JP2557194B2 - 調理用挟具 - Google Patents

調理用挟具

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JP2557194B2
JP2557194B2 JP6070879A JP7087994A JP2557194B2 JP 2557194 B2 JP2557194 B2 JP 2557194B2 JP 6070879 A JP6070879 A JP 6070879A JP 7087994 A JP7087994 A JP 7087994A JP 2557194 B2 JP2557194 B2 JP 2557194B2
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JP
Japan
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sandwiching member
sandwiching
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cooking
slit
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JP6070879A
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JPH07275104A (ja
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勝之 山本
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YAMAKATSU MINO TOEN JUGEN
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YAMAKATSU MINO TOEN JUGEN
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調理用挟具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、食品類の挟具を含めて知られる調
理用挟具としては小幅の弾性金属板材を中間で屈曲させ
てU字形とした単純な挟具や小幅の同形同大の金属板材
の2枚を間隔をおいて基端間で枢軸により連結するとと
もに該枢軸に捲装したコイルばねの弾発力により各金属
板材の先端間を開閉できるようにした挟具などがある
が、U字形の単純な挟具は限られた形態の食品類を挟ん
で取扱うには便利であっても調理用として多用すること
は困難であり、また、コイルばねの弾発力を利用した挟
具も前記同様の難点があるほかコイルばねが汚損されや
すいために長期の使用に耐えない難点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
従来の挟具にみられる問題点を解決して一般家庭のほか
料理業者においても便宜に多用できる調理用挟具を提供
するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る調理用挟具
は、一方の挟部材の扁平な柄の基端部に角窓孔を設けて
該角窓孔には一端を前記柄に固定した波形板ばねを対向
させるとともに該波形板ばねの先方部に続く遊端板部と
前記角窓孔の開口端縁に形成した下向き弧状部との間に
はスリットを設け、また、他方の挟部材の扁平な柄の基
端部の上下面には谷部を介し滑らかに連なる断面二つ山
状の隆起部を上下対称に設け、前記一方の挟部材の前記
スリットに前記他方の挟部材の断面二つ山状の隆起部の
谷部を鋏動と着脱可能に突き入れ連結したことを特徴と
するものである。
【0005】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例について詳細に
説明する。1は金属材よりなる匙状とした一方の挟部材
であって、該一方の挟部材1の扁平な柄1aの基端部には
角窓孔2を設けて該角窓孔2には一端を前記柄1aに固定
した波形板ばね3を対向させるとともに該波形板ばね3
の先方部に続く遊端板部3aと前記角窓孔2の開口端縁に
形成した下向き弧状部4との間にはスリット5を設けて
いる。6は同じく金属材よりなるフォーク状とした他方
の挟部材であって、該他方の挟部材6の扁平な柄6aの基
端部の上下面には谷部7、7aを介し滑らかに連なる断面
二つ山状の隆起部8、8、8a、8aを上下対称に設けてい
る。そして、前記一方の挟部材1の前記スリット5に前
記他方の挟部材6の断面二つ山状の隆起部8、8、8a、
8aの谷部7、7aを鋏動と着脱可能に突き入れ連結してい
る。なお、9は前記波形板ばね3をその一端とする平板
部において前記柄1aに固定する取付ピンを示す。
【0006】このように構成されたものは、匙状とした
一方の挟部材1の扁平な柄1aとフォーク状とした他方の
挟部材6の扁平な柄6aを片手に軽く把持して握り鋏と同
様な握り締めにより鋏動させれば、前記他方の挟部材6
はその扁平な柄6aの基端部の上下面に上下対称に設けた
谷部7、7aを介し滑らかに連なる断面二つ山状の隆起部
8、8、8a、8aの該谷部7、7aを前記一方の挟部材1の
スリット5に鋏動可能に突き入れ連結され、そして、該
スリット5は該一方の挟部材1の扁平な柄1aの基端部に
