JP3075521U - 食卓さじ状箸 - Google Patents

食卓さじ状箸

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JP3075521U JP2000005593U JP2000005593U JP3075521U JP 3075521 U JP3075521 U JP 3075521U JP 2000005593 U JP2000005593 U JP 2000005593U JP 2000005593 U JP2000005593 U JP 2000005593U JP 3075521 U JP3075521 U JP 3075521U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時にさじと箸の主な機能を有し使用性が向
上できる新しい食事用具即ち食卓さじ状箸を提供するこ
と。 【解決手段】 食卓さじ状箸10であり、1対の箸の棒部
1、1と、箸の棒部1の先端に位置し、食卓さじ状凹入部
21を有する1対の食卓さじ状端部2、2と、箸の棒部
1の基端に設けられ、1対の食卓さじ状凹入部21、2
1を同一方向に向かせるように箸の棒部を動き自在につ
ながせる基端接続装置3とが含まれる。この食卓さじ状
端部2は箸の棒部1と一体、或いは別体である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本発明は箸に関し、特に食卓さじ状凹入部がつながってある箸、即ち食い物箸 に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
箸は三千年以上の古代から使われているが、従来の箸は使用上において、まだ 、若干不便な所がある。例えばある程度の大きさや形の食べ物であれば挟めるも のの、ご飯、茸、豆腐、鶉の卵等の様に、細かくてばらばらになりやすい食べ物 や、或いは湿っぽくて滑り易い食べ物を挟み取ろうとすると、挟みにくくて不便 な点があり、むしろさじを用いた方が適するものもある。ただ、箸にはさじにと って比べならない利便性であり、民族料理との深い関わりなど優れた特有性があ る。
【0003】 従って、本発明の目的は同時にさじと箸の主な機能を有し使用性が向上できる 新しい食事用具即ち食卓さじ状箸を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段と発明の効果】
以上の課題のため、本発明ではさじの構造上の特長を箸に結びつけた。即ち、 従来の箸の棒部の長い棒形状と同様の形状を有する1対の箸の棒部を含んだ食卓 さじ状箸が提案され、この食卓さじ状箸はさらに、箸の棒部の先端に位置し、食 卓さじ状凹入部を有する1対の食卓さじ状端部と、箸の棒部の基端に設けられ、 1対の食卓さじ状凹入部を同一方向に向かせるように箸の棒部を動き自在につな がせる基端接続手段とが含まれる。
【0005】 これにより、斬新でより良好に改良された食事用具が得られるのであり、伝統 的な箸に補助し、またはその代わりに使うことができる。これは箸文化を熱愛し 食事用具の形状を美化しようとする使用者にとっては特に特別な意味を有する。
【0006】 つまり本発明による食卓さじ状箸を使うと、食事際に食事用具(箸とさじと) を交換することなく同じ目標とした食べ物を同時に挟んだり汲んだりすることが でき、更に、すくい出し、引き裂き、巻き上げ、取り分け、かきまぜ、切分けな どの動作による一連の新しい使用効果が得られる。その為、この新しい食事用具 により、細かい食べ物やばらばらになりやすい食べ物、更には湿っぽくて滑り易 い食べ物を容易に挟み取ることができ、粒状及び大きい塊状の食べ物を挟み取る こともできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の目的と構造と効果とをより明確するために、図面を参照して、 本発明の好適実施例を説明する。
【0008】 図1は本発明による食卓さじ状箸10を示す図である。この食卓さじ状箸10 は大別して、1対の箸の棒部1,1と、箸の棒部1の先端に位置する1対の食卓 さじ状端部2、2と、箸の棒部の基端に位置され、箸の棒部を活動自在に繋がせ る基端接続装置3とを含む。
【0009】 箸の棒部1は従来の箸の長い棒部の形状を有し、その一面には上向きのマーク 11が形成される。
