JP3358290B2 - クラッチディスク - Google Patents
クラッチディスクInfo
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- Japan
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- flange
- plate
- disk
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- inclined surface
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Description
クラッチハブへのトルク伝達を効率よく行なうクラッチ
ディスクに関する。
ャフト)のトルクを被駆動側(一般にはトランスミッシ
ョン)へ断続させるために使用されるクラッチ装置は、
駆動側のフライホイールと被駆動側のプレッシャプレー
トとの間にクラッチディスクを有す。クラッチディスク
は、特開昭第57−167523号公報や特開昭第62
−75139号公報等に開示される如く公知であるが、
図1を用いてその基本構成を説明する。
トにスプライン嵌合するハブ2を有し、このハブ2は半
径方向外方に延在する円板状のフランジ3を備える。フ
ランジ3は同角にして等間隔に穿けられた窓4を有しか
つその外周面に等間隔に離間した突部5を有す。フラン
ジ3の両側に、ディスクプレート6とサブプレート7と
を、ハブ2に対し回動自在に配す。ディスクプレート6
はその半径方向外周にフェーシング8を備える。サブプ
レート7は、外周側の段部9より延在する取付面10
を、ディスクプレート6にリベット止め又はスポット溶
接することにより、ディスクプレート6と一体とさせら
れる。両プレート6,7は、フランジ3の窓4と同心の
窓11,11を夫々有す。これらの窓4,11,11内
に嵌合するよう弾性部材12を配す。かくして、両プレ
ート6,7とフランジ3とは、弾性部材12を介して結
合される。
のストッパ部13を複数個離間して設ける。ストッパ部
13は常時は離間して突部5と対向する(図2参照)。
ェーシング8を図示しないフライホイールに圧接する
と、駆動側の回転トルクが、ディスクプレート6とサブ
プレート7とに伝達され、両プレート6,7を回転させ
ようとする。この回転トルクは、弾性部材12に伝達さ
れ、振動や衝撃を吸収しつつ、弾性部材12を弾性変形
させてフランジ3を回転させるが、両プレート6,7と
フランジとの捩れ角が大となるとフランジ3の突部5を
ストッパ部13に当接させ、ハブ2を回転させることに
なる。
ィスクにおいては、回転トルク伝達のために、両プレー
ト6,7の窓11,11と弾性部材12との嵌合状態及
び突部5とストッパ部13との当接状態が、大きな役割
を演ずるが、これらの嵌合状態や当接状態に対し、回転
トルクの伝達効率を主目的とする改良が成されていな
い。それ故に、本発明は、前述した改良を行うことを解
決すべき課題とする。
を解決するために、クラッチハブの段部に断面V字状の
ストッパ部と該ストッパ部の傾斜面とほぼ同傾斜面を有
する突部の組合せ、および弾性部材とハブフランジの窓
の縁との間に介在させるシートの両側面を傾斜面とし、
ディスクプレートとサブプレートとの窓の縁部に同傾斜
面の部分を作る技術的手段を採用する。
結されかつ半径方向外方に延在する円板状のフランジを
備えるハブと、フランジを間にして対向関係に配される
ディスクプレートとサブプレートと、ディスクプレート
の外周側に固定されたフェーシングと、およびフランジ
と両プレートに同心関係に穿けられた窓に配された弾性
部材とを有し、サブプレートの外周側の段部に半径方向
内方に凸状となったストッパ部を設け且つ該段部より延
出する取付面をディスクプレートの側面に固定させ、ハ
ブのフランジがストッパ部と当接する突部を備え、スト
ッパ部が断面V字状をなし、フランジの突部がストッパ
部の側面の傾斜面とほぼ同じ傾斜面を有し、サブプレー
トの取付面の一部をストッパ部に折り返していることを
特徴とするクラッチディスクを提供する。
つ半径方向外方に延在する円板状のフランジを備えるハ
ブと、フランジを間にして対向関係に配されるディスク
プレートとサブプレートと、ディスクプレートの外周側
に固定されたフェーシングと、およびフランジと両プレ
ートに同心関係に穿けられた窓に配された弾性部材とを
有し、サブプレートをディスクプレートと固定関係に支
持し、弾性部材とフランジの窓の縁との間に配されたシ
ートの両側面をフランジ側へ肉薄となる傾斜面とさせ、
両プレートの窓の縁部を該傾斜面に沿う傾斜面とするク
ラッチディスクを提供する。
部とこれに対応するハブのフランジの突部との組合せ
は、両者の当り面を大きくし且つサブプレートの絞りを
簡素化して板厚の減少を防止できる。又、シートの傾斜
面とサブプレートの窓の縁部の傾斜面との組合せは、弾
性体と両プレートの窓の縁との離脱を防止できる。
用された本発明に拘る改良部分の拡大図を図3以下に示
し、その改良部分の説明についてのみ以下述べる。クラ
ッチディスクの全体構成は、図1に関する説明を参照す
る。図3〜図5に示すように、サブプレート7の段部9
に半径方向内方へ突出しかつ断面略V字状のストッパ部
13を設ける。ストッパ部13は、プレス加工にて成形
され、θの角度で半径方向外方に末広がりとなっており
その内側には、傾斜面14が形成される。この傾斜面1
4と対向する突部5の面を傾斜面15とする。図5に示
すように、ストッパ部13のディスクプレート6側への
絞りは、少しづつ小さくなるので、突部5の板厚面も小
さな傾斜面16とさせる。かようにすることにより、ス
