JP3078843U - 三点支持箸 - Google Patents

三点支持箸

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JP3078843U
JP3078843U JP2001000584U JP2001000584U JP3078843U JP 3078843 U JP3078843 U JP 3078843U JP 2001000584 U JP2001000584 U JP 2001000584U JP 2001000584 U JP2001000584 U JP 2001000584U JP 3078843 U JP3078843 U JP 3078843U
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良明 河底
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良明 河底
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の箸を用いて食事をするとき、箸の持ち
方、使い方について適切な指導を受けていないと、箸を
確実に保持して機能的に捌くことは困難である。これら
の困難を解決するためには、誰もが箸を持つただけで、
適切で機能的な保持ができるような構造の箸の出現が不
可欠である。 【解決手段】 上記目的を達成するために、本考案の三
点支持箸は、一本の棒を確実に保持し、且つ、自由に動
かすためには、三点支持が必要にして十分な条件である
あるという根拠に基づいて構成されている。即ち、箸の
第一の細い棒1に示す親指先端部の支点A、人差し指先
端部の支点B、中指第一関節部の支点Cの三点支持部
分、また、箸の第二の細い棒2に示す掌側部の支点D、
親指第一関節部の支点E、薬指第一関節部の支点Fの三
点支持部分を、凹状に形作り、または着色して各保持部
を識別可能にしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食物などを挟む一組二本の細い棒からなる箸に係わるものであり、 詳しくは一組二本の細い棒を手の指で確実に保持し、且つ機能的に動かすための 適切な支持部分を、それぞれの棒に形成し、且つ、識別可能にした箸に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、日常生活で食事に用いる箸は、木や竹、金属、合成樹脂等で作られ、箸 の形状は、断面が円形、四角形、多角形等で、食物を挟む先端の部分は一般に細 めに作られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
日本の食生活において箸の使用は欠かすことができない。しかも、食事の作法 に関わることでもある。ところが、家庭生活においても社会生活においても、箸 の持ち方、使い方について、指導したり指導されたりする機会は少ない。
【0004】 また、一組二本の細い棒を、片手の五本の指で確実に保持し、且つ、自由に動 かして、食物などを挟んだり、裂いたりすることは可なり難しい技である。それ ゆえ、従来の箸を使用するときは、箸の持ち方、使い方の指導が必要になる。
【0005】 本考案は、一組二本の細い棒のそれぞれの棒に、三つの支持部分を凹状に形成 するか、着色して識別可能にする等作製して、それらの三点支持部分を保持する ことによって、容易に箸の持ち方、使い方が理解できる三点支持箸を提供しよう とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における三点支持箸は、一本の棒を確実に 保持し、且つ、自由に動かすためには、三点支持が必要にして十分な条件である という根拠に基づいて構成されている。そして、箸の自由な動きは指の屈伸によ って可能である。
【0007】 図11、12に示すA、B、Cは、箸の第一の細い棒を支えている点で、Aの 親指の先端部、Bの人差し指の先端部、Cの中指の第一関節部の三点が支点にな る。
【0008】 また、図11、12に示すD、E、Fは、箸の第二の細い棒を支えている点で 、Dの掌の側部、Eの親指の第一関節部、Fの薬指の第一関節部の三点が支点に なる。
【0009】 Aの支点となる親指の先端部が、箸の第一の細い棒に当たる部分を、図1、2 、3の3で示すように凹状に形作る。同じように、Bの支点となる人差し指の先 端部が当たる部分を、図2、3、4の8で示すように凹状に形作り、Cの支点と なる中指の第一関節部が当たる部分を、図1、3、4の5で示すように凹状に形 作る。
【0010】 また、Dの支点となる掌の側部が、箸の第二の細い棒に当たる部分を、図1、 2、4の6で示すように凹状に、Eの支点となる親指の第一関節部が当たる部分 を、図1、2、3の4で示すように凹状に、Fの支点となる薬指の第一関節部が 当たる部分を、図1、2、4の7で示すように凹状に形作って三点支持箸を形成 する。
【0011】 上記三点支持箸の凹状部分に着色することができる。親指の先端部と第一関節 部が当たる3、4は同じ色で着色し、他の5、6、7、8で示す凹状部分は、別 の異なった色でそれぞれ着色して識別可能にするとよい。
【0012】 また、上記三点支持箸の凹状部分の形成を行なわないで、各支持部分に着色の み行なって、識別可能にした三点支持箸の製作も可能である。
【0013】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して、三点支持箸の持ち方と、食物など を挟む、突く、裂くの三つの基本動作について説明する。
【0014】 三点支持箸の持ち方 図11に示すように、箸の第一の細い棒の凹状部5を中指の第一関節部の上に のせ、それを親指の先端部で凹状部3を、そして、人差し指の先端部で凹状部8 をおさえ三点支持する。箸の第二の細い棒は、親指の下をくぐらせて、第一の細 い棒と先端をそろえ、薬指の第一関節部の上に凹状部7を、掌の側部の上に凹状 部6をのせ、親指の第一関節部で凹状部4をおさえ三点支持する。以上で三点支 持箸の持ち方は終了するが、通常は、これらの動作を同時に行なう。
【0015】 食物などを挟む基本動作 図11に示すように、箸の第二の細い棒は支点D、E、Fでそのままに保持し 、一方、第一の細い棒を支点A、B、Cで保持し、親指、人差し指、中指を伸ば すことによって、第一の細い棒の先端を、第二の細い棒の先端から遠ざけること ができる。また、図12に示すように、第一の細い棒を、親指、人差し指、中指 を屈めることによって、第一の細い棒の先端を、第二の細い棒の先端に近づけて 食物などを挟むことができる。
【0016】 食物などを突く基本動作 上記の要領で、箸の第二の細い棒の先端に、第一の細い棒の先端を近づけて合 わせ、食物などを突くことができる。
【0017】 食物などを裂く基本動作 上記で示したように、箸の第二の細い棒の先端に、第一の細い棒の先端を合わ せて食物などを突き、第一の細い棒を指の屈伸で開いたり閉じたりしながら、食 物などを裂いていくことができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上記のとおり構成されているので、次に記載する効果がある。
【0019】 三点支持箸の第一の細い棒には、親指と人差し指の先端部、中指の第一関節部 の三つの支持部分を、また、第二の細い棒には、親指と薬指の第一関節部、掌の 側部の三つの支持部分を凹状に形作るか、または、着色して識別可能に形成して いるので、容易に、しかも確実に三点支持箸を保持することができる。
【0020】 三点支持箸の第二の細い棒の支持部分を、親指と薬指の第一関節部及び掌の側 部で保持し、また、第一の細い棒の支持部を、親指と人差し指及び中指の第一関 節部で保持して、指の屈伸により、自由に食物などを挟んだり、裂いたりするこ とができる。
【0021】 三点支持箸を持って食事をすると機能的で、その動作は食事の作法に適うもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】三点支持箸の正面図である。
【図2】三点支持箸の背面図である。
【図3】三点支持箸の平面図である。
【図4】三点支持箸の底面図である。
【図5】三点支持箸の右側面図である。
【図6】三点支持箸の左側面図である。
【図7】三点支持箸の平面一正面斜視図である。
【図8】三点支持箸の正面一底面斜視図である。
【図9】三点支持箸の底面一背面斜視図である。
【図10】三点支持箸の背面一平面斜視図である。
【図11】三点支持箸の先端を開いて保持した状態を示
す図である。
【図12】三点支持箸の先端を閉じて保持した状態を示
す図である。
【符号の説明】
1 箸の第一の細い棒 2 箸の第二の細い棒 3 親指の先端部での支持部分 4 親指の第一関節部での支持部分 5 中指の第一関節部での支持部分 6 掌の側部での支持部分 7 薬指の第一関節部での支持部分 8 人差し指先端部での支持部分 A 親指先端部の支点 B 人差し指先端部の支点 C 中指第一関節部の支点 D 掌側部の支点 E 親指第一関節部の支点 F 薬指第一関節部の支点