設けた角窓孔2に対向させた波形板ばね3の先方部に続
く遊端板部3aと前記角窓孔2の開口端縁の下向き弧状部
4との間に設けられているため、一方の挟部材1の柄1a
と他方の挟部材6の柄6aを把持しての鋏動は前記波形板
ばね3の的確な押し下げと復元の下に円滑且つ軽快に行
われるものであって、従って、種々の調理材料の挟みと
りは常に極めて容易にできるものである。また、一方の
挟部材1のスリット5に断面二つ山状の隆起部8、8、
8a、8aの谷部7、7aを嵌合して鋏動可能とした他方の挟
部材6は一方の挟部材1に着脱可能ともしたものであっ
て、即ち、図1、図2に示す正常状態にある他方の挟部
材6を一方の挟部材1に対し起立させてゆけば、他方の
挟部材6の基端部に設けた断面二つ山状の隆起部8、
8、8a、8aのうち谷部7、7aから最先端となる隆起部8
a、8aが一方の挟部材1の角窓孔2に対向している波形
板ばね3の先方部に続く遊端板部3aを上方から強圧して
押し下げることとなり、その結果、前記他方の挟部材6
はその断面二つ山状の隆起部8、8、8a、8aの谷部7、
7aから最先端となる前記隆起部8a、8aが前記一方の挟部
材1のスリット5から円滑に離脱して一方の挟部材1は
図3に示すように単一の匙体となり、他方の挟部材6は
図5に示すように単一のフォーク体となるものであっ
て、また、前記と逆の手順をとれば、簡単に他方の挟部
材6が一方の挟部材1に着装された正常状態となるもの
である。しかして、前記のようにして分離されることに
より単一の匙体となった一方の挟部材1と単一のフォー
ク体となった他方の挟部材6とは各別に両手に把持する
ことができるため、例えばサラダを作る場合に必要量の
生野菜その他の材料を反転させつつ混和するのに便宜で
あるほか作られたサラダを適量ずつ皿に分けるにもその
まま使用できるものであって、また、一方の挟部材1お
よび他方の挟部材6はその各先端の挟部を匙状或いはフ
ォーク状とするほかの形態として多数準備しておけば、
種々の組み合せによって用途の異なる調理用挟具を即座
に提供できる大きな利点もあるものであり、しかも、他
方の挟部材6はその基端部上下面に上下対称に設けられ
た断面二つ山状の隆起部8、8、8a、8aを上下反転した
状態として一方の挟部材1と連結させることもできるた
め、調理挟具として広く多用できるものである。
【0007】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、一方の挟部材に波形板ばねを利用したスリットを設
けるとともに他方の挟部材に断面二つ山状の隆起部を上
下対称に設けることによって一方の挟部材と他方の挟部
材の連結された調理用挟具として正常に片手で使用でき
るほか一方の挟部材と他方の挟部材を分離することによ
って各別に両手に把持して使用することも簡単にできる
ものであり、形態の異なる各種食品材料に広く使用でき
るうえ複雑な構成部材を有しないために損傷のおそれな
く長期使用できるという効果もあるものであって、工業
的価値大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく一部切欠断面図である。
【図3】一方の挟部材の斜視図である。
【図4】一方の挟部材の要部の一部切欠斜視図である。
【図5】他方の挟部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 一方の挟部材 1a 扁平な柄 2 角窓孔 3 波形板ばね 3a 遊端板部 4 下向き弧状部 5 スリット 6 他方の挟部材 6a 扁平な柄 7、7a 谷部 8、8、8a、8a 断面二つ山状の隆起部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の挟部材(1) の扁平な柄(1a)の基端
    部に角窓孔(2) を設けて該角窓孔(2) には一端を前記柄
    (1a)に固定した波形板ばね(3) を対向させるとともに該
    波形板ばね(3) の先方部に続く遊端板部(3a)と前記角窓
    孔(2) の開口端縁に形成した下向き弧状部(4) との間に
    はスリット(5) を設け、また、他方の挟部材(6) の扁平
    な柄(6a)の基端部の上下面には谷部(7) 、(7a)を介し滑
    らかに連なる断面二つ山状の隆起部(8) 、(8) 、(8a)、
    (8a)を上下対称に設け、前記一方の挟部材(1) の前記ス
    リット(5) に前記他方の挟部材(6) の断面二つ山状の隆
    起部(8) 、(8) 、(8a)、(8a)の谷部(7) 、(7a)を鋏動と
    着脱可能に突き入れ連結したことを特徴とする調理用挟
    具。
JP6070879A 1994-04-08 1994-04-08 調理用挟具 Expired - Lifetime JP2557194B2 (ja)

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JPH07275104A JPH07275104A (ja) 1995-10-24
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JP5970642B1 (ja) 2016-01-17 2016-08-17 株式会社インフィニティング 食器

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