JP3231120B2 - 図面管理システム - Google Patents
図面管理システムInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、設計図面を管理する
図面管理システムに関する。
図面管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭61−278973号公報
に示されているようなCADシステムにおける図面の管
理は、その図面について修正,変更,登録,更新,削除等の
各種の作業を行っている途中では排他制御を行って管理
している。具体的には、設計者が図面の変更、すわなち
部品(属性情報)の変更を行っている場合、その作業を
実際に行っている期間、設計者以外の者はその部品につ
いての変更や削除が行えないようにして、属性情報の最
低限の整合を確保している。
に示されているようなCADシステムにおける図面の管
理は、その図面について修正,変更,登録,更新,削除等の
各種の作業を行っている途中では排他制御を行って管理
している。具体的には、設計者が図面の変更、すわなち
部品(属性情報)の変更を行っている場合、その作業を
実際に行っている期間、設計者以外の者はその部品につ
いての変更や削除が行えないようにして、属性情報の最
低限の整合を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ある程度の
規模の設計業務(商品開発や仕様変更)では設計情報
(部品属性や図面属性など)を作成,変更する場合に、
その作業が完了するまである程度の期間が必要であり、
その期間中は対象の設計情報を担当の設計者が最後に操
作したときの状態で保持しなければならない。また、設
計業務のほとんどは、一人の担当者が全ての設計を行う
のではなく、プロジェクト体制,チーム体制で行い、な
お且つ一人の設計者は同時に複数のプロジェクトやチー
ムの中で設計業務を行っている。
規模の設計業務(商品開発や仕様変更)では設計情報
(部品属性や図面属性など)を作成,変更する場合に、
その作業が完了するまである程度の期間が必要であり、
その期間中は対象の設計情報を担当の設計者が最後に操
作したときの状態で保持しなければならない。また、設
計業務のほとんどは、一人の担当者が全ての設計を行う
のではなく、プロジェクト体制,チーム体制で行い、な
お且つ一人の設計者は同時に複数のプロジェクトやチー
ムの中で設計業務を行っている。
【0004】このような状況での図面の管理において、
例えば部品の登録,変更,削除等に対する制限を、従来の
管理で行うと、異なるプロジェクト間、設計者間、属性
間での不整合の発生や標準化の妨げとなり、設計業務の
効率が低下する等の問題があった。
例えば部品の登録,変更,削除等に対する制限を、従来の
管理で行うと、異なるプロジェクト間、設計者間、属性
間での不整合の発生や標準化の妨げとなり、設計業務の
効率が低下する等の問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、設計業務の効率を向上させること
のできる図面管理システムを提供することにある。
もので、その目的は、設計業務の効率を向上させること
のできる図面管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、設計業務に基づいて作製された図面と、
その設計業務の情報を示した業務コードと前記図面の内
容を示した内容情報とその図面の設計状態を示すステー
タス等から構成した設計情報とをデータベースとして登
録しておく記憶装置と、前記図面の修正や変更等の各種
の作業を行う際に、この作業に対応した作業コードを記
憶するメモリと、このメモリに記憶された作業コード
と、前記図面に対応した前記設計情報の業務コードと、
その設計情報のステータスとの組合せの状態によりその
図面に対する各作業の許可や不許可を制御する制御手段
とを備えていることを特徴とする。
達成するため、設計業務に基づいて作製された図面と、
その設計業務の情報を示した業務コードと前記図面の内
容を示した内容情報とその図面の設計状態を示すステー
タス等から構成した設計情報とをデータベースとして登
録しておく記憶装置と、前記図面の修正や変更等の各種
の作業を行う際に、この作業に対応した作業コードを記
憶するメモリと、このメモリに記憶された作業コード
と、前記図面に対応した前記設計情報の業務コードと、
その設計情報のステータスとの組合せの状態によりその
図面に対する各作業の許可や不許可を制御する制御手段
とを備えていることを特徴とする。
【0007】
【作 用】この発明は、上記構成により、設計業務に基
づいて作製された図面と、その設計業務の情報を示した
業務コードと前記図面の内容を示した内容情報とその図
面の設計状態を示すステータス等から構成した設計情報
とが記憶装置に登録され、図面の修正や変更等の各種の
作業に対応した作業コードがメモリに記憶され、このメ
モリに記憶された作業コードと、前記図面に対応した前
記設計情報の業務コードと、その設計情報のステータス
との組合せの状態により各作業の許可や不許可を制御手
段が行うので、業務コードを例えば商品単位,部品単位,
設計プロジェクト単位等に設定しておけば、設計者以外
の者でも同じ業務に属していれば設計の変更やその他の
設計業務を行うことが可能となる。
づいて作製された図面と、その設計業務の情報を示した
業務コードと前記図面の内容を示した内容情報とその図
面の設計状態を示すステータス等から構成した設計情報
とが記憶装置に登録され、図面の修正や変更等の各種の
作業に対応した作業コードがメモリに記憶され、このメ
モリに記憶された作業コードと、前記図面に対応した前
記設計情報の業務コードと、その設計情報のステータス
との組合せの状態により各作業の許可や不許可を制御手
段が行うので、業務コードを例えば商品単位,部品単位,
設計プロジェクト単位等に設定しておけば、設計者以外