【0010】 図2は、食卓さじ状端部2に食卓さじ状凹入部21が形成される様子を示す図 である。図2のように、この食卓さじ状端部2は箸の棒部1と一体に作ってもよ いが、箸とさじは必要に応じて使い分けられるものであり、通常は、異なる食卓 さじ状凹入部2を便利に使用するために、棒部1とは別体にて、連結装置12、 22を介して箸の棒部に着脱可能に連結する様にする。これにより食卓さじ状端 部2を箸の棒部1と自由に組み合わせ、必要に応じて使うことができるようにす る。この連結装置12、22は、箸の棒部先端にある突出部またはネジ部と噛み 合わせるために、例えば、食卓さじ状端部2の一端に一つの窪み穴またはネジ穴 22を設けてもよい。更に、食卓さじ状端部2と箸の棒部1とを組み合わせる際 に、食卓さじ状凹入部の上面に対応した上向きマークが箸の棒部に形成され、こ のマークに相応させる様になっている。これにより、食卓さじ状凹入部の上下向 きを容易に揃えることができる。
【0011】 箸の棒部1基端には箸の棒部と活動自在に接続させるための基端接続装置3が 設けられる。一膳の箸は、その先となる2つの食卓さじ状凹入部が合わさってさ じ状を成すために、2つの食卓さじ状凹入部同士を同一方向に向かわせる必要が あり、基端接続装置は主にその向きを保持するために設けられる。更に、例えば 箸をテコのように開けたり閉じたりする支点は、人差し指と親指との箇所にある ことなど、箸の従来からの使用方法を影響しないように要求される。
【0012】 図3−図7は、本発明による食卓さじ状箸の基端接続装置の接続構造について の数種の実施例を示す概略図である。
【0013】 まず、図3は線状チェーン41により2つの箸の棒部1,1を一体に繋がる線 状チェーン式接続装置40を示す図である。
【0014】 図4は、ヒンジ軸(53)で連結された2本の可動腕(51,52)を箸の棒 部の各基端にヒンジ接続して成ることにより、2つの箸の棒部とヒンジ軸接続す る可動システム式接続装置50を示す図である。
【0015】 図5は挿入・抜き出し棒式接続装置60を示す図であり、その内、2つの挿入 ・引き出し棒61,61の一端には箸の棒部1の基端に形成されたほぞ穴13と あわせてほぞ穴接続手段に構成したほぞ63が設けられ、そして、接続部品62 により2つの箸の棒部1,1が繋がれる。
【0016】 図6は保持リング式接続装置70を示す図であり、その内、2つの保持リング 71,71は弾性プレートからなり、箸の棒部1の基端の外周に嵌め込まれ、そ して、接続部品72により2つの箸の棒部1,1が繋がれ、且つ、前後の角度を 調整することができる。
【0017】 図7は嵌環式接続装置80を示す図であり、その内、2つの嵌環81,81及 び接続部品82は伸縮性を有する材料からなり、嵌環81が、箸の棒部1の基端 の外周に嵌め込まれ、2つの箸の棒部1,1を繋がり、且つ、前後の角度を調整 することができる。
【0018】 本発明による食卓さじ状箸の基端接続装置は上記の構造に限らず、2つの食卓 さじ状凹入部の同一方向に向かうのを保持することによく、また箸の使用に影響 しいのであれば、任意のその他の接続装置でも使える。
【0019】 なお、本発明によれば、食卓さじ状箸の食卓さじ状端部2は、使用者により異 なる口形及び愛好と使用状況により、数種類設計しておいてもよい。図8−図1 0は本発明による食卓さじ状端部2の数種類の異なる構造形状を示す図である。
【0020】 図8は普通型であり、その内2本の箸の棒部1,1と食卓さじ状端部2,2と の連続部分の外側面24が連続的な平面形状に形成される。
【0021】 図9は軽便型であり、その内2本の箸の棒部1,1と食卓さじ状端部2,2と の連続部分の外側面25が凹形した円弧面の形状に形成され、そして、食卓さじ 状端部方向に向かって狭くなり、狭い食卓さじ状凹入部が形成される。
【0022】 図10は豪放型であり、その内1本の箸の棒部1と食卓さじ状端部2との連続 部分の外側面26が連続的な平面形状に形成され、もう1本の箸の棒部1と食卓 さじ状端部2との連続部分の外側面27が凸形円弧面の形状に形成され、そして 、食卓さじ状端部方向へ向かって広くなり、広い食卓さじ状凹入部が形成される 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、本発明による食卓さじ状箸の斜
視図である。
【図2】 この図は、本発明による食卓さじ状箸の組
み立て形食卓さじ状端部の接続構造に関する一つの実施
例を示す図である。
【図3】 この図は、本発明による食卓さじ状箸の基
端接続構造についての実施例を示す概略図である。
