JP3231672U - トング - Google Patents

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雄時 辻
雄時 辻
峻 中木屋
峻 中木屋
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株式会社紙宇宙
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Abstract

【課題】児童や幼児が容易に組み立てることができ、かつ、トングの機能や、食品への衛生面、安全性等を学習させるためのトングを提供する。【解決手段】トング1は、一枚の紙製のシートSを折り曲げて形成され、一対の把持部3、3と、挟持部5、5と、連結部7と、弾性部9とから構成される。一枚の紙製のシートSを折り曲げて形成されるので、児童や幼児が容易に組み立てることができる。また、児童や幼児は、組み立てたトング1を用いて、食品等を挟み取るという作業を体験することで、トング1の機能、及び、トング1を用いることによる食品への衛生面、安全性等の知識を学習することができる。【選択図】図3

Description

本考案は、一枚のシートを折り曲げて組み立ててなるトングに関するものである。
従来、陳列棚に置かれた皿、トレイ等に置かれたパン、ドーナツ、惣菜等の食品を挟み取るための道具として、トングが知られている(例えば、特許文献1参照)。トングは、例えば、惣菜売場においては、食品のそれぞれに1つずつ設けられ、最終消費者が食品のそれぞれに対応するトングを用いて食品を挟み取っている。
特開2007−151988号公報
ところで、児童や幼児に対して、トングの機能を学習させつつ、トングを用いることによる食品への衛生面、安全性を教育することは重要である。このような背景から児童や幼児向けの玩具あるいは学習教材としてのトングが望まれている。
また、惣菜店等での店頭ツールとして、容易に使用でき、かつ、容易に処分でき、リサイクル可能なトングが望まれている。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、児童や幼児が容易に組み立てることができ、かつ、トングの機能や、食品への衛生面、安全性等を学習させるためのトングを提供することを目的とする。
また、店頭ツールとして、容易に使用でき、かつ、容易に処分でき、リサイクル可能なトングを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る考案は、一枚のシートを折り曲げて形成されるトングであって、一対の把持部と、前記一対の把持部の先端側から延在する挟持部と、前記一対の把持部の基端側を互いに連結する連結部と、前記一対の把持部の間に設けられ、湾曲して前記一対の把持部の先端側を押圧し、前記挟持部に互いに離間する方向に弾性力を付与する弾性部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る考案は、前記弾性部は、一対の先端部を有する二又状であり、前記弾性部の基端部が前記連結部に連設され、前記一対の先端部には、前記一対の把持部の先端部に結合される連結片が設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る考案は、前記一対の把持部は、前記連結片を挿入するスリットと、前記連結片を係止する係止部とを備えることを特徴とする。
請求項1に係る考案によれば、一枚のシートを折り曲げて形成されるので、児童や幼児が容易に組み立てることができる。そして、児童や幼児は、組み立てたトングを用いて、食品の模型等を挟み取るという作業を体験することで、トングの機能、及び、トングを用いることによる食品への衛生面、安全性等の知識を学習することができる。また、最終消費者がトングを容易に組み立てることができるので、店頭において、その場で、又は、持ち帰り先にて、容易に使用でき、かつ、容易に処分することができる。
請求項2に係る考案によれば、弾性部の基端部が湾曲し、元の状態に復帰しようとする作用により、挟持部に互いに離間する方向の弾性力を付与することができる。
請求項3に係る考案によれば、連結片をスリットに挿入して、係止部に係止させることで、連結片が係止部から外れ難くなり、トングの組立状態を維持することができる。
図1は、本考案の一実施形態に係るトングを示す斜視図である。 図2は、図1のトングの使用状態を示す斜視図である。 図3は、図1に示すトングの展開図である。 図4は、図2の食品を模した物品を示し、(a)は斜視図であり、(b)は展開図である。
以下、本考案の一実施形態に係るトングの構成を図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
図1及び2に示すように、トング1は、一枚の紙製のシートS(図3参照)を折り曲げて形成されるものであり、一対の把持部3,3と、挟持部5,5と、連結部7と、弾性部9とから構成される。
一対の把持部3,3は、児童や幼児等が手4(図2参照)で持つ部分であり、その先端側に、先端側から基端側に向かって斜め上方に延びるスリット11,11と、スリット11,11とつながり、長方形状に開口した係止部13,13とが形成されている。図4に示すように、スリット11,11の両端には、一対の把持部3,3の短手方向に延びる切込部15,15が形成されている。
挟持部5,5は、食品(図2に示す物品31)を挟み取る部分であり、一対の把持部3,3の先端側から延在されている。挟持部5,5は、基端から先端に向かって細くなるように形成され、先端が円弧状に形成されている。連結部7は、一対の把持部3,3の基端側を互いに連結させるものであり、中央部が細くなるように形成されている。
弾性部9は、一対の把持部3,3の先端側中央を押圧し、挟持部5,5を互いに離間させる方向に弾性力を付与するものであり、略V字状を呈し(図3参照)、その二又状の一対の先端部17,17と、折れ線10を介して、連結部7に連設される基端部19とから構成される。一対の先端部17,17には、その外縁側に突出する連結片21,21が形成されている。連結片21,21は、首部21aと、首部21aの先端に連設される幅広の頭部21bとを備える。頭部21bは、略長方形で先端が丸みを呈する。