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食物などを挟む一組二本の細い棒からな
    る箸にあって、二本の細い棒のうちの第一の細い棒に
    は、棒を支持している親指と人差し指の先端部及び中指
    の第一関節部の三つの支持部分を凹状に形成し、第二の
    細い棒には、棒を支持している親指と薬指の第一関節部
    及び掌の側部の三つの支持部分を凹状に形成した二本一
    組の三点支持箸。
  2. 【請求項2】 「請求項1」に記載した三つの支持部分
    を凹状に形成した二本一組の三点支持箸において、凹状
    部分をそれぞれ着色して識別可能にした二本一組の三点
    支持箸。
  3. 【請求項3】 食物などを挟む一組二本の細い棒からな
    る箸にあって、二本の細い棒のうちの第一の細い棒に
    は、棒を支持している親指と人差し指の先端部及び中指
    の第一関節部の三つの支持部分と、第二の細い棒には、
    棒を支持している親指と薬指の第一関節部及び掌の側部
    の三つの支持部分を、それぞれ着色して識別可能にした
    二本一組の三点支持箸。
JP2001000584U 2001-01-10 2001-01-10 三点支持箸 Expired - Lifetime JP3078843U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012040069A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Hikone Jijogu Kikaku Kk 箸と箸ホルダーセット
USD933430S1 (en) 2019-12-31 2021-10-19 Fred Hsu Training chopsticks
USD934037S1 (en) 2019-11-25 2021-10-26 Fred Hsu Ergonomic nugget for chopsticks
US11213149B2 (en) 2019-09-02 2022-01-04 Fred Hsu Ergonomic chopsticks
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