【図4】 この図も、基端接続構造を示す概略図であ
る。
【図5】 この図も、基端接続構造を示す概略図であ
る。
【図6】 この図も、基端接続構造を示す概略図であ
る。
【図7】 この図も、基端接続構造を示す概略図であ
る。
【図8】 この図は、本発明による食卓さじ状箸の食
卓さじ状端部の異なる構造と形状を示す平面図である。
【図9】 この図も、食卓さじ状端部の異なる構造と
形状を示す平面図である。
【図10】 この図も、食卓さじ状端部の異なる構造と
形状を示す平面図である。
【符号の説明】
1 … 箸の棒部 2 … 食卓さじ状端部 21 … 食卓さじ状凹入部 3 … 基端接続装置 12,22 … 連結装置 11 … マーク 24、25、26、27 … 外側面 40 … 線状チェーン式接続装置 41 … 線状チェーン 50 … 可動システム式接続装置 51,52 … 可動腕 53 … ヒンジ軸 60 … 挿入・抜き出し棒式接続装置 63 … ほぞ 70 … 保持リング式接続装置 71 … 保持リング 80 … 嵌環式接続装置 81 … 嵌環

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の箸の棒部(1,1)を含む食卓さ
    じ状箸であって、 前記箸の棒部(1)の先端に位置した食卓さじ状凹入部
    (21)が形成された1対の食卓さじ状端部(2,2)
    と、 前記箸の棒部(1)の基端に位置されて前記箸の棒部
    (1、1)を活動自在に繋がせると共に、2つの食卓さ
    じ状凹入部(21、21)を同一方向に向かう様に保持
    し、且つ箸をテコのように開けたり閉じたりする支点
    が、人差し指と親指との箇所となる様にするチェーン等
    の基端接続装置(3)と、を含むことを特徴とする食卓
    さじ状箸。
  2. 【請求項2】 箸の棒部(1)には、食卓さじ状凹入部
    の上向きに対応させた上向きのマーク(11)が形成さ
    れ、食卓さじ状端部(2)を組み合わせる際に、食卓さ
    じ状凹入部(21)の上面を箸の棒部(1)における前
    記上向きのマーク(11)を有する面と相応させること
    を特徴とする請求項1記載の食卓さじ状箸。
  3. 【請求項3】 箸の棒部(1)とこの棒部の先端側に位
    置した食卓さじ状端部(2)との連続部分であって、物
    を挟む際の一対の箸の向かい合う側の反対側となる外側
    面(24)が、連続的な平面形状に形成されることを特
    徴とする請求項1又は2記載の食卓さじ状箸。
  4. 【請求項4】 箸の棒部(1)とこの棒部の先端側に位
    置した食卓さじ状端部(2)との連続部分であって、物
    を挟む際の一対の箸の向かい合う側の反対側となる外側
    面(25)が凹形円弧面の形状に形成され、そして、食
    卓さじ状端部方向に向かって狭くなり、狭い食卓さじ状
    凹入部が形成されることを特徴とする請求項1又は2記
    載の食卓さじ状箸。
  5. 【請求項5】 1本の箸の棒部(1)とこの棒部の先端
    側に位置した食卓さじ状端部(2)との連続部分であっ
    て、物を挟む際の一対の箸の向かい合う側の反対側とな
    る外側面(26)が連続的な平面形状に形成され、もう
    1本の箸の棒部(1)と食卓さじ状端部(2)との連続
    部分であって、物を挟む際の一対の箸の向かい合う側の
    反対側となる外側面(27)が凸形円弧面の形状の形成
    され、そして、食卓さじ状端部方向に向かって広くな
    り、広い食卓さじ状凹入部が形成されることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の食卓さじ状箸。
  6. 【請求項6】 食卓さじ状端部(2)は、箸の棒部
    (1)に着脱可能な別体として作られ、連結装置(1
    2,22)を介して箸の棒部(1)に組み合わせたこと
    を特徴とする請求項3〜5のいずれか記載の食卓さじ状
    箸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015020000A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 宏文 菊野 円錐型補助食器

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