トッパ部13と突部5とが面当りし、極部的に負荷を大
とすることはない。
ッパ部13に折り込んだもので、ストッパ部13を二枚
板としてストッパ部13の強度を高める。
ジ3の窓4の縁との間に合成樹脂製のシート17を介在
させる。シート17の両側面をフランジ3側へとその肉
厚を小さくする傾斜面18,18とする。さらに、両プ
レート6,7の窓11,11の縁をこの傾斜面18,1
8に沿う傾斜部19,19とする。このような傾斜面1
8,18と傾斜部19,19との組合せは、振動や衝撃
により、シート17と両プレート6,7との間に相対的
ずれが生じても、常に、元の位置にシート17又は両プ
レート6,7を戻ろうとする方向に動き易いので、シー
ト17の脱落やシート17の窓11の縁への喰い込みは
ない。
フランジの突部がサブプレートのストッパ部に当たる
が、その際、傾斜面による面当たりとなり、局部的摩耗
や変形を作ることはない。又、シートとサブプレートの
窓の縁部の傾斜面同志の接触は、シートの脱落やシート
の該縁への喰い込みを防止する。
図である。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 被駆動側に連結されかつ半径方向外方に
延在する円板状のフランジを備えるハブと、フランジを
間にして対向関係に配されるディスクプレートとサブプ
レートと、ディスクプレートの外周側に固定されたフェ
ーシングと、およびフランジと両プレートに同心関係に
穿けられた窓に配された弾性部材とを有し、サブプレー
トの外周側の段部に半径方向内方に凸状となったストッ
パ部を設け且つ該段部より延出する取付面をディスクプ
レートの側面に固定させ、ハブのフランジがストッパ部
と当接する突部を備え、ストッパ部が断面V字状をな
し、フランジの突部がストッパ部の側面の傾斜面とほぼ
同じ傾斜面を有し、サブプレートの取付面の一部をスト
ッパ部に折り返していることを特徴とするクラッチディ
スク。 - 【請求項2】 弾性部材とフランジの窓の縁との間に配
されたシート両側面がフランジ側へ肉薄となる傾斜面を
有し、両プレートの窓の縁部を該傾斜面に沿う傾斜面と
する請求項1記載のクラッチディスク。 - 【請求項3】 被駆動側に連結されかつ半径方向外方に
延在する円板状のフランジを備えるハブと、フランジを
間にして対向関係に配されるディスクプレートとサブプ
レートと、ディスクプレートの外周側に固定されたフェ
ーシングと、およびフランジと両プレートに同心関係に
穿けられた窓に配された弾性部材とを有し、サブプレー
トをディスクプレートと固定関係に支持し、弾性部材と
フランジの窓の縁との間に配されたシートの両側面をフ
ランジ側へ肉薄となる傾斜面とさせ、両プレートの窓の
縁部を該傾斜面に沿う傾斜面とするクラッチディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10499494A JP3358290B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | クラッチディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10499494A JP3358290B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | クラッチディスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293581A JPH07293581A (ja) | 1995-11-07 |
JP3358290B2 true JP3358290B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=14395657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10499494A Expired - Fee Related JP3358290B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | クラッチディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3358290B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6136415B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2017-05-31 | アイシン精機株式会社 | ダンパ装置 |
JP2014219061A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ダンパ装置 |
JP6206217B2 (ja) * | 2014-01-28 | 2017-10-04 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ダンパ装置および発進装置 |
JP7334660B2 (ja) * | 2020-03-25 | 2023-08-29 | 株式会社アイシン | ダンパ装置 |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP10499494A patent/JP3358290B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07293581A (ja) | 1995-11-07 |
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