の者でも同じ業務に属していれば設計の変更やその他の
設計業務を行うことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係わる図面管理システムの
実施例を図面に基づいて説明する。
実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】図1において、1は各種のデータや各指令
等をキーボードで入力する入力装置、2は図面等を表示
するディスプレイ、3は設計した各種の設計図面を登録
しておくCADファイル(記憶装置)である。
等をキーボードで入力する入力装置、2は図面等を表示
するディスプレイ、3は設計した各種の設計図面を登録
しておくCADファイル(記憶装置)である。
【0010】4はデータベースとなる記憶装置で、この
記憶装置4には、部品情報(部品番号,部品名称,部品規
格,使用区分等)を管理する部品属性テーブル、図面情
報(図面番号,版数,図面の種類,CADファイルの格納
場所等)を管理する図面属性テーブル、部品と部品の構
成情報(親部品番号,子部品番号,子部品の個数等)を管
理する部品構成テーブル、図面とその図面に記載されて
いる部品番号の関係を管理する図面構成テーブル、部品
や図面に関係する情報を登録しておくテーブル、設計業
務情報自体(業務名称,設計チーム,担当者,発足日,締切
日等)を階層的に分類しコード化したWork-ID(WI
D)を登録しておくWIDテーブルが設けられている。
記憶装置4には、部品情報(部品番号,部品名称,部品規
格,使用区分等)を管理する部品属性テーブル、図面情
報(図面番号,版数,図面の種類,CADファイルの格納
場所等)を管理する図面属性テーブル、部品と部品の構
成情報(親部品番号,子部品番号,子部品の個数等)を管
理する部品構成テーブル、図面とその図面に記載されて
いる部品番号の関係を管理する図面構成テーブル、部品
や図面に関係する情報を登録しておくテーブル、設計業
務情報自体(業務名称,設計チーム,担当者,発足日,締切
日等)を階層的に分類しコード化したWork-ID(WI
D)を登録しておくWIDテーブルが設けられている。
【0011】WID(業務コード)は、図2に示すよう
に、商品タイプコードと、プロジェクト通し番号と、設
計チームコードと、設計者コードと、設計者通し番号の
5つの項目から構成されており、商品タイプコードとプ
ロジェクト通し番号とで設計プロジェクトコードが構成
されている。
に、商品タイプコードと、プロジェクト通し番号と、設
計チームコードと、設計者コードと、設計者通し番号の
5つの項目から構成されており、商品タイプコードとプ
ロジェクト通し番号とで設計プロジェクトコードが構成
されている。
【0012】なお、部品属性テーブルや図面属性テーブ
ルの属性項目には、その属性の様々な状態(設計中,変
更中,承認済み,廃止など)を示すステータス項目と、W
IDテーブルと関係したWID項目が設けられている。
ステータス項目にはP,M,F,Dの何れかが登録され、
Pが設計中、Mが変更、Fが承認済み、Dが廃止を意味
するものと設定してある。
ルの属性項目には、その属性の様々な状態(設計中,変
更中,承認済み,廃止など)を示すステータス項目と、W
IDテーブルと関係したWID項目が設けられている。
ステータス項目にはP,M,F,Dの何れかが登録され、
Pが設計中、Mが変更、Fが承認済み、Dが廃止を意味
するものと設定してある。
【0013】5は設計業務つまり作業WIDを記憶する
メモリで、このメモリ5に作業WIDを記憶させること
によりこの作業WIDに対応した設計業務を行うことが
可能となるようにしてある。6はCPU等からなる処理
装置(制御手段)で図面の修正,変更,作成などのCAD
機能を有している。また処理装置6は記憶装置4からの
データの読み出したり、CADファイル3の図面を読み
出してディスプレイ2に表示させたりする等の各種の制
御を行うようになっている。7はCADファイル3や記
憶装置4に記憶された各種のデータを出力する出力装置
である。
メモリで、このメモリ5に作業WIDを記憶させること
によりこの作業WIDに対応した設計業務を行うことが
可能となるようにしてある。6はCPU等からなる処理
装置(制御手段)で図面の修正,変更,作成などのCAD
機能を有している。また処理装置6は記憶装置4からの
データの読み出したり、CADファイル3の図面を読み
出してディスプレイ2に表示させたりする等の各種の制
御を行うようになっている。7はCADファイル3や記
憶装置4に記憶された各種のデータを出力する出力装置
である。
【0014】次に、上記のように構成される図面管理シ
ステムの実施例の作用を図3ないし図8に示すフロー図
を基にして説明する。
ステムの実施例の作用を図3ないし図8に示すフロー図
を基にして説明する。
【0015】ステップ1で設計者のネームを入力する。
この入力によりステップ2で初期設定されるとともに各
動作の立ち上げが可能となる。
この入力によりステップ2で初期設定されるとともに各
動作の立ち上げが可能となる。
【0016】ステップ3では、新しいWIDを使用する
か否かが判断される。すなわち、新しいWIDを作成し
て新規図面を追加するか否かが判断される。ノーであれ
ばステップ4へ進み、イエスであればステップ10へ進
む。
か否かが判断される。すなわち、新しいWIDを作成し
て新規図面を追加するか否かが判断される。ノーであれ
ばステップ4へ進み、イエスであればステップ10へ進
む。
【0017】ステップ10では、新しいWIDを作成す
るための処理が行われるもので、新規図面を追加する場
合には、図4に示すフローにしたがって処理される。
るための処理が行われるもので、新規図面を追加する場
合には、図4に示すフローにしたがって処理される。
【0018】以下、新規部品であるパルフェという商品
(間仕切パネル)の構想,企画,基本設計が開始され、パ
