆う窓部と、前記クラッチ
ハブのフランジの軸方向両側に延在する平板部と、前記
窓部と前記平板部との間を全域に亘って連結するととも
に前記弾性体の前記クラッチディスクの円周方向及び径
方向への変位を規制する絞り部とが夫々形成され、前記
ディスクプレート及びサブプレートの互いに対向する前
記窓部間の前記クラッチディスク軸方向長さは、前記弾
性体の前記クラッチディスク軸方向長さ以下に設定され
ている ことを特徴とするクラッチディスク。 - 【請求項2】 前記弾性体は、弾性ゴムと前記弾性ゴム
の両端部に設けられる樹脂製シートによって構成され、
前記樹脂製シートは前記弾性ゴムに取り付けられる基部
と、前記フランジに形成される突部と係合可能な凹部
と、前記凹部のクラッチディスク軸方向両側に形成され
前記窓部及び絞り部によってクラッチディスク軸方向及
び径方向に保持される突出部とを備え、前記突出部の前
記クラッチディスク軸方向側の面は前記弾性ゴムの前記
クラッチディスク軸方向より前記クラッチディスクの軸
方向中心側に位置することを特徴とする、請求項1に記
載のクラッチディスク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28306592A JP3232704B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | クラッチデイスク |
DE19934335806 DE4335806C2 (de) | 1992-10-21 | 1993-10-20 | Drehmoment-Schwingungsdämpfervorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28306592A JP3232704B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | クラッチデイスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06129443A JPH06129443A (ja) | 1994-05-10 |
JP3232704B2 true JP3232704B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=17660753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28306592A Expired - Lifetime JP3232704B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | クラッチデイスク |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232704B2 (ja) |
DE (1) | DE4335806C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19717624A1 (de) * | 1996-05-17 | 1997-11-20 | Mitsuba Corp | Reduktionsgetriebe mit einem Stoßabsorbiermechanismus |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US232194A (en) * | 1880-09-14 | Cuff-button or stud | ||
US4269296A (en) * | 1979-06-27 | 1981-05-26 | Flotow Richard A | Two-stage coaxial spring damper |
GB2120750B (en) * | 1982-05-28 | 1985-11-20 | Automotive Products Plc | Friction clutch driven plate |
DE3708345A1 (de) * | 1987-03-14 | 1988-09-29 | Voith Gmbh J M | Elastische kupplung |
IT1215830B (it) * | 1988-02-09 | 1990-02-22 | Automotive Products Borg Et Be | Disco condott d'innesto a frizione. |
JPH06275139A (ja) * | 1993-03-22 | 1994-09-30 | Kubota Corp | 農作業機の電気配線構造 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP28306592A patent/JP3232704B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-10-20 DE DE19934335806 patent/DE4335806C2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06129443A (ja) | 1994-05-10 |
DE4335806C2 (de) | 1997-02-27 |
DE4335806A1 (de) | 1994-05-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6140847B2 (ja) | ||
JPS62372B2 (ja) | ||
JPH0326341Y2 (ja) | ||
JPS60132128A (ja) | クラツチ被駆動プレート組立体 | |
JP3232704B2 (ja) | クラッチデイスク | |
JP3731236B2 (ja) | トーションダンパ | |
JPH09164854A (ja) | プロペラシャフトのダイナミックダンパー構造 | |
JPH0577889B2 (ja) | ||
JP3969203B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JPS6030859B2 (ja) | フライホイ−ル装置 | |
JPH0332832Y2 (ja) | ||
JPH0118300B2 (ja) | ||
JP3191249B2 (ja) | クラッチデイスク | |
JPH1026182A (ja) | コイルスプリング組立体及びダンパー機構 | |
JP3358290B2 (ja) | クラッチディスク | |
JPH0247297Y2 (ja) | ||
JPH0615137Y2 (ja) | クラツチデイスク | |
JPS5836220B2 (ja) | 自動車用動力伝達機構 | |
JPH0640338Y2 (ja) | クラッチディスク | |
JPH0143543Y2 (ja) | ||
JP3361396B2 (ja) | クッショニングプレートおよびクラッチディスク組立体 | |
JP3204833B2 (ja) | クラッチディスク組立体 | |
JPH0134740Y2 (ja) | ||
JP3361391B2 (ja) | クラッチディスク組立体 | |
JPS6246907Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070921 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921 Year of fee payment: 11 |