ここで、一対の把持部3,3のスリット11,11と、係止部13,13と、連結片21,21の首部21aと、頭部21bとの寸法の関係について説明する。
図3に示すように、係止部13,13の幅w2は、スリット11,11の幅w1より小さく設定されている。首部21aの幅w3は、係止部13,13の幅w2及び頭部21bの幅w4より小さく設定されている。頭部21bの幅w4は、スリット11,11の幅w1に対して同等又は小さく設定され、かつ、係止部13,13の幅w2より大きく設定されている。
次に、本実施形態に係るトング1の組立てについて説明する。
トング1のシートSの状態(図3参照)から、まず、弾性部9の基端部19と連結部7とをつなぐ折れ線10を折り曲げる。そして、連結部7を湾曲させ、弾性部9の一対の先端部17,17の連結片21,21の頭部21bを一対の把持部3,3のスリット11,11に挿入し、一対の先端部17,17を上方に押上げて、連結片21,21の首部21aを係止部13,13に嵌め込む。その後、一対の把持部3,3をつまんで、弾性部9の基端部19を上方又は下方(図示の例では、上方)にやや湾曲させる。このようにして、トング1が組み立てられる。ここで、連結片21,21を係止部13,13したとき、頭部21bの幅w4が係止部13,13の幅w2より大きく設定されているため、連結片21,21が係止部13,13から抜けなくなり、トング1の組立状態が維持される。
次に、本実施形態に係るトング1で挟み取る食品を模した物品31(以下、食品等31という)について、図2及び図4を参照して説明する。
図2及び4に示すように、食品等31は、一枚の紙製のシートTを折り曲げて形成されるものであり、天板33と、底板35と、第1及び第2連結部37,39とから構成される。
天板33及び底板35は、食品を模した意匠面(図示の例では、ドーナッツの意匠面)として形成されている。図4に示すように、天板33は、折れ線42aを介して、第1連結部37の一端と連設される。底板35は、折れ線42bを介して、第1連結部37の他端と連設され、かつ、折れ線42cを介して、第2連結部39の一端と連設される。第2連結部39の他端には、天板33に形成された係合部41と係合する係止片43が形成されている。
次に、本実施形態に係るトング1の動作について説明する。
トング1によって、食品等31を挟み取る場合、児童や幼児等が一対の把持部3,3を持ち、挟持部5,5を互いに接近する方向に一対の把持部3,3を押圧する(図2の矢印参照)。これにより、弾性部9の基端部19がさらに湾曲される。そして、挟持部5,5が互いに接近し、挟持部5,5の間にある食品等31を挟み取ることができる(図2参照)。そして、一対の把持部3,3を押圧する力を解除すると(図1の矢印参照)、湾曲された基端部19が元の状態に復帰しようとする弾性力により、挟持部5,5が互いに離間し、食品等31を挟み取った状態が解除される。
以上、上記構成を有する本実施形態に係るトング1によれば、次のような作用効果を得ることができる。
弾性部9の基端部19と連結部7とをつなぐ折れ線10を折り曲げ、弾性部9の基端部19を湾曲させ、連結片21,21をスリット11,11に挿入し、係止部13,13に係止させることで、トング1が組み立てられるので、児童や幼児がトング1を容易に組み立てることができる。
本実施形態に係るトング1によれば、児童や幼児は、組み立てたトング1を用いて、食品等31を挟み取るという作業を体験することで、トング1の機能、及び、トング1を用いることによる食品への衛生面、安全性等の知識を学習することができる。
トング1は、一枚の紙製のシートSを折り曲げて形成されるものであるので、店頭において、その場で、又は、持ち帰り先にて、容易に使用することができ、かつ、容易に処分、リサイクルすることができる。
なお、本実施形態に係るトング1では、二又状の弾性部9の一対の先端部17,17の連結片21,21を一対の把持部3,3の先端側中央部に形成されたスリット11,11及び係止部13,13に取付けているが、例えば、係止片をフック状に形成し、一対の把持部3,3の下端部に切込み部を設け、フック状の係止部を切込み部に引っ掛けるように構成してもよい。
本実施形態に係るトング1では、弾性部9の基端部19を連結部7に連設させているが、弾性部の一対の先端部を一対の把持部の先端側に連設させるようにしてもよい。この場合、弾性部の基端部と連結部とが互いに連結できる機構を設けるようにする。
本実施形態に係るトング1において、挟持部5,5の剛性を高めるために、リブを設けるようにしてもよい。
本実施形態に係るトング1では、シートS,Tは、紙製のシート材としているが、プラステック等の他の材質のシート材としてもよい。
1…トング、3,3…一対の把持部、5,5…挟持部、7…連結部、9…弾性部、S…シート

Claims (3)

  1. 一枚のシートを折り曲げて形成されるトングであって、
    一対の把持部と、
    前記一対の把持部の先端側から延在する挟持部と、
    前記一対の把持部の基端側を互いに連結する連結部と、
    前記一対の把持部の間に設けられ、湾曲して前記一対の把持部の先端側を押圧し、前記挟持部に互いに離間する方向に弾性力を付与する弾性部と、を備えることを特徴とするトング。
  2. 前記弾性部は、一対の先端部を有する二又状であり、前記弾性部の基端部が前記連結部に連設され、
    前記一対の先端部には、前記一対の把持部の先端部に結合される連結片が設けられていることを特徴とするトング。
  3. 前記一対の把持部は、前記連結片を挿入するスリットと、前記連結片を係止する係止部とを備えることを特徴とする請求項2に記載のトング。
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