ルフェ量産設計プロジェクトが発足された場合を例にし
て説明する。
(間仕切パネル)の構想,企画,基本設計が開始され、パ
ルフェ量産設計プロジェクトが発足された場合を例にし
て説明する。
【0019】図4において、先ずステップ11ではパル
フェの商品コード「PA2」を入力する。この入力によ
り「PA2」が商品タイプコードとしてデータベースに
登録される。ステップ12ではパルフェ設計量産プロジ
ェクトコード「PA2,RY01」を入力する。この入
力により「PA2,RY01」が設計プロジェクトコー
ドとしてデータベースに登録される。
フェの商品コード「PA2」を入力する。この入力によ
り「PA2」が商品タイプコードとしてデータベースに
登録される。ステップ12ではパルフェ設計量産プロジ
ェクトコード「PA2,RY01」を入力する。この入
力により「PA2,RY01」が設計プロジェクトコー
ドとしてデータベースに登録される。
【0020】ステップ13では、設計業務を示すWID
を作成するために、パルフェ設計量産プロジェクトコー
ド「PA2,RY01」と例えば内装チームコード「in
t」と設計者コード「saeki」と設計者通し番号「000
1」を入力する。この入力によりデータベースに、「P
A2,RY01,int,saeki,0001」が新規なWIDと
して登録される。そして、図3のステップ4へ進む。
を作成するために、パルフェ設計量産プロジェクトコー
ド「PA2,RY01」と例えば内装チームコード「in
t」と設計者コード「saeki」と設計者通し番号「000
1」を入力する。この入力によりデータベースに、「P
A2,RY01,int,saeki,0001」が新規なWIDと
して登録される。そして、図3のステップ4へ進む。
【0021】ステップ4では、記憶装置4すなわちデー
タベースに記憶されている各種のWIDの中から所望の
WIDを選択する。ここでは、新規部品であるパルフェ
を設計するものであるから、ステップ13で登録された
WID「PA2,RY01,int,saeki,0001」を選択
する。
タベースに記憶されている各種のWIDの中から所望の
WIDを選択する。ここでは、新規部品であるパルフェ
を設計するものであるから、ステップ13で登録された
WID「PA2,RY01,int,saeki,0001」を選択
する。
【0022】この選択により、図5に示すステップ4a
ではWID「PA2,RY01,int,saeki,0001」が
メモリ5に記憶されて作業用WIDとして設定されるこ
ととなる。そして、ステップ4bで新部品番号である例
えば「ABC001」を入力してデータベースに登録さ
せる。同様に、部品名称である「間仕切パネル」を入力
してデータベースに登録させる。
ではWID「PA2,RY01,int,saeki,0001」が
メモリ5に記憶されて作業用WIDとして設定されるこ
ととなる。そして、ステップ4bで新部品番号である例
えば「ABC001」を入力してデータベースに登録さ
せる。同様に、部品名称である「間仕切パネル」を入力
してデータベースに登録させる。
【0023】これら新部品番号と部品名称をデータベー
スに登録すると、図9に示すように、部品属性テーブル
Tに登録されている部品情報V1の部品番号および部品
名称の属性項目に「ABC001」,「間仕切パネル」
がそれぞれ登録され、WIDおよびステータスの属性項
目に「PA2,RY01,int,saeki,0001」,「P」
がそれぞれ登録される。なお、部品情報Vと図面情報K
とで設計情報が構成される。
スに登録すると、図9に示すように、部品属性テーブル
Tに登録されている部品情報V1の部品番号および部品
名称の属性項目に「ABC001」,「間仕切パネル」
がそれぞれ登録され、WIDおよびステータスの属性項
目に「PA2,RY01,int,saeki,0001」,「P」
がそれぞれ登録される。なお、部品情報Vと図面情報K
とで設計情報が構成される。
【0024】ステップ4cでは、新図面番号である例え
ば「ZBC001」と図面名称である「間仕切パネル部
品図」を入力してこれらをデータベースに登録させる。
この登録により、図10に示すように、図面属性テーブ
ルSの図面情報K1の図面番号,版数,図面名称の属性項
目に「ZBC001」,「000」,「間仕切パネル部品
図」が登録され、WIDおよびステータスの属性項目に
「PA2,RY01,int,saeki,0001」,「P」が登
録される。そして、ステップ5へ進む。
ば「ZBC001」と図面名称である「間仕切パネル部
品図」を入力してこれらをデータベースに登録させる。
この登録により、図10に示すように、図面属性テーブ
ルSの図面情報K1の図面番号,版数,図面名称の属性項
目に「ZBC001」,「000」,「間仕切パネル部品
図」が登録され、WIDおよびステータスの属性項目に
「PA2,RY01,int,saeki,0001」,「P」が登
録される。そして、ステップ5へ進む。
【0025】ステップ5では、図面作成処理が行われる
ものであり、この処理は図6に示すフローにしたがって
行われる。
ものであり、この処理は図6に示すフローにしたがって
行われる。
【0026】図6において、ステップ20では図面枠を
呼び出すとともに作成する図面の図面番号を指定する。
ここでは、間仕切パネル部品図を作成するものであるか
ら「ZBC001」を指定する。この指定により、図1
0に示す図面属性テーブルSに記録されている図面情報
K1の各属性項目が読み出される。
呼び出すとともに作成する図面の図面番号を指定する。
ここでは、間仕切パネル部品図を作成するものであるか
ら「ZBC001」を指定する。この指定により、図1
0に示す図面属性テーブルSに記録されている図面情報
K1の各属性項目が読み出される。
【0027】そして、ステップ21では読み出した図面
情報K1のWIDとステップ4aで設定した作業用WID
とが一致しているか否かと、図面情報K1のステータス
がPであるか否かが判断される。ノーと判断されると、
つまり、図面情報K1のWIDと作業用WIDとが一致
していない場合、あるいはステータスがPでないとき、
ステップ4aに戻る。
情報K1のWIDとステップ4aで設定した作業用WID
とが一致しているか否かと、図面情報K1のステータス
がPであるか否かが判断される。ノーと判断されると、
つまり、図面情報K1のWIDと作業用WIDとが一致
していない場合、あるいはステータスがPでないとき、
ステップ4aに戻る。
【0028】ステップ21でイエスと判断されると、つ
まり、図面情報K1のWIDと作業用WIDとが一致し
且つ図面情報K1のステータスがPのときステップ22
へ進み、ステップ22ではCADシステム機能により作
図を行う。この作図のとき、図面内に部品表欄を作成
し、この部品欄に部品番号「ABC001」を記載部品
として記入するとともに登録する(ステップ23)。
まり、図面情報K1のWIDと作業用WIDとが一致し
且つ図面情報K1のステータスがPのときステップ22
へ進み、ステップ22ではCADシステム機能により作
図を行う。この作図のとき、図面内に部品表欄を作成
し、この部品欄に部品番号「ABC001」を記載部品
として記入するとともに登録する(ステップ23)。
【0029】ステップ24では、図9に示す部品情報V
1のWIDとステップ4aで設定した作業用WIDとが一
致し且つ部品情報V1のステータスがPであるか否かが
判断される。ノーと判断されるとステップ11へ戻り、
イエスと判断されるとステップ25へ進む。ステップ2
5では、ステップ22で作成した図面をCADファイル
3に登録する。
1のWIDとステップ4aで設定した作業用WIDとが一
致し且つ部品情報V1のステータスがPであるか否かが
判断される。ノーと判断されるとステップ11へ戻り、
イエスと判断されるとステップ25へ進む。ステップ2
5では、ステップ22で作成した図面をCADファイル
3に登録する。
【0030】図面の作成が完了しないで仕事を終了する
場合には、ステップ8,9を経て、すなわち各装置の立
ち上げを終了させ、ログアウトを行ってステップ1へ戻
る。
場合には、ステップ8,9を経て、すなわち各装置の立
ち上げを終了させ、ログアウトを行ってステップ1へ戻
る。
【0031】そして、後日、CADファイル3に登録し
た図面を引続き作成したり修正したりする場合には、上
記と同様にしてステップ1,2を経てステップ3へ進め
る。ステップ3では、既にデータベースに登録したWI
Dを使用するのでノーと判断させてステップ4へ進ませ
る。
た図面を引続き作成したり修正したりする場合には、上
記と同様にしてステップ1,2を経てステップ3へ進め
る。ステップ3では、既にデータベースに登録したWI
Dを使用するのでノーと判断させてステップ4へ進ませ
る。
【0032】ステップ4では、作業用WIDとして「P
A2,RY01,int,saeki,0001」を選択する。この
WIDがメモリ5に記憶される。そして、上記と同様に
して図5に示す処理フローにしたがって作図を行ってい
けばよい。
A2,RY01,int,saeki,0001」を選択する。この
WIDがメモリ5に記憶される。そして、上記と同様に
して図5に示す処理フローにしたがって作図を行ってい
けばよい。
【0033】ステップ22での作図によりその作図が完
了した場合、ステップ6で作図が完了したことをフラグ
を立てて設定し、ステップ7でWIDが「PA2,RY
01,int,saeki,0001」の出図承認宣言を行う。
了した場合、ステップ6で作図が完了したことをフラグ
を立てて設定し、ステップ7でWIDが「PA2,RY
01,int,saeki,0001」の出図承認宣言を行う。
【0034】この出図承認宣言により、WIDが「PA
2,RY01,int,saeki,0001」となっている部品属
性テーブルTおよび図面属性テーブルSに登録されてい
る部品情報V,図面情報Kの全てのステータスPがFと
なる。すなわち、図9および図10示す部品情報V1,図
面情報K1のステータスPがFとなって図11および図
12に示す部品情報V2,図面情報K2となる。
2,RY01,int,saeki,0001」となっている部品属
性テーブルTおよび図面属性テーブルSに登録されてい
る部品情報V,図面情報Kの全てのステータスPがFと
なる。すなわち、図9および図10示す部品情報V1,図
面情報K1のステータスPがFとなって図11および図
12に示す部品情報V2,図面情報K2となる。
【0035】ステータスがFになることにより、これら
部品情報V2および図面情報K2の部品や図面はこの状態
では誰も変更や削除することはできないこととなる。ま
た、どのWIDを作業用WIDに設定しても変更および
削除はできないことになる。
部品情報V2および図面情報K2の部品や図面はこの状態
では誰も変更や削除することはできないこととなる。ま
た、どのWIDを作業用WIDに設定しても変更および
削除はできないことになる。
【0036】WIDに「PA2,RY01,int,saeki,0
001」を指定して工場用データを各属性テーブルより
抽出すると、WID項目に「PA2,RY01,int,saek
i,0001」が設定されている全ての属性テーブルから
データが抽出される。なお、WIDは業務単位に設定し
ているので、業務単位での属性の承認、データの出力が
可能となる。
001」を指定して工場用データを各属性テーブルより
抽出すると、WID項目に「PA2,RY01,int,saek
i,0001」が設定されている全ての属性テーブルから
データが抽出される。なお、WIDは業務単位に設定し
ているので、業務単位での属性の承認、データの出力が
可能となる。
【0037】次に、承認した部品および図面に対する仕
様変更業務が発生した場合について説明する。以下、部
品「ABC001」および図面「ZBC001」の仕様
変更が発生した場合について説明する。
様変更業務が発生した場合について説明する。以下、部
品「ABC001」および図面「ZBC001」の仕様
変更が発生した場合について説明する。
【0038】先ず、ステップ1からステップ2まで上記
と同様に進め、さらにステップ3からステップ10へ進
ませる。そして、図7および図8に示すフローにしたが
って処理していく。
と同様に進め、さらにステップ3からステップ10へ進
ませる。そして、図7および図8に示すフローにしたが
って処理していく。
【0039】図7および図8において、ステップ31で
は仕様変更用のWIDを登録する。例えば「XX1,X
X92,int,takano,0001」を登録する。なお、「X
X1,XX92」は仕様変更用設計プロジェクトコード
であり、「int」は設計チームコード、「takano」は設
計者コード、「0001」は設計者通し番号である。
は仕様変更用のWIDを登録する。例えば「XX1,X
X92,int,takano,0001」を登録する。なお、「X
X1,XX92」は仕様変更用設計プロジェクトコード
であり、「int」は設計チームコード、「takano」は設
計者コード、「0001」は設計者通し番号である。
【0040】ステップ32では、作業用WID「XX
1,XX92,int,takano,0001」を設定する。つま
り、メモリ5に作業用WIDを記憶させる。そして、ス
テップ33で変更する部品番号「ABC001」を入力
し、この部品番号について変更宣言を行う。
1,XX92,int,takano,0001」を設定する。つま
り、メモリ5に作業用WIDを記憶させる。そして、ス
テップ33で変更する部品番号「ABC001」を入力
し、この部品番号について変更宣言を行う。
【0041】ステップ34では、部品番号「ABC00
1」のステータスが「F」であるか否かが判断されると
ともに、その部品番号「ABC001」のWIDと作業
用WIDとが異なっているか否かが判断される。ノーの
とき、すなわちステータスが「F]でないとき、あるい
はWIDと作業用WIDとが一致しているときステップ
31へ戻り、イエスのとき、すなわちステータスが
「F]で且つWIDと作業用WIDとが一致していない
とき、ステップ35へ進む。
1」のステータスが「F」であるか否かが判断されると
ともに、その部品番号「ABC001」のWIDと作業
用WIDとが異なっているか否かが判断される。ノーの
とき、すなわちステータスが「F]でないとき、あるい
はWIDと作業用WIDとが一致しているときステップ
31へ戻り、イエスのとき、すなわちステータスが
「F]で且つWIDと作業用WIDとが一致していない
とき、ステップ35へ進む。
【0042】ステップ35では、部品属性テーブルTに
登録されている部品番号「ABC001」の部品情報V
2(図11参照)データが読み込まれ、ステップ36で
部品情報V2のステータスが「F]から「M」へ変更さ
れる。つまり、図13に示すように、部品情報V2から
部品情報V3へ変更されることとなる。
登録されている部品番号「ABC001」の部品情報V
2(図11参照)データが読み込まれ、ステップ36で
部品情報V2のステータスが「F]から「M」へ変更さ
れる。つまり、図13に示すように、部品情報V2から
部品情報V3へ変更されることとなる。
【0043】ステップ37では、属性のコピーが行われ
る。すなわち、部品番号「ABC001」,部品名称
「間仕切パネル」がコピーされ、WIDが「XX1,X
X92,int,takano,0001」に設定され、ステータス
が「P」に設定された図面情報V4(図13のA参照)
がデータベースに登録される。
る。すなわち、部品番号「ABC001」,部品名称
「間仕切パネル」がコピーされ、WIDが「XX1,X
X92,int,takano,0001」に設定され、ステータス
が「P」に設定された図面情報V4(図13のA参照)
がデータベースに登録される。
【0044】ステップ38で変更する部品名称を入力す
る。例えば、「パルフェ用間仕切パネル」を入力する
と、部品名称が「間仕切パネル」から「パルフェ用間仕
切パネル」に変更された部品情報V5となってデータベ
ースに登録される。すなわち、図14のAから図14の
Bとなってデータベースに登録される。
る。例えば、「パルフェ用間仕切パネル」を入力する
と、部品名称が「間仕切パネル」から「パルフェ用間仕
切パネル」に変更された部品情報V5となってデータベ
ースに登録される。すなわち、図14のAから図14の
Bとなってデータベースに登録される。
【0045】ステップ39では、CADファイル3に登
録されている図面(図面番号ZBC001の図面)が読
み出される。そして、仕様変更に応じてその図面の修
正,変更を行う。
録されている図面(図面番号ZBC001の図面)が読
み出される。そして、仕様変更に応じてその図面の修
正,変更を行う。
【0046】ステップ40では、図面の修正,変更が終
了したらその図面を承認するか否かが判断される。イエ
スであればステップ41へ進み、ノーであればステップ
42へ進む。
了したらその図面を承認するか否かが判断される。イエ
スであればステップ41へ進み、ノーであればステップ
42へ進む。
【0047】ステップ41では、修正,変更の終えた図
面を承認すると、図13に示す部品情報V3のデータが
データベースから削除されるとともに、図14のBに示
す部品情報V5のステータスが「P」から「F」に変更
されてデータベースに登録されて終了する。
面を承認すると、図13に示す部品情報V3のデータが
データベースから削除されるとともに、図14のBに示
す部品情報V5のステータスが「P」から「F」に変更
されてデータベースに登録されて終了する。
【0048】ステップ42では、部品属性テーブルTか
ら図14のBに示す部品情報V5を削除するか否かが判
断される。ノーであればステップ39へ戻り、イエスで
あればステップ43へ進む。
ら図14のBに示す部品情報V5を削除するか否かが判
断される。ノーであればステップ39へ戻り、イエスで
あればステップ43へ進む。
【0049】ステップ43では、部品属性テーブルTか
ら図14のBに示す部品情報V5を削除する。この削除
を行うと、図13のBに示す部品情報V3が元の部品情
報V2に戻る。すなわち、ステータスが「M」から
「F」に戻ることとなる(ステップ44)。つまり、図
13のBから図13のAに戻る。なお、図14のAに示
す部品情報V4を削除しても図13のBから図13のA
に戻る。
ら図14のBに示す部品情報V5を削除する。この削除
を行うと、図13のBに示す部品情報V3が元の部品情
報V2に戻る。すなわち、ステータスが「M」から
「F」に戻ることとなる(ステップ44)。つまり、図
13のBから図13のAに戻る。なお、図14のAに示
す部品情報V4を削除しても図13のBから図13のA
に戻る。
【0050】ところで、図13に示す部品情報V3はス
テータスが「M」なので、この部品情報V3の属性項目
はだれも変更することはできないこととなるが、図14
に示す部品情報V4,V5はステータスが「P」なので、
作業WIDに部品情報V4,V5のWID項目と同じもの
と設定すれば、部品情報V4,V5の属性項目を変更する
ことが可能である。
テータスが「M」なので、この部品情報V3の属性項目
はだれも変更することはできないこととなるが、図14
に示す部品情報V4,V5はステータスが「P」なので、
作業WIDに部品情報V4,V5のWID項目と同じもの
と設定すれば、部品情報V4,V5の属性項目を変更する
ことが可能である。
【0051】図15には作業WIDと属性WIDとステ
ータスとの関係によって属性の変更、属性に対する変更
宣言または廃止の可,不可を表わした真理表を示す。図
15において[O」が可を示し、「×」が不可を示す。
なお、上記システムは「出図承認宣言」「WID完了」
「プロジェクト完了」等の機能を有しているが、これら
機能を作動させる際には作業WIDは関係しない。
ータスとの関係によって属性の変更、属性に対する変更
宣言または廃止の可,不可を表わした真理表を示す。図
15において[O」が可を示し、「×」が不可を示す。
なお、上記システムは「出図承認宣言」「WID完了」
「プロジェクト完了」等の機能を有しているが、これら
機能を作動させる際には作業WIDは関係しない。
【0052】ここで、「プロジェクト完了」機能は、プ
ロジェクト属性テーブルに登録されているプロジェクト
属性を完了(失効日を登録)させ、完了されたプロジェ
クト属性はWIDの項目として登録することができなく
させる機能である。この機能により、既に完了済みのプ
ロジェクトに関するWIDの新たな登録を防止すること
ができる。
ロジェクト属性テーブルに登録されているプロジェクト
属性を完了(失効日を登録)させ、完了されたプロジェ
クト属性はWIDの項目として登録することができなく
させる機能である。この機能により、既に完了済みのプ
ロジェクトに関するWIDの新たな登録を防止すること
ができる。
【0053】「WID完了」機能は、WID属性テーブ
ルに登録されているWID属性を完了(失効日を登録)
させるもので、完了されたWID属性は作業用WIDと
して宣言することができなくさせる機能である。この機
能により、既に完了済みの設計業務に関する部品属性、
図面属性などの新たな登録や属性項目の変更を防止する
ことができる。また、WID属性自体の削除は、そのW
IDがどの属性にも登録されていない場合だけに許可さ
れる。
ルに登録されているWID属性を完了(失効日を登録)
させるもので、完了されたWID属性は作業用WIDと
して宣言することができなくさせる機能である。この機
能により、既に完了済みの設計業務に関する部品属性、
図面属性などの新たな登録や属性項目の変更を防止する
ことができる。また、WID属性自体の削除は、そのW
IDがどの属性にも登録されていない場合だけに許可さ
れる。
【0054】また、部品情報Vや図面情報Kのステータ
スが「P」のとき、WIDと作業用WIDとが一致する
場合のときだけ属性に対する変更,削除が許可される
が、部品を構成部品の子部品として登録する場合には、
作業用WIDと属性のWIDの第1項目と第2項目(設
計プロジェクトコード)が一致すれば部品構成の登録が
許可されるようにしてある。これにより、設計途中で未
承認の部品を子部品として使用することを、全く異なる
設計業務では禁止するが、関連のある設計業務(同じ設
計プロジェクト)では許可することが可能になり、属性
間のWIDおよびステータスの整合性を確保することが
できる。
スが「P」のとき、WIDと作業用WIDとが一致する
場合のときだけ属性に対する変更,削除が許可される
が、部品を構成部品の子部品として登録する場合には、
作業用WIDと属性のWIDの第1項目と第2項目(設
計プロジェクトコード)が一致すれば部品構成の登録が
許可されるようにしてある。これにより、設計途中で未
承認の部品を子部品として使用することを、全く異なる
設計業務では禁止するが、関連のある設計業務(同じ設
計プロジェクト)では許可することが可能になり、属性
間のWIDおよびステータスの整合性を確保することが
できる。
【0055】ステータスには「D:廃止」があるが、こ
れは、現在その属性が廃止されていることを意味し、こ
の状態の属性に対する変更および削除、また、この状態
の部品を部品構成の子部品として新たに登録することは
どのような場合であっても許可されない。また、既にこ
の状態の部品が部品構成の親部品または子部品として登
録されている場合には、その部品構成自体のステータス
も必ず「D」となっている。
れは、現在その属性が廃止されていることを意味し、こ
の状態の属性に対する変更および削除、また、この状態
の部品を部品構成の子部品として新たに登録することは
どのような場合であっても許可されない。また、既にこ
の状態の部品が部品構成の親部品または子部品として登
録されている場合には、その部品構成自体のステータス
も必ず「D」となっている。
【0056】「変更宣言」および「廃止宣言」は対象の
属性をひとつだけ指定して行う。指定される属性は、ス
テータスが「F」であり、WID項目に登録されている
WIDがそのときの作業用WIDと異なっている必要が
ある(ステータスがFの属性WID項目には、その属性
を承認したWIDが登録されており、同じ属性を承認し
たときと同じWIDで変更または廃止することを禁止し
ている)。このことにより、承認したときとき設計業務
と、変更または廃止することの設計業務を確実に区別す
ることができる。
属性をひとつだけ指定して行う。指定される属性は、ス
テータスが「F」であり、WID項目に登録されている
WIDがそのときの作業用WIDと異なっている必要が
ある(ステータスがFの属性WID項目には、その属性
を承認したWIDが登録されており、同じ属性を承認し
たときと同じWIDで変更または廃止することを禁止し
ている)。このことにより、承認したときとき設計業務
と、変更または廃止することの設計業務を確実に区別す
ることができる。
【0057】「変更宣言」の機能は、版数管理をされて
いない属性に対する場合と、版数管理をされている属性
に対する場合とで少し異なる。
いない属性に対する場合と、版数管理をされている属性
に対する場合とで少し異なる。
【0058】版数管理をされていない属性に対する場合
は、指定された属性のステータスをFからMに変更し、
同時に、ステータスがPでその他の項目は指定された属
性と同じである新しい属性を登録することである。
は、指定された属性のステータスをFからMに変更し、
同時に、ステータスがPでその他の項目は指定された属
性と同じである新しい属性を登録することである。
【0059】版数管理をされている属性に対する場合
は、指定された属性のステータスをFからMに変更し、
同時に、指定された属性の版数よりひとつ大きい版数を
持ち、ステータスがPでその他の項目は指定された属性
と同じである新しい属性を登録することである。
は、指定された属性のステータスをFからMに変更し、
同時に、指定された属性の版数よりひとつ大きい版数を
持ち、ステータスがPでその他の項目は指定された属性
と同じである新しい属性を登録することである。
【0060】「廃止宣言」の機能は、版数管理されてい
るいないに拘らず、指定された属性のステータスをFか
らMに変更し、同時にステータスがPでその他の項目は
指定された属性と同じである新しい属性を登録すること
である。「廃止宣言」を部品構成の親部品または子部品
として登録されている部品属性に対して行う場合には、
最初にその部品構成を「廃止宣言」しておく必要があ
る。この制限により承認された状態の部品構成(ステー
タス:F)の親部品や子部品に廃止部品が含まれること
を防止し、属性間にステータスの整合性を確保する。
るいないに拘らず、指定された属性のステータスをFか
らMに変更し、同時にステータスがPでその他の項目は
指定された属性と同じである新しい属性を登録すること
である。「廃止宣言」を部品構成の親部品または子部品
として登録されている部品属性に対して行う場合には、
最初にその部品構成を「廃止宣言」しておく必要があ
る。この制限により承認された状態の部品構成(ステー
タス:F)の親部品や子部品に廃止部品が含まれること
を防止し、属性間にステータスの整合性を確保する。
【0061】「承認宣言」は、WIDを指定して行う。
承認の対象となる属性は、ステータがPで指定されたW
IDと同じWIDが登録されているものとなる。WID
の指定は、全項目を指定する必要はなく、第1項目から
必要な項目までを指定すればよいので、ある1つの設計
業務によって作成された属性だけを承認対象にすること
もできるし、ある1つのプロジェクトによって作成され
た全ての属性を承認対象することもできる。
承認の対象となる属性は、ステータがPで指定されたW
IDと同じWIDが登録されているものとなる。WID
の指定は、全項目を指定する必要はなく、第1項目から
必要な項目までを指定すればよいので、ある1つの設計
業務によって作成された属性だけを承認対象にすること
もできるし、ある1つのプロジェクトによって作成され
た全ての属性を承認対象することもできる。
【0062】「承認宣言」の機能は、対象となる属性が
「変更宣言」によって作成されたものである場合、「変
更宣言」機能と同様に対象となる属性が、版数管理され
ているかいないかで少し異なる。
「変更宣言」によって作成されたものである場合、「変
更宣言」機能と同様に対象となる属性が、版数管理され
ているかいないかで少し異なる。
【0063】対象となる属性が版数管理されていない場
合、ステータスをPからFに変更し、対象の属性と対で
存在していたステータスがMの属性を削除することであ
る。
合、ステータスをPからFに変更し、対象の属性と対で
存在していたステータスがMの属性を削除することであ
る。
【0064】対象となる属性が版数管理されている場
合、ステータスをPからFに変更し、対象の属性と対で
存在していたステータスがMの属性(対象の属性の版数
より、ひとつ小さい版数をもっている)のステータスを
Dに変更することである。
合、ステータスをPからFに変更し、対象の属性と対で
存在していたステータスがMの属性(対象の属性の版数
より、ひとつ小さい版数をもっている)のステータスを
Dに変更することである。
【0065】対象となる属性が「廃止宣言」によって作
成されたものであれば、版数管理の有無に拘らずステー
タスをPからDに変更し、対象の属性と対で存在してい
たステータスがMの属性を削除することである。
成されたものであれば、版数管理の有無に拘らずステー
タスをPからDに変更し、対象の属性と対で存在してい
たステータスがMの属性を削除することである。
【0066】以上説明したように、このシステムでは、
作業WIDと属性WIDとステータスとの関係によって
属性の変更、属性に対する変更宣言または廃止の許可,
不許可を行なっているので、設計者以外の者でも同じ業
務に属していれば設計の変更やその他の設計業務を行う
ことができ、設計業務単位(商品単位,部品単位,設計プ
ロジェクト単位,個人担当単位)での設計業務の効率を
向上させることができる。また、異なるプロジェクト
間、設計者間、属性間での整合や標準化を図ることが容
易となり、設計業務単位での設計情報の量とそれらの状
態を把握することが正確に、また容易に行える。
作業WIDと属性WIDとステータスとの関係によって
属性の変更、属性に対する変更宣言または廃止の許可,
不許可を行なっているので、設計者以外の者でも同じ業
務に属していれば設計の変更やその他の設計業務を行う
ことができ、設計業務単位(商品単位,部品単位,設計プ
ロジェクト単位,個人担当単位)での設計業務の効率を
向上させることができる。また、異なるプロジェクト
間、設計者間、属性間での整合や標準化を図ることが容
易となり、設計業務単位での設計情報の量とそれらの状
態を把握することが正確に、また容易に行える。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、設計者以外の者でも同じ業務に属していれば設計
の変更やその他の設計業務を行うことができ、設計業務
単位(商品単位,部品単位,設計プロジェクト単位,個人
担当単位)での設計業務の効率を向上させることができ
る。また、異なるプロジェクト間、設計者間、属性間で
の整合や標準化を図ることが容易となり、設計業務単位
での設計情報の量とそれらの状態を把握することが正確
に、また容易に行える。
れば、設計者以外の者でも同じ業務に属していれば設計
の変更やその他の設計業務を行うことができ、設計業務
単位(商品単位,部品単位,設計プロジェクト単位,個人
担当単位)での設計業務の効率を向上させることができ
る。また、異なるプロジェクト間、設計者間、属性間で
の整合や標準化を図ることが容易となり、設計業務単位
での設計情報の量とそれらの状態を把握することが正確
に、また容易に行える。
【図1】この発明に係わる図面管理システムの構成を示
したブロック図。
したブロック図。
【図2】WIDの構成を示した説明図。
【図3】図1の処理装置の動作を示した概略フロー図。
【図4】WIDの処理を示すたフロー図。
【図5】WIDの処理を示したフロー図。
【図6】図面の作成処理を示したフロー図。
【図7】図面の修正,変更を行う処理を示したフロー
図。
図。
【図8】図面の修正,変更を行う処理を示したフロー
図。
図。
【図9】部品属性テーブルに登録された部品情報を示し
た説明図。
た説明図。
【図10】図面属性テーブルに登録された図面情報を示
した説明図。
した説明図。
【図11】部品属性テーブルに登録された部品情報を示
した説明図。
した説明図。
【図12】図面属性テーブルに登録された図面情報を示
した説明図。
した説明図。
【図13】部品属性テーブルに登録された部品情報を示
した説明図。
した説明図。
【図14】部品属性テーブルに登録された部品情報を示
した説明図。
した説明図。
【図15】属性の変更などの許可、不許可を示した真理
表である。
表である。
3 CADファイル 4 記憶装置 5 メモリ 6 処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】設計業務に基づいて作製された図面と、そ
の設計業務の情報を示した業務コードと前記図面の内容
を示した内容情報とその図面の設計状態を示すステータ
ス等から構成した設計情報とをデータベースとして登録
しておく記憶装置と、 前記図面の修正や変更等の各種の作業を行う際に、この
作業に対応した作業コードを記憶するメモリと、 このメモリに記憶された作業コードと、前記図面に対応
した前記設計情報の業務コードと、その設計情報のステ
ータスとの組合せの状態によりその図面に対する各作業
の許可や不許可を制御する制御手段とを備えていること
を特徴とする図面管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01851093A JP3231120B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 図面管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01851093A JP3231120B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 図面管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06231193A JPH06231193A (ja) | 1994-08-19 |
JP3231120B2 true JP3231120B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=11973631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01851093A Expired - Fee Related JP3231120B2 (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | 図面管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231120B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP01851093A patent/JP3231120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06231193A (ja) | 1994-08-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |